元スレオリアナ「ねぇ、お姉さんを匿ってくれない?」上条「……えっ?」

みんなの評価 : ★★
151 = 93 :
俺はオリアナさんとはバイキンマンとドキンちゃんの関係になりたい
152 = 126 :
ほ
153 = 46 :
本当にありがとうございます、どれくらいに終わるかわかりませんが再開させてもらいます
154 = 46 :
オリアナ(私……なんで逃げちゃったのかしら)
オリアナ(別に、あの坊やの言葉を最後まで聞いてあげてもよかったじゃない)
オリアナ(……それで何が変わるわけでもないのだから)
オリアナ「まあいいわ……さて、ちょっと歩いてみようかしら」
155 = 126 :
おかえり
156 = 46 :
土御門「本気かカミやん……? 相手はあのオリアナ=トムソンだ、到底見つかるとは思えない」
上条「だからって、このまま放っておくわけにはいかないだろ?」
青ピ「カミやん、ボク達も協力するで!」
黒子「……わたくしも、ぜひお手伝いさせてほしいですの」
上条「いや、これは俺の問題だ。俺一人で行かないと……意味がないんだ」
土御門「水を差すようで悪いが、格好つけてもしかたないぞカミやん。
四人で探せば見つかる可能性は上がる、逆に一人だと誰も見つけられませんでしたー、って後悔するかもしれないぜよ?」
上条「それでも、だ。大丈夫だって、きっと見つかる」
土御門「でも、あの時は何とかなったかもしれないが今回は……」
上条「別に誰の命が関わってるわけでもないんだ。そんな心配すんなって」
青ピ「本当にええんか? 学園都市の中から手がかりなしで探すとか……無謀やと思うで」
上条「だから大丈夫だって。けど、ありがとよ。……時間ももったいないし、行ってくる!」
158 = 46 :
黒子「……行ってしまいましたね」
青ピ「ったく、最初は脱! 童貞! のことで頭がいっぱいやったくせに」
土御門「もうそれすらも忘れてオリアナに夢中ぜよ」
青ピ「でも、なんかムカつかん?」
土御門「確かに、キメ顔で『捕まえに行く』、だってにゃー」
黒子「そ、そんな言い方は失礼ですの!」
青ピ「ええんやて、カミやんはカミやん。ボク達はボク達」
土御門「後でからかいまくって、思いっきり殴るのがオレ達の仕事なんだぜい?」
青ピ「せやから、これが正解なんや。わかるかなー?」
黒子「……よくは分かりませんけど、応援はしているということですの?」
土御門「どうだかにゃー?」
160 = 46 :
上条(今日巡ったデートコース……いや、違う、そこに行く理由はない)
上条(人混みの中……そんなところじゃない、もっと具体的な何か……!)
??「あれ? そこに居るのは、上条当麻じゃないの」
上条「あ? なんだ、吹寄か……」
吹寄「なんだ、とはずいぶん失礼ね」
姫神「ちなみに。私も居る」
上条「あっ、居たのか姫神」
姫神「その発言は。かなりショック……」
161 = 17 :
どうしてオリアナねーさまを処女設定にしたんだ!
非処女でリードしてくれるのか素晴らしいのにどえしち
162 = 93 :
>>161
耳年増で処女ビッチも一つの可能性じゃないか?
何にしてもエロいのに下品さやケバさの無いオリアナさんは最高だ
163 :
しえんぬ
164 = 46 :
吹寄「汗だくになって、貴様はこんなところで何をやってるの?
マラソンの練習には見えないけど」
上条「……色々あってな。ちょっとお取り込み中なんだよ」
姫神「また。女の子でも追いかけているの?」
吹寄「はあ? いくら上条当麻だからって、こんな汗だくになって女の子の事なんて」
上条「……その通りだ、悪いかよ」
吹寄「……貴様は相変わらずなのね」
姫神「殴って。いい?」
上条「な、なんで急にそういう話に!?」
165 = 46 :
吹寄「呆れてものが言えないわ……」
姫神「また。事件でもあったの?」
吹寄「事件……そうだ、上条当麻! 貴様はいったい大覇星祭の時何をしていたの?
