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元スレまどか「がんばれ、泣き虫ほむらちゃん」
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さやか「だから私は魔法少女になる! 本当にごめん!」
ほむら「それじゃ私から、1つだけお願いをさせて」
さやか「何?」
ほむら「あなたは正義感が強いけれど、その分、思い込みで突っ走ってしまうところがある」
さやか「ぐっ。さすが未来人。見透かされちゃってますね、たははは……」
ほむら「だから、私や巴さんの忠告には、なるべく耳を傾けて欲しいの」
さやか「……わかった。魔法少女の先輩だもんね。素直に話を聞くよ」
ほむら「ありがとう」
さやか「まどか……裏切っちゃってごめん。あんたは、あんただけはほむらとの約束を守ってやって欲しいんだ。自分勝手で悪いけど」
まどか「大丈夫、わかってるよ。私は魔法少女にならない」
さやか「ありがとう。って、私が言えた義理じゃないけどね」タハハ
ほむら「……契約はいつ?」
さやか「できれば、今日の放課後にでも」
ほむら「そう。なら、その後巴さんのところへ行きましょう。巴さんに事情を話して、3人で魔女退治をすれば、危ない目に遭わずに戦い方を覚えられるかもしれないわ」
さやか「うん、何から何まで悪いね」
ほむら「それじゃ私から、1つだけお願いをさせて」
さやか「何?」
ほむら「あなたは正義感が強いけれど、その分、思い込みで突っ走ってしまうところがある」
さやか「ぐっ。さすが未来人。見透かされちゃってますね、たははは……」
ほむら「だから、私や巴さんの忠告には、なるべく耳を傾けて欲しいの」
さやか「……わかった。魔法少女の先輩だもんね。素直に話を聞くよ」
ほむら「ありがとう」
さやか「まどか……裏切っちゃってごめん。あんたは、あんただけはほむらとの約束を守ってやって欲しいんだ。自分勝手で悪いけど」
まどか「大丈夫、わかってるよ。私は魔法少女にならない」
さやか「ありがとう。って、私が言えた義理じゃないけどね」タハハ
ほむら「……契約はいつ?」
さやか「できれば、今日の放課後にでも」
ほむら「そう。なら、その後巴さんのところへ行きましょう。巴さんに事情を話して、3人で魔女退治をすれば、危ない目に遭わずに戦い方を覚えられるかもしれないわ」
さやか「うん、何から何まで悪いね」
まどか「わ、私もついてっちゃ駄目かな?」
ほむら「巴さんのところへは連れていけるけど、魔女退治には……」
まどか「うん、わかってる……」
―放課後、マミのマンション―
ほむら「と言うわけで、美樹さんを1人前の魔法少女にしてあげて欲しいの」
さやか「よろしくお願いします!」ペコ
マミ「そう。美樹さん、決めたのね」
さやか「はい。やっぱりやらないで後悔するより、やって後悔する方がいいと思って」
QB「お願いをきいてあげてもいいんじゃないかな、マミ。君もまどかが魔法少女ならないと聞いてがっかりしていただろう?」
まどか「ごめんなさい、私……」
マミ「い、いやねぇ、キュゥべえったら大げさなんだから/// もう気にしてないから大丈夫よ!」
まどか「マミさん……」
マミ「美樹さんのことはわかったわ。でも、暁美さんは手伝ってくれないのかしら?」
ほむら「もちろん、私も手伝うつもりよ。でも、私の師匠でもあるあなたに、このことをお願いしたいの」
マミ「し、ししょー!?///」
ほむら「巴さんのところへは連れていけるけど、魔女退治には……」
まどか「うん、わかってる……」
―放課後、マミのマンション―
ほむら「と言うわけで、美樹さんを1人前の魔法少女にしてあげて欲しいの」
さやか「よろしくお願いします!」ペコ
マミ「そう。美樹さん、決めたのね」
さやか「はい。やっぱりやらないで後悔するより、やって後悔する方がいいと思って」
QB「お願いをきいてあげてもいいんじゃないかな、マミ。君もまどかが魔法少女ならないと聞いてがっかりしていただろう?」
まどか「ごめんなさい、私……」
マミ「い、いやねぇ、キュゥべえったら大げさなんだから/// もう気にしてないから大丈夫よ!」
まどか「マミさん……」
マミ「美樹さんのことはわかったわ。でも、暁美さんは手伝ってくれないのかしら?」
ほむら「もちろん、私も手伝うつもりよ。でも、私の師匠でもあるあなたに、このことをお願いしたいの」
マミ「し、ししょー!?///」
ほむら「別の時間軸のことだから、あなたは覚えてないでしょうけど」
マミ「あー、うん、そうだったんだ……(師匠……いい響きね)」
まどか(でも、ほむらちゃんが魔法少女になったのは私のためだもん……)
まどか(って、何焼きもち妬いていやらしいこと考えてるの、私!)
