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元スレ一夏「結婚したのに箒が敬語でしか喋ってくれない」
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~居酒屋~
一夏「ってことがあったんだけどさぁ…」
弾「いや、そんな…結婚なんて考えたことのない未婚の俺に言われましても…」
一夏「シャルのことはもちろん信じてるんだけどさ…」
弾「んー、どうなんだろうなー。お前から聞く話では嫁さんは絶対に浮気なんかしなさそうだけど」
一夏「俺もそう思う…でもさぁ、シャルって美人だろ?可愛いだろ?優しいだろ?変なのに巻き込まれてないかと急に心配に…」
弾「え、なに?これ惚気?相談にかこつけた惚気?かえるよ、マジで」
一夏「いやいや、待てって!本当に悩んでるんだって!!」
一夏「ってことがあったんだけどさぁ…」
弾「いや、そんな…結婚なんて考えたことのない未婚の俺に言われましても…」
一夏「シャルのことはもちろん信じてるんだけどさ…」
弾「んー、どうなんだろうなー。お前から聞く話では嫁さんは絶対に浮気なんかしなさそうだけど」
一夏「俺もそう思う…でもさぁ、シャルって美人だろ?可愛いだろ?優しいだろ?変なのに巻き込まれてないかと急に心配に…」
弾「え、なに?これ惚気?相談にかこつけた惚気?かえるよ、マジで」
一夏「いやいや、待てって!本当に悩んでるんだって!!」
弾「鈴からも嫁さんの話聞くけど、腕っぷし強いんだろ?ある程度のことは自分でこなせそうだよな」
一夏「うん…」
弾「…」
弾「そういやさ、お前ってこの間の盆休み、連休とってなかったよな?」グビグビ
一夏「ん?あぁ、そうだったな」
弾「なんで?普通は実家に帰るなり、旅行するなりするだろ?」
一夏「いやさ、特に帰る実家もないからなー俺達。旅行には行こうとしたけど、“一夏の仕事が落ち着いたらでいい”って言われてさ」
弾「で、連休じゃなくて飛び飛びでとってたのか」
一夏「そ」
一夏「うん…」
弾「…」
弾「そういやさ、お前ってこの間の盆休み、連休とってなかったよな?」グビグビ
一夏「ん?あぁ、そうだったな」
弾「なんで?普通は実家に帰るなり、旅行するなりするだろ?」
一夏「いやさ、特に帰る実家もないからなー俺達。旅行には行こうとしたけど、“一夏の仕事が落ち着いたらでいい”って言われてさ」
弾「で、連休じゃなくて飛び飛びでとってたのか」
一夏「そ」
弾「ふーん…まぁ、家庭の事情には踏み込まねーけどさ。旅行ぐらいはしといたほうがいいなじゃねーの?新婚旅行からしてないんだろ?」
一夏「まぁ、な」
弾「……まぁ、アレだよ。変にギスギスしない内に然るべきネタを用意して嫁さんに聞いてみるこった。変に気遣いしすぎると疲れるしな」
一夏「………わかった、そうしてみる」
弾「って訳で、ここはお前の奢りな!!相談料にしといてやるよ!」
一夏「は!?なんだよ、それ!?」
弾「すんませーん、この鮪の刺身尽くしひとつー」
店員「カシコマリマシター」
一夏「おいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
一夏「まぁ、な」
弾「……まぁ、アレだよ。変にギスギスしない内に然るべきネタを用意して嫁さんに聞いてみるこった。変に気遣いしすぎると疲れるしな」
一夏「………わかった、そうしてみる」
弾「って訳で、ここはお前の奢りな!!相談料にしといてやるよ!」
一夏「は!?なんだよ、それ!?」
弾「すんませーん、この鮪の刺身尽くしひとつー」
店員「カシコマリマシター」
一夏「おいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
~数日後~
一夏(今シャルは風呂に入ってる…そしてさっきいつもの通り、電話がかかってきたことは確認済みだ…)
一夏「俺はシャルを信じてる…コレはそれを確信に変えるだけだ…」
