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元スレまどか「これからも私達…」杏子「ずっと友達だ!」
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まどか「友達になるの、すごく簡単だよ?」
杏子「簡単…?」
まどか「そう!まずは、お互い名前で呼ぶの!」
まどか「それでね」
ギュッ
杏子「あ…」
まどか「こうやって、一緒に手をつなぐの!」
杏子「…」
まどか「これでお友達だね!杏子ちゃん!」
杏子「…うん /// 」
まどか「杏子ちゃん♪」
杏子「まどか…」
まどか「ウエヒヒヒッ♪」
杏子「ありがとう、まどか」
まどか「うん!杏子ちゃん!」
杏子「簡単…?」
まどか「そう!まずは、お互い名前で呼ぶの!」
まどか「それでね」
ギュッ
杏子「あ…」
まどか「こうやって、一緒に手をつなぐの!」
杏子「…」
まどか「これでお友達だね!杏子ちゃん!」
杏子「…うん /// 」
まどか「杏子ちゃん♪」
杏子「まどか…」
まどか「ウエヒヒヒッ♪」
杏子「ありがとう、まどか」
まどか「うん!杏子ちゃん!」
ぎぎぎぎぎぎぎ(歯軋り)
ほむら「まどかを守ってとはお願いしたけど…」
ほむら「誰もまどかといちゃいちゃしていいなんて、言ってないわよぉ…(ぴきぴき)」
=====
==
杏子「心配するなよ、さやか」
杏子「一人ぼっちは、寂しいもんなぁ」
杏子「いいよ、一緒にいてやるよ…」
==
=====
==
杏子「心配するなよ、さやか」
杏子「一人ぼっちは、寂しいもんなぁ」
杏子「いいよ、一緒にいてやるよ…」
==
=====
~翌日~
まどか「行ってきま~す」
詢子「おう、行ってらっしゃい。って、私も行かなきゃ」
知久「いってらっしゃい」
タツヤ「らっしゃーい」
杏子「気をつけてな」
杏子「…(今日も変な夢を見たな…)」
知久「今日も出かけるのかい?」
杏子「うん、夕方までには戻るから」
知久「お小遣いは足りてる?」
杏子「ありがとう、大丈夫です」
知久「そうかい。それじゃ、いってらっしゃい」
タツヤ「姉ちゃんいってらしゃーい」
杏子「行ってきます」
まどか「行ってきま~す」
詢子「おう、行ってらっしゃい。って、私も行かなきゃ」
知久「いってらっしゃい」
タツヤ「らっしゃーい」
杏子「気をつけてな」
杏子「…(今日も変な夢を見たな…)」
知久「今日も出かけるのかい?」
杏子「うん、夕方までには戻るから」
知久「お小遣いは足りてる?」
杏子「ありがとう、大丈夫です」
知久「そうかい。それじゃ、いってらっしゃい」
タツヤ「姉ちゃんいってらしゃーい」
杏子「行ってきます」
~見滝原市市街地~
杏子「やっぱり着慣れた服が一番だなぁ」
QB「その姿の方がしっくりくるね」
杏子「…QB、あんたいたんだ」
QB「…出番が少ないからって忘れるなんて、ひどいよ杏子」
杏子「そのまま『ふぇーどあうと』してってくれれば一番なんだけどね」
QB「わけがわからないよ!」
キィィィン
杏子「!?」
QB「魔女の結界…いや、これは使い魔のものだね」
杏子「やっぱり着慣れた服が一番だなぁ」
QB「その姿の方がしっくりくるね」
杏子「…QB、あんたいたんだ」
QB「…出番が少ないからって忘れるなんて、ひどいよ杏子」
杏子「そのまま『ふぇーどあうと』してってくれれば一番なんだけどね」
QB「わけがわからないよ!」
キィィィン
杏子「!?」
QB「魔女の結界…いや、これは使い魔のものだね」
杏子「なんだ、使い魔か」
QB「いつもどおり放っておくかい?」
杏子「…」
ほむら『杏子、どうかこれからもあの子を守ってあげて』
杏子「いや、潰しておく」
QB「!杏子にしては珍しい判断だね」
杏子「たまにはそういう気分にもなるんだよ!」ヘンシン!
