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元スレ岡部「まゆりに人質にされた……」
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―8月7日 PM07:47 秋葉原某所―
鈴羽「ハァ、ハァ、ハァ……。ここもダメだったかぁ……。え~っと」カチャッ
鈴羽(橋田至に教えてもらった、椎名まゆりが行きそうな場所……)
鈴羽(とらのあな……メロンブックス……メッセサンオー……K-BOOKS……
ゲーマーズ……コスメイト……サンボ……メイクイーン+ニャン2他色々……
もう全部行っちゃったよ)
鈴羽「オカリンおじさんが行きそうな所はもう全部探したし、
街行く人たちにも片っ端から話、聞いたしなぁ……」
鈴羽(確かに――オカリンおじさんが『今』死ぬことは、この世界線ではありえない。
でも、それは逆に言えば『死ねない』ということでもある。
拷問を受けているのなら、必ず助けなきゃ……!)
鈴羽(でも、どうして、この世界線で、椎名まゆりがオカリンおじさんを殺そうとするんだろう。
いくら世界線にゆらぎがあるからといって、こんな極端な事件が発生するの?)
鈴羽(……もしかして、SERNが何らかの形で関与しているのかもしれない……)
鈴羽「とにかく、もっと目撃情報をつかまなきゃ!」ガチャッ!
鈴羽(待っててね、オカリンおじさん!)キキーッ
ドンッ
鈴羽「ぐはっ!」
鈴羽「ハァ、ハァ、ハァ……。ここもダメだったかぁ……。え~っと」カチャッ
鈴羽(橋田至に教えてもらった、椎名まゆりが行きそうな場所……)
鈴羽(とらのあな……メロンブックス……メッセサンオー……K-BOOKS……
ゲーマーズ……コスメイト……サンボ……メイクイーン+ニャン2他色々……
もう全部行っちゃったよ)
鈴羽「オカリンおじさんが行きそうな所はもう全部探したし、
街行く人たちにも片っ端から話、聞いたしなぁ……」
鈴羽(確かに――オカリンおじさんが『今』死ぬことは、この世界線ではありえない。
でも、それは逆に言えば『死ねない』ということでもある。
拷問を受けているのなら、必ず助けなきゃ……!)
鈴羽(でも、どうして、この世界線で、椎名まゆりがオカリンおじさんを殺そうとするんだろう。
いくら世界線にゆらぎがあるからといって、こんな極端な事件が発生するの?)
鈴羽(……もしかして、SERNが何らかの形で関与しているのかもしれない……)
鈴羽「とにかく、もっと目撃情報をつかまなきゃ!」ガチャッ!
鈴羽(待っててね、オカリンおじさん!)キキーッ
ドンッ
鈴羽「ぐはっ!」
??「おーい、大丈夫かー」
鈴羽「う~ん……」
鈴羽「……う……あ痛たたた……」
??「急に飛びだして来るんじゃねぇよ」
鈴羽「そっちがぶつかって来……て、店長っ!?」
ブラウン「お前が猛スピードで突貫してきたんだろうが。
本気でやっちまったかと思ったぞ」
鈴羽「いや、あたし、思いっきり吹っ飛んだんだけど……」
ブラウン「ケガはねぇか?」
鈴羽「うん、平気みたい。とっさに受け身とったから頭も打ってないし」
ブラウン「んで? なんであんなに急いでたんだよ」
鈴羽「そ、そう! それがさ! 岡部倫太郎が大変なことになってるんだよ!」
ブラウン「岡部ぇ? アイツの脳ミソはいっつも大変なことになってるじゃねぇか」
鈴羽「上手いこと言ってる場合じゃないんだよ、店長!」
ブラウン「……何があった……?」
鈴羽「う~ん……」
鈴羽「……う……あ痛たたた……」
??「急に飛びだして来るんじゃねぇよ」
鈴羽「そっちがぶつかって来……て、店長っ!?」
ブラウン「お前が猛スピードで突貫してきたんだろうが。
本気でやっちまったかと思ったぞ」
鈴羽「いや、あたし、思いっきり吹っ飛んだんだけど……」
ブラウン「ケガはねぇか?」
鈴羽「うん、平気みたい。とっさに受け身とったから頭も打ってないし」
ブラウン「んで? なんであんなに急いでたんだよ」
鈴羽「そ、そう! それがさ! 岡部倫太郎が大変なことになってるんだよ!」
ブラウン「岡部ぇ? アイツの脳ミソはいっつも大変なことになってるじゃねぇか」
鈴羽「上手いこと言ってる場合じゃないんだよ、店長!」
ブラウン「……何があった……?」
鈴羽「――というわけなんだよ!」