小萌先生の話では貴様と他にいた誰かが色々やったって」
上条「えっ? いや、あのそれはですね……」
姫神「確か。小萌に頼まれてお仕事してたんだよね?」
上条「……姫神?」
吹寄「なんだそうだったの。てっきりまた何か厄介事を起こしていたのかと思ったわ」
上条「(……サンキュー)」
姫神「(黒蜜堂のプリン。よろしく)」
上条「(……了解です)」
167 = 46 :
吹寄「私も倒れててよくはわからないけど、色々あったみたいね」
上条(そういえば……この二人は、オリアナのせいで……)
姫神「上条君。急に黙ってどうしたの?」
上条「いや……何でもない。……なあ、一つ聞いても良いか?」
吹寄「別にいいけど、手短にね」
上条「……あの時、大覇星祭でお前達は酷い目にあったじゃないか。
もし、その犯人がわかったら……どうする?」
吹寄「どうするって、そんなこと言われても……」
姫神「殴る。そして恨む」
吹寄「ど、どうしたの?」
168 = 17 :
>>162
処女ビッチ()
時代は純情非処女ビッチだろボケナス
姫子だとかオリアナねーさまとか君届のCVみゆきちの娘とか
まぁ下二行は同意だ
169 = 46 :
姫神「大切な私の時間を奪った。それだけは決して。許さない」
上条「……そっか、そうだよな」
吹寄「……私はただ機材に触れただけだから何とも言えないけど、誰かの能力って事だったら許されることじゃないわね」
上条「……ありがと、ただそれだ――」
姫神「ただ。その人にも事情があったのかもしれない。
それを知ってから。私はその人を殴ろうと思う」
上条「姫神……」
姫神「きっと許さないだろうけど。話くらいは。聞いてあげてもいい」
吹寄「な、何を言ってるの?」
姫神「上条君。そう。伝えておいて」
上条「……ああ、じゃあな二人とも」
170 = 46 :
吹寄「また走って行っちゃったわね……なんだったのかしら?」
姫神「さあ? でも多分。自分のために走ってるんだと思う」
吹寄「自分のため?」
姫神「うん。いつもそれは変わらないけど。今回は特別。……だと思う」
吹寄「……まっ、あのバカの事だから、心配することでもないわよね」
171 :
自分を半殺しにした奴に好きな男取られるとか踏んだり蹴ったりだな
172 = 93 :
>>168
そいつは新しいな探求したいぜ
下ニ行を理解してくれたら本望だよ、兄弟
173 = 46 :
上条(考えろ……あの日の事を思い出せ)
上条(逃げるオリアナを俺は必死に追いかけた……。
躱され、ぶつかり、また躱され……それでも追い続けた)
上条(……あいつはきっと、迷っている。今回は誰も関係ない、ただオリアナ自身だけだ)
上条(俺が見つけるまで、必死に迷ってくれ。俺はその分、お前を探す……)
174 = 46 :
??「はーい、こっちは通行止めー。迂回してもらうじゃん」
青ピ「おおっ! そのお顔は、我が高校の体育爆乳教師! 黄泉川せんせーやないの!」
黄泉川「月詠センセとこの悪ガキ軍団か。あれ、後の一人はどこ行ったじゃん?」
土御門「三バカがいつも一緒にいるとは限らないんですたい。それよりこれは何かあるのかにゃー?」
黄泉川「ああ、今日は―――――――――」
青ピ「へえ、そういやそんな話もあったような」
土御門「……一応、手を回しておくかにゃー」
青ピ「ん? 土御門くん、どこかにお電話?」
土御門「ちょっとした演出ぜよ」
175 = 46 :
オリアナ(お仕事は終わったし、さっさと帰ればいいのに……お姉さんは何を期待してるのかしら?)
