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    元スレ鈴羽「比翼恋理のだーりん?」岡部「やむを得まい」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - steins;gate + - シュタゲクロス + - 続編に期待 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 3 :

    鈴羽「ルールそのいち! 『あたしたちのどちらかが死亡したら、ゲームオーバー』」。
        だから死んだらダメ」

    岡部「それはまあ、当たり前といえば当たり前だな。お前が死ぬ時点でそんな世界線はいらん」

    鈴羽「え」

    岡部「……あ。へ、変に解釈するんじゃない! 次だ次!」

    鈴羽「ー? えっと、これは別に気持ちの問題じゃなくて、タイムトラベルをしている人間が死んだ場合のバタフライエフェクトがすごいからなの。
       毛糸がぐちゃぐちゃになっちゃうから」

    岡部「感覚的にはわかるな」

    鈴羽「ルールそのに。『どちらかが死んだ、と錯覚してもダメ』」

    岡部「……? 実際は死んでいないんだろう?」

    鈴羽「んー、わっかんないかなあ。岡部倫太郎、ついこの間それやったでしょ?」

    岡部「……え? ………あ」

    52 = 3 :

    鈴羽「そう。牧瀬紅莉栖を救うとき。錯覚は世界線を越える手段なんだけど、この場合はダメ」

    岡部「理由はあるのか?」

    鈴羽「さっきのと同じ理由。観測者たるあたしたちには、いかなる時間、空間の超越が許されているけど、あたしと君の存在は相互に連動しているんだよ。
       この連動性を保たないと、毛糸の星がコナゴナになっちゃう」

    岡部「それもバタフライエフェクトか……」

    鈴羽「そういうこと。この前のはあたしが指示してたはずだから(といっても不慮の事態が起きてたけど)、影響は最小限に抑えられていた。
        でも、あれって本当はすっごくリスキーなんだよ。ピンポイントで帳尻が合う様な行動をしないといけないから」

    岡部「うむむむ、こういうときは助手がほしいな……、頭が混乱して……」

    鈴羽「………」

    岡部「……ん? どした」

    鈴羽「べっつにー」

    53 = 15 :

    ふむ

    54 = 3 :

    鈴羽「以上二つが観測者のルール。えっと、ルールに一応名前はあるんだけど……」

    岡部「名前? 何だ?」

    鈴羽「……いいや。混乱しそうだからとりあえずはこれで覚えておいて」

    岡部「すでに混乱しかけているが……」

    鈴羽「でね、さっきのバッジなんだけど」

    岡部「ぐおっ!? 知らん、知らんぞ!! 俺はあの手のファンシーものは身に着けない主義だっ」

    鈴羽(さっきこっそりポケットに入れたけど)

    鈴羽「んーと、あれはお互いの生存確認ができる目印なんだよ。
       時間軸とリンクしていてね、どちらかが危なくなるとコールがかかるんだ」

    岡部「ほ、ほお………?」

    鈴羽「たとえば、行動によってきっかけが与えられるよね? 
        その結果として、あたしたち二人にとって“都合の悪い”時間が形成されると鳴る」

    岡部「……ふ、ふむ……」

    56 = 3 :

    鈴羽「だから例えば……」

    鈴羽「えい」

    岡部「どおおっ!?!? な、ななな」

    鈴羽「今から君を殺すね。さよなら。バイバイ」

    岡部「ちょおおおおおお!? け、拳銃はよせ!!! ま、まままま待て!? 俺は別にやましいことは……ッ!?」

    鈴羽「ばーん」パンッ

    岡部「お……ぐ………、く、クソ……この鳳凰院凶真がこんなところで……ぐふ……」

    鈴羽「なんちゃって」

    岡部「そうだ……なんちゃってだ……って、ん?」

    58 = 3 :

    鈴羽「ほら、鳴ってる」ピリリリリリリ

    岡部「……ど、どういうことだ……?」

    鈴羽「君が死んだと思い込んだら、結果的にあたしがいなくなることになるから」

    岡部「……kれもカオス理論の派生か。すごいな、その装置」

    鈴羽「父さんが作ったんだから、当たり前でしょ? えっへん」

    岡部(……ダルのやつ、この腕をなぜラボで発揮できん…)

    鈴羽「そういうわけで、そういうわけ」

    岡部「なるほどな」

    鈴羽「わかった? “気持ち”で毛糸は変わってしまうの。今のだって、タイミングをミスって君が死んだと錯覚しきってたら、危ないんだけど。
        だから……」

    岡部「?」

    鈴羽「何があっても、諦めないでね。約束だよ?」

    岡部「う、うむ………?」

    59 = 3 :

    岡部(鈴羽のやつ……さっきの目は本気と書いてマジだったぞ)

    岡部(薄々感づいてはいたが……こいつSっ気があるんじゃないか?)

    岡部(っと、それよりもバッジ……ぐぬぬ、ああ言った手前つけられん……!!)

