私的良スレ書庫
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元スレ姉 「たとえばの話だよ?」
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幼 「って事で弟は今日から私の恋人だから」
弟 「何だ、藪から棒に。 『って事で』ってどういう事だ」
幼 「弟と私は前世から定められた運命の恋人って事だよ?」
弟 「何だそのスピリチュアルな理由は!?」
幼 「まさに愛が時空を越えた瞬間であった」
弟 「それは何に対する解説でお前の立ち位置はどこなんだ?」
幼 「ようやく見つけたわ、私の愛しい人……」
弟 「ようやくも何も物心つく前から知り合いだろうが!」
弟 「何だ、藪から棒に。 『って事で』ってどういう事だ」
幼 「弟と私は前世から定められた運命の恋人って事だよ?」
弟 「何だそのスピリチュアルな理由は!?」
幼 「まさに愛が時空を越えた瞬間であった」
弟 「それは何に対する解説でお前の立ち位置はどこなんだ?」
幼 「ようやく見つけたわ、私の愛しい人……」
弟 「ようやくも何も物心つく前から知り合いだろうが!」
幼 「産まれた時から一緒なんてスゴくロマンチック……」
弟 「……どうでもいいから早く幼馴染みの分の進路調査表出してよ」
幼 「……弟はそんなに私の事が気になるの?」
弟 「回収させられてる俺が帰れないからだよ!」
幼 「………」
弟 「………」
幼 「第一志望は弟のお嫁さんっと」
弟 「確実に呼び出し食らうだろうけど、そこに俺を巻き込むな」
弟 「……どうでもいいから早く幼馴染みの分の進路調査表出してよ」
幼 「……弟はそんなに私の事が気になるの?」
弟 「回収させられてる俺が帰れないからだよ!」
幼 「………」
弟 「………」
幼 「第一志望は弟のお嫁さんっと」
弟 「確実に呼び出し食らうだろうけど、そこに俺を巻き込むな」
幼 「もう! 今はこんなものどうだって良いんですよ!」
弟 「どうでも良くねーよ。俺が帰れないだろうが」
幼 「今はこんな紙切れより私の弟への愛の告白の方がよっぽど大事!」
弟 「自分の将来の事なんだからもう少し真剣に考えようぜ?」
幼 「真剣に考えたからこうやって真面目に告白してるんじゃん」
弟 「とてもじゃないけど真面目には見えないが」
幼 「ヒドイ! 私はこんなに本気なのにっ!?」
弟 「本気なつもりなら、まず余白の部分に落書きするのを止めなさい」
弟 「どうでも良くねーよ。俺が帰れないだろうが」
幼 「今はこんな紙切れより私の弟への愛の告白の方がよっぽど大事!」
弟 「自分の将来の事なんだからもう少し真剣に考えようぜ?」
幼 「真剣に考えたからこうやって真面目に告白してるんじゃん」
弟 「とてもじゃないけど真面目には見えないが」
幼 「ヒドイ! 私はこんなに本気なのにっ!?」
弟 「本気なつもりなら、まず余白の部分に落書きするのを止めなさい」
幼 「第二志望は弟との出来ちゃった結婚にしてやる!」
弟 「やめろこの野郎!」
幼 「あっ、シャーペン盗るな! 返して!」
弟 「……まったくもう」
幼 「危うくコレが弟の独り遊び用の道具になる所だった」
弟 「ならねーよ!!」
幼 「………」
弟 「幼馴染みは俺を困らせるのが楽しいのか?」
幼 「ん? そりゃスゴく楽しいよ?」
弟 「シレッと本音を言いやがったな、コイツ」
弟 「やめろこの野郎!」
幼 「あっ、シャーペン盗るな! 返して!」
弟 「……まったくもう」
幼 「危うくコレが弟の独り遊び用の道具になる所だった」
弟 「ならねーよ!!」
幼 「………」
弟 「幼馴染みは俺を困らせるのが楽しいのか?」
幼 「ん? そりゃスゴく楽しいよ?」
弟 「シレッと本音を言いやがったな、コイツ」
幼 「……でもね?」
弟 「……ん?」
幼 「……でも、今は結構真面目、かな?」
弟 「……え?」
幼 「不真面目に告白なんて私には出来ないよ。私は弟の事――好き、だよ」
弟 「………」
幼 「………」
弟 「それも本音か?」
幼 「……うん。コレは本音で本気。嘘なってつかないよ」
弟 「……ん?」
幼 「……でも、今は結構真面目、かな?」
弟 「……え?」
幼 「不真面目に告白なんて私には出来ないよ。私は弟の事――好き、だよ」
弟 「………」
幼 「………」
弟 「それも本音か?」
幼 「……うん。コレは本音で本気。嘘なってつかないよ」
弟 「……そう、か」
幼 「……弟はどうなの?」
弟 「………」
幼 「弟は、私の事、好き?」
弟 「……どうだろう」
幼 「………」
弟 「いや、嫌いじゃないよ? 嫌いじゃないし寧ろ、好き、だと思う。でも……」
幼 「……でも?」
弟 「でも、何かよくわかんない」
幼 「わかんない……?」
弟 「……そう。ごめん、俺はよくわかんない、そういうの」
幼 「………」
幼 「……弟はどうなの?」
弟 「………」
幼 「弟は、私の事、好き?」
弟 「……どうだろう」
幼 「………」
弟 「いや、嫌いじゃないよ? 嫌いじゃないし寧ろ、好き、だと思う。でも……」
幼 「……でも?」
弟 「でも、何かよくわかんない」
幼 「わかんない……?」
弟 「……そう。ごめん、俺はよくわかんない、そういうの」
幼 「………」
幼 「……私だって、よくわかんないよ」
