のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,120人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ男「交通事故で死んでしまった…」神「そうですね」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 未完 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    51 :

    ノックは三回だぞ!

    52 = 19 :

    男 雪輝
    神 由乃
    で再生中

    53 = 1 :

    ガチャッ

    「失礼しまーす」

    ……

    「あれ?誰もいない?」

    DQN「…」

    (え…あいつってDQN男……なんでここに!?)

    DQN「……お前、男か?」

    「う…うん……」

    DQN「へっ、てことはお前も死んだって訳かよ」

    (DQNもどうせロクな死に方してねぇだろうな…)

    DQN「まさか俺様が死ぬなんて考えても見なかったぜ」

    「なんで死んだの?」

    54 = 1 :

    DQN「……あぁ!?なんで学校ほとんどきてねぇお前に言わなきゃならねぇんだよ!!」

    「ヒッ…」

    DQN「なんで死んだかって言うとな…」

    「結局言うのかよ…」

    DQN「あぁ!?」

    「ビクッ」

    DQN「俺の彼女護って死んだんだよ」

    「え…?」

    DQN「犯人は覚えてねぇけど…彼女が刺されそうになったところを俺が庇った」

    DQN「結局、俺はそのまま死んじまった」

    (…DQN男も誰かを庇って死んだのか…)

    DQN「畜生…今頃俺の彼女は悲しんでるに決まってる…!!」

    DQN「こんな所で健康診断なんてしてる暇はねぇんだよ!!」

    55 = 17 :

    死んだのに健康しんだんとはこれry

    56 :

    おらん……

    58 = 1 :

    「神が言うには生き返れないみたいだ」

    DQN「そんなのしらねーよ…閻魔をぶん殴ってでも生き返る…!」

    「え、閻魔を!?」

    DQN「お前も協力しろ!生き返りてぇんだろ!?」

    「……う、うん」

    DQN「俺はこの部屋の灰皿で閻魔を撲殺する」

    「じゃあ俺はこの分厚い本の角で頭を思いっきり叩く」

    DQN「いいか?閻魔がこの部屋に入ってきた瞬間がチャンスだ」

    DQN「思いっきりやるぞ…!」

    (神があれだけ強いのに閻魔になんて勝てる訳…)

    60 = 18 :

    そもそもあの世の住人が死ぬのか?

    62 = 1 :

    コンコン

    「!!」

    ガチャッ

    「うおおおおおおお!!」

    DQN「うあああああああああ!!!」

    閻魔「…む」

    ピタッ

    閻魔は2人の動きをピタリと止めた

    閻魔「あー…神ちゃんが言ってた2人か」

    ピッ

    再び2人の身体に触れると2人は元に戻った

    「あれ……?」

    DQN「ど、どうなってるんだ…今アイツの頭をかち割ろうとしたはず…」

    閻魔「ククッ…閻魔の首を狙おうとは良い度胸だな人間達よ」

    63 = 1 :

    DQN「て、テメェが閻魔か…!!」

    「今俺たちの身体になにを…?」

    閻魔「2人の動きを止めただけだ」

    閻魔「どうだ?人間には到底出来ん技だろう?」

    DQN「く、クソッ…!!」

    閻魔「お前達の話はもう聞いている…まぁ、そのイスに座れ」

    スッ

    (思ったより優しいな…)

    DQN「…健康診断なんてする意味ねぇだろ」

    閻魔「えー、お前がDQN男でお前が男だな…ふむふむ」

    閻魔「まずは…ようこそ第2の地上へ」

    「第2の地上……?」

    閻魔「地上で死んだ人間の行き着く第2の地上だ」

    64 :

    神とも閻魔とも会話できるなんていい体験だな

    65 = 1 :

    DQN「さっさと地上に戻せコラ」

    閻魔「それは出来ん」

    DQN「なんでだよ!?」

    閻魔「地上に死者のお前等が生き返れば混乱するだろう?」

    閻魔「だから、絶対に生き返らす等という行為はしてはならんのだ」

    (神の言ってた通りだな)

    閻魔「つーか…地上よりもこっちの世界の方が住みやすいぞ」

    「え?」

    閻魔「この世界は戦争なんてないし」

    閻魔「お前達が望むなら、死者学校という所にも通える」

    DQN「死者学校だと?」

    閻魔「地上は文明が発展し過ぎたお陰で崩壊しつつある」

    66 = 1 :

