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    元スレディオ「学園都市・・・?」

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    タグ : - インフィニット・ストラトス + - クロスオーバー + - ジョジョ + - 絹旗荘 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    スレ立て代行

    2 :

    俺得

    6 :

    何度目だ、このスレタイ

    7 = 1 :

    >>5
    安価ぐらいしっかりつけろやks期待

    8 = 5 :

     序章A ディオ=ブランドー
     ディオは不幸な少年だった。
    父親は彼が生まれるよりも前に母の前から姿を消し、母は『白人で』『未婚の母』と言うだけで社会から疎んじられ、二人は迫害されていた。

    9 :

    ディオってことは一部ディオか

    11 = 5 :

    ある日、幼かったディオは母に向けて小さく呟いた。
    「母さん、僕が居なくなれば幸せになれるよ」
    幼いながらも聡明であったディオは、この気高く美しい母親にとって、自分は邪魔なのだというこに気づいてしまった。

    12 = 5 :

    自分が母の元を離れれば、彼女を縛り付ける『くだらない風習』から開放されると考えたのだ。
    「……」
    ディオの言葉を聞いた母は、彼の頬を引っぱたき、強く抱きしめた。
    「父親が居なくても、どんなに貧しくても、心は気高くありなさい。自分が邪魔者だなんて卑屈な考えをしてはいけませんよ」

    13 = 5 :

    ディオは、その頬を涙が濡らすよりも先に、いつの日かこの人を守れるだけの存在になろうと決意した。

    1年後、ディオは母に連れられ、大都市の病院のような建物に連れていかれた。
    母からは健康診断だと聞かされていたが、その内容は実に奇妙だった。
    それからしばらくして、母が真剣な顔をしながら、話がありますと前置きして、ディオに語りかけた。

    14 :

    死ぬぜー死んじまうぜー

    15 :

    俺は人間をやめるぞ!上条!

    16 = 5 :

    「学園都市という全寮制の教育機関があります。あなたはそこで知識を身につけなさい」
    ここ1年、ディオの目からみても彼女は働き過ぎだった。
    ディオがいくら言っても、「あなたはそんな心配をする必要はありません」と、優しく頭を撫でるだけだった。

    17 = 5 :

    ディオの才能は、学園都市に送り出されてすぐに発現した。
    それはまだヴィジョンすら無い、物体を触れずに動かせるというだけの小さな念動力だったが、彼はこの力が絶対的な物だという確信が有った。これであの気高い母を守ることが出来ると。
    だが、現実は非情である。
    数年後、母は死んだ。過労だった。

    18 = 5 :

    DIOは成長すると共に、こう自分に誓いを立てた。
    『母を捨てたあの男を必ず見つけ出して復習してやると!』
    『父親の判らない子供を産んだからといって、ただ傍観して母を見捨てた無関心な奴ら!』
    『どいつもこいつも有罪だ!』

    19 = 5 :

    「クソ田舎者どもッ!オレは必ず社会の頂点に立ってみせる!」
    「そしてオレの邪魔をするヤツらは、凍えるような真冬の夜に、飢えと寒さで眠ることも出来ない事より、もっと屈辱的に切り裂いて、地面に這い蹲らせてやるぜッ!」
    この誓いと共に、ヴィジョンの無かった彼の念動力は、妖艶な光を放つ茨のスタンド『隠者の紫(ハーミットパープル)』として目覚め始めた!

    20 = 5 :

     序章B 上条当麻

     上条当麻は不幸である。
    天気が良いから布団を干せば、カラスが素敵にご挨拶してくれるし、そんな日に限って断水日だった、なんて合わせ技は日常茶飯事である。
    今日だって、たまには豪華にファミレスでディナーと洒落込もうとすれば、あぁなんてことでしょう、哀れな不良男子達が超能力者の電撃少女に絡んでいる。

    21 = 5 :

    危ないですよと声を掛け、トイレから戻った不良のお友達と一緒に街中を駆けまわり、ようやく真夜中のフルマラソンから開放されたと思えば、その帰り道に出逢ってしまうのだ。
    路地裏で不良少年達が一人を取り囲んでるような、そんな状況に。
    「あぁ、不幸だ……」
    そう肩を落としながら、その集団にとぼとぼと歩み寄っていく。

    22 :

    器用に文体を変えるんだな

    25 = 5 :

    「おいおいお兄チャァン、僕らはチョロォ~~ッと財布が軽くて困ってるって言ってるだけなんだぜぇ?」
    「そそッ!困ってるひとは助けてあげようって教わらなかったのかなァ~~?」
    10人以上で取り囲んでいる少年達の中には、能力者もいるようだ。威圧的な態度で自分たちの能力を見せびらかしている。

    26 = 5 :

    だというのに、取り囲まれている側の少年は、腕を組み、壁に持たれながら薄い笑みを浮かべている。
    「ほう、金がないのか。それは困るだろうなァ……。ところで一つ質問があるんだが、なんでこの僕が君等のようなド低能に金を恵んでやらなきゃあいけないんだ?」
    「調子にのってんじゃねえ!」

    27 :

    読みづらい

    28 = 5 :

    ド低脳な少年達が殴りかかろうとしたその時、間の抜ける様な声が割って入った。
    「おっ、こんなトコに居たのか、もう日付かわるっつーの!道に迷うにも限度あるだろー?」
    そうヘラヘラ笑いながら、不良たちの間を通りぬけ、囲まれている少年に話しかける。
    「いやー、お騒がせしちゃってすいませんね!じゃ、俺らちょっと用があるんで……」

