私的良スレ書庫
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元スレ岡部「親知らずを抜くことになった」
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>>150
お前が食わないんなら俺が全部食う
お前が食わないんなら俺が全部食う
>>151
いや俺が
いや俺が
>>153
いやいやここは俺が
いやいやここは俺が
誰が作ったのかは見てなかったからわからないがとりあえずお粥を食べることができた
口の中の血のせいで血の味しかしなかった。
血ははじめの頃に比べるとだいぶ止まってきてはいるがそれでもまだ吐き出せるぐらいは出てきている
食事が終わったので今度こそ薬を飲む。飲んですぐ効くはずはないのだが気分的なせいもあって少し痛みが楽になる
岡部「みんな、すまなかった。助かったぞ」
そう言いながらソファーに横になる
紅莉栖「岡部寝るの?」
岡部「ああ。疲れがどっと来てな。痛みもひどいし」
まゆり「おやすみオカリン」
岡部「ああ。おやすみ」
少しマシになることを祈りつつ俺はうつぶせになり眼を瞑った
口の中の血のせいで血の味しかしなかった。
血ははじめの頃に比べるとだいぶ止まってきてはいるがそれでもまだ吐き出せるぐらいは出てきている
食事が終わったので今度こそ薬を飲む。飲んですぐ効くはずはないのだが気分的なせいもあって少し痛みが楽になる
岡部「みんな、すまなかった。助かったぞ」
そう言いながらソファーに横になる
紅莉栖「岡部寝るの?」
岡部「ああ。疲れがどっと来てな。痛みもひどいし」
まゆり「おやすみオカリン」
岡部「ああ。おやすみ」
少しマシになることを祈りつつ俺はうつぶせになり眼を瞑った
―――どれだけの時間がたったのだろう
睡眠の波が収まりふと目が覚めたのでゆっくりと体を起こす
岡部「んっ・・・」
ダル「お、オカリン起きた?調子はどう?」
ダルはパソコンに向かいながらいつものゲームをやっている
ラボメンガールズはというと・・・鈴羽は帰ったようだ
まゆり「あーオカリン大丈夫?」
岡部「ああ。前よりはな」
痛みは寝る前より少し楽になっていた。時間が経ったせいか薬が効いたせいかはわからないが。
マシになったとはいえまだ激痛が走る。ピークを過ぎただけというのが正しいのかもしれない
ケータイを開け時計を見る。確か昼にお粥を食べたのは13:00頃だったか
今の時刻は19:00。薬を飲んで6時間か・・・もう効果が切れていてもおかしくないな
口の中は相変わらず血の味しかしない。
睡眠の波が収まりふと目が覚めたのでゆっくりと体を起こす
岡部「んっ・・・」
ダル「お、オカリン起きた?調子はどう?」
ダルはパソコンに向かいながらいつものゲームをやっている
ラボメンガールズはというと・・・鈴羽は帰ったようだ
まゆり「あーオカリン大丈夫?」
岡部「ああ。前よりはな」
痛みは寝る前より少し楽になっていた。時間が経ったせいか薬が効いたせいかはわからないが。
マシになったとはいえまだ激痛が走る。ピークを過ぎただけというのが正しいのかもしれない
ケータイを開け時計を見る。確か昼にお粥を食べたのは13:00頃だったか
今の時刻は19:00。薬を飲んで6時間か・・・もう効果が切れていてもおかしくないな
口の中は相変わらず血の味しかしない。
わたしはまだ親知らずを3本歯茎の中に残している•••••
