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    元スレ凛「携帯電話なんて通話できればいいでしょ?」セイバー「ですね」

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    みんなの評価 : ★★
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    51 = 1 :

    アーチャー「君はあれか。その携帯電話にフィルムでも入っていると思っているのかな?」

    「そうじゃないの?カメラって基本、そうでしょ?」

    アーチャー「……」

    「な、なによ……?」

    アーチャー「いいか?デジタル化された電子データとしてだな」

    「??????」

    アーチャー「もういい。貸せ」

    「あ……」

    アーチャー「いいか?ここのフォルダというところを選択する」

    「うん」

    アーチャー「すると、保存した写真が閲覧できる」

    「す、すごいじゃない!!」

    アーチャー「それぐらい触っていればわかるだろうに」

    「こ、壊れたら大変じゃないの……!」

    アーチャー「携帯電話はそんなに柔ではない」

    52 = 8 :

    あぁそんなこと言ったらぶっ壊すフラグに

    53 = 1 :

    「ふーん……こうやって見るのね……なるほどねー」

    ピリリリ

    「あ、電話。はい、遠坂ですけど?」

    「あれ?もしもし?もしもーし?」

    アーチャー「凛、良く見ろ」

    「え?押すボタンは間違えてないと思うけど……」

    アーチャー「違う。着信ではない。その携帯は今、受信したんだ」

    「電波を?」

    アーチャー「……メールだ」

    「ふーん。メールね……えっと……どうするのかしら……?」

    アーチャー「……」

    「あれ……ここかしら……?ん?アプリを選択?ここにメールが……?」

    アーチャー「……」イラッ

    「もう!!腹たつわね!!」

    アーチャー「もういい!貸してみろ!!見てられん!!」

    54 = 1 :

    「なによ……えらそうに……」

    アーチャー「どうやら桜からメールが届いたようだな。ほら」

    「んー?」

    『姉さん、明日の晩御飯はどうしますか?』

    「そっか。この程度の連絡を交わすのにメールは適しているわけね」

    「……」

    アーチャー「どうした?」

    「返事はどうやって返せばいいの?」

    アーチャー「そこからか……。返信というところがあるだろ?」

    「あるわね」ピッ

    アーチャー「で、文字を打つ」

    「……どこで?」

    アーチャー「ダイヤルボタンだ。1があ行、2がか行になっているだろう」

    「連続で押せば文字がかわるのね。ふんふん……」ポチポチ

    アーチャー「全く、猫に小判だな」

    55 :

    むしろなんで携帯買ったんだよwwwwwwww

    56 :

    >>25
    こういうのマジ勘弁

    57 = 1 :

    衛宮邸 桜の部屋

    「あ、姉さんから帰ってきた」

    「どれどれ……」

    『あしたはわたしがつくるからさくらはかえつてまつてていいわよ』

    「……」

    ライダー「桜?画面を見て硬直していますが、なにか?」

    「ううん。驚いただけ」

    ライダー「そうですか」

    「えっと……分かりましたっと」ポチポチ

    「送信」

    ライダー「……しかし、桜。私まで携帯電話を頂いてよかったのですか?」

    「うん。気にしないでいいよ」

    ライダー「ありがとうございます」

    「使いこなしてる?」

    ライダー「まぁ、なんとなくは。このお財布ケータイという機能が非常に便利ですね。簡素な買い物ならすぐに済みますし」

    58 = 26 :

    次は濁点と小さい文字で苦戦するんだな

    59 :

    これでも電子機器の扱いはパパよりは上なんだろう

    60 :

    スマホ見せたら倒れるんじゃないか?

    61 :

    私の娘がこんなに情強なはずがない

    62 = 60 :

    情……強……?

