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元スレさやか「かつあげ女!」杏子「げっ…」
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さやか(かつあげなんてやめろって偉そうなこと言って、一日泊めるだけのことで面倒見た気になって…)
さやか(ダメなんだ…こんなことだけじゃ…)
さやか(早く…なんとかしてあげなくちゃ)
さやか(でもどうしてあげたらいいんだろう…)
さやか(親に内緒で家に住ます?)
さやか(いくら親が共働きだっていつかバレるに決まってる…)
さやか(親に頼む?)
さやか(…分かってくれるとは限らない。ううん。むしろ…警察に連絡されちゃうかもしれない)
さやか(………マミさん…!一人暮らしのマミさんに頼めば…)
さやか(………親以上に無理じゃない?かつあげしようとした奴だし…それにマミさんだって中学生なんだよね…そんな責任押し付けるわけにいかない…)
さやか「……………」
さやか(あたしは杏子になにをしてあげられるんだろう…)
さやか(ダメなんだ…こんなことだけじゃ…)
さやか(早く…なんとかしてあげなくちゃ)
さやか(でもどうしてあげたらいいんだろう…)
さやか(親に内緒で家に住ます?)
さやか(いくら親が共働きだっていつかバレるに決まってる…)
さやか(親に頼む?)
さやか(…分かってくれるとは限らない。ううん。むしろ…警察に連絡されちゃうかもしれない)
さやか(………マミさん…!一人暮らしのマミさんに頼めば…)
さやか(………親以上に無理じゃない?かつあげしようとした奴だし…それにマミさんだって中学生なんだよね…そんな責任押し付けるわけにいかない…)
さやか「……………」
さやか(あたしは杏子になにをしてあげられるんだろう…)
翌日
チュンチュン チュンチュン
杏子「んあ…」パカッ
杏子「…」ボー
もふっ
杏子(…?ベット…?なんでベット…)ボヘー
さやか「…おはよう」
杏子「………?」
杏子(…あ、泊まったんだっけ)ボリボリ
さやか「おーはーよーうー!」
杏子「ん…おはよ」
ギュルル…
杏子「…腹減った」
さやか「起きてすぐそれかい」
杏子「うん…」ギュルルル
チュンチュン チュンチュン
杏子「んあ…」パカッ
杏子「…」ボー
もふっ
杏子(…?ベット…?なんでベット…)ボヘー
さやか「…おはよう」
杏子「………?」
杏子(…あ、泊まったんだっけ)ボリボリ
さやか「おーはーよーうー!」
杏子「ん…おはよ」
ギュルル…
杏子「…腹減った」
さやか「起きてすぐそれかい」
杏子「うん…」ギュルルル
さやか「はぁ…なんか食べよっか」
杏子「!あぁ!」
さやか「じゃ、行こ」
杏子「あ…でもこんな格好で…」ボサボサ
さやか「お父さんもお母さんももう仕事行ったから平気だよ」
杏子「そうなのか?早いな」
さやか「うん。7時半ぐらいには家出ちゃうから」
杏子「へー…って今何時?」
さやか「…10時」
杏子「10時…?さやかお前学校は!?」
さやか「今日は自主的にお休み」
杏子「なんだそうか……自主的っておい!」
杏子「!あぁ!」
さやか「じゃ、行こ」
杏子「あ…でもこんな格好で…」ボサボサ
さやか「お父さんもお母さんももう仕事行ったから平気だよ」
杏子「そうなのか?早いな」
さやか「うん。7時半ぐらいには家出ちゃうから」
杏子「へー…って今何時?」
さやか「…10時」
杏子「10時…?さやかお前学校は!?」
さやか「今日は自主的にお休み」
杏子「なんだそうか……自主的っておい!」
さやか「まぁいいからいいから!」
杏子「具合悪いのか?」
さやか「んー…寝不足?」
杏子「!ひょっとしてあたしの寝相が悪いから…」
さやか「じょーだんよ!冗談!ただのさぼり!」
杏子「いいのか?」
さやか「一日くらいいいでしょ。さ、ご飯ご飯」スタスタ
杏子「飯っ!」ダダッ
杏子「具合悪いのか?」
さやか「んー…寝不足?」
杏子「!ひょっとしてあたしの寝相が悪いから…」
さやか「じょーだんよ!冗談!ただのさぼり!」
杏子「いいのか?」
さやか「一日くらいいいでしょ。さ、ご飯ご飯」スタスタ
杏子「飯っ!」ダダッ
食後
杏子「うまかったー」ケフッ
さやか「朝から食パン一斤食べるってどういうことなのよ…」
