のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,541,877人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

元スレほむら「ハッピーエンドがあってもいいじゃない」

SS覧 / PC版 /
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - ほむあん + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

101 = 1 :

杏子『おーい、帰ったぞー』

ほむら「……杏子、インターホンくらい鳴らしなさいよ
    小学生じゃあるまいし……」

まどか「ただいま戻りましたー」ガチャ

マミ「まどかさん、杏子さん、買出しご苦労様」

まどか「荷物はほとんど杏子ちゃんが持ってくれたんだよー」エヘヘ

杏子「か弱いお姫様に、力仕事は向いてないもんなー」

まどか「杏子ちゃん…… それってどういう意味?」

杏子「まぁまぁ」ニシシ

ほむら(あの二人……なんだか仲がいいわね……)

マミ「じゃ、私は野菜を洗って―― 」

さやか「マミさん、あたし手伝います」

マミ「ありがとう、さやかさん」

102 = 1 :

――グツグツグツ――

杏子「なぁ…… そろそろいいだろ」ソワソワ

マミ「そうね、それじゃ取り分けるからお皿を――」

――――
杏子「あちっ」ハフッハフッ

ほむら「もう…… 少しは落ち着いて食べなさいよ」モグモグ

さやか「あはは、杏子ってば馬鹿ねぇー  あつっ」

杏子「なんだよっ、さやかだって熱がってんじゃん」ゲラゲラ

まどか「なんだか賑やかで楽しいですね」

マミ「そうね…… 私の家がこんなに明るいのって
   きっと初めてだと思うわ」
   
杏子「肉ー肉ー♪」

さやか「ちょっと杏子! 肉ばっかり食べてないで、野菜も食べなさいよ!」

杏子「こいうもんは早いもの勝ちだぜ? さやかには早さが足りない」キリッ

まどか「もー、二人とも喧嘩しないで仲良くしてよー」

ほむら「まぁ……喧嘩するほど仲がいいっていうから大丈夫よ」

104 = 1 :

――――
杏子「さて、雑炊の時間がやってまいりました」

さやか「何のナレーション?」

杏子「ここにカントリーマ○ムがあります」

マミ「まさか杏子さん……」

杏子「このお菓子……、オーブンで軽く暖めると非常に美味しい、
   つまり、鍋の中にいれてもきっと―― 」
   
まどか「杏子ちゃん、その理論はどう考えてもおかしいよ……」

杏子「……たとえば『地球温暖化』だ CO2排出量増加による地球温暖化は常識だろ? 
    そう、常識だ。いや、常識だと多くの人々が思っている」

マミ「杏子さん……何を言ってるの?」

杏子「だが、実はCO2 が地球温暖化の原因だという証拠は無いんだよ
   そもそも地球温暖化という現象は仮説に過ぎない そう主張する人も少なくない」
   
ほむら「杏子……一体何が言いたいの?」

105 :

早々に秘密バラしてみんな仲良くってタイプのSSはやっぱりいいな

106 = 97 :

ストパニだっけ?

107 = 37 :

やめろ
おいやめろ
やめるんだ杏子
今なら間に合う引き返せ
それだけはやめろ

108 = 1 :

杏子「ふっ、どうもアタシは口下手で困るよ つまり常識を疑えということだ 」

さやか「前振りながっ! ってか意味不明すぎ……」

ほむら「杏子……、あなたいつも食べ物は粗末にするなって言ってるわよね?」

杏子「……責任をもって私が食べるから」

ほむら「本当に? どんなに不味くても食べきれるというのかしら」

杏子「ぐぬぬ…… きっとおそらくたぶん大丈夫さ……」

杏子「カレー粉をぶちこめば大抵のものは食べられるように――」

マミ「……普通の雑炊にするわよ?」

まどか「異議なし!」
さやか「異議なし!」
ほむら「異議なし!」

杏子「遊び心が足りねぇ……
   こんなじゃ満足できねぇよ……」

109 = 1 :