一夏「シャル、ごめん…!!」パカッ
一夏「………なんだよ、コレ…」
一夏(見たことのない電話番号が何回か電話をかけてきてる。あの日のデートの時にかけてきた番号もコイツだった)
一夏「誰なんだよ…コイツ…」
シャル「一夏ー、お風呂あがったよ。次どうz…」
一夏「なぁ、シャル…この番号って…」
シャル「……!?みちゃったんだ…」
一夏(今シャルは風呂に入ってる…そしてさっきいつもの通り、電話がかかってきたことは確認済みだ…)
一夏「俺はシャルを信じてる…コレはそれを確信に変えるだけだ…」
一夏「シャル、ごめん…!!」パカッ
一夏「………なんだよ、コレ…」
一夏(見たことのない電話番号が何回か電話をかけてきてる。あの日のデートの時にかけてきた番号もコイツだった)
一夏「誰なんだよ…コイツ…」
シャル「一夏ー、お風呂あがったよ。次どうz…」
一夏「なぁ、シャル…この番号って…」
シャル「……!?みちゃったんだ…」
一夏「お前の親父さんの電話番号!?」
シャル「うん…一か月くらい前からずっとね」
一夏「なんで?勘当したのに」
シャル「謝罪をして寄りを戻したいらしいよ…今更なのにね。一回断ってそれっきりだと思ってたんだけど」
一夏「なんで断るんだよ?最近はデュノア社も業績好調だし、俺のデータだってもうそこまで…」
シャル「そんなの分からないよ、あの人は貪欲だから。電話越しで誠実なふりしてまた騙す気かもしれない…というか、多分そうだよ」
一夏「……そっか」
シャル「それより、一夏?黙ってた僕も悪いけど、どうして一度話してくれなかったのかなぁ?そんなに僕は信用なかった?」ゴゴゴゴゴゴ
一夏「あ…」
シャル「うん…一か月くらい前からずっとね」
一夏「なんで?勘当したのに」
シャル「謝罪をして寄りを戻したいらしいよ…今更なのにね。一回断ってそれっきりだと思ってたんだけど」
一夏「なんで断るんだよ?最近はデュノア社も業績好調だし、俺のデータだってもうそこまで…」
シャル「そんなの分からないよ、あの人は貪欲だから。電話越しで誠実なふりしてまた騙す気かもしれない…というか、多分そうだよ」
一夏「……そっか」
シャル「それより、一夏?黙ってた僕も悪いけど、どうして一度話してくれなかったのかなぁ?そんなに僕は信用なかった?」ゴゴゴゴゴゴ
一夏「あ…」
>>506
鈴ちゃんがまだだ
鈴ちゃんがまだだ
~翌日~
上司「おい、織斑ー大丈夫か?なんかフラフラしてるしゲッソリしてるけど…定時すぎてるし、お前はもう帰れ」
一夏「あぁ、ハイ…すいません。じゃあ失礼します」
一夏(昨日、シャルに絞り尽されたダメージが…)
受付「あの…織斑さん、お客様がいらっしゃってます」
一夏「私にですか?」
受付「はい」
一夏「アポイントは特になかったはずなんですけど…誰から?」
受付「それが…」
上司「おい、織斑ー大丈夫か?なんかフラフラしてるしゲッソリしてるけど…定時すぎてるし、お前はもう帰れ」
一夏「あぁ、ハイ…すいません。じゃあ失礼します」
一夏(昨日、シャルに絞り尽されたダメージが…)
受付「あの…織斑さん、お客様がいらっしゃってます」
一夏「私にですか?」
受付「はい」
一夏「アポイントは特になかったはずなんですけど…誰から?」
受付「それが…」
一夏「ただいまー」
シャル「おかえりー、お風呂にする?それとも…」
一夏「なぁ、シャル…」
シャル「ん?」
一夏「親父さんと会ってみないか?」
シャル「………ごめん、一夏。何言ってるのかな?よく聞こえなかったよ」
一夏「お前の親父さんと話し合ってみないか?」
シャル「どうして?あの人はボクを使って一夏を騙そうとしたんだよ!?下手したら一夏は白式を剥奪されてたかもしれないのに…それにボクのお母さんだって、あの人がもっと…」
シャル「おかえりー、お風呂にする?それとも…」
一夏「なぁ、シャル…」
シャル「ん?」
一夏「親父さんと会ってみないか?」
シャル「………ごめん、一夏。何言ってるのかな?よく聞こえなかったよ」
一夏「お前の親父さんと話し合ってみないか?」