杏子「ん?お前全然食べてないじゃないか」
さやか「あー…あんたの見てるだけでお腹いっぱい」
杏子「食べてやろうか?」キラキラ
さやか「まだ食べるの?」
杏子「食い物は粗末にできないだろ!」
さやか「食べたいだけでしょ…はい」スッ
杏子「おうっ!」
杏子「うま」ムシャムシャ
さやか「………あのさ」
杏子「んぐ?」モグモグ
さやか「…あんた、施設戻りなよ」
杏子「は?」ピタッ
杏子「うまかったー」ケフッ
さやか「朝から食パン一斤食べるってどういうことなのよ…」
杏子「ん?お前全然食べてないじゃないか」
さやか「あー…あんたの見てるだけでお腹いっぱい」
杏子「食べてやろうか?」キラキラ
さやか「まだ食べるの?」
杏子「食い物は粗末にできないだろ!」
さやか「食べたいだけでしょ…はい」スッ
杏子「おうっ!」
杏子「うま」ムシャムシャ
さやか「………あのさ」
杏子「んぐ?」モグモグ
さやか「…あんた、施設戻りなよ」
杏子「は?」ピタッ
さやか「だってさ、これからどうするの?お金ないんでしょ?」
杏子「…………」
さやか「またかつあげするの?もし、したとしてもそれってずっと続けられることじゃないじゃない」
さやか「それにそんなこと続けてたらいつかもっと大きな罪を犯すかもしれない…」
さやか「そんなのさ…ダメだよ」
杏子「分かってるよ…そんなこと」
さやか「だったら…」
杏子「……嫌だ」
さやか「…なんでよ」
杏子「嫌なもんは嫌だ」
さやか「だからなんでよ!」
杏子「うるせぇ!無責任にとやかく言うな!」
さやか「無責任…?無責任ってなによ!」
杏子「…………」
さやか「またかつあげするの?もし、したとしてもそれってずっと続けられることじゃないじゃない」
さやか「それにそんなこと続けてたらいつかもっと大きな罪を犯すかもしれない…」
さやか「そんなのさ…ダメだよ」
杏子「分かってるよ…そんなこと」
さやか「だったら…」
杏子「……嫌だ」
さやか「…なんでよ」
杏子「嫌なもんは嫌だ」
さやか「だからなんでよ!」
杏子「うるせぇ!無責任にとやかく言うな!」
さやか「無責任…?無責任ってなによ!」
さやか「あたしだって考えたわよ!あんたのためになにができるかって!親に内緒で家に住まそうかと思ったけどいつかバレるに決まってるし、親に相談したって分かってくれるとは限らない!むしろ警察に通報されちゃうかもしれない!」
さやか「一人暮らしのマミさんにお願いしようかとも思ったけどマミさんだってただの中学生よ!そんな責任押し付けられない!」
さやか「あたしが杏子に直接してあげられることなんてなに一つ無い…」
さやか「だから…だから一番安全な施設に戻ってほしいの…」
さやか「今のあたしじゃなにもしてあげられないから…だから…お願い…」
杏子「…………でも嫌なんだよ…見え透いた家族ごっこに吐き気がするんだ!あんな家族ごっこで喜んでる奴らのところなんて戻りたくない!」
さやか「家族ごっこ、家族ごっこって!あんたが捻くれてるからそう見えるだけじゃないの!?」
杏子「うるさい!あいつらは私の家族じゃないんだ!あたしの家族はっ…あたしの家族はみんな死んだんだよっ!!」
さやか「っ…!」
杏子「あいつらなんか私の家族じゃないんだ…違うんだ…違うんだよ…」
さやか「杏…子…」
さやか「……………」
さやか「……五年」
杏子「…?」
さやか「一人暮らしのマミさんにお願いしようかとも思ったけどマミさんだってただの中学生よ!そんな責任押し付けられない!」
さやか「あたしが杏子に直接してあげられることなんてなに一つ無い…」
さやか「だから…だから一番安全な施設に戻ってほしいの…」
さやか「今のあたしじゃなにもしてあげられないから…だから…お願い…」
杏子「…………でも嫌なんだよ…見え透いた家族ごっこに吐き気がするんだ!あんな家族ごっこで喜んでる奴らのところなんて戻りたくない!」
さやか「家族ごっこ、家族ごっこって!あんたが捻くれてるからそう見えるだけじゃないの!?」
杏子「うるさい!あいつらは私の家族じゃないんだ!あたしの家族はっ…あたしの家族はみんな死んだんだよっ!!」
さやか「っ…!」
杏子「あいつらなんか私の家族じゃないんだ…違うんだ…違うんだよ…」
さやか「杏…子…」
さやか「……………」
さやか「……五年」
杏子「…?」
どういうことだオイ…気になって寝れないじゃねえか!
