元スレ吸血鬼「まっず!! 君の血まっずぅううう!!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
302 = 262 :
最初よかったのにゾンビいらねえええええええええええええええええ
303 :
無駄にエロ盛り込むよりはいいよ!!
305 :
支援するだっちゃ
307 = 43 :
うむ
309 :
キャラクター増やすのはなあ……
友はきっと人狼もどきの犬耳っ娘
311 :
担任はエクソシストか
312 = 299 :
紫煙
314 :
さ
316 = 1 :
おまたせ
保守感謝
次から投下します
317 :
よし
318 = 6 :
おかえり
319 = 1 :
男「ほれ、タオルはこれ使え。着替えは?」
吸血鬼「僕は持ってきてるけど余分にはないね、下着以外は」
男「何で下着はあるんだよ。まあいい、じゃあこのTシャツを着せてくれ」スッ
吸血鬼「なんだろう……すごく受け取ってはいけない気がするけど……」
男「早くしろよ」
吸血鬼「あ、うん」パシッ
男「ちゃんと着せるんだぞ」
吸血鬼「わかったよ、それじゃあまた後で」
ゾンビ娘「ぁー、お兄ちゃんいってきますー」
男「おう、ごゆっくり」
321 = 1 :
男(……さて、これからどうするかな)
男(まずゾンビ娘に関して。逃げてきたって言ってたし、詳しい話を聞かないと)
男(事によっちゃ警察――は、駄目か。ゾンビ娘は動く死体だし)
男(だいたいゾンビ娘についてもよくわかってないんだよな)
男(死霊士ってやつが何故ゾンビ娘を生み出し、何故ゾンビ娘はそいつから逃げ出したのか)
男(場合によっては黒髪と相談して、ゾンビ娘を匿わなきゃいけないな)
男(次にその黒髪についてだが、こいつは何で俺に構うのか……)
男(惚れてるとか言ってるが心当たりないし、吸血鬼にとって大事であろう血も不味いらしいのに)
男(その辺も聞いてみないとな……。まあ、別に嫌いではないし適当に構おう)
男「……皿洗うか」
324 = 1 :
幼女「ぁー、ほかほかー」ペタペタ
吸血鬼「ふぅ、いい湯だったよダーリン」
男「そりゃよかった。だいぶ狭かったと思うが大丈夫だったか?」
吸血鬼「大人二人なら密着必至だろうけどゾンビ娘は小さいからね、僕も平均よりかは小さいし」
男「そうか。ところでゾンビ娘の服なんだが……」
吸血鬼「ああ、さすがに僕の下着じゃ大きすぎるから君のシャツ一枚だけなんだけど」
吸血鬼「大きいからワンピースみたいで下も隠れるしいいよね」
男「ああそうだな……しかし今日は風が強いな」ガラガラ
吸血鬼「もう冬も近いんだけど何で窓を開けたのかな……?」
325 = 132 :
ブレねぇな…流石だぜ
326 = 1 :
男「勘違いするなよ、脱いだ服を洗濯しに行くために開けたんだよ」
吸血鬼「ああ、ベランダにあるもんね、洗濯機」
男「そうそう。じゃあ脱いだ衣服を俺に渡してくれ、洗濯するから」
吸血鬼「あ、ちょっと待ってね――って駄目だよ! 僕が洗濯するからダーリンはお風呂!」
男「おいおい、お客様にそこまでさせられねぇよ。さ、早く服を」
吸血鬼「心遣いがいらなすぎる! てかダーリンの服も洗わなきゃいけないんだから!」
男「脱げと?」
吸血鬼「そうだよ、早く」
男「お前やっぱ変態だな……」
吸血鬼「納得がいかない!」
327 = 1 :
男(結局風呂に入ることになってしまった。ゾンビ娘は疲れて寝たみたいだし……)
男「明日はバイトないし、学校終わってから色々聞いてみるか――」
吸血鬼「背中流しにきたよダーリン!」ガラッ
男「うおおお! お前洗濯はどうした!」ガタッ
