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    元スレ少女「私も連れてって!お願い!」男「はあ!?」

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    201 :

    しえんた

    203 = 186 :

    204 = 74 :

    「さて、とりあえず歩くか」

    「うん」

    「どこ行く?」

    「海」

    「そういやそうだったな、なんでそんな海にこだわんの?」

    「?旅行と言えば海」

    「んなことねえよ」

    「んなことあるよ」

    「ねえよ」

    「あるよ」

    205 = 74 :

    「私海行ったことないんだ」

    「ほーん」

    「だから、一度は行ってみたいなって」

    「それに付き合わされるんですね」

    「どうせ暇でしょ」

    「まあな」

    206 = 74 :

    「ねえ、お兄ちゃん仕事どうするの?」

    「んー?もうやめるよ。ブッチしちゃうブッチ」

    「いいの?辞めちゃって」

    「いいんだよ、あんな糞みたいな仕事」

    「そっか・・・そっかそっか」

    「なんか嬉しそうだな」

    「別に嬉しくない」

    207 :

    「私達、天国へ行けるかな?」

    「さあ、どうだろうな」

    「地獄でもいいからお兄ちゃんと一緒がいいな・・・」

    「おれも」

    「じゃあ行こうか」

    「そうだな」

    208 = 128 :

    >>207
    やめろカス

    210 = 74 :

    「海ねえ、この辺に海なんてねえぞ」

    「電車使うか」

    「えー」

    「仕方なねえだろ、海行きたいんだったら電車乗るぞ」

    「できるだけ長く・・一緒にいたい」

    「んー?」

    「いいよ、電車乗ろ」

    「おーう」

    211 :

    >>1以外書くなや

    物語に浸れねーだろ

    212 = 74 :

    ガタンゴトン

    「ねえ」

    「ん?」

    「周りから見たら、私達ってどんな風に見えるんだろ」

    「普通に兄妹だろ」

    「わかんないよ?誘拐犯に見られてるかも」

    「・・・ありえるな」

    「やばいね」クスクス

    「まぁ、お前がこんだけ俺に懐いてりゃそうは見えないだろ」

    「な!懐いてなんかない!」

    「照れんなよ」

    「照れてなんかない!」

    213 = 74 :

    「よし、降りるぞ」

    「うん」

    「ここに海があるの?」

    「おう、もうちょっと歩いたらな」

    「そっか、楽しみ」

    「ガキだな」

    「うるさいな、お兄ちゃんだって楽しみなくせに」

    「まぁな」

    「ふふっ、認めるんだ」

    「うるせえな、行くぞ」

    「うん!へへっ」

    214 = 74 :

    「着いた」

    「わあ・・・すごいね」

    「まぁ初めて見りゃすごいだろうな」

    「ちょっと寒い」

    「もうこんな時間だしな」

    「・・・・」

    ギュッ

    「おいおい、かわいいな」

    「な!もう!馬鹿!」バッ

    「お、あそこで釣りしてるぞ」

    「ほんとだ、行ってみようよ」

    215 = 186 :

    やばい顔がニヤニヤする

    216 = 74 :

    「何が釣れるんですか?」

    「ん?今日は全くダメだよ」

    「そうなんですか・・・」

    「・・・あれ?もしかして・・・」

    「?」

    「少女か?」

    「お父さん・・?」

    父1「なんてこった・・・こんなところで会うなんて・・・」

    父1「いやぁ、大きくなった・・・私が最後に見た時はあんなに小さかったのに・・・」

    217 = 74 :

    「・・・お兄ちゃん」ササッ

    「ん?どうした?」

    「あの人・・私のお父さん」

    「ま、まじか・・・」

    父1「少女、隠れないで姿を見せてくれ。ん?そちらさんは・・・」

    218 :

    どんだけ偶然が折り重なってんだよwwwwwwwwwwww

    219 = 209 :

    おやじ・・・

    220 = 74 :

    「あー、えっと・・・ん?」

    父1「・・・まさか」

    「・・・・・親父」

    父1「ははっ、待て。そんな馬鹿な話はない」

    「よう、会いたかったよ。親父」

    父1「本当に・・男なのか」

    「さすがに忘れられねえか。見殺しにした子どものことは」

    221 :

    本当に兄妹かよwwww

    222 = 128 :

    このやろう
    目がはなせねーじゃねーか

    224 = 74 :

    父1「いや、すまん・・・あれは」

    「言い訳なんていらねえんだよ!!」

    「!」ビクッ

    「どうして出て行ったんだよ・・・あんたがいればまだ母さんや妹は・・・」

    父1「・・・お、おっとすまん。私はもう行かなければ。少女ちゃんまた今度な?」

    「どこ行くつもりだよ」

    父1「うっ・・・」

    「家族捨てたくせにまだ帰る場所があんのかお前」

    「その上まだ少女に会えると思ってんのか、あ?」

    225 = 74 :

    「殺す」

    父1「ひっ!?や、やめろ!やめるんだ!」

    「お、丁度いいくらいの石がある。さすが海岸」

    「よいしょ」

    父1「や、やめなさい男。まだ間にa」

    「名前で呼ぶんじゃねえ!!」

    「!!」ビクビク

    「もう、我慢の限界なんだよ。行くぞおとうさん」

    父1「や、やめろおおおおおお!!」

    「やめて!お兄ちゃん!」

    「・・・・」ピタッ

    父1「そ、そうだ・・言ってやれ少女」

    「てめえは黙ってろ!!!」

    226 = 74 :