    「死者学校って俺たちでも通えるんですか?」

    閻魔「もちろん!まだ17歳のお前達なら今すぐにでも通えるぞ」

    閻魔「最後まで味わえなかった学校生活をこの世界で味わうと良い」

    閻魔「てな訳で…向こうの部屋で身長と体重、あと視力も検査しておけ」

    「え…俺たちだけでですか?」

    閻魔「当然だ、いちいちそんなのに時間はかけてられん」

    閻魔「この紙に全部記入したら帰っていいぞ」

    DQN「…」ピクピクッ

    (閻魔のくせにいい加減すぎるだろ……)

    67 = 1 :

    「ようこそ、第2の地上へ」

    「第2の地上…?」

    「貴方は自殺が死因ね…」

    「…もうあんな生活したくない…」

    (死因は首吊り自殺、家庭内での両親からの暴力)

    (妹のために家計を養うために朝から夜までバイト)

    (学校にはほとんど行っておらず)

    (心身共に疲れた結果、自殺という選択肢を選んだ…)

    「あの…貴方は……?」

    「私は神、この世界の住人よ」

    「神様って……」

    「信じれないだろうけど、一応神様っていう職業についてるんだ」

    68 = 44 :

    >>13
    素晴らしい700年もの間王の帰りを待っていたのだ
    まだか早くしろ
    目が目が目が

    69 :

    ふむ

    70 :

    はいじゃないが
    言いたいことがよくわからん

    71 = 5 :

    すげぇ楽しく読んでる

    73 :

    これは完結せずにgdgdになって終わる感じだな

    74 = 11 :

    面白いけど遅いorz
    まぁ>>1マイペースで書いてくれ

    75 = 1 :

    ―死者の家―

    DQN「・・・チッ」

    (これから、この家で2人で暮らすのかよ…)

    DQN「お前料理とか出来んのか?」

    「え…ちょっとだけなら」

    DQN「なら料理は任せた…俺は洗濯と風呂掃除ぐらいならしてやる」

    「案外、家庭的なDQNなんだね」

    DQN「うるせぇ!!ぶっ殺すぞ!!」

    「…この世界でまた死んだらどうなるんだろう?」

    DQN「しらねーよ…とりあえず荷物先にまとめるぞ」

    (……また死んだら…今度はどこに向かうんだ…)

    78 = 1 :

    ―地上―

    「…」

    「今日、前にやった塾のテストの結果が返ってきたんでしょう?」

    「う…うん…」

    「それが楽しみで今日会社休んじゃったよ」

    スッ

    「えーっと、これがテストの結果が書かれた紙ね」

    「……随分と順位が低いな」

    79 = 1 :

    「弟ならもっと上にいけたはずよ」

    「ごめんなさい…」

    「なんのためにお金をかけてると思ってるんだ?」

    「塾だってタダじゃないのよ?」

    「はい…」

    「今のままじゃ将来、一流企業へ就職できないぞ」

    「はい…」

    「これからは友達と遊ぶのも禁止します」

    「………はい」

    「塾ももう1つ通わせよう」

    「そうね、駅前の塾が評判良いみたいだから手続きしてくるわね」

    「………」

    82 = 1 :

    バスケ部「……クッ…」

    バスケ部「…なんだここ……?」

    ビッチ「……」

    バスケ部「俺は確かバスケの練習してる時に意識が失って…」

    ビッチ「あたしはエッチしてる最中に気絶して…」

    バスケ部「もしかして、俺たち死んだのか…?」

    ビッチ「はぁ?ふざけんなよまだイッてねぇし!」

    閻魔「はい、ようこそ」

    バスケ部「…!!」

    ビッチ「お前誰だし!とりまなにが起きてるか説明しろよ!」

    閻魔「えー、バスケ部は練習中にダンクシュートを決めて死亡」

    閻魔「ビッチはエッチの最中に気持ち良すぎて死亡…か」

    バスケ部「お前、それ死んでも死に切れないだろ…」

    ビッチ「黙れ!!」

    83 = 1 :

    ピンポーン

    ピンポーン

    「はい?」

    DQN「俺、掃除してるから出てくれ」

    「分かった」

    ガチャッ

    「こんばんは!」

    「…」

    「神…それに……女…?」

    「この子もこの家の住人だからね」

    「え!?」

    「変な事しないか監視の意味をこめて私もこの家にしばらく住むよ」

    「えー…神も一緒にかよ……」

    84 = 11 :

    各者の話は最後までに繋がるのか?

