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元スレ花村「なぁ…里中」里中「…あによ?」

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1 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:33:32.24 ID:EKwdZUZjO (+110,+26,+0)
落ちたね
2 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:34:40.13 ID:cXOIHsjVP (+25,+30,-38)
いわき「なぁ…里中」里中「…あによ?」
3 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:35:45.56 ID:Jlz8nIfH0 (+22,+29,+0)
この時間舐めてたわ
4 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:35:53.63 ID:drudOZD90 (+14,+29,-1)
落ちたんか…
5 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:36:24.22 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-130)
一応最初から貼っていくは

―ジュネス八十稲羽店―
フードコート。

難航した連続殺人事件も、勇気ある少年達の活躍により、ついにその幕を閉じた、12月某日。

小さな町に、祝福の雪が降り積もる中、彼らはいつもの“特別捜査本部”に集合していた。

――――――


花村「…しっかしさ。事件が終わって、まだこんなトコに集まってくるのも、なんか、不思議な感じっつーか」

天城「そうだね。でも、やっぱり変に落ち着くよね、此処」
6 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:37:14.60 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-102)
直斗「推理を重ね合わせた場所……周りの方にはどうか解りませんが、僕らには間違いなく…」

完二「…ああ、“特別な場所”だぜ」


言葉少なに、椅子にもたれたままで、少年達は空を仰いだ。

事件解決の安心感と、使命を果たした達成感が齎した平和に包まれていても、何か、ポッカリと開いた心の隙間。

何処かに何かを置き忘れた様な、そんな、感覚。
7 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:37:38.62 ID:+spwHOTs0 (+19,+29,-2)
いわき「やぁーまだ!」
8 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:37:40.30 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-122)
久慈川「…すごい不謹慎だけど、さ。…あの事件があって、みんなに出会えた。それはやっぱ、嬉しいなって思うの」

鳴上「……」

花村「まぁな。数奇な…っつーか、奇妙な巡り合わせだよな」

里中「よく考えたら、あたしら学年もクラスもバラバラだから、あの事件が無かったら知り合いにもならなかったかも!」

直斗「僕が警察から派遣されてくる事も、無かったでしょうね」
9 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:38:33.78 ID:MMOxaQaf0 (+19,+29,+0)
落ちたものは諦めろよ
10 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:38:55.94 ID:Jlz8nIfH0 (+22,+29,-3)
そんなに速くて大丈夫か?(猿が)
11 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:39:19.99 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-131)
クマ「カンジの“アブない男色説”も無かったクマ~」

完二「!?おまっ!ちげぇっつってんだろボケ!!このクマ公が!」

クマ「クマッ!?カンジの顔が赤いクマ!?」

完二「てててててテメー!!へっ、変な事言い出すんじゃねぇー!!!」


何処かしんみりとした空気を、クマの一言があっさり破壊すると、続いて始まった完二とクマのやりとりが、仲間達に笑いを生んだ。

12 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:39:43.65 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-104)
鳴上「(…皆が素顔で、笑顔で、)」


天城「…いいね、楽しいね、鳴上君」
ニコッ

鳴上「ああ…そうだな」
ニッコリ



花村「(…………)」


花村「…よっしゃぁ!」
ガタッ

里中「わっ…!ちょっと花村!急に何よ!?」
13 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:40:32.48 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-166)
花村「なぁ、クリスマスイブって皆何してんだ?どっか行っとかね?思い出作ろうぜ!ね、ね?」


こんな素晴らしい仲間達と、冬を過ごせたらどんだけ楽しーんだろう。

単純に、花村陽介はそんな思いから一同に提案した。
その裏に暗いムードを完全に断ち切ろうとする意図を含ませて。

もちろん皆も、花村の意図する辺りは理解していたのだが…
14 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:41:29.50 ID:EKwdZUZjO (+90,+30,-105)
鳴上「……」

