元スレ娘「お腹がすいたので噛ませてください」男「赤ワインでも飲んでろ」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 = 1 :
娘「私は仇を討つために吸血鬼になった。敵討ちもこの身体も、自分の責任です。でも、あなたには何も関係ない・・・」
男「けどお前、どうする気だよ・・・」
娘「方法はあるはずです。ヒトを不幸にしない、それでいて力をつける方法・・・」
男「そうだ、それがあれば・・・」
おんな「・・・」
男「人間の血・・・。献血されたものを盗む、とかはどうだ?」
娘「それです、それが出来れば・・・!」
女「・・・」
102 = 34 :
起承転結で言うと転の部分?
早すぎないか
103 = 1 :
・・・
男「なんですか、急に外に連れ出して」
女「あなた、あの子がそんなに大事なの?」
男「・・・どういう意味ですか」
女「気になっただけよ・・・。お姉さんが噛んだ以上、あの子はあたしの妹も同然なのよ。そんな子が死のうとしている・・・。止めたいと思うのがふつうでしょう?」
男「妹・・・。ええ、俺にとってもそうですよ」
女「え?」
男「似てるんですよ、俺の死んだ妹にね」
女「・・・」
男「顔が、とかじゃないけど、感じが。だから放っておけない」
女「・・・そう。なら、あの子を止めなさい」
男「え?」
104 = 1 :
女「献血されたものを盗む程度でどうにかなるのなら、お姉さんがとっくに何とかしているわ」
男「どういう・・・?」
女「人間から吸うのは血だけではない、ということかしらね。その辺の細かいことはお姉さんにもよく分からないのよ」
男「そんな」
女「一時の時間稼ぎにはなるかもしれないけれど、結末は変わらないわ。だから、あなたが止めなさい」
男「そんなバカな・・・!それじゃどうすればいい!?」
女「さぁ・・・。でも、このままじゃあの子は間違いなく死ぬわよ」
男「!」
105 = 1 :
女「アイツに殺されるか、殺戮を犯してしまうか。どちらにせよ、あの子には死に等しい」
男「・・・」
女「後はあなたたちの選択しだいよ。後悔の無いようになさいな」
男「そんな・・・、!?」
―――
男「いない、消え、た・・・」
106 = 1 :
娘「それで、この辺の献血コーナーはどこですか」
男「あ、ああ。近場だと、駅前のここが一番大きい。問題は夜になると立ち入れない上に、高層ビルだ」
娘「それくらいは吸血鬼には問題ないです。うん、では今から少し偵察してきます」
男「い、今から?」
娘「はい。マスターがこの町にいる以上、より気配の大きい彼女の方にハンターの目が向くはずです。だから、行動するなら今夜がチャンスです」
男「でも危険だぞ」
娘「見てくるだけです。すぐ戻りますよ」
男「・・・すぐもどれよ」
娘「ええ。あまり力を使いすぎると、暴走してしまいますから。無理はしません。・・・では」
男「・・・。せめて窓じゃなくて玄関から出てけよな・・・」
107 = 1 :
?「化け物を討つために自ら化け物になった少女、か」
男「!?」
?「しかし暴走する危険があるのなら、あまり傍観もしていられない」
男「誰だ、どこから・・・!?」
?「気にしても仕方ないことだ。だがこれだけはいっておくぞ。もしあの子が暴走したら、あの子を殺す」
男「ハンター・・・?」
?「まぁそう思ってもらっても差し支えはない。だがキミたちの動向如何でこの先の展開が大きく変わる」
男「・・・」
?「暴走したら、彼女を殺す。だが暴走しなくとも、彼女はヤツにはかなわない」
男「っ」
?「それだけは、覚えておくんだな」
108 :
みてるからな
109 = 1 :
娘「よ、っと」
男「あ、ああ。帰ったのか」
娘「はい。予想通りでした、あのくらいなら何とかなります」
男「そう、か。で、いつ忍び込むんだ」
娘「明日の夜です。とりあえず今日は体力温存のためにもう横になりますね」
男「ああ、わかった。夕方、日が落ちたら起こす」
娘「お願いします」
男「・・・さて、俺ももう寝ておくかな・・・」
110 :
しえーん
111 = 1 :
深夜
男「ZZZ」
?「・・・」
男「ZZZ」
?「・・・ふ、ふふ・・・」
男「・・・?」
男(暗・・・。赤い明かりが、二つ・・・?)
?「ふふ、ふふふ・・・」
男「誰、って、お前かよ・・・。何してんだ、お前」
娘「・・・くす、ふふふ・・・」
男(・・・あれ、こいつの目、赤かったっけ・・・?)
男「・・・どうした?」
娘「ずぅーっと、我慢してたんだぁ・・・」
男「え?」
娘「お腹空いてるのにね、目の前にご馳走がいっぱいあるのにね、ずーっと獣の血を啜って」
男(様子が・・・?)