しえんしえん
しえんしえん
さやか「高校卒業するまでの五年間だけ我慢しなさいよ」
さやか「五年、我慢したら…」
さやか「一緒に暮らそう」
杏子「…へっ?」
さやか「高校生になったらバイトして二人で暮らせるようにお金貯めるから」
さやか「だからそれまで施設に戻ってよ…」
さやか「あたしが、あんたの面倒見れるようになるまで我慢してよ!!」
さやか「うっ…ぐすっ…うええええええ!」ボロボロ
杏子「!?なっ泣くなよ!」オロオロ
さやか「だって…だってぇぇぇぇ!」ボロボロ
杏子「………」
杏子「…分かったよ」
さやか「…えっ」
杏子「分かったから泣き止めよ…」ギュッ
さやか「っ…!」ドキッ
さやか「五年、我慢したら…」
さやか「一緒に暮らそう」
杏子「…へっ?」
さやか「高校生になったらバイトして二人で暮らせるようにお金貯めるから」
さやか「だからそれまで施設に戻ってよ…」
さやか「あたしが、あんたの面倒見れるようになるまで我慢してよ!!」
さやか「うっ…ぐすっ…うええええええ!」ボロボロ
杏子「!?なっ泣くなよ!」オロオロ
さやか「だって…だってぇぇぇぇ!」ボロボロ
杏子「………」
杏子「…分かったよ」
さやか「…えっ」
杏子「分かったから泣き止めよ…」ギュッ
さやか「っ…!」ドキッ
さやか(あ、あれ…なんであたしドキドキして…?)ドキドキ
杏子「さやか…」
さやか「はいっ!?」
杏子「………ありがとう」
さやか「え…」
杏子「あたしなんかのためにそこまで考えてくれて…」
杏子「そんなこと思ってくれる人がいるってだけであたしもがんばれそうだよ」
さやか「……うん」ギュッ
杏子(つーか今のプロポーズみたいだったな…)ドキドキ
さやか(よく考えたら今のプロポーズみたいだったかも…)カァッ
杏子「さやか…」
さやか「はいっ!?」
杏子「………ありがとう」
さやか「え…」
杏子「あたしなんかのためにそこまで考えてくれて…」
杏子「そんなこと思ってくれる人がいるってだけであたしもがんばれそうだよ」
さやか「……うん」ギュッ
杏子(つーか今のプロポーズみたいだったな…)ドキドキ
さやか(よく考えたら今のプロポーズみたいだったかも…)カァッ
杏子「そうと決まれば今日にでも戻るかなー」
さやか「えっ今日?」
杏子「あぁ。思い立ったが吉日、ってね」
さやか「行動派ね」
杏子「まぁな」
さやか「施設はどこにあるの?」
杏子「ここから電車だと30分ぐらいかな。歩くと3、4時間ぐらいだけど」
さやか「…歩いてきたの?」
杏子「あぁ」
さやか「バカじゃないの!?」
杏子「無駄に金使えなかったんだからしょうがないだろ!」
さやか「ったくもう…お金貸してあげるから戻るときは電車で戻りなさいよ」
杏子「いやいいよ」
さやか「遠慮しなくていいわよ。‘貸す,だけなんだから」
さやか「えっ今日?」
杏子「あぁ。思い立ったが吉日、ってね」
さやか「行動派ね」
杏子「まぁな」
さやか「施設はどこにあるの?」
杏子「ここから電車だと30分ぐらいかな。歩くと3、4時間ぐらいだけど」
さやか「…歩いてきたの?」
杏子「あぁ」
さやか「バカじゃないの!?」
杏子「無駄に金使えなかったんだからしょうがないだろ!」
さやか「ったくもう…お金貸してあげるから戻るときは電車で戻りなさいよ」
杏子「いやいいよ」
さやか「遠慮しなくていいわよ。‘貸す,だけなんだから」
5年後、そこには恭介から海外でのコンサートに一緒に来て欲しいと誘われるさやかの姿が!