シャル「どうして?あの人はボクを使って一夏を騙そうとしたんだよ!?下手したら一夏は白式を剥奪されてたかもしれないのに…それにボクのお母さんだって、あの人がもっと…」
>>512
ちょっと静かに、物語に浸りたいから
ちょっと静かに、物語に浸りたいから
一夏「それ含めてさ、親父さんが謝りたいんだっていうなら、会ってみよう。それから許すか許さないか決めよう」
シャル「嫌だ!許せない!許せるはずがない!!絶対に嫌だよ!!あの人とはもう会いたくない…!どうして一夏はあの人の肩もつの?」
一夏「ついさっき、会社に会いに来たんだよ、お前の親父さんが」
シャル「え、それってもしかして日本に…」
一夏「あぁ、来てるよ。ってことは…わかるだろ?シャル…お前に会いに行こうと思えばここに来れたんだよ。なのに親父さんはソレをしなかった。それが何でかわかるか?」
シャル「わからないよ、わかりたくもない…!!」
一夏「…お前が会おうと決心してくれるのを待つ気でいるんだよ。許すか許さないかの段階じゃない、あの人はお前を…」
シャル「そんなのどうだっていいよ!ボクは嫌だ!」
シャル「嫌だ!許せない!許せるはずがない!!絶対に嫌だよ!!あの人とはもう会いたくない…!どうして一夏はあの人の肩もつの?」
一夏「ついさっき、会社に会いに来たんだよ、お前の親父さんが」
シャル「え、それってもしかして日本に…」
一夏「あぁ、来てるよ。ってことは…わかるだろ?シャル…お前に会いに行こうと思えばここに来れたんだよ。なのに親父さんはソレをしなかった。それが何でかわかるか?」
シャル「わからないよ、わかりたくもない…!!」
一夏「…お前が会おうと決心してくれるのを待つ気でいるんだよ。許すか許さないかの段階じゃない、あの人はお前を…」
シャル「そんなのどうだっていいよ!ボクは嫌だ!」
>>512
お前が本当は束さんじゃなくてシャルが好きなのはわかってるから
お前が本当は束さんじゃなくてシャルが好きなのはわかってるから
一夏「確かに俺もあの人は許せないよ。でもさ、人って変われるんじゃないかって信じてみないか?」
シャル「どうして?一夏はボクのこと嫌いになっちゃった?」
一夏「そんなわけないだろ、俺はなにがあろうとシャルの味方だ」
シャル「だったら…!!」
一夏「もし俺達に子供が出来ても絶対に渡す気はないし、強硬手段に及んだなら白式使ってでもデュノア社をぶっ壊す。それくらいの気持ちだよ、俺は。
でもさ、まだ親が生きていてくれてて…一度壊れたと諦めていた絆が結べるんだとしたらさ、そのチャンスを使ってほしいんだ」
シャル「一夏…」
一夏「ほら?俺って親いないだろ?だからさ、シャルが少し羨ましくなったのかもな…」
シャル「……」
一夏「よく考えたら、コレって俺のエゴかもな。ゴメンな、シャル。忘れてくれ。親父さんには俺から言っておくよ」
シャル「………ねぇ、一夏」
一夏「ん?」
シャル「あの人の様子はどうだった?」
シャル「どうして?一夏はボクのこと嫌いになっちゃった?」
一夏「そんなわけないだろ、俺はなにがあろうとシャルの味方だ」
シャル「だったら…!!」
一夏「もし俺達に子供が出来ても絶対に渡す気はないし、強硬手段に及んだなら白式使ってでもデュノア社をぶっ壊す。それくらいの気持ちだよ、俺は。
でもさ、まだ親が生きていてくれてて…一度壊れたと諦めていた絆が結べるんだとしたらさ、そのチャンスを使ってほしいんだ」
シャル「一夏…」
一夏「ほら?俺って親いないだろ?だからさ、シャルが少し羨ましくなったのかもな…」
シャル「……」
一夏「よく考えたら、コレって俺のエゴかもな。ゴメンな、シャル。忘れてくれ。親父さんには俺から言っておくよ」
シャル「………ねぇ、一夏」
一夏「ん?」
シャル「あの人の様子はどうだった?」
あーインスピレーション湧いてきたわ
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
続き書いていい?
