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    元スレ男「お前が好きなんだ!」幼「あんた異常者だったの!?」

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    タグ : - ホモ ×3+ - レズ ×3+ - 幼馴染 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    151 :

    なんぞ

    152 = 110 :

    来て見たらどういうことですかこれ

    どういう事ですかこれえええ!

    153 :

    >>7
    調子にのっちゃだめ

    154 = 99 :

    ※描写が下手で勘違いさせてしまった方が多くいる様なので、不本意ですが注釈打ちます。
      推奨パートナーシステムは単に政府が進めるだけの“データ上は理想のパートナー”です。
      ドームの住人は、自分で結婚相手を決める事もできます。
      誤解を招いてごめんなさい。作中だけで説明できるようになりたいです。

    155 = 99 :

    ―増えすぎた世界人口。

    各国の政府がいくら制限を設けても、影で増え続ける子供達。

    人にとってもはや種族繁栄という言葉は、“本能”や“義務”ではなく、

    単なる“悪”、“罪”となりかわっていた。

    そして…歴史の教科書が言うには、

    “人間は増えすぎた世界人口を平和的に減らすために、同性愛を選択するように進化した”…らしい。

    現代の管理下体制において、ヒトは同性愛者としてこの世に生を受けるため、

    この言葉に得に疑問を抱く必要も無く、ドームの中でぬくぬくと暮らしていた。

    156 :

    >>18
    すげぇ

    157 :

    またホモかたまげたなぁ

    158 = 109 :

    さっきもホモSS、またホモSS…
    最近ホモが流行ってるのかい?

    159 = 153 :

    >>158
    ウェルカム 猫招き

    160 :

    男はホモじゃないだろ、いい加減にしろ!

    161 = 99 :

    試験管から生まれてくる、調整された子供達…

    それがまた、試験管から生まれてきた子供をひとり授かり、育て。

    配給された食物を食べ、生を全うし、死ぬ。

    人類は永遠の理想郷を得たかのように思えた。

    しかし、同性愛者が過去においてイレギュラーとして糾弾され、弾圧されたように。

    生まれ出る筈の無い異性愛者はまた、イレギュラーとして存在し。

    自らに疑問を覚えながら、孤独の淵で一人苦しみ、明るみになれば処断され。

    彼等は、理想郷の膿とすら呼ばれた…

    162 :

    たったこれだけの説明のために何レス無駄に使ってんだよ…
    もったいぶった割に予想通りの展開だし

    163 :

    さっさとしろおせーくそが

    164 = 133 :

    しえん

    165 :

    でも女は友と結婚すんだろ?
    友は女なのか?

    166 = 99 :

    「ねえ、何で!? どうして治療しなかったの!?」

    「っ…!」

    こうなる事なんて、わかっていた。
    小さい時から。異性愛がいかに異端かなど、嫌という程思い知らされていた。
    幼に対してこの感情を抱き続ける限り、自分は永遠に足かせをはめて生きる事になるだろうと。
    そんな事は、幼少の自分にもわかりきった事だった。

    それでも。それがどんなに不自然で、後ろ指をさされる事だとしても。

    「お前を好きだって事… お前の事が、何よりも誰よりも大切だって事…
       忘れたくなかった… 消してしまう事なんて、できなかった!!」

    167 :

    >>165
    お前ばかだな

    168 = 136 :

    >>117
    ここへ来る気か
    制服さんの悪いクセだ事を急ぐと元も子も無くしますよ閣下

    169 :

    何故、その文体でVIPにたてた

    170 = 99 :

    「お、男…」

    「…」

    返す言葉が見つからないといったふうだ。

    いいんだ。返事なんていらない。

    この事が明るみに出た時点で。既に、自分に未来などない。

    そのうち治安局に知られて、収容所送りになるだけだ。

    171 = 99 :

    「あ…」

    「…」

    それでも少し、胸が痛かった。

    一縷の望みを、心のどこかで持っていたのかもしれない。

    でももういい。彼女の反応を見ればわかる。

    彼女は俺を、友達としてしか認識していない。

    希望などなかった。一片も。こな一粒ぶんも、なかった。

    172 = 99 :

    「―失礼」

    「?」

    突如、公園の入り口から低い声がした。

    目を向けると、治安局の制服を着た男が中年の男が立っていた。

    中年「男くんだね?」

    「あ―」

    コツコツと革靴の音を響かせて近寄ってくる中年男。

    173 = 134 :

    >>172
    何故か俺のけつの穴がきゅっと締まったwwwww

    174 = 99 :

    中年「君の端末で不審なデータがやりとりされているようだったのでね。 動向をチェックさせてもらっていたんだ」

    「あ…は、はは」

    乾いた笑いが漏れる。まさか、こんなに早く嗅ぎ付けられるものだったとは。
    革靴の音は、四方からも迫ってきた。

    「あ…」

    見れば他にも三人の職員がいて、俺達を囲うように迫ってきた。

    「はは…」

    そんな事をされなくても、俺に逃げる気などなかった。
    異端者たる自分に逃げる先など無いのだから。

    175 = 99 :