マミ「じゃあ早速、3人で魔女退治に行きましょうか」
さやか「よろしくお願いします!」
まどか「私はお留守番かぁ」
ほむら「まどか……」
マミ「鹿目さんには悪いけど、やっぱりあんなことがあった後じゃ、ね……」
まどか「平気です、気にしないでください」
マミ「ごめんね。以前は考えなしだったね」
まどか「ほむらちゃんも心配しないで」
ほむら「ええ、ありがとう」
QB「まどかはもう、魔法少女になる気はないのかい? さやかみたいに心変わりをしてくれるとありがたいんだけど」
マミ「あー、うん、そうだったんだ……(師匠……いい響きね)」
まどか(でも、ほむらちゃんが魔法少女になったのは私のためだもん……)
まどか(って、何焼きもち妬いていやらしいこと考えてるの、私!)
マミ「じゃあ早速、3人で魔女退治に行きましょうか」
さやか「よろしくお願いします!」
まどか「私はお留守番かぁ」
ほむら「まどか……」
マミ「鹿目さんには悪いけど、やっぱりあんなことがあった後じゃ、ね……」
まどか「平気です、気にしないでください」
マミ「ごめんね。以前は考えなしだったね」
まどか「ほむらちゃんも心配しないで」
ほむら「ええ、ありがとう」
QB「まどかはもう、魔法少女になる気はないのかい? さやかみたいに心変わりをしてくれるとありがたいんだけど」
ここのマミさんはわずかながらQBに疑念を持っている
そこが狙い目だよ、ほむらちゃん!
そこが狙い目だよ、ほむらちゃん!
ほむら「」ギロ
さやか「」ギロ
まどか「ごめんね、キュゥべえ。私には無理ってわかったから」
QB「そうかい、残念だよ」
まどか(偉そうに喋らないでよ……マミさんを騙してる癖に……)
マミ「……」
QB(まどかの素質は惜しいけど、あの件で契約の機会はだいぶ遠のいてしまったようだ)
QB(かつてない程の莫大なエネルギーを得られるチャンスだったのに、タイミングが悪かったとしか言いようがない)
QB(このまままどかが第二次性徴期を終えても、感情のない僕には『ああ、そうか』としか思えないが……)
QB(暁美ほむらの予言通りワルプルギスの夜が現れるなら、状況の変化も起こりえるだろう)
QB(とにかく今は待つしかなさそうだ)
さやか「」ギロ
まどか「ごめんね、キュゥべえ。私には無理ってわかったから」
QB「そうかい、残念だよ」
まどか(偉そうに喋らないでよ……マミさんを騙してる癖に……)
マミ「……」
QB(まどかの素質は惜しいけど、あの件で契約の機会はだいぶ遠のいてしまったようだ)
QB(かつてない程の莫大なエネルギーを得られるチャンスだったのに、タイミングが悪かったとしか言いようがない)
QB(このまままどかが第二次性徴期を終えても、感情のない僕には『ああ、そうか』としか思えないが……)
QB(暁美ほむらの予言通りワルプルギスの夜が現れるなら、状況の変化も起こりえるだろう)
QB(とにかく今は待つしかなさそうだ)
―夜の街―
ほむら「繁華街の向こう、工場が並んでる辺りにいる魔女がそろそろ活動を始めるころなの」
マミ「なるほど、未来がわかるって便利ね。それじゃ、早速美樹さんに魔女の居場所を探索してもらいましょうか」