結構有名な書き手なんだが
一夏「まぁ、そうだな…お前の話で聞いていたよりはギラついた雰囲気ではなかったかな」
シャル「そっか…」
一夏「あと、『こんなこと言えた義理ではないが、シャルロットをよろしく』って言われたよ。
『娘』って単語は一度も使わなかった」
シャル「それって…」
一夏「分かってるんだろうな。自分にそんな資格がないことくらい。だから許して欲しい、『娘』って呼びたいんじゃないかな」
シャル「………」
一夏「……」
シャル「ごめん、一夏。やっぱりあの人には会えないや。気持ちの整理がつかない…まだ許せそうにない」
一夏「そっか」
シャル「でもね、その代わり…」
シャル「そっか…」
一夏「あと、『こんなこと言えた義理ではないが、シャルロットをよろしく』って言われたよ。
『娘』って単語は一度も使わなかった」
シャル「それって…」
一夏「分かってるんだろうな。自分にそんな資格がないことくらい。だから許して欲しい、『娘』って呼びたいんじゃないかな」
シャル「………」
一夏「……」
シャル「ごめん、一夏。やっぱりあの人には会えないや。気持ちの整理がつかない…まだ許せそうにない」
一夏「そっか」
シャル「でもね、その代わり…」
~数年後~
一夏「よーし!着いたー!!」
娘「ついたー!」
シャル「ほら、2人とも、次は列車に乗るよ。こっちこっち」
娘「ママーはしゃいでる?」
一夏「はいはい!ほら行くぞ!!」
娘「パパーだっこー」
一夏「よし来た!」ヨッコイショ
娘「わーいたかいたかーい!!」キャッキャッ
一夏「よーし!着いたー!!」
娘「ついたー!」
シャル「ほら、2人とも、次は列車に乗るよ。こっちこっち」
娘「ママーはしゃいでる?」
一夏「はいはい!ほら行くぞ!!」
娘「パパーだっこー」
一夏「よし来た!」ヨッコイショ
娘「わーいたかいたかーい!!」キャッキャッ
お前らちょっと前までシャルを見るなりペロペロ言ってたのにビッチビッチってなんなんだよ!!
これは壮大なモッピーのステマ
これは壮大なモッピーのステマ
>>503
まだまだ序の口だぜ
まだまだ序の口だぜ
~列車内~
娘「zzzzz」
一夏「ぐっすりだな、やっぱり時差とかきつかったか」
シャル「だね」
一夏「ここまで来て言うのもアレだけど…いいのか?会って?」
シャル「うん、とりあえず会ってみるよ。許すかどうかはまだわからないけどね。それに許さなきゃ娘に会わすつもりないし」
一夏「うお、エグい…」
シャル「ふーんだ、私だってよっぽどエグい真似されたもん」
一夏「そっか」
娘「zzzzz」
一夏「ぐっすりだな、やっぱり時差とかきつかったか」
シャル「だね」
一夏「ここまで来て言うのもアレだけど…いいのか?会って?」
シャル「うん、とりあえず会ってみるよ。許すかどうかはまだわからないけどね。それに許さなきゃ娘に会わすつもりないし」
一夏「うお、エグい…」
シャル「ふーんだ、私だってよっぽどエグい真似されたもん」
一夏「そっか」
シャル「でもね、子供産んで親の子供に対する気持ちが少しわかったんだ」
一夏「俺なら娘と別れるなんて一日たりとも嫌だね。というか、仕事に行きたくない。ずっと一緒にいたい」
シャル「こらこら。まぁ、あの人は今になってようやくそれが分かったんじゃないかな」
一夏「うん」
シャル「だからもし、あの人の今の気持ちを聞いて、自分でしっかり納得して許せたのなら」
「きっと『娘』としての私-シャルロット・デュノア-で『お父さん』って呼べる気がする」
おわり
一夏「俺なら娘と別れるなんて一日たりとも嫌だね。というか、仕事に行きたくない。ずっと一緒にいたい」
シャル「こらこら。まぁ、あの人は今になってようやくそれが分かったんじゃないかな」
一夏「うん」
シャル「だからもし、あの人の今の気持ちを聞いて、自分でしっかり納得して許せたのなら」
「きっと『娘』としての私-シャルロット・デュノア-で『お父さん』って呼べる気がする」
おわり
さあ>>408
次は君の出番だ
次は君の出番だ
一夏「シャルの産んだ子が全く俺に似てないんだが」
で誰かよろしく
で誰かよろしく
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