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    元スレ男「交通事故で死んでしまった…」神「そうですね」

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    51 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:03:29.82 ID:KYr/TF7b0 (+19,+29,+0)
    ノックは三回だぞ!
    52 : 忍法帖【Lv= - 2012/02/08(水) 17:05:28.34 ID:6KDenrTB0 (+24,+29,-17)
    男 雪輝
    神 由乃
    で再生中
    53 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:07:02.02 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-126)
    ガチャッ

    「失礼しまーす」

    ……

    「あれ?誰もいない?」

    DQN「…」

    (え…あいつってDQN男……なんでここに!?)

    DQN「……お前、男か?」

    「う…うん……」

    DQN「へっ、てことはお前も死んだって訳かよ」

    (DQNもどうせロクな死に方してねぇだろうな…)

    DQN「まさか俺様が死ぬなんて考えても見なかったぜ」

    「なんで死んだの?」
    54 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:10:40.36 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-155)
    DQN「……あぁ!?なんで学校ほとんどきてねぇお前に言わなきゃならねぇんだよ!!」

    「ヒッ…」

    DQN「なんで死んだかって言うとな…」

    「結局言うのかよ…」

    DQN「あぁ!?」

    「ビクッ」

    DQN「俺の彼女護って死んだんだよ」

    「え…?」

    DQN「犯人は覚えてねぇけど…彼女が刺されそうになったところを俺が庇った」

    DQN「結局、俺はそのまま死んじまった」

    (…DQN男も誰かを庇って死んだのか…)

    DQN「畜生…今頃俺の彼女は悲しんでるに決まってる…!!」

    DQN「こんな所で健康診断なんてしてる暇はねぇんだよ!!」

    55 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:11:59.33 ID:O4mRs3mV0 (+24,+29,-1)
    死んだのに健康しんだんとはこれry
    56 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:13:22.74 ID:PXnjZroW0 (+16,+28,+0)
    おらん……
    57 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:13:47.94 ID:0oIaWjcWO (-22,-10,+0)
    支援
    58 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:14:39.03 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-207)
    「神が言うには生き返れないみたいだ」

    DQN「そんなのしらねーよ…閻魔をぶん殴ってでも生き返る…!」

    「え、閻魔を!?」

    DQN「お前も協力しろ!生き返りてぇんだろ!?」

    「……う、うん」

    DQN「俺はこの部屋の灰皿で閻魔を撲殺する」

    「じゃあ俺はこの分厚い本の角で頭を思いっきり叩く」

    DQN「いいか?閻魔がこの部屋に入ってきた瞬間がチャンスだ」

    DQN「思いっきりやるぞ…!」

    (神があれだけ強いのに閻魔になんて勝てる訳…)

    59 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:18:34.27 ID:W5NT8tqAO (-3,+11,+0)
    60 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:19:00.32 ID:7K0HkU8CP (+24,+29,-5)
    そもそもあの世の住人が死ぬのか?
    61 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:20:47.14 ID:h2NQxxe+O (-2,+7,-2)
    ABみたく死なない体か?
    62 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:21:01.49 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-180)
    コンコン

    「!!」

    ガチャッ

    「うおおおおおおお!!」

    DQN「うあああああああああ!!!」

    閻魔「…む」

    ピタッ

    閻魔は2人の動きをピタリと止めた

    閻魔「あー…神ちゃんが言ってた2人か」

    ピッ

    再び2人の身体に触れると2人は元に戻った

    「あれ……?」

    DQN「ど、どうなってるんだ…今アイツの頭をかち割ろうとしたはず…」

    閻魔「ククッ…閻魔の首を狙おうとは良い度胸だな人間達よ」

    63 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:25:27.04 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-275)
    DQN「て、テメェが閻魔か…!!」

    「今俺たちの身体になにを…?」

    閻魔「2人の動きを止めただけだ」

    閻魔「どうだ?人間には到底出来ん技だろう?」

    DQN「く、クソッ…!!」

    閻魔「お前達の話はもう聞いている…まぁ、そのイスに座れ」

    スッ

    (思ったより優しいな…)