ブラウン「穏やかな話じゃねぇな」
鈴羽「だから、秋葉で聞きこみをしてるんだけど、全然情報がなくって……」
ブラウン「信じられねぇぜ。まさかあのお嬢ちゃんがな……」
鈴羽「すでに椎名まゆりは、洗脳されてるのかもしれないんだよ!」
ブラウン「まぁたお前、そんなことを……。
まぁ、非常事態には変わりねぇみたいだな」
鈴羽「店長、岡部倫太郎と椎名まゆりのことで、何か心当たりない?」
ブラウン「う~ん、ねぇなぁ……」
鈴羽「そっか……」
ブラウン「穏やかな話じゃねぇな」
鈴羽「だから、秋葉で聞きこみをしてるんだけど、全然情報がなくって……」
ブラウン「信じられねぇぜ。まさかあのお嬢ちゃんがな……」
鈴羽「すでに椎名まゆりは、洗脳されてるのかもしれないんだよ!」
ブラウン「まぁたお前、そんなことを……。
まぁ、非常事態には変わりねぇみたいだな」
鈴羽「店長、岡部倫太郎と椎名まゆりのことで、何か心当たりない?」
ブラウン「う~ん、ねぇなぁ……」
鈴羽「そっか……」
鈴羽「あ! じゃあ、店長、聞きこみ手伝ってよ!」
ブラウン「バイト、それを先に言うんじゃねぇよ」
鈴羽「は?」
ブラウンが「俺の方から、『ここは俺にも手伝わせな』ってキメる……。
それが、男らしくていいんじゃねぇか」
鈴羽「て、店長……! あたし、見直したよ!」
ブラウン「お前なぁ、俺をふだんどんな目で見てんだよ……」
鈴羽「よしっ! あたし、ここいらをもう一周してくるよ!」ガチャッ
ブラウン「ああ、俺はちょっと遠くの方まで行ってみるぜ」
鈴羽「サンキュー! 店長ッ!」
ブラウン「ちゃんと前見て漕がねぇと、またはねられるぞ」
【岡部倫太郎死亡まで、残り13時間01分】
ブラウン「バイト、それを先に言うんじゃねぇよ」
鈴羽「は?」
ブラウンが「俺の方から、『ここは俺にも手伝わせな』ってキメる……。
それが、男らしくていいんじゃねぇか」
鈴羽「て、店長……! あたし、見直したよ!」
ブラウン「お前なぁ、俺をふだんどんな目で見てんだよ……」
鈴羽「よしっ! あたし、ここいらをもう一周してくるよ!」ガチャッ
ブラウン「ああ、俺はちょっと遠くの方まで行ってみるぜ」
鈴羽「サンキュー! 店長ッ!」
ブラウン「ちゃんと前見て漕がねぇと、またはねられるぞ」
【岡部倫太郎死亡まで、残り13時間01分】
―8月7日 PM010:28 大檜山ビル2F:未来ガジェット研究室―
ダル「……」
紅莉栖「……」
フェイリス「……」
ルカ子「……」
萌郁「……」
鈴羽「……」
紅莉栖「全員、何の手がかりもなし、か……」
ダル「みんなも揃ったことだし、念のため情報の突き合わせでもしてみる?」
紅莉栖「そうね……」
ダル「……」
紅莉栖「……」
フェイリス「……」
ルカ子「……」
萌郁「……」
鈴羽「……」
紅莉栖「全員、何の手がかりもなし、か……」
ダル「みんなも揃ったことだし、念のため情報の突き合わせでもしてみる?」
紅莉栖「そうね……」
ルカ子「凶真さんの家は、ご両親がいて……。昨日の夜から帰ってないそうです……。
ご厚意で、部屋も調べさせてもらいましたが……」
萌郁「……すっぱい臭いがしただけだった……」
ルカ子「その後は、秋葉原を回ってみました……」
萌郁「……でも、情報は見つからず……」
鈴羽「あたしはひとつ。……今日の午前中に、ラジ館の近くで椎名まゆりを見た人がいた。
……でも、それだけ……。今も、店長が聞きこみをしてくれてるけど……」
紅莉栖「私は、みんなに見せた、この紙切れだけよ。部屋に争った形跡はなし。
血痕もなかったわ。その後は、まゆりの家の近くで聞きこみをしてみた。
紅莉栖「確かに、8朝頃にまゆりを見たって人はいたわ。でもそれ以降はぷっつり」
ダル「僕の方もダメだったね。オカリンに繋がりそうな事件は何も。
秋葉原は今日も平和ですた。一応、ネットで情報は募ってるけど……」
紅莉栖「で、この岡部の携帯か……」
萌郁「……岡部君の携帯……?」
紅莉栖「ああ、桐生さんは遅れてきたから知らないんだっけ」
萌郁「……?」
ご厚意で、部屋も調べさせてもらいましたが……」
萌郁「……すっぱい臭いがしただけだった……」
ルカ子「その後は、秋葉原を回ってみました……」
萌郁「……でも、情報は見つからず……」
鈴羽「あたしはひとつ。……今日の午前中に、ラジ館の近くで椎名まゆりを見た人がいた。
