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    元スレ娘「お腹がすいたので噛ませてください」男「赤ワインでも飲んでろ」

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    101 = 1 :

    「私は仇を討つために吸血鬼になった。敵討ちもこの身体も、自分の責任です。でも、あなたには何も関係ない・・・」

    「けどお前、どうする気だよ・・・」

    「方法はあるはずです。ヒトを不幸にしない、それでいて力をつける方法・・・」

    「そうだ、それがあれば・・・」

    おんな「・・・」

    「人間の血・・・。献血されたものを盗む、とかはどうだ?」

    「それです、それが出来れば・・・!」

    「・・・」

    102 = 34 :

    起承転結で言うと転の部分?
    早すぎないか

    103 = 1 :

    ・・・
    「なんですか、急に外に連れ出して」

    「あなた、あの子がそんなに大事なの?」

    「・・・どういう意味ですか」

    「気になっただけよ・・・。お姉さんが噛んだ以上、あの子はあたしの妹も同然なのよ。そんな子が死のうとしている・・・。止めたいと思うのがふつうでしょう?」

    「妹・・・。ええ、俺にとってもそうですよ」

    「え?」

    「似てるんですよ、俺の死んだ妹にね」

    「・・・」

    「顔が、とかじゃないけど、感じが。だから放っておけない」

    「・・・そう。なら、あの子を止めなさい」

    「え?」

    104 = 1 :

    「献血されたものを盗む程度でどうにかなるのなら、お姉さんがとっくに何とかしているわ」

    「どういう・・・?」

    「人間から吸うのは血だけではない、ということかしらね。その辺の細かいことはお姉さんにもよく分からないのよ」

    「そんな」

    「一時の時間稼ぎにはなるかもしれないけれど、結末は変わらないわ。だから、あなたが止めなさい」

    「そんなバカな・・・!それじゃどうすればいい!?」

    「さぁ・・・。でも、このままじゃあの子は間違いなく死ぬわよ」

    「!」

    105 = 1 :

    「アイツに殺されるか、殺戮を犯してしまうか。どちらにせよ、あの子には死に等しい」

    「・・・」

    「後はあなたたちの選択しだいよ。後悔の無いようになさいな」

    「そんな・・・、!?」

    ―――

    「いない、消え、た・・・」

    106 = 1 :

    「それで、この辺の献血コーナーはどこですか」

    「あ、ああ。近場だと、駅前のここが一番大きい。問題は夜になると立ち入れない上に、高層ビルだ」

    「それくらいは吸血鬼には問題ないです。うん、では今から少し偵察してきます」

    「い、今から?」

    「はい。マスターがこの町にいる以上、より気配の大きい彼女の方にハンターの目が向くはずです。だから、行動するなら今夜がチャンスです」

    「でも危険だぞ」

    「見てくるだけです。すぐ戻りますよ」

    「・・・すぐもどれよ」

    「ええ。あまり力を使いすぎると、暴走してしまいますから。無理はしません。・・・では」

    「・・・。せめて窓じゃなくて玄関から出てけよな・・・」

    107 = 1 :

    「化け物を討つために自ら化け物になった少女、か」

    「!?」

    「しかし暴走する危険があるのなら、あまり傍観もしていられない」

    「誰だ、どこから・・・!?」

    「気にしても仕方ないことだ。だがこれだけはいっておくぞ。もしあの子が暴走したら、あの子を殺す」

    「ハンター・・・?」

    「まぁそう思ってもらっても差し支えはない。だがキミたちの動向如何でこの先の展開が大きく変わる」

    「・・・」

    「暴走したら、彼女を殺す。だが暴走しなくとも、彼女はヤツにはかなわない」

    「っ」

    「それだけは、覚えておくんだな」

    108 :

    みてるからな

    109 = 1 :

    「よ、っと」

    「あ、ああ。帰ったのか」

    「はい。予想通りでした、あのくらいなら何とかなります」

    「そう、か。で、いつ忍び込むんだ」

    「明日の夜です。とりあえず今日は体力温存のためにもう横になりますね」

    「ああ、わかった。夕方、日が落ちたら起こす」

    「お願いします」

    「・・・さて、俺ももう寝ておくかな・・・」

    110 :

    しえーん

    111 = 1 :

    深夜
    「ZZZ」

    「・・・」

    「ZZZ」

    「・・・ふ、ふふ・・・」

    「・・・?」

    (暗・・・。赤い明かりが、二つ・・・?)

    「ふふ、ふふふ・・・」

    「誰、って、お前かよ・・・。何してんだ、お前」

    「・・・くす、ふふふ・・・」

    (・・・あれ、こいつの目、赤かったっけ・・・?)

    「・・・どうした?」

    「ずぅーっと、我慢してたんだぁ・・・」

    「え?」

    「お腹空いてるのにね、目の前にご馳走がいっぱいあるのにね、ずーっと獣の血を啜って」

    (様子が・・・?)

