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元スレ魔王「勇者を育成・・・・・・」
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女勇者「ほんとーですねー・・・・・・すごいきもちーです・・・・・・」ムフー
側近「でしょう。 この世界の何処よりもこの温泉が一番な筈です」ムフー
女勇者「・・・・・・」じー
側近「? どうかしましたか」
女勇者「え、いや・・・・・・・おっきいな、と思って・・・・・・」
側近「ぁ・・・・・・、そそ、そんな事は」
女勇者「いやおっきーですよ! わ、私なんか・・・・・・」グス
側近「・・・・・・だ、大丈夫ですよ。 まだ成長期です」
女勇者「・・・・・・そうでしょうか」
側近「はい。 私も120年前はこれぐらいだったので・・・・・・」
女勇者「120・・・・・・?」
側近「あ、いえ2年ぐらいま、前です。 間違えました」
女勇者「えへへ、側近さんて結構お茶目な人だったんですね」
女勇者「側近さん、側近さん、洗いっこしませんか?」
側近「え、はぁ、いいですが」
女勇者「洗いっこなんてお母さんとやった時以来です」
側近「・・・・・・そうなんですか」
女勇者「側近さんはやった事ありますか?」
側近「私は・・・・・・母上がいなかったので、ありませぬ」
女勇者「そうなんですか・・・・・・。 じゃぁやってみましょう! すっごい楽しいですよ!」
側近「・・・・・・はい」
女勇者「あ、今ニコッてしましたよね! 凄いかわいいかったです! 側近さん」
側近「え、あ、そんな・・・・・・」
魔王「随分短時間で仲良くなっているな」
侍女「そうですか」
魔王「ああ、側近は私以外にはキツい性格だったのだが、不思議なものだ」
侍女「とりあえずお覗きを御止めになっては」
魔王「何を言ってる。 湯気で何も見えん、声しか聞こえぬわ」
侍女「はあ、しかし女勇者は本来敵の筈では?」
魔王「そう、だな。 献上物には違いは無い。 が、あの娘を徹底的に信用させるには側近の態度は正解だ」
魔王「それとも、同じ年頃の娘などと話したことは無いから、戸惑っているのか」
魔王「しかし、側近は私等より優秀だ。大魔王に歯向かうなどと考えるのは私だけ・・・・・・」
侍女「本当にあの大魔王を倒せると」
魔王「さぁな、あの娘次第だ。 だから側近にも、情を移すなと言っておかねばならぬ」
侍女「魔王様はどう思っていらっしゃるので」
魔王「女勇者をか? ・・・・・・どうとも思っておらぬよ」
魔王「魔王とは言うならば無責任に力を振るう者の象徴だ。大きな力にあるべき責任を放棄した者の末路」
魔王「しかし、だからこそ強い。 乱暴にただただ暴れ狂う。 勇者とは真逆の存在だな」
魔王「その私が。 女勇者と共に戦う事が出来ると思うか? あやつは大魔王への献上品。 それだけだ」
侍女「はぁ、その台詞を側近様には言わないので?」
魔王「何故、言う必要がある? 側近も同じ考えだろう」
侍女「・・・・・・しかし、その割には私達下々を気にかけて頂いていますが」
魔王「何を言っている。 お前達は道具という私の力だろう。 自分の道具を愛おしく思うのは当たり前だ」
侍女「・・・・・・私達は今の魔王様で感謝していますよ」
魔王「・・・・・・ふん。 魔女めが、いっちょ前に意見しおって。 女勇者の面倒だけ見ていろ」
侍女「は」
魔王「ふん、私で良かったなど・・・・・・」
魔王「女勇者、か。何とも不思議な人間だ。 悉く私と真逆。まるで・・・・・・」
魔王(父上と母上の様な・・・・・・)
魔王「くっくっ、何を私は。 ん、さて、大魔王を殺す算段を考えねば・・・・・・」
魔王(しかし、女勇者に倒せるのか。もし倒せたとしてもその後どうする。私の正体がばれれば私も死ぬ)
魔王(・・・・・・いや、まずは倒す手段だな。 そしてあわよくば女勇者も・・・・・・)
魔王「ふぅ。 側近がいなければ、私には思いつきもせんな。 相変わらず頼りっぱなしだ」ドサッ
魔王(私にはわからぬ。今の自分の気持ちが。素直に私を信用するあの娘が)
魔王「はやく、風呂に入りたい・・・・・・」
女勇者「うわー、すべすべ・・・・・・」
側近「あ、あの、あまり触られると。 困るのですが・・・・・・」
女勇者「なぜですか、これは洗いっこなんですよ? 側近さんも私を洗ってください」
側近「は、はぁ」
女勇者「・・・実をいうと、私一人っ子なので、こうやって姉妹みたいに洗いっこするの嬉しくて」
側近「そうですか・・・・・・」
女勇者「もしかして、迷惑ですか、側近さん・・・・・・・?」
側近「いえ、そんな事は」
女勇者「あ、よかったー。 喜んでるの私だけかと・・・・・・」
>>116
ちょっと銭湯行ってくる
ちょっと銭湯行ってくる
女勇者がティアリングサーガのサーシャ王女の赤いVerで脳内再生される
側近「なぜ、そんな簡単に私達を信用するのですか?」
女勇者「へ・・・・・・?」
側近「こんな見ず知らずの場所に連れられて、魔王を倒すなどというためだけに」
