私的良スレ書庫
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元スレまどか「ほむらちゃん、おはよう」
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まどか「でも、これじゃ私が変態みたいだよ……」ウルウル
ほむら「……」
ほむら「なら、私も変態でいいわよ」
ほむらちゃんが私の手をとった。
まどか「えへへ一緒だね…」
ほむら「ええ…」
そのまま見つめ合って、唇を重ねた。
ほむら「……」
ほむら「なら、私も変態でいいわよ」
ほむらちゃんが私の手をとった。
まどか「えへへ一緒だね…」
ほむら「ええ…」
そのまま見つめ合って、唇を重ねた。
心の奥で、深い繋がりをほむらちゃんと感じた。
このままずっと一緒に。
ほむら「まどか…」
ほむら「ん?」
ほむら「やっぱり触るわね…」
まどか「うん……」
不思議と恥ずかしいとか、やらしいとか感じなかった。
そんなんじゃない。
このままずっと一緒に。
ほむら「まどか…」
ほむら「ん?」
ほむら「やっぱり触るわね…」
まどか「うん……」
不思議と恥ずかしいとか、やらしいとか感じなかった。
そんなんじゃない。
ほむらちゃんのてのひらが、私の左胸にそっと置かれた。
腫れ物にさわるようにやさしく。
そのままほむらちゃんは、わたしの後ろに回り込み。
ぎゅっと抱きしめてくれた。
……もう何回目だろう?
何回抱きしめられても、
私は嬉しくて、嬉しくてしかたないの。
腫れ物にさわるようにやさしく。
そのままほむらちゃんは、わたしの後ろに回り込み。
ぎゅっと抱きしめてくれた。
……もう何回目だろう?
何回抱きしめられても、
私は嬉しくて、嬉しくてしかたないの。
急に力が抜けて、私に身体を預けてきた。
ポツン……
冷たい雫が背中に垂れる音が響いた…
まどか「ほむらちゃん?」
ポツン……
冷たい雫が背中に垂れる音が響いた…
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「行かないで…」
ほむら「もう、どこにも行かないで…」
ほむら「今度こそあなたを失ったら、私、わたしは…」
今までとは違うのだ…
ほむらちゃんとの出会いも…
ほむらちゃんとの関係も…
ほむらちゃんの想いも…
ほむら「もう、どこにも行かないで…」
ほむら「今度こそあなたを失ったら、私、わたしは…」
今までとは違うのだ…
ほむらちゃんとの出会いも…
ほむらちゃんとの関係も…
ほむらちゃんの想いも…
まどか「私ね、負ける気がしないんだ」
まどか「みんなの想いがひとつになって、魔女を倒そうとしている」
まどか「それぞれ望んだ願いは違っても、結局はみんな同じなんだって」
まどか「大切な物を守るために、みんな戦ってるんだって」
まどか「それがすごくうれしい」
まどか「だから私はそれを守りたい」
まどか「私の力は小さくても、必ず守ってみせるよ」
まどか「ほむらちゃんの願いも必ず守るよ」
ほむら「これで最後だからね…」
ほむら「次はないんだからね…」
まどか「わかってる…」
まどか「みんなの想いがひとつになって、魔女を倒そうとしている」
まどか「それぞれ望んだ願いは違っても、結局はみんな同じなんだって」
まどか「大切な物を守るために、みんな戦ってるんだって」
まどか「それがすごくうれしい」
まどか「だから私はそれを守りたい」
まどか「私の力は小さくても、必ず守ってみせるよ」
まどか「ほむらちゃんの願いも必ず守るよ」
ほむら「これで最後だからね…」
ほむら「次はないんだからね…」
まどか「わかってる…」