    鈴羽「でも、岡部倫太郎ってなんだか頼りないし、うーん。あたしが見ていればいっか」

    岡部「ぐぬ……」

    鈴羽「あーあ! 父さんに無理言って天使の羽にしてもらったのになー! 片方ずつなのになー!」

    岡部「ぐぬ、ぬぬぬぬ……」

    岡部「ま、まあ気分が向いたら、つけてやらんでもない」

    鈴羽(いつ気づくのやら……先が思いやられるなあ)

    60 :

    読んでないけどとりあえず助手は糞

    63 = 57 :

    >>60 あ?ゲルニーにすっぞ?

    64 = 3 :


    鈴羽「そんなかんじで余興は終わり。着いたよ、外でよう?」

    岡部「だからせっかちすぎると言っておろうに!!!! じゅ、順序を決めてから行動しないか!!」

    鈴羽「ごめん、父さんにもよく言われるなーそれ。ってわけで、日本の中心地についたよ」

    岡部「む。それはつまり……東京か?」

    鈴羽「東京は君の時間軸から日本の首都でしょ。そりゃ東京なんだけど、どこだと思う?」

    岡部「ん? すると……新宿とかあっちのリア充AREAか? もしかして変わったのか?」

    鈴羽「変わったっていうか、うーん。まあ、見てみればわかるよ。はい降りた降りた」

    岡部「おおおおおおすな!! バッジが鳴るぞ!! くそ、他のラボメンは俺を放っておいて何をしているのだ!!」

    鈴羽「そんなにヤワにはできてませーん。平気だって、みんなにはすぐ会えるよ

    岡部「何?」


    鈴羽「ここ、秋葉原だから」


    岡部「………は?」

    鈴羽「……西暦2011年のこの世界線。

                 日本の中心街は―――秋葉原だよ」

    65 = 62 :

    留未穂がんばったんだな……

    66 = 3 :

    ご飯たべてきます。
    キャラについてなんか批評あったらください。
    一時から続きやります。最後までいけるようにがんばります

    67 :

    >>60
    海馬に電極ぶっさすぞ?あ?

    68 :

    非常によろしい
    最後までがんばっていただきたい

    69 = 15 :

    >>66
    鈴羽が可愛過ぎて胸がキュンキュンしちゃうからそこら辺なんとかして下さい

    70 :

    ほう...

    71 :

    大学じゃなけりゃズボン脱ぐんだが

    75 = 61 :

    正直、助手もかわいいが栗ご飯の方が好きだな

    76 = 22 :

    お前は何を言ってるんだ

    80 :

    読み始めたばかりだがSG世界線にたどり着いた岡部なら他の人間も多少なりともRSがあることは知ってるはずだぞ

    81 :

    にしても>>42-46仲良しだな
    誰も触れないから言うけど

    82 = 3 :


    ――A.D.2011年 “首都”秋葉原の世界線――

    鈴羽「うーーん、いい天気!」

    岡部「っておいバイト戦士よ。こんな場所にマシンを置いていいのか?!」

    鈴羽「大丈夫だって。ちょっとした光学迷彩はいってて、あたしたち以外には見えないから」

    岡部「げ、原理はどうなってるんだ……?? まさか“機関”の……!?」

    鈴羽「んー、説明は後あと! ほら、行くよ」

    岡部「まぁーたそうやってお前はごまかして……、ん? 行くってどこに?」

    鈴羽「この国の中枢に、だよ」

    岡部「……秋葉原の……中枢?」

    鈴羽「そういうこと」

    83 = 3 :


    岡部「待て待て待て。また展開が急だな。そもそも俺はここで何を……」

    鈴羽「説明するより見てもらった方が早いんだもん。御託はおいといて、岡部倫太郎。ちょっと運ばれてくれるかな?」

    岡部「えっ」

    鈴羽「ごめんね。でも、死んじゃうわけじゃないから安心して。……スゥーーーー。よーし」

    岡部「な、なぜお前は空手の正拳突きの構えをとっている……?」

    鈴羽「……やぁーーーーーーーーーーーーッ!!!」ボコォッ

    岡部「ぐっ……ふ……ッ!?」

    岡部(なんなんだ……、わけがわからん……)

    岡部(これも運命石の選択なのか……エル・プサイ……)

    鈴羽「エル・プサイ・コングルゥ。後でね、オカリンおじさん」

    岡部(だからその呼び名はやめろって……)

    岡部(………)

    岡部(……)

    岡部()

    84 :

    最後まで書ききれ。それが>>1に課せられた使命だ

    85 = 3 :


    岡部()

    岡部(……)

    岡部(…………………)

    岡部「……ぐ………、……ん?」

    鈴羽「………ようやくお目覚め?」

    岡部「鈴……羽……? ん………―――ッ!」

    岡部「き、ききききき貴様っ! なんてことをしたんだ!! し、死んじゃったらどうするんだおいこらっ!! ってあたた……」

    鈴羽「……みぞおちに一発いれただけじゃん。そんな簡単に人は死なないよ」

    岡部「そ、そーゆー問題ではなかろうがっ!! 打ち所とかあるだろうがっ!!」

    鈴羽「いいんじゃないのー。なーんか楽しそうな夢見てるみたいだったし。ふーん」

    岡部「夢も希望もあるかっ!! だいたいお前は………ん」

    岡部(なんかこのバイト戦士、怒ってる? なぜ? Why?)