パァァァ
杏子「!だれか戦ってるな。まさかマミか!?」
QB「いつもどおり放っておくかい?」
杏子「…」
ほむら『杏子、どうかこれからもあの子を守ってあげて』
杏子「いや、潰しておく」
QB「!杏子にしては珍しい判断だね」
杏子「たまにはそういう気分にもなるんだよ!」ヘンシン!
パァァァ
杏子「!だれか戦ってるな。まさかマミか!?」
~結界内~
ザン!ザン!ザン!
さやか「うわぁぁぁぁぁ」
使い魔「 … …」
さやか「消えちゃえ消えちゃえ皆消えちゃえええっ」
杏子「あいつ、たしかさやか…」
さやか「はぁっはぁっはぁっ」
杏子(それにしても、なんて滅茶苦茶な戦い方してやがるんだ…)
使い魔「」ぞわぞわぞわ
さやか「!?あっ」
杏子「危ねえ!」
ズバッ
さやか「え!?」
使い魔「 …ッ」
ザン!ザン!ザン!
さやか「うわぁぁぁぁぁ」
使い魔「 … …」
さやか「消えちゃえ消えちゃえ皆消えちゃえええっ」
杏子「あいつ、たしかさやか…」
さやか「はぁっはぁっはぁっ」
杏子(それにしても、なんて滅茶苦茶な戦い方してやがるんだ…)
使い魔「」ぞわぞわぞわ
さやか「!?あっ」
杏子「危ねえ!」
ズバッ
さやか「え!?」
使い魔「 …ッ」
杏子「なーにちんたら戦ってんだ?このトーシロが」
さやか「…」ギロッ
杏子「!(な、なんだこの目つきは…?)」
杏子「あんた、一体何があっ…」
さやか「うわぁぁぁぁぁっ!」
杏子「!?ちょっと待てっ…」
ガギィィン
杏子「てめえっ、いきなり切りつけんじゃねーよ!」
さやか「うるさいうるさいうるさいうるさいっ…」
さやか「…」ギロッ
杏子「!(な、なんだこの目つきは…?)」
杏子「あんた、一体何があっ…」
さやか「うわぁぁぁぁぁっ!」
杏子「!?ちょっと待てっ…」
ガギィィン
杏子「てめえっ、いきなり切りつけんじゃねーよ!」
さやか「うるさいうるさいうるさいうるさいっ…」
杏子「おとなしく…しやがれっ!」
ガンッ
さやか「あっ…」ガクンッ
杏子「…ったく、一体何があったっていうんだよ?」
QB「結界が解ける。使い魔が逃げて行ったようだね」
杏子「チッ」
杏子「まぁ、仕方ないさ。今回ばかりは、ね」
ガンッ
さやか「あっ…」ガクンッ
杏子「…ったく、一体何があったっていうんだよ?」
QB「結界が解ける。使い魔が逃げて行ったようだね」
杏子「チッ」
杏子「まぁ、仕方ないさ。今回ばかりは、ね」
・
・
さやか「ハッ」
杏子「気がついたか?」
さやか「ここ…は…」
杏子「あんた、覚えてねーのか?魔女の使い魔と戦ってたの」
さやか「…そうだった、ね…」
さやか「あんたも一応助けてくれたんだったね。ありがと」
さやか「だけど、私はこの前のこと忘れたわけじゃないよ」
さやか「だからあんたと話すことは、もう無いから」
さやか「じゃーね」
・
さやか「ハッ」
杏子「気がついたか?」
さやか「ここ…は…」
杏子「あんた、覚えてねーのか?魔女の使い魔と戦ってたの」
さやか「…そうだった、ね…」
さやか「あんたも一応助けてくれたんだったね。ありがと」
さやか「だけど、私はこの前のこと忘れたわけじゃないよ」
さやか「だからあんたと話すことは、もう無いから」
さやか「じゃーね」
杏子「お、おい、ちょっと待てって」
さやか「何よ?またやろうっていうの?」
杏子「そうじゃない。あんた、一体どうしたんだ?」
さやか「あんたには関係ないでしょ」
杏子「(ムカッ)」
