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元スレ傭兵「……どこだここは」
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>>99 ちょっちゅねー やっぱそうだよな…
わかった、殺さずにおこう
第二団長「うわっはっはっは!よっしゃ、今日は祝勝会だ!」
第二団員「団長、あんま飲み過ぎないでくださいよ!」
傭兵「向こうはにぎやかだな……」
女騎士「第二騎士団長は元々魔物退治で名を上げたほど魔物討伐が好きですから。今日ドラゴンを仕留められたのが嬉しかったんでしょう」
傭兵「ほう」
女騎士「団長は戦闘狂と言いますが、実際は気前がよくて団員達に慕われている方なんです。騎士達の間では、第一団長と第二団長とで
人気を二分しているくらいなんですよ」
傭兵「なるほど。で、第三騎士団の団長はどうなんだ?」
女騎士「……あの部隊に進んで配属されたいという騎士を今までに聞いたことがありません。騎士になる前から評判を聞いていましたが、
自分の手柄第一で部下の身も案じず、黒い噂も絶えないような方です」
傭兵「どこの世界にもそういう人間はいるものだな……」
わかった、殺さずにおこう
第二団長「うわっはっはっは!よっしゃ、今日は祝勝会だ!」
第二団員「団長、あんま飲み過ぎないでくださいよ!」
傭兵「向こうはにぎやかだな……」
女騎士「第二騎士団長は元々魔物退治で名を上げたほど魔物討伐が好きですから。今日ドラゴンを仕留められたのが嬉しかったんでしょう」
傭兵「ほう」
女騎士「団長は戦闘狂と言いますが、実際は気前がよくて団員達に慕われている方なんです。騎士達の間では、第一団長と第二団長とで
人気を二分しているくらいなんですよ」
傭兵「なるほど。で、第三騎士団の団長はどうなんだ?」
女騎士「……あの部隊に進んで配属されたいという騎士を今までに聞いたことがありません。騎士になる前から評判を聞いていましたが、
自分の手柄第一で部下の身も案じず、黒い噂も絶えないような方です」
傭兵「どこの世界にもそういう人間はいるものだな……」
女騎士「しかし随分飲んでいますね……」
傭兵「恐らく連戦でストレスでも溜まっていたんだろう。数日は戦いがないから、今のうちにできるだけ羽目を外しておきたいんだろうな」
女騎士「なるほど……そういうものですか」
傭兵「お前も飲んできたらどうだ?」
女騎士「いえ、私は酒は……」
傭兵「なんだ、飲めないのか?」
女騎士「今年二十歳になったばかりなので、まだ飲んだことがないんです。今まで誰かに誘われたこともないですし……」
傭兵「なら今日をいい機会に飲んでみるといい。俺も仕事が終わったりした時は、生き残った仲間との一杯を楽しみにしてるくらいだ。
酒の味を覚えておいて損はない」
女騎士「……そうですね。では、行きましょうか」
傭兵「恐らく連戦でストレスでも溜まっていたんだろう。数日は戦いがないから、今のうちにできるだけ羽目を外しておきたいんだろうな」
女騎士「なるほど……そういうものですか」
傭兵「お前も飲んできたらどうだ?」
女騎士「いえ、私は酒は……」
傭兵「なんだ、飲めないのか?」
女騎士「今年二十歳になったばかりなので、まだ飲んだことがないんです。今まで誰かに誘われたこともないですし……」
傭兵「なら今日をいい機会に飲んでみるといい。俺も仕事が終わったりした時は、生き残った仲間との一杯を楽しみにしてるくらいだ。
酒の味を覚えておいて損はない」
女騎士「……そうですね。では、行きましょうか」
翌朝
傭兵「……う……」
女騎士「ぐぅーー……」
傭兵(……もうこいつとは一緒には飲まん。まさかあんなに悪酔いする性質だとは……)
女騎士「……う……あれ?傭兵殿?」
傭兵「……ああ」
女騎士「なんで……あれ、確か昨日……」
傭兵「覚えているか?」
女騎士「……あ、あの……私、皆の前で……」
傭兵「ああ、脱いだな」
女騎士「そ、それで、止めようとしてくれた傭兵殿に……」
傭兵「ああ、顔に見事な膝蹴りを入れてくれたな。そのまま俺はついさっきまでここで気絶していたらしい。