天城「う…」

完二「あー…」

久慈川「うーん…」

直斗「……」

直斗「……」

里中「…」

クマ「クマー…」


花村「…あ…アレ?」


その提案に賛同の声は上がらなかった。
15 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:42:23.87 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-171)
花村「…もしかしてお前ら、予定あんの…?」


何かを考え込む様に、皆は視線を下に向け始めた。


花村「な、鳴上は!?」

鳴上「実は、長瀬と一条に呼ばれて」


花村「そっ…そっか。なら仕方ねぇな…ははっ。か、完二は!?」

完二「すんません。俺ぁ先に尚紀に先約があっちまって」
16 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:43:18.14 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-170)
花村「天城は!?」


天城「あー…行きたいのは山々なんだけど…クリスマスに旅館に来る家族連れのお客さんって結構多くて…」

花村「ああ…り、りせは?」


久慈川「あたしとクマは、直斗くんの実家に行くの」

直斗「すいません、花村先輩。毎年クリスマスはおじいちゃんと過ごす事になっていて、それをお二人に話したら…どうしてもと煩いので…」

クマ「楽しみクマー」


花村「そ…そっかー…」」
17 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:44:37.45 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-134)
直斗「……あ、良かったら先輩も」

花村「あー…いや、俺も遊ぶとしても、直斗の実家って超遠いらしいじゃん?バイトもあるし、俺もそこまで遠くへは行けねぇんだよな…ワリぃ」

直斗「そうですか、残念ですね…」


花村にとって、それはまさかの展開だった。

何だかんだで、集まる時はパッと集まっていた面子に、まさかこんな事態が起こるとは…
18 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:47:08.27 ID:Jlz8nIfH0 (-20,-8,+0)
支援
19 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:48:33.60 ID:hNWGAjil0 (-7,+7,-1)
しえ
20 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:48:34.62 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-90)
だがしかし、例の、忌ま忌ましい事件は、もう終わったのだ。

今までに比べ、個々のプライベートも、多少は集まりに影響してくる事を、そろそろ理解しなくてはならない。

少し寂しい気がすんなぁ。

たった一日一緒に過ごせなくなる事で、そんな風に考えてしまう程、花村にとって、いや、ここで俯く全員にとって、目の前の仲間達は大切で…大事な存在であった。
21 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:49:02.77 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-123)
花村「ハァ…まさかの全員予定アリかよ…ま、いっか。んじゃ遊べる時は遊ぶぞ。絶対だかんな」

鳴上「ああ、もちろんだ」


皆が一様に頷いた、その時だった。

♪~♪~


天城「あ…ごめん、メール」


天城雪子の携帯に一通のメールが届いた。

旅館の従業員からの様だ。


天城「ごめん…旅館、大変みたいで…私、帰らないと…」
22 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:49:45.87 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-126)
花村「相変わらず、大変だなぁ天城…気ぃつけてな」

完二「あー…俺もそろそろ帰らねぇとお袋が煩いんで…」

鳴上「俺もそろそろ家庭教師の時間だな…」

クマ「クマ眠い…」

久慈川「あっ!私もおばあちゃんに頼まれてたものあったんだ!」

直斗「僕もそろそろ…」

23 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:50:17.95 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-146)
花村「なんだなんだ、みんな帰宅かよ…気ぃつけて帰ろよー」


鳴上「ああ、花村、また明日な」
天城「それじゃあ、ね」

久慈川「バイバイ先輩!またあそぼっ」

完二「ウィース」

クマ「ヨースケ!先にひとっ風呂浴びて待ってるクマー!」

花村「おう。じゃあなお前ら!にしても…ったくあのクマ遠慮がねぇな…マジで」
24 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:51:17.44 ID:gobON+MX0 (-20,-8,+0)
支援
25 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:51:24.11 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-140)
少し名残惜しげな顔で、陽介は帰宅する面々に別れを告げた。