杏子「チッ、勝手にし…」
まどか『さやかちゃんのこと、一緒に励ましてくれないかな?』
杏子「…」
杏子「この前のことは、その、謝るよ。ごめん」
さやか「! …」
さやか「何よ?またやろうっていうの?」
杏子「そうじゃない。あんた、一体どうしたんだ?」
さやか「あんたには関係ないでしょ」
杏子「(ムカッ)」
杏子「チッ、勝手にし…」
まどか『さやかちゃんのこと、一緒に励ましてくれないかな?』
杏子「…」
杏子「この前のことは、その、謝るよ。ごめん」
さやか「! …」
杏子「それ以外にも、あんたとはカミジョーキョースケの件でごたごたがあったけどさ」
杏子「そいつは抜きにして、話くらい聞かせて欲しい」
さやか「もうあいつの名前は出さないで!」
杏子「?あいつ?カミジョーキョースケのかい??」
さやか「っ」ブンッ
杏子「わっと、おいおい、いきなり殴るやつがあるかよ!?」
杏子「おい・・・」
さやか「っく」
さやか「ひっく」
さやか「ふぅぅぅぅぅぅぅぅううううう…」ボロボロ
杏子「そいつは抜きにして、話くらい聞かせて欲しい」
さやか「もうあいつの名前は出さないで!」
杏子「?あいつ?カミジョーキョースケのかい??」
さやか「っ」ブンッ
杏子「わっと、おいおい、いきなり殴るやつがあるかよ!?」
杏子「おい・・・」
さやか「っく」
さやか「ひっく」
さやか「ふぅぅぅぅぅぅぅぅううううう…」ボロボロ
杏子「…何があった?」
杏子「あんたとあいつは少なくとも仲のいい友達だと思ってた」
杏子「恋人同士かよって、思ったこともあったぞ」
杏子「そんなやつの名前を聞いただけで泣き出すってことは、あいつはあんたを裏切ったんだな?」
杏子「だとしたらあたしはあいつを許さない」
杏子「あんたに対しては少なからず妬みがあったが、そんなの関係なく、な」
さやか「違うの、恭介は悪くないの」
杏子「は?」
さやか「悪いのは全部私なんだから…」
杏子「あんたとあいつは少なくとも仲のいい友達だと思ってた」
杏子「恋人同士かよって、思ったこともあったぞ」
杏子「そんなやつの名前を聞いただけで泣き出すってことは、あいつはあんたを裏切ったんだな?」
杏子「だとしたらあたしはあいつを許さない」
杏子「あんたに対しては少なからず妬みがあったが、そんなの関係なく、な」
さやか「違うの、恭介は悪くないの」
杏子「は?」
さやか「悪いのは全部私なんだから…」
QB「わけがわからな…」
ゴスッ
QB「きゅっぷい!」
杏子「わけがわかんねーから、ちゃんと話せ」
杏子「でないと、あたしは今からあいつのところに殴りこみに行かなきゃなんねー」
さやか「…」
さやか「わかった、話すよ」
ゴスッ
QB「きゅっぷい!」
杏子「わけがわかんねーから、ちゃんと話せ」
杏子「でないと、あたしは今からあいつのところに殴りこみに行かなきゃなんねー」
さやか「…」
さやか「わかった、話すよ」
・
・
さやか「一昨日ね、恭介が退院して、学校に来たの」
さやか「私はうれしくってはしゃいでたんだけど、もう一人ね、恭介の退院を喜んでた人がいてね」
さやか「その日、その子から言われたんだ」
さやか「『私、上条恭介君のこと、お慕いしてましたの。』」
さやか「『私は明日、彼に告白をします。それまでの間に、あなたはどうするか考えておいてください』って」
杏子「…で、あんたはどうしたんだ?」
さやか「…」
さやか「何も、しなかった…」
杏子「はぁ?何それ」
・