~決戦 A地点~
ザーーー
さやか「風が…騒がしいな…」
ほむら「何かっこつけてんのよ!」
さやか「いいじゃんかよ!こういうの一度言ってみたかったんだよ」///
ほむら「はっ…まどかでもそんなこと言うかどうか…」
ほむら「あなた、まどかよりお子様だったのね?」
さやか「そんなこと…ない」///
ほむら「照れちゃって…意外と可愛いところがあるじゃない?」
さやか「……」///
ザーーー
さやか「風が…騒がしいな…」
ほむら「何かっこつけてんのよ!」
さやか「いいじゃんかよ!こういうの一度言ってみたかったんだよ」///
ほむら「はっ…まどかでもそんなこと言うかどうか…」
ほむら「あなた、まどかよりお子様だったのね?」
さやか「そんなこと…ない」///
ほむら「照れちゃって…意外と可愛いところがあるじゃない?」
さやか「……」///
~決戦 B地点~
ザーーー
マミ「風が騒がしいわね…」
杏子・まどか「!?」
マミ「何か?」
まどか「ほ、ほんと風強いよね、杏子ちゃん」アセアセ
杏子「そ、そうだな…」アセアセ
マミ「……?」
マミさんはロマンチストなだけだよね。
大丈夫。大丈夫。たまに私もああ言う事言ってみたくなるし。
ザーーー
マミ「風が騒がしいわね…」
杏子・まどか「!?」
マミ「何か?」
まどか「ほ、ほんと風強いよね、杏子ちゃん」アセアセ
杏子「そ、そうだな…」アセアセ
マミ「……?」
マミさんはロマンチストなだけだよね。
大丈夫。大丈夫。たまに私もああ言う事言ってみたくなるし。
作戦はこうだ。
ほむらちゃんの予測だと、A地点付近に魔女が出現するらしい。
そのままA地点に向かって進行するよう、ほむらちゃんたちが誘導する。
なぜならそのあたりで具現化するのが最も被害が少なくなるらしいからだ。
ワルプルギスの夜が具現化したところをA地点から少し離れたところにいる私達が攻撃する。
そして現時点で、最も火力の高い攻撃を出せるのが私だ。
……いかに本体の近くで的確に攻撃を当てられるかがカギになるだろう。
なんせミサイルやロケット砲なんかでは歯が立たない相手らしいから……
何千、何万人もの命を背負って、今私たちはここにいます。
どうか…お願い…
みんなを守ってください。
ほむらちゃんの予測だと、A地点付近に魔女が出現するらしい。
そのままA地点に向かって進行するよう、ほむらちゃんたちが誘導する。
なぜならそのあたりで具現化するのが最も被害が少なくなるらしいからだ。
ワルプルギスの夜が具現化したところをA地点から少し離れたところにいる私達が攻撃する。
そして現時点で、最も火力の高い攻撃を出せるのが私だ。
……いかに本体の近くで的確に攻撃を当てられるかがカギになるだろう。
なんせミサイルやロケット砲なんかでは歯が立たない相手らしいから……
何千、何万人もの命を背負って、今私たちはここにいます。
どうか…お願い…
みんなを守ってください。
まどか「そろそろだね…」
マミ「ところで、二人はどこまで行ったのかしら?」
まどか「い、今その話をするんですか?」
マミ「最後になるかもしれないのよ」モジモジ
まどか「そ、そうかもしれないけど…」///
マミ「お願い。何でも協力するから、お願い!!」
まどか(ま、まぁ…これから命をかけて戦ってくれるんだし、いいかな?)
杏子「……」興味ナシ
マミ「ところで、二人はどこまで行ったのかしら?」
まどか「い、今その話をするんですか?」
マミ「最後になるかもしれないのよ」モジモジ
まどか「そ、そうかもしれないけど…」///
マミ「お願い。何でも協力するから、お願い!!」
まどか(ま、まぁ…これから命をかけて戦ってくれるんだし、いいかな?)
