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元スレまどか「愛が足りない」
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まどか「まだ容疑者は完全に消えてないからね。
ほむらちゃんのモテ具合を見るに当然といえば当然なんだけど…疑わしきは消していかないと」
さやか「消すってまさか、あたしに暗殺でもさせる気じゃ……」
まどか「ううん?消去法って意味だけど……怖い事考えるんだね、さやかちゃん」
さやか「いや、ほんとに怖いのは、人にここまでのイメージを持たせたあんただからね?」
まどか「えー……わけがわからないよ」
まどか「次の容疑者は……杏子ちゃんだよ」
さやか「へー。またありがちだね。で、なんで?」
まどか「ん~…説明面倒臭いから、また回想で……」
さやか「待った!長くて面倒臭くてもいいから、便利機能使わずにちゃんと説明して!」
まどか「え~…回想した方が、事情が細かく分かって話も早いと思うよ?」
さやか「それ見る度にあたしは、あんたらの性癖を刷り込まれなきゃなんないのよ。勘弁して」
まどか「もう、仕方ないなぁ。じゃあ………あれは、つい一週間ほど…いえ、五日ほど前の事だったでしょうか」
さやか(何故急に語り口調になる……)
まどか「その日の放課後、私はいつものようにほむらちゃんの家へと足を運び、
互いの身体に溜まった愛と肉欲と、火照りを発散しようとしていました」
さやか「うん、後半は要らないからさっさと概要だけ話して」
まどか「今日はどんな快感が私を待ち受けているのだろうと、期待に身体を熱くさせながらドアを開けると……彼女が飛び出してきたのです」
まどか「彼女……杏子ちゃんは私の顔を見るやいなや、
元々赤く染まっていた顔を己の髪の毛よりも真っ赤にして、私の制止も振り切って夕暮れの町へと消えていきました」
まどか「その様子を不可解に思いながらも、私は愛しい人を待たせるべきではないと思い、居間へと足を運びます。
そして、いつもの場所で私を迎えてくれたほむらちゃんは―――何故か、少し残念そうな顔をしていました」
まどか「顔を赤らめ、逃げるように去っていった杏子ちゃん。その直後に、妙な表情を見せているほむらちゃん。
それらが無関係だと思えるほど私は鈍感でもありませんでしたが、真実を問い質せるほどの勇気もありません」
まどか「ほんの少し胸の中にしこりのようなものを残しながら私は愛する人を抱きしめ、その温かさ、心地良さに溺れていったのです……」
さやか「……終わり?」
まどか「うん」
さやか「半分くらいがまっっったく必要ない、余計な描写だった事はどうでもいいとして……確かにそれは不思議だね」
まどか「でしょ?もしかしたら、私が来る前に何かいやらしい事でもしてたんじゃないかと思って」
さやか「でもねえ…あの杏子だよ?そういう性的な事には全然知識も無さそうなのに、そんな間男じみた真似するかなぁ。……女だけどさ」
まどか「ある意味純粋だもんね。でも、そういうイメージを普段見せておいて油断したところをパクリッ!っていうのも有りえるよ」
さやか「そういえば杏子のやつ、マミさんとほむらの家に交互に転がり込んでるんだっけ?まさかそれをいい事に……」
まどか「きっとあの時顔を真っ赤にしたのは、本妻に関係を知られたかもしれないという羞恥心と危機感からきたものだったんだよ」
まどか「あの泥棒猫……ほむらちゃんが優しいのをいいことに、ごはんだけじゃなくほむらちゃんまで頂いちゃうだなんて!」
さやか「まあまあ、まだそうだと決まったわけじゃないんだしさ、落ち着いて他の可能性も考えようよ。
あたしも自分の友達だけでドロドロの三角関係とか修羅場だとか、そんなもん見たくないし」
まどか「他の可能性…例えば、ほむらちゃんから誘ったとか?そんなぁ……やっぱり私に飽きたのかなぁ」
さやか「最終的に、そこに行き着くわけね……はぁ」
さやか「まず杏子が無実な可能性とかは考えないわけ?」