    85 = 1 :

    DQN「って…住む奴増えてんじゃねーーか!!」

    「俺に言われても…」

    「DQN男くんこんばんは」

    「こんばんは…」

    DQN「俺ぁ、庭の掃除してくるは」

    「ありがとう」

    スタスタ

    「DQN男くんやっぱり家庭的ね」

    「だよな」

    「……」

    「女ちゃん、なにか食べたい物とかある?」

    (俺と同年代か…?なんで死んだんだろう…)

    「私…今は別にお腹減ってないです…」

    87 :

    こんな死後だったらいいのにな

    88 = 1 :

    「女ちゃんは男くんと同い年よ」

    「へ、へぇー」

    「……」

    「女の子とまともに会話したことないんだっけ?」

    「そ、それを言うんじゃねぇ!!」

    「……ぐすっ」

    「え……?」

    女は突然、大粒の涙を流し始めた

    「お…俺と同い年だから泣いてんのか…?」

    「そんな訳ないでしょ」

    「…私が死んだ所為で……妹が…」

    「妹?」

    「そっか…妹ちゃんだけ取り残されたんだよね…」

    89 = 1 :

    「……」

    「ご飯の時だけ部屋を出ていいわよ」

    「それ以外は一切部屋を出るな」

    「トイレはそこのペットボトルでしなさい」

    「風呂も1年ぐらい入らなくても大丈夫だろう」

    バタンッ

    父と母はそれだけを言い残し部屋を閉めた

    弟はまるで父と母の言う事だけを聞くロボットのようであった

    「…」

    勉強机の引き出しをそーっと開ける

    中には勉強道具以外入っていないはずなのだが…

    1枚の写真が出てきた

    90 = 23 :

    なんちゅう親だ

    91 :

    流石ねーよ

    92 = 1 :

    それは、まだ兄と弟の2人が幼少の頃の写真

    この時は勉強なんてしなくても良かった

    両親だって今のように勉強に固執すらしなかった

    家族だった頃の写真……今はもう家族ですらない

    兄は死に、ロボットと父と母が生活しているようなものだ

    「僕が一流企業へ就職すれば…」

    「きっと、家族は元に戻る…兄さんも戻ってくる……」

    「だから…僕が死ぬ気で勉強を頑張らないと…」

    弟はノートにペンを走らせた

    この日も、一睡もせずに勉強机に向き合うのであった

    93 :

    学校はどうすんだ…

    94 :

    風呂入らないとか人間的におわったな

    95 = 18 :

    一流企業に入れば兄が生き返るという考えに至ったか・・・

    96 = 5 :

    これは悲惨だな

    97 = 1 :

    「お願い…!今すぐ私を生き返らせて…!」

    女が神にしがみつくように頼み込む

    (…神が羨ましい)

    「ごめんね…それはさっきも言ったけど出来ないんだ…」

    「……そんな……」

    「きっと、妹さんのことなら大丈夫だよ」

    「そんな訳ない…!あんな悪魔みたいな奴が親なのよ…!?」

    「あ、あの話が分からないんだけど…」

    「後で話してあげるから」

    「…」

    DQN「オラァ!夕飯の支度出来たぞ!!さっさと座りやがれ!」

    98 = 17 :

    DQNいいやつ

    99 = 1 :

    「…私…もう寝ます……」

    「うーん、それじゃあ後で部屋に夜食持って行くね?」

    「…ありがとう」

    スタスタ

    「な、なんであんなに落ち込んでるんだよ?」

    DQN「冷めない内に食べろよ!!」

    DQN「残したらマジで許さねぇからな!!」

    ムシャムシャ

    「えー!DQN男くんがこのオカズ作ったの!?」

    DQN「ポークピカタだ味わって食べろよ」

    「美味しいッ!」

    100 = 1 :

    「おい、さっさと教えろよ」

    「女ちゃんの父親が物凄いDV夫みたいなの」

    「DV…?」

    「母親も怖がって父親にはなにも逆らえない状態」

    「今、幼稚園に通ってる妹を護るには女ちゃんしかいなかった」

    「そんなに小さいのか…」

    「でも…心身ともに疲れた女ちゃんは自殺という選択肢を…」

    「……そうか、それで…」

    DQN「お前のテレビで今どんな状況か見せれるんじゃねぇのか?」

    「…見せれない」

    「……」

    「今は落ち着かせるように言っておくしかないの」


    ←前へ 1 2 3 4 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 未完 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について