――――
杏子「ふー、満足満足」

さやか「あんた、さっきと言ってることが違うわよ……」

まどか「今日はご馳走様でした」

マミ「いいえ、こちらこそ楽しかったわ」

さやか「また遊びに来てもいいですか?」

マミ「歓迎するわ」ニコッ

ほむら「それじゃ、帰るわよ杏子」

杏子「おー、私は学校じゃ合えないから、
   また魔女退治のときになー マミ」

マミ「ええ、さよなら またね」

――――
ほむら「それじゃ、私たちはこっちだから」

まどか「はい、ほむらちゃん、杏子ちゃん、またねっ」

杏子「おー、二人ともQBと魔女には気をつけろよー」

さやか「はいはい、あんたらも気をつけて帰りなさいよ」

110 = 1 :

――――
まどか「なんだか今日一日でいろんなことがあったね」

さやか「本当……、なんかいろいろありすぎて、
    失恋の傷心にも浸れなかったわ」

まどか「さやかちゃん……」

さやか「辛いって言ったら嘘になるけど……
    正面から告白して振られたんだし、仕方ないって思えるから……」

まどか「うん……」

さやか「魔法少女になるってことも、諦める
    私は私の力で夢を叶えようと思うから」
    
さやか「だから、まどかも魔法少女になろうなんて考えちゃだめだよ?」

まどか「約束するよ 私も絶対に魔法少女にはならない」

さやか「よしっ、私たちは私たちのできる範囲でさ、
    マミさんやほむらや杏子のこと支えていこう!」

まどか「うんっ!」

111 = 1 :

――――
杏子「たっだいまー」

ほむら「はい、お帰りなさい…… って、いつから貴女の家になったのよ」

杏子「細かいことはきにすんなよっ」エヘヘ

ほむら「細かいって……」

ほむら「そういえば杏子、あなたどこに行ってたのよ?」

杏子「ん? あぁ、ほむらが心配で夜も眠れなかった話か?

ほむら「違う……」

杏子「冗談冗談、ちょっと魔女狩りにさ ほらこれ」ゴロッ

ほむら「グリーフシードがたくさん……これを集めていたの?」

杏子「まぁな…… これでワルプルギスの夜と戦うときに万全な戦略が練られるだろ?」

ほむら「あなた……」

杏子「へへっ、あたしが本気を出せば、こんなもん楽勝だったぜ」

112 = 1 :

ほむら「本当にありがとう……杏子」

杏子「礼なら、ワルプルギスの夜を倒してからにしろよな……」

ほむら「でも……本当にありがとう……」

杏子「ったく……こんなに素直だったか、お前?」

ほむら「あなたこそ……

杏子「……」

ほむら「……」

杏子「絶対に勝とうな……」

ほむら「ええ、もちろんよ……」


――――
ほむら(なんだか上手く行き過ぎてる気がするわ……)

ほむら(今回、キュゥべえが契約を迫ってこないのが気になるし――)

ほむら(でも、今度こそ私はアイツを倒してみせる)

113 :

支援さるよけ

114 = 1 :

――ワルプルギスの夜――

マミ「そんな…… あれだけのグリーフシードがあったのに」

ほむら「あれだけの攻撃を受けて傷一つないなんて……」

さやか「他に…… 他に手段はないのっ!?」

まどか「……どうしよう……このままじゃみんな―― 」

杏子「大丈夫だ…… 手がないわけじゃない」

ほむら「杏子…… まさかあなた……」

杏子「あぁ、 幸い私の魔力は二人に比べて、それなりに残ってる」

杏子「一発で決めてきてやるよ」ニコッ

マミ「だめよ! そんなことをしたらあなたが―― 」

杏子「大丈夫―― アイツを倒して……
   ちゃんと戻ってくるからさ」ダッ

115 = 1 :

――――
杏子「頼むよ神様、こんな人生だったんだ
   せめて一度ぐらい、幸せな夢を見させて」 パリン

ワル夜「 ―― 」

QB「まったく、無意味なことを―― 
   君たちにワルプルギスの夜を倒せるわけがないのに」


――――
ほむら「死んじゃった…… 杏子が死んじゃった……」ガクッ

マミ「杏子さんのファイナルブリットでも倒せないなんて……
   これで終わりね…… 私たちも…… 死ぬんだわ」

まどか「……私が――
    私が魔法少女になって―― 」

さやか「そんなことはさせないよ…… まどか」グッ

まどか「さや……か……ちゃ……」ケホッ

さやか「私の友達に世界を滅ぼさせるなんてこと、させたくない」ギュッ

マミ「さやかさん、あなた何を――」

さやか「そんなこと悲しいことをさせるくらいなら、
    いっそこの手で、殺してあげる」ググググ

116 :