さやか「ほら、顔赤くしてたのは単に恥ずかしい事があっただけだとか。
あいつ意外と照れ屋だからさ、ちょっと臭い台詞言えば簡単にボンッてなるし」
まどか「恥ずかしい…照れ屋……あ、そういえば!」
~~~~~~
まどか「ウェヒヒ…ほむらちゃんどうしたの。まだ何にもしてないのに、心臓ドキドキしてるよ?」
ほむら「だ、だって……杏子が見てるのよ?やっぱりやめましょう、恥ずかしいわ……」
杏子「ど、どういうことだ、オイ……」
杏子「お前等、人の目の前でなに堂々と抱き合ってんだよ!」
まどか「あれ~、おかしいね?『たまには人に見られながらシましょう』って、ほむらちゃんから言ってきたのに」
ほむら「そ、それは……まどかが、新鮮なプレイはないかって言ったから、頑張って考えただけで……」
まどか「そうだよね、私のために考えてくれたんだもんね?ほむらちゃんったら……かわいいっ、大好き!」
ほむら「きゃっ!……やだっ、まどか。なんでそっちに……」
まどか「えへへ~。ね、杏子ちゃん知ってる?ほむらちゃんはね、腋が弱いんだよ!こうやって……れろっ…」
ほむら「ひぃ…んっ!……そこっ…そこぉ……ぺろって…っ…しないでぇ……ふぁっ」
杏子「お、おい……やめてやれよ。ほむらのやつ、嫌がってんじゃねーか…」
まどか「ん……ちゅ……む…ちゅ……嫌がってる?杏子ちゃん、ほむらちゃんの顔見てよ。本当にそう思ってるのかな?」
ほむら「あ…あぁ……まどか…はぁ…ぁ……もう、やめひゃうの…?」
杏子「う…あ……」
まどか「ね、ここ見てよ。んむっ…ちゅぅぅぅ……ぷはぁっ。ほら、こんなに赤くなってる」
まどか「私のものって印が欲しかったから、ほむらちゃんがいっちばん感じるところに沢山キスマークつけてるんだぁ」
まどか「これじゃ魔女の口づけじゃなくて、まどかの口づけだねっ。それに……ほら」
杏子「ば、馬鹿!お前こんなところで脱いで、なんてかっ…こ……う…」
まどか「私のも見て……ここ、右太ももの付け根。
ほむらの口づけは、ここにして貰ってるの。気持ちいいんだよ~」
ほむら「まどか……はむっ」
まどか「ひゃぅ!?ほ、ほむらちゃ……んっ、そ…そんなぁ……いきなりすぎ、やぁん!」
ほむら「んっ…んぅ…ん……ちゅぱ…ちゅっ……まどかが誘ってきたんでしょう?
杏子の前でそんな、はしたないポーズなんかして……本当に淫乱なのね。躾けなおしてあげる、あ~ん……」
まどか「ちょ、ちょっと待ってほむらちゃん!そこちがっ……あんんっ!」ピクンッ
ほむら「あらあら、何故こんなところがぷっくりしてるのかしら。
お豆さんはまだ弄ってあげてないはずなのに……まさか、見られて興奮してるの?」
まどか「そんなぁ…違うよ……あっ、ひぁあ!……わたひ、見られてぇ……気持ちよく、なん……くぅんっ!」
ほむら「ちゅむ…はぷ……ウソばっかり。
いつもよりもずっと…ちゅっ……ここ敏感じゃない。へ・ん・た・いっ」クチュッ
まどか「あっ、やらぁ!…ひぁぁぁぁぁあん!」プシッ
杏子「あ…あぁぁ……」ガクガクガク
ほむら「ほら、杏子も見て。まどかったらこんなところまで、こ~んなに広がっちゃうのよ」
まどか「あぁ……ほ、ほむらひゃ……ぅぁ……きもひいぃよぉ……もっろひて…もっろぉ……」
ほむら「ふふ……こんな時間からここまで乱れるなんて、見られながらするのも結構悪くないかも。ね、まどか?」
まどか「うん…うん……なんでもいいかりゃ、はやく続きひて…ほむらひゃぁ……あはぁ……ひぃん!」
ほむら「こんなにとろとろにさせて……可愛いわ、まどか。あなたほんとに……えいっ!」ヌプッ
まどか「ひぁっ!?ぁ…ほむらひゃんしゅきぃ……しゅきなのぉ……
くちも、こえもぉ、おててもぜんぶしゅきぃ……あ…ぁあぁあああぁぁあああ!」プシャァァァッ
ほむら「また盛大に噴き出したわね……んっ…んくっ……こくん…ふふっ、美味し♪」
まどか「あぁぁ……ほむらひゃ…すき……しゅきぃ……」
杏子「あ…あ……ア、アタシ帰るから!じゃ、じゃあな!」ガチャッ、バタン!
