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元スレ魔王「勇者を育成・・・・・・」
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>>1を読むとケルベロスは側近だと思える
魔王は勇者を殺そうとするが情が移ってて結局殺せず逆に殺される、だな
>>194 そんなに面白いですか、嬉しいです。
どこに投稿すれば良いかよく分からんので。
魔王勇者はここに投稿すれば反応見れていいかなと思って。
何時もエロパロとか二次創作を投稿してます。
なんか評判良いんでコテ付けますね。
後ケルベロスはただの犬です。側近は関係ないですすんません。
どこに投稿すれば良いかよく分からんので。
魔王勇者はここに投稿すれば反応見れていいかなと思って。
何時もエロパロとか二次創作を投稿してます。
なんか評判良いんでコテ付けますね。
後ケルベロスはただの犬です。側近は関係ないですすんません。
女勇者「うわあっ! て、天狗さんが! 天狗さんがぁ!」
魔王「問題は心か・・・・・ふふ。 側近、天狗の本体を呼べ」
側近「は」タタッ
魔王「・・・・・・実戦に自分の実力を出し切れるものはそういない。 まさか私が嫉妬するとはな・・・・・・くく」
側近「天狗、出てきなさい」
天狗「・・・・・・」トッ
女勇者「うわぁ、天狗さんが二人!?」
側近「違います、此方は変わり身です。 操っていたのですよ」
天狗「」シュウウ・・・
女勇者「ほ、ほんとだ、消えた・・・・・・。 よかったー死んじゃったのかと・・・・・」
側近「どうやら、一撃で脱帽したそうですよ。貴女の実力に」
夜だったら>>1叩かれて終了になるからコテはずしとけ
女勇者「え、天狗さんがですか?」
天狗「・・・・・・」コクリ
女勇者「そ、そうですか! あ、有難うございますっ」
魔王「・・・・・・女勇者の実力を見誤っていたな。今回は変わり身だが、他の魔物ではそうはいかん」
魔王「ふむ。父上ならば問答無用であったろうな・・・・・・。私は、まだまだ甘い・・・・・・」
魔王「側近! こちらへ来い」
側近「! はっ」
魔王「明日から、私が相手をする。 女勇者に手加減など憶えてもらっては困るのでな」
側近「!! そ、それは・・・・・・っ」
魔王「天狗以外に呼んでいた奴らを小さい姿に戻しておけ」
側近「は、速すぎます。 魔王殿は最後にと!」
魔王「もう、奴らでは敵わぬよ。 命を奪われるだけだ。 私が、相手をする」
側近「何を仰りまする! 魔物達全て命を奪われる覚悟と・・・・・!」
魔王「私は・・・・・・甘いのだ。道具を棄てきれぬ。情を棄てきれぬ。 父上の様にはいかんのだ」
側近「・・・・・・」
魔王「命を賭けるのならば自分の命を賭ける。 ・・・・・・お前達は、黙っていろ」
側近「私は・・・・・・!」
魔王「今までのお前は、私が一度決めたことに対して喩え自分の意見と違えども、私を支えてくれた。・・・今回は違うのか」
側近「ッ・・・・・・! ・・・・・・承知、致しました・・・ご無事をお祈りしておりまする・・・・・・」
魔王「・・・・・・お前はいい側近だ。 ・・・すまん、すまんな」
女勇者「騎士さんたち何の話をしているんですかー?」タタタッ
魔王「ん、ああ。明日からの訓練を、な。 もう今日は休んで良いぞ」
女勇者「え!? まだ朝早いですよ!?」
側近「明日からは、非常に難しい訓練です。 英気を養っておいてください」
魔王「・・・・・・」
女勇者「そ、そうですかー・・・・・・。分かりました、明日に支障が出ない程度に素振りしておきます!」
魔王「ふ、熱心なことだ。 まぁ、それが強さに繋がるからな。 頑張れ」
女勇者「はいっ!」タタッ
側近「・・・・・・昔の、魔王殿そのものですね・・・・・・力を手に入れようと」