スクライドじゃねえよ

117 = 1 :

まどか「苦し……や……助……て……」

まどか「――」ガクッ

さやか「はぁ……はぁ…… 私、やっちゃったよ――
    あはははは、あはははははははははははははっ」

さやか「後は、ほむらとマミさんのソウルジェムを砕かないと……」

さやか「魔女になったら大変だしね……」

マミ(もう、動ける魔力も残ってない……)

さやか「このままじゃ、この街はめちゃくちゃになっちゃう――
    恭介やお父さんやお母さんも、みんな死んじゃうのかな?」

さやか「街がめちゃくちゃになる前に、他の魔法少女がアイツを倒しに
    来てくれたりしないのかなぁ」

さやか「……さて、魔力が底を突きかけているとはいえ
    仮にも魔法少女だし、簡単には殺せないかな?」

さやか「そうだ、ほむら…… たしか拳銃持ってたはずだよね?」

ほむら(……これ以上時間を巻き戻しても、まどかに負担がかかるだけ)

ほむら(あの時……まどかと一緒に魔女になっていたほうが幸せだったかな)スッ

さやか「自分から差し出すなんて、物分りが良くて助かるわ」

118 :

やめろっつてんのにわかんねえ奴だなこの糞ピンク
頭んなか湧いてんのか

119 = 105 :

これが次世代のハッピーエンドか…

120 = 1 :

さやか「よっと、二人とも覚悟してね……
    あたしも直ぐに追いかけるから――」ガチャ

マミ(本当なら失っていたはずの命だけど…… やっぱり怖い――
   後輩の手にかかって死―― )バン

マミ「――」パリン

ほむら(ごめんなさいまどか、あなたとの約束守れ無かったよ……
    本当にごめんね……)
    
ほむら(私、もっとみんなと一緒に幸せな時間を過ごしてみたかった)

ほむら(こんなのってないよ――
    ハッピーエンドがあったっていいじゃない――)バン

ほむら「――」パリン

さやか「……」ガチャ

さやか「みんな…… みんな死んじゃった」

さやか「あははははははははははは
     あははははははははははははははあははははははあははははあは」

さやか「…… ふぅ…… それじゃ、私も」ガチャ

さやか「……」バン

――はっぴーえんど!――

121 = 67 :

まさか心中で終わり…?

122 = 100 :

さやかぁぁぁ!!!

123 = 45 :

ふざけんな











ふざけんな…

124 = 37 :

確かにハッピーエンドではあるが

125 :

がんばれ

126 = 100 :

なるほど、タイトル通りか

127 = 95 :

終わり・・・?これで終わり・・・?

128 = 1 :

―――――
ほむら「ッ―― 」バサッ

ほむら「はぁ……はぁ……」

ほむら「酷い夢―― 」ワナワナ

ほむら「本当に夢?」

杏子「スースー」Zzz

ほむら「杏子……ちゃんと生きてるわよね?」ホムッ

ほむら「……本当にただの夢だったのかしら
    恐ろしく現実味のある内容だった……」

ほむら「まさか、予知夢なんてことが―― 」ガクブル

ほむら「……あるわけない……そんなことがあるわけ」

ほむら「……」

――――
QB(暁美ほむら…… いい夢は見れたかい?)

129 :

まどか「折角救済しようと思ったのにほむらちゃんが余計な事するから…」

130 = 113 :

!?

131 = 1 :

QB(鹿目まどか……彼女が魔女になれば、
   僕らのエネルギー回収ノルマは、おおむね達成できそうだ……)

QB(しかし…… 彼女の背負う因果は余りにも膨大すぎる
   僕たちに不利益が被らないとは言い切れない)

QB(はぁ…… こんなことになるなんて
   面倒くさいことをしてくれたもんだ)

QB(暁美ほむらに時間跳躍の能力を与えて、
   こうなることは想定の範囲内だったのか――)

QB(……)

QB(まぁ、回避する手段が無いわけじゃないし……)

QB(上手くいけば、僕もこの惑星に居る必用もなくなる……)

QB(今のうちに精々楽しんでおくんだね…… 暁美ほむら)