さやか「一昨日ね、恭介が退院して、学校に来たの」
さやか「私はうれしくってはしゃいでたんだけど、もう一人ね、恭介の退院を喜んでた人がいてね」
さやか「その日、その子から言われたんだ」
さやか「『私、上条恭介君のこと、お慕いしてましたの。』」
さやか「『私は明日、彼に告白をします。それまでの間に、あなたはどうするか考えておいてください』って」
杏子「…で、あんたはどうしたんだ?」
さやか「…」
さやか「何も、しなかった…」
杏子「はぁ?何それ」
さやか「だって、いきなり告白って言われても…」
さやか「もしかしたら恭介は、音楽の話をする友達が欲しかっただけかもしれないし」
さやか「幼馴染だからっていう理由で、仲良くしてただけかもしれないし…」
さやか「告白して、断られたらどうしようって…そればかり頭によぎってさ…」
杏子「…」
さやか「それで昨日、その子が恭介に告白した」
さやか「今日見た感じだと、多分うまく行ったみたい…」
さやか「とても楽しそうにおしゃべりしてた」
さやか「なんでかな、なんでこうなっちゃったのかなぁ…」
さやか「恭介がまだ入院してたら、こんなことにならなかったのかなぁ…」
さやか「だったら、私、あんたの言ってたとおり、願い事叶えなきゃ…」
杏子「馬鹿やろう!」
さやか(ビクッ)
さやか「もしかしたら恭介は、音楽の話をする友達が欲しかっただけかもしれないし」
さやか「幼馴染だからっていう理由で、仲良くしてただけかもしれないし…」
さやか「告白して、断られたらどうしようって…そればかり頭によぎってさ…」
杏子「…」
さやか「それで昨日、その子が恭介に告白した」
さやか「今日見た感じだと、多分うまく行ったみたい…」
さやか「とても楽しそうにおしゃべりしてた」
さやか「なんでかな、なんでこうなっちゃったのかなぁ…」
さやか「恭介がまだ入院してたら、こんなことにならなかったのかなぁ…」
さやか「だったら、私、あんたの言ってたとおり、願い事叶えなきゃ…」
杏子「馬鹿やろう!」
さやか(ビクッ)
杏子「あんたはあいつのバイオリンをもう一度聞きたかっただけじゃなかったのか!?」
杏子「自分の意気地なさを棚に上げて、他人のせいに、願い事のせいにするのか!?」
杏子「ふざけんじゃねーっ!」
さやか「…ごめん」
杏子「あたしはたしかに、自分のためではなく他人のために願い事を叶えるってやつが許せない」
杏子「自分自身が痛い目にあったから、特にな…」
さやか「あんた、まさか…」
杏子「でもな、そうまでしても叶えたい願いを叶えたのに、今更やっぱり無かったことにしたいなんてぬかすやつはもっと嫌いなんだよ」
さやか「…」
杏子「自分の意気地なさを棚に上げて、他人のせいに、願い事のせいにするのか!?」
杏子「ふざけんじゃねーっ!」
さやか「…ごめん」
杏子「あたしはたしかに、自分のためではなく他人のために願い事を叶えるってやつが許せない」
杏子「自分自身が痛い目にあったから、特にな…」
さやか「あんた、まさか…」
杏子「でもな、そうまでしても叶えたい願いを叶えたのに、今更やっぱり無かったことにしたいなんてぬかすやつはもっと嫌いなんだよ」
さやか「…」
杏子「あんたも、そんなにあいつのことが好きなら、最後までその想いを守り通せ!」
杏子「あいつが、カミジョウキョースケがあんたを好きでなかったとしても、あんたの想いが否定されるわけじゃねえ」
さやか「…うん」
杏子「自分の想いに、願いに自身を持て」
