元スレ女「好きです!付き合ってください!」男「・・・ごめんなさい」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
151 = 132 :
まあ
2
はハッピーエンドだろ
だよな
152 = 8 :
男「そっちのわかったじゃない!」
幼『え!?』
男「引っかかってることがわかったんだよ!!」
男「幼馴染・・・おじいちゃんが亡くなった時のこと覚えてるか?」
幼『うっうん・・・すごい笑顔で亡くなってたね』
男「その時、おじいちゃんはちゃんと成仏しただろ?」
幼『え・・・うん』
153 = 8 :
男「霊は、普通特定の条件下でしかこっちに戻ってこれないんだ」
男「簡単に言ってしまえば、お盆とか霊媒師の力がないと」
男「なのに、おじいちゃんは好きなときに来て自由に行動してる」
男「そんなこのが霊にはできるわけがない」
154 = 8 :
幼『だっだけど、あの契約を作った人でしょ!?』
幼『それくらい出来るんじゃ・・・』
男「できるわけがない!!霊力の源は、心臓にある。霊に霊力を使えるはずがない」
男「それに・・・霊ははずがない・・・」
155 = 8 :
幼『・・・その根拠は・・・?』
男「結界だよ・・・」
幼『結界・・・あっ!?』
男「そう。絶対に霊を遮断する結界がある」
男「じゃ・・・なぜおじいちゃんは、結界の中に入ってこれた?」
男「答えは簡単だ。霊じゃないからだ」
156 = 115 :
つまり
おじいちゃん×男√ですね
わかります
157 = 114 :
そんなの分かるかボケw
158 = 8 :
幼『じゃ・・・昨日あったおじいさんって・・・』
男「あぁ・・・おじいちゃんじゃない」
幼『それじゃ誰・・・なの?』
男「それは・・・本人に聞くしかないだろ」
男「なぁ・・・おじいちゃん・・・」
男「いや・・・"ナニカ"」
159 = 112 :
つまりアーッ?
160 :
あい
161 = 100 :
やべww変な方向行ってる気がしてきたwww
162 = 8 :
ナニカ《ん~意外と早く謎を解いたね》
ナニカ《さすがあの人の孫》
ナニカ《だけど・・・私の正体はわかるかい?》
男「正直・・・わからない」
男「だけど答えは絞れる」
男「まずさっきも言ったとうり"霊"ではない」
男「"悪霊""死神"でもない。結界を通れないからな」
男「ましてや"生きてる人"でもない」
163 = 8 :
男「じゃ・・・答えは・・・」
男「あと・・・一歩なのに」
ナニカ《さぁ・・・答えはあと少し先にあるよ》
ナニカ《早く見つけてごらん》
幼『・・・まさか・・・』
男「幼馴染わかったのか!?」
164 = 8 :
幼『もしかしたらだけど・・・だけど・・・ありえるの・・・』
男「なんでもいい!言ってみてくれ」
幼『・・・うん・・・あなたは・・・』
ナニカ《・・・》
幼『神様・・・ですか?』
男「まさか・・・そんなはず・・・」
ナニカ《・・・》ニコッ
165 = 8 :
神《正解です。ちょっと簡単でしたか?》
男「本物の神・・・様・・・」
男「だけどなんで神様が俺に助言をしたり、試すようなことをする!!」
神《答えは、簡単です。あなたが危険だからですよ》
男「・・・俺が危険?」
166 :
追い付いた
167 = 8 :
神《そうです。正しくはあなたが知っている契約の術ですよ》
男「なにを言っている。あの契約が危険!?意味がわからない!」
神《あなたは、現世に霊が留まることがどれだけ危険かわかりますか?》
神《霊は霊界に行って何十年か経ったら、記憶を消されて新たな命になるのです》
神《そうやって現世と霊界は、バランスを保ってるのです》
神《つまりその契約の術があるの厄介なんですよ》
168 = 8 :
男「はっバカ言え、この契約は一体の霊し・・・か・・・」
男「まさか・・・この契約・・・契約できる霊の上限・・・ないのか・・・」
神《そうです。もっとも作ったあの人も知らなかったみたいですけれども》
神《なのであなたを監視してたのです。あの人の姿を借りて》
神《それに、危険視するのはそれだけじゃありません》
男「まだなにかあるのか?」
169 = 8 :
神《なぜ契約者と霊を繋げているのが"鎖"の形をしてると思います?》
男「・・・現世に拘束するって意味か・・・?」
神《それもあるとは思いますが、契約者の"奴隷"という意味があるんですよ》
男「奴隷・・・」
幼『・・・』
神《そう奴隷。契約者の意思によっては、完全に自我のない人形にできるんですよ》
幼『・・・』ビクッ
170 = 8 :
神《契約できる上限なし、人形。それに実体化があればなにができますか?》
男「・・・わからない」
神《簡単ですよ。絶対に命令に逆らわない"軍隊"ができるんですよ!!》
男「・・・クッ」
幼『・・・そんな・・・』
171 :
今って規制あんのかね
172 = 8 :