……でも、それだけ……。今も、店長が聞きこみをしてくれてるけど……」
紅莉栖「私は、みんなに見せた、この紙切れだけよ。部屋に争った形跡はなし。
血痕もなかったわ。その後は、まゆりの家の近くで聞きこみをしてみた。
紅莉栖「確かに、8朝頃にまゆりを見たって人はいたわ。でもそれ以降はぷっつり」
ダル「僕の方もダメだったね。オカリンに繋がりそうな事件は何も。
秋葉原は今日も平和ですた。一応、ネットで情報は募ってるけど……」
紅莉栖「で、この岡部の携帯か……」
萌郁「……岡部君の携帯……?」
紅莉栖「ああ、桐生さんは遅れてきたから知らないんだっけ」
萌郁「……?」
紅莉栖「今日、一番始め、みんなが集まったときに岡部に着信があったの。
それが気になったから見てみたら、このメッセージが出てきたわ」
まゆり『トゥットゥル~♪ まゆしぃ☆です。この携帯を調べているということは、
みんな手詰まりになったのかな? 時間的に、まだオカリンは死んでないと
思うので、みんながんばってね。それじゃ、トゥットゥル~♪』
フェイリス「……完璧に手札を読まれてるニャ……」
鈴羽「くっ……!」
萌郁「……」カタカタカタカカタカタッ
萌郁『そのメール、私がラボに来る前に来てたの( ̄□ ̄;)!!?』
紅莉栖「そうよ……」
萌郁「……」カタカタカタカタカカタカタッ
萌郁『他にまゆりさんからメールとか着信とかは(?_?)』
紅莉栖「何も。そもそも、他に誰からもメールも電話も来てないわ」
萌郁「……さびしい……」
♪~
それが気になったから見てみたら、このメッセージが出てきたわ」
まゆり『トゥットゥル~♪ まゆしぃ☆です。この携帯を調べているということは、
みんな手詰まりになったのかな? 時間的に、まだオカリンは死んでないと
思うので、みんながんばってね。それじゃ、トゥットゥル~♪』
フェイリス「……完璧に手札を読まれてるニャ……」
鈴羽「くっ……!」
萌郁「……」カタカタカタカカタカタッ
萌郁『そのメール、私がラボに来る前に来てたの( ̄□ ̄;)!!?』
紅莉栖「そうよ……」
萌郁「……」カタカタカタカタカカタカタッ
萌郁『他にまゆりさんからメールとか着信とかは(?_?)』
紅莉栖「何も。そもそも、他に誰からもメールも電話も来てないわ」
萌郁「……さびしい……」
♪~
フェイリス「あ、フェイリスニャ!」ピッ
フェイリス「もしもし、パパ? ……そう……うん……。
そっか……分かった。
うん……、ありがとう、じゃあね……」ピッ
ダル「フェイリスたん?」
フェイリス「……今日、電器店で二人を見かけたっていう
情報はなかったニャ……」
鈴羽「……」
ルカ子「……グスッ」
紅莉栖「漆原さん、泣かないで……」
萌郁「……」
ダル「……詰んだ……」
【岡部倫太郎死亡まで、残り10時間37分】
フェイリス「もしもし、パパ? ……そう……うん……。
そっか……分かった。
うん……、ありがとう、じゃあね……」ピッ
ダル「フェイリスたん?」
フェイリス「……今日、電器店で二人を見かけたっていう
情報はなかったニャ……」
鈴羽「……」
ルカ子「……グスッ」
紅莉栖「漆原さん、泣かないで……」
萌郁「……」
ダル「……詰んだ……」
【岡部倫太郎死亡まで、残り10時間37分】
―8月8日 AM08:02 大檜山ビル2F:未来ガジェット研究室―
ダル「……もう後、1時間しかないぉ……」
紅莉栖(もうみんな疲れ切ってる……。
もう9時間くらい探しつづけてるんだもんね……。当然だわ……)
紅莉栖(あれから、やっぱり行ってみるって言って、フェイリスさんが橋田と中野に行って……)
紅莉栖(桐生さん、漆原さん、私は三人で、範囲を広げて探索と聞きこみをして……)
紅莉栖(鈴羽さんはMBで遠くまで探してもらって……)
紅莉栖(ブラウンさんは綯ちゃんの世話があるから途中でリタイア……)
紅莉栖(みんな、休息を取りつつ探し回ったとはいえ、これだけの時間聞き回って、
もう体力的にも限界な筈……)
紅莉栖(こんなとき、岡部なら何て言うだろう……)
岡部『フゥーハハハハハハーッ! この程度で思考停止かぁ? クリスティーナ?
俺ならこの程度の事件を解決することなど、赤子の手をひねるようなものっ!
天才脳科学者と言っても、所詮は単なるセレセブに過ぎなかったようだなっ!
