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    元スレ岡部「親知らずを抜くことになった」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - steins;gate + - クズ紅莉栖 + - ホラー + - リョナ + - 抜歯 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ダル「まじですか」

    岡部「マジだ」

    まゆしぃ「頑張ってねオカリン・・・」

    ダル「生きて帰ってこいよ・・・」

    岡部「たかが歯を抜くだけだろう・・・大袈裟だな」

    2 :

    怖いから歯医者には行かない

    3 = 1 :

    紅莉栖「なんで親知らず抜くことになったのよ」

    岡部「虫歯が原因で」キリッ

    ダル「寝る前にドクペ飲むからだお」

    岡部「なってしまったものはしかたないだろ」

    岡部「で、親字知らずは治療できないからな。抜くしかあるまい」

    4 = 1 :

    病院

    歯医者「じゃあ岡部さん。治療始めましょうか」

    岡部「はい」

    歯医者「じゃあ麻酔しますね。ちょっと痛みますから我慢してくださいね」

    岡部「はい」

    歯医者は麻酔薬が入った注射針をもって岡部の口の中に入れると親知らずが埋まっている場所に針を刺した

    岡部「ぐ、うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

    5 :

    なにこのトラウマスレ

    6 :

    えっこのスレ…面白くなるの…

    7 = 1 :

    岡部(痛かった・・・でもそろそろ麻酔が効き始めているのか口がピリピリしてきたな)

    医者「じゃあ歯抜きますね」

    岡部「はい」

    医者はメスを取り顔色一つ変えずにそれを俺の口の中に挿入する。
    一分もしないうちにメスを抜きペンチのようなものに持ち替えた。どうやら切開はもう終了したみたいだ
    看護婦が口の中の水分を吸引する機械で血を吸引しているせいか血の味はあまりしない

    そして今度はペンチを俺の口のなかに挿入した。そして

    ミシミシッゴリッゴリッ

    8 = 5 :

    やめろ!

    9 :

    あばっばばっばばばっばばばっばb

    10 = 1 :

    自分の右上あごにものすごい力が加わる。自分には歯を抜かれているという実感はない。麻酔が効いているため痛みがほとんどないからだ
    全く痛くないというわけではない。麻酔は効いていてもやはり少し痛い
    しかし麻痺はしていてもペンチで歯を抜こうとしている医者のすごい力はあごを通して伝わってくる
    親知らずに対して右、左、上、下、とあらゆる方向力が働いているのがわかる。歯の根っこぐりぐりされているような気持ち悪い感覚

    そうしている間に舌と下あごの間にどんどん液体が溜まっていく。血だ。その液体も看護婦が吸引器で吸引してくれるため口から溢れることはない。血の味もしない
    恐怖のせいで目を瞑っているため医者の表情は見えない。いったいどんな表情をしているのだろう。なかなか抜けない歯にイラついたりしているのだろうか

    などと思ってる上あごに掛かる力が無くなった。なぜかはわかる。
    ポロッと何かが取れた感覚は俺にもしっかりと伝わっていた。

    11 :

    麻酔効くまで20分待機
    抜くのに2分
    血止まるのに20分待機

    12 :

    家族写真はいつだってー

    13 :

    歯医者は嫌いだ....

    14 = 1 :

    どうやら抜けたようだ。聞いていた通りあっと言う間だった
    抜くのと同時に看護婦が吸引をやめたため口には血の味が広がっている

    歯医者「取れましたよ。とりあえず口を洗ってください」

    あらかじめ用意されていた水を口に含む。吐いた水は血で真っ赤だった

    岡部(しかしちょろいな・・・かなり大変と聞いていたのだが・・・)

    口を漱ぐのやめるとすぐに血の味が広がるので俺は何度も口を洗った

    岡部(ふむ。これだけ簡単なら・・・)

    歯医者「とりあえず、今回はこれで終わりd」

    岡部「あ、もう残りの3本も全部抜いちゃってください」

    15 :

    やべええええええええええええええええええ

    16 = 9 :

