私的良スレ書庫
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元スレダル「オカリンは正月何して過ごすん?」岡部「ん?」
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鈴羽 「あ、おかえり。オカリンおじ……岡部倫太郎」
岡部 「……」
鈴羽 「あはは…」
ラボに戻った俺たちを、まず鈴羽が出迎えた。
早速口を滑らせかけて、頭を掻いている。
ダル 「……なあ、田村氏って、オカリンの姪とかなん?」
すかさず、研究室から出てきたダルが割って入ってきた。
鈴羽 「へっ?」
ダル 「さっきからオカリンの事、おじさんおじさんって言ってるじゃん」
なに!?
鈴羽 「あ、いやー?何だろうね?知らないなぁ……」
こういう時だけめざといダルに、鈴羽は苦笑いしながら、
俺に向けてゴメンのジェスチャーを飛ばしてきた。
こいつ……。
岡部 「……姪ではない」
ダル 「そうなんだ」
岡部 「……」
鈴羽 「あはは…」
ラボに戻った俺たちを、まず鈴羽が出迎えた。
早速口を滑らせかけて、頭を掻いている。
ダル 「……なあ、田村氏って、オカリンの姪とかなん?」
すかさず、研究室から出てきたダルが割って入ってきた。
鈴羽 「へっ?」
ダル 「さっきからオカリンの事、おじさんおじさんって言ってるじゃん」
なに!?
鈴羽 「あ、いやー?何だろうね?知らないなぁ……」
こういう時だけめざといダルに、鈴羽は苦笑いしながら、
俺に向けてゴメンのジェスチャーを飛ばしてきた。
こいつ……。
岡部 「……姪ではない」
ダル 「そうなんだ」
遥遠のヴァルハラはダルルートだって言ってるだろ
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
うわ、なんだこれ!熱っ!
マグマ!?マグマだ!
キッチンでは紅莉栖が、不機嫌そうに野菜を切って……切り刻んでいる。
包丁使いが危なっかしい。
どうしたというのだ。
岡部 「どうしたんだ?クリスティーナ?」
紅莉栖「……え?」
岡部 「うおっ!」
紅莉栖から、振り返りながら包丁を向けられてしまった。
加えてその表情の迫力に、思わず飛びずさってしまう。
紅莉栖「あ……ごめん。 あのさ、岡部……」
包丁を置いた紅莉栖が、力なく声を発した。
ただ事ではない。まさか鈴羽の正体がバレたとでも―――。
紅莉栖「私って、そんなに老けて見えるのかな?」
岡部 「……え?」
包丁使いが危なっかしい。
どうしたというのだ。
岡部 「どうしたんだ?クリスティーナ?」
紅莉栖「……え?」
岡部 「うおっ!」
紅莉栖から、振り返りながら包丁を向けられてしまった。
加えてその表情の迫力に、思わず飛びずさってしまう。
紅莉栖「あ……ごめん。 あのさ、岡部……」
包丁を置いた紅莉栖が、力なく声を発した。
ただ事ではない。まさか鈴羽の正体がバレたとでも―――。
紅莉栖「私って、そんなに老けて見えるのかな?」
岡部 「……え?」
紅莉栖「田村さんに、おばさんって言われた……」
紅莉栖「年も一個しか違わないのに……」
岡部 「………」
鈴羽 「………」
また、ごめんのジェスチャー。
いやいやこんなの、取り返しがつかないだろう。
ドジな未来人は、この際放っておく。
岡部 「多分聞き間違えだろう」
紅莉栖「え?」
岡部 「お、お前が老けて見えるはずがないではないか……」
岡部 「お前は……あの、その」
紅莉栖「ちょっ、えっ?」
ダル 「うは、ちょっと待ってて!今テレコ用意するから」
紅莉栖「年も一個しか違わないのに……」
岡部 「………」
鈴羽 「………」
