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元スレほむら「私はただ貴女とずっと一緒にいたかった」2
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こうして、私は前回のように全てを話した。……美樹さやかは相変わらずの反応だったのだけれど、…まどかはどうも落ち着いた様子だった。
それにしてもさっきの魔女は…もう人口武器ではもうダメージを与えられなかった。…やはり、あの魔女も私の繰り出す因果の鎖に関連しているのだろう。
巴マミを意識する事で、同時にあの魔女も意識していることになる。……ということは、『意識』=『執着』ということなのだろうか、そうなれば…今、私の力で倒せる魔女は…そんなにいないのかもしれない。
…やっぱり、もう時間はそんなに残されてはいないようだ…。そろそろ、どんな形でも決着をつけなくてはならない…ということなのだろうか。
それにしてもさっきの魔女は…もう人口武器ではもうダメージを与えられなかった。…やはり、あの魔女も私の繰り出す因果の鎖に関連しているのだろう。
巴マミを意識する事で、同時にあの魔女も意識していることになる。……ということは、『意識』=『執着』ということなのだろうか、そうなれば…今、私の力で倒せる魔女は…そんなにいないのかもしれない。
…やっぱり、もう時間はそんなに残されてはいないようだ…。そろそろ、どんな形でも決着をつけなくてはならない…ということなのだろうか。
────────────────────────────────
ほむら「…やっぱり、キュゥべえはまどかに付きまとってるだけのようね。……無駄な努力だと思うけど」
まどかはキュゥべえとは絶対に契約はしないはず、……もっとこうやって素直に言っていればこんなことにはならなかったのかもしれなかったのに。
…いいえ、そんなこと今言っても仕方ないわ。…次は第二の分岐点、ここが…ここが正念場だ。
ほむら「……もう、同じ失敗は繰り返さない」
ほむら「…やっぱり、キュゥべえはまどかに付きまとってるだけのようね。……無駄な努力だと思うけど」
まどかはキュゥべえとは絶対に契約はしないはず、……もっとこうやって素直に言っていればこんなことにはならなかったのかもしれなかったのに。
…いいえ、そんなこと今言っても仕方ないわ。…次は第二の分岐点、ここが…ここが正念場だ。
ほむら「……もう、同じ失敗は繰り返さない」
まどか「…さやかちゃんが魔法少女になったみたいだよ、ほむらちゃん」
ほむら「……そう、分かったわ」
まどか「……ほむらちゃん、……さやかちゃん……大丈夫……だよね?」
ほむら「……心配いらないわ。私がなんとかしてみせるから」
まどか「…うん」
美樹さやかが魔法少女になった…、前回とは少し時間が早いけど…そこまで問題ではないはず。…次は、佐倉杏子…ね。
佐倉杏子は恐らく…、美樹さやかが美樹さやかでなくなることで、佐倉杏子の死亡フラグが確立するのだと私は踏んだ。
そして、美樹さやかの周りの関係。…美樹さやかは私の思っているよりも人間の深い部分に触れている…そんな気がするわ。…そこに介入する事は…私では無理でしょう。
…でも、導く事は出来る筈…美樹さやかと…志筑仁美が、あんな風に争う事のない方向に。
ほむら「…さて、行きましょうか…。……にしても、本当に不気味ね……この場所は」
前々回の事を嫌でも思い出させられる…、それでも進まなくてはいけない。……まどかのためになら、私は…私を捨てられる。
杏子「……こんな古びた教会に何のようだ?」
ほむら「……貴女に伝えたい事があるから来たわ」
杏子「……?何だよ、てめーまさか同業か?」
ほむら「……ええ、そうよ佐倉杏子。私は貴女と同じ魔法少女、暁美ほむら…」
杏子「……で、何だよ。…こんなところまで来たんだ、…精々面白い話をしてくれんだよな」
ほむら「ええ、とても」
杏子「…ふん、話してみな──」
ほむら「──ということよ」
杏子「へっそうか…まぁ…いいぜ、やってやる」
ほむら「…?乗り気じゃないようだけど…?」
杏子「…正直そんなに興味はねぇ……だが、アタシはてめぇに興味ができた」
ほむら「……何故?」
…?