    114 = 1 :

    「噛み付いちゃダメ、噛み付いちゃダメって、ずーっとだよ?」

    「お前・・・?」

    「でもさぁ、もういいよねー。この数日、こんな至近距離にいたんだよ?もう我慢できないよね」

    「おい、しっか・・・!?」

    (か、らだ、動かねっ・・・!?)

    「新鮮でさ」

    「若くてさ」

    「いい匂いがするんだよ、キミ」

    「だから、もういいよね?」

    115 :

    期待せざるを得ない

    117 = 110 :

    しえーん

    118 = 83 :

    血だけではないってことは……













    ひらめいた

    119 = 1 :

    「まさか、お前・・・!」

    「選んでいいよ?私の仲間になるか、死ぬか、気持ちよくなってから奴隷になるか?」

    (間違いない、この野郎正気じゃねぇ・・・!)

    「でも、キミ童貞でしょ?一回でも女の子の味知っちゃったら奴隷か死ぬしかないんだけど。どうする?」

    「男の子だもんね、したいでしょ?」シュル・・・

    「ばっ、バカヤロウ!しっかりしろ!!脱ぎだしてる場合じゃねぇぞ!!」

    「暗くてよく見えない?あたし、肌は綺麗だと思うんだ。白くて、すべすべしてる」

    (まずい、これはすごくまずい・・・!!)

    「ねえ、したいの?それとも、先に噛まれたい?」

    (噛まれるのは確定かちくしょう!!)

    120 :

    >>118 奇遇だな。俺もだ

    121 = 1 :

    「どうかな、下着だけになってみたけど」

    (生きるか死ぬかって時には案外息子も反応しないもんだな、あとで友に教えてやろうっ!!)

    「どうもこうもない、しっかりしろバカ吸血鬼!!服着て平ら胸しまえ!!」

    「むね・・・?胸がすきなんだ?」

    「違わないけど違う!!そうじゃないっての!!」

    「ねぇ、そんな気分・・・?動けないで、こんな女の子に主導権握られるっているのは・・・」むにっ

    「!!」

    「へぇ、脚好きなの?軽く踏んでみただけなのに、ずいぶん反応するんだね・・・」

    (いやとりあえず踏まれたら反応するだろ、男ならっ・・・!)

    122 :

    >>118
    お、おしっこ?

    123 = 120 :

    >>122 ち、近いけど…違う…!!

    124 = 1 :

    「したいってことでいいのかな・・・?そのあとはあたしの奴隷で、ふふっ」

    「いい加減にしろバカ!暴走してる場合か!?家族の仇を討つんだろうが!!」

    「キミの血があればいいんだよ?どーてー捨てるのが先か、噛まれるのが先かの違いだし」

    「くそ、聞く耳もたねぇのかよ」

    「とりあえず、・・・ほら。ブラジャー外してみるね」

    「やめろ!!そんなことしてる場合か!!」

    「それとも・・・先に下?あたしも初めてだけど・・・緩める気はないよ・・・?」

    「く・・・っ!!」

    「でもぉ、そうだよね、先にヤッておけば、キミは永遠にあたしのものだもんね」

    「!?」

    「ふふっ、じゃ、始めるよ・・・?」

    125 = 56 :

    >>118
    今から通報する

    126 = 97 :

    きた

    128 = 1 :

    「・・・!?」

    「!目の色が、元に・・・!」

    「わ、私は何を・・・?なんで服着ていないんですか!?こ、殺しますよ!?」

    「違う濡れ衣だ!!あ、身体動く!!いいか、迫ってきたのはお前だし、そもそも俺は無抵抗で踏まれただけだ!!」

    「な、何を意味のわからないことを!!どういうつもりですか!?」

    「騒ぐな!!そうやって体力使うとまた恍惚状態になるだろうが!!」

    「不潔ですよ!!一発殴っ・・・」

    「・・・?」

    「ほおら、ね・・・。もう限界なんだよ、この身体もさぁ」

    「い、言わんこっちゃない・・・!!」

    129 = 97 :

    まだだと…

    130 = 83 :

    はやくはやく

    131 = 1 :

    「けどね、残念時間ギレだよ・・・?」

    「時間・・・?」

    「もう日が昇るから・・・。残念だね、あたしでどーてー脱出できたのに」

    「・・・あいにく、そんな状態のお前とヤッても俺は満たされないんでね」

    「ふうん・・・?」

    「俺は攻める方が好みなんだよ」

    「くすっ・・・。でも、いつかキミを必ず噛むからね。犯した上でねっ・・・」

    「ふん・・・」


    「・・・少しだけ、惜しいことしたかもなっ!」

    132 = 1 :