また、ごめんのジェスチャー。
いやいやこんなの、取り返しがつかないだろう。
ドジな未来人は、この際放っておく。
岡部 「多分聞き間違えだろう」
紅莉栖「え?」
岡部 「お、お前が老けて見えるはずがないではないか……」
岡部 「お前は……あの、その」
紅莉栖「ちょっ、えっ?」
ダル 「うは、ちょっと待ってて!今テレコ用意するから」
ダルならICレコーダーその他諸々多機能なガジェット持ってると信じてた
岡部 「やめろバカダル!」
ダル 「ほれ、続けて続けて」
紅莉栖「橋田ぁ……」
紅莉栖がギリリと歯噛みしている。
気付くと、他の連中もこちらに視線を送っていた。
……危なかった。思わず、また黒歴史を刻むところだったではないか。
大きな声に加えて、腕を振り回して連中の視線を追い払う。
まったく、鈴羽が来てからというもの、調子が狂いっぱなしだ。
……世話の焼ける親子め。
実際、鈴羽がラボに飛び込んできた時点でかなり焦った。
時間跳躍を行うほどの理由を持ってきた。
また面倒事に巻き込まれる。
そう思った。
だが、真実は実にくだらない……いや、やっぱりくだらないものだったのだ。
鈴羽 「父さんがさ、あの時どうしてもモンハン?の会に参加したかったんだ、って言ってて」
鈴羽 「“そういうわけだから鈴たん。手ぶらじゃアレだから差し入れ持って行ってきて”ってな感じで」
岡部 「このバカ!」
鈴羽 「あはは……」
ってな感じで。
ダル 「ほれ、続けて続けて」
紅莉栖「橋田ぁ……」
紅莉栖がギリリと歯噛みしている。
気付くと、他の連中もこちらに視線を送っていた。
……危なかった。思わず、また黒歴史を刻むところだったではないか。
大きな声に加えて、腕を振り回して連中の視線を追い払う。
まったく、鈴羽が来てからというもの、調子が狂いっぱなしだ。
……世話の焼ける親子め。
実際、鈴羽がラボに飛び込んできた時点でかなり焦った。
時間跳躍を行うほどの理由を持ってきた。
また面倒事に巻き込まれる。
そう思った。
だが、真実は実にくだらない……いや、やっぱりくだらないものだったのだ。
鈴羽 「父さんがさ、あの時どうしてもモンハン?の会に参加したかったんだ、って言ってて」
鈴羽 「“そういうわけだから鈴たん。手ぶらじゃアレだから差し入れ持って行ってきて”ってな感じで」
岡部 「このバカ!」
鈴羽 「あはは……」
ってな感じで。
ダル 「ちぇっ、なんだよ言わないのかよ。金かえせ!」
岡部 「うるさい!」
ダル 「いってぇ!」
頭をはたかれた。
っていうか、今のは結構力が入っていた件について。
死ぬかと思ったず。
オカリンは、肩を怒らせながら、ガスコンロのセットに行ってしまった。
ダル 「なあ、牧瀬氏。今のはいかんのでない?結構キツかったぜ、今の」
紅莉栖「うるさい!」
ダル 「お、おおう……」
二人ともこええ。
まあ、面白いけどな。
罵られたとしても、なんでか笑える。
心地いいのだぜ。すごく。
忘年会の準備が着々と進み、いよいよ鍋にカニが投入された。
岡部 「うるさい!」
ダル 「いってぇ!」
頭をはたかれた。
っていうか、今のは結構力が入っていた件について。
死ぬかと思ったず。
オカリンは、肩を怒らせながら、ガスコンロのセットに行ってしまった。
ダル 「なあ、牧瀬氏。今のはいかんのでない?結構キツかったぜ、今の」
紅莉栖「うるさい!」
ダル 「お、おおう……」
二人ともこええ。
まあ、面白いけどな。
罵られたとしても、なんでか笑える。
心地いいのだぜ。すごく。
忘年会の準備が着々と進み、いよいよ鍋にカニが投入された。
なんだ普通のSSか…
フンッ!
うわっ熱っ!
良SS!?良SSだ!!
フンッ!
うわっ熱っ!
良SS!?良SSだ!!