さやか「…うん、ありがとう…」
さやか「あんた、結構いいやつだったんだな」
杏子「いや…使い魔云々の件はあたしのほうが悪かったよ」
さやか「…それでも今回は助けてくれたんでしょ?色々言って、ごめん」
杏子「…あたしは人に謝られるほどいいやつじゃないよ」
杏子「あたしだって、あんたと似た様なものだから…」
さやか「…」
杏子「あいつが、カミジョウキョースケがあんたを好きでなかったとしても、あんたの想いが否定されるわけじゃねえ」
さやか「…うん」
杏子「自分の想いに、願いに自身を持て」
さやか「…うん、ありがとう…」
さやか「あんた、結構いいやつだったんだな」
杏子「いや…使い魔云々の件はあたしのほうが悪かったよ」
さやか「…それでも今回は助けてくれたんでしょ?色々言って、ごめん」
杏子「…あたしは人に謝られるほどいいやつじゃないよ」
杏子「あたしだって、あんたと似た様なものだから…」
さやか「…」
杏子「それにしても、あんたといい、あのカミジョーキョースケといい、物事をあきらめるのが早すぎるぞ?」
さやか「え?恭介も?」
杏子「ああ、あいつはこの前、後少しのところで魔女の結界の中で死んじまうとこだったんだぞ」
さやか「!?そんなこと、初めて聞いた」
杏子「その時も『僕はバイオリン以外の道考えられない』なんて諦めきった面しやがって」
杏子「あたしが助けなかったら今頃魔女の腹の中だっつーの」
さやか「あんたが…恭介を助けてくれた…?」
杏子「おいおい、あの坊やはそんな事もあんたに言ってなかったのか」
杏子「だんだんと腹が立ってきたぞ…」
さやか「…そっか、あんた、恭介の命を助けてくれたんだ…」
さやか「ありがとう」
さやか「え?恭介も?」
杏子「ああ、あいつはこの前、後少しのところで魔女の結界の中で死んじまうとこだったんだぞ」
さやか「!?そんなこと、初めて聞いた」
杏子「その時も『僕はバイオリン以外の道考えられない』なんて諦めきった面しやがって」
杏子「あたしが助けなかったら今頃魔女の腹の中だっつーの」
さやか「あんたが…恭介を助けてくれた…?」
杏子「おいおい、あの坊やはそんな事もあんたに言ってなかったのか」
杏子「だんだんと腹が立ってきたぞ…」
さやか「…そっか、あんた、恭介の命を助けてくれたんだ…」
さやか「ありがとう」
さやか「そうだよね。ある日突然あんたみたいな女の子と恭介が仲良く会話するなんて、夢にも思わなかったから…」
杏子「…」
杏子「それでも、あいつは一度は違う道を見つけようと前に踏み出した」
杏子「結果的に腕は治って元通りってことになっちまったけど、それでもあいつは勇気を出して前に進もうとしたんだ」
杏子「あんただって、できるだろ?」
さやか「…うん、そうだ。そうだよね」
さやか「私がどんなにうじうじしてても、私の気持ちが恭介に伝わるわけがないんだ」
さやか「たとえ駄目でもいい。拒絶はちょっと怖いけど…」
さやか「それでもちゃんと気持ちを伝えなきゃ、私、一生後悔することになるんだよね」
杏子「ああ」
杏子「…」
杏子「それでも、あいつは一度は違う道を見つけようと前に踏み出した」
杏子「結果的に腕は治って元通りってことになっちまったけど、それでもあいつは勇気を出して前に進もうとしたんだ」
杏子「あんただって、できるだろ?」
さやか「…うん、そうだ。そうだよね」
さやか「私がどんなにうじうじしてても、私の気持ちが恭介に伝わるわけがないんだ」