さやか「はいはい。ソウルジェムで反応を見るんでしたよね」
ほむら「それじゃ、私はまどかを送っていくから」
マミ「ええ。もし魔女を見つけたらテレパシーで教えるわね」
まどか「ほむらちゃん、1人でも大丈夫だよ?」
ほむら「私が送りたいの。駄目?」
まどか「ううん、嬉しいけどさ///」
ほむら「繁華街の向こう、工場が並んでる辺りにいる魔女がそろそろ活動を始めるころなの」
マミ「なるほど、未来がわかるって便利ね。それじゃ、早速美樹さんに魔女の居場所を探索してもらいましょうか」
さやか「はいはい。ソウルジェムで反応を見るんでしたよね」
ほむら「それじゃ、私はまどかを送っていくから」
マミ「ええ。もし魔女を見つけたらテレパシーで教えるわね」
まどか「ほむらちゃん、1人でも大丈夫だよ?」
ほむら「私が送りたいの。駄目?」
まどか「ううん、嬉しいけどさ///」
マミ「ふふ、すっかり仲良くなったのね、あの2人」
さやか「あはは、嫁を獲られちゃいましたよ」
マミ「鹿目さんの家は遠いの?」
さやか「いや、それほどでも」
マミ「それじゃ、暁美さんが戻ってくるまでに魔女を見つける、って言うのは厳しすぎるかな?」
さやか「マミさぁ~~ん」
マミ「ふふ、冗談よ」
さやか「もう……ん?」
マミ「?」
さやか「あれ、仁美だ。お稽古の帰りかな?」
マミ「お友達?」
さやか「はい。お~~~~い、仁美~~~~!」
さやか「あはは、嫁を獲られちゃいましたよ」
マミ「鹿目さんの家は遠いの?」
さやか「いや、それほどでも」
マミ「それじゃ、暁美さんが戻ってくるまでに魔女を見つける、って言うのは厳しすぎるかな?」
さやか「マミさぁ~~ん」
マミ「ふふ、冗談よ」
さやか「もう……ん?」
マミ「?」
さやか「あれ、仁美だ。お稽古の帰りかな?」
マミ「お友達?」
さやか「はい。お~~~~い、仁美~~~~!」
―帰り道―
まどか「……って言うわけだったんだ」
ほむら「そうなの。ふふ」
まどか「ティヒヒ///(あ~~、もうずっとこうして2人で歩いていられたらいいのに)」
??「あれ? まどかじゃないか」
まどか「へ?」
詢子「帰るところかい?」
まどか「ママ! 今日は早いんだね」
詢子「たまにはね。お友達かい?」
まどか「うん! えっと……」
ほむら「初めまして。まどかさんのクラスメイトの暁美ほむらです。まどかさんにはいつもお世話になっています」ペコリ
詢子(この子が噂の『ほむらちゃん』か!)
詢子「話には聞いてるよ。転校して来たばっかりなんだろ? 学校にはもう慣れたかい?」
ほむら「はい。まどかさんに良くしてもらっていますから」
まどか「ティヒヒ/// 照れちゃうよ」
まどか「……って言うわけだったんだ」
ほむら「そうなの。ふふ」
まどか「ティヒヒ///(あ~~、もうずっとこうして2人で歩いていられたらいいのに)」
??「あれ? まどかじゃないか」
まどか「へ?」
詢子「帰るところかい?」
まどか「ママ! 今日は早いんだね」
詢子「たまにはね。お友達かい?」
まどか「うん! えっと……」
ほむら「初めまして。まどかさんのクラスメイトの暁美ほむらです。まどかさんにはいつもお世話になっています」ペコリ
詢子(この子が噂の『ほむらちゃん』か!)