ダル 「ひょおーっ!カニが一段と赤くなって行くお!」
ダル 「オカリンと居るときの牧瀬氏みたいで萌えるわー」
紅莉栖「はあ?なにそれ!死ね!このHENTAI!」
まゆり「あ、クリスちゃん、カニみたいだよー」
紅莉栖「ひゃっ、やめてよ、まゆりまで!」
まゆ氏の脳天気発言も萌えるし。
るか 「ふふっ……あ、す、すみません!」
るか氏のわたわたっぷりも超萌える。
岡部 「まったく、お前たち。カニくらいではしゃぎすぎではないのか?」
ダル 「いやいや、オカリンが一番嬉しそうな顔してるんだが?」
岡部 「なっ!そんなわけが無いだろう!この俺が――」
オカリンには、まあ、萌えはしないけど面白いし。
ダル 「オカリンと居るときの牧瀬氏みたいで萌えるわー」
紅莉栖「はあ?なにそれ!死ね!このHENTAI!」
まゆり「あ、クリスちゃん、カニみたいだよー」
紅莉栖「ひゃっ、やめてよ、まゆりまで!」
まゆ氏の脳天気発言も萌えるし。
るか 「ふふっ……あ、す、すみません!」
るか氏のわたわたっぷりも超萌える。
岡部 「まったく、お前たち。カニくらいではしゃぎすぎではないのか?」
ダル 「いやいや、オカリンが一番嬉しそうな顔してるんだが?」
岡部 「なっ!そんなわけが無いだろう!この俺が――」
オカリンには、まあ、萌えはしないけど面白いし。
岡部 「こほん。それではこれより、ラボメンの忘年会を執り行う!」
オカリンが立ち上がって、大きな声をあげた。
ダル 「いよっ、待ってました!」
まゆり「すごいねぇ、るかくん。カニ食べ放題だよぉ♪」
るか 「こんなにたくさんのカニ、ボク、初めてです」
まゆ氏とるか氏が、身を乗り出して鍋をのぞき込んでいる。
オカリンがそこに割って入って、メインのカニを箸でよけた。
岡部 「カニだけでなく白子も入っているのだ!フゥーハハハ!」
えらいはしゃぎようだ。
紅莉栖「こら岡部!危ないからはしゃぐな!」
牧瀬氏に叱られてるし。
そういやオカリン、しらこが大好物だとか言ってたっけ。
確か、見た目的に、実にマッドサイエンティストらしい食べ物だとかなんとか。
ちなみに、フェイリスたんと桐生氏は仕事の関係で一時間ほど遅れるらしい。
残念すぐるお。
オカリンが立ち上がって、大きな声をあげた。
ダル 「いよっ、待ってました!」
まゆり「すごいねぇ、るかくん。カニ食べ放題だよぉ♪」
るか 「こんなにたくさんのカニ、ボク、初めてです」
まゆ氏とるか氏が、身を乗り出して鍋をのぞき込んでいる。
オカリンがそこに割って入って、メインのカニを箸でよけた。
岡部 「カニだけでなく白子も入っているのだ!フゥーハハハ!」
えらいはしゃぎようだ。
紅莉栖「こら岡部!危ないからはしゃぐな!」
牧瀬氏に叱られてるし。
そういやオカリン、しらこが大好物だとか言ってたっけ。
確か、見た目的に、実にマッドサイエンティストらしい食べ物だとかなんとか。
ちなみに、フェイリスたんと桐生氏は仕事の関係で一時間ほど遅れるらしい。
残念すぐるお。
>>123
まて白子はオカリンの好物だ
まて白子はオカリンの好物だ
>>124
ほう…
ほう…
岡部 「それではお前たち……」
紅莉栖「もう食べれるんじゃない?」
岡部 「あ、おう」
紅莉栖「みんな、もういいわよ」
岡部 「……」
牧瀬氏が声をかけると、みんながワイワイと鍋をつつき出した。
すごく楽しそうに、みんな笑っている。
そして僕も、この愉快な仲間の一員としてここに居られる。
うは、僕ってなんというリア充。
幸せものだお。
紅莉栖「もう食べれるんじゃない?」
岡部 「あ、おう」
紅莉栖「みんな、もういいわよ」
