元スレ七咲「……ハーレムですよ?」純一「そうだとしても、僕は嫌だ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 155 :
ラブリー先輩マジラブリー
252 = 7 :
さすが響さん
253 = 232 :
七咲「え、えっと……もう、手遅れでしたか?」
響「っ~~~! ち、違うわよ…! なにいってるの七咲…!」
森島「……うーんと、よくよく思い返してみると~…ひびきちゃんも私のこと言えないぐらい、
色々やってないかしら? これ?」
響「や、やってないわよ……! はるかはだって……ああ、もう…!」
七咲「……なるほど、塚原先輩まで…」
響「こ、こらそこ…っ! 一人で納得しないの…!」
森島「……ふんふんふーん…」ごそごそ
響「な、なにしてるのはるかっ……私の髪いじくらないでよ…!」
森島「だってほら、橘くんってツインテール好きだって言ってたわよ?」
響「え、どうして私がツインテールなんかにっ……いや、ちょ、やめてって…!」
七咲(……可愛いけど、似合わないなぁ…塚原先輩)
森島「きゃ~!ひびきちゃん! かわいいわぁ~!」
響「っ………」ぷしゅー
254 = 232 :
七咲「……先輩がた、相変わらずですねっ…くすくす」
森島「うふふ、そうね~。でも、逢ちゃんも頑張ってね、これからも」
響「……そうね、七咲。頑張るのよ…こんな格好で言うのもアレだけど…」
七咲「…くす。はい、頑張ります先輩……だから、先輩たちもがんばってください」
森島「わぁお! 逢ちゃんに言われたら、頑張るしか無いわねぇ~…ひびきちゃん?」
響「違うわよはるか……これからのことを頑張ってって言われたのよ。
恋路云々は関係ないわ……な、ないわよね? 七咲?」
七咲「…………」
響「っ……そこでっ…黙らないで頂戴っ……!」
森島「まぁまぁ! ほらほら、逢ちゃんはこれからお出かけなのかな?」
七咲「……あ、そういえばお買い物があるんでした──…えっと、先輩。ちょっとお願いしてもいいですか?」
響「なに、かしら…?」
七咲「……お酒を、私の代わりに買って欲しくて」
森島「お酒…? いいわよ! じゃんじゃん買ってあげるわ!」
響「…飲むの? 七咲が」
255 = 220 :
入れ食いですね
256 = 232 :
七咲「い、いえっ! 私は飲まないんですけど……」
森島「いいじゃないの! 細かいことわぁ~…ほらほら! 行くわよひびきゃん~!」
響「……待って、はるか。その様子だけど、買い物済ませてからおじゃまする気じゃないわよね?」
森島「ふんふふ~ん♪」すたすた…
響「ちょ……ちょっとはるか! 誤魔化さないの!」すたすた!
七咲「あ、ちょ…塚原先輩! 髪! 髪型そのまんまですよ……!」すたすたっ…
とある交差点
純一「──それじゃあ、香苗ちゃん。また今度、会おうね」
香苗「うん、また今度。次はまさちゃんを引っ張ってでも連れてくるつもりだから」
純一「あはは…そっか。ありがとう……ん? 赤信号か。ならこっちから行こうよ」すたすた
香苗「うん、わかっった」すたすた…
十秒後
森島「このへんで買おうかしら~!うーんとねぇ~!」
響「どこでもいいわよ……本当に」
257 :
上崎さん、ここです
258 = 232 :
七咲「そこのスーパーで……あれ? あの後ろ姿は…」
七咲(……帰り道はこっちなのに。どうしてあんなところを……ああ、なるほど。
また先輩のアレが働いたのかな…こっちにくると先輩たちと鉢合わせになるし…)
七咲(……今日の相手は、あの人だから。世界がそれを優先した……ふふ、これちょっとカッコいいセリフみたい…)
七咲「とにかく偶然……じゃないですよね、これは絶対に先輩の力ですよねー」
森島「ほら逢ちゃん! こっちに行くわよ~!」ぶんぶん!