    「お兄ちゃん・・・もう、いいよぉ・・そんな怖いお兄ちゃん・・・見たくないよぉ・・・ふえぇん・・・・」

    「・・・ごめんな少女、でもお前はそれでいいのか?」

    「この人を殺したら・・もうお兄ちゃんと一緒にいれなくなる・・・そっちの方がやだよぉ・・・」

    「そっか・・・ごめん少女」ギュッ

    「ずっと一緒にいような」

    「うん・・・うんっ・・・ぐすっ・・」

    父1(・・・チャンス)

    227 = 74 :

    父1(よいしょ)

    父1「そらっ!」

    男 スッ

    父1「あれ?」スカッ

    「本当にどうしようもねえ糞やろうだな、少女に当たったらどうすんだ」

    父1「えっ、いや、あの」

    「もうここから消えて」

    、父1「え?」

    「じゃないと私が殺す」

    父1「ひっ!?う、う、うわああああああ!!!殺されるうううううううう!!!」

    「・・行っちゃった」

    「・・・お前なかなかやるなぁ」

    「えへへ」

    228 = 74 :

    「それにしても、本当に兄妹だったとはな」

    「びっくりだね」

    「その辺はあいつに感謝しないとな」

    「ふふっ、そうだね」

    「・・・なあ、もしお前がよければ・・・・」

    「?」

    「このまま一緒に・・・」

    ピーポーピーポーピーポー

    、少「!?」

    229 = 74 :

    警察「あー、動かないでねー。」

    「・・・どういうことだよ」

    「やだ・・・やだ・・・」

    警察「えーっと、君が男君?」

    「・・・あぁ」

    警察「君に誘拐の女の子を誘拐したっていう通報があってね。ちょっと署までいいかな?」

    「・・・あいつか・・」

    「お兄ちゃん!!嫌だ!!どこ行くの!?私達は本当の兄妹だよ!?」

    警察「その辺の話も署でゆっくり聞くからねえ」

    「やだあ!!触んないでえ!!」バシッ

    230 :

    偶然がミルフィーユの様に折り重なってるな。。。

    231 = 230 :

    偶然がミルフィーユの様に折り重なってるな・・・

    232 :

    追いついた
    しえー

    233 = 74 :

    警察「いってえ・・・このガキ・・」

    「ずいぶん口の悪ぃ警官だな」

    警察「・・くっ、まぁいい君ら二人とも来てもらうよ」

    「わかった、でもこうすりゃ俺だけになるだろ?」グッ

    「え?」

    「おらっ!」

    「きゃっ!」

    警察「貴様やはり誘拐犯か!」

    「うらあ!」

    234 = 74 :

    「お兄ちゃん・・・?」

    「そうだよ!全部俺がこいつを脅してたんだ!警察がきたらあばれろってなあ!」

    「あああああ!!少女ぉ!!」スッ

    「きゃあ!」

    警察「こいつ!離れて!」

    「やだあ!お兄ちゃん!お兄ちゃん!」

    警察「こいつここまで洗脳して・・・女の子は保護した!!男を捕まえろ!!」

    警察「うらぁ!」ドカッ

    「うっ!」

    警察「この変態が!!」バキッ

    「うあっ!」

    「お兄ちゃん!!お兄ちゃん!、いやあ!!!」

    警察「もう大丈夫だからね、お嬢さん」

    「やだあ!!離してえ!!お兄ちゃん!お兄ちゃあん!!」

    236 = 74 :

    ________
    _____
    ___

    あのままお兄ちゃんは警察に連れて行かれた
    顔も体もボコボコにされて


    私が何を言ってもダメだった
    かわいそうに、としか言われなかった


    親は誰も迎えに来なかった
    来られても迷惑だったけど


    でも私は助かった
    小娘2さんが助けてくれた
    なんでかよくわからなかったけど小娘2さんはごめんね、ごめんね、と泣いて謝っていた

    241 = 74 :

    お兄ちゃんは捕まった
    牢屋に入れられたんだって


    あの時私のポッケに自分の財布を入れてくれたお兄ちゃん
    すごく乱暴なことしてたのに、顔はあんなにも悲しそうだったお兄ちゃん


    早く会いたいよお兄ちゃn

    243 = 74 :

    小娘2母「少女ちゃーん、学校に行く時間よー」


    ・・・もう、物思いに浸ってる時になんで呼ぶかなぁ


    小娘2さんのお家の人はみんな優しい
    お兄ちゃんの財布を見せたらみんなお兄ちゃんの事を理解してくれた
    でも小娘2さんのお家じゃ釈放金は出せない


    でも、いいの
    私は待つって決めた
    十年でも二十年でも、私は待つ


    大人に女になって見返してやるんだ

    244 = 74 :

    「行ってきまーす」

    小娘2母「行ってらっしゃーい」

    「もうっ、小娘2ちゃん出るの早いよ」

    「急がなきゃ・・・」タタタッ




    「よう」



    「・・・・え?」

    245 = 74 :

    「元気そうだな」

    「え・・・なんで・・」

    「ん?あー、なんかとある老人が釈放金を出してくれたらしい」

    「変わった奴もいるもんだなー」

    「・・・・っ!!」ダキッ

    「おっと・・・・ただいま」

    「・・・おかえり、お兄ちゃん」


    246 :

    男が中学生の頃大金出したのといい何者だよその老人・・・

    247 :

    >>246
    父1の父じゃね?

    248 = 74 :

    「俺、旅行するんだ」

    「・・・どこに?」

    「隣町」

    「・・・・」

    「そこのマンションに住もうと思うんだ」

    「・・・・」

    「あのーさ、よかったら・・・」

    「・・・・お願い、連れてって」

    「・・・・・・・・おう」ニコッ



    おわり

    249 = 74 :

    あー疲れた
    まさか歌からパクった話がこうなるなんてな

    思いっきりご都合主義だけど質問あったら答えるよ

    250 = 157 :

    ふたりの しょやは いつですか?


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