私的良スレ書庫
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元スレ女「少女を買わないかい?」男「なにそれこわい」

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ファミレス
先輩「いらっしゃ――ってなんだ男か バイト今日は入ってないだろ」ハァ
男「そんなあからさまにテンション下げないで」
先輩「そりゃこんな糞忙しい時間にバイトの人間が飯食いに来たらキレるだろ」
男「キレねーよ」
女「少女ちゃん この店は店員の愛想こそ悪いものの 割と美味しい料理が出るよ」
少女「ふ~ん 酒場みたいなものね」
先輩「てんちょーーーう!! 警察呼んで!!」
男「ちょっと! 有無を言わさず通報とかなんなの!?」
先輩「いや 女以外を連れ歩いてるかどう考えても怪しくてさ」
男「確かに珍しいけど他のお客さんにジロジロ見られてるから!!」
先輩「それでご注文をうけたまわりまーす」ダラー
男「あからさまにやる気のない顔をしないでください」
女「私はシーフードドリアで」
少女「男 私はこれだ」
男「じゃあミートスパとハンバーグセットを一つ」
先輩「はいよ 時間掛かるけど諦めろ」
男「そこは早めに持ってきてやるとか言って欲しかった」
少女「男 このボタンはなんだ?」
男「押してみ」
ピンポンピンポンピンポン!!
先輩「はい 嫌がらせですかぶち殺すぞ」ギリギリギリ
男「落ち着いて先輩!!」
少女「なるほど あれは店員を呼ぶボタンだったんだ……」フムフム
女「そうだな そしてこの袋には砂糖が入っている」サラサラ
少女「へぇ こんな細い袋に入ってるなんてね」
男「砂糖を粗末にすんな」
女「そしてこのビンに入った黒い丸はなんだと思う?」
少女「う~ん 香辛料とか?」
女「正解!!」
ピンポーン
先輩「ぶっ殺すって言ったよなあ!?」ギリギリ
男「ごめんなさいごめんなさい」
先輩「これでご注文の品は以上です」ブスー
少女「どうしてあの店員は怒ってるの?」
ピンポーン
女「生理だから」
先輩「」ギリギリギリ
男「今のは俺関係ないですってばあ!!」
女「全く 先輩さんもこっちに八つ当たりしないで欲しいな」
男「こいつが男だったらとっくにぶん殴ってるのに」
少女「中々美味しいな」モシャモシャ
女「それで午後からはどうする?」
男「作戦続行で」
少女「私がいうのもなんだけど ぶっちゃけ見つかる確率かなり低いわよね」
男「」
男「少女ちゃんは滞在期間とか決めてる?」
少女「3……1週間ぐらい?」
男「疑問系で答えられても困るけど」
男「まあそれまで頑張るってことで」
女「知り合いに声をかけて人数でも増やすか」
男「そうした場合は少女ちゃんの写真も必要になるな」
少女「ちょっと待ってねえ!!」
女「どうしたんだ 今しょうじょの”う”を忘れて打つと処女になって困るなって話をしているんだが」
男「そんな話は微塵もしてないよ」
少女「どうして私の手伝いをそんなに真剣にしてくれるの?」
女「奴隷だからです」キリッ
男「おまだま」
女「とまあ冗談は置いておいてだ」コホン
男「滑ったからってなかったことにはならないからな」
女「私と男は双子みたいな関係でな 今まで一緒に支えあって生きてきた」
男「俺の負担がヤバイけどな」
女「そうなると少女ちゃんは妹みたいなもので可愛いんだよ」
男「まあ悪い子じゃないしね」
少女「……ありがとう」
女「なに礼などいいさ 男なんて嬉しすぎて今か今かとトイレに行くタイミングを伺ってるからな」
少女「男はトイレに行ってなにをするの?」
男「別にトイレなんて行く気ないからね」
夕方
女「特に収穫はなかったね」ハァ
男「飯食って爆睡する馬鹿がいなければもう少し探せたんだけど」
女「僕を置いていったのは誰だったかな」
男「それで少女ちゃん 夕飯はなにが食べたい?」
女「聞けよ」
少女「そこらは男に任せる」
男「おk」
女「無視しないでください お願いします」
男「カレーとご飯を混ぜて炒めて あらかじめ作っておいて卵を乗せれば」
男「オムカレーの出来上がり」ドン
女「今日も美味しそうなご飯だね」
男「お前だから帰れよ」
少女「男って料理上手なの?」
男「一人暮らしの経験+バイト知識」
女「是非とも嫁に来て欲しいものだ」モシャモシャ
男「お前絶対働かないだろ それと一人黙々と食うな」
女「僕も頑張るときは頑張るぞ テスト前とか」