さやか「たとえ駄目でもいい。拒絶はちょっと怖いけど…」
さやか「それでもちゃんと気持ちを伝えなきゃ、私、一生後悔することになるんだよね」
杏子「ああ」
さやか「…ありがとう」
さやか「なんか少し吹っ切れた」
さやか「私、恭介に告白するよ」
さやか「告白して、想いを告げる」
杏子「よし、それじゃぁ」
ガシッ
さやか「!?ど、どうしたの?いきなり手なんか掴んで」
杏子「さやか」
さやか「!?え?ちょ、ちょっとあらたまって何なの??」
杏子「手を繋いで、お互いの名前を呼び合う」
杏子「これであたしとあんたは友達だ!」
さやか「!あんた…」
さやか「なんか少し吹っ切れた」
さやか「私、恭介に告白するよ」
さやか「告白して、想いを告げる」
杏子「よし、それじゃぁ」
ガシッ
さやか「!?ど、どうしたの?いきなり手なんか掴んで」
杏子「さやか」
さやか「!?え?ちょ、ちょっとあらたまって何なの??」
杏子「手を繋いで、お互いの名前を呼び合う」
杏子「これであたしとあんたは友達だ!」
さやか「!あんた…」
杏子「あんたは、さやかはまどかの友達だ。だからあたしも、さやかと友達になりたい」
さやか「…うん、そうだね。私もあんたと友達になりたい」
さやか「杏子」
杏子「ああ、さやか」
さやか「行って来るね!恭介のところに!」
杏子「行って来い!駄目だったら少しくらい胸を貸してやるよ」
さやか「言ったな~、見てろよ!このさやかちゃんの勇姿を!」
ダッダッダッ
さやか「もしもし?恭介?うん、あのね、今からちょっと公園まで来て欲しいんだ…」
さやか「…うん、そうだね。私もあんたと友達になりたい」
さやか「杏子」
杏子「ああ、さやか」
さやか「行って来るね!恭介のところに!」
杏子「行って来い!駄目だったら少しくらい胸を貸してやるよ」
さやか「言ったな~、見てろよ!このさやかちゃんの勇姿を!」
ダッダッダッ
さやか「もしもし?恭介?うん、あのね、今からちょっと公園まで来て欲しいんだ…」
杏子「…」
杏子「はぁ、行っちまったな」
杏子「大丈夫だ、あいつはさやかのこと、少なくとも嫌いじゃない」
杏子「多分好きに近い部類だと思うよ」
杏子「…」
杏子「はぁ、あたしもちょっとはキョースケのこと、気になってたんだけどなぁ…」
QB「意外だね、君が愛だの恋だの色恋沙汰に関わるなんて」
杏子「どぉいう意味だ?おい」
QB「全く男っ気がなかったじゃないか。むしろ同姓から好意を持った目で見られることのほうが多かった気がしたんだけど?」
杏子「…」
杏子「はぁ、行っちまったな」
杏子「大丈夫だ、あいつはさやかのこと、少なくとも嫌いじゃない」
杏子「多分好きに近い部類だと思うよ」
杏子「…」
杏子「はぁ、あたしもちょっとはキョースケのこと、気になってたんだけどなぁ…」
QB「意外だね、君が愛だの恋だの色恋沙汰に関わるなんて」
杏子「どぉいう意味だ?おい」
QB「全く男っ気がなかったじゃないか。むしろ同姓から好意を持った目で見られることのほうが多かった気がしたんだけど?」
杏子「…」
杏子「ま、あたしのことはどうでもいい。あとはさやかがうまくやってくれれば…」
杏子「…」
杏子「おい、QB」
QB「うん、あれは間違いなくグリーフシード。孵化しかかっているね」
杏子「もうすぐ魔女の結界ができあがるってわけか」
杏子「さやかには無駄な心配は掛けたくない。あいつにはあいつのやるべきことをやってもらわねーとな」