オリアナ(……あの坊やに、一回ぐらいさせてあげてもよかったかしらね?)
オリアナ(でも、今更経験ありませんでしたー、なんて……言えないわよね?)
オリアナ(……私はどこに向かって、何をするつもり?)
オリアナ(それは正しいのか、間違ってるのか……それを決めるのは、誰?)
オリアナ(それを決めるのは――)
176 = 47 :
さるよけーんぬ
179 = 46 :
上条「はあ……はあ……闇雲に探しても見つかるわけねーだろうが!」
上条(しっかりしろ……上条当麻。必ず見つかる、必ずだ……!)
上条(……そもそも、なんで俺はオリアナを探しているんだ?)
上条(最初は……ただヤりたかっただけじゃねえか!!)
上条(最低だ……俺……そりゃオリアナも逃げるわ)
上条(でも、今は違う……なんかわかんねーけど、それだけははっきり言える)
上条(考えろ……俺とあいつの繋がり、あいつだけにしかない繋がり……)
上条(あいつだけ……。どこだ、どこだ……?)
上条(あの日の事……『使徒十字』、大覇星祭……その全てが行き着くところ)
上条「あっ……あった」
180 = 46 :
上条「あそこしかない……! でも、もし居なかったら、どうする……?」
上条(行って帰ったらもう無理だろう。それ以前に、あそこに入れるのか?)
上条(どうする!? こう迷ってる間も……決められない……くそっ!)プルル
上条「電話……? ……誰だ?」
土御門『よーう、カミやん。青春してますかーい?』
181 = 46 :
上条「土御門……いったい何の用だ?」
土御門『カミやん、そういえば大覇星祭の時はオレがボロボロになった後も頑張ってくれたにゃー』
上条「……今思い出話をする気はない。切るぞ」
土御門『だー! 待って待って! 土御門さんはお礼がしたいんですたい』
上条「お礼?」
土御門『そうだにゃー。あの時最後にオリアナを見つけたのは確か、――――だったよな?』
上条「ああ……それがどうした?」
土御門『どうやらあそこは以前カミやん達が暴れたから完全に封鎖されてるらしいにゃー。
そして監視もよりパワーアップ、あそこには絶対入れないから行かないほうがいいぜよ』
上条「…………そっか」
182 :
シエスタ
183 = 46 :
土御門「もう一度言うぞ、あそこには絶対行くな。行っても時間の無駄だぜい?」
上条『ああ、わかったよ。……土御門』
土御門「んー?」
上条『ありがとな』プツッ
青ピ「カミやんに電話してたんか?」
土御門「おう、必死こいてるカミやんにちょっとイタズラしてやったぜい」
青ピ「へー、土御門くん?」
土御門「なんだにゃー?」
青ピ「ずいぶん楽しそうやけど、かなり楽しいイタズラやったみたいですなー」
土御門「気のせいぜよ」
184 :
寝るけど ほ
185 = 46 :
第二三学区
オリアナ(足の向くまま、気の向くままに進んでいったけど、ずいぶん遠くまで来ちゃったみたいね……)
オリアナ(もうすっかり陽も暮れて、こんな所まで来て……あら?)
オリアナ(なるほどね……ちょっとお邪魔してみようかしら?)
オリアナ(なんだかお姉さん、楽しくなってきたかも。……一人遊びでもしますか)
186 = 46 :
上条「はあ……はあ、第二三学区とか嫌な思い出しかないっつうの!」
上条(だから一個くらい、いい思い出作らしてくれよ……!)
上条(あれ……? そういえば俺、あいつに会って何を言うんだ……?)
上条(やべえ……見つけることしか考えてなくて、何言うか決めてなかった!)
上条(……どうしよう、何を言えばいいんだ?)
上条(ええい! 今はとりあえず見つけることが最優先だ! っつうか本当に居るんだろうな!?
時刻はもうすぐ六時、失敗できねえ!)