お前が隣で一応服を着たまま寝ていたところを見ると、俺に膝蹴りをかましてすぐお前も寝たらしいな」
女騎士「あ、あああああの……申し訳ございませんでしたっ!」
傭兵「別にいい。お前に酒を飲ませた俺がうかつだった」
女騎士「う、うぅ……」
傭兵「……う……」
女騎士「ぐぅーー……」
傭兵(……もうこいつとは一緒には飲まん。まさかあんなに悪酔いする性質だとは……)
女騎士「……う……あれ?傭兵殿?」
傭兵「……ああ」
女騎士「なんで……あれ、確か昨日……」
傭兵「覚えているか?」
女騎士「……あ、あの……私、皆の前で……」
傭兵「ああ、脱いだな」
女騎士「そ、それで、止めようとしてくれた傭兵殿に……」
傭兵「ああ、顔に見事な膝蹴りを入れてくれたな。そのまま俺はついさっきまでここで気絶していたらしい。
お前が隣で一応服を着たまま寝ていたところを見ると、俺に膝蹴りをかましてすぐお前も寝たらしいな」
女騎士「あ、あああああの……申し訳ございませんでしたっ!」
傭兵「別にいい。お前に酒を飲ませた俺がうかつだった」
女騎士「う、うぅ……」
騎士団長「……あー、昨日は随分派手にやったらしいな」
女騎士「も、申し訳ございません……」
騎士団長「その、なんだ、羽目を外すのは構わんが、場所や自分の立場などをよく考えたほうがいい。
ここでは男達もその、色々と溜まるものもあるわけで、目の前で女性がその……あれなことになるのは、非常によろしくない。
君も年頃の女性なのだから、その辺は自分できちんとするように」
女騎士「……はい」
騎士団長「分かったらよろしい。今後、このようなことのないように」
女騎士「了解、以後気をつけます……」
女騎士「はあ……」
傭兵「しっかりと注意されてきたようだな。まあ、当然だが」
世話役「女騎士さん、すごかったですからねー。派手に飲み散らかしたかと思えば、いきなりすっくと立ち上がって……」
女騎士「言わないでくれ、頼む……」
女騎士「も、申し訳ございません……」
騎士団長「その、なんだ、羽目を外すのは構わんが、場所や自分の立場などをよく考えたほうがいい。
ここでは男達もその、色々と溜まるものもあるわけで、目の前で女性がその……あれなことになるのは、非常によろしくない。
君も年頃の女性なのだから、その辺は自分できちんとするように」
女騎士「……はい」
騎士団長「分かったらよろしい。今後、このようなことのないように」
女騎士「了解、以後気をつけます……」
女騎士「はあ……」
傭兵「しっかりと注意されてきたようだな。まあ、当然だが」
世話役「女騎士さん、すごかったですからねー。派手に飲み散らかしたかと思えば、いきなりすっくと立ち上がって……」
女騎士「言わないでくれ、頼む……」
傭兵「さて、今日を含めて3日間は、戦いもなく自由に過ごしても大丈夫だな……」
世話役「わたしその間のんびりしてたいです。勇者のせいで、けが人が続々運ばれてきてもうへとへと……」
女騎士「私も、この3日間は大人しく休んでいようと思います。その、昨日あんなこともしてしまいましたし……」
傭兵「そうだな……俺も、武器の整備でもしながらゆっくり過ごすか。勇者との戦いで大分消耗していたからな……」
世話役「あ、じゃあボス、わたしちょっとマッサージでもしましょうか?衛生兵の仕事じゃなくって、本業をやりたい気分なんです」
傭兵「ああ、それじゃあ頼むか。どこか空いている場所はあるか……」
世話役「わたしその間のんびりしてたいです。勇者のせいで、けが人が続々運ばれてきてもうへとへと……」
女騎士「私も、この3日間は大人しく休んでいようと思います。その、昨日あんなこともしてしまいましたし……」
傭兵「そうだな……俺も、武器の整備でもしながらゆっくり過ごすか。勇者との戦いで大分消耗していたからな……」
世話役「あ、じゃあボス、わたしちょっとマッサージでもしましょうか?衛生兵の仕事じゃなくって、本業をやりたい気分なんです」
傭兵「ああ、それじゃあ頼むか。どこか空いている場所はあるか……」
夕方
傭兵「ふむ……暇だな……」
女騎士「あの、傭兵殿」