神《その契約がどれだけ危険だかわかりましたか?》
男「あぁ・・・わかった。よーくわかった」
男「で・・・俺になにを選択させたい」
神《・・・あれ。意外と物分りがいいですね》
神《簡単です。あなたの霊力を完全に消させてください》
173 = 8 :
男「なっ・・・それだと・・・幼馴染が・・・」
幼『・・・』
神《そうですね。そこのお嬢さんは消えてしまいます》
神《ですが。あなたには本望じゃないんですか?》
神《あなたの好きな人と幸せに過ごせるんですよ?》
神《一番いい選択肢ではないですか》
174 = 8 :
男「・・・クッソッ」
幼『男・・・私はいいよ?』
男「幼馴染・・・」
幼『私は・・・消えてもいいよ?』
幼『そのかわりに・・・女さんと幸せになりなさいよ?』
男「でも・・・俺には・・・お前が・・・」
175 = 8 :
幼『いつまで過去を引きずってるの?』
幼『そんなに・・・私の悲鳴が忘れられない・・・?』
男「どうして・・・それを・・・」
幼『よく・・・うなされてるの知ってるよ?』
幼『やっぱりあの時の夢見てたんだね・・・』
176 = 8 :
幼『ごめんね・・・だけどもう忘れたほうがいいよ』
幼『神様・・・ひとつお願いがあります。』
神《なんでしょう。世の中"ギブ&テイク"ですから聞いてあげましょう》
幼『神様にまでギブ&テイクって使えるんですね。ふふっ』
幼『私のお願いは・・・』
177 = 8 :
幼『男から私の記憶を消してください。それが可能なら・・・男の霊力を渡します』
男「幼馴染!!なにを勝手なこと!!ふざけるな!俺はお前を忘れたくない!」
神《そんなことなら簡単ですね。いいでしょう。》
男「待って勝手に決めるな!!」
幼『じゃ・・・男にはいい考えがあるの・・・?』
178 = 8 :
男「それは・・・」
―女というオナゴも、お前の契約した霊も、両方幸せにしなさい
―自分の頭を使い、体を使い
―選択を間違えるなよ・・・
男(なんでこんな時に、おじいちゃんに化けた神様の言葉が・・・)
男(このまま、幼馴染の記憶を失って霊力も失えば・・・女さんと幸せに・・・)
男(だけど・・・幼馴染を失いたくない!)
179 = 8 :
男(最初は確かに罪滅ぼしだった・・・救えなかった幼馴染への)
男(だけど・・・いまは、大切な人だ!!)
男(失ったら絶対に後悔する)
男(・・・頭を使い・・・体を使い・・・)
男(頭を使う・・・)
181 = 8 :
男「なぁ・・・神様・・・」
神《なにかな?》
男「あんた確かに言ったよな。」
男「女というオナゴも、お前の契約した霊も、両方幸せにしなさい」
男「自分の頭を使い、体を使い」
男「選択を間違えるなよ・・・」
男「確かにそう言ったよな・・・?」
182 = 8 :
神《あぁ・・・そう言った》
男「なんでそんな助言をした。いまみたいに脅せば簡単に終わるじゃねぇか」
神《・・・》
男「それに不思議なことがあるんですよ。」
183 :
このSS面白いな・・・
今日はこのスレをまとめるか
184 = 8 :
腹痛い・・・
10分ほど保守お願いします
186 = 100 :
はひふへ保守
188 :
むう
189 :
がんば
192 :
アスラクラインと聞いて
194 = 8 :
男「なんでおじいちゃんのことを"あの人"って呼ぶんですか」
男「まるで・・・"何年も一緒にいた夫婦"みたいに。」
男「それに・・・なんか懐かしい感じがする」
神《・・・》
196 = 8 :
男「神様、あなたの助言・・・正直助かってるよ」
男「頭を使い・・・」
男「そして思い出した!!おじいちゃんの最後の言葉!!」
男「俺と妹に言ってくれた言葉!!」
―"かわいい"孫たちを頼んだよ。おばあさ・・ん
197 = 8 :
男「自分の死期を悟ったおじいちゃんの最後の一言」
男「そうでしょ・・・だから見ててくれたんでしょおばあちゃん!?」
男「これといった、証拠はないけども・・・神様・・・あなたはおばあちゃんなんだろ・・・」
神《・・・》
198 = 143 :
なんだ男×おばあちゃんスレだったのか
199 = 8 :
婆《・・・正解だよ》
男「でもどうして!?・・・普通契約を破られたら完全に消滅するはずじゃ」
婆《そう。だけどあの人は、神と契約してたんだよ》
男「おじいちゃんが!?」
婆《あの人も神に脅されたことがあるのよ。今のあなたみたいに。》
200 = 8 :
婆《だけどあの人は神にこう言ったのよ》
―私は以上契約しない!!
―愛する人は、妻一人で十分だ
―だが・・・一つ願いがある
―私が契約を破って、妻が消滅する時
―妻を救ってくれ!!
―それを約束してくれれば、私はもう契約しない!!
―ありがとう・・・
婆《それで私は、神になったのよ》
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