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    元スレ幼馴染「おとこー!友くんとデートの約束しちゃった!」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    151 = 3 :

    「そういうときは席を離れて、別の車両に行けばいいわけさ」

    「感謝がほしいのなら、また次の機会に、だな」

    図書委員「…///」

    「…?」

    チョンチョン

    図書委員「…手…」

    「…っ!!」

    バッ

    「ご、ごめんっ!」

    図書委員「あ…」

    図書委員「………」

    152 :

    その通り

    ゆとりこえー

    153 = 3 :

    ~競技場前~

    図書委員「ね、年季が入ってますね…」

    「このスタジアムはJリーグが開幕したときからホームグラウンドになってるとこだからな」

    「少し前までは電光掲示板も単色灯だったらしい」

    図書委員「……」

    「…さてと、飲み物と食べ物を調達したら入ろうか」

    図書委員「はい」

    154 = 3 :

    ~競技場内~

    図書委員「…何も買えませんでしたね」

    「そりゃそうか…」

    「ま、想定の範囲内だけどな」

    図書委員「?」

    「ほれ、お菓子とペットボトル」

    図書委員「あ…」

    「備えは万全に整えておかないと、ね」

    図書委員「…ありがとうございます」

    155 = 3 :

    図書委員「…でもペットボトルは1本しか…」

    「さすがにこの中なら自販機の一つぐらいあるっしょ」

    「…ぬるくて割高だろうけど」

    図書委員「…あの、私っ!」

    「気にせんでいいよ。こっちの方が冷えてるだろうし」

    「もし向こうの方がいいなら、交換するってことで」

    図書委員「あの…はい…」

    「よし、んじゃ、まずは席の確保だね」

    156 = 3 :

    飯食ってくる

    158 :

    セクロスはありますか

    160 :

    支っ援ー

    161 = 3 :

    >>158
    セクロスは無いのである

    162 :

    今北

    NTR要素はあるのかい?

    163 = 3 :

    >>162
    お前ら次第

    165 = 4 :

    NTRとか一番いらないだろ

    167 = 160 :

    ハーレムエンドで皆幸せっ!!

    168 = 3 :

    >>164
    物書きの視点でVIPのSSなんか見ちゃいかんだろ…

    169 = 17 :

    レス返さなくていいから

    171 = 3 :

    >>169
    早く書けということか
    腹も落ち着いてきたし書く

    ~スタンド~

    図書委員「…ホーム側の自由席は結構混んでますねー…」

    「まだ試合開始まで時間あるからな」

    「それに、アウェイ側の自由席を埋められるのはごく僅かのチームだけだし」

    「…さっさと座ろうぜ」

    172 :

    FF8の三つ編み図書委員のイベント思い出した

    173 :

    >>168
    >>170

    175 = 3 :

    ドヨーン…ドヨーン…

    図書委員「天気、悪いですね」

    「…そうだな。…傘はもってきたのか?」

    図書委員「ええ、折り畳みを。…どうしたんですか?」

    「…いや、カッパも2着もっていけば良かったなって」

    「そっちの方が何かと便利そうだしなー…。ぐぬぬ…失敗した」

    図書委員「……」

    176 :

    一度他人に惚れた女共は帰ってこなくていい

    177 = 3 :


    「選手入場も終わったし、いよいよ試合開始、か」

    図書委員「……」

    「…?どうした?さっきから黙って」

    図書委員「いえ…ただ…なんでこんなに優しくするんですか?」

    「え?」

    図書委員「…そうやって、他の女の子にも優しくするんですか?」

    「……」

    図書委員「…ごめんなさい。なんでもないです」

    ピーッ
    キックオフ!!