112 = 97 :
チンコか?
114 = 1 :
娘「噛み付いちゃダメ、噛み付いちゃダメって、ずーっとだよ?」
男「お前・・・?」
娘「でもさぁ、もういいよねー。この数日、こんな至近距離にいたんだよ?もう我慢できないよね」
男「おい、しっか・・・!?」
男(か、らだ、動かねっ・・・!?)
娘「新鮮でさ」
娘「若くてさ」
娘「いい匂いがするんだよ、キミ」
娘「だから、もういいよね?」
115 :
期待せざるを得ない
117 = 110 :
しえーん
118 = 83 :
血だけではないってことは……
ひらめいた
119 = 1 :
男「まさか、お前・・・!」
娘「選んでいいよ?私の仲間になるか、死ぬか、気持ちよくなってから奴隷になるか?」
男(間違いない、この野郎正気じゃねぇ・・・!)
娘「でも、キミ童貞でしょ?一回でも女の子の味知っちゃったら奴隷か死ぬしかないんだけど。どうする?」
娘「男の子だもんね、したいでしょ?」シュル・・・
男「ばっ、バカヤロウ!しっかりしろ!!脱ぎだしてる場合じゃねぇぞ!!」
娘「暗くてよく見えない?あたし、肌は綺麗だと思うんだ。白くて、すべすべしてる」
男(まずい、これはすごくまずい・・・!!)
娘「ねえ、したいの?それとも、先に噛まれたい?」
男(噛まれるのは確定かちくしょう!!)
120 :
>>118 奇遇だな。俺もだ
121 = 1 :
娘「どうかな、下着だけになってみたけど」
男(生きるか死ぬかって時には案外息子も反応しないもんだな、あとで友に教えてやろうっ!!)
男「どうもこうもない、しっかりしろバカ吸血鬼!!服着て平ら胸しまえ!!」
娘「むね・・・?胸がすきなんだ?」
男「違わないけど違う!!そうじゃないっての!!」
娘「ねぇ、そんな気分・・・?動けないで、こんな女の子に主導権握られるっているのは・・・」むにっ
男「!!」
娘「へぇ、脚好きなの?軽く踏んでみただけなのに、ずいぶん反応するんだね・・・」
男(いやとりあえず踏まれたら反応するだろ、男ならっ・・・!)
122 :
>>118
お、おしっこ?
123 = 120 :
>>122 ち、近いけど…違う…!!
124 = 1 :
娘「したいってことでいいのかな・・・?そのあとはあたしの奴隷で、ふふっ」
男「いい加減にしろバカ!暴走してる場合か!?家族の仇を討つんだろうが!!」
娘「キミの血があればいいんだよ?どーてー捨てるのが先か、噛まれるのが先かの違いだし」
男「くそ、聞く耳もたねぇのかよ」
娘「とりあえず、・・・ほら。ブラジャー外してみるね」
男「やめろ!!そんなことしてる場合か!!」
娘「それとも・・・先に下?あたしも初めてだけど・・・緩める気はないよ・・・?」
男「く・・・っ!!」
娘「でもぉ、そうだよね、先にヤッておけば、キミは永遠にあたしのものだもんね」
男「!?」
娘「ふふっ、じゃ、始めるよ・・・?」
125 = 56 :
>>118
今から通報する
126 = 97 :
きた
128 = 1 :
娘「・・・!?」
男「!目の色が、元に・・・!」
娘「わ、私は何を・・・?なんで服着ていないんですか!?こ、殺しますよ!?」
男「違う濡れ衣だ!!あ、身体動く!!いいか、迫ってきたのはお前だし、そもそも俺は無抵抗で踏まれただけだ!!」
娘「な、何を意味のわからないことを!!どういうつもりですか!?」
男「騒ぐな!!そうやって体力使うとまた恍惚状態になるだろうが!!」
娘「不潔ですよ!!一発殴っ・・・」
男「・・・?」
娘「ほおら、ね・・・。もう限界なんだよ、この身体もさぁ」
男「い、言わんこっちゃない・・・!!」
129 = 97 :
まだだと…
130 = 83 :
はやくはやく
131 = 1 :
娘「けどね、残念時間ギレだよ・・・?」
男「時間・・・?」
娘「もう日が昇るから・・・。残念だね、あたしでどーてー脱出できたのに」
男「・・・あいにく、そんな状態のお前とヤッても俺は満たされないんでね」
娘「ふうん・・・?」
男「俺は攻める方が好みなんだよ」
娘「くすっ・・・。でも、いつかキミを必ず噛むからね。犯した上でねっ・・・」
男「ふん・・・」
男「・・・少しだけ、惜しいことしたかもなっ!」
132 = 1 :
男「おい起きろバカ吸血鬼」
娘「むにゅ・・・?」
男「夕方だ、起きろ」
娘「ああ・・・。そうでしたね・・・。何だかひどい夢を見ていたような気がします」
男「夢?」
娘「ええ・・・。思い出すのも恥ずかしい、というかおぞましいというか・・・」
男「・・・。早く用意しろ。血を盗むんだろ」