詢子「話には聞いてるよ。転校して来たばっかりなんだろ? 学校にはもう慣れたかい?」
ほむら「はい。まどかさんに良くしてもらっていますから」
まどか「ティヒヒ/// 照れちゃうよ」
詢子(いやぁ、確かに美人だわ、こりゃ。しかも礼儀正しいし、根性のありそうな目付きをしてるわ)
詢子(まいったね。同性ってのを除けば、娘の相手にゃ申し分ないじゃないか……)
詢子「うちの娘はすっかりあんたが気に入ったみたいだ。口を開けば『ほむらちゃんはカッコイイ』だの『ほむらちゃんは優しい』だの、そればっかりさ」
ほむら「えっ!?///」
まどか「も、もう、ママったら!(ほむらちゃんに私の気持ちがバレちゃう)」
詢子「どうかこれからも、うちの娘と仲良くしておくれ」
ほむら「はい、こちらこそ」ペコリ
ほむら「それじゃまどか、私はここで」
まどか「うん、送ってくれてありがとう。ほむらちゃんも気をつけてね」
ほむら「ええ、それじゃ明日学校で」
詢子「気をつけて帰るんだよ」
ほむら「はい、おやすみなさい」
詢子(まいったね。同性ってのを除けば、娘の相手にゃ申し分ないじゃないか……)
詢子「うちの娘はすっかりあんたが気に入ったみたいだ。口を開けば『ほむらちゃんはカッコイイ』だの『ほむらちゃんは優しい』だの、そればっかりさ」
ほむら「えっ!?///」
まどか「も、もう、ママったら!(ほむらちゃんに私の気持ちがバレちゃう)」
詢子「どうかこれからも、うちの娘と仲良くしておくれ」
ほむら「はい、こちらこそ」ペコリ
ほむら「それじゃまどか、私はここで」
まどか「うん、送ってくれてありがとう。ほむらちゃんも気をつけてね」
ほむら「ええ、それじゃ明日学校で」
詢子「気をつけて帰るんだよ」
ほむら「はい、おやすみなさい」
―ほむらが去った後―
詢子「あれが噂の『ほむらちゃん』か。確かにまどかがメロメロになるのもわかる気がするね」
まどか「うん、ほむらちゃん、凄くカッコイイんだ///」
詢子(もう私の前じゃ、気持ちを隠す気もない、と……)ハハ…
―夜道を1人走るほむら―
ほむら(まどかが私のことをそんな風に……)
ほむら(…………)
ほむら(どうしよう……凄く嬉しい///)
詢子「あれが噂の『ほむらちゃん』か。確かにまどかがメロメロになるのもわかる気がするね」
まどか「うん、ほむらちゃん、凄くカッコイイんだ///」
詢子(もう私の前じゃ、気持ちを隠す気もない、と……)ハハ…
―夜道を1人走るほむら―
ほむら(まどかが私のことをそんな風に……)
ほむら(…………)
ほむら(どうしよう……凄く嬉しい///)
―夜の街―
さやか「仁美! お稽古の帰り?」
仁美「あら、さやかさん、ご機嫌よう」フラフラ
さやか「?(なんか変だな)どうしたの? あんたん家はこっちじゃないじゃん」
仁美「ええ。今からとても素敵なところへ行くのですわ。もしよかったらさやかさんも一緒にどうです?」
さやか「はぁ?」
マミ「美樹さん! この子、魔女の口づけを受けてるわ!」
さやか「!!」
ざわざわ。ざわざわ。
さやか「ちょっ、この人達もまさかみんな……?」
マミ「そうね、どうやらあの町工場へ入っていくみたい」
さやか「ほむらの奴、こんなこと教えてくれなかったじゃん!」
さやか「仁美! お稽古の帰り?」
仁美「あら、さやかさん、ご機嫌よう」フラフラ
さやか「?(なんか変だな)どうしたの? あんたん家はこっちじゃないじゃん」
仁美「ええ。今からとても素敵なところへ行くのですわ。もしよかったらさやかさんも一緒にどうです?」
さやか「はぁ?」
マミ「美樹さん! この子、魔女の口づけを受けてるわ!」
さやか「!!」
ざわざわ。ざわざわ。
さやか「ちょっ、この人達もまさかみんな……?」
マミ「そうね、どうやらあの町工場へ入っていくみたい」
さやか「ほむらの奴、こんなこと教えてくれなかったじゃん!」
さやか『ほむらぁ!!』
ほむら『美樹さん!?』
さやか『なんか魔女の口づけを受けた人が大量にいるんだけど、どうなってんのよ、これ!?』
ほむら『なんですって!?』
さやか『何で肝心なこと教えてくれないのさ!?』