フゥーハハハハハハーッ!』
紅莉栖(――とでも言うんだろうなぁ……って、想像したら、何かムカついてきたわ……!)
ダル「……もう後、1時間しかないぉ……」
紅莉栖(もうみんな疲れ切ってる……。
もう9時間くらい探しつづけてるんだもんね……。当然だわ……)
紅莉栖(あれから、やっぱり行ってみるって言って、フェイリスさんが橋田と中野に行って……)
紅莉栖(桐生さん、漆原さん、私は三人で、範囲を広げて探索と聞きこみをして……)
紅莉栖(鈴羽さんはMBで遠くまで探してもらって……)
紅莉栖(ブラウンさんは綯ちゃんの世話があるから途中でリタイア……)
紅莉栖(みんな、休息を取りつつ探し回ったとはいえ、これだけの時間聞き回って、
もう体力的にも限界な筈……)
紅莉栖(こんなとき、岡部なら何て言うだろう……)
岡部『フゥーハハハハハハーッ! この程度で思考停止かぁ? クリスティーナ?
俺ならこの程度の事件を解決することなど、赤子の手をひねるようなものっ!
天才脳科学者と言っても、所詮は単なるセレセブに過ぎなかったようだなっ!
フゥーハハハハハハーッ!』
紅莉栖(――とでも言うんだろうなぁ……って、想像したら、何かムカついてきたわ……!)
紅莉栖(ここで考えるのをやめたら、岡部に負けた気がするな。
っていうか、負けてないのに勝ち誇られる姿が目に浮かぶわ……。
あ~、何だか無性に憎たらしいっ!)
紅莉栖(そうよ……! 岡部だって、そんな虚勢をはるんだ。
この私がこんなことで諦めるわけにはいかない!
もう一度初めから考えるんだ!)
紅莉栖「ねぇ、みんな」
紅莉栖「もう時間がないわ。最後にもう一度だけ、今までの情報をまとめてみない?」
ダル「でも、結局、有力な情報は見つからなかったし……」
フェイリス「色々と知恵を合わせたけど、結局どこにもいなかったニャン……」
紅莉栖「端的に言うわ。もう一度だけ、私にチャンスをちょうだい。
みんなの証言から、必ず、岡部の居場所を導き出すから!」
ルカ子「牧瀬さん……」
鈴羽「牧瀬紅莉栖……」
萌郁「……自信はあるの……?」
紅莉栖「あるわ。いや、あるとかないとかじゃない。私が解答を出してみせる!」
【岡部倫太郎死亡まで、残り47分】
っていうか、負けてないのに勝ち誇られる姿が目に浮かぶわ……。
あ~、何だか無性に憎たらしいっ!)
紅莉栖(そうよ……! 岡部だって、そんな虚勢をはるんだ。
この私がこんなことで諦めるわけにはいかない!
もう一度初めから考えるんだ!)
紅莉栖「ねぇ、みんな」
紅莉栖「もう時間がないわ。最後にもう一度だけ、今までの情報をまとめてみない?」
ダル「でも、結局、有力な情報は見つからなかったし……」
フェイリス「色々と知恵を合わせたけど、結局どこにもいなかったニャン……」
紅莉栖「端的に言うわ。もう一度だけ、私にチャンスをちょうだい。
みんなの証言から、必ず、岡部の居場所を導き出すから!」
ルカ子「牧瀬さん……」
鈴羽「牧瀬紅莉栖……」
萌郁「……自信はあるの……?」
紅莉栖「あるわ。いや、あるとかないとかじゃない。私が解答を出してみせる!」
【岡部倫太郎死亡まで、残り47分】
紅莉栖「まず、岡部が昨日実家に帰っていない、ということから、
ラボに泊まったのは、おそらく間違いないわ」
鈴羽「それから、午前中、おそらく9時頃に、椎名まゆりが現れた」
フェイリス「キョーマをやったのはおそらくそのときニャン」
萌郁「……その次にラボに来たのは……」
ダル「僕だね。3時くらいかな。それから、30分くらいして、牧瀬氏が来た」
紅莉栖「つまり、犯行時刻は、午前中から午後3時の間」
ルカ子「それから、二人は、この秋葉原では目撃されていません……」
フェイリス「ということで、このビルにいる可能性を考えたけど――」
萌郁「このビルの他の階に人がいないことは、私と漆原君が確認している」
紅莉栖「……」
紅莉栖(……考えろ、考えろ私! 何か、何かを見落としてるんだ!)
