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    元スレ先輩「男くん、付き合って下さい」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ぷしゃいく + - 先輩 + - + - 幼馴染み + - + - 美琴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 = 269 :

    公園にトラック通るのか

    402 = 1 :

    ◆◇◆◇◆◇◆◇現在◆◇◆◇◆◇◆◇

    ◆◇家◆◇

    「ふぁあ。よく寝た」

    「……夢……」

    「……あっ」

    「今日、先輩来るかな」

    「昨日はああなったしな……」

    403 = 1 :

    「ていうか」

    「部活どうしよう……。凄く気まずいことになりそうだな」

    「……」

    「やばっ、時間だ!」

    「早く準備して学校に行かないと!!」
    すたすた

    ……
    …………
    ……

    404 = 205 :

    そんな過去があったとは・・・支援

    405 = 1 :

    ◆◇教室◆◇

    (……う)

    ざわざわ
    「でさ――」
    「うんうん」

    「ありえねーよ」
    「あははっ」
    ざわざわ

    (僕って本当にぼっちだよなぁ)

    406 = 1 :

    (女さん、元気にやってるかなぁ)

    (……いや、彼女のことだから、きっと直ぐに人気者になれるよな……)

    キーンコーンカーンコーン

    (……はぁ)

    (部活どうしようかな)

    (ちょっと気まずいよな……やっぱり行かない方が……)

    (いや)

    (行こう)

    ……
    …………
    ……

    407 = 1 :

    ◆◇部室◆◇

    「こんにちは」
    ガラガラ

    先輩「あ、男くん。こんにちは」

    先輩「今日来てくれて本当に良かったです」

    (すごく片付いてる……この部室……)

    (先輩の私物が整理された……?)

    409 = 1 :

    「――え」

    先輩「ほら、座って下さい」

    「あっ、はい」
    ガタッ

    先輩「むかしから、伝記とか言い伝えは、人から人へ口で伝えられ、それから紙に言葉を載せるようになり、そして印刷技術の進歩で速く複製されるように――」

    「……?」

    410 = 1 :

    先輩「今日の部活は、私が口でお話をして、それを男君が聞くのです」

    先輩「つまり、原点回帰で今の文学を見直すのです」

    「は、はい」

    先輩「といっても、話は何百、何千年も前の話――というわけではないです」

    先輩「そして、おもしろくも無く、普通の話、ですよ」

    「……」

    先輩「ある兄弟の――いじわるな姉と、いじめられっ子な弟の――話です」

    ……
    …………
    ……

    412 = 1 :

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    「あっ」
    パリーン

    「またなの?」

    「またグラス割っちゃったの?」

    「う……」

    「本当、どんくさいなぁ」

    「ご、ごめんなさい」

    413 :

    はなしについていけないぼくはばかなんでしょうか

    414 = 269 :

    伏線なのだよ、きっと

    415 :

    >>413
    この人のはだいたいこんな感じだからいいと思う、ぷしゃいくのやつなんて鬱だったし

    416 = 330 :

    おとーと君って言いまくってたな

    417 = 368 :

    話が飛びすぎてねーちゃんにオナニー見られた

    418 :

    >>417
    精子も飛んだと

    419 = 157 :

    >>386
    くそわろた

    421 = 413 :

    シェーン

    424 = 1 :

    「おとーと君は、しょうもない失敗ばかりしますよね」

    「……」

    「なんでこんなに馬鹿なのかなぁ。私の弟なのに」

    「……う」

    「……ふふっ」

    「おとーと君可愛い……ふふっ」ぼそっ


    「……うう」

    「ごめんね、言い過ぎたね」


    ……
    …………
    ……

    426 :

    おとと君に意味があったとは…

    427 = 1 :

    ……
    …………
    ……

    ぱくぱく
    「美味しいね、ごはん」
    にこにこ

    「そうだねぇ」

    「でも、弟くんも美味しそうだよ……ふふふ」

    「え?」

    「何でもないよ」ニコッ

    428 = 196 :

    紫煙

    429 :

    たいようぱくぱく~

    430 = 1 :