ほむら『ごめんなさい、その魔女は本格的に活動を始める前に狩ったから、どんなことをするか知らなかったの』
さやか『ほむらのあほ~~~~!!』
ほむら『待ってて! すぐに行くわ!!』
―町工場の中―
工場主「俺は駄目なんだ……こんな町工場ひとつ、満足に切り盛りできなかったんだ……」
さやか「ちょっ!? あれって混ぜるな危険なんじゃ!?」
マミ「まずい! この人達、集団自殺するつもりよ!」
さやか「ちょっと待った――――――――――!!」ダダダダ
仁美「あっ、さやかさん! 邪魔をしてはいけませんわ!」
ほむら『美樹さん!?』
さやか『なんか魔女の口づけを受けた人が大量にいるんだけど、どうなってんのよ、これ!?』
ほむら『なんですって!?』
さやか『何で肝心なこと教えてくれないのさ!?』
ほむら『ごめんなさい、その魔女は本格的に活動を始める前に狩ったから、どんなことをするか知らなかったの』
さやか『ほむらのあほ~~~~!!』
ほむら『待ってて! すぐに行くわ!!』
―町工場の中―
工場主「俺は駄目なんだ……こんな町工場ひとつ、満足に切り盛りできなかったんだ……」
さやか「ちょっ!? あれって混ぜるな危険なんじゃ!?」
マミ「まずい! この人達、集団自殺するつもりよ!」
さやか「ちょっと待った――――――――――!!」ダダダダ
仁美「あっ、さやかさん! 邪魔をしてはいけませんわ!」
さやか「おりゃ――――――――――!!」
がしゃーん。
マミ「よくやったわ、美樹さん! これでひと安心ね」ホッ
ざわざわ。ざわざわ。
マミ「……じゃない?」タラー
男「よくも……」
女「よくも……」
仁美「よくも……」
マミさやか「ひえ~~~~~~~~~!!」
マミ「ど、どうしたらいいの? 一般人を攻撃なんてできないしっ!」
さやか「そうだ、マミさん、あれやってよ! 首筋に手刀を叩き込んで気絶させるヤツ!」
マミ「そんなのできないわよ、漫画じゃないんだから!(憧れてるけど!)」
さやか「そんな~~~~!」
仁美「よくも……」
さやか「そ、そうだ! マミさん、威嚇射撃は!?」
がしゃーん。
マミ「よくやったわ、美樹さん! これでひと安心ね」ホッ
ざわざわ。ざわざわ。
マミ「……じゃない?」タラー
男「よくも……」
女「よくも……」
仁美「よくも……」
マミさやか「ひえ~~~~~~~~~!!」
マミ「ど、どうしたらいいの? 一般人を攻撃なんてできないしっ!」
さやか「そうだ、マミさん、あれやってよ! 首筋に手刀を叩き込んで気絶させるヤツ!」
マミ「そんなのできないわよ、漫画じゃないんだから!(憧れてるけど!)」
さやか「そんな~~~~!」
仁美「よくも……」
さやか「そ、そうだ! マミさん、威嚇射撃は!?」
マミ「! そ、そうね、やってみる!」
ばん! ちゅいーん、ちゅいーん。
マミさやか「きゃあああああぁぁぁあああ!!」
マミ「跳弾!? こんな狭いトコで撃ったことなかったから!」
さやか「頬かすった! 今かすったよ!?」
マミ「何よ、美樹さんがやれって言ったんじゃない!」
ざわざわ。ざわざわ。
さやか「逃げなきゃ!」
マミ「!! 美樹さん、あの部屋に逃げましょう!」
さやか「はい!」
がちゃ。ばたん!
マミ「ふぅ」
さやか「助かった~」
魔女「」ゴゴゴゴゴ
ばん! ちゅいーん、ちゅいーん。
マミさやか「きゃあああああぁぁぁあああ!!」
マミ「跳弾!? こんな狭いトコで撃ったことなかったから!」
さやか「頬かすった! 今かすったよ!?」
マミ「何よ、美樹さんがやれって言ったんじゃない!」
ざわざわ。ざわざわ。
さやか「逃げなきゃ!」
マミ「!! 美樹さん、あの部屋に逃げましょう!」
さやか「はい!」
がちゃ。ばたん!
マミ「ふぅ」
さやか「助かった~」
魔女「」ゴゴゴゴゴ
マミ「あら?」
さやか「おや?」
マミ「こんなところに遠慮せず攻撃できる相手がいたじゃない」ニヤリ
さやか「ついに私の魔法少女デビューかぁ」ニヤリ
さやか「うおりゃああぁぁぁああああああああああっっっ!!」ズバッ
マミ「使い魔は任せてもらうわね!」ダン!