    63 = 1 :

    居間

    士郎「うーん……」

    ライダー「士郎、まだ寝ないのですか?」

    士郎「あ、ライダー」

    ライダー「それは……携帯電話のカタログですか」

    士郎「藤ねえに頼んで持ってきてもらったんだ」

    ライダー「どうして?」

    士郎「俺も携帯持ったほうがいいかなって」

    ライダー「え?」

    士郎「実は考えてなかったわけじゃないんだ。ネコさんも持ってくれたほうがありがたいって言ってたし」

    ライダー「なるほど。私と同様に仕事のためですか」

    士郎「うん。あとセイバーがほしいっていってるから。この際、まとめて加入しようかなって」

    ライダー「セイバーにですか?必要ですか、彼女に」

    士郎「最近は外出することもあるし、欲しいんだってさ」

    ライダー「無駄なようなきもしますが……」

    64 = 26 :

    イリヤがおこさまケータイ持ってたら萌えるな

    65 :

    久々に面白いスレみたわー

    66 = 60 :

    ホロウじゃ携帯もつのは消極的だったなシロウ

    67 = 1 :

    ライダー「それで、どのような機種に?」

    士郎「俺はシンプルなのでいいかなって。通話とメールさえできれば文句ないし」

    ライダー「ふむ」

    士郎「ただ、セイバーはやっぱり最新のタッチパネル式のやつがいいかなって思うんだけど」

    ライダー「え……」

    士郎「携帯電話って結構するんだな」

    ライダー「士郎?」

    士郎「なんだ?」

    ライダー「セイバーにそんな高機能の物を持たせる意味が……」

    士郎「でも、俺と一緒のじゃセイバーは退屈だろうから」

    ライダー「……」

    士郎「ほら、色々機能があるしセイバーでも暇を潰せるんじゃないかなって」

    ライダー「まあ、士郎がそういうなら止めませんが」

    士郎「なんか問題でもあるのか?」

    ライダー「いえ。なにも」

    68 :

    基本的にセイバーは毎日暇だしな

    69 :

    セイバーまじセイバー

    70 = 2 :

    安定の甘やかし

    71 = 60 :

    セイバーは携帯よりも職探しが先だと思いました

    72 = 18 :

    こいつは女をダメにする男だ

    73 = 26 :

    >>71
    自宅警備員ですがなにか?

    74 = 1 :

    遠坂邸

    「ふぅ……もう寝ましょう……」

    「よっと」パカッ

    「あ、桜からメールが……」

    『わかりました』

    「……」ポチポチ

    「うーん……と……」

    『じやあそういうことでおやすみさくら』

    「これでよし。送信っと」

    「うん。結構いいじゃない、メールも」

    「他にどんな機能があるのかしら……?」

    「……」ポチポチ

    「ふんふーん」

    「ん?ダイヤルロック?なにかしら……?」ピッ

    「……あ、あれ?暗証番号?え?ちょっと……なによこれ……」オロオロ

    75 :

    セイバーにネット与えたらニート街道まっしぐらだな

    76 = 69 :

    フラグが立った!

    77 :

    凛かわいい

    78 = 60 :

    自分の文章に疑問を抱かないあたり、末期的に機械オンチだよな

    79 = 1 :

    「くそ……!!!なによこれ!!!」

    「あぁぁぁぁ!!!!このやろう!!機械の分際で!!!」ガンガン

    アーチャー「なにをしている!!」

    「……アーチャー……」

    アーチャー「どうかしたのか?」

    「携帯が壊れた……」オロオロ

    アーチャー「……」

    「何もしてないのに……。いきなり言うこと聞かなくなって……」

    アーチャー「貸してみろ」

    「直せる?」

    アーチャー「どうせ、ロックでもしたのだろう?」

    「知らないわよ……」

    アーチャー「ふむ……暗証番号はどうせ設定していないのだろうから……1111、1234、9999のどれかだな」

    アーチャー「―――ほら、直ったぞ」ポイッ

    「あ、ありがとう……」

    80 = 30 :

    「なにもしてないのに」入りましたー

    81 = 26 :

    ホントに壊したのかと思った

    82 = 60 :

    アーチャー……ほんま執事やでぇ……

    83 :

    アーチャーさんは正しい意味でのサーヴァントだな。一家に一人欲しい

    84 = 1 :

    翌日 学校

    (携帯電話も色々と難しいわね。全く、主人の言うことぐらい聞きないよ)

    携帯電話「」

    (わかってんの、このこの)ツンツン

    三枝「……」

    氷室「どうした?」

    三枝「あ、遠坂さんが携帯電話とお話してるみたいで」

    蒔寺「うわ。遠坂ってああいうメルヘンなところがあったのか?」

    氷室「うむ。見ようによっては持ち物を大事にしている、と解釈もできるが」

    三枝「遠坂さんも可愛いところがあるんだね」

    蒔寺「ああいうタイプは家でぬいぐるみと喋ってるのかもなぁ」

    氷室「あまり想像したくはないな」

    「……」ツンツン

    (私のしたいことをさせてくれればいいんだからね)

    美綴(遠坂、悩み事でもあるのか……?)