杏子「…」
杏子「おい、QB」
QB「うん、あれは間違いなくグリーフシード。孵化しかかっているね」
杏子「もうすぐ魔女の結界ができあがるってわけか」
杏子「さやかには無駄な心配は掛けたくない。あいつにはあいつのやるべきことをやってもらわねーとな」
~見滝原市公園内~
さやか「…」そわそわ
さやか「…」チラッ
さやか「あと10分か…」
さやか「う~緊張するな~」
さやか「本当にちゃんと言えるのかな…、好きだって…」
さやか「ううん、ちゃんと言わなきゃ。あいつと約束したんだ!」
ィィィン
さやか「!?この反応、遠くから感じる…魔女の結界!」
さやか「あの方角って…さっき私が来た方向…」
さやか「杏子のいる所!?」
さやか「ど、どうしよう、あいつ一人で大丈夫かしら…」
さやか「…」
さやか「…」そわそわ
さやか「…」チラッ
さやか「あと10分か…」
さやか「う~緊張するな~」
さやか「本当にちゃんと言えるのかな…、好きだって…」
さやか「ううん、ちゃんと言わなきゃ。あいつと約束したんだ!」
ィィィン
さやか「!?この反応、遠くから感じる…魔女の結界!」
さやか「あの方角って…さっき私が来た方向…」
さやか「杏子のいる所!?」
さやか「ど、どうしよう、あいつ一人で大丈夫かしら…」
さやか「…」
さやか「だ、大丈夫よね?あいつ私なんかよりもずっと強いし」
さやか「私なんかいたところで足手まといなだけだよね!」
さやか「それに、杏子は私に告白頑張れって言ってくれた…」
さやか「ここで告白放り投げて助けに駆けつけたりしたら、あいつ怒るよね」
さやか「そんなことしたら、友達裏切っちゃうことになるもんね」
さやか「…」チラッ
さやか「あと5分…」
さやか「…」
さやか「私なんかいたところで足手まといなだけだよね!」
さやか「それに、杏子は私に告白頑張れって言ってくれた…」
さやか「ここで告白放り投げて助けに駆けつけたりしたら、あいつ怒るよね」
さやか「そんなことしたら、友達裏切っちゃうことになるもんね」
さやか「…」チラッ
さやか「あと5分…」
さやか「…」
さやか「っっっ」
ダッ
さやか(違うでしょ!?友達ってそうじゃないでしょ!?)
さやか(私のために、皆のために戦ってる人を見過ごして、何が友達なのよ!)
さやか(こんなところで立ち止まってちゃ駄目!あいつを助けなきゃ!)
きゅっきゅっ
上条「用事って何だろう?さやか…」
上条「ん?あっちで走ってるのって、さやかじゃないか?」
上条「公園とは、逆方向だよな…」
ダッ
さやか(違うでしょ!?友達ってそうじゃないでしょ!?)
さやか(私のために、皆のために戦ってる人を見過ごして、何が友達なのよ!)
さやか(こんなところで立ち止まってちゃ駄目!あいつを助けなきゃ!)
きゅっきゅっ
上条「用事って何だろう?さやか…」
上条「ん?あっちで走ってるのって、さやかじゃないか?」
上条「公園とは、逆方向だよな…」
~魔女の結界内~
杏子「このっ」ブンッ
ガィィィン
魔女「―――」
杏子「くそっ、こいつ硬すぎる!」
QB「どうやら杏子の武器では、あの魔女の身を固めている鎧を突き崩すのは難しいようだね」
杏子「なんだよ、このわけわかんねー魔女は!?」
杏子(頭、肩、胸、腹、腕、腰、足…全てがくまなく鎧の様なもんで覆われてやがる)
杏子(唯一防御のない所…弱点は顔か!)
杏子「ならばっ」ジャキッ
杏子(槍を1本化してやつの顔に1点集中で貫く!)