さやか「これでトドメだ――――――――――!!」ザンッ
……………………
………………
…………
さやか「おや?」
マミ「こんなところに遠慮せず攻撃できる相手がいたじゃない」ニヤリ
さやか「ついに私の魔法少女デビューかぁ」ニヤリ
さやか「うおりゃああぁぁぁああああああああああっっっ!!」ズバッ
マミ「使い魔は任せてもらうわね!」ダン!
さやか「これでトドメだ――――――――――!!」ザンッ
……………………
………………
…………
マミ「初めてにしては、よくやったわね」
さやか「はいっ(でもこいつも、元々魔法少女なんだよね……)」
さやか(迷わず成仏してよね)ガッショウ
マミ「? 何をしてるの?」
さやか「いやあ、あはは。例え魔女でも殺生したことは変わらないわけで……なーんて」タハハ
マミ「……」
マミ(敵を倒した後『安らかに眠りなさい』なんて言って祈りのポーズを捧げる……いいわね!)
マミ「美樹さん、私もこれからそれの真似をしてもいいかしら?」
さやか「もちろんですよ。マミさんに祈ってもらえたら、きっと魔女も成仏できますよ」
マミ「ふふふ(明日早速、十字架のアクセを探しに行かなきゃ!)」
さやか「はいっ(でもこいつも、元々魔法少女なんだよね……)」
さやか(迷わず成仏してよね)ガッショウ
マミ「? 何をしてるの?」
さやか「いやあ、あはは。例え魔女でも殺生したことは変わらないわけで……なーんて」タハハ
マミ「……」
マミ(敵を倒した後『安らかに眠りなさい』なんて言って祈りのポーズを捧げる……いいわね!)
マミ「美樹さん、私もこれからそれの真似をしてもいいかしら?」
さやか「もちろんですよ。マミさんに祈ってもらえたら、きっと魔女も成仏できますよ」
マミ「ふふふ(明日早速、十字架のアクセを探しに行かなきゃ!)」
―工場の外―
ほむら「結界が消えてる……」ホッ
がしゃん。
ほむら「!! こんなに大勢の人が巻き込まれてたなんて……」
ほむら「……」
ほむら(大丈夫、寝ているだけだわ。魔女の口づけも消えている)
さやか「おっ、ほむら、やっと来た」
ほむら「遅れてごめんなさい。魔女は無事、倒したみたいね」
さやか「えへへ。初めてにしちゃあ上手くやったでしょ、あたし」
マミ「こら、調子に乗らないの」
さやか「そうだ! 仁美!」
ほむら「志築さん?」
さやか「うん、操られてた人の中に仁美がいたんだ」
マミ「さっきの子なら、ここで眠ってるわ」
ほむら「結界が消えてる……」ホッ
がしゃん。
ほむら「!! こんなに大勢の人が巻き込まれてたなんて……」
ほむら「……」
ほむら(大丈夫、寝ているだけだわ。魔女の口づけも消えている)
さやか「おっ、ほむら、やっと来た」
ほむら「遅れてごめんなさい。魔女は無事、倒したみたいね」
さやか「えへへ。初めてにしちゃあ上手くやったでしょ、あたし」
マミ「こら、調子に乗らないの」
さやか「そうだ! 仁美!」
ほむら「志築さん?」
さやか「うん、操られてた人の中に仁美がいたんだ」
マミ「さっきの子なら、ここで眠ってるわ」
さやか「おーい、仁美~」
ほむら「待って。警察と救急車を呼んで、後はまかせましょう?」
マミ「そうね。事情を訊かれても私達じゃ説明できないし」
さやか「でも仁美が……」
ほむら「大丈夫。魔女の口づけは消えていたから、もう心配はないわ」
マミ「きっと集団幻覚と言うことになるでしょうね」
さやか「そっか。しょうがない、仁美、風邪ひかないでね」
マミ「それじゃ、帰りましょうか」
ほむら(美樹さんが志築さんを助けるだなんて……皮肉な運命ね……)
ほむら「待って。警察と救急車を呼んで、後はまかせましょう?」
マミ「そうね。事情を訊かれても私達じゃ説明できないし」
さやか「でも仁美が……」
ほむら「大丈夫。魔女の口づけは消えていたから、もう心配はないわ」
マミ「きっと集団幻覚と言うことになるでしょうね」
さやか「そっか。しょうがない、仁美、風邪ひかないでね」
マミ「それじゃ、帰りましょうか」
ほむら(美樹さんが志築さんを助けるだなんて……皮肉な運命ね……)
