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元スレ雪歩「765プロが倒産してもう二年半ですぅ……」

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201 :

続きが始まったアアアアアアアア

202 :

>>50
レ、ロマンスってジーコが先駆けなのか?
これを聞くとあいつを思い出すわwwww

203 = 170 :

小鳥さんは泣いていいと思う

204 = 45 :

いおりんのジェット機マジ最高!!!

205 = 79 :

今回も終わるのは遅くなりそうだな
1よお前はまた俺を寝坊させるつもりか

206 = 105 :

ピヨちゃん…不憫な3×歳…w

207 :

駄目だ...
ここまで頑張って読んだけど>>1の力量がオレらの期待に添えるほどのものじゃないと判断した。

初めが面白かったけど、それだけ。もう次スレ立てんなよつまらん。

209 = 117 :

ガッ

210 = 77 :

これを含めて後、2回だっけ?
終わるのか?  

211 = 1 :

出発まで一週間……それまでに私は出来る限り日本の風景を収めようとビデオカメラを回し続けます。


病院の薄暗い待合室に、ジーというカメラの起動音だけが反響します。
ここの病院も、もうお別れかぁ……。

廊下を歩いていると、ぼんやりと誰かの背中が見えました。
何か、携帯電話で話しているみたいです。

「はい、一週間後そちらへ向かうわ。ややこしい手続きやらなんやらは、全部すっ飛ばして……」
どうやら伊織ちゃんみたいです。
「はい、お兄様。手配はお父様が……」
お兄さんと話しているみたいです。壁に頭をつけて、足でとんとんとリズムを刻みながら、会話を続けています。

……って何私盗み聞きしてるんだろ?!いけないよね!ビデオカメラも止めないと……!
「……今何て言ったの?お兄様」
えっ……。
ふと、伊織ちゃんの雰囲気が突然変わりました。背中がわなわなと震えています。

「ずーっとお金と睨めっこしてるお兄様なんかに!私の気持ちなんて一生わからないわ!」
伊織ちゃんは、壁を握った拳で思いっきり叩きました。大きな音が鳴り響きます。
私はその音に驚いて、「ひっ……!」と短い悲鳴を漏らしてしまいました。

212 = 79 :

>>210
そう
1がそう予告してる

213 = 79 :

まさかジェット機やばいフラグ?

215 = 77 :

行けるのか?

216 :

千早さんは何で入院してんのー

217 = 77 :

>>216
っく・・

218 = 70 :

豊胸手術に失敗した

219 :

>>216
貧乳をこじらせて…ってのは冗談で暴漢に襲われてのど切られて意識不明だった

221 = 1 :

伊織ちゃんは私に気付いたみたいです。私の方を振り向いて、少しだけ驚いた顔をして。
「……」
携帯電話を切りました。

「盗み聞きなんて趣味が悪いんじゃないの」
また、顔を反対側に向けました。表情はうかがい知れません。

「ごめんね……」
私は、踵をかえしてその場を離れようとします。

「……落ちこぼれですって」
「えっ」
「お前は、水瀬財閥の落ちこぼれだ。どうしてお前なんかをお父様が可愛がっているのかわからない、だそうよ」
「……」

伊織ちゃんのお兄さんのことは少しだけ聞いたことがあります。
何でも、「水瀬一族の最高傑作」と言われている人で……そんな伊織ちゃんはお兄さんにコンプレックスを感じていて……。
そんな伊織ちゃんにとって、さっきの言葉は相当、応えたに違いありません……。

「ふざけんじゃないわよ……。また、いつか私はアイドルっていってお兄さまの度肝を抜かせてやるんだから……!」
伊織ちゃんは私に一切顔を見せずに、病院の暗闇の中へ消えて行きました。

222 :

やっと追い付いた
ずっと待ってた

224 = 1 :

さすがに全員の導入入れるとなげーwww
大分カットするかなぁ
ちょっと風呂

228 = 3 :

>>224
ここまで来たら少々長くなってもいいだろ

229 = 79 :

じゃあ俺は春香と風呂入ってくるよ

230 = 81 :

時間がかかってもかまわないから全部やって欲しい

232 = 79 :

ミキミキ

233 :

カットするのはやめて

234 = 24 :

同じくノーカット希望

235 = 170 :

カット無しがいいです

237 = 77 :

待ってるよー>1

238 = 79 :

ごまえーごまえー

239 = 1 :

その日の帰りがけに、近所の公園を横切りました。
切れかかった街灯が遊び場をかすかに照らしています。

あっ……。

「はぁ……はぁ……」
響ちゃんだ。
響ちゃんは、夜の薄暗い公園で、一人ダンスレッスンをしていました。
──春香にダンスレッスンを教えてやるんだ。
765プロ時代に、そう言ってた言葉を思い出します。

私は、頑張っている響ちゃんの姿を収めようと、こっそりとビデオカメラを回しました。
こんなに夜遅くまで、響ちゃんはレッスンしてるんだ。敵わないや……。

「あぐ……!」
不意に、響ちゃんの体がぐらりと傾きました。
苦痛に歪んだ顔で、ふくらはぎの部分を強く抑えています。

「響ちゃん!」
「雪歩……」
私はビデオカメラを放り投げて、響ちゃんに駆け寄りました。

240 :

完治してなかったのか・・

241 = 79 :

あんな大怪我したのにすぐに治るはずないよな・・・

242 = 77 :

やよい編の時の怪我か・・・・響

243 = 45 :

響鬼ちゃん…

244 = 4 :

あれ?思い出テープ破壊フラグ?

245 :

過去のまとめとかない?
是非見たい

246 = 79 :

>>245
ゴールデンタイムズ

248 :

続ききてたのか

249 = 77 :

>>245
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51654804.html

250 = 1 :

「はは……こんなんじゃ真にダンスで負けちゃうな……」
「……」
響ちゃんと私は、公園のベンチに座りました。響ちゃんは照れ隠しするかのように、頬をかきます。

響ちゃんの前髪が風で舞い上がって、オデコに、ケガの縫い目が走っています。
……。

「きっと、春香にヒドいことしたから、バチがあたったんだな」
「響ちゃん……」
響ちゃんは、足をブラブラとさせて呟きました。
そのまま続けます。
「皆には、内緒にしといてね」
「……う、うん」
きっと、私が逆に立場でも、そう言うと思うから……。

「さすが、石地蔵のお雪だな!」
懐かしいあだ名で呼ばれました。高校生のときに、私の口が固いことからついたあだ名です……。
「で、でも、ほんとにいいの?」
「うん!傷つくコトを避けたらダメだぞ!」
響ちゃんは曇りない顔で、私の前にピースサインを突き出しました。
やっぱり、響ちゃんは頑張り屋です。


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