ブルルルルル……キッ
鈴羽「あ、この車の音、店長だ。心配して、早く来てくれたんだよ、きっと」
ラボに泊まったのは、おそらく間違いないわ」
鈴羽「それから、午前中、おそらく9時頃に、椎名まゆりが現れた」
フェイリス「キョーマをやったのはおそらくそのときニャン」
萌郁「……その次にラボに来たのは……」
ダル「僕だね。3時くらいかな。それから、30分くらいして、牧瀬氏が来た」
紅莉栖「つまり、犯行時刻は、午前中から午後3時の間」
ルカ子「それから、二人は、この秋葉原では目撃されていません……」
フェイリス「ということで、このビルにいる可能性を考えたけど――」
萌郁「このビルの他の階に人がいないことは、私と漆原君が確認している」
紅莉栖「……」
紅莉栖(……考えろ、考えろ私! 何か、何かを見落としてるんだ!)
ブルルルルル……キッ
鈴羽「あ、この車の音、店長だ。心配して、早く来てくれたんだよ、きっと」
まゆりの事は好きだけど、アニメ十六話見て何となくオカリンが助手に惹かれた理由が分かった気がする。
鈴羽の失敗を取り消す為にDメールを送る局面で、まゆりは「鈴羽との思い出が消えちゃう」って止めるけど、そんなのはオカリンだって分かってるんだよなあ・・・
それでもやらなきゃいけない事だからやるわけで、いたずらの決断を鈍らせるだけの恣意的な発言だったと思う。
自分が死ぬ未来を知らないから目の前の事しか見えないのは分かるけど、あそこは黙っていてほしかった。
鈴羽の失敗を取り消す為にDメールを送る局面で、まゆりは「鈴羽との思い出が消えちゃう」って止めるけど、そんなのはオカリンだって分かってるんだよなあ・・・
それでもやらなきゃいけない事だからやるわけで、いたずらの決断を鈍らせるだけの恣意的な発言だったと思う。
自分が死ぬ未来を知らないから目の前の事しか見えないのは分かるけど、あそこは黙っていてほしかった。
ガチャッ
ブラウン「お~い、バイト~!」
ダル「あ、ミスターブラウン」
ブラウン「おお、橋田。どうだ、首尾は。岡部は見つかったか?」
ダル「それが……まだなんだ……」
ブラウン「そうか……。まぁ、まだ時間はある。最後まで諦めないで探してみろ」
ダル「でも、もう探し尽くした感は否めないんだよ……」
ブラウン「街を隠れながら、あっち行ったりこっちに戻ったりしてるかもしれないだろ。
ともかく、まずは行動だ行動。人間、足と筋肉だ」
ブラウン「取りあえず、俺は下にいる。
また何か手伝えることがあったら、言ってくれ」
ダル「さ、さすがミスターブラウン、漢気溢れる背中にぞくぞくくるぜ!」
ブラウン「へっ、褒めても家賃はまけねぇぞ。じゃぁな」
バタン
ブラウン「お~い、バイト~!」
ダル「あ、ミスターブラウン」
ブラウン「おお、橋田。どうだ、首尾は。岡部は見つかったか?」
ダル「それが……まだなんだ……」
ブラウン「そうか……。まぁ、まだ時間はある。最後まで諦めないで探してみろ」
ダル「でも、もう探し尽くした感は否めないんだよ……」
ブラウン「街を隠れながら、あっち行ったりこっちに戻ったりしてるかもしれないだろ。
ともかく、まずは行動だ行動。人間、足と筋肉だ」
ブラウン「取りあえず、俺は下にいる。
また何か手伝えることがあったら、言ってくれ」
ダル「さ、さすがミスターブラウン、漢気溢れる背中にぞくぞくくるぜ!」
ブラウン「へっ、褒めても家賃はまけねぇぞ。じゃぁな」
バタン
紅莉栖「……!」
ダル「あれ? 牧瀬氏、どしたん、そんなに呆然として」
紅莉栖「……」
ルカ子「牧瀬さん……?」
紅莉栖「ちょっと、話しかけないで」
萌郁「……?」
紅莉栖(……そうか……、そういうことだったんだ!
分かった! 分かったわ! 岡部の居場所がッ!)
紅莉栖「くっ!」ドンッ
フェイリス「く、クーニャン、どうしたのニャ?」
紅莉栖(この私が、こんなことに気づかないなんて……! どうかしてたッ!)
紅莉栖「……鈴羽さん、萌郁さん、ちょっとこっち来てもらっていい?」
鈴羽「何? ここで言えばいいじゃん」
紅莉栖「いいから、こっちへ」
萌郁「……」スッ
鈴羽「分かった分かった、あたしも行くよ」
ダル「あれ? 牧瀬氏、どしたん、そんなに呆然として」
紅莉栖「……」
ルカ子「牧瀬さん……?」
紅莉栖「ちょっと、話しかけないで」
萌郁「……?」
紅莉栖(……そうか……、そういうことだったんだ!
分かった! 分かったわ! 岡部の居場所がッ!)
紅莉栖「くっ!」ドンッ
フェイリス「く、クーニャン、どうしたのニャ?」
紅莉栖(この私が、こんなことに気づかないなんて……! どうかしてたッ!)