    DQN「…健康診断なんてする意味ねぇだろ」

    閻魔「えー、お前がDQN男でお前が男だな…ふむふむ」

    閻魔「まずは…ようこそ第2の地上へ」

    「第2の地上……?」

    閻魔「地上で死んだ人間の行き着く第2の地上だ」
    64 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:28:17.84 ID:7u+YtHVG0 (+24,+29,-33)
    神とも閻魔とも会話できるなんていい体験だな
    65 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:31:20.38 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-258)
    DQN「さっさと地上に戻せコラ」

    閻魔「それは出来ん」

    DQN「なんでだよ!?」

    閻魔「地上に死者のお前等が生き返れば混乱するだろう?」

    閻魔「だから、絶対に生き返らす等という行為はしてはならんのだ」

    (神の言ってた通りだな)

    閻魔「つーか…地上よりもこっちの世界の方が住みやすいぞ」

    「え?」

    閻魔「この世界は戦争なんてないし」

    閻魔「お前達が望むなら、死者学校という所にも通える」

    DQN「死者学校だと?」

    閻魔「地上は文明が発展し過ぎたお陰で崩壊しつつある」

    66 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:35:40.45 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-205)
    「死者学校って俺たちでも通えるんですか?」

    閻魔「もちろん!まだ17歳のお前達なら今すぐにでも通えるぞ」

    閻魔「最後まで味わえなかった学校生活をこの世界で味わうと良い」

    閻魔「てな訳で…向こうの部屋で身長と体重、あと視力も検査しておけ」

    「え…俺たちだけでですか?」

    閻魔「当然だ、いちいちそんなのに時間はかけてられん」

    閻魔「この紙に全部記入したら帰っていいぞ」

    DQN「…」ピクピクッ

    (閻魔のくせにいい加減すぎるだろ……)

    67 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:42:15.54 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-150)
    「ようこそ、第2の地上へ」

    「第2の地上…?」

    「貴方は自殺が死因ね…」

    「…もうあんな生活したくない…」

    (死因は首吊り自殺、家庭内での両親からの暴力)

    (妹のために家計を養うために朝から夜までバイト)

    (学校にはほとんど行っておらず)

    (心身共に疲れた結果、自殺という選択肢を選んだ…)

    「あの…貴方は……?」

    「私は神、この世界の住人よ」

    「神様って……」

    「信じれないだろうけど、一応神様っていう職業についてるんだ」

    68 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:42:18.39 ID:lJ8xxeN6I (+33,+29,-9)
    >>13
    素晴らしい700年もの間王の帰りを待っていたのだ
    まだか早くしろ
    目が目が目が
    69 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:50:20.77 ID:nTig1SfG0 (+12,+27,+0)
    ふむ
    70 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:50:23.33 ID:13tFCL1T0 (+29,+29,-11)
    はいじゃないが
    言いたいことがよくわからん
    71 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:53:39.11 ID:UKaCf5Mu0 (+24,+29,+0)
    すげぇ楽しく読んでる
    72 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:54:34.62 ID:eCP63Z1w0 (-20,-10,+0)
    支援
    73 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:55:46.48 ID:FO2i88190 (+24,+29,-15)
    これは完結せずにgdgdになって終わる感じだな
    74 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:56:11.42 ID:jvy5uDeR0 (+29,+29,-15)
    面白いけど遅いorz
    まぁ>>1マイペースで書いてくれ
    75 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:56:28.77 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-132)
    ―死者の家―

    DQN「・・・チッ」

    (これから、この家で2人で暮らすのかよ…)

    DQN「お前料理とか出来んのか?」

    「え…ちょっとだけなら」

    DQN「なら料理は任せた…俺は洗濯と風呂掃除ぐらいならしてやる」

    「案外、家庭的なDQNなんだね」

    DQN「うるせぇ!!ぶっ殺すぞ!!」

    「…この世界でまた死んだらどうなるんだろう?」

    DQN「しらねーよ…とりあえず荷物先にまとめるぞ」

    (……また死んだら…今度はどこに向かうんだ…)