杏子「うぉぉぉぉぉっ」
杏子「このっ」ブンッ
ガィィィン
魔女「―――」
杏子「くそっ、こいつ硬すぎる!」
QB「どうやら杏子の武器では、あの魔女の身を固めている鎧を突き崩すのは難しいようだね」
杏子「なんだよ、このわけわかんねー魔女は!?」
杏子(頭、肩、胸、腹、腕、腰、足…全てがくまなく鎧の様なもんで覆われてやがる)
杏子(唯一防御のない所…弱点は顔か!)
杏子「ならばっ」ジャキッ
杏子(槍を1本化してやつの顔に1点集中で貫く!)
杏子「うぉぉぉぉぉっ」
ぐにゃぁぁっ
杏子「はぁ!?」
杏子(何だ!?こいつの顔、弾力がありすぎて貫けない!??)
ガシッ
杏子「くそっ!抱きつくな!離しやがれ!」
魔女「------」 が ぱ
杏子「え?」
杏子(何こいつ、あの病院での魔女みたいに口広げやがって…)
杏子(ひょっとして…こいつあたしを、食べ…!!?)
杏子「や、や、や、やめろぉぉぉぉ」
魔女「―――――」
杏子「や、やだっ… …っっ!!!」
杏子「はぁ!?」
杏子(何だ!?こいつの顔、弾力がありすぎて貫けない!??)
ガシッ
杏子「くそっ!抱きつくな!離しやがれ!」
魔女「------」 が ぱ
杏子「え?」
杏子(何こいつ、あの病院での魔女みたいに口広げやがって…)
杏子(ひょっとして…こいつあたしを、食べ…!!?)
杏子「や、や、や、やめろぉぉぉぉ」
魔女「―――――」
杏子「や、やだっ… …っっ!!!」
さやか「杏子ぉーーーっ!」
ズバッ!!!!
魔女「ッッッッ!??」
杏子(拘束が緩んだ!?…でも体がうごかな…)
さやか「杏子を…離せぇぇぇ!」
ズバズバズバ!
魔女「 … ッ」
QB「すごい!さやかの攻撃が効いている!」
QB「そうか!あの魔女の弱点は口の中、体内ということか!」
QB「相手を捕食する時しか口を開かないから、今までダメージを与えられなかったということだね」
杏子「さ、さ、さ、さやかっ!?」
さやか「大丈夫!?杏子!」
杏子「こ、この格好…」
さやか「あー、お姫様抱っこ、初めてだった?」
杏子「っ… /// っつーか、あんた告白どうしたんだよ!?」
さやか「放ってきた」
杏子「ちょっと、おい、あんたっ…」
さやか「友達を助けることより優先しなきゃいけないことなんて、ないから」
杏子「さやか…」
さやか「大丈夫!?杏子!」
杏子「こ、この格好…」
さやか「あー、お姫様抱っこ、初めてだった?」
杏子「っ… /// っつーか、あんた告白どうしたんだよ!?」
さやか「放ってきた」
杏子「ちょっと、おい、あんたっ…」
さやか「友達を助けることより優先しなきゃいけないことなんて、ないから」
杏子「さやか…」
スタッ
さやか「立てる?」
杏子「あ、うん…」
さやか「よし!それじゃあ、一気に片付けちゃいますか」
杏子「…え?」
さやか「なーに呆けてんのさ!一緒にあの魔女を倒すんでしょ!?」
杏子「…ああ、そうだな」
魔女「―――――!!!」
杏子「あたしがあいつの口を開かせる!さやかはそこを狙ってくれ!」
さやか「よっしゃぁ、まかせといて!」
杏子・さやか「「うおぉぉぉぉぉっ!」」
・
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さやか「立てる?」
杏子「あ、うん…」
さやか「よし!それじゃあ、一気に片付けちゃいますか」
杏子「…え?」
さやか「なーに呆けてんのさ!一緒にあの魔女を倒すんでしょ!?」
杏子「…ああ、そうだな」
魔女「―――――!!!」
杏子「あたしがあいつの口を開かせる!さやかはそこを狙ってくれ!」
さやか「よっしゃぁ、まかせといて!」
杏子・さやか「「うおぉぉぉぉぉっ!」」
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