吸血鬼「今してるよ? お風呂から出たら干すね!」
男「出てけ! 狭いの知ってるだろ!」
吸血鬼「うん、大人は密着必至だよ……だからさ!」ピトッ
男「……っ! こ、この感触っ、お前まさかっ!」
吸血鬼「そう、スッポンポンだよ! ふふっ、大きくしちゃってー」スーッ
男「やっめ……ろ!」ガバッ
吸血鬼「ふぎゃ」ゴンッ
328 = 1 :
チャポン……
吸血鬼「いててて……」
男「どうせ出て行かないんだろ、ならせめて浸かってろ邪魔だ」
吸血鬼「うー、せっかく吸血しに来たんだけどなぁ」
男「……普通の性交じゃあないんだな」
吸血鬼「したいのかい?」
男「違う!」
吸血鬼「んー、吸血が性交の代わりだからね、必要ないし。子作りするときだけとか」
男「子作りは普通なのか。吸血で仲間を増やしたりとかするのかと」
吸血鬼「できるけど、それは奴隷みたいなものだよ。吸血鬼を増やしたりはできない」
330 = 6 :
ついに…ついに…
332 = 1 :
男「奴隷ねぇ……その奴隷にするとどうなんの? 好きに操れんの?」
吸血鬼「いやいや、そんなことはないよ。力の共有とか感覚共有とかができるようになる」
吸血鬼「影の空間を繋げられたり、視界とかを共有できたり」
男「便利そうじゃないか」
吸血鬼「ところがぎっちょん、A面があればB面があるように物事には裏がある」
男「B面とかいつの時代の話をしてるんだお前は……」
吸血鬼「こほんっ、まあデメリットで一番厄介なのはライフリンクだね」
男「なんぞそれ」
吸血鬼「簡単に言えば片方が死ねばもう一方も死ぬということだよ」
男「あー……運命共同体というやつか」
333 = 1 :
吸血鬼「しかも疲労や痛みもリンクしてるから厄介だよ」
男「それは難儀だな……しかし、ゾンビ娘もそうだけど一々イメージと違うな」
吸血鬼「噂に尾ひれは付き物さ」
男「吸血鬼は流れ水が駄目っていうけど風呂にも入るし」
吸血鬼「お風呂は大好きだからね、週に14回ほど入る」
男「入りすぎだろ……」
吸血鬼「十字架もおしゃれだと思うし、駄目なのは太陽くらいじゃないかな?」
吸血鬼「あ、でも個人的にニンニクは好きじゃないな、えんがちょー」
男「個人的にか……」
吸血鬼「あと、銀の弾丸や杭を心臓に打ち抜かれたら流石に死んじゃうかも」
男「大抵の生物は心臓打ち抜かれたら死ぬわ」
334 = 6 :
セックル待ちの奴ら…いやまだか
335 = 317 :
子作りセックスはよ
337 :
エットォ…オシエテッ オシエテッ アー…オシエテッ
338 = 1 :
男「ん? 流石に死ぬかもって、やっぱり不老不死だったりするのか?」
吸血鬼「流石でも死ぬとか言ってる時間で不死ではないと思うけど」
吸血鬼「うーん、でもあながち間違ってはないかな」
男「へえ、詳しくはどうなんだ?」
吸血鬼「普通に成長するし、老いで死ぬけど、物凄く死に難くて、老いが遅いって感じかな」
吸血鬼「僕にも可愛らしくて小さな子供時代はあったんだよ、今も可愛いけどね!」
男「じゃあもしかしてお前、実際の年齢が違ったりするのか?」
吸血鬼「いやいや、老いが遅くなると言っても成人を過ぎてからさ。サイヤ人みたいなものだよ」
男「何年くらい生きるんだ?」
吸血鬼「まあ200年くらいは。あ、ちなみに吸血で奴隷にした人間が不老不死になったりはしないよ?」
吸血鬼「少し新陳代謝がよくなったりはするけどね」
吸血鬼「吸血鬼は身体が吹き飛んでも治るけど、奴隷はせいぜい骨折がすぐ治るくらい」
男「なるほど……いやそれでも相当だぞ」
339 = 39 :
ネクロマンサーが女なら
ネクロマンk
340 :
言わせねーよ!?
