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元スレ吸血鬼「まっず!! 君の血まっずぅううう!!」

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みんなの評価 : ★★★
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1 :

吸血鬼「やばいやばいやばい何この不味さ!!」

吸血鬼「青汁みたいに不味いけど癖になるとかじゃなくて……」

吸血鬼「なんていうか……もう、単純に不味い! それも凄まじく!!」

吸血鬼「おえええええええええ!!」

「お前が無理やり吸ったんだろ……泣くぞ……」

吸血鬼「いや、もう、想像以上! やばいやばい! 君やばいよ!」

吸血鬼「僕が今まで飲んだ血の中で断トツで不味い! 誇っていいよこれは!」

吸血鬼「あれ? どうしたの、うつむいて。可愛い少女を無視しないでよ、おーい」

2 :

吸血鬼なのに僕っ子とか舐めてんの?

4 = 1 :

「急に現れて急に血を吸って何なのお前……」

吸血鬼「だから吸血鬼って言ったじゃん」

「WhatじゃねぇよWhyだよ……」

吸血鬼「君に惚れたから」

「え」

吸血鬼「君にまいっちんぐだから」

「何故よりダサく言い直した」

吸血鬼「えっ!?」

(素か……素でセンスが古いのか……)

5 :

続けたまえ

7 :

俺は好きだよ

8 = 1 :

「え、ていうか何? 俺に惚れた?」

吸血鬼「うん。一目見た瞬間、ビビっと来たんだ」

「ビビっと……」

吸血鬼「まるで雷に打たれたかのようだった……」

「打たれたことあるのかよ……」

吸血鬼「あのときはさすがの僕も死ぬかと思ったね」

「打たれたことあるのかよ!」

吸血鬼「だから吸血鬼の性交であるところの吸血を行ったんだ」

「なん……だと……」

9 = 7 :

えっ

10 = 6 :

吸血しただけで子供が産まれるのか…

11 = 1 :

吸血鬼「ああけど、もちろん大体の吸血は食事のためだよ」

「ああそう……」

吸血鬼「性交吸血を行ったのはさっきのが初めて。つまり僕の処女を奪ったのは君さ!」

「そんな馬鹿な!」

吸血鬼「責任はとってもらうからね……」モジモジ

「無茶苦茶だ!」

吸血鬼「膜はまだあるけどね!」

「うるせえ!」

12 :

ギャグマンガ日和でしか再生されない

13 = 6 :

ほのぼのSS嫌いじゃない
続けてください

14 = 1 :

吸血鬼「とにかくそんなわけで僕は君にゾッコンラブというわけさ」

「吸血鬼が? 俺を? 信じられねぇ……」

吸血鬼「しかし、よりにもよって愛する人の血がこんなにまずいなんて」

「悪かったな……」

吸血鬼「これが性の不一致というやつか……」

「違う!」

吸血鬼「心の相性は良くても体の相性は悪かったわけだ」

「心もまだ通じ合ってねぇよ!」

吸血鬼「えっうそ!」

「何で通じ合ったと思ってたんだよ……」

吸血鬼「あんな不味いもの飲ませておいて……やるだけやったらもうポイか!」

「言いがかりがひどい」

16 = 1 :

吸血鬼「弄ばれちゃった……」

「それは俺のセリフだよ。何だこの茶番……」

吸血鬼「茶番だと!? 僕は君のことが本気で好きなんだぞダーリン!」

「ダーリン言うな。だいたい吸血鬼ってなんだよ、この不法侵入者」

吸血鬼「今さらそこを疑うのかい?」

「吸血鬼なんているわけないだろ」

吸血鬼「この鋭い牙は?」

「ちょっと鋭いだけの犬歯だろ」

吸血鬼「君の血を吸ったことは?」

「何かそういう偏食的な病気かなんかだろ?」

17 = 1 :

吸血鬼「じゃあ君の影から現れたことは?」

「それは……何かマジック的な……」

吸血鬼「はあ。ナンセンスだなぁ、ダーリンは」

「だからダーリンはやめろ」

吸血鬼「チョベリバ、チョベリバだよ」

(古い……)

吸血鬼「仕方ないからもう一回見せてあげよう」ズズズ

「俺の影に沈んでいく……!」

吸血鬼「ほらほらー、肩まで沈んだよ? まだ疑うのかい?」

「……わかった。認める、認めるよ」

吸血鬼「うんうん。素直で物分かりのいいダーリンが好きだよ」ズズズ

18 :

もうこの子の見た目は蒼星石ってことでいいよな
なあ?いいだろ?

