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元スレフレンダ「し、死にたくない……」QB「それが君の願いだね?」
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>>701
謝って!第三位に謝って!
謝って!第三位に謝って!
絹旗「今更超何を言ってやがるんですか」
憮然として、絹旗は言う。 ←
浜面「ここまで来て、後に引けるわけないだろ」
意外そうに、浜面は言う。 ←
滝壺「一蓮托生」
端的に、滝壺は言う。 ←
麦野「それに私らは、フレンダのためにやってやろうと思ったのよ。フレンダが抜けないなら、私らも抜ける理由はない」
そしてきっぱりと、麦野が言った。 ←
なぁ、この地の文って必要なの?
テンポ悪くして読み辛くするだけだろ
憮然として、絹旗は言う。 ←
浜面「ここまで来て、後に引けるわけないだろ」
意外そうに、浜面は言う。 ←
滝壺「一蓮托生」
端的に、滝壺は言う。 ←
麦野「それに私らは、フレンダのためにやってやろうと思ったのよ。フレンダが抜けないなら、私らも抜ける理由はない」
そしてきっぱりと、麦野が言った。 ←
なぁ、この地の文って必要なの?
テンポ悪くして読み辛くするだけだろ
>>704
ラノベみたいだろ?
ラノベみたいだろ?
>>704
基本的に台詞の前の名前はないものとして地の文を書いてる
あるものとして書こうと思ったらこんがらがりそう
でも台詞の前の名前を削るとそれはそれでとっつきにくくなると個人的に思うから外せない
大体こんな感じの折衷案やってる
文章力はSS、というかこういう文章書くのが大体一年半ぶり以上だから許してくれ
続き書く
基本的に台詞の前の名前はないものとして地の文を書いてる
あるものとして書こうと思ったらこんがらがりそう
でも台詞の前の名前を削るとそれはそれでとっつきにくくなると個人的に思うから外せない
大体こんな感じの折衷案やってる
文章力はSS、というかこういう文章書くのが大体一年半ぶり以上だから許してくれ
続き書く
>>708
上手い奴は台本形式でも面白く書く
というか擬音とセリフだけで表現して楽しませるのって地の文付きより難易度高い
複数人居ると誰が喋ってるかわからなくなるし考えるのめんどくさいし
セリフの前に名前は欲しいよなやっぱり
上手い奴は台本形式でも面白く書く
というか擬音とセリフだけで表現して楽しませるのって地の文付きより難易度高い
複数人居ると誰が喋ってるかわからなくなるし考えるのめんどくさいし
セリフの前に名前は欲しいよなやっぱり
――
「主任、緊急事態です!」
「どうした?」
「例の『原子崩し』のグループがこの研究所に向かっています!」
「馬鹿な、どういうことだ……!?」
「場所が割れたとしか……」
「どうして場所が割れるんだ! どうしてやつらが来る必要がある! 私たちは狩る側だ、やつらが来るなんて、ただの自殺行為だぞ!」
「わ、わかりかねます……」
「壊れたUMAの修理にあとどれくらいかかる?」
「パーツの交換のみで、三十分もあれば……」
「三十分! そんな時間があればやつらはここに辿り着く!」
「で、ですが……」
「人工UMA部隊は!?」
「まだ戦闘可能な肉体年齢に達するまで通常プランで成長促進剤を投入すると四日は……」
「構わん、今すぐ全て投入して無理矢理にでも成長させろ!」
「しかし、そんなことをしては肉体崩壊が……」
「主任、緊急事態です!」
「どうした?」
「例の『原子崩し』のグループがこの研究所に向かっています!」
「馬鹿な、どういうことだ……!?」
「場所が割れたとしか……」
「どうして場所が割れるんだ! どうしてやつらが来る必要がある! 私たちは狩る側だ、やつらが来るなんて、ただの自殺行為だぞ!」
「わ、わかりかねます……」
「壊れたUMAの修理にあとどれくらいかかる?」
「パーツの交換のみで、三十分もあれば……」
「三十分! そんな時間があればやつらはここに辿り着く!」
「で、ですが……」
「人工UMA部隊は!?」
「まだ戦闘可能な肉体年齢に達するまで通常プランで成長促進剤を投入すると四日は……」
「構わん、今すぐ全て投入して無理矢理にでも成長させろ!」
「しかし、そんなことをしては肉体崩壊が……」
「そんななりふり構ってる場合か! 今の状況がどんなものかわかってるのか!?」
「それは……」
「巴マミとの戦闘でUMAは激しく損傷、すぐに動かせる人工UMAもいない……
この状況で、こちらの場所が割れ、常識的に考えれば自殺行為のはずの襲撃を仕掛けられる。
どう考えても内通者がいるとしか思えない!」
「内通者……!」
「狩る側が狩られる側になるだと? そんな馬鹿なことがあってたまるか!