杏子「……」興味ナシ
~A地点~
ほむら「う…」
さやか「どうした、転校生」
ほむら「な、何か悪寒が…」
さやか「魔女か!?」
ほむら「わからないけど…なんか鳥肌が…」
さやか「武者震いってやつだね。燃えるぅ~~!!」
ほむら「う…」
さやか「どうした、転校生」
ほむら「な、何か悪寒が…」
さやか「魔女か!?」
ほむら「わからないけど…なんか鳥肌が…」
さやか「武者震いってやつだね。燃えるぅ~~!!」
~B地点~
マミ「えええ~~~そこまでしちゃったの!?
マミ「うそうそぉ~、どっちからぁ~!?」
まどか「し~!こ、声が大きいよマミさん!?」///
杏子「お前ら、元気だなぁ~」
マミ「えええ~~~そこまでしちゃったの!?
マミ「うそうそぉ~、どっちからぁ~!?」
まどか「し~!こ、声が大きいよマミさん!?」///
杏子「お前ら、元気だなぁ~」
ある瞬間を境に急に風が強くなった。
立っているのがやっとだ…
立っているのがやっとだ…
~A地点~
ほむら「予想より、6分早いわね」
さやか「大丈夫なのか?」
ほむら「この程度、予測の範囲内よ。」
ほむら(みんな聞いて。予定より少し進路を南にとるわ。今から移動して)テレパシー
さやか「でも、そんなことしたら、アンタが設置したグレネードとか全部打てなくない?」
ほむら「そんなもの全部当ててる余裕はないわ。
ほむら「全て命中させなくても、誘導ぐらいならできる。」
ほむら「大丈夫、私を信じなさい!」
さやか「……うん!」コク
ほむら「予想より、6分早いわね」
さやか「大丈夫なのか?」
ほむら「この程度、予測の範囲内よ。」
ほむら(みんな聞いて。予定より少し進路を南にとるわ。今から移動して)テレパシー
さやか「でも、そんなことしたら、アンタが設置したグレネードとか全部打てなくない?」
ほむら「そんなもの全部当ててる余裕はないわ。
ほむら「全て命中させなくても、誘導ぐらいならできる。」
ほむら「大丈夫、私を信じなさい!」
さやか「……うん!」コク
まて!
…おいやべーって!そこのローソンまだ十六茶残ってるぞ!行こうぜ!
…おいやべーって!そこのローソンまだ十六茶残ってるぞ!行こうぜ!
~B地点~
ほむら(今から私たちが奴を引きつけるわ。)
ほむら(爆風範囲の広いの爆弾とか、あたり損ないの追撃砲に注意してちょうだい。)
ほむら(ふたりともまどかをよろしく。何かあったら、その時は許さないから)
マミ「あらあら最後まで、鹿目さんの心配ばかり。妬けちゃうわね」
まどか「もう、ほむらちゃん///」
杏子「まぁ、現実問題、あのでっかいのをやれるのは、アンタだけらしいからな」
杏子「それまではしっかり、アタシたちがガードしてやるよ」
まどか「ありがとう、杏子ちゃん」
みんな大好き。
杏子「そんじゃぼちぼち、移動しますか…」
ほむら(今から私たちが奴を引きつけるわ。)
ほむら(爆風範囲の広いの爆弾とか、あたり損ないの追撃砲に注意してちょうだい。)
ほむら(ふたりともまどかをよろしく。何かあったら、その時は許さないから)
マミ「あらあら最後まで、鹿目さんの心配ばかり。妬けちゃうわね」
まどか「もう、ほむらちゃん///」
杏子「まぁ、現実問題、あのでっかいのをやれるのは、アンタだけらしいからな」
杏子「それまではしっかり、アタシたちがガードしてやるよ」
まどか「ありがとう、杏子ちゃん」
みんな大好き。
杏子「そんじゃぼちぼち、移動しますか…」
http://jbbs.livedoor.jp/internet/14835/←VIP終了みんなここに移住した