―休み時間、屋上―
ほむら「そろそろ、佐倉杏子を仲間に引き入れようと思うの」
マミ「……」
さやか「グリーフシード目当てで魔法少女やってるヤツなんだよね」
ほむら「そうね。でも、利害は一致するはずよ」
まどか「大丈夫だよ、ちゃんと説得すればわかってもらえるよ!」
ほむら「ええ。今日の放課後、早速風見野へ行こうと思うの」
マミ「ねぇ。私、今回は遠慮させてもらってもいいかしら?」
さやか「マミさん?」
マミ「隠してもしょうがないから言うけど、私と佐倉さん、ちょっと昔に色々あったのよ」
まどか「そうだったんですか」
マミ「私が顔を見せると、あの子意固地になってしまうんじゃないか、って心配なの」
ほむら「そう、ね……(精神的に1番大人の巴さんに頼りたかったけど……)」
ほむら(利害は一致するんだし、あまり心配し過ぎても仕方ないわね)
ほむら「わかったわ」
ほむら「そろそろ、佐倉杏子を仲間に引き入れようと思うの」
マミ「……」
さやか「グリーフシード目当てで魔法少女やってるヤツなんだよね」
ほむら「そうね。でも、利害は一致するはずよ」
まどか「大丈夫だよ、ちゃんと説得すればわかってもらえるよ!」
ほむら「ええ。今日の放課後、早速風見野へ行こうと思うの」
マミ「ねぇ。私、今回は遠慮させてもらってもいいかしら?」
さやか「マミさん?」
マミ「隠してもしょうがないから言うけど、私と佐倉さん、ちょっと昔に色々あったのよ」
まどか「そうだったんですか」
マミ「私が顔を見せると、あの子意固地になってしまうんじゃないか、って心配なの」
ほむら「そう、ね……(精神的に1番大人の巴さんに頼りたかったけど……)」
ほむら(利害は一致するんだし、あまり心配し過ぎても仕方ないわね)
ほむら「わかったわ」
このss、キャラがそれぞれ魅力的だな
よくある、キャラの一面だけを押し出した(変態一辺倒のほむらとか)ssとは違って、何か人間味がある
杏子ちゃんの出番が楽しみ
よくある、キャラの一面だけを押し出した(変態一辺倒のほむらとか)ssとは違って、何か人間味がある
杏子ちゃんの出番が楽しみ
―放課後、風見野―
まどか「その子の住所とかわからないの?」
ほむら「そうね、友達だったわけではないから」
さやか「どうすんのさ?」
ほむら「よくゲームセンターで遊んでたみたいなの」
さやか「じゃあゲーセンを回ってみますか」
ほむら「それと、魔女を見つけられたら、魔女退治をしている彼女に会えるかもしれないわ」
まどか「じゃあ、その線で探そうか」
―路地―
さやか「ほむら、ソウルジェムが反応したよ!」
ほむら「結界が不安定ね。これは使い魔のものだわ」
まどか「じゃあ、この近くで待ってればいいんだね」
さやか「先に倒しちゃうってのもアリなんじゃない?」ヘンシン
ほむら「なっ!? やめて、美樹さん! 他の魔法少女の縄張りを荒らすのはルール違反なのよ!」
さやか「こいつ倒してもグリーフシードは落とさないんでしょ? じゃあルール違反じゃないじゃん!」
まどか「その子の住所とかわからないの?」
ほむら「そうね、友達だったわけではないから」
さやか「どうすんのさ?」
ほむら「よくゲームセンターで遊んでたみたいなの」
さやか「じゃあゲーセンを回ってみますか」
ほむら「それと、魔女を見つけられたら、魔女退治をしている彼女に会えるかもしれないわ」
まどか「じゃあ、その線で探そうか」
―路地―
さやか「ほむら、ソウルジェムが反応したよ!」
ほむら「結界が不安定ね。これは使い魔のものだわ」
まどか「じゃあ、この近くで待ってればいいんだね」
さやか「先に倒しちゃうってのもアリなんじゃない?」ヘンシン
ほむら「なっ!? やめて、美樹さん! 他の魔法少女の縄張りを荒らすのはルール違反なのよ!」
さやか「こいつ倒してもグリーフシードは落とさないんでしょ? じゃあルール違反じゃないじゃん!」
ほむら「それはそうだけど……」
さやか「こいつだって人間を襲うんでしょ? ほっとけないって!」シュバッ
ばちぃぃん!