    えええええええええええええええ

    17 :

    このテンションはわかる

    18 :

    はい死んだー

    19 = 1 :

    歯医者「え」

    岡部「あと3回も抜きにくるのも面倒なんで」

    一応抜歯も手術に分類される。今回の手術では上2本、下2本の計4本を抜く予定だった。
    しかし、4回も医者の所に行って手術して・・・というのはあまりにも面倒だ

    歯医者「ま、まぁ一気に4本抜かれる方もおられますが・・・」

    岡部「じゃあお願いします」

    あと3回もわざわざ行くなんて時間ももったいない。まだ夏休みは始まったばかりなのだ。抜歯に遊び時間を取られるのもつらい
    だったら話は簡単。まとめて抜けばいい。だってこんなにも楽なんだから

    流石はIQ170の灰色の脳細胞を持つ狂気のマッドサイエンティスト!

    こんな発想を思いつく自分が恐ろしい!

    20 :

    抜いた後が一番きついのにね!馬鹿だね!

    21 :

    無茶しやがって・・・

    22 :

    そういえば上下左右全部親知らずでてきて綺麗に生えたな

    23 :

    >>22
    デカ顔乙

    24 = 9 :

    ポケットが…
    飯食いにくくならん?

    25 = 1 :

    医者「じゃあ抜きますね」

    岡部「お願いします」

    リクライニングシートが再びダウンしていく。
    一番下までダウンすると再び医者と看護婦が配置につく。

    そしてさっきと同じように歯を抜き始めた。

    ミシミシッゴリッゴリッ!!
    ミシミシッゴリッゴリッ!!
    ミシミシッゴリッゴリッ!!



    ―――手術はわずか40分で終了した

    26 :

    親知らずが4本ともそもそも無かった

    27 :

    明日ってか今日歯医者行ってくるわ

    28 = 1 :

    手術が終了して待合室に戻るとそこにはまゆりがいた

    まゆり「あ!オカリントゥットゥルー♪」

    岡部「ああ、あふりは。あはあはいへうへあおあ」(ああ、まゆりか。わざわざ来てくれたのか)

    まゆり「オカリンったら何しゃべってるかわからないよー?おかしいね、えっへへー」

    俺がしゃべれないのは傷口にガーゼを挟んで噛んでいるからだ。
    切開した部分は針で塗ってはあるもののやはり血はまだひどい。まあすぐに止まるだろう。

    29 :

    岡田倫太郎って親知らず全部斜めに生えてそう

    30 = 29 :

    あ、名前間違っちゃったごめんね

    31 :

    凶真はバカだなぁ

    32 = 9 :

    いやあああああああああああ

    33 = 1 :

    まゆり「で、手術はどうだった?」

    ・・・こいつは俺がしゃべれないとわかっていても話しかけるのか
    仕方なく俺はケータイを取り出しメールで返事を返すことにした

    岡部『思っていたより楽で拍子抜けした。先生の治療が上手かったのかもしれん』

    まゆり「へー。いいお医者さんでよかったねー。今はどう?痛い?」

    岡部『痛くはないな。麻酔のしびれが少しあるぐらいだ』

    まゆり「そうなんだー。で、縫いた歯はどうしたの?」

    しかし、メールで会話というのは面倒だな。会話ならばすぐに伝わることをいちいち文章に起こさなければならないとは・・・
    閃光の指圧師は普段こんな面倒なことをやっていたのかと今更ながら思う

    34 :

    こわいこわいこわいこわいこわい

    35 :

    あ、ああああああああああああぁぁぁぁぁ

    36 :

    何このスレ金玉ヒュンってなる

    37 = 9 :

    ますいがますおがまばままままmすいいいいいいあ

    38 :

    あの抜歯した後の激痛といったら…

    39 = 1 :

    岡部『抜いた歯は袋に入れてもらって貰ってきたぞ』

    まゆり「わー!すごーい!」

    これだと言うようにまゆりに先ほどまで歯だったものを誇らしげに見せる。
    本当は置いてきてもよかったのだがどうしますか?と聞かれたら持ち帰りたくなるものなのだ