どんな手を使ってもいい、UMA修復までの時間を稼げ!
やつらに、目にものを見せてやる」
「それは……」
「巴マミとの戦闘でUMAは激しく損傷、すぐに動かせる人工UMAもいない……
この状況で、こちらの場所が割れ、常識的に考えれば自殺行為のはずの襲撃を仕掛けられる。
どう考えても内通者がいるとしか思えない!」
「内通者……!」
「狩る側が狩られる側になるだと? そんな馬鹿なことがあってたまるか!
どんな手を使ってもいい、UMA修復までの時間を稼げ!
やつらに、目にものを見せてやる」
前スレから見てるけど、>>1000までには終わるんだろうな?
――
フレンダ「……ここってわけね」
携帯の地図ソフトとキリカの持っていた地図を見比べて、確認。
フレンダと杏子とキリカと麦野と絹旗と滝壺と浜面は、目的の、全ての真相が詰まった研究所にやってきた。
それは小規模な研究所だった。一戸建ての家が三軒収まる程度の敷地に、白い、小綺麗な建物。
杏子「お出迎えが待ってやがるよ」
そこの入り口に、不釣り合いな真っ黒の機体が並んでいた。
駆動鎧。魔法少女が入り、フレンダたちを散々苦しませた技術の塊。
それが全部で十四体。
浜面「戦力、全然あるじゃねえか……」
キリカ「おっかしーなー。あと四日は補給できないはずなのに」
枯れた声の浜面に、キリカは悪びれもしない。
麦野「外注か、何かは知らないが、やることは変わらない、だろ!」
そう言って、麦野は原子崩しを発射する。
それは駆動鎧の内の一体に直撃し、爆発。さらにそのまま腕を振るって、二、三体目も原子崩しが貫いた。
フレンダ「……ここってわけね」
携帯の地図ソフトとキリカの持っていた地図を見比べて、確認。
フレンダと杏子とキリカと麦野と絹旗と滝壺と浜面は、目的の、全ての真相が詰まった研究所にやってきた。
それは小規模な研究所だった。一戸建ての家が三軒収まる程度の敷地に、白い、小綺麗な建物。
杏子「お出迎えが待ってやがるよ」
そこの入り口に、不釣り合いな真っ黒の機体が並んでいた。
駆動鎧。魔法少女が入り、フレンダたちを散々苦しませた技術の塊。
それが全部で十四体。
浜面「戦力、全然あるじゃねえか……」
キリカ「おっかしーなー。あと四日は補給できないはずなのに」
枯れた声の浜面に、キリカは悪びれもしない。
麦野「外注か、何かは知らないが、やることは変わらない、だろ!」
そう言って、麦野は原子崩しを発射する。
それは駆動鎧の内の一体に直撃し、爆発。さらにそのまま腕を振るって、二、三体目も原子崩しが貫いた。
>>717
終わるつもり
終わるつもり
四体目になって初めて駆動鎧は反応する。
何重もの結界が発生し、原子崩しの光線を弾き飛ばした。
フレンダ「こいつらも魔法少女なの!?」
杏子「一体どうなってやがる、そんなホイホイ連れてこれるもんじゃねーぞ!」
その様子に武器を生み出しながら驚く杏子とフレンダ。
キリカ「そんなのどうでもいいよ」
気がつくと、キリカはもう他のメンバーのところにはいなかった。
キリカは駆動鎧の張った結界に爪を叩き付ける。一度ではない。一瞬で五度だ。
動きを遅くする魔法を使って、相対的に速くなったキリカの連続攻撃。一撃一撃が重い威力を持っており、それは結界を軽々と食い破った。
キリカ「みんなこんなのに苦戦してたの?」
駆動鎧たちが結界が破られて、次の行動に移る前に、キリカは既に駆動鎧の懐に入っていた。
かぎ爪が駆動鎧の腹部を貫通する。キリカに襲われた駆動鎧は上下真っ二つとなった。
何重もの結界が発生し、原子崩しの光線を弾き飛ばした。