この意味が•••••
この意味が•••••
まゆり「オカリン口のまわり血でべったりだよ・・・」
まゆりが濡れタオルで口のまわりを拭いてくれる。口周りがさっぱりして気持ちがいい
吹き終わったタオルを見ると乾燥した血を拭いたせいで薄茶色に染まっていた
紅莉栖「ち、ちょっと岡部!」
紅莉栖が驚いた顔で何かを指さしている。
指さした方向を見るとそこには、
・・・血で
・・・たっぷりと
・・・赤く染まったソファー
まゆりが濡れタオルで口のまわりを拭いてくれる。口周りがさっぱりして気持ちがいい
吹き終わったタオルを見ると乾燥した血を拭いたせいで薄茶色に染まっていた
紅莉栖「ち、ちょっと岡部!」
紅莉栖が驚いた顔で何かを指さしている。
指さした方向を見るとそこには、
・・・血で
・・・たっぷりと
・・・赤く染まったソファー
間隔あけて親知らずを2つ抜いたけど麻酔切れた後も全く痛くならなかった私は幸せなんだろうな。
岡部「―――っ!!」
自分の口のまわりについていた血を拭いたタオルを見る
寝る前にもティッシュに血を何回も吐いていた。しかし寝ている間に血を吐けるわけがない
ならどうなるか。垂れ流すしかない
よだれのように垂れ流すしかない
俺が今さっきまで寝ていたソファーには、
俺の顔がうつぶせで置かれていたその場所には、
凄い量の血と涎が染みついていた・・・
自分の口のまわりについていた血を拭いたタオルを見る
寝る前にもティッシュに血を何回も吐いていた。しかし寝ている間に血を吐けるわけがない
ならどうなるか。垂れ流すしかない
よだれのように垂れ流すしかない
俺が今さっきまで寝ていたソファーには、
俺の顔がうつぶせで置かれていたその場所には、
凄い量の血と涎が染みついていた・・・
まゆり「あー!ソファーが血でべったりだよ・・・」
俺の血で染まったソファー。血がまだ乾燥してないのか染みついた場所はまだ赤い
ダル「ちょ・・・オカリン下に何も轢かなかったん!?」
紅莉栖「もうこのソファーは使えないわね・・・洗濯もできないし」
岡部「す、すまない・・・まさかこんなことになるなんて・・・」
まゆり「仕方ないよ・・・オカリン」
岡部「すまん・・・」
俺の血で染まったソファー。血がまだ乾燥してないのか染みついた場所はまだ赤い
ダル「ちょ・・・オカリン下に何も轢かなかったん!?」
紅莉栖「もうこのソファーは使えないわね・・・洗濯もできないし」
岡部「す、すまない・・・まさかこんなことになるなんて・・・」
まゆり「仕方ないよ・・・オカリン」
岡部「すまん・・・」
俺も親知らず一気に抜けば良かった
4回に分けたらその度痛かったし
4回に分けたらその度痛かったし
また口が痛くなってきたので痛み止めを飲むために食事をする
食事をすることがこんなにも苦痛になるなんて
今まで普通に食べていたことがいかに幸せなことなのかを実感した
薬を三錠飲み、ソファーの下にタオルを引き再び横になる
あれだけ寝たのだからすぐには寝つけないことはわかっていたが立っているのもつらいのだ
しかし、予想に反して俺は何かに取りつかれたかのように爆睡した
今更ながら入院しておけばよかったと眠りに落ちていく意識の中で思った
食事をすることがこんなにも苦痛になるなんて
今まで普通に食べていたことがいかに幸せなことなのかを実感した
薬を三錠飲み、ソファーの下にタオルを引き再び横になる