19 :

>>18
ヘルシングのロリカードだろうが。
もちろん中の人は中田譲二だ

20 = 1 :

「まあ、仮にお前が吸血鬼だとしよう」

吸血鬼「真に僕は吸血鬼だよ」

「だけどその……好きとかいうのは勘弁してくれ」

吸血鬼「何でさ、僕は君のことを愛してる、結婚しよう。式は6月ね」

「いや、俺はお前のこと好きじゃないし……」

吸血鬼「ばんなそかな!?」

「急に知らない人から告白されてもそりゃそうなるだろ」

吸血鬼「……え、知らない?」

「え?」

21 :

>>12
お前のせいで
許さない

22 :

>>12
許さんぞ

23 = 1 :

吸血鬼「や、やだなぁダーリン。冗談はほどほどにしないと」

「え、いやいや俺はお前のこと知らないぞ?」

吸血鬼「……!」

「この世の終わりみたいな顔されても」

吸血鬼「ちょっ……ちょっと待ってて! タンマタンマ……」クルッ

(後ろ向いて何してんだ……?)

吸血鬼「えっと……こうやって……よし……」

吸血鬼「……これでわかる?」クルッ

(? 横に流してた前髪をおろして眼鏡を――って)

「く、黒髪……さん?」

吸血鬼「ザッツライト、ダーリン!」

24 :

僕じゃなくボクにすべき

25 = 1 :

「目を覆い隠すほどの前髪とその眼鏡……」

「同じクラスの黒髪さん……?」

吸血鬼「そうだよダーリン、僕の名前は黒髪さ! ようやくわかってく――」

「いやいやいやいや! え!? 黒髪さん!? 全然キャラ違うじゃん!」

「黒髪さんってもっと大人しくて全然喋らなくて影薄いじゃん!」

吸血鬼「き、傷つくな……。影そのものと言っていい僕に影が薄いなんて」

「あ、ああ、ごめん」

吸血鬼「まあ昼間は太陽とかがキツくて常にダウナーだから仕方ないけどさ」

「キツいだけなのか……」

吸血鬼「気を抜くと蒸発するけどね」

「危なすぎる!」

吸血鬼「うそぴょん☆」

「」イラッ

26 :

僕じゃなくて下僕にするべき

27 = 1 :

「しかし……黒髪さんが吸血鬼?」

吸血鬼「そうだよ、愛してるダーリン結婚しよう」

「え、いやいや待て待て、てことは俺黒髪さんに惚れられてたの?」

吸血鬼「生まれる前から好きでした」

「嘘つけ。一目惚れってことは入学式から……?」

吸血鬼「まあ一目惚れは嘘なんだけどね」

「何でそこで嘘をついた」

吸血鬼「それは乙女の秘密だゾ☆」

「殴っていいか?」

吸血鬼「だ、ダーリンにならいいよ……?」モジモジ

「許容すんなよ!」

28 :

Mっ娘か
俺好みだな

29 = 18 :

僕を下僕にしてください

30 = 1 :

吸血鬼「まあそういうわけで僕とダーリンはお知り合いだったってわけさ」カチャ

(また眼鏡外して前髪わけるのか)

「マジか……」

吸血鬼「マジマジー」

「黒髪さんって(中身がアレだけど)こんな可愛かったんだな……」

吸血鬼「……っ!」ポッ

「ん? どうした」

吸血鬼「ちょっ、ダーリン卑怯だよそれは! 急に褒めても僕はすでに落ちているから無駄だよ!」

「落ち着け」

吸血鬼「いやんいやん! そんな超絶可愛い美少女なんて僕困っちゃーうーなー!」

「そこまでは言ってねぇよ」

31 :