魔王「いや、違う。 あの娘は護る力を手に入れようとしている。 私は・・・・・・魔王としての力だけだった」
側近「一緒ですよ。 魔王殿の父上殿と母上殿の様に、似ていない様で似ているんです・・・・・・」
魔王「・・・・・・そう、だろうか。 私には・・・・・・わからぬ」
女勇者「え・・・・・・!?」
魔王「聞こえなかったか? 今日から私が相手をすると、言ったのだ」
女勇者「そ、そんな、私が、勝てるわけ・・・・・・」
魔王「勝て。 勝たねば、お前は昔の自分のままだ。 甘さは棄てろ!」
魔王「優しさと甘さは違う。 優しさには複数あるが、甘さは一つ。 唯己の命を削る行為」
女勇者「・・・・・・でも、でも・・・・・・!」
魔王「・・・命を奪うことが怖いか? くく、見くびるな。 私が今のお前に殺られるものか」
女勇者「ど、どうして・・・そこまで・・・・・・!」
魔王「・・・・・・」
女勇者「お願いします。 それを聞かないと、私、私、騎士さんに剣を振るなんて出来ません!」
女勇者「昨日だって、私に親切にしてくれた人を殺してしまったのかって、怖くて・・・・・・」
女勇者「剣で命を奪うことがこんなに苦しいものだったなんて知らなくて・・・・・・!」
魔王「・・・・・・倒して貰いたい者が、いるのだ」
女勇者「ぐすっ・・・・・・へ・・・・・・?」
魔王「その者は、私では勝てぬ。 お前にしか、倒せぬのだ。 そして今のままではお前にも倒せぬ」
魔王「その約束の期限まで、もう後少ししかない。 私を越えねば、皆死んでしまう」
魔王「沢山の命を護るために奪わねばならぬ命がある事を知れ。 勇者よ」
女勇者「わ、私は・・・き、騎士さん、しんじゃうかも、しれないんですよ・・・・・・?」
魔王「・・・・・・何か勘違いをしているな。 私は強い。 お前は弱い。 万が一でも私は死なぬ」
魔王「本当ならば他の友人に声をかける所だったが、無駄に命を散らす可能性があるのでな」
魔王「絶対に死なぬ、私が相手をする。 どうしても怖ければ・・・・・・教えただろう?」
女勇者「え・・・・・・? な、なにをですか・・・・・・?」
魔王「お前が振るうは虚空へ。 殺すのは震える空気。 私ではない」
女勇者「本当に・・・・・・やるんですか・・・・・・?」
魔王「くどいな。 今のお前如きに殺られると思うか? お前が私を越えたと思えば、その時訓練は終らせる」
女勇者「ほんとーなんですね? 騎士さんの強さ。信じて良いんですね・・・・・・?」
魔王「ああ。 ・・・・・・私の実力、見せてやる」
側近「女勇者殿。 構えてください。 構えた時、戦いが始まります」
女勇者「は、はい! ・・・・・・すぅーーーーーーっ・・・・・・やッ!!」チャキ
魔王「では・・・・・・参る!!」ドッ
女勇者「!? は、速い・・・・・・(昨日の天狗さんの数倍・・・・・・! でも!)」スッ
魔王「ふふふ、そうだ、見えない相手は見るな。 体全体で空気の変化を感じるのだ」
魔王「では、そろそろ・・・・・・斬り込むぞ・・・・・・! ぬぅうぇあ!」ドゴァ
女勇者「・・・・・・」
魔王「ふふ、惑わされないか。 敵の言葉は信じるな。 だが、次は本当に斬り込むぞ・・・・・・」
魔王・女勇者「「はぁああっ!!」」シュド シュド
魔王「・・・・・・・剣筋が鈍いぞ。鎧を掠った時お前の首を刎ねることが出来た。 もう一度だ」シュウウ
女勇者「・・・・・・騎士さんは、本当に凄いんですね・・・・・・」
魔王「そうだ、言わなかったか? 何にせよ攻撃は一度ではない。 私が悠々と話している間にも斬り込んで構わん」
女勇者「はいっ! 分かりました」バッ
魔王「とにかく側近にお前の死亡回数を数えて貰おう。 側近」
側近「はい。 一回目、という事で」
魔王「では、次の攻防だ」ドンッ
女勇者「ふぃいいいい~。 つ、かれ、ましたーっ・・・・・・」チャポン
側近「お疲れ様です。 温泉でゆっくり疲れを癒してください」チャポン