フレンダ「こいつらも魔法少女なの!?」
杏子「一体どうなってやがる、そんなホイホイ連れてこれるもんじゃねーぞ!」
その様子に武器を生み出しながら驚く杏子とフレンダ。
キリカ「そんなのどうでもいいよ」
気がつくと、キリカはもう他のメンバーのところにはいなかった。
キリカは駆動鎧の張った結界に爪を叩き付ける。一度ではない。一瞬で五度だ。
動きを遅くする魔法を使って、相対的に速くなったキリカの連続攻撃。一撃一撃が重い威力を持っており、それは結界を軽々と食い破った。
キリカ「みんなこんなのに苦戦してたの?」
駆動鎧たちが結界が破られて、次の行動に移る前に、キリカは既に駆動鎧の懐に入っていた。
かぎ爪が駆動鎧の腹部を貫通する。キリカに襲われた駆動鎧は上下真っ二つとなった。
浜面「は、はええ……」
キリカの動きを見て、浜面が感嘆の声をこぼす。
麦野「いや、あいつが速いだけじゃない、駆動鎧どもの反応が明らかに鈍い。こいつらは雑魚ね、さっさと潰すわよ」
キリカの動きを見て、浜面が感嘆の声をこぼす。
麦野「いや、あいつが速いだけじゃない、駆動鎧どもの反応が明らかに鈍い。こいつらは雑魚ね、さっさと潰すわよ」
――
「くそっ! もう全滅か! UMAの修復まで、あと何分だ!?」
「パーツの交換は終了しました! 残りはソフトウェアのインストール……かかる時間は三分です!」
「三分……ならいい、私たちが直接出迎えよう」
「くそっ! もう全滅か! UMAの修復まで、あと何分だ!?」
「パーツの交換は終了しました! 残りはソフトウェアのインストール……かかる時間は三分です!」
「三分……ならいい、私たちが直接出迎えよう」
――
数分とかからず、駆動鎧の部隊は全滅。研究所前で動くのはフレンダたちのみとなった。
杏子「オラァ!」
戦闘の余波でひしゃげたドアを杏子が蹴り開ける。
杏子に続いて、残りの六人も研究所に突入する。
「ようこそ、水穂機構・新病理解析研究所へ」
そこに、男の声が出迎えた。
中年の男だった。脂汗を顔中に貼り付け、頭頂部には髪がない。
その隣には縮こまるようにして震えている若い男がいた。
二人とも白衣を着ているところから察するに、研究者のようだった。
杏子「誰だテメーらは」
鋭く睨んで、杏子が槍を突き付ける。
「なあに、今はまだ名乗るほどの者じゃないさ」
中年の男はニヤニヤと、気色悪い顔を貼り付けたまま答える。
杏子「じゃあどうでもいい、ゆまの居場所を教えるか、死ぬか、好きな方を選ばせてやる」
「UMA? そうか、君たちはあれが目的だったのか!」
数分とかからず、駆動鎧の部隊は全滅。研究所前で動くのはフレンダたちのみとなった。
杏子「オラァ!」
戦闘の余波でひしゃげたドアを杏子が蹴り開ける。
杏子に続いて、残りの六人も研究所に突入する。
「ようこそ、水穂機構・新病理解析研究所へ」
そこに、男の声が出迎えた。
中年の男だった。脂汗を顔中に貼り付け、頭頂部には髪がない。
その隣には縮こまるようにして震えている若い男がいた。
二人とも白衣を着ているところから察するに、研究者のようだった。
杏子「誰だテメーらは」
鋭く睨んで、杏子が槍を突き付ける。
「なあに、今はまだ名乗るほどの者じゃないさ」
中年の男はニヤニヤと、気色悪い顔を貼り付けたまま答える。
杏子「じゃあどうでもいい、ゆまの居場所を教えるか、死ぬか、好きな方を選ばせてやる」
「UMA? そうか、君たちはあれが目的だったのか!」
フレンダ「とぼけない方がいいってわけよ。この研究所に、ゆまって子がいるのはわかってるってわけよ」