響「は、恥ずかしいから…やめないさいってば…!」
七咲「わかりましたー! いまいきまーす!」たったった…
数秒後 交差点・電柱
「…………………」すっ…
(……び、びっくりした…追っかけてたら、あの人達が来るんだもん…見つかるところだったよ…っ)
裡沙「……あのこ…水泳部の七咲ってことにバレたら、だめだってわかってたんだよ…!うん…!」
裡沙「………」さっ
裡沙(……それにしても、今日一緒にいるあの娘はなんなのかなっ…! また、知らない娘と歩いてる…!)
259 = 50 :
まだストーキングしてんのかよwwwww
262 = 232 :
裡沙(ま、また新しくメモにかかなくちゃ……あの娘は橘くんに、香苗ちゃんって呼ばれてたから……)す…
裡沙(香苗香苗香苗香苗香苗香苗香苗香苗香苗かなえかなえかなえかなえっ……!!!)ぐりぐりっ…!
裡沙(……ふぅ。これでよしっと)
裡沙(……ってあれ!? また見失っちゃった……探さないと…!)たったった…
裡沙(最近の橘くんっ…よく見失うんだよっ……昔なら、すぐにでも見つけられたのにっ…!)きょろきょろ…
裡沙「や、やっぱりどこにもいないっ……あわわ…今日もまた見失っちゃった…っ…」
裡沙(……ううっ…なんだろう、橘くんだんだんとっ…あたしが知らない人になっていくよっ…!)
裡沙「ぐぐっ……でも、諦めちゃダメなんだからっ…! メモで橘くんの行動パターンをよんでっ──…あっ」べちゃ
裡沙「あ、あたしの橘くん観察メモがあっ……」ばっ
裡沙「う、ううっ……びしょびしょになっちゃったよぉ~……まだちゃんと使えるかなっ……」ぱっぱっ
裡沙「……よ、よかった…まだ、中は濡れてない……」ぱっ…
裡沙「……ぬれて、ない…」すっ…
裡沙「………………」
裡沙「──……なに、してるんだろ……あたし……」
263 = 208 :
スト子・・・
264 = 62 :
田中B…
265 = 232 :
裡沙(……いつまでも、橘くんをおっかけて……なに、してるんだろ……本当に…)
裡沙(……橘くんは、もう…あたしが知っている、あの頃の橘くんじゃないのに…)
裡沙「………はぁ、やっぱりもうダメなんだよね…うん」ぽす…
裡沙(……わかってるんだよ。ちゃんと、橘くんは変わったって…もう数年前からわかってるの)
裡沙(……なのに、あたしだけが変われてない……あたしだけ、あたしだけ……)
裡沙「……このメモ帳も、意味ないのに……あたしも、こんなにボロボロに使っちゃって……ぐす」
裡沙「──……あ、あれ…? どうして涙が……ひっく、違う。あたしは橘くんが変わったって知って嬉しくて…」
裡沙「…認めきれないのはわかってるけれどっ……でも、どうしてこのタイミングで……ひっく……」
裡沙(だ、だめだよ裡沙っ……泣いちゃ…あたしは、あたしは嬉しいんだからっ…ちゃんと喜ばなくちゃ…!)
裡沙「……いけないんだから……いけ、ないんっ……ひっく…だからっ……ぐすっ……ひっく…」ごしごし…
裡沙「………ぐす、ひっく……ぐしゅ……」
266 :
救ってあげて...
268 = 100 :
裡沙ちゃんはいつも健気だなむくわれないけど
269 = 232 :
裡沙「ひっく、うぐっ……けほこほっ…ぐしゅっ…」
裡沙(……もう、帰ろう…家に。こうやって道路でうずくまってても……だめだから…)
裡沙「ひっくっ……おうちに帰って、ご飯食べて……ゆっくり寝るんだよ……ぐすっ」
純一「…………」
裡沙「そうして、朝起きたらオフロに入って……それでっ……ぐすっ……それで……」
純一「…………」
裡沙「それで、橘くんのこと忘れてっ……あたしは、あたしは───……え?」
純一「…………」
裡沙「…………」ポケー
純一「やあ、こんにちわ」
裡沙「……こん、にちわ…」
純一「いきなり君の隣でしゃがみ込んでて、ごめんね」
裡沙「は、はい……あたしは、別に………」
純一「そっか。ありがとう」
270 = 208 :
ハーレムの一人になるとはいえ救われてほしいな
271 = 100 :
さすが紳士
272 :
まだ薫のとこまでしか読んでないけど
この橘は最低だわ
273 = 232 :
裡沙「……………」
純一「……うん? 僕の顔に何かついてるかな?」
裡沙「そ、そうじゃないです……そうじゃないです、けど………」
裡沙「ええぇえええ!? た、たちっ…たひばひゃくんっ……!」ばっ
純一「おお!凄い飛んだね、今」
裡沙「ひゅえっ!? あ、あのそのっ……というかどうしてここにっ…!?」あたふた…
純一「どうしてって……なんとなくだけど?」
裡沙「な、なんとなくっ…? なんとなくで、ここにいるのっ…?」
純一「うん、さっきまでね。ちょっと用事があったんだけどさ、その娘とはもうさっき別れたんだけど…
…今日はなんとなくこっちの道から帰ろうって思ったらさ」
純一「道の真中で、うずくまってる君がいたんだ。だからこれは、なんとなくだよ」
裡沙「………」
純一「えっと、話しかけちゃダメだったかな?」
裡沙「っ……い、いや! そんなことないよっ…! ないない全然ないからっ…!」
274 = 220 :
なんでこの子人気あるの?