男「それはもっと前に頑張っとけよ」ハァ
少女「まあ貰い手がないなら私が貰ってあげてもいいわ」フン
女「意外なところから伏兵登場だな」
少女「ばっ! 別に結婚だとかそういうことじゃないわよ!!」
少女「奴隷……そう奴隷として扱おうと――」
女「なるほど 性奴隷か 少女ちゃんも中々……」
少女「うっさいばか!!」
男「まあなんにせよありがとう」ナデナデ
少女「だから子ども扱いするな馬鹿!!」
女「すぅすぅ」zzzz
少女「それで騒ぐだけ騒いで例の如く寝てるのね」ハァ
男「ここで寝られるのも迷惑だけど 寝た方が楽ってのもね」ハァ
少女「それで男……」モジモジ
男「なに? トイレならあっちだよ」
少女「違う!! 今日も吸血をさせてくれと」ボソボソ
男「はい 今日は吸いすぎないでね」スッ
少女「わかってる」カプッ
男「」
少女「」チューチュー
男「」
少女「」チューチュー
男「ねえ 今日も結構吸ってない?」
少女「」チューチュー
男「やめれ」チョップ
少女「いたっ!? なにをする!!」
男「だから吸いすぎだって」
少女「あー それはごめん」
男「わかればよろし……いっと」ガクッ
少女「男! 大丈夫か!?」
男「大丈夫大丈夫 ちょっと足をとられただけだから」
男「ってか俺を支えられるぐらいに成長してるね 160ぐらいあるんじゃない」
少女「もしかして私の吸いすぎが原因?」
男「そんなことないんじゃない」
少女「アンタ顔が真っ青よ!!」
男「栄養ドリンクとあんぱんがあるからおk」
少女「おk じゃないでしょ!!」ペシッ
男「……痛い」
少女「責任を持って今日は私が面倒をみてあげるから」
少女「まずはお風呂ね」
男「それは自分ででき――」
少女「アンタは黙ってなさい」キッ
男「はい」
少女「服を脱がしてあげるから 万歳して」
男「バンザーイ」
少女「これがこうなって」ズルズル
少女「これがこうなって……面倒ね」ズルズル
男「まあ仕方ないんじゃない」
少女「ズボンは……」
男「自分で脱ぎます 脱ぎますからベルトに手をかけないで!!」
少女「ほら 背中を流すわよー」バシャー
男「(一昨日に比べて結構大人になったよな)」
少女「痛かったら言ってよ」ゴシゴシ
男「(残念ながら身長と胸は全く比例しないけど)」
少女「」ペターン
少女「じゃあ湯船に入るわよ」
男「入るわよって 明らかに二人も入れないんだけど」
少女「アンタまだフラフラじゃない 溺れでもしたら大変でしょ」
少女「私はアンタの膝に座るから大丈夫よ」
男「」
男「(中学生の頃までは特に大丈夫だったのに)」
男「(高校生にもなると雰囲気がここまで変わるのか)」
少女「気持ちいいわね 男もそう思うでしょ」
男「ま まあ……」
男「(このペースで行くと明日には年齢的も抜かれそうだな)」ハァ
少女「男はさ 年上と年下 どっちが好き?」
男「いきなりなに?」
少女「なんとなくよなんとなく」
男「別に年上とか年下とか拘らないけど」
少女「そ そう それならいいの!!」
少女「(あぁああああああ!? なに話してるの私!!)」
少女「(これじゃあ私がこいつのこと意識してるみたいじゃない!!)」
少女「(ってか入ってから気付いたけど 一緒にお風呂とか確実にマズイ!!)」
男「手で顔を覆ってどうかしたの?」
少女「どうもしないわよ 私は今日も元気です はーっはっはっは!!」
男「そう……それならいいけど」ヒキッ
少女「(軽くドン引きされてる!? 確かに悪かったけどさ)」
少女「(こいつには女がいるんだから!!)」ジャバジャバ
男「今度はお湯で遊び始めるし 一体なにがなんやら」
男「お風呂上りにミルクはいかが?」
少女「……」
男「そんな顔してどうしたのさ」ポンポン
少女「……男はまた私を子供扱いするのか?」
男「なにが?」
少女「一昨日から体も成長してるのに男はちっとも動揺しない」
少女「風呂に入った時もいつも通りだったろ!!」
男「いや 恥ずかしかったよ十分」
少女「嘘つけ!! 女の裸を見て育ったからそんなに気にならないんだろう!!」
男「女の裸を見たのは小学校の頃が最後で」
男「少女の裸を見て見られて恥ずかしかったよ」
少女「」ドキドキ
少女「まあナイスバディになった私を見て興奮するのは当然のことね!!」ドキドキ
男「確かに良い体してるよな(胸以外は)」
少女「い 良い体!? なんでエロい言い方するのよ!!」ドキドキ
男「別にエロくないよ 褒め言葉褒め言葉」
少女「もう全く……」ドキドキ
男「それじゃあそろそろ寝ようか」