32 :

面白いな

35 :

これは支援せざるをえない

36 = 1 :

吸血鬼「ダーリンはこれ以上僕を惚れさせてどうするつもりだい? 食べちゃうつもりなのかい?」

「いや……」

吸血鬼「むしろ僕が食べちゃうよ! あむっ!」チュー

「ばっ、やめ」

吸血鬼「まっずぅううう!!」

「……」

吸血鬼「なんて不味さだ! でも好きだから!」

「そりゃどうも……」

吸血鬼「そういうわけで結婚を前提にお付き合いしてください!」

「ごめんなさい」

吸血鬼「ほわい!? 何故!? 知らない仲じゃないだろう!?」

「そりゃ黒髪さんは知ってるけど、よく知らないことには変わりないだろ……」

吸血鬼「そんな殺生な!」

37 :

おせ血

38 :

再生厨は絶滅したものとばかり思ってたよ

39 :

魔法少女☆仮免許を思い出した

40 = 1 :

「そもそも何で惚れられてるのか……一目惚れじゃないなら接点ないだろ俺たち」

吸血鬼「…………覚えてないの」

「え?」

吸血鬼「何でもないよ、ダーリンのイケメン! アイラブユー!」

「それもしかして罵倒か……?」

吸血鬼「罵倒だよ! 愛してる! 抱いて!」

「お断りします」

吸血鬼「だいたいよく知らなくても美少女に告白されたら付き合うだろう!?」

「そうか……?」

吸血鬼「そうだよ!」

41 = 1 :

吸血鬼「性交までしたのに……」

「吸血だろ!」

吸血鬼「僕たちにとっては一緒なの!」

(それでも無理矢理吸われたのだが……)

吸血鬼「男なら責任を持って結婚しなよ! 子供は三人がいいです!」

「うるさい黙れ」

吸血鬼「そ、それは黙って俺について来い的な……」

「違う。黙って帰れ」

吸血鬼「夜はこれからなのに!」

「二時がきたぞ」

吸血鬼「今夜は寝かさないゾ☆」

「帰れ。寝ろ」

吸血鬼「吸血鬼に酷なことを言う! ナイスプレイ!」

42 :

でも血はまずいのか…支援

43 :

しえん

44 :

でもザーメンは美味しいおいしいって搾り取るんだろ
エロ同人みたいにっ!!

45 :

よーし続けるんだ

46 = 1 :

「だいたい何で吸血鬼が学校通ってるんだよ」

吸血鬼「眠いのを我慢してまで学校に通ってるのは、まあ話せば長くなるんだけど……」

「よしわかった帰れ」

吸血鬼「人間社会にとけ込むためさ……って聞いてよ!?」

「話短いじゃねぇか。あと眠いなら定時制に通えや」

吸血鬼「こんな冷たく当たるなんてダーリンは本当に照れ屋なんだから……」

「照れてねぇよ……ていうか本当帰ってくれ寝たいんだよ……」

吸血鬼「付き合ってくれたら帰る!」

「誰が付き合うか」

吸血鬼「そんな今日は帰さないだなんて! きゃー!」

「ポジティブさが怖い」

47 :

>>44
これだな

48 = 1 :

「ほら、隣人さんも夜中うるさいと怒るから」

吸血鬼「隣は空き部屋じゃないか、知ってるよ?」

「ガッデム……!」

吸血鬼「僕らの営みを邪魔する奴はいないよ、夜の営みをね……」

「首筋に口を近づけるな」

(ダメだ……眠くなってきた……)

「マジで何なのお前……何が望みだ……」

吸血鬼「マリッジ」

「ごめんなさい本当今日はもう帰ってください」

吸血鬼「愛する人に土下座をさせてしまった!」

49 = 43 :

しえーん

50 :

>>12


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