ナイフを構えたフレンダも一歩前に出る。ハッタリではない、この研究所にはマミの散った場所で感じた魔力が確かに漂っていた。
「そう焦らない。おい、玄関のモニターにUMAの水槽を映せ」
中年の男が天井の角を向いて、一言。
すると、フレンダたちの左手から光が射した。その方向を見れば、大きなモニターが壁に貼り付けられている。
「見たまえ、これが私たちの研究だよ」
そのモニターに、少女が映し出されていた。
杏子「ゆまっ!?」
少女は一糸まとわぬ姿で水槽に浮いていた。起きる様子はなく、まるで生気を感じさせずに水槽を漂っている。
耳、鼻、口、と体のありとあらゆる穴にチューブが接続され、また、体中に電極が張り巡らされていた。
「そうUMAだよ。初めて発見したとき、そう自称したんだ。彼女の生態には驚いた。
男は自分の成果を自慢するかのように言う。
「体中、いくら調べ尽くしても、肉体は人間と変わらないのだが、彼女は既存の能力研究では説明のつかない能力、また、宝石のようなコアを持ち、それが無事である限り、人間なら死ぬような実験も、耐え抜く
最早この生物は、既存の生物学すらも覆す! まったく新しいUMAなのだよ!」
ナイフを構えたフレンダも一歩前に出る。ハッタリではない、この研究所にはマミの散った場所で感じた魔力が確かに漂っていた。
「そう焦らない。おい、玄関のモニターにUMAの水槽を映せ」
中年の男が天井の角を向いて、一言。
すると、フレンダたちの左手から光が射した。その方向を見れば、大きなモニターが壁に貼り付けられている。
「見たまえ、これが私たちの研究だよ」
そのモニターに、少女が映し出されていた。
杏子「ゆまっ!?」
少女は一糸まとわぬ姿で水槽に浮いていた。起きる様子はなく、まるで生気を感じさせずに水槽を漂っている。
耳、鼻、口、と体のありとあらゆる穴にチューブが接続され、また、体中に電極が張り巡らされていた。
「そうUMAだよ。初めて発見したとき、そう自称したんだ。彼女の生態には驚いた。
男は自分の成果を自慢するかのように言う。
「体中、いくら調べ尽くしても、肉体は人間と変わらないのだが、彼女は既存の能力研究では説明のつかない能力、また、宝石のようなコアを持ち、それが無事である限り、人間なら死ぬような実験も、耐え抜く
最早この生物は、既存の生物学すらも覆す! まったく新しいUMAなのだよ!」
なんで宝石が無事なら死なないってわかったんだよ
宝石破壊しなきゃわからないだろ
宝石破壊しなきゃわからないだろ
>>731
あ、人工UMAの説明入れるの忘れてた・・・SS終わったら補足する
あ、人工UMAの説明入れるの忘れてた・・・SS終わったら補足する
杏子「テメェ……ゆまに……ゆまに何しやがった!!」
「何って、至って普通の人体実験さ。精神が壊れてしまったのか、起きなくなってしまったがね」
そこが、杏子の限界だった。
杏子「こっんの糞禿げェェェェェェェ!」
激昂した杏子が床を蹴る。
中年の男はそれを予想していたらしい。若い男の首根っこを掴み、杏子の前に差し出した。
「ひぎぃっ」
若い男に腹部に深々と杏子の槍が刺さる。若い男は白目を剥いて、すぐに意識を失った。
絹旗「清々しいほどの超クズですね……」
見下すように、絹旗が睨んで言った。
「なんとでも言うがいいさ。ほら、もう三分だ」
杏子「は? 何を言って――」
その瞬間、奥の壁を突き破って、純白の羽が飛び出してきた。
間一髪、杏子は反応して、避ける。しかし、避けきれない。
僅かに擦っただけで杏子は激しくはじき飛ばされ、床を転がった。