275 = 232 :
純一「そうなの? だったらよかったよ」すっ…
裡沙(な、なっなななななっ……どうしてっ…橘くんがここに……って言ってくれたけど!
でも、こんなタイミングで来るなんてっ……ううっ、ううう…!)
純一「………」にこにこ
裡沙(わ、笑ってるっ…! 笑顔、あたしに向けてるんだよっ……う、ううっ……うきゃー!)
裡沙「っ……ちょ、ちょっと落ち着かなきゃ……ふー…ふー…」
純一「?」
裡沙(と、とにかくっ……あたしのことは、橘くんは知らないはずだからっ…!
うずくまってたあたしを心配して話しかけてくれた……それでいいはずなんだよね…!)
純一「…うーんと、お。あったあった…」すたすた…
裡沙(だ、だからここはっ……とりあえず何とかしてっ…さりげなく去るんだよ…!
そうしなきゃ…そうしなきゃ橘くんに迷惑かかっちゃうからっ……わかってるんだから…!)
純一「……紅茶、だめだな。嫌いな気がする、コーヒーでいいや」がたん…
裡沙(……っ…よし、言うんだよ裡沙…! 帰ります、帰ります……よしよし、それでいいから…
緊張せずに、すーはーすはー……うん! 行くよっ……)
276 = 234 :
可愛いからに決まってんだろいわせんな恥ずかしい
277 = 7 :
>>274
健気だから
278 :
明日の朝まで残ってくれ
279 :
>>274
ストーカーな所に親近感でも湧くんじゃね?
280 :
裡沙「───……たっ…たた、橘くんっ…あたし…!」ぎゅっ…
純一「はい、どうぞ。これ」ぴたっ…
裡沙「ひゃうっ…冷たっ…?!」
純一「あはは。ちょっと顔が真っ赤だったからね、今のでちょっと冷えたかな?」
裡沙「え、あ、うん……?」
純一「春先だから、ちょっと暖かいのは微妙かなって思ってさ。
あとミルク無しの微糖のコーヒーだけど……いるかな?」
裡沙「ふぇ…?……あ、い、いただきます……」すっ…
純一「よかったよ。なんだかミルク入りは嫌いなような気がしてさ、あはは」
裡沙 こくっ…こくっ…ぷはっ…
純一「…どうかな、落ち着いた?」
裡沙「……は、はいっ……落ち着きました……ってあれ、これ…」
純一「うん? あ、ごめん。僕がちょっと味見してたんだ……新発売って書いてたからさ、大丈夫かなって…」
裡沙「………」
純一「ご、ごめんね? いや、どうして先に飲んじゃったんだろう……まいったな、あはは…」
281 :
間接キス……だと……
282 :
こいつニュータイプか
283 = 280 :
裡沙「………」
純一「……えっと、大丈夫…かな?」
裡沙「……───」すっ……
純一「……え!? ちょ、なんで倒れ──」
裡沙 ぱたん
純一「だ、大丈夫!? おーい、君……!?」
数十分後
裡沙「──……ん、んんっ……」
純一「……ん? 起きたかな、どうやら」
裡沙「え、ここは………公園…?」
純一「そうだよ、近くの公園。ここで休んでるんだ」
裡沙「そう、なんですか………───……っ!?」
裡沙(な、なにかなこの頬にある温かみっ……!? ふぇっ!?