    「おい起きろバカ吸血鬼」

    「むにゅ・・・?」

    「夕方だ、起きろ」

    「ああ・・・。そうでしたね・・・。何だかひどい夢を見ていたような気がします」

    「夢?」

    「ええ・・・。思い出すのも恥ずかしい、というかおぞましいというか・・・」

    「・・・。早く用意しろ。血を盗むんだろ」

    「はい・・・。あれ・・・?あたし昨日はブラ付けて寝たような・・・?」

    「い、いいから早くしろ」

    133 = 1 :

    「で、俺はどうしてればいいんだ」

    「どうもしなくていいです。ここにいてください」

    「え?」

    「というか、現地に行ったところであなたには何も出来ないでしょう?高層ビルに忍び込むのは私一人だけですし」

    「それはそうかもしれないが・・・」

    「平気ですよ、入って輸血パックを持ってくるだけ。鼻唄混じりにこなしてみせます」

    「・・・分かった。早めに帰れよ」

    「はい。では」

    「だから玄関から・・・、っていっても、もう遅いか」

    「・・・昨日はお楽しみだったかしら?」

    「・・・であんたは玄関からか」

    134 :

    >>23
    襲っちゃうと関係崩れて逮捕されて話が終わるからだろ

    135 :

    新ジャンル「吸血妹」

    でググれ

    136 :

    今更だけど>>1がつけてんのはコテじゃなくてトリ

    137 = 1 :

    「確かアイツをかんだのはあんただったな」

    「ええ」

    「なるほど、何となく納得した。けど、お楽しみはなかった」

    「・・・そう。そろそろだと思ったのだけれど。ああ、もしかして焦らされて終わったのかしら」

    「・・・そうとも言うかもしれない」

    「ふふ、お姉さんでよければ、相手になるわよ?あの子と違って、胸大きいし?」

    「後が怖いから遠慮しておく。それより、昨日の話だけど」

    「昨日の話?」

    「吸血鬼が血以外に吸い取るもの、だ」

    138 :

    ぱんつぬいだ、さむい

    139 = 1 :

    「ああ・・・。でも言ったでしょう?お姉さんにもそれが何だかは分からないって」

    「人間の生きる力、精力じゃないか?」

    「性的な意味でかしら」

    「このエロ吸血鬼。そうじゃなくて、純粋に生きる力だ。それを補給するから、永遠に生きられるんじゃないかと思うんだ」

    「・・・そうかもしれないわね。魂、とでも表現するのかしら」

    「それが在るか無いかが、輸血パックとの違いじゃないか?」

    「可能性はあるわね。確かめようがないけれど。・・・キミの精力は力強そうだけど・・・?」

    「あんた実はただの淫魔だろ」

    140 = 70 :

    昨日はお楽しみでしたね

    141 :

    寒いんだが

    143 = 1 :

    「まぁいいわ。私はそろそろ退散するから。あの子の時間は、もう少ないわよ」

    「・・・ああ、分かってる」

    「それと、もし吸血鬼、眷族、死の三択を迫られたら・・・あなたが自分で選ぶといいわ」

    「それも取らない。俺は俺だからな」

    「ふふっ・・・。いつか抱かれてあげてもいいわよ?」

    「ふん・・・。楽しみにしてる」

    「じゃあ、ね」

    (なんとなく、彼女に会うのはこれが最後のような気が、した)


    「よっ・・・と」

    「戻ったか」

    144 = 142 :

    フラグきたな

    145 = 1 :

    「これだけあれば、問題ないはずです」

    「各血液型をそろえたわけだ」

    「久しぶりだから、どれがおいしいのか忘れてしまいましたし」

    「頼むからこぼすなよ。・・・あ、そうだ。ほら、ストロー使え」

    「なるほど、これならこぼしませんね・・・」

    ゴクッ・・・ゴクッ・・・。

    「・・・どうだ?」

    「はぁぁぁっ・・・。これぇ・・・。これ美味しいですぅ・・・」

    「あ、ああそう。よかった、な?」

    147 = 1 :

    「・・・はい、これで、準備万端です」

    「全部飲んだのかよ・・・」

    「あとは・・・。仇を見つけて、殺します。今なら、戦えます」

    「・・・で、手がかりは」

    「吸血鬼同士なら、お互いの匂いと気配が分かるものです。今は互いに隠し合っていますが、私が開放すれば、すぐに気が付くはずです」

    「・・・。勝ち目は」

    「私はこのときのために生きてきました・・・。負けるはずがないんですよ」

    (・・・)

    148 = 1 :

    同日 郊外の空き地

    「なぜあなたがいるのですか?」

    「そりゃ、ここまで来て蚊帳の外はひどいだろ」

    「死にますよ」

    「俺は死なない」

    「酔狂な男ですね、どこまでも」

    「まーな」

    「・・・私にもしものことが起きたら、逃げてください、全力で」

    「起きないんだろ」

    「もしもの話です」

    「可能性の話には意味がないんじゃなかったか?」

    「ぐぬぬ・・・」

    149 = 89 :

    精力は任せろードピュピュ

    150 = 142 :

    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
    >>149
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    >>149












    >>149


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