まどか「あ……きょーこひゃん、かえっひゃった……あんっ」
ほむら「……まどかのだらしないお○んこ見て、呆れちゃったのかもね?一から躾けなおさないと」
まどか「うん…お願いしまふ…まろかのお○んこ、もっとぬちゅぬちゅしてくだひゃいぃ……」
ほむら「はい、よくできました。それじゃ……んんっ………ちゅ…ぺちゃ……んちゅぅ…」
まどか「ひゃぁぁぁ!ほ、ほむらひゃ、深ぃぃぃ……んあぁ!…舌ぁ……ひたしょんなにいれないれぇ…
またでひゃう…イッひゃうよぉ……らめっ、らめらめらめらめぇっ…れひゃぅよぉぉぉぉ!」ピクンッ
~~~~~~~~
まどか「という風なプレイに、杏子ちゃんを巻き込んだ事があったなぁ」
さやか「とうとう断りもなく自然に導入してきたか……しかも今日一番キッツい内容だし」
まどか「もしかしたら、あの時の私たちの濃厚な愛に当てられて目覚めてしまったってことも―――」
さやか「だから無いってんでしょうが!そろそろいい加減にしないと、あんた名誉毀損で訴えられるよ」
さやか「ったく、そりゃあんたら見て顔真っ赤にして逃げるでしょうよ。また会いに来ただけでも信じらんないわ」
まどか「じゃあほむらちゃんが残念そうな顔をしてたのは?」
さやか「どうせ杏子に、またそういう変態行為に付き合えとでも誘って逃げられたんじゃないの。
それでも寝床のために縋らなきゃならないなんて、なんか杏子が可哀想になってきた。あたしの家にでも泊めてあげようか……」
まどか「そっか……そういうことなら、まあいいよ。杏子ちゃんは無実として許してあげよう」
さやか「尊大すぎて泣けてくるわ。で、これで終わり……なワケ無いよね」
まどか「う~ん。実はもうこれくらいで、本気で疑ってる人はいないんだけど……
さやかちゃんがわざわざそう言ってくれるほどやる気出してくれてるみたいだし、頑張ってみよっかな!」
さやか「あたしって、ほんとバカ」
まどか「次、早乙女先生」
さやか「気のせい。ありえない」
まどか「仁美ちゃん」
さやか「ないない。だって今頃恭介と……うきぃーーーー!」
まどか「中澤君」
さやか「あー……席が隣同士だったっけ。でも、ほむらはまともに相手もしてなかったでしょ」
まどか「貧乏ちゃん」
さやか「クラスメイトってこと以外に接点すらないよ」
まどか「キュ…キュゥべ」
さやか「おい、それ以上はほむらの尊厳のためにやめといたげなさい」
まどか「後は…後は……う~ん」
さやか「………ようやく心当たりもなくなった?」
まどか「うぅ……」
さやか「っていうかさ。まどかはほむらの事、どう考えてるの」
まどか「どうって……ほむらちゃんは私の大切な人で」
さやか「そう考えてるわりには全然信頼しきれてないみたいだけど。
本当はどうなの?まさか本気で浮気してるって思ってるわけじゃないんでしょ」
まどか「………うん」
さやか「だと思ったよ。浮気の心配って言うには、みんなこじ付けが強すぎるもん」