    77 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 17:59:54.96 ID:CUVGhpou0 (-15,+0,+0)
    >>76
    続きは?
    78 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:00:38.75 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-53)
    ―地上―

    「…」

    「今日、前にやった塾のテストの結果が返ってきたんでしょう?」

    「う…うん…」

    「それが楽しみで今日会社休んじゃったよ」

    スッ

    「えーっと、これがテストの結果が書かれた紙ね」

    「……随分と順位が低いな」

    79 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:01:28.41 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-106)
    「弟ならもっと上にいけたはずよ」

    「ごめんなさい…」

    「なんのためにお金をかけてると思ってるんだ?」

    「塾だってタダじゃないのよ?」

    「はい…」

    「今のままじゃ将来、一流企業へ就職できないぞ」

    「はい…」

    「これからは友達と遊ぶのも禁止します」

    「………はい」

    「塾ももう1つ通わせよう」

    「そうね、駅前の塾が評判良いみたいだから手続きしてくるわね」

    「………」
    81 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:04:47.56 ID:UKaCf5Mu0 (-8,+1,+1)
    ほしゅ
    82 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:05:16.41 ID:sQgd805o0 (+85,+30,-191)
    バスケ部「……クッ…」

    バスケ部「…なんだここ……?」

    ビッチ「……」

    バスケ部「俺は確かバスケの練習してる時に意識が失って…」

    ビッチ「あたしはエッチしてる最中に気絶して…」

    バスケ部「もしかして、俺たち死んだのか…?」

    ビッチ「はぁ?ふざけんなよまだイッてねぇし!」

    閻魔「はい、ようこそ」

    バスケ部「…!!」

    ビッチ「お前誰だし!とりまなにが起きてるか説明しろよ!」

    閻魔「えー、バスケ部は練習中にダンクシュートを決めて死亡」

    閻魔「ビッチはエッチの最中に気持ち良すぎて死亡…か」

    バスケ部「お前、それ死んでも死に切れないだろ…」

    ビッチ「黙れ!!」

    83 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:08:53.79 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-117)
    ピンポーン

    ピンポーン

    「はい?」

    DQN「俺、掃除してるから出てくれ」

    「分かった」

    ガチャッ

    「こんばんは!」

    「…」

    「神…それに……女…?」

    「この子もこの家の住人だからね」

    「え!?」

    「変な事しないか監視の意味をこめて私もこの家にしばらく住むよ」

    「えー…神も一緒にかよ……」

    84 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:10:52.19 ID:jvy5uDeR0 (+24,+29,-5)
    各者の話は最後までに繋がるのか?
    85 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:12:23.18 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-118)
    DQN「って…住む奴増えてんじゃねーーか!!」

    「俺に言われても…」

    「DQN男くんこんばんは」

    「こんばんは…」

    DQN「俺ぁ、庭の掃除してくるは」

    「ありがとう」

    スタスタ

    「DQN男くんやっぱり家庭的ね」

    「だよな」

    「……」

    「女ちゃん、なにか食べたい物とかある?」

    (俺と同年代か…?なんで死んだんだろう…)

    「私…今は別にお腹減ってないです…」
    86 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:13:05.51 ID:TWlk7Fqf0 (+0,+19,+0)
    勃起した
    87 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:14:02.70 ID:DdwTXt06O (+19,+29,-2)
    こんな死後だったらいいのにな
    88 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:15:25.51 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-161)
    「女ちゃんは男くんと同い年よ」

    「へ、へぇー」

    「……」

    「女の子とまともに会話したことないんだっけ?」

    「そ、それを言うんじゃねぇ!!」

    「……ぐすっ」

    「え……?」

    女は突然、大粒の涙を流し始めた

    「お…俺と同い年だから泣いてんのか…?」

    「そんな訳ないでしょ」

    「…私が死んだ所為で……妹が…」

    「妹?」

    「そっか…妹ちゃんだけ取り残されたんだよね…」
    89 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:17:48.61 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-112)
    「……」

