元スレ吸血鬼「まっず!! 君の血まっずぅううう!!」

みんなの評価 : ★★★
51 = 1 :
吸血鬼「仕方ない、今日のところは帰ってあげるよ」
男「何その上から目線……」
吸血鬼「ああごめん僕としたことが、今すぐ這いつくばるね……」
男「今すぐ帰れ!」
吸血鬼「はーい。でもダーリンが一人暮らしでよかったよ……じゅるり」
男「親の反対を押し切ったことを後悔した!」
男(やはり高校生の一人暮らしなんか無謀だったのか……!)
吸血鬼「そんなことないよ、僕も一人暮らしだし」
男「心を読むなプライバシーを返せ」
吸血鬼「無理だよ僕とダーリンは以心伝心だからね!」
男「うるさい帰れ……」
男(本当帰れ……)
吸血鬼「そんなこと言っても心の中では帰って欲しくないだって……?」
男「全然読めてねぇじゃねぇか大人しく帰れ」
52 = 1 :
吸血鬼「じゃあそろそろ夜明けも近いし帰るね!」
男「ありがとうございます……!」
吸血鬼「な、なんか流石に申し訳なくなってきたよ。お礼言われるほどとは……」
男「そう思うなら早く帰れ……で、やっぱ飛んで帰ったりするのか?」
吸血鬼「まさか。目立つじゃないか、玄関から出て歩いて帰るよ」ズズズ
男「影から靴が……。しかし普通に帰るんだな。影の中を移動できたりは」
吸血鬼「出来ないねぇ、普通は。君の影から出てきたのはこっそり潜んでただけだから」
男「……ん? 潜んでたってことはまさか」
吸血鬼「そういえばちょっとオカズがマニアック過ぎないかな? まあダーリンになら僕も……」
男「うわあああ帰れ!! 今すぐ帰れえええ!!」
吸血鬼「あはは、ごめんねダーリン! また明日――てかまた学校で!」
ガチャ……バタン
男「…………泣きたい」
53 :
おもしろいぞ>>1
57 = 1 :
【翌日】
男「…………」
友「男ー飯食おうぜー……ってどうした、なんか暗いな」
男「寝不足なんだよ……」
男(おかげで寝坊して弁当も作れなかった……)
友「そっか、バイトとか家事とか大変だろうけどあんま無理すんなよ」
男「おう……飯か、なら購買に――」
黒髪「……あの」
男「……! く、黒髪さん……」
友「あ、黒髪さんどうしたの?」
黒髪「えっ……と……」チラッ
男「お、俺?」
黒髪「……ん」コクッ
58 = 44 :
昼と夜で二度美味しいというわけか
59 :
こんな大人しそうな子がレイパーだなんて…
60 = 1 :
男「あー……何の用だ?」
男(学校でも話しかけてくるとは、今まで無関係だったから油断してたな……)
黒髪「……」
友「あれ? その包み、もしかしてお弁当?」
黒髪「……ん」コクッ
男(まさか一緒に食べたいとか……? しかし何か包みが大きすぎるような――)
黒髪「……作ってきたの」
黒髪「だーりんに、食べて欲しくて……」
男「……」
友「……」
黒髪「……」
61 :
シエソ
ブーン系小説でリメイクしてえ・・・
62 :
一歩間違えなくても電波
63 = 1 :
男「……え?」
シーン
男(何故……! 何故このタイミングで静かに……!)