紅莉栖「……鈴羽さん、萌郁さん、ちょっとこっち来てもらっていい?」
鈴羽「何? ここで言えばいいじゃん」
紅莉栖「いいから、こっちへ」
萌郁「……」スッ
鈴羽「分かった分かった、あたしも行くよ」
ダル「牧瀬氏、あっちで何こそこそ話してるん?」
ルカ子「さあ……何でしょうか……。それに……何か様子が、変ですね……」
フェイリス「……」
ルカ子「ふぅ……」グッタリ
フェイリス「ルカニャン、大丈夫ニャ?」
ルカ子「大丈夫です……でも、徹夜なんてしたことないから、ちょっと疲れちゃって……」
フェイリス「かくいうフェイリスもさすがに疲れたニャ……」
ルカ子「まゆりさん……本気、でしょうか……」グスッ
フェイリス「フェイリスだって、まゆしぃがキョーマを殺すなんて信じられないニャ……」
フェイリス「でもフェイリスは、人は簡単に心の闇の呑まれるということも、よく知ってるニャ……」
ルカ子「フェイリスさん……」
ルカ子「さあ……何でしょうか……。それに……何か様子が、変ですね……」
フェイリス「……」
ルカ子「ふぅ……」グッタリ
フェイリス「ルカニャン、大丈夫ニャ?」
ルカ子「大丈夫です……でも、徹夜なんてしたことないから、ちょっと疲れちゃって……」
フェイリス「かくいうフェイリスもさすがに疲れたニャ……」
ルカ子「まゆりさん……本気、でしょうか……」グスッ
フェイリス「フェイリスだって、まゆしぃがキョーマを殺すなんて信じられないニャ……」
フェイリス「でもフェイリスは、人は簡単に心の闇の呑まれるということも、よく知ってるニャ……」
ルカ子「フェイリスさん……」
紅莉栖「――岡部はそこにいるわ」
鈴羽「ほ、本当ッ!? で、でもそこって……」
萌郁「……信じがたい……」
紅莉栖「二人には、先に行って岡部の容体を見て来てほしいの」
鈴羽「わ、分かった。間違いないんだね?」
紅莉栖「みんなの情報を総合して考えると、導き出されるのは必然的にこの結論よ」
萌郁「……」カタカタカタカカタカタッ
萌郁『牧瀬さんはどうするの?(; ・`ω・´)』
紅莉栖「私には、ここでやるべきことがある」
鈴羽「了解。よし、行こう、桐生萌郁!」ダッ
萌郁「……」ダッ
紅莉栖(……これで、舞台は整った……)
【岡部倫太郎死亡まで、残り39分】
鈴羽「ほ、本当ッ!? で、でもそこって……」
萌郁「……信じがたい……」
紅莉栖「二人には、先に行って岡部の容体を見て来てほしいの」
鈴羽「わ、分かった。間違いないんだね?」
紅莉栖「みんなの情報を総合して考えると、導き出されるのは必然的にこの結論よ」
萌郁「……」カタカタカタカカタカタッ
萌郁『牧瀬さんはどうするの?(; ・`ω・´)』
紅莉栖「私には、ここでやるべきことがある」
鈴羽「了解。よし、行こう、桐生萌郁!」ダッ
萌郁「……」ダッ
紅莉栖(……これで、舞台は整った……)
【岡部倫太郎死亡まで、残り39分】
―8月8日 AM08:25 大檜山ビル2F:未来ガジェット研究室―
紅莉栖「三人とも、ちょっと聞いてほしいことがあるの」
ダル「ん?」
フェイリス「何ニャ?」
ルカ子「……?」
紅莉栖「この事件の全貌が分かったわ」
フェイリス「ニャッ!?」
ルカ子「全……貌……?」
ダル「はぁ?」
フェイリス「クーニャン、全貌ってどういう意味ニャ? キョーマの居場所が
分かったってことかニャ?」
紅莉栖「もちろん。今、阿万音さんと桐生さんに救助に向かってもらってるわ」
ルカ子「よかったぁ……」
紅莉栖「でも、それだけじゃない」
フェイリス「それ以上、何かあるのニャ?」
紅莉栖「岡部を拉致監禁した犯人……、それが分かったの」
紅莉栖「三人とも、ちょっと聞いてほしいことがあるの」
ダル「ん?」
フェイリス「何ニャ?」
ルカ子「……?」
紅莉栖「この事件の全貌が分かったわ」
フェイリス「ニャッ!?」
ルカ子「全……貌……?」
ダル「はぁ?」
フェイリス「クーニャン、全貌ってどういう意味ニャ? キョーマの居場所が
分かったってことかニャ?」
紅莉栖「もちろん。今、阿万音さんと桐生さんに救助に向かってもらってるわ」
ルカ子「よかったぁ……」
紅莉栖「でも、それだけじゃない」