娘「はい・・・。あれ・・・?あたし昨日はブラ付けて寝たような・・・?」
男「い、いいから早くしろ」
133 = 1 :
男「で、俺はどうしてればいいんだ」
娘「どうもしなくていいです。ここにいてください」
男「え?」
娘「というか、現地に行ったところであなたには何も出来ないでしょう?高層ビルに忍び込むのは私一人だけですし」
男「それはそうかもしれないが・・・」
娘「平気ですよ、入って輸血パックを持ってくるだけ。鼻唄混じりにこなしてみせます」
男「・・・分かった。早めに帰れよ」
娘「はい。では」
男「だから玄関から・・・、っていっても、もう遅いか」
女「・・・昨日はお楽しみだったかしら?」
男「・・・であんたは玄関からか」
134 :
>>23
襲っちゃうと関係崩れて逮捕されて話が終わるからだろ
135 :
新ジャンル「吸血妹」
でググれ
136 :
今更だけど>>1がつけてんのはコテじゃなくてトリ
137 = 1 :
男「確かアイツをかんだのはあんただったな」
女「ええ」
男「なるほど、何となく納得した。けど、お楽しみはなかった」
女「・・・そう。そろそろだと思ったのだけれど。ああ、もしかして焦らされて終わったのかしら」
男「・・・そうとも言うかもしれない」
女「ふふ、お姉さんでよければ、相手になるわよ?あの子と違って、胸大きいし?」
男「後が怖いから遠慮しておく。それより、昨日の話だけど」
女「昨日の話?」
男「吸血鬼が血以外に吸い取るもの、だ」
138 :
ぱんつぬいだ、さむい
139 = 1 :
女「ああ・・・。でも言ったでしょう?お姉さんにもそれが何だかは分からないって」
男「人間の生きる力、精力じゃないか?」
女「性的な意味でかしら」
男「このエロ吸血鬼。そうじゃなくて、純粋に生きる力だ。それを補給するから、永遠に生きられるんじゃないかと思うんだ」
女「・・・そうかもしれないわね。魂、とでも表現するのかしら」
男「それが在るか無いかが、輸血パックとの違いじゃないか?」
女「可能性はあるわね。確かめようがないけれど。・・・キミの精力は力強そうだけど・・・?」
男「あんた実はただの淫魔だろ」
140 = 70 :
昨日はお楽しみでしたね
141 :
寒いんだが
143 = 1 :
女「まぁいいわ。私はそろそろ退散するから。あの子の時間は、もう少ないわよ」
男「・・・ああ、分かってる」
女「それと、もし吸血鬼、眷族、死の三択を迫られたら・・・あなたが自分で選ぶといいわ」
男「それも取らない。俺は俺だからな」
女「ふふっ・・・。いつか抱かれてあげてもいいわよ?」
男「ふん・・・。楽しみにしてる」
女「じゃあ、ね」
男(なんとなく、彼女に会うのはこれが最後のような気が、した)
娘「よっ・・・と」
男「戻ったか」
144 = 142 :
フラグきたな
145 = 1 :
娘「これだけあれば、問題ないはずです」
男「各血液型をそろえたわけだ」
娘「久しぶりだから、どれがおいしいのか忘れてしまいましたし」
男「頼むからこぼすなよ。・・・あ、そうだ。ほら、ストロー使え」
娘「なるほど、これならこぼしませんね・・・」
ゴクッ・・・ゴクッ・・・。
男「・・・どうだ?」
娘「はぁぁぁっ・・・。これぇ・・・。これ美味しいですぅ・・・」
男「あ、ああそう。よかった、な?」
147 = 1 :
娘「・・・はい、これで、準備万端です」
男「全部飲んだのかよ・・・」
娘「あとは・・・。仇を見つけて、殺します。今なら、戦えます」
男「・・・で、手がかりは」
娘「吸血鬼同士なら、お互いの匂いと気配が分かるものです。今は互いに隠し合っていますが、私が開放すれば、すぐに気が付くはずです」
男「・・・。勝ち目は」
娘「私はこのときのために生きてきました・・・。負けるはずがないんですよ」
男(・・・)
148 = 1 :
同日 郊外の空き地
娘「なぜあなたがいるのですか?」
男「そりゃ、ここまで来て蚊帳の外はひどいだろ」
娘「死にますよ」
男「俺は死なない」
娘「酔狂な男ですね、どこまでも」
男「まーな」
娘「・・・私にもしものことが起きたら、逃げてください、全力で」
男「起きないんだろ」
娘「もしもの話です」
男「可能性の話には意味がないんじゃなかったか?」
娘「ぐぬぬ・・・」
149 = 89 :
精力は任せろードピュピュ
150 = 142 :
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
>>149
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