    俺が抵抗するのを警戒しているのだろう。
    局員達は、今にも殴りかかってきそうな気迫で俺を睨みつける。

    中年「ご同行、願えるね?」

    「はい…」

    観念している様子が少し伝わったのか、電子錠などの拘束を受ける事はなかった。

    「あなたにも少し、お話を聞かせてもらう事にもなります。よろしいですね?」

    背の高い女性の局員が、幼にも同行を求めた。

    「お、男…」

    176 = 133 :

    普通の世界で考えるとただの情けない男なのにこの世界だと可哀想な話になるな

    177 :

    >>176
    しかしハイスペックらしい

    178 = 99 :

    おしっこタイム

    181 = 99 :

    幼はまだ混乱しているようだった。
    無理も無い。心の整理なんてつく筈もない。

    「ごめんな、幼…」

    「…」

    悲しみをたたえた虚ろな目。大事なものが壊れてしまった時の目。
    今の俺と幼は、そんな瞳をしていた…

    182 :

    まぁなんていうか世界観的には女もいるセイバーマリオネットか

    183 :

    久々にSSっぽいのきたな

    184 = 99 :

    ―茂みの影―

    「―ねえ! 彼、捕まっちゃいますよ!?」

    「焦るな。そろそろ気がつく筈だ。我々の送ったメッセージと、あのアプリに…」

    「そんな素振り全く無いですよ?」

    「いや、まだだ。あの虚ろな目から立ち直った時、彼は思い出す筈だ」

    「…前々から言おうと思ってたんですけど、あんなまわりくどい文章じゃ誰も気がつきませんよ」

    「なっ…」

    185 = 99 :

    「もう面倒くさいからちょっかいかけますよ。いいですね?」

    「いや待て。革命家というものはだな、第一印象で与えるカリスマ性が肝心で…」

    「心配しなくても、あなたにカリスマ性なんてありませんよ」

    「なっ―」

    「いいからもう、強制起動しますからね。人さらいの準備をしてください」

    「い、いやいや待て待て。まだ手を打つ余地は―」

    「“パンドラ”、起動。彼の端末を書き換えます」

    「あー」

    186 = 99 :

    ―公園―

    中年「まず、君の端末は没収もらう。左手の甲と、耳の後ろにあるね?」

    「はい…」

    中年「では手につけている方から外させてもらう。左手をだsだま」

    188 :

    普通に面白いな

    189 :

    文字が暴走してるぞ

    190 = 99 :

    ―公園―

    中年「まず、君の端末は没収もらう。左手の甲と、耳の後ろにあるね?」

    「はい…」

    中年「では手につけている方から外させてもらう。左手を出したまえ」

    男は素直に言葉に従い、左手を職員に見せた。
    職員がトン、と手の甲を指で押すと、端末が強制的に起動する。
    通常持ち主以外の操作で端末は起動しないが、これは治安局員の特権だ。

    中年「では、解除―」

    「―え?」

    191 = 99 :

    “君が思いを解き放ったならば、さぞ絶望を味わった事だろう”

    端末が突如、聞いた事の無い音声を読み上げはじめる。

    中年「なっ…これは、まさか―!?」

    “しかし、絶望と共に君の前に飛び出したものがある。それこそは、我等―”

    『“希望”だっ!』

    「!?」

    公園のどこかから、今度は誰かが肉声で叫んだのが聞こえる。
    と同時に、突如端末が強烈な光を発しはじめた。

    192 :

    補習

    193 = 99 :

    「うわッ!?」

    中年「ぬおっ!?」

    「きゃぁっ!?」

    激しい青の光。すぐさま、赤の光。また青の光。
    男の端末は、規格外の強烈な明滅を狂ったように繰り返す。

    (何だ―!? ただの汎用端末に、こんな機能なんて―!)

    中年「くっ…既に接触していたか、総員、銃を抜けーっ!」

    「えっ!?」

    194 = 135 :

    こんな戦いの構図は思いつかねえよwww

    195 :

    愛してる

    197 = 99 :

    とても物騒な掛け声が聞こえた。

    「なっ―」

    腰から携帯銃を取り出した職員達。
    その矛先のひとつは、男に向けられていた。

    中年「撃てぇ!」

    声帯認証で銃に命令する中年職員。

    「ち、ちょっと待っ―」

    199 = 99 :

    「ひっ!」

    幼が身をすくめる。

    男はどうなる事も覚悟していたが、まさかこんなわけのわからないまま射殺されるなんて思っていなかった。

    「っ―!」

    光速のレーザーから逃れる術などない。
    目を瞑って、自らの体が撃ち抜かれるのを覚悟する男。

    だがその瞬間は、いつまでたっても訪れなかった。

    200 = 99 :

    「?…」

    おそるおそる目を開くと、中年職員はなぜか白目をむいてガクガクと痙攣していた。

    性職員「何だ…!?」

    若い職員「気をつけてください! 銃のシステムに何かしら干渉が―ぐわぁぁああ!!」

    髭の職員「ああぁあああ!!」

    職員達が一斉に手首を抱えてうずくまる。

    性職員「た…端末…が…!!」


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