さやか「返済は出世払いね」
杏子「……さんきゅ」
さやか「うん」
さやか「…ねぇ、あたしも一緒に行っていい?」
杏子「は?」
さやか「いや…あんた一人じゃ帰りにくいかなーって…それにどんなとことなのかも気になるし…」ゴニョゴニョ
杏子「…」クスッ
杏子「バーカ。ガキじゃねぇんだから平気だよ」
さやか「……そっか」
杏子「あぁ」
さやか「…とりあえずそれ食べちゃいなさいよ」
杏子「ん?おぉ」パクッ
さやか「午前中ぐらいはゆっくりしていきなよ」
杏子「じゃあそうすっかな」モグモグ
さやか「うん」ニコッ
杏子「……さんきゅ」
さやか「うん」
さやか「…ねぇ、あたしも一緒に行っていい?」
杏子「は?」
さやか「いや…あんた一人じゃ帰りにくいかなーって…それにどんなとことなのかも気になるし…」ゴニョゴニョ
杏子「…」クスッ
杏子「バーカ。ガキじゃねぇんだから平気だよ」
さやか「……そっか」
杏子「あぁ」
さやか「…とりあえずそれ食べちゃいなさいよ」
杏子「ん?おぉ」パクッ
さやか「午前中ぐらいはゆっくりしていきなよ」
杏子「じゃあそうすっかな」モグモグ
さやか「うん」ニコッ
午後
杏子「そろそろ行くよ」
さやか「あたしも駅まで一緒に行く」
杏子「ずる休みしてる奴がフラフラ出歩くな」
さやか「うっ…」
杏子「へへっ」
さやか「…ってあんたもずる休みじゃない!」
杏子「あたしはいいんだよ、学校この辺じゃないからな」
さやか「なによそれ…」
さやか「………」
さやか「ちゃんとごめんなさいするのよ」
杏子「平気だよ」
さやか「マミさんところもいつか一緒に謝りに行くんだからね」
杏子「はいはい」
杏子「そろそろ行くよ」
さやか「あたしも駅まで一緒に行く」
杏子「ずる休みしてる奴がフラフラ出歩くな」
さやか「うっ…」
杏子「へへっ」
さやか「…ってあんたもずる休みじゃない!」
杏子「あたしはいいんだよ、学校この辺じゃないからな」
さやか「なによそれ…」
さやか「………」
さやか「ちゃんとごめんなさいするのよ」
杏子「平気だよ」
さやか「マミさんところもいつか一緒に謝りに行くんだからね」
杏子「はいはい」
さやか「ちゃんと毎日お風呂入りなさいよ」
杏子「家出する前はちゃんと入ってたよ」
さやか「お菓子ばっかり食べてたらダメなんだからね!」
杏子「母親かてめーは」
さやか「それから…」
さやか「……………」
さやか「…戻ったらちゃんと連絡よこしなさいよ」
杏子「あぁ」
さやか「絶対だからね!?」
杏子「分かってるって」
さやか「……そう」
杏子「あのさ」
さやか「うん?」
杏子「家出する前はちゃんと入ってたよ」
さやか「お菓子ばっかり食べてたらダメなんだからね!」
杏子「母親かてめーは」
さやか「それから…」
さやか「……………」
さやか「…戻ったらちゃんと連絡よこしなさいよ」
杏子「あぁ」
さやか「絶対だからね!?」
杏子「分かってるって」
さやか「……そう」
杏子「あのさ」
さやか「うん?」
杏子「またなんか作ってくれよ。さやかの料理うめーから」
さやか「…それが別れ際に言う言葉?」
杏子「そうだよ?」
さやか「あんたって本当食べ物のことしか頭にないのね」ハァ…
杏子「うるせーないいだろ」
杏子「今生の別れじゃあるまいし。たかが電車で30分、会おうと思えばすぐだろ?」ニッ
さやか「…それもそうね」クスッ
杏子「あぁ」
さやか「……連絡しなさいよね」
杏子「あぁ」
杏子「………」
杏子「じゃあまた、な」
さやか「うん。また、ね」
さやか「…それが別れ際に言う言葉?」
杏子「そうだよ?」
さやか「あんたって本当食べ物のことしか頭にないのね」ハァ…
杏子「うるせーないいだろ」
杏子「今生の別れじゃあるまいし。たかが電車で30分、会おうと思えばすぐだろ?」ニッ
さやか「…それもそうね」クスッ
杏子「あぁ」
さやか「……連絡しなさいよね」
杏子「あぁ」
杏子「………」
杏子「じゃあまた、な」
さやか「うん。また、ね」
その日の夜
さやか「…」ソワソワ