    「ふーん」
    ぱくぱく

    「っ」
    すとんっ

    「おとーとくんっ?」

    「あ、あれれ……ごめんなさい、箸落としちゃった」

    「どんくさいなあ」

    431 = 1 :

    「ほんと、これじゃあ生きていけないよ」

    「私が支えてあげないといけないなあ」

    「お……お願い、します」

    「お姉ちゃん、これから助けてね?」

    「ふふっ、当然です。私はお姉ちゃんなんだもん」

    「えへへ」

    432 :

    ブラコンおおいな

    433 :

    いつの間にか追いついた支援

    434 = 365 :

    私怨

    435 = 1 :

    ……
    …………
    ……

    「弟くん、一緒にプールに入ろっか!」

    「えっ、プール?」

    「そうだよっ! おとーと君の好きなプールだよっ!!」フーッフーッ

    「お姉ちゃん、鼻息あらいよぅ」

    「おっとと、失礼」

    「じゃっ、用意してね!」

    436 = 1 :

    ……
    …………
    ……

    「お姉ちゃん」

    「はい」

    「水着とタオルの用意できたよー」

    「ん、よし」

    「じゃあ、ついて来てね」

    「うん」
    すたすた

    437 :

    「……」
    すたすた

    「お、お姉ちゃん!」
    すたすた


    「なんでお風呂に向かってるの?」


    「それは、そーゆーことだからだよ、おとーと君っ!」

    「……そうなんだぁ」

    ……
    …………
    ……

    438 = 437 :

    「さて、バスルームに到着しました」

    「というわけで――」

    「ほらっ、脱いで!」

    「わっ、うっうう」
    ザッ
    ズバッ

    「Oh...You have a cute sausage!lol」

    「……」

    439 = 437 :

    「……えっと」

    「下品なこと言ってごめんね」

    「うん……」

    「え、英語わかるんだね」

    「そりゃあだって、お姉ちゃんと同じくらい向こうにいたからね!」

    440 = 1 :

    「ていうかお姉ちゃん、lolは口に出して言うものじゃないと思うよ!!」

    「ナイスツッコミ!」

    「ツッコミを叩き込んだ甲斐があったってもんだね!」

    「……はぁ」

    「はいはい……」

    「さっ、入るよ!」

    「ちょっと、お姉ちゃん! 裸なんだよっ、僕たち!」

    442 = 1 :

    「そりゃあね。だってお風呂だもん」

    「あーそっかあ」

    「そーだよ、おとーと君」

    「そう納得しないからねっ?」

    ぐいっ
    「いいからっ!」

    443 = 1 :

    「ていうか、そんな格好――」

    「恥ずかしくないの!? 弟の前でっ!」

    「ぜんぜんっ。えっへん」

    「いばんな」


    弟母「――ただいま」

    弟父「帰ったぞー」


    「WTF!」

    444 = 1 :

    「か、帰ってきちゃったね……あはは」

    「急いで服を着ようか」

    「そ、そうね……」

    「チャンスだったのに」ぶつぶつ

    「お姉ちゃん?」

    「何でもないよっ、ふんっ!」

    445 :

    いいね

    446 = 1 :

    「ま、また……今度」

    「二人がいないときに……ねっ」ぼそっ

    「っ!!」

    「えへへ、うんっ!」

    「弟くん、大す――」

    「あ、あれれっ……」ふらっ

    447 = 1 :

    「弟くんっ!?」

    「おね……ちゃ」バタンッ

    「おっ」

    「おとーさん! おかーさん!!」

    「どうしよ……っ。弟くんがっ!!!」

    ……
    …………
    ……

    ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

    449 = 1 :

    先輩「――そして、その弟は、入院してしまい」

    先輩「そして憐れ、とうとう姉と会われなくなりましたとさ」

    先輩「めでなくなし、めでなくなし」

    「……」

    「先輩」

    先輩「どうでしたか、男くん?」

    「そ……その話、もしかして――」


    先輩「ごめんね」


    先輩「私、後輩の男くんと弟を重ねてたんだ」

    先輩「無意識に、じゃなくて意識して」

    「……」

    450 :

    クズだな


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