フェイリス「それ以上、何かあるのニャ?」
紅莉栖「岡部を拉致監禁した犯人……、それが分かったの」
ダル「は、犯人って、犯人はまゆ氏でしょっ!?」
フェイリス「……ダルニャンの言うとおりニャ」
ルカ子「……どういうことでしょうか……?」
紅莉栖「そう、もちろん、まゆりが犯人なのは間違いないわ。
でも、彼女には共犯者がいたの」
ダル・フェイリス・ルカ子「!」
紅莉栖「私たちは、ひとつ、とても重要な点を見落としていた」
ダル「重要な点?」
紅莉栖「岡部とまゆりの体格差よ。あの二人、20cm近くも身長差がある。
そもそも、まゆりは女の子よ。
岡部を誘拐、拉致するには、ひとりじゃとても無理がある」
ルカ子「た、確かに……」
紅莉栖「さっきみんなで話したことを思い出しみて。
阿万音さんが、街の人にくまなく聞いて回ったにもかかわらず、
誰ひとり二人が一緒にいるところを見ていない……。
ちゃんと、午前中には、まゆりは目撃されているのによ?」
フェイリス「……ダルニャンの言うとおりニャ」
ルカ子「……どういうことでしょうか……?」
紅莉栖「そう、もちろん、まゆりが犯人なのは間違いないわ。
でも、彼女には共犯者がいたの」
ダル・フェイリス・ルカ子「!」
紅莉栖「私たちは、ひとつ、とても重要な点を見落としていた」
ダル「重要な点?」
紅莉栖「岡部とまゆりの体格差よ。あの二人、20cm近くも身長差がある。
そもそも、まゆりは女の子よ。
岡部を誘拐、拉致するには、ひとりじゃとても無理がある」
ルカ子「た、確かに……」
紅莉栖「さっきみんなで話したことを思い出しみて。
阿万音さんが、街の人にくまなく聞いて回ったにもかかわらず、
誰ひとり二人が一緒にいるところを見ていない……。
ちゃんと、午前中には、まゆりは目撃されているのによ?」
フェイリス「確かに、犯行現場が、このラボだって可能性はニャくはニャいけど……」
ルカ子「で、でも、あの、ボク……、思ったんですけど……、
たとえば、まゆりちゃんが凶真さんをどこかに呼び出したとか……」
ダル「うん、それ考えられる。オカリンはまゆ氏に携帯で呼び出されて、
そこでやられたってのは?」
紅莉栖「変装なんかをして人の目をごまかして? ……いい線だけど、ありえないわ」
ルカ子「ありえない……?」
紅莉栖「岡部の携帯には、今日、誰からも連絡が入ってないのよ。
……あの、まゆりのメール以外」
ルカ子「あ、そうか……」
フェイリス「つまり、今日、まゆしぃがキョーマを呼び出すのはムリだったということだニャ……」
ダル「それに、もし、『誰か』がメールや着歴の痕跡を消したんだとしても、
結局、それはその『誰か』がこの事件に関わっているということの証明になるってことか」
紅莉栖「そういうこと」
ルカ子「で、でも、あの、ボク……、思ったんですけど……、
たとえば、まゆりちゃんが凶真さんをどこかに呼び出したとか……」
ダル「うん、それ考えられる。オカリンはまゆ氏に携帯で呼び出されて、
そこでやられたってのは?」
紅莉栖「変装なんかをして人の目をごまかして? ……いい線だけど、ありえないわ」
ルカ子「ありえない……?」
紅莉栖「岡部の携帯には、今日、誰からも連絡が入ってないのよ。
……あの、まゆりのメール以外」
ルカ子「あ、そうか……」
フェイリス「つまり、今日、まゆしぃがキョーマを呼び出すのはムリだったということだニャ……」
ダル「それに、もし、『誰か』がメールや着歴の痕跡を消したんだとしても、
結局、それはその『誰か』がこの事件に関わっているということの証明になるってことか」
紅莉栖「そういうこと」
ダル「あらかじめ、待ち合わせてたってのは?
前もって約束してたとか、あるんじゃね?」
紅莉栖「それこそ、誰かに目撃されてないと妙だわ。
待ち合わせ場所は人目につきやすいでしょ?」
ルカ子「……人目につきやすくないと、待ち合わせ場所の意味……ないですからね」
フェイリス「クーニャン、フェイリスも疑問があるニャ」
フェイリス「もし、キョーマを刺したのがこの場所なら、血の跡が残ってなきゃおかしいニャ。
キョーマはかなり出血してた。
ラボのどこかに血痕がなきゃ変ニャ」
ダル「さすがフェイリスたん!