「何って、至って普通の人体実験さ。精神が壊れてしまったのか、起きなくなってしまったがね」
そこが、杏子の限界だった。
杏子「こっんの糞禿げェェェェェェェ!」
激昂した杏子が床を蹴る。
中年の男はそれを予想していたらしい。若い男の首根っこを掴み、杏子の前に差し出した。
「ひぎぃっ」
若い男に腹部に深々と杏子の槍が刺さる。若い男は白目を剥いて、すぐに意識を失った。
絹旗「清々しいほどの超クズですね……」
見下すように、絹旗が睨んで言った。
「なんとでも言うがいいさ。ほら、もう三分だ」
杏子「は? 何を言って――」
その瞬間、奥の壁を突き破って、純白の羽が飛び出してきた。
間一髪、杏子は反応して、避ける。しかし、避けきれない。
僅かに擦っただけで杏子は激しくはじき飛ばされ、床を転がった。
そして、壁に空いた穴から、それは歩いて来た。
それは小さかった。身長はフレンダの胸元くらいしかないだろう。
真っ白で、顔も鼻も口もないのっぺりとした楕円形の顔面部。
黒い皮膜を使った大量のケーブルがうねるようにして絡み合い、足が二本、手が二本の人型を作っていた。
ケーブルが多すぎるためか、身長に似合わず、それはずんぐりとした体躯だった。
特徴的なのはその背中。
一対の、純白の羽が生えていた。
「今は、この子がUMAだ。これは能力者を再現したちょっと特殊な駆動鎧でね、ここには人間が乗るのが必須だった。しかし、そこにUMAのコアを組み込んだんだ」
UMAの肩を叩きながら、誇らしげに男が言う。
「そうしたら、見事に起動してくれたよ! この技術を応用すれば『多重能力者』も夢じゃない!」
杏子「この禿げ……!」
はじき飛ばされた杏子だったが、大きな怪我はないらしい。すぐに立ち上がる。
「自我はないようでね、全てプログラムした通りに動いてくれる。しかし、発想力、思考力は人間のものを使うことができる。無人兵器としてもこれは画期的だ!」
それは小さかった。身長はフレンダの胸元くらいしかないだろう。
真っ白で、顔も鼻も口もないのっぺりとした楕円形の顔面部。
黒い皮膜を使った大量のケーブルがうねるようにして絡み合い、足が二本、手が二本の人型を作っていた。
ケーブルが多すぎるためか、身長に似合わず、それはずんぐりとした体躯だった。
特徴的なのはその背中。
一対の、純白の羽が生えていた。
「今は、この子がUMAだ。これは能力者を再現したちょっと特殊な駆動鎧でね、ここには人間が乗るのが必須だった。しかし、そこにUMAのコアを組み込んだんだ」
UMAの肩を叩きながら、誇らしげに男が言う。
「そうしたら、見事に起動してくれたよ! この技術を応用すれば『多重能力者』も夢じゃない!」
杏子「この禿げ……!」
はじき飛ばされた杏子だったが、大きな怪我はないらしい。すぐに立ち上がる。
「自我はないようでね、全てプログラムした通りに動いてくれる。しかし、発想力、思考力は人間のものを使うことができる。無人兵器としてもこれは画期的だ!」
浜面「腐ってやがる……」
浜面が滝壺を守るようにして立ち、銃を構える。
キリカ「学園都市なんてみんなそうじゃないの?」
キリカが動きを遅くする魔法を発動し、かぎ爪を構える。
麦野「そうね、まあまた学園都市らしく、胸くそ悪い研究者だこと」
麦野が原子崩しをいつでも発射できるように演算を始める。
絹旗「『木原』の人間ですかね? それにしては超小物ですけど」
絹旗が殴りたいものをすぐに殴り飛ばせるように拳に窒素を一際纏わせる。
フレンダ「どちらにせよ、あれだね」
フレンダが片手にナイフを構えたまま、時限式爆弾を取り出す。