打ち上げ花火が上がるような、ヒューという気の抜けた音が聞こえてきた。
爆発するまではまるで同じだったのに、爆音はまるで違う。
重たくて、耳に痛い。
硝煙と火薬の匂いが、風に乗ってきた。
自分の大好きな街が、戦場に変わった瞬間だった。
爆発するまではまるで同じだったのに、爆音はまるで違う。
重たくて、耳に痛い。
硝煙と火薬の匂いが、風に乗ってきた。
自分の大好きな街が、戦場に変わった瞬間だった。
~A地点(さやか視点)~
さやか「…転校生、手慣れてんのな…」
私の役目は、暁美ほむらの安全を守ることだ。
戦いが始まる前に、まどかと約束した。
さやか(ってもさ~)
さやか「目で追えないあいつをどうやって守れってのさ!?」
目の前ではグレネード弾やら、ロケット砲やらが次々と空中の黒体を目掛けて放たれていく。
私にはそれらがまるで幽霊が撃っているようにしか見えないのだ。
さやか「…転校生、手慣れてんのな…」
私の役目は、暁美ほむらの安全を守ることだ。
戦いが始まる前に、まどかと約束した。
さやか(ってもさ~)
さやか「目で追えないあいつをどうやって守れってのさ!?」
目の前ではグレネード弾やら、ロケット砲やらが次々と空中の黒体を目掛けて放たれていく。
私にはそれらがまるで幽霊が撃っているようにしか見えないのだ。
ビューーーーーー
立っていられないような突風が石つぶてや、植木を吹き飛ばしていく。
ほむら「きゃっ……」
何かが、あいつにぶつかったのだろうか?
さやか「大丈夫か!?」
ほむら「……」
膝のあたりから、出血していた。
なるほど、私をここにおいたのはそういうことか。
立っていられないような突風が石つぶてや、植木を吹き飛ばしていく。
ほむら「きゃっ……」
何かが、あいつにぶつかったのだろうか?
さやか「大丈夫か!?」
ほむら「……」
膝のあたりから、出血していた。
なるほど、私をここにおいたのはそういうことか。
さやか「待ってろ、今回復してやるから」
暁美ほむらの膝に手を当てて、強く念じる。
さやか「これで、もう動けると思うんだけど…」
ほむら「ええ…助かったわ」
そういうと、すぐに目の前から彼女は姿を消した。
さやか「ったく、礼ぐらい言えっての…」
さやか(礼を言ってる時間も惜しいぐらい、必死ってことか)
さやか(あんまり、無理するなよ…転校生)
暁美ほむらの膝に手を当てて、強く念じる。
さやか「これで、もう動けると思うんだけど…」
ほむら「ええ…助かったわ」
そういうと、すぐに目の前から彼女は姿を消した。
さやか「ったく、礼ぐらい言えっての…」
さやか(礼を言ってる時間も惜しいぐらい、必死ってことか)
さやか(あんまり、無理するなよ…転校生)
~B地点(まどか視点)~
マミ「暁美さん、結構派手にやってるわね」
まどか「うん…そうだね」
進行方向とは逆に強風が吹いてる。
杏子「……ヤッ!!」
前から飛んでくるめいいっぱい飛んでくる瓦礫やら何やらを、杏子ちゃんが薙ぎ払ってくれているのだ
杏子「何が、ここはあらゆる条件から最適な場所だ!だよっ!?」
杏子「畜生、あいつ風向きまでは計算できてないんじゃねぇか。」
マミ「暁美さん、結構派手にやってるわね」
まどか「うん…そうだね」
進行方向とは逆に強風が吹いてる。
杏子「……ヤッ!!」
前から飛んでくるめいいっぱい飛んでくる瓦礫やら何やらを、杏子ちゃんが薙ぎ払ってくれているのだ
杏子「何が、ここはあらゆる条件から最適な場所だ!だよっ!?」
杏子「畜生、あいつ風向きまでは計算できてないんじゃねぇか。」
マミ「あら?多分暁美さんは風向きまできちんと把握していたわよ!」