そういえば、血ってけっこう飛び散るってエロゲで言ってたお!」
紅莉栖「刺すのはここじゃなくてもできるわ。
まゆりと共犯者は、岡部を気絶させてから身体を傷つけたのよ。
相手はモヤシの大学生。二人いれば気絶させるだけなら何とかなるわ」
ルカ子「……もやし……」
前もって約束してたとか、あるんじゃね?」
紅莉栖「それこそ、誰かに目撃されてないと妙だわ。
待ち合わせ場所は人目につきやすいでしょ?」
ルカ子「……人目につきやすくないと、待ち合わせ場所の意味……ないですからね」
フェイリス「クーニャン、フェイリスも疑問があるニャ」
フェイリス「もし、キョーマを刺したのがこの場所なら、血の跡が残ってなきゃおかしいニャ。
キョーマはかなり出血してた。
ラボのどこかに血痕がなきゃ変ニャ」
ダル「さすがフェイリスたん!
そういえば、血ってけっこう飛び散るってエロゲで言ってたお!」
紅莉栖「刺すのはここじゃなくてもできるわ。
まゆりと共犯者は、岡部を気絶させてから身体を傷つけたのよ。
相手はモヤシの大学生。二人いれば気絶させるだけなら何とかなるわ」
ルカ子「……もやし……」
>>91
だからお前は誰なんだよ
だからお前は誰なんだよ
増えた上にクオリティが一定している気がする。ストーリーがハルヒみたいな箱系に共通するところがあるからだろうか。
対照的にまどかはマジで残念なレベルのが多い気がする。だいたいほむらの百合モノローグから始まる感じ
対照的にまどかはマジで残念なレベルのが多い気がする。だいたいほむらの百合モノローグから始まる感じ
紅莉栖「つまり、こういうことよ。
ひとつ。目撃証言と岡部の携帯から、犯行は、このラボで行なわれた。
ふたつ。まゆりの体格と力から、この犯行は共犯者がいなければならない。
そして――」
♪~
紅莉栖「おっと、私か。……もしもし……うん、……ふぅ……、よかった……。
うん、じゃあまた。私もすぐにそっちに行くわ」ピッ
紅莉栖「……まゆりと岡部が見つかったわ。
岡部は命に別状ないそうよ。まゆりもおとなしくしてるって」
ダル「ふぅ~、一件落着だお~」
ルカ子「よかったぁ……凶真さん……グスッ」
フェイリス「ようやく安心できたニャ……。
でも、キョーマは、一体どこにいたのニャ?」
ひとつ。目撃証言と岡部の携帯から、犯行は、このラボで行なわれた。
ふたつ。まゆりの体格と力から、この犯行は共犯者がいなければならない。
そして――」
♪~
紅莉栖「おっと、私か。……もしもし……うん、……ふぅ……、よかった……。
うん、じゃあまた。私もすぐにそっちに行くわ」ピッ
紅莉栖「……まゆりと岡部が見つかったわ。
岡部は命に別状ないそうよ。まゆりもおとなしくしてるって」
ダル「ふぅ~、一件落着だお~」
ルカ子「よかったぁ……凶真さん……グスッ」
フェイリス「ようやく安心できたニャ……。
でも、キョーマは、一体どこにいたのニャ?」
>>92
オカリン一派も一枚岩ではないからな
オカリン一派も一枚岩ではないからな
>>95
共犯者いらないだろ
共犯者いらないだろ
紅莉栖「それは、ここ」ピッ
フェイリス「その指先、もしかして……」
ダル「上の階……」
ルカ子「で、でも……、3階はぼくと、桐生さんが……」
紅莉栖「うん。ここからは、分かりやすいように、時系列で説明するわね」
紅莉栖「まず、まゆりから例のメールが来る。
ここで、共犯者はさりげなく、全員をこのラボから遠ざけようとした。
でも、今回は、みんなかなり自発的に動いたから、
幸運にもそんなことしないで済んだんだけどね」
紅莉栖「で、全員がラボからいなくなった所を見計らって、犯人はここに戻ってくる。
そして犯人は、岡部とまゆりがいる、このビルの3階に直行した。
そう、岡部とまゆりは、初めっから3階にいたのよ」
ルカ子「ぼく……二人を、見落としていたんですね……」
フェイリス「その指先、もしかして……」
ダル「上の階……」
ルカ子「で、でも……、3階はぼくと、桐生さんが……」
紅莉栖「うん。ここからは、分かりやすいように、時系列で説明するわね」
紅莉栖「まず、まゆりから例のメールが来る。
ここで、共犯者はさりげなく、全員をこのラボから遠ざけようとした。
でも、今回は、みんなかなり自発的に動いたから、
幸運にもそんなことしないで済んだんだけどね」
紅莉栖「で、全員がラボからいなくなった所を見計らって、犯人はここに戻ってくる。
そして犯人は、岡部とまゆりがいる、このビルの3階に直行した。
そう、岡部とまゆりは、初めっから3階にいたのよ」
ルカ子「ぼく……二人を、見落としていたんですね……」
たまには岡部とまゆりのイチャラブSSがあってもいいだろ
いいだろ・・・
いいだろ・・・
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