さやか「弾かれた!?」
こつ、こつ、こつ。
??「ちょっとちょっとー、何やってんのさ、あんた達」
ほむら「杏子……!」ボソ
まどか「えっ!?」
杏子「あれ使い魔だよ? グリーフシード持ってるわけないじゃん」
さやか「そうよ、だから戦ってたんじゃん。こっちはあんたのグリーフシードを獲る気はないからさ」
まどか(そんな……ほむらちゃんが下の名前で呼ぶの、私だけじゃなかったんだ……)ズキン
杏子「はぁ? だったら使い魔にも手を出すなよ」
さやか「何言ってんの、あれだってほっとけば人を襲うんでしょ?」
杏子「当たり前だろ? 4、5人喰わせて魔女にすりゃあ、グリーフシードも孕むのにさ」
さやかまどか「!!」
さやか「こいつだって人間を襲うんでしょ? ほっとけないって!」シュバッ
ばちぃぃん!
さやか「弾かれた!?」
こつ、こつ、こつ。
??「ちょっとちょっとー、何やってんのさ、あんた達」
ほむら「杏子……!」ボソ
まどか「えっ!?」
杏子「あれ使い魔だよ? グリーフシード持ってるわけないじゃん」
さやか「そうよ、だから戦ってたんじゃん。こっちはあんたのグリーフシードを獲る気はないからさ」
まどか(そんな……ほむらちゃんが下の名前で呼ぶの、私だけじゃなかったんだ……)ズキン
杏子「はぁ? だったら使い魔にも手を出すなよ」
さやか「何言ってんの、あれだってほっとけば人を襲うんでしょ?」
杏子「当たり前だろ? 4、5人喰わせて魔女にすりゃあ、グリーフシードも孕むのにさ」
さやかまどか「!!」
杏子「卵産む前のニワトリしめてどうすんの?」
さやか「なっ……あんた、魔女に襲われる人達を見殺しにする気!?」
杏子「なんかさぁ、大元から勘違いしてるよねぇ、あんた」
杏子「弱い人間を魔女が喰う。その魔女をあたし達が喰う。強さの順番から言ったら、それが当たり前のルールでしょ?」
まどか「そんな……」
杏子「まさかと思うけど……人助けだの正義だの、そんな冗談をかますために契約を交わしたわけじゃないよねぇ?」
さやか「……っ!!」
ほむら「やめて、美樹さん!」
さやか「悪いけど、あたしはこいつを許せない!」
杏子「はん、来るかい?」
ほむら「やめなさい、美樹さやか!! 意固地にならないと約束したはずよ!!」
さやか「!!」
ほむら「あなたも。ここは矛を収めてちょうだい、佐倉杏子」
杏子「!? あんた、どこかで会ったか?」
ほむら「それは秘密。私達はあなたと話をするためにここへ来たの」
さやか「なっ……あんた、魔女に襲われる人達を見殺しにする気!?」
杏子「なんかさぁ、大元から勘違いしてるよねぇ、あんた」
杏子「弱い人間を魔女が喰う。その魔女をあたし達が喰う。強さの順番から言ったら、それが当たり前のルールでしょ?」
まどか「そんな……」
杏子「まさかと思うけど……人助けだの正義だの、そんな冗談をかますために契約を交わしたわけじゃないよねぇ?」
さやか「……っ!!」
ほむら「やめて、美樹さん!」
さやか「悪いけど、あたしはこいつを許せない!」
杏子「はん、来るかい?」
ほむら「やめなさい、美樹さやか!! 意固地にならないと約束したはずよ!!」
さやか「!!」
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