女勇者「・・・・・・死亡回数、今日だけで72回ですかー・・・・・・」
側近「ふふ。 まだまだ、という事ですね」
女勇者「そうですねー。 騎士さんの鎧を掠るだけですもん」
側近「その行為も女勇者殿に攻撃を当てる為ですからね・・・・・・」
女勇者「はい・・・・・・。 しんじゃうかも知れないですよとか言ったのが恥ずかしいです」
側近「ふふ、そうですか・・・・・・」
女勇者「騎士さんがいってた倒したい人って誰なんですか?」
側近「え・・・・・・」
側近「そ、それは・・・・・・魔王、です」
女勇者「魔王、ですか・・・・・・」
側近「ええ、じ、実は魔王は私達に宣戦布告しまして・・・・・・それで」
女勇者「許せないですね! あんなに悲しそうに騎士さんが言うんですもん。 ただ事じゃ無かったんですね」
側近「そう、ですね・・・・・・」
女勇者「それで、やっと疑問がとけました。 何で時間が無いと言ったのか! 私、明日からも頑張りますね!」
側近「はい・・・・・・。 でも主殿は・・・・・・」
女勇者「あ、そう、ですね・・・・・・。 ど、どうしたら・・・・・・」
側近「いえ。 主殿は強いです。 手加減なんかなさらずに・・・・・・どうかお願いします」
女勇者「それで・・・・・・いいんですか?」
側近「え・・・・・・はい。 主殿が決めたことは逆らいません」
女勇者「・・・・・・凄いですね、騎士さんと側近さん。 なんだか信頼しあってて羨ましいです」
側近「そんな事・・・・・・ないです。 私は、貴女の方が羨ましい」
女勇者「え?」
側近「喩え命を失う可能性が低くても貴女に命を賭けています。 愛していらっしゃるんです。貴女を」
女勇者「え、そ、そそそそそ、そんな、あ、愛なんて・・・・・・!」
側近「ふふ。 好きですか? 主殿を・・・・・・・」
女勇者「え、あ、あぅ、あ、う・・・・・・・・・・・・・・は、はぃぃ・・・・・・」
女勇者「最初はお父さんってこんな人かなと、思ってたんですけど・・・・・・なんだか・・・・・・」
側近「ふふ、いいですよ。 理由は言わなくても。 私も好きですから」
側近「でも、私より、多分、貴女を・・・・・・」
女勇者「そ、そんな事ありません!」
側近「え?」
女勇者「私、何時も羨ましかったんですよ。二人の間に入れなくて・・・・・・凄く近くて・・・・・・」
女勇者「命を賭けてる事だって、きっと側近さんが危ない目にあえば、騎士さんは命を賭けます! 魔王じゃないんですから!」
側近「!」
女勇者「? ど、どうしたんですか・・・・・・?」
側近「い、いえ・・・・・・そうですね。 魔王ではないですね・・・・・・」
女勇者「そうです! だから、側近さんも自信を持って!」
側近「はい・・・・・・貴女も。 女勇者殿」
女勇者「あ・・・えへへ」
>>227
どこの妖怪首おいてけだ
どこの妖怪首おいてけだ
>>227
なぜかどっかのギャグ漫画の九州の二強の一人が頭に浮かんだ
なぜかどっかのギャグ漫画の九州の二強の一人が頭に浮かんだ
側近「私と貴女、あの人はどちらをとってくれるんでしょうか」
女勇者「ライバル・・・・・・ですか」
側近「その言葉が一番あっている気がします。 でもどちらも譲り合って・・・・・・ふふ」
女勇者「あはは、何だか、変、ですね・・・・・・」
側近「・・・・・・」
女勇者「・・・・・・」
側近「負けませぬ」
女勇者「私も、です」
側近「ふふっ」
女勇者「あははっ」
側近「・・・・・・明日からも頑張ってください」
女勇者「はい・・・・・・強くなります。 皆を、護るために・・・・・・」
側近「104回目」
魔王「もう、動けぬか?」
女勇者「はぁっ、はぁ、はぁっ・・・・・・まだまだッ、です!!」
魔王「うむ、それでこそ・・・・・・では、参る」
女勇者「いやあああああああっ!!」ブン
魔王「甘い」チャキ
側近「105回目」
女勇者「ぅう・・・・・・」