皆も同じ気持ちなのだろう。離れても、見える限りは度々振り向いて手を振ってくれる。

その背を見送りながら、陽介が孤独感を感じだした頃。


「ちょっと、花村」


花村「うわ!里中!…お前まだ居たのかよ!?」

背後から声が掛かる。
里中だった。
26 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:52:14.07 ID:EKwdZUZjO (+95,+30,-187)
里中「アンタが途中からあたしをスルーし続けてたんだろーが!な ん で あたしにはクリスマスの予定聴かないのよ!」


花村「あ、あっははは。忘れてた、スマンwwww…!?えぶふぅッ」

里中の繰り出した急所蹴りは、見事にクリティカルをたたき出した。

花村「さ…流石は足技オンリーでシャドウを撃退せしめるだけの…女じゃぁ…ぐふぅ…」
27 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:53:02.38 ID:TqlDxSTh0 (+13,+28,+0)
落ちちまったな
28 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:53:18.12 ID:EKwdZUZjO (+93,+30,-232)
里中「本当、花村はバカなんだから!」


プンプンと頬を膨らませて怒る里中を前に、花村はダンゴ虫の様に丸まってうずくまった。

花村がしばらく、そのまま苦悶に堪え続けていると、里中は吃り調子で口を開いた。

里中「……わよ…」

花村「…は?」

里中「だから!私は……その」

花村「その?」
29 : 忍法帖【Lv= - 2011/12/24(土) 23:55:31.66 ID:DvpM+lxu0 (-20,-8,+0)
支援
30 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:57:43.29 ID:Jlz8nIfH0 (-4,+7,-1)
しえ
31 : 以下、名無しにか - 2011/12/24(土) 23:59:34.13 ID:Y128lf0B0 (+19,+29,-1)
今度は落とさないら
32 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:01:55.35 ID:8wIX0iBUO (+55,+30,-101)
里中「…//」

花村「お前、顔赤いぞ…なんか、悪ィもん食ったか??」

里中「」

ズドンッ!

花村「はおッ!?」


再びその急所に鋭い蹴りが命中する。まさに1more…


33 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:02:19.90 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-196)
花村「お、おおお、おお、お…」

里中「私…あ、空いてるからッ!」

花村「へ」

里中「く、クリスマス!!空いてるからね、私!暇なら…なんかおごってくれても…その…//」

花村「え、里中…そそ、それって…デー」

里中「!//」

ドスンッ

花村「嫌あああああッッ」
34 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:04:01.82 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-129)
三度、クリティカルが発生した。
むろん、急所である。


里中「いいい、良いから!暇なら、ちゃんと誘ってよね!ばいばい!!」

ダッ…


とうとう口から泡を吹き出した花村を置き去り、里中千枝はその場を走り去ってしまった。


花村「ぐぐ……さ、さと…なか…サン…?」
35 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:05:46.59 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-195)
そして日は過ぎ…

ークリスマスイブ 前日ー


花村は自室で、携帯を握りしめたまま、部屋の中をぐるぐると周り続けていた。


花村「やべぇよ……おいおい、マジやべぇよ…!」

花村「まだ心臓バックバクだよ!なんだよ里中!なんなんだよ、里中サン!」


花村は先日の里中の台詞を回想し続けては、高鳴る胸の鼓動を必死に抑えつけていた。
36 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:06:23.80 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-103)
花村「クリスマスイブよ!?しかもなんたってその……二人っきりってやつだし…!え!?なにそれ?」


花村は思わず、駆け出したくなる様な衝動に駆られるも抑え、変わりに窓を開け放った。

大きく息を吸い込むと、叫ぶ。



「それってデートじゃないっすかあああああああああああああああああああああ」
37 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:07:05.50 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-100)
一方その頃…

ー里中千枝の自室ー


里中「うわ…うわ……うーわああああああああああああ」


こちらも叫んでいた。


里中「ぁあああ、あたし、なに誘ってんだろ!?いや、誘ってきたのはアイツ…アイツよね!?あたしじゃないよね!?」


錯乱に似た現実逃避行の真っ最中であった。
38 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:08:11.21 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-143)
里中「お、落ち着かなきゃ、その…は、花村だし!いつも遊んでるし!たまに二人っきりで帰るし!」