341 = 1 :
吸血鬼「そんなこんなで吸血奴隷化はいいことだけではないってことさ」
男「ふうん。しかし吸血にも色々あるんだな。食事に性交に奴隷化ねぇ」
吸血鬼「まだまだあるよー。ま、僕がダーリンにするのは性交吸血だけどね!」
男「それそんなにいいものなのか? 不味い不味い言いながら毎回やってくるが」
吸血鬼「ぜんっぜん! びっくりするほど不味いだけ! 不快だよ不快!」
男「…………」
吸血鬼「普通はすごく美味しいはずなんだけど」
吸血鬼「しかも滅茶苦茶気持ちいいはずなんだよね、吸う方も吸われる方も」
吸血鬼「けど君とは体の相性がとても悪いみたいで不味いわ気持ち悪いわ」
男「じゃあ何でお前は毎回吸おうとするんだよ……」
吸血鬼「君のことが好きだからだよ?」
男「……それがよくわからないんだよなぁ」
吸血鬼「? 何がだい?」
342 = 6 :
343 = 1 :
男「お前に好かれる理由がだよ。何でお前、俺のことが好きなんだ?」
吸血鬼「秘密」
男「おい」
吸血鬼「やーん、怒っちゃやだー。きっかけは秘密だけどダーリンが好きなのは本当だよ?」
男「なんで秘密なんだよ」
吸血鬼「恥ずかしいし、忘れられてるのが悔しいから」
男「忘れてるって、俺が?」
吸血鬼「うん。ま、その話はさておくとしてダーリンも浸かりなよ、冷えちゃうよ?」
男「お前が出て行けばな」
吸血鬼「話してる間も頑なにこっちを見ないし、ダーリンってばシャイなんだから」
男「うるせえ早く出ろ」
344 = 1 :
吸血鬼「仕方ないなぁ」チャポン
男「あ、出てもまだ起きてろよ。話がある」
吸血鬼「これから(二人の未来)のこと?」
男「ああこれから(ゾンビ娘について)のことだ」
吸血鬼「そ、そう……うん、起きてるね……」
男「? 夜行性なら起きてるのも容易いだろ?」
吸血鬼「うんそれは大丈夫だよ? じゃ、またあとでねダーリン」カプッ
男「おまっ……!」
吸血鬼「まず! 相変わらず! でも好きだよダーリン!」ガラガラ
男「……はぁ」
345 :
あんまり面倒な展開にはいってほしくないものだ
346 = 265 :
あれ?風呂付きのアパート?マンション?
347 = 6 :
>>345
堅いこと抜きで
348 = 317 :
あるある
349 :
男の首は穴だらけだな
350 = 1 :
男「お待たせ」
吸血鬼「ま、待ってたよダーリン。さっ、座って座って」
男「何顔赤らめてんだ、のぼせたか?」
吸血鬼「いやそんなことないよ! じゃあ、これからのことについて話そうか」
男「そうだな。まずは(ゾンビ娘について)知ることが大事だと思うんだ」
吸血鬼「う、うん。まずは(お互いについて)知ることが大事だよね」
男「じゃ、教えてくれ」
吸血鬼「うん! ダーリンになら僕の全てを――」
男「ゾンビ娘って結局何者なんだ?」
吸血鬼「うん、まあそんな気はしていたさ。ゾンビ娘についてね……」
みんなの評価 : ★★★
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