魔王「・・・・・・逆に言えば絶対に当たってはいるのだ。 私は鎧に掠らせているのだから」
女勇者「・・・・・・?」
魔王「それゆえの、戦い方もあるのだ。 ・・・・・・考えろ」
この>>1できる
側近「523回目」
魔王「・・・・・・っ(今のは・・・・・・危なかった・・・・・・)」
女勇者「ぜーっ、ぜーっ・・・・・・はぁっ・・・・・・ッ!!」チャキ
魔王(脚捌きに迷いが無い。 避ける方向に剣を振り抜いてきた・・・・・・気付いたという事か・・・・・・)
魔王(左右の肩の鎧に掠らせ、尚且つ剣を振ろうとすれば、どうしたって体勢に無理が出る)
魔王(威力そのままに振りの速さだけを強弱させるとは・・・・・・感服)
魔王(このままでは・・・・・・本当に殺されるかも知れんな・・・・・・くく、この感情は父上以来だ)
側近「・・・・・・」
魔王「まだ、いけるか」
女勇者「はいッ!」
魔王「では、参る」
>>230
必殺の一撃を教えようとしてるし薩摩弁にしたらこの魔王は妖怪首おいてけにそっくりだな
必殺の一撃を教えようとしてるし薩摩弁にしたらこの魔王は妖怪首おいてけにそっくりだな
側近「・・・・・・魔王殿」コンコン
魔王「側近か、入れ」
側近「は・・・・・・」
魔王「・・・・・・どうした」
側近「・・・・・・今日、とても危ないように感じました」
魔王「ふ、分かるか。 ああ、とても危なかった。 見ろこの鎧」
側近「これは・・・・・・」
魔王「うむ、肩の部分がもう削り取られていてな。 買い替えだ、ふはは」
側近「心配でありまする・・・・・・」
魔王「・・・・・・」
側近「もう、よいのでは? もう、後一ヶ月をきりました、精神鍛練だけで・・・・・・」
魔王「そうだな。 終わりにしよう、か」
側近「! それでは・・・・・・」
魔王「明日、決める。 大魔王に匹敵するか。 全力で、娘の首を、殺りにいく」
側近「!? それは・・・・・・!」
魔王「回数はあの後増えず、523回のままだった。 お前の言う通り、やめにしよう」
側近「違います! そうでは、ありませぬ! 私は、ただ、貴方が・・・・・・」
魔王「黙れ」
側近「ッ・・・・・・」
魔王「本当の殺意を、知らねばならぬ。 それに耐えることが出来たのならば、合格、だ」
側近「その、本気になった魔王殿を止める為には・・・・・・?」
魔王「斬るしかないな」
側近「嫌です、やめて下さい! お願いします!」
魔王「・・・・・・お前は何だ? 誰だ? 側近だろう。 ・・・・・・黙っていろ」
側近「っ!! ・・・・・・私は、私は・・・・・・!」
魔王「もう、下がれ。 ・・・・・・んむっ!?」ドサッ
側近「ん、ふっ・・・・・・ちぅ・・・・・・んむ・・・・・・!」
魔王「んぐ・・・・・・ッ! ・・・・・・や、めろ!!」ドン
側近「きゃっ!? う・・・・・・うぅ・・・・・・ひ、う、ぅぅぅぅ・・・・・・」ポタポタ
魔王「・・・・・・・・・・・・何故泣く」
魔王殺しちゃって勇者がサウザーみたいになるのだけはやめてくれ
側近「私は、愛しているのですっ、ひ、ぅ、魔王殿、死なないで下され・・・・・・っ」グスグス
魔王「・・・・・・何を勘違いしている。 私が死ぬものか。 信じて、後ろに付いてればよい」
魔王「側近、お前の愛、確かに受け止めた。 だが、答える気は無い。 下がれ」
側近「ぅ、う・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ガチャ
魔王「・・・側近が泣く声が聞こえる、すまない、すまないな。 私は・・・・・・罪深い・・・・・・」
魔王「何故だろう、私も側近を愛しているの筈なのに、答えられぬ・・・・・・」
魔王「教えてくれ、母上。 魔王として、私はどうすればいいのだ。 魔王とは・・・・・・なんだ・・・・・・」
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