杏子「ん?そうなのか?よっ、っと」
マミ「もし向い風でなければ、走りながら横や後ろからくる瓦礫を撃ち落とすほうが難しいんじゃないかしら?」
杏子「っつっても、この量は正直一人じゃキツイぞ」
マミ「あら?私にはそうは見えないけど?」
小粒の石ころでも、正確に薙ぎ払っていく杏子ちゃん。
マミ「どうしても無理そうだったら、私もサポートするわ」
杏子「へっ。まだまだ~~」
杏子「ん?そうなのか?よっ、っと」
マミ「もし向い風でなければ、走りながら横や後ろからくる瓦礫を撃ち落とすほうが難しいんじゃないかしら?」
杏子「っつっても、この量は正直一人じゃキツイぞ」
マミ「あら?私にはそうは見えないけど?」
小粒の石ころでも、正確に薙ぎ払っていく杏子ちゃん。
マミ「どうしても無理そうだったら、私もサポートするわ」
杏子「へっ。まだまだ~~」
~A地点(まどか視点)~
さやかちゃんとほむらちゃんの姿が見えた。
予定の位置に着いたってことだ。
魔女が具現化した瞬間を狙う。
黒体が膨張しだした。
その周りに瓦礫が浮かび、竜巻のように舞う。
さやかちゃんとほむらちゃんの姿が見えた。
予定の位置に着いたってことだ。
魔女が具現化した瞬間を狙う。
黒体が膨張しだした。
その周りに瓦礫が浮かび、竜巻のように舞う。
ほむら(さぁ、まどか…あなたの願いを…みんなの願いを…)
ほむらちゃん……
まどか「マミさん、お願いします!!」
マミ「行くわよ、鹿目さん!!」
マミさんのリボンが空中へと伸びた。
全てを終わらせる。
深呼吸して、大きく跳躍した。
天空へと伸びる、黄色い橋を一気に駆け上がる。
両腕に魔力を込め、上へ、上へと登っていく。
ほむらちゃん……
まどか「マミさん、お願いします!!」
マミ「行くわよ、鹿目さん!!」
マミさんのリボンが空中へと伸びた。
全てを終わらせる。
深呼吸して、大きく跳躍した。
天空へと伸びる、黄色い橋を一気に駆け上がる。
両腕に魔力を込め、上へ、上へと登っていく。
黒体から人形の姿をした魔女が逆さ吊りになって飛び出した。
魔女の悲鳴のような雄叫びが全身に浴びせられるが、ひるんだりはしない。
ほむら(まどか、今よ!)
ほむらちゃんの合図で、私は魔女の頭上へと飛び立った。
もしこの一撃が決まらなければ、私はこの魔女に取り込まれて終わるのだろう。
絶対に負けない!!
両腕に込めた魔力を、弓に凝縮させて引き絞る。
なるべくギリギリの位置を狙って間合いを詰め
私は弓を引いた。
魔女の悲鳴のような雄叫びが全身に浴びせられるが、ひるんだりはしない。
ほむら(まどか、今よ!)
ほむらちゃんの合図で、私は魔女の頭上へと飛び立った。
もしこの一撃が決まらなければ、私はこの魔女に取り込まれて終わるのだろう。
絶対に負けない!!
両腕に込めた魔力を、弓に凝縮させて引き絞る。
なるべくギリギリの位置を狙って間合いを詰め
私は弓を引いた。
一筋の光が魔女の身体を引き裂いていく。
光の矢が貫通し、地上に向かって一直線に降りていく。
たしかな手応え。
逆向きの人形の身体が崩れ、身体がまた黒体に飲み込まれていく。
光の矢が貫通し、地上に向かって一直線に降りていく。
たしかな手応え。
逆向きの人形の身体が崩れ、身体がまた黒体に飲み込まれていく。
虚無が膨張する。
まどか「え…」
大きなエネルギーが黒体の中に凝縮されて、それが今にも放たれようとしている。
まどか「え…」
大きなエネルギーが黒体の中に凝縮されて、それが今にも放たれようとしている。
まどか「そ、そんな…」
私…守れなかったの…
みんなの願いどころか…
私自身の願いも?