    鈴羽(さっきの分さっきの分さっきの分さっきの分……)

    86 = 3 :

    岡部「あのー……バイト戦士よ」

    鈴羽「す・ず・は!」キッ

    岡部「ひいっ!? す、鈴羽よ、この状況で怒るのはどう考えても俺の方だと思うのだが……」

    鈴羽「なんで? どうして? 理由を言ってみてより・ゆ・う・を!」

    岡部「おおおおお怒るんじゃない、鈴羽よよよよよ、落ち着け、落ち着け!」

    鈴羽「別に怒ってないもん」

    岡部(明らかにスネているではないか!! なんだ……? 何したんだ俺……?)

    鈴羽「そりゃあ、まあ……牧瀬紅莉栖は確かに美人だけどさぁ……あたしだってそれなりに……」ブツブツ

    岡部「おい」

    鈴羽「へ!? あ、な、なんでもないよ! ……寝言言ってたの! 岡部倫太郎が!」

    岡部「俺が寝言……? それがどう関係するんだ……?」

    鈴羽「…………。わっかんないならいいよ。ばーか」

    岡部「……ばっ……!!」

    岡部(こいつどんどん口が悪くなってないか!? どうなってるんだダル!! ちゃんと教育しろ!!)

    87 = 61 :

    だーりんやってないけどネタバレある?

    88 = 62 :

    嫉妬鈴羽もかわゆい

    89 = 3 :


    岡部「で、ここはどこだ?」

    鈴羽「総理官邸」

    岡部「……そうか、官邸か……。ってなにぃぃいいいいいいいいいいい!?!?」

    鈴羽「しっ!! 声が大きい!!」

    岡部「むぐむが!」

    鈴羽「静かにして。離れちゃだめだよ。……もう、これだから。岡部倫太郎が素人じゃなかったら気絶なんかさせなくてもよかったのに」

    岡部(む、胸があたって……)

    鈴羽「あたしと君は今連動してるの。まったく、これじゃあ何のために警備のスキを縫って移動してたんだか。
        比翼連理って聞いたことない? 運命共同体ってやつ。だからうかつな行動は控えて」

    岡部「むぐむぐ」コクリコクリ

    鈴羽「わかったら、下を見て。音はたてないでね」

    岡部「……ぷはっ。お、お前ってやつはほほほ本当に……」

    鈴羽「いいから、下」

    岡部「はいわかりました」

    91 = 3 :

    >>87
    だーりんとは別世界のお話ですが、一部設定を出してしまうかもしれません。ご了承ください。


    岡部「………!? フェイリス……!?」

    鈴羽「うん」

    岡部「も、もしや……ついに日本の総理大臣に……」

    鈴羽「さすがにそこまではいってないよ。国土交通省の大臣だね」

    岡部「だ、大臣だぁぁっ!?」

    鈴羽「静かにしてってば」

    岡部「おっとそうだった……。ふう、いかんな、この右手がうずいて……」

    鈴羽「秋葉留未穂は日本人としては異例のスピードで国立大学を卒業、官僚試験に合格後、大臣までさらに飛び級で着任した」

    岡部「(華麗にスルーしやがった)……、それは本当か? バカな、ここは2011年といったはずだ。
        あいつはまだ学生のはず! 確かに頭の回転は早いが……」

    岡部(あの歳で大臣なんてどの国でも聞いたことないぞ? コネか? いや、にしてもありえん……)

    鈴羽「コネと運と実力だけじゃたどり着けない場所だね。まあ、あたしたちもだけど……」

    岡部「……! これも、バタフライエフェクト……」

    鈴羽「ご名答」

    92 :

    クロコダイン「ぐああああああああああ!!!」

    93 = 5 :

    >>92
    スレが違うwwwwwwwwwwwwwwwwwww

    94 :

    >>93
    臭い

    99 = 3 :

    鈴羽「日本の統治機構が変動したのはこの世界線―――仮に『Σ世界線』とするけど―――の2000年に入って間もない頃。
        大きな技術革新があったの」

    岡部「Dメール、およびタイムリープマシンの発明か」

    鈴羽「あ、冴えてきた? その通り。発明したのはもちろんラボメンのみんな」

    岡部「……たしかに、秋葉原は俺たちの世界線においても、土地としてのバリューはあった。
        技術革新によって導かれた結末が、ディストピアでなくユートピアだったということか……」

    鈴羽「発明したのは当時まだ小学生だった少年グループ。
       彼らはタイムマシンをめぐって“機関”であるSERNと一進一退の戦いをくりひろげ、そして」



    鈴羽「勝ち取った。この未来を」




    岡部「うむ、さすが我がラボのメンバーたちだな。めでたしめでたしではないか」

    鈴羽「……それはどうかな」

    岡部「ん?」

    鈴羽「よーし、次は別の人に会いにいくよ」

    岡部「なにっ」

    100 = 62 :

    もしかしなくてもかなり壮大な話なのか
    収拾はつくのか


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