女勇者「・・・だって、悪い人には見えないんですもん」
側近「それだけですか?」
女勇者「はい。 普通私に悪意持ってたら弾かれちゃうのに。 弾かれないし・・・・・・」
側近「ああ、それは確かにいい証明かもしれませんね」
女勇者「それに、私を強くしてくれるなんて、とっても助かりますし、感謝してます」
側近「そうですか。 なら何も言いません。 明日から地獄の苦しみを味わってください」
女勇者「え、ええーっ!」
側近「ふふ」
魔王「やっと風呂か・・・・・・」
側近「は。 申し訳ありません」
魔王「いや、いい。 随分信用される為に策を打っていたようだしな」
側近「ぁ、覗かれていたので・・・・・・?」
魔王「の、覗いてはいないぞ。 聞こえだけだ」
側近「は、はぁ。 しかし、ただ会話していただけです。 策など・・・・・・」
魔王「なに・・・・・・? なら、何故あれ程仲良さそうに?」
側近「・・・・・・それは」
魔王「・・・・・・人間を扱ったのは、初めてか? 側近。 注意しておいてやろう」
>>119
まて、早まるな
まて、早まるな
魔王「今何故あの娘が我等を信用しているか。 それは我等が魔族だと知られていないからだ」
魔王「人間とは自分と違う者は悪と決め付ける生物。 所詮、相容れぬ者だと思え」
側近「しかし魔王殿は彼女を気に入っているのでは・・・・・・」
魔王「ふ、私は確かにあの娘を気に入ってはいる。だがただ駒としてだ。 大魔王を殺す為の駒」
魔王「あまり情を掛けるな。側近がそれほどまで甘いとは思わなかった」
側近「しかし、人間にも、例外が、いるのでは・・・・・・」
魔王「ならば、正体をあかせ。 それであの娘が去らねば、例外として認めよう」
側近「・・・・・・」
魔王「・・・・・・お前は優しい。 あの娘も優しい。 私は知っているよ」
魔王「だが、だからこそ、傷ついて欲しくない。 二人を選ばねばならないのなら、お前を」
魔王「お前が大事なのだ。 娘が傷つくよりも、お前が傷ついたほうが私は悲しい」
側近「魔王・・・・・・殿」
魔王「さて、風呂上りに大魔王討伐の相談があるのだ。 少し待っていろ」
側近「は、・・・は!」
側近(ふ、私に先程まであった娘に対しての想いが消えている。 魔王殿、私は貴方のためだけに・・・・・・)
魔王「ふぅ・・・・・・(なんとも、娘の無垢さは恐ろしい。 あれ程人間を嫌っていた側近が)」
魔王(私は、・・・優しくない・・・・・・甘いだけだ。 言葉にしなければ娘を愛して、護ってしまいたくなる)
魔王「くく・・・・・・。 側近に偉そうにいえんな、これでは・・・・・・」
侍女「おはようございます。 女勇者様」
女勇者「ふにゅー・・・おはようございましゅー・・・・・・」
侍女「失礼」ガサガサ ゴシゴシ ペタペタ
女勇者「ふにゅ、ふにゃ、んにゅ」
侍女「顔拭き終わりました。お着替え下さい」
女勇者「いまなんじですかー」
侍女「早朝の6時です。 朝食の後訓練ですので遅れないように」
女勇者「え、あ、うわ、ほんとですか!? ごめんなさい侍女さん!!」
侍女「お急ぎ下さい」
魔王「む、おはよう。 なんだ、今日は顔色が悪いな。 素振りは一週間しか訓練していないのにもう草臥れたか?」
女勇者「い、いえ、そんな事は・・・・・・」
側近「・・・・・・」トン
女勇者「ひぎぃ・・・・・・!」
魔王「ふ、構えの時と同じ筋肉痛か? 素振りの訓練を追加しただけだろう」
側近「昨日の時点で筋肉の限界が来ていましたよ。 私が洗いっこしようとしても拒んでいましたから」
女勇者「そ、それは別の理由ですよーっ。 側近さん最近手つきが・・・」
魔王「手つきが?」
女勇者「うーー・・・・・・・なんでもありません」
>>138しかし寝起きは息が臭いと言う両刃の剣
女勇者「・・・・・・すぅーーーっ・・・・・・やあッ!!」ブン
魔王「そうだ、一撃一撃丁寧に。 振ればゆっくり構えを戻し、体全体に酸素を取り込め」
女勇者「はいっ!」
魔王(だいぶ板についてきたな。 さて、そろそろ次の段階に・・・・・・)
側近「魔王殿」
魔王「ん、なんだ」
側近「女勇者の顔色が悪いです。休息をとったほうが・・・・・・」
魔王「ふむ、そうか。 ならば午後から休息をとらせよう」
女勇者「ほんとですか!?」
魔王「ああ、だが今は集中しろ。 気を抜けば休息は無しだ」
女勇者「ひぃいい」
>>142
二次元ならそんなものはなくせる
二次元ならそんなものはなくせる
>>142
加護でどうとでもなる
加護でどうとでもなる
側近「失礼します」コンコン
魔王「ん、どうした?」
側近「女勇者の実力はどうでしょうか? そろそろ次のステップに?」
魔王「ふ、お前も思ったか。 よし、ならば明日から別の訓練だと女勇者にいっておけ」
側近「は」
魔王「ああ、そうそう犬にも・・・・・・」
側近「承知しております」
魔王「ん、お前は相変わらず優秀だな。 頼んだぞ」
側近「は」
魔王「・・・・・・順調だ。 ・・・・・・勇者、か」
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