133 :

◆◇◆◇

――――それから数日後――――

杏子「ふっ、はっ、せいっ!」

「 ―――― 」

ほむら「楽勝ね……」

杏子「二人がかりなら、こんなもんだろ?」

ほむら「そうね」


――――
マミ「で、ここはこっちの公式を―― 」

さやか「なるほど!」

まどか「マミさんの教え方……本当に分かりやすいです」

マミ「嬉しいことをいってくれるじゃない」ウフフ

さやか「ふっふっふ、これで次の期末テスト上位ランキングは、
    あたしとまどかの無双状態だっ」

まどか「さやかちゃん、それはいいすぎだよー」

マミ(あぁ……こんなにかわいい後輩が二人もできるなんて……幸せだわ)

134 :

ここはぼっちの公式を

に見えた

135 :

しえん

136 :

もうぼっちの公式にしか見えない

137 :

まどか「二人は今頃パトロール中かな?」

さやか「今日はあの二人で、次はマミさんと杏子の当番でしたっけ?」

マミ「そうね…… 二人で戦うと、魔力も最小限に抑えられるし
   もう一人が、あなたたちをキュゥべえから守ると……」
   
さやか「でも、私たちはただ遊んでるだけですけど……」

マミ「それでいいのよ…… 魔女と戦い続ける――
   そんな非日常が日常にならずに済む……」
   
マミ「私たちは、あなたたちに感謝してるのよ?」

まどか「そう言ってもらえると、なんだかうれしいです」エヘヘ


――――
杏子『おーい、みんないるかー?』

さやか「あいつ……いい加減インターホンの存在を覚えなさいよ……
    近所迷惑になるって考えられないのかしら?」

マミ「はいはーい、ちょっとまってねー」

マミ「杏子さんに、ほむらさん……その荷物」ガチャ

ほむら「杏子がゆの様に行こうって言い出すものだから」

杏子「魔女退治で汗掻いたし……折角だから、みんな誘ってと思ってさ―― 」

138 = 137 :

――――
まどか「皆でお風呂って、なんだかわくわくするね」

さやか「そう? ってゆーか魔法少女はゾンビなんだから
    お風呂に入っても大丈夫なわけ?」

杏子「あぁ~ 言われてみれば…… この体は入れ物みたいなもんなんだっけ?」

マミ「でも、私たちの体も普通に成長してきたし――」

さやか「胸が……?」ツンツン

マミ「さ、さやかさんっ どこ触ってるの!?」

さやか「やわらかーい」キャッキャ

まどか「……さやかちゃん ……ずるい」

マミ「ま、まどかさん―― ずるいってどういうことよっ!」

まどか「え!? あ、いや…… その…… ついっ」エヘヘ

杏子「……」ペタン

ほむら「……」ホムーン

140 = 137 :

――――ゆの様――――

杏子「あ゛~ 生き返る~」

ほむら「杏子……あなた死んでたの?」

さやか「っていう無意味な一連のフレーズ……」

――――
まどか「……いい湯ですねー」

マミ「ええ……本当」

さやか「うーん、やっぱしマミさん…… ダイナマイッ!」

ほむら「中学生とは思えない犯罪的な体つき……」

マミ「っもう…… からかわないの……」

141 :

夢おちで良かったわ。

142 = 137 :

まどか「女の子としては…… やっぱり羨ましいですね」

杏子「んー、揉めば大きくなるらしいじゃねぇか……
   まどか、アタシが揉んでやろうか?」ニヤニヤ
   
まどか「え、遠慮させてもらうよ!」

ほむら「だったら私が」ホムッ

まどか「ほむらちゃん!」

さやか「いやいやあたしが」ワキワキ

まどか「さやかちゃんまで……」

マミ「えっと、それじゃあ……私も……」

杏子・ほむら・さやか「どうぞどうぞ」ササッ

まどか「マ、マミさん!?」

マミ「じょ、冗談よっ!」カアァ

143 = 137 :