里中「そうそう、二人っきり、で……」


里中「………」


里中「わああああああああん」

里中「無理だよぉぉ!!雪子ヘーーールプ!!!!」
39 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:11:21.75 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-137)
里中「ど、どうしよう……花村、嫌がらないかな…」

里中「で、電話してみよう!」

千枝が携帯に手を伸ばしたその時、ふと考えが頭を過ぎる。

里中「でもでも、このタイミングで電話って……確実に明日の話になるよね?あたし、ちゃんと話す自信とかないんですけど…」


里中「はぁ…どうしよう」




里中「何、着て行こう…」
40 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:11:39.49 ID:Om1a4s8X0 (-20,-15,+2)
カッ \マーラ!/
41 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:12:20.60 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-161)
………………………
…………………
……………

ー再び、花村陽介の自室ー


花村は一人座禅を組み、テーブルに置いた携帯電話を見つめていた。

花村「……やっぱ、まだわかんねぇよな…だって、里中だもん」

花村「アイツの事だから、忘れちゃったー、とか言いだし兼ねないし…」

花村「………」
42 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:12:57.22 ID:8wIX0iBUO (+55,+30,-90)
花村「…おっし…電話しよう!まずは、確認しなきゃな」


指先の震える手で、すっと手を伸ばして携帯電話を掴む。


花村「……そういえば」


アドレス帳を開いた時、ふと花村の脳内に、懐かしい記憶が蘇った。
43 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:13:43.29 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-189)
……………………………
……………………
……………

それは、鳴上が転校してくる、その半年前。
一足先に、花村が都会から転校してきた、その日の事である。


花村(なんもねー…町)

華やかな大都会から引っ越してきた花村にとって、それは余りにも窮屈な、八十稲羽の町であった。

引っ越してすぐの翌日には、すぐに八十神高校に入学。

途端に忙しくなるというのに、花村のやる気や期待は、此処へ至るまでの道のりに置き忘れてきたらしい。
44 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:14:25.14 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-115)
とにかく、彼にとって退屈の絶望感の方が大きかったのだ。


その日、担任教師の紹介の中で、教室に向けて語った花村の自己紹介は、その面を隠すような明るさを全面に押し出しての挨拶になった。


「ってなワケで!青春しようぜ!みたいな!なんつって!」


なんとか悪い印象を与える事だけは避けられたらしい。
クラスの人間はみな笑顔で出迎えてくれた。

なんだ。ちょろいな。
45 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:15:12.59 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-96)
作り笑顔で、与えられた席に腰かける。
その後はボヤけた眼でダラダラと授業を受けて、あっという間に放課後を迎えた。


花村「(…つまんねぇ)」


校門を出るまで作り笑顔を保ち、トボトボと歩きだす。

花村「(こんなのが、あと二年か…俺、生きていけんのか…)」
47 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:15:27.28 ID:WFWN+VLm0 (+29,+29,-2)
そういや小説あったよな小西先輩の話の
48 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:16:09.39 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-68)
ある意味期待通りの退屈さを全身に感じながら、帰路をただ歩き続けていると、不意に背後から肩を叩かれた。


花村「!?」

振り返ると、そこにはセーラー服の代わりに緑のジャージを着込んだ、単発の少女が立っていた。

里中であった。
49 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:18:10.38 ID:8wIX0iBUO (+60,+30,-129)
花村「あー、えっと…里…中さんだっけ?」

里中「おっ?すっげー。もう覚えてくれてたんだ?」

花村「あぁ…だってホラ、目立つじゃん?そのジャージ」

里中「かっこ良いだろう!!」

花村「いや褒めてねー」
50 : 以下、名無しにか - 2011/12/25(日) 00:18:17.77 ID:Z7V801r70 (-20,-8,+0)
支援
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