カワシタ♪
さやか「!」ガバッ
【着信 まどか】
ヤクソクワスレナイヨ♪
さやか「あ…まどかか」ピッ
さやか「まどか?うん、大丈夫。メールで言ったようにちょっとずる休みしちゃっただけだから」
さやか「あはは、ごめんね。明日は行くからさ」
さやか「え、うそ?うわー…明日写させて!」
さやか「ありがと!さすが私の嫁!」
さやか「あはは、うん。また明日ね」
さやか「おやすみー」ピッ
さやか「…」ソワソワ
カワシタ♪
さやか「!」ガバッ
【着信 まどか】
ヤクソクワスレナイヨ♪
さやか「あ…まどかか」ピッ
さやか「まどか?うん、大丈夫。メールで言ったようにちょっとずる休みしちゃっただけだから」
さやか「あはは、ごめんね。明日は行くからさ」
さやか「え、うそ?うわー…明日写させて!」
さやか「ありがと!さすが私の嫁!」
さやか「あはは、うん。また明日ね」
さやか「おやすみー」ピッ
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.' : i: : : : : : :/|: :ハ : :′ |! }| ハ : : ! |: i: : : : :|:i:| l:!
|l: :l: : : : -‐ナ弋{¬ー{- { |!_斗-┼t-|.: : : : !:|:! |!
||: :|.:.:. : : : :| __ゝ! 厂_ノ∠_ jノ|: : : : ; :|:| } / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_
|ハ小; : : : :〈 ̄〃 (_,ヾ 〃イ´(_ ̄〉 |.: : : ,': :|:| _/| _/| / | | ― / \/ | ―――
}:j: /ヽ: : :| { し仭 { し仭 ′!: : :/ : :j:| | | / | 丿 _/ / 丿
|: ; {(べ、:{ c--つ C--っ / : /}: :.:ハ!
l :ハヘヽ ,!\| ::::::::::::::: ′ ::|::::::::::::: /.:/ノ: :/ ノ
`{ 〉`ー、 .| | ノィ イ{: :/
|: l : : ト ;. ´ ̄ ̄` ノ ノ^: :|:|:/
|: l : : l: : :>: . ; . . :<: : : : |:〈
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ノ: l : : l: : l : : : } ̄ ̄`Y´ ̄ ̄{: : l : : l : : :|: |
〆-‐、 : l: : l: 厂ノ || トへ : :l : : :L-‐、
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さやか「ふぅ…」
さやか母「さやかーお風呂入っちゃってー」
さやか「はーい」
さやか「………」
さやか(鳴ったら困るし、一応もっていこう)スッ
風呂場
さやか「…」ワシャワシャ
さやか(昨日はここで杏子の髪洗ってあげたんだよね…)ワシャワシャ
さやか(昨日のことなのになんか懐かしく思える)ワシャワシャ
さやか(変なの…)ワシャワシャ
さやか「…」チラッ
【ケータイ】
さやか(………まだ…かな)
さやか母「さやかーお風呂入っちゃってー」
さやか「はーい」
さやか「………」
さやか(鳴ったら困るし、一応もっていこう)スッ
風呂場
さやか「…」ワシャワシャ
さやか(昨日はここで杏子の髪洗ってあげたんだよね…)ワシャワシャ
さやか(昨日のことなのになんか懐かしく思える)ワシャワシャ
さやか(変なの…)ワシャワシャ
さやか「…」チラッ
【ケータイ】
さやか(………まだ…かな)
さやか部屋
さやか「………」ゴロン
さやか(…まぁ、別に今日連絡するって言ってたわけじゃないし)
さやか(ちゃんと戻ったんなら別にいいんだけど)
さやか(……もしかして戻ってないとか?)