    医者の話によれば、何分割かして取り出すこともあるらしいが俺のは4本ともきれいに抜けたため形もそのままなのだ
    歯が折れずに分割せずに一回で取れたことも楽に抜けたことの一因でもあるらしい
    ともあれ綺麗な状態で持ち帰れたことにちょっとした嬉しさがこみあげる

    ラボに帰ったら綺麗に洗って血を落としてやらねばなどと考えているうちに再び医者に呼び出された

    40 = 22 :

    親知らずって痛いの?

    41 = 27 :

    別にそれ単体では痛くはない
    斜めに生えたりして他の歯を圧迫したり
    磨きにくい位置に生えて虫歯になりやすかったりする

    42 = 9 :

    >>40
    痛くはないけど変な向きに生えたりすると歯並び悪くなるし虫歯になりやすい

    43 = 1 :

    処置室に入るとガーゼを吐き、椅子に横になるよう指示された

    医者「うん。血は止まってますね」

    そういいながら消毒液の沁みたガーゼを患部にあてる。

    医者「いいですよ。今日はこれで終わりです」

    岡部「ありがとうございます」

    リクライニングシートが起き上がる。看護婦によってすでにコップには水が用意されていた
    例によって口を漱ぐ。・・・吐いた水は赤い

    医者「これから漱ぐときはあまり勢いよくしないでください」

    岡部「というと?」

    医者「傷口で固まった血の塊が勢い余って取れることがあるからです」

    医者「血の塊はかさぶたのようなものなので取れるとやはり治りが悪くなるんですよ」

    岡部「分かりました。気を付けます。」

    医者「あとこれを渡しておきます。抜歯後の生活の注意が乗ってますから」

    岡部「わかりました。感謝します、ドクター」

    44 = 1 :

    ラボ

    ダル「お!おかえりオカリン!歯はどうなったん?」

    岡部「簡単に終わったぞ。あんなにおどしやがって貴様は!」

    紅莉栖「ねえねえ岡部。その抜いた歯ってのは持って帰ってきたの?」

    岡部「勿論だ。たとえ親知らずといえど18年俺と過ごした仲だ。見捨てるわけにもいかん」

    紅莉栖「わー!見せて見せて!」

    ダル「僕も見たいお!」

    45 = 27 :

    18年はないんじゃないかな……

    46 = 1 :

    岡部「まったく・・・ほれ」

    俺はポケットから歯の入った袋を取り出した。
    そういえば血で汚れているから洗ってあげねばと思っていたのだ。見せ終わったら洗いに行こう

    紅莉栖「にしてもデカいのが取れたのねー」

    ・・・ん

    ・・・ダルの

    ・・・ダルの様子が

    ・・・おかしい

    ダル「オカリン・・・もしかして4本抜いたん・・・?」

    47 = 17 :

    術前にとべよおおおおお

    48 = 34 :

    妙なフラグ立てないでくれよ・・・

    49 = 9 :

    とべよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

    50 = 1 :

    オカリン「ん?ああ。お前が言っていたのを想像してたらあまりの楽さに拍子抜けしてな!」

    オカリン「まとめて4本全部抜いてきたのだッ!」

    白衣をなびかせ得意のポーズを決める

    岡部「本来のスケジュールでは親知らずの治療に夏休みの大半の時間を割かねばならなかった・・・」

    当初、親知らずの治療は一本抜いた後、その傷が完治してから別の歯を抜く予定だった
    傷がふさがるのに1週間。つまり4本で合計4週間の治療時間が必要となってしまう。

    岡部「しかぁし!4本まとめて抜いことで口の傷がふさがったあとのことをもう気にしなくてもよい!」

    岡部「夏休みを!時間を有意義に過ごせるのだ!」

    岡部「ふっ・・・自分の才能が怖い」

    ダル「オカリン・・・」

    ダル「馬鹿すぎだろjk・・・」


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