みんなを守る力を手に入れることを望んで、魔法少女になったのに…
嫌だ…もう…こんな自分…嫌だ…
私…守れなかったの…
みんなの願いどころか…
私自身の願いも?
みんなを守る力を手に入れることを望んで、魔法少女になったのに…
嫌だ…もう…こんな自分…嫌だ…
虚無が私の身体を包み込んで、大きく……大きく膨らんでいいく。
ほむらちゃんにもらったペンダント。
その中に入れた宝石が濁り始める…
まどか(魔女になんて…なりたくないよ…)
ワルプルギスの夜が唸りの雄叫びを上げる。
町が…大きな光に包まれていく……
ほむらちゃんにもらったペンダント。
その中に入れた宝石が濁り始める…
まどか(魔女になんて…なりたくないよ…)
ワルプルギスの夜が唸りの雄叫びを上げる。
町が…大きな光に包まれていく……
~???(ほむほむ視点)~
ここは?
目が覚めると何もない真っ白な空間に閉じ込められていた。
確か私はまどかと結ばれたあと、
ワルプルギスの夜と戦い…
ほむら「あ…」
ほむら「ぁぁあああああああ~~~~っ!!!」
ここは?
目が覚めると何もない真っ白な空間に閉じ込められていた。
確か私はまどかと結ばれたあと、
ワルプルギスの夜と戦い…
ほむら「あ…」
ほむら「ぁぁあああああああ~~~~っ!!!」
思い出した…
まどかの身体が、魔女に飲み込まれていくのを…
またダメだった。
またダメだったんだ!!
今度こそ、今度こそと思っていたのに…
もう嫌…
もうダメだ…
終わり。おしまいよ。何もかも…
まどかの身体が、魔女に飲み込まれていくのを…
またダメだった。
またダメだったんだ!!
今度こそ、今度こそと思っていたのに…
もう嫌…
もうダメだ…
終わり。おしまいよ。何もかも…
私は自分のソウルジェムを見つめた。
うっすらと淀み始めている。
これまでどんなに落胆しても、輝き続けていたのに…
ほむら「しょうがないわよね…まどか…」
右手の力を込め、勢い良く拳を振り上げた。
うっすらと淀み始めている。
これまでどんなに落胆しても、輝き続けていたのに…
ほむら「しょうがないわよね…まどか…」
右手の力を込め、勢い良く拳を振り上げた。
???(待って!)
光の向こうから、何者かがテレパシーで語りかけてきた。
眩しくて、その姿がよく見えない。
ほむら(だ……れ……)
???(円環の理、魔法少女を導く存在…)
円環の理……?
円環の理(そして……全ての魔法少女の願いを守る者…)
光の向こうから、何者かがテレパシーで語りかけてきた。
眩しくて、その姿がよく見えない。
ほむら(だ……れ……)
???(円環の理、魔法少女を導く存在…)
円環の理……?
円環の理(そして……全ての魔法少女の願いを守る者…)
ほむら(あなた…一体…?)
円環の理(全ての魔女を私の手によって、消し去ります)
ほむら(そんなことができるの?)
円環の理(それが私の魔法少女として望んだことから…)
円環の理(一度抱いた願いが、間違いだったなんて、そんなのおかしいから…)
円環の理(私は、それを守りにきたの…)
円環の理(全ての魔女を私の手によって、消し去ります)
ほむら(そんなことができるの?)
円環の理(それが私の魔法少女として望んだことから…)
円環の理(一度抱いた願いが、間違いだったなんて、そんなのおかしいから…)
円環の理(私は、それを守りにきたの…)
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