――――
まどか「みんなで背中流し合いっこしよう!」

さやか「エグザイル風に?」

杏子「そんな余計な動きはいらないだろ……」

――――
マミ「……」ワシャワシャ

杏子「マミってさ…… 髪洗ってるとき、目を開けられないタイプ?」

マミ「ええ、そうなの…… 目に入ると沁みるから……」

さやか「これはチャンスね……」

まどか「マミさんにげてええええええええええ」

マミ「?」

マミ「きゃああああああああああああああああああ」モミモミ

――――
ほむら「貴女達って、ホント馬鹿」

さやか・杏子「……」プカプカ

まどか「さやかちゃんと杏子ちゃんが湯船に浮いてる…… 大丈夫かな?」

マミ「……」プンプン

145 = 137 :

――カポーン――

杏子「あ゛~ワ゛レ゛ワ゛レ゛ハウ゛チュウ゛ジンダ~」ブーン

まどか「扇風機があるとやりたくなるよね……」

さやか「杏子って、ほんと子供……」

――――
ほむら「フルーツ牛乳三つ、コーヒー牛乳二つで―― 」

ゴクッゴクッゴクッ――

さやか「ぷっは~! やっぱこれよねぇ!」

杏子「くぅ~っ 頭がキンキンする~」

まどか「……またみんなでこようねっ」

マミ「そうねー」

ほむら(もう一本飲んだら大きくなるかしら……)

杏子「ほむら……お互い無駄な努力はやめようぜ?」

ほむら「……五月蝿い」

146 :

杏子はなぜだ

147 = 137 :

◆◇◆◇

――――数日後――――

ほむら「ワルプルギスの夜を想定した陣形でいくわ……」

マミ「了解ッ 久々に本気を出すわよっ!」

――――――
―――


――――ゲームセンター――――

杏子「――で、戦車で怪獣を撃ちまくる!」

まどか「これなら私にもできそうだよ」

さやか「よしっ、じゃあ早速1コインっと」

――――
さやか「おお~、案外面白いねっコレ」

まどか「ははは、しねしねしねしねぇ~♪」

杏子「まどか…… ノリノリだな……」

148 = 137 :

――――
杏子「んで、これはプレイヤー同士で対戦ができるんだけど……」

さやか「負けないよっ――」

――――――
―――


杏子「まさかアタシが負けるとは……」

さやか「まどか…… あんた、えげつない戦い方するわね……」

まどか「えへへ」

――――
杏子「そうだ…… これっ―― このプライズでとってきたんだけど」

さやか「なにこれかわいい! 猫のストラップ?」

まどか「え~っと、しげるファミリーだって」

杏子「友好の証ってことで、5人分とってきた
   まどかには……しげ美を さかやには……しげ子で」

まどか「杏子ちゃん、ありがとう」エヘヘ

杏子(マミにはしげりーぬで、アタシはしげ菜
   ほむらには……エロしげでいいかな)

149 = 137 :

――――翌日――――

マミ「62秒でケリをつけるわっ 杏子!」ダッ

杏子「お……おう」バッ

ズダダダダダダダダダ――

マミ「これで終わりよっ!」

マミ「ダブルインパクトッ!」ドヤッ
杏子「だ、だぶる、いんぱくと~」カアァ

「―― 」

マミ「杏子っ! 何照れてるの!? まじめにやって!」

杏子「でも……」

マミ「でももヘチマもないのっ!」

杏子(ほむら…… 助けてよ……)

――――
ほむら「くしゅん」ホムム

まどか「ほむらちゃん……風邪?」

さやか「魔法少女って風邪ひくんだ……」

150 = 137 :

さやか「よしっ、宿題お終いっと」

まどか「やっと終わったね……」

まどか「……」

ほむら「どうかしたの、まどか?」

まどか「ほむらちゃんと私たちって、
    昔からこんな風に一緒に勉強してた気がして――」

さやか「藪からスティックに何をいいだすのよ……
    ほむらはこの前転校してきたばかりじゃない」

まどか「う、うん…… でも、なんだか懐かしいような」

ほむら「……疲れてるんじゃないの? 休憩したほうが―― 」

まどか「疲れてるって感じは全然しないんだけど……」

まどか(気のせい?)

まどか(はじめてほむらちゃんを見たときにも感じた違和感――
    やっぱり私、疲れてるのかな……)


←前へ 1 2 3 4 5 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
スレッド評価: スレッド評価について
みんなの評価 : ★★
タグ : - ほむあん + - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

類似してるかもしれないスレッド


トップメニューへ / →のくす牧場書庫について