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    元スレ花村「なぁ…里中」里中「…あによ?」

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    251 = 32 :

    花村「でっ、できるわけねーだろ!ハードルたけぇよ!やべぇって!」

    里中「あ、あたしだって!!」

    里中「………」

    里中「…けど、良いじゃん」

    花村「…い、良いのかよ…」

    252 = 32 :

    里中「い…良いし!花村だし!」

    花村「なにそれ死ねる」

    里中「と、とにかく……あたし目つぶってるから…は、早くね?」

    花村「うぉあ…!マジすか!?

    里中「……」

    里中「んっ……」


    花村「(…ゴクッ)」

    253 = 32 :

    花村「……い、良いんだな…よし」

    花村「//…じゃあ俺も目つぶります」


    花村「……」

    里中「……」

    花村「な、なぁ…お前の顔が見えねぇ…」

    里中「二人して目つぶってたら見えないに決まってっしょー!!バカだね全く!」

    254 = 32 :

    花村「そ、そっか!そうだよなうんうん…」

    花村「…よし…今度こそ…」

    里中「い、意外と顔上げつづけるの疲れるから…は、早くね」
    里中「……んっ」

    花村「(…行くぞ、行くぞ…やれ花村陽介…!)」」

    255 = 32 :

    意を決した少年の奮える手が、意図せず少女の首筋をなぞる。

    里中「!…ひあっ、ん…//ちょ、ちょっと//」

    花村「うわっ!?ワリ!ってか変な声だすなよ、色々やべぇだろーが!!」

    里中「しょ、しょーがないじゃんバカ!!」

    花村「なんか、先に進む気がしねーんだけど…」

    里中「ちょっと花村!こんなトコでヘタレないでよ…あたし一人恥ずかしいじゃん…」

    261 :

    読んだ
    支援

    262 :

    そういや、クマって花村の部屋に居候してんだよな…?

    ゴクリ…!

    263 :

    ほらほらがんばらんかい

    265 :

    エロは無くてもいいかなーという気がする

    266 :

    >>265
    禿同
    この展開ならない方が自然に感じる

    268 = 141 :

    クリスマスの夜は更けていくでいいんじゃないかな
    そして番長は長瀬達と遊んだ後、帰って菜々子と二人っきりでパーティーだな

    菜々子「今日はお兄ちゃんと一緒に寝たい」
    クリスマスの夜は更けていく……

    269 = 54 :

    紫煙

    274 = 107 :

    275 = 66 :

    ブリリアント

    278 = 32 :

    お前ら…まだ読んでたのか…

    こりゃ続けねば

    279 :

    来たか

    頑張れ

    280 :

    待ってました

    281 = 46 :

    282 :

    ほほう

    283 = 260 :

    牛丼食いながら待ってる

    284 = 32 :

    花村「おっけ…んじゃいくぜ…!」

    里中「ばっちこい!てやんでぃ!」


    里中「………」

    花村「………」

    見れば見るほど、みずみずしくも弾力に富んだ里中の唇は魅力的で、少し赤らむ頬がその魅力を何倍にも掻き立てている。

    こうして、眼を閉じれば思い出す、数々の思い出。

    285 = 32 :

    なんだ。
    何だかんだで、俺達って仲良かったんじゃんか。

    思い出す、場面の一枚一枚。

    心が、揺れる。
    優しく…でも、激しく揺れる。

    此処でこうして過ごす事に、最早迷いはない。

    そして重ねた瞬間から始まるであろう、新しい未来へのスタートライン。


    …ま、望むところっつーの?


    俺達なら、大丈夫だ。
    そうだろ?

    286 = 32 :

    花村「…」
    里中「…」


    漸く重なった二つの幸せの形。

    どこと無く無骨な部分もまた、よく似ている。

    重ねた数秒間、起きながら夢を見ていたような、それも、飛び切りハッピーな夢を見ていたような。

    ゆっくりと眼を開けて、その現実の愛らしさに、花村の心はなおも強く揺れた。


    里中「…長いって、ば」

    花村「なんか…信じらんねー…」

    287 = 32 :

    里中「あたしも…」

    花村「いや、夢かもしんない。って思ったら、ホラ…もったいなくって…」

    里中「ばか…」

    里中「…」

    里中「その…また、すればいいじゃん…夢なんかじゃないし?」

    花村「………」

    花村「(……やべぇ…もう…もう……)」

    花村「さ………里中あああ!」

    288 = 32 :

    …ダメだ、もうダメだ。
    我慢とか無理!無理です!