杏子「……てめえが話しているときの眼…、てめえの瞳には何かの強い意志が見える。……まだそんな眼をしてる魔法少女がいるなんてな…面白えじゃねえか」
ほむら「……そう…、そうね。…私には譲れない、目的がある」
杏子「……ふーん、いいぜ。てめえがそこまでさせるもの……知りてぇし、てめえの提案に乗ってやる」
ほむら「……そう、ありがとう」
杏子「へっ…礼なんて言うなよ。アタシはアタシのしたいことしてるだけだ、お前のためじゃねえ」
ほむら「それでも助かるわ」
杏子「…ふんっもう行け!!…今日は生憎持ち合わせがねえ、さっさと行っちまいな」
ほむら「…ええ、分かったわ」
杏子「……ふーん、いいぜ。てめえがそこまでさせるもの……知りてぇし、てめえの提案に乗ってやる」
ほむら「……そう、ありがとう」
杏子「へっ…礼なんて言うなよ。アタシはアタシのしたいことしてるだけだ、お前のためじゃねえ」
ほむら「それでも助かるわ」
杏子「…ふんっもう行け!!…今日は生憎持ち合わせがねえ、さっさと行っちまいな」
ほむら「…ええ、分かったわ」
ほむら「………」
佐倉杏子の反応…これも、変わっていた。あの時…まどかに話したときと同じように。
…何か変わったのだろうか…。…それとも、ただのズレなだけなのだろうか。
それに彼女は私に興味を持ったと言っていたけれど…彼女の事だ、美樹さやかに逢えば…黙ってはいられないでしょうね…彼女の性格上。
でも、準備は整った。……佐倉杏子は明日にでも動くだろう。それに、美樹さやかの精神疾患を待つ必要などない。……そもそも、そんな意味などなかったのだ。無駄な時間をとるよりも、一刻も早く不安要素を無くす方がいいに決まってる。
私も…アレは見ていて苦しかったし…ね。
────────────────────────────────
ほむら「……」
次の日のある場所…私は彼女達、…勿論、佐倉杏子と美樹さやかの対決を見ていた。
まどか「……やっぱりさやかちゃんを止めたほうがいいんじゃないかな……ほむらちゃん」
ほむら「……いいえ、まだよ…。…まだ、その時じゃない」
そう、たった少しの変化…少しの違いで方向はまったく違うところに向かう。……たしか、バタフライ効果とか言ったかしら。…少しの違いだって、大きな違いを生むかもしれない…それは、絶対に避けなくてはならない。
……同じ失敗をするのはもうゴメンだ。もう、あんなのは見たくない。
…それから少しすると不意に静寂が訪れた………。
ほむら「……」
次の日のある場所…私は彼女達、…勿論、佐倉杏子と美樹さやかの対決を見ていた。
まどか「……やっぱりさやかちゃんを止めたほうがいいんじゃないかな……ほむらちゃん」
ほむら「……いいえ、まだよ…。…まだ、その時じゃない」
そう、たった少しの変化…少しの違いで方向はまったく違うところに向かう。……たしか、バタフライ効果とか言ったかしら。…少しの違いだって、大きな違いを生むかもしれない…それは、絶対に避けなくてはならない。
……同じ失敗をするのはもうゴメンだ。もう、あんなのは見たくない。
…それから少しすると不意に静寂が訪れた………。
杏子「……なぁ、さやかとか言ったな。アンタはそれでいいのか?諦めんのか?」
さやか「………アンタが誰だかなんか知んないけど、私は…私達はもう、人間じゃない。……そんななのに、人を好きになっていいわけない!!」
杏子「…ああ、そうだな。アタシ達はもう人じゃねえ……でも、そんなの誰が決めたんだ?……魔法少女が、人を好きなって何が悪ぃんだよ」
さやか「……アンタに私の気持ちが分かるはずないよ。……分かるはず…ないよ…」
杏子「………」
ほむら「…」
やっぱり前回とはまったく違う…。やはり、あの時の私の佐倉杏子に対する接し方が悪かったのだろうか。…でも、もうあの時に戻るわけにはいかない…。
杏子「……じゃあ、諦めんのか?」
さやか「……」
ふと思ったけど、魔法少女が人愛していけないならフレイムヘイズの連中とかどうなっちまうんだ
魔導書相手に恋した挙句,ロリコン宣言した漢とか,交通事故に遭った大学生とか