傭兵「ん?」
女騎士「ちょっと散歩に付き合ってもらってもよろしいでしょうか?」
傭兵「ああ、構わないが」
女騎士「良かった。では、行きましょう」
渓谷
女騎士「……夕日がきれいですね」
傭兵「ああ、そうだな」
女騎士「この国境の渓谷から見える夕日は、王国と帝国のどちらにおいても一番と言っていいほどきれいな夕日らしいです」
傭兵「ほう……」
傭兵「ふむ……暇だな……」
女騎士「あの、傭兵殿」
傭兵「ん?」
女騎士「ちょっと散歩に付き合ってもらってもよろしいでしょうか?」
傭兵「ああ、構わないが」
女騎士「良かった。では、行きましょう」
渓谷
女騎士「……夕日がきれいですね」
傭兵「ああ、そうだな」
女騎士「この国境の渓谷から見える夕日は、王国と帝国のどちらにおいても一番と言っていいほどきれいな夕日らしいです」
傭兵「ほう……」
女騎士「傭兵殿……こんなことを言うのもなんですが、傭兵殿がこの世界に来てくれてよかったです」
傭兵「え?」
女騎士「傭兵殿がいなかったら、私はあの勇者との戦いで……いえ、もっと前の魔物との戦いの時に命を落としていたかもしれない。
でも傭兵殿がいてくれたから、私はこうして生きてこの夕日を眺めていられる……」
傭兵「……」
女騎士「それに傭兵殿の技術提供がなかったら、我が軍もこうして勢力を盛り返すことはできなかった。
傭兵殿は本当に……」
傭兵「よせ。俺はそんな大した人間じゃない」
女騎士「そんな、でも傭兵殿は……」
傭兵「別にそんな大した人間になりたくもない。俺はただここで生きている、それだけで十分だ。
英雄視されるのはむしろ迷惑だ」
女騎士「……」
傭兵「……そろそろ戻るぞ。あまり行き過ぎると日が暮れて危険だ」
女騎士「……はい」
傭兵(俺は誰かに褒められるような人間じゃない……憧れを抱かれるような人間でも……)
傭兵「え?」
女騎士「傭兵殿がいなかったら、私はあの勇者との戦いで……いえ、もっと前の魔物との戦いの時に命を落としていたかもしれない。
でも傭兵殿がいてくれたから、私はこうして生きてこの夕日を眺めていられる……」
傭兵「……」
女騎士「それに傭兵殿の技術提供がなかったら、我が軍もこうして勢力を盛り返すことはできなかった。
傭兵殿は本当に……」
傭兵「よせ。俺はそんな大した人間じゃない」
女騎士「そんな、でも傭兵殿は……」
傭兵「別にそんな大した人間になりたくもない。俺はただここで生きている、それだけで十分だ。
英雄視されるのはむしろ迷惑だ」
女騎士「……」
傭兵「……そろそろ戻るぞ。あまり行き過ぎると日が暮れて危険だ」
女騎士「……はい」
傭兵(俺は誰かに褒められるような人間じゃない……憧れを抱かれるような人間でも……)
――3日後、戦争は再開された。
そして機械帝国の猛攻により、戦線はより一層北上し――
もう終盤に差し掛かってきたな……つーか眠……
そして機械帝国の猛攻により、戦線はより一層北上し――
もう終盤に差し掛かってきたな……つーか眠……
だーめだ、頭働かない
勝手ながら今日はここまで 4時に寝るまでのんびりさせて
勝手ながら今日はここまで 4時に寝るまでのんびりさせて
>>1乙ー
続き楽しみに待ってる
続き楽しみに待ってる
>>1
乙、んでおやすみ
乙、んでおやすみ
よし、寝る。
明日も夜8時から9時ぐらいに来るよ。ひょっとしたら明日で終わるかな?
それではお休み
明日も夜8時から9時ぐらいに来るよ。ひょっとしたら明日で終わるかな?
それではお休み
イメージが完全にスネークとなったww
つか、>>1は銃器類にはそんなに詳しくないんだな
つか、>>1は銃器類にはそんなに詳しくないんだな
ほんとどうでもいいスレだな
しょうもないクソスレはさっさと落とすべき
ゅ
しょうもないクソスレはさっさと落とすべき
ゅ
追いついた
保守ついでに言いたい
誰か傭兵をザベリのガゼットで再生してる奴いないの?
保守ついでに言いたい
誰か傭兵をザベリのガゼットで再生してる奴いないの?
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