あれだけ寝たのだからすぐには寝つけないことはわかっていたが立っているのもつらいのだ
しかし、予想に反して俺は何かに取りつかれたかのように爆睡した
今更ながら入院しておけばよかったと眠りに落ちていく意識の中で思った
―――――
―――
苦痛の日々を送り10日が経った。
今では傷口もふさぎかけているのか痛みも少ない
10日間の間は本当に地獄だった。
案の定熱を出して寝込む。大きな傷が4か所もあるのだ免疫力が落ちて当然だ
食べられる食事はしばらくはお粥だけだった。
頼みの綱の鎮痛剤は3日で切れた。痛みが引くまでの間どれだけ苦しんだことか
―――
苦痛の日々を送り10日が経った。
今では傷口もふさぎかけているのか痛みも少ない
10日間の間は本当に地獄だった。
案の定熱を出して寝込む。大きな傷が4か所もあるのだ免疫力が落ちて当然だ
食べられる食事はしばらくはお粥だけだった。
頼みの綱の鎮痛剤は3日で切れた。痛みが引くまでの間どれだけ苦しんだことか
歯を磨こうと思えるようになったのはいつ頃だっただろう。歯に血がこびりついたなんとも言えない感触
初めて磨いたときは、口から出した歯ブラシは茶色くなっていた
勢い余って傷口を磨いてしまい出血したこともあった
しかし心配していた味覚はなくなることは無かった
親知らず周辺に味覚の神経は通ってなかったのだろう
しかし口の中で感じるのは血の味ばかり
食事もお粥ばかりだったため、実際味覚が生きていたかどうかは怪しいところなのだが
初めて磨いたときは、口から出した歯ブラシは茶色くなっていた
勢い余って傷口を磨いてしまい出血したこともあった
しかし心配していた味覚はなくなることは無かった
親知らず周辺に味覚の神経は通ってなかったのだろう
しかし口の中で感じるのは血の味ばかり
食事もお粥ばかりだったため、実際味覚が生きていたかどうかは怪しいところなのだが
>>175
この痛みで歯医者行けるのか?
この痛みで歯医者行けるのか?
そして今日は抜糸の日である
岡部「口の中を縫った糸を取って・・・ようやく苦痛から解放されるわけだ」
まゆり「でもオカリン頑張ったねー」
岡部「鳳凰院凶真にとってあの程度の痛みなど虫に刺された程度に等しいのだ!フーッハハハ」
ダル「痛みでのたうちまわっていたくせによく言うお・・・」
岡部「口の中を縫った糸を取って・・・ようやく苦痛から解放されるわけだ」
まゆり「でもオカリン頑張ったねー」
岡部「鳳凰院凶真にとってあの程度の痛みなど虫に刺された程度に等しいのだ!フーッハハハ」
ダル「痛みでのたうちまわっていたくせによく言うお・・・」
病院
医者「岡部くん。あれから調子はどうですか?」
岡部「順調ですドクター」
医者「それじゃあ傷口見てみましょうか」
リクライニングシートが下がり医者が口の中を観察する
ミラーのようなものを口に入れ念入りに確認をしている
医者「はい。もう大丈夫ですね。それじゃあ糸抜きましょうか」
岡部「はい。お願いします」
医者「岡部くん。あれから調子はどうですか?」
岡部「順調ですドクター」
医者「それじゃあ傷口見てみましょうか」
リクライニングシートが下がり医者が口の中を観察する
ミラーのようなものを口に入れ念入りに確認をしている
医者「はい。もう大丈夫ですね。それじゃあ糸抜きましょうか」
岡部「はい。お願いします」
今ちょうど親知らずで苦しんでるんだけどマジで苦しいわ。
一本抜くのにいくらかかんの?
一本抜くのにいくらかかんの?