魔導書相手に恋した挙句,ロリコン宣言した漢とか,交通事故に遭った大学生とか
さやか個人があたしってほんとゾンビって思ってるだけで恋でもなんでもしてしまえば良いさ
中学女子なら彼氏ほしい!みたいな願いなんてありふれてるだろうし。
中学女子なら彼氏ほしい!みたいな願いなんてありふれてるだろうし。
杏子「諦めんのかよ、そんなことでさ」
さやか「そんなことって…!!」
杏子「…そんなことじゃねえか、些細な事だろ。そんなこと」
さやか「…何言って!!」
杏子「そういうのはさ……よくわかんねえけどさ、理屈なのか?」
さやか「……」
杏子「……そういうのってさお互いが好きなら関係ないんじゃないのかよ」
さやか「……でも」
杏子「……そりゃ、てめえの好きな奴がてめーのこと好きじゃねーっつんなら、仕方ねえさ」
杏子「…でも、そうじゃねえんなら。…てめぇが逃げてるだけだろ、……甘えんなよ」
さやか「そんなことって…!!」
杏子「…そんなことじゃねえか、些細な事だろ。そんなこと」
さやか「…何言って!!」
杏子「そういうのはさ……よくわかんねえけどさ、理屈なのか?」
さやか「……」
杏子「……そういうのってさお互いが好きなら関係ないんじゃないのかよ」
さやか「……でも」
杏子「……そりゃ、てめえの好きな奴がてめーのこと好きじゃねーっつんなら、仕方ねえさ」
杏子「…でも、そうじゃねえんなら。…てめぇが逃げてるだけだろ、……甘えんなよ」
さやか「…でも!!魔法少女に……幸せな未来なんてない!」
杏子「……そうだな。…アタシも前まではそう思ってたさ、魔法少女なんてロクなもんじゃねえってよ」
さやか「…なら」
杏子「でもよ、見つけたんだ。…こんな絶望の中でも、必死で光を探そうとしてる馬鹿をよ」
さやか「…え」
ほむら「…それって」
杏子「アタシはさ…見てみたくなった。決して諦めない…そんな決意を持った奴がどこまでやれるのかをさ」
杏子「……そうだな。…アタシも前まではそう思ってたさ、魔法少女なんてロクなもんじゃねえってよ」
さやか「…なら」
杏子「でもよ、見つけたんだ。…こんな絶望の中でも、必死で光を探そうとしてる馬鹿をよ」
さやか「…え」
ほむら「…それって」
杏子「アタシはさ…見てみたくなった。決して諦めない…そんな決意を持った奴がどこまでやれるのかをさ」
さやか「……」
杏子「……やれるだけやってみたらどうだよ、少しだけ頑張ってみたらどうなんだ?」
さやか「……」
杏子「ッチ…ガラにもねえこと言ってんなアタシ…。恥ずかしいっちゃねーな」
さやか「……そうか、そうだね…アンタの言うとおりかもね」
杏子「……そうかもわかんねーよ、…これはアタシの意見ってなだけで…コレが正解か間違いかなんてわかんねえ」
さやか「……そうかもね、アンタ馬鹿そうだし」
杏子「なっ!!てめっ!せっかくアタシが励ましてやってんのに!!!」
さやか「ははは…アンタ私を励ましてくれてたんだ」
杏子「…ッ!!……これは…ちげー!!ちげー!!」
さやか「……くっくく…何かアンタ見てたら馬鹿らしくなってきちゃった」
杏子「…チッ、そうかよ」
杏子「……やれるだけやってみたらどうだよ、少しだけ頑張ってみたらどうなんだ?」
さやか「……」
杏子「ッチ…ガラにもねえこと言ってんなアタシ…。恥ずかしいっちゃねーな」
さやか「……そうか、そうだね…アンタの言うとおりかもね」
杏子「……そうかもわかんねーよ、…これはアタシの意見ってなだけで…コレが正解か間違いかなんてわかんねえ」
さやか「……そうかもね、アンタ馬鹿そうだし」
杏子「なっ!!てめっ!せっかくアタシが励ましてやってんのに!!!」
さやか「ははは…アンタ私を励ましてくれてたんだ」
杏子「…ッ!!……これは…ちげー!!ちげー!!」
さやか「……くっくく…何かアンタ見てたら馬鹿らしくなってきちゃった」
杏子「…チッ、そうかよ」
さやか「…アンタ、私と戦いに来たのよね?…続き、やる?」
杏子「…いや、いいや。…何かしんねーけど……お前とはもう戦いたくねえ」
さやか「そう……よかった、私もそう思ってたし」