    29 :

    死神のほうかと思ったら違ってた

    30 = 5 :

     突然声を掛けられたディオは、いったいこの男が、何のためにこんな事をしているのか考えていた。
    見るからに、さっきまでフルマラソンしてました、としか見えない汗だくの男が、自分とクズ共の間に割って入ったのだ。
    『いったい何のタメに?』もしや、この間抜けなお人好しは『このディオを助けようとしているのか?』『見ず知らずの、二度と出会うことも無いであろうこのオレを!』

    31 :

    一行あけてくだしあ
    読みづらい

    32 :

    うーむ

    33 = 5 :

    「なんだァ~~?テメェは!」

    「この人数相手にしようってのは、お前頭がイカれてんのか?」

    当然のことながら、ディオにとってこの状況は、雨が降ると靴が濡れてうっとおしいのと同じ、取るに足らない事柄でしか無い。

    かつてディオに発現した『隠者の紫』が、自分以外に見えていない事に気付いてから、この下らない街の下らない研究に付き合う必要は無い、と判断した。

    34 :

    ふむ

    35 = 5 :

    『どいつもこいつも、研究者共ですら、このディオの能力を正しく認識できない!』

    既に道端に転がる小石どもを、完全にブッチギリで追い越している、と考えたディオは『隠者の紫』に形あるヴィジョンが存在することを周囲に隠し、
    どこにでも居る『念動力』の能力者として振舞っていた。

    36 = 22 :

    ワールドは出るのかしら

    37 = 5 :

    「自分でもわかってんだよ、目を背ければいいんだって……。でもな、それじゃ駄目なんだよ、きっと朝になってこう思うんだ。
    『なんであの時見捨てたんだ?』ってな」

    「一度でも目を背けたらな、きっともう、心の底から笑うことなんてできねーんだよ!
    目の前に居る、一緒に笑ってる友達を、俺はきっと見捨てちまうんだってな!」

    38 = 3 :

    >>36
    ジョセフじゃないからジョリーンのように密集させて立体化は出来そうだが

    一応支援

    39 = 5 :

    「だから、俺がお前らから逃げ出すと思ってんなら……まずはその幻想をぶち殺す!」

    この世界は『ナプキンを取る者』と『それに利用される者ども』に分かたれており、
    必要以上に目立つことは、ナプキンから自分を遠ざける行為だと理解していたからだ。

    40 :

    >>14
    それデュオ

    41 = 5 :

    母を失ったその日から、自分以外の全てのものを利用して生き抜いてきた。

    自分を憐れむ傍観者どもを、母から受け継いだこの容姿に群がるバカどもを、いくらでも使い捨ててきた。
    ディオが声をかければ、怪我すら厭わずに助けに入る連中はいくらでも居る。

    『だが目の前のコイツは違う!』

    42 = 1 :

    支援

    43 = 5 :

    ディオ自身が、そうなるように仕向けたのとは違う、言葉には出来ないこの、
    自分とも母とも違うが、確かにそこに在る、『気高い精神』を目の前の男から感じた。

    「そこのアンタ!悪いが手伝わせて貰うぜ!」
    「フン、よかろう。やってみろ!」

    44 = 5 :

     第1話 邂逅する世界

     結論から言うと、上条当麻の助太刀は必要なかった。
    彼が目の前の一人を殴り倒し、ディオの方を見ると、既に5人の不良が倒れており、遠くに逃げ出したであろう連中が小さく見えた。

    「はは……、余計なお世話だったみたいで……」

    あれだけの啖呵を切ってこの光景である。がっくりと肩を落としていると、

    45 = 3 :

    ディオさまの友達はジョナサンとプッチじゃないといやだ!
    支援

    46 = 5 :

    「そんなことはないさ、それに君が倒したのは能力者じゃないか。ぼくの見立てではレベル3程度の炎使いじゃないかな。それを素手で倒したんだからね」

    「素手なのはそっちだって一緒だろ?」

    「ぼくは一応、レベル3の念動使いだからね。ま、こんな連中には使うまでもなかったけど」

    結局素手じゃないか、と密かに自身をなくしていると、目の前に右手が差し出された。

    47 = 5 :

    「ぼくの名はディオ、D・I・Oでディオ=ブランドーだ。君は?」

    大昔のジャンプ漫画の主人公の様にさわやかな台詞を、サラッと言えるディオに感心しながら、その手を握り返す。

    「上条当麻、ここで会ったも何かの縁ってことで、よろしくなディオ」
    「上下の上に、条約の条……ジョジョと呼ばれたことはあるか?」
    「なんですかそりゃ」

    48 = 22 :

    あーそう言われてみればそうだな

    49 = 1 :

    あー上条ちゃっかりジョジョなの気づかなかったわ

    50 = 5 :

    「フン、なんとなくそう思っただけさ。お気に召さなかったようだから、オレも下の名前で呼ばせてもらうぞ、当麻」

    「おう!」と言った所でグウウと腹の虫が鳴いた。

    「フン、オレの部屋はすぐそこだ。寄って行くか?礼も兼ねてな」

    そういえば晩飯を食べそこねたんだった、と思いだし、笑った。


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