岡部 「……」
牧瀬氏が声をかけると、みんながワイワイと鍋をつつき出した。
すごく楽しそうに、みんな笑っている。
そして僕も、この愉快な仲間の一員としてここに居られる。
うは、僕ってなんというリア充。
幸せものだお。
岡部 「あー、ダル?」
鍋から上がる湯気の向こうから、オカリンがしらこを食いながら話しかけてきた。
ダル 「なんぞ?」
岡部 「正月の事なんだが……」
ダル 「え?」
岡部 「やっぱりお前、家に来い」
ダル 「は? え? で、でも僕には用事が……」
岡部 「き、貴様の用事など知った事か!」
ダル 「うは。どこのガキ大将だよ」
岡部 「うるさい。いいからモンハンを持って来いと言っている」
鍋から上がる湯気の向こうから、オカリンがしらこを食いながら話しかけてきた。
ダル 「なんぞ?」
岡部 「正月の事なんだが……」
ダル 「え?」
岡部 「やっぱりお前、家に来い」
ダル 「は? え? で、でも僕には用事が……」
岡部 「き、貴様の用事など知った事か!」
ダル 「うは。どこのガキ大将だよ」
岡部 「うるさい。いいからモンハンを持って来いと言っている」
ダル 「………」
僕は、ニヤけそうになるのを必死でこらえた。
ダル 「ま、オカリンがそこまで言うならしょうがないお」
よかった。本当はスゲー行きたかったんだ。
岡部 「ぐぬぬ……」
ダル 「……サンキュ、オカリン」
岡部 「え?」
ダル 「あいや? なんぞ?また幻聴でも聞こえたん?」
岡部 「貴様……とことん俺をコケにしたいようだな!」
紅莉栖「うるさい岡部。ハサミぶっ刺すぞ」
岡部 「あ、すみません……」
牧瀬氏に脅されたオカリン、が黙ってカニを食い始めた。
情けなぁ。
先が思いやられるお。
……でも、本当にありがとな、オカリン。
憎まれ口ばかりだけど、これでも心から感謝してるのだぜ?
まあ、言わないけどな。
おわり。
僕は、ニヤけそうになるのを必死でこらえた。
ダル 「ま、オカリンがそこまで言うならしょうがないお」
よかった。本当はスゲー行きたかったんだ。
岡部 「ぐぬぬ……」
ダル 「……サンキュ、オカリン」
岡部 「え?」
ダル 「あいや? なんぞ?また幻聴でも聞こえたん?」
岡部 「貴様……とことん俺をコケにしたいようだな!」
紅莉栖「うるさい岡部。ハサミぶっ刺すぞ」
岡部 「あ、すみません……」
牧瀬氏に脅されたオカリン、が黙ってカニを食い始めた。
情けなぁ。
先が思いやられるお。
……でも、本当にありがとな、オカリン。
憎まれ口ばかりだけど、これでも心から感謝してるのだぜ?
まあ、言わないけどな。
おわり。
ちなみにシュタインズゲート世界線の助手はオカリンの一夏の大冒険のことは知ってるから
鈴羽はダルの娘、って言えば信じてくれるはず
鈴羽はダルの娘、って言えば信じてくれるはず
乙
とてもよかったよ
そうだよなあ、心では思っていても中々口には出せないよな
色々感謝してるもんだよな
紅莉栖とのラブコメ要素を邪魔にならない感じで盛り込んでたのもうまいと思った
とてもよかったよ
そうだよなあ、心では思っていても中々口には出せないよな
色々感謝してるもんだよな
紅莉栖とのラブコメ要素を邪魔にならない感じで盛り込んでたのもうまいと思った
>>145
俺の隣で寝てるけど?
俺の隣で寝てるけど?
SSは関係ないが良い奴でもなけりゃ岡部みたいな中二病な自己中な奴についていかないよな。十数年近くサポートしてるし、未来変える為の大発明もしてれし
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