杏子「……興ざめだ、帰る」
さやか「……そっか」
杏子「……その、…じゃあ………頑張れよ、さやか」
さやか「ふふ、ありがと杏子」
杏子「………ふん」ヒュン
さやか「……はぁ、私も帰ろっかな」
杏子「…いや、いいや。…何かしんねーけど……お前とはもう戦いたくねえ」
さやか「そう……よかった、私もそう思ってたし」
杏子「……興ざめだ、帰る」
さやか「……そっか」
杏子「……その、…じゃあ………頑張れよ、さやか」
さやか「ふふ、ありがと杏子」
杏子「………ふん」ヒュン
さやか「……はぁ、私も帰ろっかな」
>>87
死亡ルート確定だからやめろ
死亡ルート確定だからやめろ
ほむら「……それでいいの?」
さやか「!?……転校生、アンタ……何でここに」
まどか「…さやかちゃん」
さやか「まどかまで!!……見てたんだ」
ほむら「………」
まどか「…う、ゴメンね……でも、さやかちゃん……でも、心配だったから」
さやか「…謝んないでよまどか、そうじゃなくってさ」
まどか「…え?」
さやか「……そっか、私には心配してくれる友達もいるってこと…ね」
まどか「さやかちゃん…!」
さやか「…ありがと、まどか。……そして転校生。元気、出た」
ほむら「……そう」
さやか「…じゃあ、今日は帰るよ」
さやか「!?……転校生、アンタ……何でここに」
まどか「…さやかちゃん」
さやか「まどかまで!!……見てたんだ」
ほむら「………」
まどか「…う、ゴメンね……でも、さやかちゃん……でも、心配だったから」
さやか「…謝んないでよまどか、そうじゃなくってさ」
まどか「…え?」
さやか「……そっか、私には心配してくれる友達もいるってこと…ね」
まどか「さやかちゃん…!」
さやか「…ありがと、まどか。……そして転校生。元気、出た」
ほむら「……そう」
さやか「…じゃあ、今日は帰るよ」
ほむら「……その前に、行くところがあるんじゃないかしら」
さやか「……」
ほむら「……貴女は分かってるはずよ、………早いうちの方がいいに決まってるわ」
さやか「……それもそうか」
まどか「…?」
さやか「…そうだね、ありがと転校生。背中を押してくれて」
ほむら「…いいえ、当然のことをしたまで」
さやか「…うん、そうだね。…行ってくる」
ほむら「…そう、気をつけて」
さやか「うん、決着…つけてくるよ」
まどか「……そっか、そういうことなんだねさやかちゃん…応援してるよ」
さやか「へへ、じゃ行ってくる」ヒュン
さやか「……」
ほむら「……貴女は分かってるはずよ、………早いうちの方がいいに決まってるわ」
さやか「……それもそうか」
まどか「…?」
さやか「…そうだね、ありがと転校生。背中を押してくれて」
ほむら「…いいえ、当然のことをしたまで」
さやか「…うん、そうだね。…行ってくる」
ほむら「…そう、気をつけて」
さやか「うん、決着…つけてくるよ」
まどか「……そっか、そういうことなんだねさやかちゃん…応援してるよ」
さやか「へへ、じゃ行ってくる」ヒュン
まどか「……何かさやかちゃん、嬉しそうだったね」
ほむら「…ええ、いいことだわ。……彼女は元気が一番似合ってるもの」
こうして、ここの第二分岐点は終わりを告げた。……前回とは違って、とても静かに進んだ。……これがどう影響するか、……いいえ、きっと大丈夫。
前スレ完走してる…
少し寝ます。
もうエンディングまで構想は出来てるので後は書くだけの状態です
昼にまた投下はじめます
多分今日か、日曜までには終わらせます。出来れば土曜日に終わらせます
ま、落ちてしまったら仕方ないけどね…
ではお休み
少し寝ます。
もうエンディングまで構想は出来てるので後は書くだけの状態です
昼にまた投下はじめます
多分今日か、日曜までには終わらせます。出来れば土曜日に終わらせます
ま、落ちてしまったら仕方ないけどね…
ではお休み
>>87
格ゲーだと恐怖を乗り越えない方が強いよね、あの人
格ゲーだと恐怖を乗り越えない方が強いよね、あの人
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