「今、黒髪さんが男くんのことダーリンって……」
「おいおい、あの二人いつの間に出来てたんだ?」
「壁殴り代行始めましたー」
「マジかよ男はてっきり……」
ザワワ…ザワワ…
友「男……お前……」
黒髪「……? だーりん……?」
男「ばっ……! くっ、お前ちょっとこっち来い!」ギュッ
黒髪「あっ……」
64 :
ほう
66 :
すばらしい……
67 = 1 :
男「どういうつもりだ!」
黒髪「廊下で……責められてる……野外プレイ……?」ポッ
男「顔を赤らめるな! 屋内だ! じゃなくて、何で弁当なんか……」
黒髪「手料理で胃袋をつかんで永久就職……」
男「あのなぁ……」
黒髪「あと……昨日の、お詫び……」
男「…………はぁ」
男(悪気はないんだろーなぁ……てか昼と夜で全然テンション違うな)
黒髪「食べて、ほしい……ぼくも、弁当も……」
男「誰が食べるか」
黒髪「……」シュン
68 :
クラスメイトに同胞がいるな
70 = 39 :
すみません壁殴りお願いします
71 = 47 :
おもしれえな(賞賛)
72 = 1 :
男「…………まあ、腹は空いてるから弁当は食べるよ」
黒髪「……!」パァアアア
男「弁当だけだからな!」
黒髪「……嬉しい」ニコッ
男「……っ! ちょ、ちょっと待ってろ!」
ガラガラ
男「おい友! すまんが今日は一緒に食えん!」
友「裏切り者! お前みたいな奴は彼女のうまい飯でも食ってろ!」
男「彼女じゃねぇよ!」
ガラガラ
男「おまたせ、ついて来いよ」
黒髪「……ん」
73 :
うっ・・
早く書きたまえ
74 :
裏切り者には罰をあたえにゃなるまいて
76 = 1 :
【屋上前踊場】
男「さて……ん?」
黒髪「……」ギュッ
男「服の裾なんか掴んでどうした」
黒髪「外は……」
男(ああ……そういや吸血鬼だったな……)
男「じゃあ踊り場で食うか? 人目につかなければ俺はどこでもいいし」
黒髪「事に及ぶために……?」
男「違うわ! 恥ずかしいんだよ普通に!」
黒髪「ん……」コクッ
男「座るのは地べたでも大丈夫か?」
黒髪「……まって」ズズズ
男「影からシートが……」
黒髪「どうぞ……」スッ
77 = 6 :
可愛過ぎる
支援
79 :
血の相性は悪いけどセックスの相性は抜群なんですね、精液美味しいとか言っちゃうんですね、わかります
80 :
おいついた
性的交渉はよ
81 = 1 :
黒髪「……これお弁当、手作りだから」スッ
男「……ありがとう」
黒髪「……」ボー
男「……これ、なんか媚薬とか入ってないよな」
黒髪「……! そんな手が……!」
男「ごめん何でもない、いただきます」
男(朝飯も食べてないし腹減って仕方ない……見た目はうまそうだがさて……)
黒髪「召し上がれ……」
男「…………んむ」パクッ
黒髪「……どう?」
83 = 73 :
まっず!!君の弁当まっずぅううう!!
84 :
もう殴る壁がないんだがどうすればいい?
85 :
>>83 ワロタ
眼鏡黒縁かな
86 = 1 :
男「…………うまい」
黒髪「ほんと……? 嬉しい……えへへ」
男(こいつ、こんな風にも笑えるのか……見た目は可愛いんだよなぁ)
黒髪「たくさん食べてね……」
男「おう……うまいな、この大豆の煮付けとか」
黒髪「……ん」
男「この小松菜の炒め物とか」
黒髪「……ん」
男「このほうれん草のおひたしとか……」
黒髪「……ん」
男「この……レバーとか……」
黒髪「どんどん、食べて……」
男「何この鉄分過多な弁当!!」
87 = 28 :
>>84
床やら天井やらがあるだろう?
88 = 26 :
>>84
打ち破るのだ…お前の心の壁を…
90 :
こんな高校生活を送りたかった
91 = 84 :
>>87
地面か…
フンッ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
93 = 21 :
最初は笑ってみてたのに何か胸の奥がギギギギギってなってきたよ
95 = 80 :
>>91
懐かしいな
96 = 1 :
黒髪「……おいしくなぁれ」
男「弁当の話だよな……?」
黒髪「……」
男「何か言えや。……まあ、おいしいけど」
黒髪「……よかった。朝苦手だけど、早起きして作ったから……」
男「あ、ありがとう」
黒髪「というか寝てないけど……」
男「……」
黒髪「だから……ねむ……くて……」コテン
男「肩に寄りかかるな!」
黒髪「……すー……すー」
男「…………はぁ」
男(起こしちゃ悪いし、食いづらいなぁ……)
97 = 73 :
>>91「あっつ!!うち火山の上に建ってたぁあああ!!」
99 = 43 :
殴る壁が無い
みんなの評価 : ★★★
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