さやか「さ、あたしに話してみなよ。このさやかちゃんが、本当の相談に乗ってあげようじゃないの」
まどか「…ありがとう、さやかちゃん。さやかちゃんでも極稀に鋭いときがあるんだね」
さやか「ホントに一言多いよね!」
まどか「実は、最近……ほむらちゃんの態度がよそよそしいというか…ちょっと温度差があるような気がするの」
さやか「ふ~ん……続けて」
まどか「毎日のように会って愛し合ってるのに、時々私以外の何かを見てるような気がするし……
だから浮気を疑ってみたんだけど、さやかちゃんが言ったみたいに思い当たる人もこれといって居ないから」
さやか「ほむらの態度に変わったところとかは?」
まどか「ううん。ほむらちゃんはずっと、いつも私の事を考えてくれてるよ。それは嬉しいけど……」
さやか「ほむらがあんたに不満があるか、飽きられてるんじゃないかと思っちゃったわけか」
まどか「うん。我侭かもしれないけど、わたし不安で……もしかしたら、わたしからの愛が足りないんじゃないかって」
さやか「う~ん、それは無いと思うけど……なるほど。どうやら今度こそマジな悩みのようだね」
まどか「もし、別れてって言われちゃったらどうしよう!もうほむらちゃんがいない人生なんて考えられないよ……」
さやか「それも無いとは思うけど、一応ちょっとは真剣に考えてみますか」
さやか「とは言っても一番手っ取り早いのは多分、本当の事をまどかが本人に訊くことなんだよね」
まどか「ウェヒィ!?い、いきなりそんな……」
さやか「だってぇ。あんた相手ならほむら、絶対嘘は吐かないじゃん。あたしら相手だったらわかんないけどさ。
黙ってるにしても止むを得ない事が多いし……何か事情があるとしか思えないよ」
まどか「それは、そうかもしれないけどぉ……」
さやか「聞くのが怖いのは十分わかるよ。最近あたしだって似たような経験したばっかりだしね。
でもこのまま溜め込んだまま付き合っても、余計に悪循環になっちゃうだけじゃないかとあたしは思うんだ」
まどか「うん……」
さやか「まどかに足りないのはさ、愛なんかじゃなくて『自分に不満があるなら言ってくれ』って言える勇気じゃないのかな」
さやか「恋人なんだから、足りないところは二人で補えばいいじゃんか。
大丈夫、あたしからしてみりゃあんたら二人は十分お似合いだよ!」
さやか「しょげてないで元気出しなよ、まどか。あんたらしくもない。
もっと、どーんと思いっ切りぶつかれば何も怖くないって!」
まどか「さやかちゃん……」
まどか「ありがとう。そうだよね。やっぱりほむらちゃんから本当の事を聞くのが一番だよね」
さやか「そうそう。だから―――」
まどか「とうとう最終兵器……ほむらちゃんの携帯に仕掛けた盗聴器が火を噴くときが来たようだね」
さやか「やっぱあんたは何もわかってない!」
まどか「えー……どうして?わけがわからないよ」
さやか「なんで今の良い話っぽい流れで、そんな犯罪アイテムが出てくんのよ!