上条「結局頼る形になっちまったけど……信じてるぞ! ウソつき土御門!」
189 = 70 :
ほ
190 = 34 :
ゅ
191 = 46 :
鉄身航空技術研究所付属実験空港
オリアナ(ふふ、なんでお姉さん……またここに来ちゃったのかしら?)
オリアナ(……わかってたわよ。ちょっと期待してるのよね、あの坊やに)
オリアナ(ここで現れたら、本当にぐしょぐしょになっちゃうかも……。
って一人でそんな事考えてもむなしいだけか)
オリアナ(オリアナ=トムソン、あなたは何がしたいのかしら?)
オリアナ(逃げたまま終わりたいの? それとも、見つけて欲しいの?)
オリアナ(私は何を思って動いた? 何故動いた? 何が正しい?)
オリアナ「その基準点を決めるのは――――」
上条「……そんなの、決まってんだろ」
オリアナ「……!」
192 = 34 :
エンダアアアアアアア
193 = 182 :
イヤァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
194 = 88 :
>>192
ボディガードだっけ?
195 = 46 :
オリアナ「……あら、坊や。また会うなんて奇遇ね? お姉さん嬉しくて体が火照ってきちゃったわ……」
上条「……茶化すなよ、オリアナ」
オリアナ「ふふ、そんなに汗だくになっちゃってどうしたの? お姉さんの下と一緒で垂れてきて――」
上条「もういいよ、オリアナ。今ここに居るのは、上条当麻とオリアナ=トムソンだけだ」
オリアナ「……そうね。でも、それがどうしたの? 二人っきりで何するつも――」
上条「もういいって言ってんだろ!」
オリアナ「……! あら、坊や。そんな大声でお姉さんを脅かすなんて、大減点よ?」
上条「そっか、なら……オリアナ、少しの間だけで良いから聞いて欲しい」
オリアナ「……いいわよ、帰る前に聞いてあげるわ」
196 = 46 :
上条「最初はさ、正直に言うと……その、ただそういう事をしたかっただけなんだと思う……」
オリアナ「そうね、がっついっちゃってまるで、オオカミみたいな目をしてたわ」
上条「それで無理やりデートに連れて行って、色々俺やらかして……いいとこ見せられなくて」
オリアナ「…………」
上条「で、なんか白井に言われて、その場の勢いだけであんな事言おうとしちちまって」
オリアナ「……ええ、その時私は……逃げてしまった」
上条「ああ、でも今……こうして見つけた。また、お前を見つけることが出来た」
オリアナ「ふふ、坊やってすごいわね。お姉さん、自信なくしちゃうわ」
上条「前と今は確かに同じだ。でも、全然違う」
オリアナ「……どういう事かしら?」
上条「俺は、今日……お前だけを、オリアナだけを見つけたかったんだ」
197 = 46 :
オリアナ「……なかなかの殺し文句ね。それならほかの女の子もイチコロよ?」
上条「……他の人なんてどうでもいい。今、この場で起きている事は俺達だけの事だ」
オリアナ「……わかったわ。で、あなたはこのオリアナ=トムソンを見つけた。
そしてあなたはどうするの? 何を信じて、何のために、誰のために動くの?」
上条「何を 信じる? 何のため? そんなの決まってる」
「――自分のためだろ」
オリアナ「……!」
198 = 46 :
上条「オリアナに会いたいと思ったのは俺自身、信じたのは自分、動いたのは自分のため。
すべては自分のため、自分のわがままのためだ」
オリアナ「……はっきり言い切っちゃうのね。お姉さん、羨ましいわ」
上条「ああ、何があっても変わらない。ずっと俺はこうして生きてきた。
どんだけ痛い目にあっても、死にそうになっても……すべて自分のためだ」
オリアナ
199 = 47 :
さすが上条さんぱねえっす
200 = 126 :
上条さん説教っぽくなってきました
みんなの評価 : ★★
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