    85 = 61 :

    イリヤは余裕で扱えそうだな

    86 = 60 :

    ここで颯爽とケータイさんが登場!

    87 = 83 :

    包丁ドスン

    88 = 1 :

    放課後

    ピリリリ

    「ん?えっと……これは……電話のほうね。―――はい、遠坂ですけど」

    『姉さん、さっき先輩が夕飯の材料を買って帰るからって言ってました』

    「あら、そうなの?」

    『はい。なので姉さんはそのまま先輩の家に直行してください』

    「わざわざありがとう」

    『いえ。それでは』

    「……」ピッ

    「便利じゃない」

    蒔寺「遠坂!!」

    「あら?なにかしら?」

    三枝「あ、あの……よかったら携帯番号とアドレス……おしえてください!!」

    「え……」

    氷室「無理なら構わないが、是非とも教えて欲しい」

    89 = 14 :

    ちかちゃん、それはダメー!

    90 :

    論点ずれてんだよゴミ

    91 = 68 :

    メールで済む事なのに電話してきたのはさくらなりの優しさか

    92 = 1 :

    「いいわ。赤外線ね」

    三枝「あ、は、はい!!」アセアセ

    「そんなに焦らなくてもいいわよ?」

    三枝「あ、ああわわ……」

    蒔寺「んじゃ、まずはわたしからー!はい、赤外線」

    「ええ」スッ

    蒔寺「……」

    「……」

    蒔寺「あれ?できないぞ?」

    「え?うそ?」

    蒔寺「もっかい」

    「ええ」

    蒔寺「おい。交換する気ないのか?私とは嫌なのか?!」

    「あるけど……」

    氷室「うむ。赤外線通信の画面に切り替わっていないな」

    93 :

    >>83
    なんでも投影してくれるしな

    95 = 1 :

    「え?ここを合わせるだけでいいんじゃないの?」

    蒔寺「え?」

    「え?」

    三枝「あ、あの……遠坂さん。ちょっといいですか?」

    「ええ」

    三枝「よいしょ……」ポチッ

    「……?」

    三枝「えっと、このまま交換してもいいですか?」

    「ええ。いいわよ」

    三枝「ありがとうございます。ほら、蒔ちゃん、鐘ちゃん、携帯だして」

    氷室「ああ」

    蒔寺「これでいいか?」

    三枝「……よし。ごめんなさい。勝手に触ってしまって」

    「いいのよ。それじゃあ、いつでもメールしてね」

    氷室(ふむ……由紀香は本当にできる子だな)

    97 = 1 :

    商店街

    セイバー「おぉ……これが……タッチパネル式の……!!」

    士郎「大事にしてくれると嬉しい」

    セイバー「無論です。後生大事に扱います」

    士郎「うれしいよ、セイバー」

    セイバー「私も嬉しいです。では、早速……」

    士郎「どうだ?」

    セイバー「シロウ!!見てください、指をこうすると」スッ

    士郎「すごいな!画面がうごくぞ!」

    セイバー「これは楽しいですね」スッスッ

    士郎(セイバーも喜んでるし、買ってよかったな。かなりの出費だけど)

    セイバー「おぉ……ふむふむ。シロウの携帯番号が一番最初に登録されていますよ!」

    士郎「一緒に加入したからな。入れてくれたんだろう」

    セイバー「これならシロウの声がいつでもすぐに聞けますね」

    士郎「あ、ああ……確かに」

    98 :

    やっぱりセイバーさんはかわいいな!

    99 = 30 :

    壁殴

    100 = 60 :

    せめてお財布ケータイはやめとけ
    携帯代の半分以上が食費になっちまう


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