ってか、盗聴器!?どこで手に入れたの、いつの間に仕掛けたの、あんたに良心とか人を信じる心は無いのか?!」
まどか「まあまあ。待ってよさやかちゃん、落ち着いて。
これは用心とか常に監視してるとかじゃなく、元々使おうと思って一昨日ぐらいに用意してた物なの」
さやか「全然言い訳にもなってないけど……どういうことよ」
まどか「実はほむらちゃん、今日の今頃はマミさんの家に遊びに行っています」
さやか「……まさか。まどか、あんた」
まどか「………だって、心配だったんだもん」
さやか「…もしかしてマミさんとの浮気がどうこう疑ってたのだけは、割とマジだったりする?」
まどか「最近ほむらちゃん、わたしと一緒にいない時のほとんどをマミさんと過ごしてるらしいから、ちょっとね」
さやか「あ~、そういうこと。いや、だからって盗聴しても良いわけでは断じて無いけど」
まどか「とにかく、今頃ほむらちゃんはマミさんの家に居るはずだよ。本人が言ってたから間違いないと思う」カチャカチャ
さやか「とか言いつつスピーカーを取り出すんじゃないの」
まどか「私がメールを送ると、盗聴器のスイッチが入るようにしてあるの。適当な文章を送って、と……」
さやか「もうプロの犯行じゃん。(とか言いつつヤバイ。こういうのちょっとだけドキドキする…)」
まどか「ティヒヒ、ほむらちゃんが疲れて寝てる間に仕掛けたの。
いつも思いっきりした後は、何しても起きないから簡単だったよ」
さやか「いや、訊いてないし。そもそもさあ、これで盗聴できたとして、ほむらの本音が聞ける保証なんか無いんじゃないの?」
まどか「そうだね。でも元々は浮気調査のために仕込んだんだし、それは仕方ないよ。
もしも聞けなかったら、その時こそ本当にほむらちゃんに直接訊くことにする」
さやか「ま、それならいいんだけど。そうと決まったらさっさとやる事やって終わらせちゃお」
まどか「だね~。それじゃ、送信っ!」カチッ
ほむら『……でも…それは必要なんでしょうか?』
マミ『あら、暁美さん遅れてるわね。今の流行は必殺技じゃなくて、武器に名前をつける事なのよ』
まどか「聞こえた!やった、成功だよっ!」
さやか「おぉ、マミさんの声までここまで鮮明に聞こえるんだ。凄いな最近の盗聴器……」
ほむら『……ごめんなさい、良さがイマイチ理解できません。私には少し早すぎるのかも……』
マミ『そうかしら?まあ、暁美さんの場合は既に完成された物を使ってるから、わからないのも仕方ないのかもね』
ほむら『ええ…あ、ちょっとすいません。携帯が鳴って……』
マミ『お電話?』
ほむら『いえ、メールです。まどかから……』
マミ『あら、相変わらずお熱いわね』
まどか「でしょう?わたしたちの間には誰かが入り込む余地なんて無いんですよ。皆無!」
さやか(さっきまで愛が足りないとか、どうのこうのと騒いでた人間の言う事じゃないな……)
>>86
すまんな
すまんな
マミ『鹿目さん、なんて言ってるの?』
ほむら『えっと……その…今日は私が上になるから、いっぱいしようねって…』
マミ『あら、お盛ん』
さやか「あんた、なんてもの送ってんのよ…」
まどか「ただの牽制だよ」
ほむら『……はぁ』
マミ『どうかしたの?折角の恋人からのお誘いなのに』
ほむら『いえ、嬉しいんですけど……』
さやか「お?」
まどか「え?」
マミ『……相談、かしら?』
ほむら『すいません、毎回毎回……』
マミ『いえ、いいのよ。可愛い後輩達が仲良くしているのが、私にとっても一番だもの』
さやか「これは……マミさん無実っぽいけど新たな疑惑が出て来たか?」
まどか「ほむらちゃん、やっぱり私に不満が……」
マミ『それで、鹿目さんと何かあったの?』
ほむら『いいえ、そんなことはないんです。ただ……私たちってほとんど毎日、その…遊んでるんですけど』
マミ『ええ、らしいわね。ついでに言うならあなたたちが結構ハードな内容の性的な関係を持ってる事も、
ある程度は察しがついているから隠さなくても大丈夫よ。私は軽蔑したり、引いたりもしないわ』
ほむら『……ありがとうございます』
さやか「おぉ……これが大人の対応か」
まどか(………相談ってなんなんだろう)ドキドキ