少女「……エッチ」ボソ
男「なんで!?」
少女「だって寝床が一緒じゃない」
男「別に布団を離すなり 俺が居間まで布団を持ってきて別々で寝れば……」
少女「それはだめ!!」
男「どうすればいいのさ」
男「で 結局元の場所で二人して寝ることになったと」
少女「誰に説明してるのよ 誰に」
男「それはまあいいとして おやすみ」
少女「待て」ゲシッ
男「待つのはいいけど 足蹴りしないで」
少女「今日はありがとう」
男「うん まあいいんじゃない」
少女「明日からも頼むわ」ぐぅ
男「おやすみ」
女「はい 昨夜からリビングで放置されていた女です」
女「僕をリビングに放置とかマジねーですわ」
女「しかも当の本人は少女ちゃんと寝てるしさ」
男「起きてるよ」ガバッ
女「僕の扱いなんとかして これでもヒロインだよ」
男「過労死ENDを迎えそうなんでちょっと……」
女「引くなよ! もう少女ちゃんと学校に行くまで一緒に寝てやる!!」
男「あー そういえば今日学校だったっけ」
女「とりあえず友達にも少女ちゃんのこと聞いてみるつもりだけど」
男「お前友達いたっけ?」
女「いたよ!! 立絵とか入らないけどいるよ!!」
女「全く 男と君の仲だからいいものを」ヤレヤレ
女「これが全くの他人だったら既に襲われて二回戦に突入だ」
男「それはねーよ」
女「僕はこれからベッドに潜り込むから後は頼む」グゥー
男「二度寝するぐらいなら自分とこで寝ろよ」
男「今日の朝食はパン食だぞー」
少女「パンはあっちでも日常的に食べてたから違和感なし」モシャモシャ
男「やっぱりご飯の方が珍しいの?」
少女「むしろかなり高級品よ 庶民では手が出ないような」モシャモシャ
女「そうなのか……」ベトーッ
男「食パンに納豆かけるの止めろ」
男「ところで今日は学校なんだけどどうしよう」
少女「学校? あぁ学び舎のことね」
女「夕方まで私たちは帰ってこない」
男「というより俺はバイトだから夜中まで帰ってこない」
少女「ふ~ん まあいいんじゃない」
女「夕方私が帰ってきたら一緒に男のバイト先まで集合でいいだろうか」
少女「まあ探すのは夜でも出来るしね」
男「ポリスに見つかったらアウトだけど」
男「じゃあ行ってくるね お昼は冷蔵庫にあるから」
女「くれぐれも男の私物を漁らないように」
少女「漁らないわよ!!」
バタン
少女「女は全く馬鹿ね 男の私物なんて……」⊃フトン
少女「ちょっと眠くなったから寝るだけだから!!」
少女「別に男の匂いがどうだとか関係ないんだからね!!」バフン
少女「」クンクン
少女「」クンクンクン
教室
女「みんな聞いてくれ!!」バン
女「実は昨日から私は男と付き合うことにしたんだ!!」バンバン
女「あっ! ここで一枚絵お願いしまーす」
モブ3「それでねー」
モブ4「だなー」
女「男 みんなが私の話を聞いてくれない」シクシク
男「毎日似たようなこと言ってりゃね」
女「一枚絵まで使ったのに」
男「それは意味わかんないけど」
女「そろそろ新キャラが来る気がする」
男「なんか唐突だな」
女「他の作品を見てみろ 大抵ヒロインが三人いる」
男「あれ? でもそれだとおかしいんじゃないか?」
女「どういうことだ雷電」
男「ヒロイン候補は少女だけだから 残りは二人じゃないのか」
女「おとこー! 私が数に入ってないぞ」
男「女はまずないからなあ」ハァ
女「なにこれ酷い 泣いて良い?」
モブ3「おとこくん ちょっといい?」
男「嫌だよ」
モブ4「どうして……?」
男「いやどうしてもなにも なんで白目むいてるの?」
モブ5「おとこくんをつれていかなくちゃ」
モブ6「よんでる」
男「女的にはどう思う?」
女「男に秘められたパワーとかがあれば反撃してもいいと思う」
男「ないからなあ 大人しくついていくか」
モブ3「つれてきました」
女「この手錠は誰の私物だ?」
男「亀甲縛りマジキツイ」
???「おい お前たち私の妹を知っているだろう」ギロッ
女「男 どうやらこのお方は少女ちゃんのお姉さんらしい」
男「見ればわかるよ 顔とかそっくりだし」
女「姉の方がキツさ三割増しの顔してるけどな」
男「そしてなにより……」
???「なんだこっちをジロジロ見て」ボイン
女男「「(胸がデカイ!!)」」
男「俺さ 今日は少女ちゃんの好きなものを沢山作ってあげようと思う」
女「うむ 帰りにケーキを買っていこう」
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