ま、ままっままっまままままさかっ…ひにゃまくりゃ…っ!)
純一「ふんふーん……♪」
裡沙(た、橘くんのっ……橘くんからのっ…ふともも、ふともも!)
284 :
なん…だと…
285 :
ガイアが紳士にもっと囲えと囁いている
286 = 280 :
裡沙「っ………」もぞっ…
裡沙「………」くんくん…
純一「……?」
裡沙(た、たちばなくんのにほひっ……だめだ、幸せ過ぎるよ~っ…なに、これっ…天国!だよねこれっ…!)
純一「…だ、大丈夫かな? 背中がすごく震えてるけれど」
裡沙「だっ…だいひょうぶれすっ…!」
純一「……呂律が回ってないけど、本当に?」
裡沙「ひ、ひゃいっ…!」
純一「……うーん、そっか。それならいいだけどね」なでなで…
裡沙「っっ~~~…!?」
裡沙(い、いまっ……裡沙、なでられてるっ…!? ど、どどどどどどうして…!)
純一「何だかその慌て用は、ちょっと美也に似てるね君。あ、美也っていうのは僕の妹なんだけどさ」
裡沙(し、しってるよ……! 言えないけど…!)
287 :
スト子が可愛い過ぎて脳みそとろけそう
288 = 282 :
>>287は のうみそを すいとられた!
289 :
こんなの紳士とちゃう・・・
290 = 280 :
純一「僕の妹はさ……混乱して慌てた時、僕がこうやって撫でてやると落ち着くみたいなんだよ。
……それをさ、君にやったらどうかなって思ったんだけど。どうかな?」
裡沙(お、落ち着けるわけ無いよっ! ……だ、だめだって……あれ?…なんだか気持ちよく……)
純一「……うん? 眠たくなってきたかな、とろんてしてるよ目元が」
裡沙(え、ええ……どうして、あんなにも緊張してたのに………気分が、落ち着いて……)
純一「眠ってもいいよ。疲れてたみたいだし、このまま眠ってしまっても僕はいいからさ」
裡沙「…………あたし眠っても、いいの……?」
純一「うん……いいんだよ」なでなで…
裡沙(……橘くんが、そう言ってくれてる……あたし、寝てもいいんだ……
疲れてたし…ここ最近、橘くんを追っかけることが多くて…寝てなかった…)
純一「………」なでなで…
裡沙(そっか…寝てもいいんだ…あたし、このまま…橘くんの膝の上で……このまま───)
291 = 282 :
なんか死にそうだな
292 :
>>291
おいやめろ
293 :
橘さんの上で死ぬならスト子も本望じゃね
294 = 280 :
裡沙「──……だ、だめっ……!」がばっ
純一「お、おおうっ……どうしたの?」
裡沙「はぁっ…はぁっ……あたし、このまま寝ちゃダメじゃないっ……だめよ、だめ…!」
純一「……どうして? 気持ちよさそうにしてたけど…だめだったかな?」
裡沙「だ、だめじゃないです! だめじゃないですけど……あたしは、してもらう権利はなくて……!」
純一「…………」
裡沙「それに、それに……! 橘くんも、どうてこんなことできるの……!」
純一「こんなことって……膝枕のこと、かな?」
裡沙「そ、それもだけどっ……女の子にあげる飲み物に口をつけるとかっ…頭を撫でるとか…色々とだよっ…!」
純一「……やっぱり、だめだったかな?」
裡沙「だ、だめじゃない……ダメじゃないから言ってるの…!
女の子のこと全部わかってるみたいにっ…そうやって、やってる貴方は……なんだか橘くんじゃないみたいで…っ」
純一「…………」
裡沙「嬉しいけれどっ……でも、あたしは…そんなの……どうしてかわからなくて…ううっ…」ぎゅっ…
295 :
おもととととおとお
296 :
覚醒した橘さんって無敵だなぁ
297 = 285 :
何だろう、なんか橘さんから人間味が無くなったような
298 :
こんな紳士は見たことない
299 = 293 :
橘さんは変態性を発揮してこそだからな
300 :
常時賢者モードみたいだ
みんなの評価 : ★
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