    「ご飯の時だけ部屋を出ていいわよ」

    「それ以外は一切部屋を出るな」

    「トイレはそこのペットボトルでしなさい」

    「風呂も1年ぐらい入らなくても大丈夫だろう」

    バタンッ

    父と母はそれだけを言い残し部屋を閉めた

    弟はまるで父と母の言う事だけを聞くロボットのようであった

    「…」

    勉強机の引き出しをそーっと開ける

    中には勉強道具以外入っていないはずなのだが…

    1枚の写真が出てきた

    90 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:20:21.01 ID:Dspsf9Uw0 (+19,+29,+0)
    なんちゅう親だ
    91 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:20:47.05 ID:BeEb587D0 (+3,+18,+0)
    流石ねーよ
    92 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:21:01.57 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-186)
    それは、まだ兄と弟の2人が幼少の頃の写真

    この時は勉強なんてしなくても良かった

    両親だって今のように勉強に固執すらしなかった

    家族だった頃の写真……今はもう家族ですらない

    兄は死に、ロボットと父と母が生活しているようなものだ

    「僕が一流企業へ就職すれば…」

    「きっと、家族は元に戻る…兄さんも戻ってくる……」

    「だから…僕が死ぬ気で勉強を頑張らないと…」

    弟はノートにペンを走らせた

    この日も、一睡もせずに勉強机に向き合うのであった
    93 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:21:08.25 ID:Py404UsW0 (+19,+29,-1)
    学校はどうすんだ…
    94 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:21:09.24 ID:P2ACUZ9d0 (+24,+29,-3)
    風呂入らないとか人間的におわったな
    95 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:22:21.74 ID:7K0HkU8CP (+29,+29,-6)
    一流企業に入れば兄が生き返るという考えに至ったか・・・
    96 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:22:38.67 ID:UKaCf5Mu0 (+11,+21,-2)
    これは悲惨だな
    97 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:25:53.38 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-122)
    「お願い…!今すぐ私を生き返らせて…!」

    女が神にしがみつくように頼み込む

    (…神が羨ましい)

    「ごめんね…それはさっきも言ったけど出来ないんだ…」

    「……そんな……」

    「きっと、妹さんのことなら大丈夫だよ」

    「そんな訳ない…!あんな悪魔みたいな奴が親なのよ…!?」

    「あ、あの話が分からないんだけど…」

    「後で話してあげるから」

    「…」

    DQN「オラァ!夕飯の支度出来たぞ!!さっさと座りやがれ!」
    98 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:29:44.22 ID:O4mRs3mV0 (+19,+29,+0)
    DQNいいやつ
    99 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:32:50.89 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-145)
    「…私…もう寝ます……」

    「うーん、それじゃあ後で部屋に夜食持って行くね?」

    「…ありがとう」

    スタスタ

    「な、なんであんなに落ち込んでるんだよ?」

    DQN「冷めない内に食べろよ!!」

    DQN「残したらマジで許さねぇからな!!」

    ムシャムシャ

    「えー!DQN男くんがこのオカズ作ったの!?」

    DQN「ポークピカタだ味わって食べろよ」

    「美味しいッ!」

    100 : 以下、名無しにか - 2012/02/08(水) 18:33:41.27 ID:sQgd805o0 (+95,+30,-149)
    「おい、さっさと教えろよ」

    「女ちゃんの父親が物凄いDV夫みたいなの」

    「DV…?」

    「母親も怖がって父親にはなにも逆らえない状態」

    「今、幼稚園に通ってる妹を護るには女ちゃんしかいなかった」

    「そんなに小さいのか…」

    「でも…心身ともに疲れた女ちゃんは自殺という選択肢を…」

    「……そうか、それで…」

    DQN「お前のテレビで今どんな状況か見せれるんじゃねぇのか?」

    「…見せれない」

    「……」

    「今は落ち着かせるように言っておくしかないの」
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