    思わず、抱きしめる。


    里中「のあっ!?ひゃっ!ちょっ、花村!?」

    花村「ワリぃ……里中…俺、もう限界っ」

    里中「ま、待って待って…!流石にソレは、まだ早…っ!」

    花村「…!」

    里中「ひゃんっ!?」


    抱きしめる腕により一層の力が篭る。
    壊してしまわない様に、程よい圧力で。

    身体は窮屈なのに…

    心は…あれ…?


    里中「(しあわせ…かも)」

    289 = 32 :

    花村「…!」

    ついには押し倒してしまう程の、愛情の力が、千枝からナニカを奪い去っていく。

    …ああ、良いかも。
    だって、花村だし…

    早いとか、早くないとかじゃなくて、うん…

    こーいうのって、そっか。
    求めたら、それが始まりなんだ。

    なら、求め、そして受け止めなきゃ。

    大丈夫。この人なら、大丈夫。

    290 = 32 :

    里中「…花村…」

    花村 「…え?」

    里中「……」

    里中「あたし…花村で、良かった」

    花村「…」

    花村「…俺も、里中で…スッゲー嬉しいんだけど…」



    里中「…責任、とんなさいよ?」

    花村「もち…楽勝」

    291 = 66 :

    パンツが溶けた

    292 = 141 :

    その頃、番長は

    293 = 262 :

    そこにクマ登場だろw

    で仲間にバラされそうになる

    294 = 32 :

    きっと、今日みたいに。
    多くの事を許しあって…

    そして、いつもの様に。
    小さな事で言い争って…

    楽しくて、幸せで、満ち足りた毎日が待っている。

    妄想なんかじゃない。

    もう、そうとしか想えないのだから。


    花村「……なんか緊張する」

    里中「言うな…」

    295 = 32 :

    花村「んじゃ……失礼して…」


    花村の右手が、ジャージのファスナーを下へ下へと導いていく。

    その純潔を守る一枚目の壁はあっさりと崩れ去り、薄いインナーが姿を現す。

    花村「…」

    臍のあたりから、一気にその胸の辺りまでたくし上げると、そこから望む控えめな双丘に手を伸ばす。

    296 = 32 :

    里中「…ん…」

    刹那に…それも、僅かに触れただけで、その愛らしい唇から、甘い吐息混じりの声が漏れる。

    花村「…里中…」

    里中「は…はなむら…//」


    自身に向けられる熱い視線によって臨界点を突破した理性が、花村から言葉を奪い去る。


    もう後にはひけねぇ。
    …つーか、引く気もねぇけど。

    そして、ついにその丘にかかる不粋なソレを取ろうと、花村は里中の背中に手を伸ばした。






    …まさに、その時だった。

    297 = 32 :

    バタンッ!



    花村&里中「!?」



    開くはずのないドアが開き、有り得ない事態が部屋に飛び込んできた。



    クマ「ヨースケー!!今帰ってきたクマー!!あと、センセイ達が、やっぱり遊びたいって来てくれたクマよー!!……って…!?」

    298 = 32 :

    鳴上「意外と早く皆引けたから、来たん…!?」

    天城「旅館、抜け出してき…!?」

    完二「先輩がさみしがってると思って来てやったっスよ」

    久慈川「はなむら先輩っ、やっぱ皆で過ごしたくて来ちゃっ…!?」

    直斗「えぇ。おじいちゃんも快諾してくれたのでお邪魔させてもらいに来ま…!?」


    花村「お、おま、おまえら…!?」

    里中「!?!?!?!?!」



    一同「………………!?!?」



    花村&里中「ううううわああああああああああああああああ」


    ……………………………
    ………………………
    ………………

    クリスマスのイブは更けていく…

    299 = 262 :

    やっぱりクマ来たー!!www


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