さやか(あ、あり得る…)
さやか(一緒に行くべきだったかな…)
さやか(いやでも戻るってちゃんと言ったし)
さやか(連絡だってするって約束してくれたし)
さやか(………うん)
さやか(大丈夫、だよね)
さやか「………」ゴロン
さやか「………」ゴロン
さやか(…まぁ、別に今日連絡するって言ってたわけじゃないし)
さやか(ちゃんと戻ったんなら別にいいんだけど)
さやか(……もしかして戻ってないとか?)
さやか(あ、あり得る…)
さやか(一緒に行くべきだったかな…)
さやか(いやでも戻るってちゃんと言ったし)
さやか(連絡だってするって約束してくれたし)
さやか(………うん)
さやか(大丈夫、だよね)
さやか「………」ゴロン
さやか(…まぁ、ね)
さやか(そこの先生?たちとも話し合わなきゃいけないだろうし)
さやか(そんなすぐにはふつう連絡よこさないよね)
さやか(てか別に子供じゃないんだしそんなに心配しなくても平気だよね)
さやか(あいつもガキじゃねぇんだって言ってたし)
さやか(………落ち着いたら連絡くれる、よね)
さやか「………」
さやか「……」ゴソゴソ
さやか「……」パカッ
さやか「……」ジー
さやか「……」カチカチ…
さやか「……」パタン
さやか「………」
さやか(10時…か)
さやか(そこの先生?たちとも話し合わなきゃいけないだろうし)
さやか(そんなすぐにはふつう連絡よこさないよね)
さやか(てか別に子供じゃないんだしそんなに心配しなくても平気だよね)
さやか(あいつもガキじゃねぇんだって言ってたし)
さやか(………落ち着いたら連絡くれる、よね)
さやか「………」
さやか「……」ゴソゴソ
さやか「……」パカッ
さやか「……」ジー
さやか「……」カチカチ…
さやか「……」パタン
さやか「………」
さやか(10時…か)
さやか(…もう寝てたりして)
さやか(そうよね、あいつのことだからお腹いっぱいになって連絡するのも忘れてガーガー寝てるんだわきっと)
さやか(ったく)
さやか「………もう寝よ」モゾッ
さやか「……………」
カワシタヤクソク♪
さやか「!」ガバッ
【着信 未登録】
さやか「もしもし!」ピッ
『よっ』
さやか「杏子!」
さやか(そうよね、あいつのことだからお腹いっぱいになって連絡するのも忘れてガーガー寝てるんだわきっと)
さやか(ったく)
さやか「………もう寝よ」モゾッ
さやか「……………」
カワシタヤクソク♪
さやか「!」ガバッ
【着信 未登録】
さやか「もしもし!」ピッ
『よっ』
さやか「杏子!」
杏子『悪いな、遅くなって。寝てたか?』
さやか「寝てないわよ!それよりどうだった?ちゃんと戻ったの?」
杏子『ちゃんと戻ったよ』
さやか「よかったぁ…」ヘナッ
杏子『すげー怒られたけどな』あははっ
さやか「そりゃそうでしょ…」
杏子『まぁ、怒られるのは予想通りだったんだけどさ』
杏子『泣かれるとは思ってなかったよ』
杏子『心配したんだぞって』
さやか「……それもいい人ぶってるように見えた?」
杏子『…いや。怒るだけなら管理者としての責任だけだと思うし、泣くだけならそれこそいい人ぶってるだけに見えたんだろうけど…』
杏子『この人たちはあたしなんかのために泣いてもくれるし、怒ってもくれるんだって』
杏子『そう、素直に思えたよ』
さやか「寝てないわよ!それよりどうだった?ちゃんと戻ったの?」
杏子『ちゃんと戻ったよ』
さやか「よかったぁ…」ヘナッ
杏子『すげー怒られたけどな』あははっ
さやか「そりゃそうでしょ…」
杏子『まぁ、怒られるのは予想通りだったんだけどさ』
杏子『泣かれるとは思ってなかったよ』
杏子『心配したんだぞって』
さやか「……それもいい人ぶってるように見えた?」
杏子『…いや。怒るだけなら管理者としての責任だけだと思うし、泣くだけならそれこそいい人ぶってるだけに見えたんだろうけど…』
杏子『この人たちはあたしなんかのために泣いてもくれるし、怒ってもくれるんだって』
杏子『そう、素直に思えたよ』
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