奥歯の上が痛いと先生に言ったら
上ねーとか言いながらやたらニヤニヤしながら
奥歯の下をコツコツ叩かれて死にそうなぐらい激痛が走った
神経がつながってるから勘違いしやすいってニヤニヤしながら説明された
俺がMじゃなかったらキレてるぞ
上ねーとか言いながらやたらニヤニヤしながら
奥歯の下をコツコツ叩かれて死にそうなぐらい激痛が走った
神経がつながってるから勘違いしやすいってニヤニヤしながら説明された
俺がMじゃなかったらキレてるぞ
抜糸は思ってたより簡単に終わった。痛みは無かった
待合室に戻るとまゆりとダルと紅莉栖が待っていた
紅莉栖「で、どうだったって?」
岡部「フ、完治だそうだ」キリッ
俺は口を広げ紅莉栖に口内を見せる
以前こうしたときは紅莉栖に口臭と血の匂いがひどいと怒られたこともあったな
まゆり「よかったねーオカリン」
岡部「ああ。本当によかった。早めに終わったからこれから夏休みを満喫できるぞ!フーッハハハ!!」
紅莉栖「まさかそのために4本まとめて抜いたの・・・?」
ダル「「さすがオカリン!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」
待合室に戻るとまゆりとダルと紅莉栖が待っていた
紅莉栖「で、どうだったって?」
岡部「フ、完治だそうだ」キリッ
俺は口を広げ紅莉栖に口内を見せる
以前こうしたときは紅莉栖に口臭と血の匂いがひどいと怒られたこともあったな
まゆり「よかったねーオカリン」
岡部「ああ。本当によかった。早めに終わったからこれから夏休みを満喫できるぞ!フーッハハハ!!」
紅莉栖「まさかそのために4本まとめて抜いたの・・・?」
ダル「「さすがオカリン!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!」
―――――
―――
次の日
岡部「今日皆に集まってもらったのは他でもない!」
岡部「Dメールの実験をするためだッ!!」
ラボにはラボメン8人が全員集合している
紅莉栖「で、どういう実験をするの?」
岡部「宝くじを買って過去を変えるのだ!」
紅莉栖「サイテー・・・」
岡部「黙れセレセブ!他に何かいい案が思い浮かぶのか!?」
紅莉栖「そ、それは・・・」
―――
次の日
岡部「今日皆に集まってもらったのは他でもない!」
岡部「Dメールの実験をするためだッ!!」
ラボにはラボメン8人が全員集合している
紅莉栖「で、どういう実験をするの?」
岡部「宝くじを買って過去を変えるのだ!」
紅莉栖「サイテー・・・」
岡部「黙れセレセブ!他に何かいい案が思い浮かぶのか!?」
紅莉栖「そ、それは・・・」
岡部「過去に送るメールの文章を考える任務は閃光の指圧師!お前に任せる!」
萌郁「コクン」
紅莉栖「でも過去を変えるなんて・・・」
岡部「フッ実はお前も実験がしたくてしたくて仕方ないのではないか?」
紅莉栖「そ、それは・・・でも宝くじとか私利私欲のために使うのはよくないと思う」
まゆり「まゆしぃもそう思います」
フェイリス「凶真、ちっちゃいニャ」
岡部「く・・・!」
萌郁「コクン」
紅莉栖「でも過去を変えるなんて・・・」
岡部「フッ実はお前も実験がしたくてしたくて仕方ないのではないか?」
紅莉栖「そ、それは・・・でも宝くじとか私利私欲のために使うのはよくないと思う」
まゆり「まゆしぃもそう思います」
フェイリス「凶真、ちっちゃいニャ」
岡部「く・・・!」
岡部「貴様らが何を言おうと俺は実験をする!狂気のマッドサイエンティストだからな!!」
岡部「宝くじが嫌というのならまずはその代案を出せ!何かあるか!?」
ラボメン全員が黙り込む。それもそうだ
宝くじのように変わった事が観測しやすい自称はあるだろうか?いやない。あるはずがない
このIQ170の俺が考えた案なのだからな!フーッハハハ!!
萌郁「あの・・・」
岡部「宝くじが嫌というのならまずはその代案を出せ!何かあるか!?」
ラボメン全員が黙り込む。それもそうだ
宝くじのように変わった事が観測しやすい自称はあるだろうか?いやない。あるはずがない
このIQ170の俺が考えた案なのだからな!フーッハハハ!!
萌郁「あの・・・」
つまり原作ではずっと親知らずマジいてーと思いながら奔走してたんだな
岡部「なんだ。指圧師よ。文章は書けたか?」
萌郁「・・・」
そこで聞きなれたメールの着信音が鳴った
・・・相手は分かっている。どうせ萌郁だろう。メールを開け文章を読んだ
それを見て俺は、
俺は凍りついた
萌郁「・・・」
そこで聞きなれたメールの着信音が鳴った
・・・相手は分かっている。どうせ萌郁だろう。メールを開け文章を読んだ
それを見て俺は、
俺は凍りついた
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