滝壺「ブチコロシ確定ってやつだね、きょうこ」
滝壺が浜面の後ろに隠れながら研究所に流れる異常なAIM拡散力場を読み始める。
杏子「当たり前だ……!」
そして起き上がった杏子が六人の下へ戻り、槍を構える。
「せいぜい頑張りたまえ」
浜面が滝壺を守るようにして立ち、銃を構える。
キリカ「学園都市なんてみんなそうじゃないの?」
キリカが動きを遅くする魔法を発動し、かぎ爪を構える。
麦野「そうね、まあまた学園都市らしく、胸くそ悪い研究者だこと」
麦野が原子崩しをいつでも発射できるように演算を始める。
絹旗「『木原』の人間ですかね? それにしては超小物ですけど」
絹旗が殴りたいものをすぐに殴り飛ばせるように拳に窒素を一際纏わせる。
フレンダ「どちらにせよ、あれだね」
フレンダが片手にナイフを構えたまま、時限式爆弾を取り出す。
滝壺「ブチコロシ確定ってやつだね、きょうこ」
滝壺が浜面の後ろに隠れながら研究所に流れる異常なAIM拡散力場を読み始める。
杏子「当たり前だ……!」
そして起き上がった杏子が六人の下へ戻り、槍を構える。
「せいぜい頑張りたまえ」
UMAが、起動した。
背中の羽を羽ばたかせ、僅かに宙に浮く。
ぶわっと、背中から羽が二対追加される。
羽は計三対、六枚。
まるで歪な天使のよう。
そして、のっぺりとした顔面部に、英字が青色LEDライトで示されていた。
浜面が、それを見て、驚愕する。
浜面「嘘だろ……!?」
英字は、こう書かれていた。
――FIVE_Over.Modelcas_"DARKMATTER"
浜面「気をつけろみんな! あれは、学園都市第二位を、垣根帝督を越える駆動鎧だッ!!」
背中の羽を羽ばたかせ、僅かに宙に浮く。
ぶわっと、背中から羽が二対追加される。
羽は計三対、六枚。
まるで歪な天使のよう。
そして、のっぺりとした顔面部に、英字が青色LEDライトで示されていた。
浜面が、それを見て、驚愕する。
浜面「嘘だろ……!?」
英字は、こう書かれていた。
――FIVE_Over.Modelcas_"DARKMATTER"
浜面「気をつけろみんな! あれは、学園都市第二位を、垣根帝督を越える駆動鎧だッ!!」
UMAが、起動した。
背中の羽を羽ばたかせ、僅かに宙に浮く。
ぶわっと、背中から羽が二対追加される。
羽は計三対、六枚。
まるで歪な天使のよう。
そして、のっぺりとした顔面部に、英字が青色LEDライトで示されていた。
浜面が、それを見て、驚愕する。
浜面「嘘だろ……!?」
英字は、こう書かれていた。
――FIVE_Over.Modelcase_"DARKMATTER"
浜面「気をつけろみんな! あれは、学園都市第二位を、垣根帝督を越える駆動鎧だッ!!」
背中の羽を羽ばたかせ、僅かに宙に浮く。
ぶわっと、背中から羽が二対追加される。
羽は計三対、六枚。
まるで歪な天使のよう。
そして、のっぺりとした顔面部に、英字が青色LEDライトで示されていた。
浜面が、それを見て、驚愕する。
浜面「嘘だろ……!?」
英字は、こう書かれていた。
――FIVE_Over.Modelcase_"DARKMATTER"
浜面「気をつけろみんな! あれは、学園都市第二位を、垣根帝督を越える駆動鎧だッ!!」
やはりフレンダなら最終ウエポンで
爆弾を出して欲しいな。(魔法の)
爆弾を出して欲しいな。(魔法の)
ロシアていとくんの能力を兵士が装備してたのって冷蔵庫ていとくんがいたからで
全自動の機械が使えるわけじゃないですよね
超電磁砲は今の科学力でも実現可能だから学園都市のレベルなら小型化されてロボットに詰まれててもおかしくないけど