ほむら『続きを話しますね。巴さんのご想像通り、私はまどかと割と激しく、特殊な形で愛し合ってます。
それが嫌だというわけではないんですけど……少し疲れたというか不安になってしまって』
マミ『不安?それは……鹿目さんと、この先うまくやっていけるかとか、そういうことかしら』
まどか「そんなこと言うまでも無いよ。わたしとほむらちゃんは末永く幸せになるって決まってるんだから!」
さやか「少なくとも、まどかの頭ん中だけは常に幸せ状態でしょうよ」
ほむら『ある意味そうなんですけど、私……このままだと、その内まどかに捨てられるんじゃないかと思って』
まどか「へ?」
マミ『それはまた穏やかじゃないわね。聞いた限りではあなたたち、上手くやれてるような気がするのだけど』
さやか「なんか、どこかで聞いたような話になってきたなぁ…」
ほむら『今のところは上手くいってると思います。でも、これからの事は分からないじゃないですか』
まどか「そ、そんなぁ……私たち、これからもずっとラブラブなんじゃなかったの?何でそんなこと言うの?」
マミ『う~ん、イマイチ要領を得ないわね。そう思った切欠とかはあるの?』
まどか「そうだよ!何の根拠も無しにそんな風に思われてるなんて心外だよ!」
さやか「聞こえないから黙ってなさいっての!第一それをあんたが言う資格は無い」
ほむら『……私は、今までまどかと色んな方法で愛し合ってきました。
私は気持ちよかったし、満たされていました。私が自惚れていなければ、まどかも満足してくれていた筈です』
まどか「自惚れてなんか無いよ、ほむらちゃん。わたしもとっても気持ちよかったよ」
ほむら『でも、ずっとこの関係を続けていられるのか、とも思ってしまうんです。
もしかしたら…まどかは、私の身体にしか興味が無いんじゃないのかと、心配になって…』
マミ『…そう。冗談にしては随分と失礼で性質が悪い話だけど……どうやら本気で悩んでるみたいね』
まどか「そ、そんなことないよ!?ほむらちゃんの身体はすごく魅力的だけど、身体だけが目的だなんて思ってない!」
マミ『きっと鹿目さんなら必死になって、そんなこと無いって泣きそうな眼をして言うでしょうね』
マミ『そこまで言うなら、何か心当たりでもあるんでしょう?ただの思い込みにしては行き過ぎてるもの』
まどか「そんなはずない…ほむらちゃん目を覚まして。何を考えてるかは知らないけど、濡れ衣だよ」
さやか「……まあ、なんでほむらがそんなこと考えたのかは大体想像がつくけど」
ほむら『心当たりも何も……私たちエッチな事した回数はもう数十回になるのに、デートは二回しかしたこと無いんですよ!?』
ほむら『その二回も私から勇気を出して誘ったからで、まどかは今まで一度も遊びに行こうとも言ってくれなかった。
毎日毎日身体だけ合わせて、性欲だけ発散して……それで身体目当てじゃないのかって心配しない方がおかしいでしょう?!』
マミ『…ジ、ジーザス……』
まどか「」
さやか「…ほらやっぱり。どうせそんなことだろうと思った」
マミ『えっと……暁美さん。それ、本当なのよね?
いえごめんなさい。そんなことまで告白してくれたのに、疑うのは無粋よね……』
さやか「まどか……あんた、言い訳は?」
まどか「だ、だってわたしはほむらちゃんとえっちな事してれば、それだけで幸せな気持ちで一杯になれたから……」
さやか「サイッテー」
まどか「うぅ……」
ほむら『エッチな事が嫌というわけじゃないんです。初めてまどかが私を求めてくれたときは、本当に嬉しかった。
私も気持ちよかったし、だから、まどかに喜んでもらおうと思って色んな事を勉強して覚えました』
ほむら『そのために、色んな物や人を利用したりもしました。杏子だって……
あの子にも酷い事をしました。謝って、一応は許してくれましたけど、やっぱり罪悪感で一杯で……』
さやか「………ほむらちゃんが優しいのをいいことに、ほむらちゃんまで頂いちゃうなんて~…か。恥ずかしくないの?」
まどか「かなり……。あの時、杏子ちゃんに謝ってたんだね…」
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