    178 :

    なんか思ってたのとだいぶ違うんだけど

    179 :

    お前らがこの先の展開を決められるわけじゃないんだから黙ってろよ

    181 = 3 :

    ドヨドヨ…

    「…なぁ、どうして俺があんなお節介をしだしたか、知りたいか?」

    図書委員「…え?」

    図書委員「…はい、知りたいです」

    「…そか」

    「もちろん、これはただの自己満足なんだけど」

    「…俺はさ、『やった』後悔よりも『やらなかった』後悔の方が辛いって思うんだよな」

    183 = 3 :

    「それが恋バナだったら、尚更だ」

    図書委員「想いを告げられずに、片思いのまま終わる、と」

    「…なかには、相手が自分のことを知らないまま終わることだってあるだろ?」

    「何にせよ、…そんなのは悲しすぎる」

    図書委員「…でも、それはしょうがないじゃないですか」

    図書委員「両思いだなんて…なかなかなれませんよ」

    184 = 3 :

    図書委員「それなら、傷つかずにいた方が、ずっといいです」

    「…でもそれは、どちらかを『選べた』人の発想、だろ?」

    図書委員「…!!」

    「俺だって、誰かれ構わずやってるわけじゃない」

    「…それに、別に告白まではいかずとも、ただ仲良くしたいって人もいるわけだしな」

    185 :

    お節介ですよ

    186 :

    まぁ、男がうまくやってるってのと、女達が男に相談してるからこれができてるんだよな
    普通からしたらうざい以外の何物でもない

    187 = 3 :

    「人の心なんて直ぐに変わっちゃうしね」

    「仲良くなるうちに気になりだすのはもちろんだし」

    「付き合い始めてから、お互いに好きになったりする奴らも居るし」

    「…だから諦めたりしないで、出会ったり、関わったり、話し合ったりしてみないと」

    「って思ってたら、いつの間にかこんなことしてた」

    188 = 3 :

    「…ま、理由としてはそんなところだ」

    「…もしかしたら、そんな理由は後付けで、ただ単純にしたいだけかもしれんが」

    「ただ…一度きりの人生なんだから、悔いのないように生きないと、な!」

    「Go for broken、だ!」

    図書委員「……」

    「…とはいえ、さすがに自分から誰と誰をくっつけたいなんてのは、流石に思わないけどね」

    189 = 182 :

    紫煙

    190 = 3 :


    ポツ…ポツ…

    ザアアアア…

    「あ、雨か…」

    「ごめんな、くだらない話しちゃって…どっかで雨宿りするか?」

    図書委員「…ううん、見てる」

    「…?そっか、じゃ、傘を…」

    図書委員「…いい」

    「へ?…いくらなんでも…風邪引くぞ?」

    図書委員「(Go for broken…当たって、砕けろ…!)」

    191 = 180 :

    がんばれ

    192 = 182 :

    193 = 3 :

    図書委員「(私、やっとわかったよ…自分の気持ちが…)」

    図書委員「ねぇ、…ちょっといい?」

    「?」

    ………

    アレオーアレオー!!
    アレオーオ-オ-グランパ-ス!!

    図書委員「っ!っ!」

    「…まさか応援団の近くまで来るとは…」

    「慣れないことはしない方が…」

    194 = 3 :

    アレアレオーアレーアレアレオーアレー
    ナッゴヤアレー ナッゴヤアレ-

    図書委員「♪!♪!」

    「もしもーしっ!、どうなさいましたーっ!?」

    「こんなびしょ濡れになっちゃって…こんなとこじゃ傘なんてさせないし…」

    「なんかリミッターでも外したんですかーっ!?」

    図書委員「ねぇっ!どっちが勝つと思いますかーっ!?」

    「聴いてねえし」

    195 :

    なーんか違う

    196 = 186 :

    うむ、何かが違うのだがそれがわからない

    197 = 3 :

    「ふむ…いつの間にか先制されてんのか…」

    「…それにこの雨で、オールドグラウンド…ピッチは最悪…」

    「(でも、負けるだなんてここではとても言えないし)」

    「まずは引き分けにしないとだなー!」

    図書委員「いえっ!勝ちますよ!絶対にっ!」

    図書委員「なんなら、賭けたっていいですっ!」

    199 = 50 :

    まあこれから男のターンになるんだろ

    200 = 3 :

    「賭け?…また随分と強気だな…」

    「わかったっ!…何を賭けるんだーっ!?」

    図書委員「…大事なモノですっ!」

    「…?」

    図書委員「(私は…もう、諦めない…っ!)」

    デデンデ デンデン
    デデンデ グラ-ンパス


    ゴ-ル!!


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