全自動の機械が使えるわけじゃないですよね
超電磁砲は今の科学力でも実現可能だから学園都市のレベルなら小型化されてロボットに詰まれててもおかしくないけど
音が消し飛んだ。
UMAが軽く羽ばたいたと思うと、爆発が巻き起こる。
研究所の入り口が、杏子が、フレンダが、キリカが、麦野が、絹旗が、浜面が、滝壺が、吹き飛んだ。
研究所の入り口に面する方向が、丸ごと更地になっていた。
フレンダ「大丈夫、みんな!?」
真っ先に起き上がったのは、フレンダだった。爆発をまともに受けても、フレンダには傷一つない。
杏子「なんとか、な……」
キリカ「私たちなら平気だよ」
魔法少女二人が立ち上がる。
絹旗「私の取り柄は超頑丈なことなので」
麦野「これくらいどうってことないわよ」
能力者二人が立ち上がる。
浜面「運良く瓦礫がクッションになったみたいだ」
滝壺「はまづらがいたから大丈夫」
残る二人も立ち上がる。
UMAが軽く羽ばたいたと思うと、爆発が巻き起こる。
研究所の入り口が、杏子が、フレンダが、キリカが、麦野が、絹旗が、浜面が、滝壺が、吹き飛んだ。
研究所の入り口に面する方向が、丸ごと更地になっていた。
フレンダ「大丈夫、みんな!?」
真っ先に起き上がったのは、フレンダだった。爆発をまともに受けても、フレンダには傷一つない。
杏子「なんとか、な……」
キリカ「私たちなら平気だよ」
魔法少女二人が立ち上がる。
絹旗「私の取り柄は超頑丈なことなので」
麦野「これくらいどうってことないわよ」
能力者二人が立ち上がる。
浜面「運良く瓦礫がクッションになったみたいだ」
滝壺「はまづらがいたから大丈夫」
残る二人も立ち上がる。
プラン候補のていとくん超える機械作るってことは天使の量産化に等しいよな
おそろしや
おそろしや
そんな七人の上空に、UMAが物理法則を無視するかのような動きで、浮いていた。
フレンダ「もう来たわけっ!?」
ナイフは通用しないとの判断か、フレンダは懐から小型のミサイルを取り出す。
杏子「待て! あれの中にはゆまのソウルジェムが埋め込まれてるんだぞ!」
それを放とうとしたフレンダを、杏子が慌てて制止した。
フレンダ「じゃあどうしろって言うわけよ!」
杏子「無力化してソウルジェムを引っ張り出す!」
フレンダ「そんな無茶な!」
言い争ってる二人へ、翼が目にも止まらぬ速度で伸びる。
フレンダ「くっ……」
杏子「話し合ってる時間もねえってか!」
そうして、二人が結界を張ろうとして、
麦野「どいてろ!」
麦野が原子崩しの盾を作る。
電子と羽が激突し、その組み合わせでは決してあり得ないような、甲高い音が響き渡った。
フレンダ「もう来たわけっ!?」
ナイフは通用しないとの判断か、フレンダは懐から小型のミサイルを取り出す。
杏子「待て! あれの中にはゆまのソウルジェムが埋め込まれてるんだぞ!」
それを放とうとしたフレンダを、杏子が慌てて制止した。
フレンダ「じゃあどうしろって言うわけよ!」
杏子「無力化してソウルジェムを引っ張り出す!」
フレンダ「そんな無茶な!」
言い争ってる二人へ、翼が目にも止まらぬ速度で伸びる。
フレンダ「くっ……」
杏子「話し合ってる時間もねえってか!」
そうして、二人が結界を張ろうとして、
麦野「どいてろ!」
麦野が原子崩しの盾を作る。
電子と羽が激突し、その組み合わせでは決してあり得ないような、甲高い音が響き渡った。
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