弟 「……えっ?」
幼 「そりゃ、そうだよ。だって他の人たちが思う『普通の』好き、がどんなものなのか、」
幼 「他の人が言う『好き』と私の『好き』が同じかどうかなんてわからないもん」
弟 「それはそうかも知れないけど……」
幼 「もしかしたら今の気持ちは勘違いで、後になってもっと違うものだって気付くかもしれない」
弟 「………」
幼 「もしかしたら、それによって将来後悔するかもしれない」
弟 「………」
幼 「けど、だから私は『今やりたいこと』をやりたい」
弟 「……えっ?」
幼 「そりゃ、そうだよ。だって他の人たちが思う『普通の』好き、がどんなものなのか、」
幼 「他の人が言う『好き』と私の『好き』が同じかどうかなんてわからないもん」
弟 「それはそうかも知れないけど……」
幼 「もしかしたら今の気持ちは勘違いで、後になってもっと違うものだって気付くかもしれない」
弟 「………」
幼 「もしかしたら、それによって将来後悔するかもしれない」
弟 「………」
幼 「けど、だから私は『今やりたいこと』をやりたい」
幼 「やらずに後悔する方が嫌だからって事じゃない」
弟 「………」
幼 「私は今やりたいことをやりたい、たったそれだけ」
弟 「………」
幼 「だから私は弟が『欲しい』と思って、今はそれを叶えたい」
弟 「………」
幼 「それが今の私にとっての告白で、私にとっての好きって気持ち」
弟 「………」
幼 「……それが今の私にとっての『ホント』だから」
弟 「………」
幼 「私は今やりたいことをやりたい、たったそれだけ」
弟 「………」
幼 「だから私は弟が『欲しい』と思って、今はそれを叶えたい」
弟 「………」
幼 「それが今の私にとっての告白で、私にとっての好きって気持ち」
弟 「………」
幼 「……それが今の私にとっての『ホント』だから」
弟 「そっか」
幼 「うん。そう――だから」
弟 「だから……?」
幼 「……だから私は弟の心が欲しい」
弟 「………」
幼 「だから教えて欲しい、弟にとって私が弟の思う『好き』かどうかを」
弟 「………」
幼 「だから教えて欲しい、私がアナタの全てを奪えるか、を」
幼 「うん。そう――だから」
弟 「だから……?」
幼 「……だから私は弟の心が欲しい」
弟 「………」
幼 「だから教えて欲しい、弟にとって私が弟の思う『好き』かどうかを」
弟 「………」
幼 「だから教えて欲しい、私がアナタの全てを奪えるか、を」
弟 「……それは」
幼 「……それは?」
弟 「………」
幼 「よくわからない? じゃあ、質問を変えるね」
弟 「………」
幼 「それじゃ、弟が一番好きな人は誰?」
弟 「………」
幼 「……それもよくわかんない? それとも『それが』よくわかんない?」
弟 「………」
幼 「……うーん、ならもっと分かりやすいのにしようか」
弟 「………」
幼 「えっとね? アナタの心の中に私よりも、もっと好きな人はいる?」
幼 「……それは?」
弟 「………」
幼 「よくわからない? じゃあ、質問を変えるね」
弟 「………」
幼 「それじゃ、弟が一番好きな人は誰?」
弟 「………」
幼 「……それもよくわかんない? それとも『それが』よくわかんない?」
弟 「………」
幼 「……うーん、ならもっと分かりやすいのにしようか」
弟 「………」
幼 「えっとね? アナタの心の中に私よりも、もっと好きな人はいる?」
弟 「………」
幼 「アナタの心の中で私よりも好きな人が思い浮かぶ?」
弟 「………」
幼 「別に私に遠慮はしなくて良い。寧ろ遠慮したり嘘吐いたらぶん殴るから」
弟 「………」
幼 「………」
弟 「……居ないよ」
幼 「……ん?」
弟 「居ないよ。思い浮かばない。今、俺は幼馴染みより好きなヤツは思い浮かばないよ」
幼 「………」
幼 「アナタの心の中で私よりも好きな人が思い浮かぶ?」
弟 「………」
幼 「別に私に遠慮はしなくて良い。寧ろ遠慮したり嘘吐いたらぶん殴るから」
弟 「………」
幼 「………」
弟 「……居ないよ」
幼 「……ん?」
弟 「居ないよ。思い浮かばない。今、俺は幼馴染みより好きなヤツは思い浮かばないよ」
幼 「………」
弟 「だって! だって幼馴染みは結構可愛いし! 頭もそれなりに良いし!」
幼 「………」
弟 「話してると楽しいし! 意地悪だけど優しいし! それに何より」
幼 「何より……?」
弟 「何より、俺の事をそれだけ『好き』って思ってくれてるんだ」
幼 「………」
弟 「……嫌いな訳がない。嫌いになる訳がないじゃないか!」
幼 「………」
弟 「………」
幼 「……そう」
幼 「………」
弟 「話してると楽しいし! 意地悪だけど優しいし! それに何より」
幼 「何より……?」
弟 「何より、俺の事をそれだけ『好き』って思ってくれてるんだ」
幼 「………」
弟 「……嫌いな訳がない。嫌いになる訳がないじゃないか!」
幼 「………」
弟 「………」
幼 「……そう」
弟 「……そう。そうだよ」
幼 「………」
弟 「そうだよ、俺なんかに幼馴染みは勿体なさ過ぎるくらいだ」
幼 「………」
弟 「俺がフラレる事があっても俺が振るなんてある訳ないじゃないか……」
幼 「……そう。なら問題ないね」
弟 「……問題ない、幼馴染みは俺が好きで俺は幼馴染みが好き」
幼 「………」
弟 「……何も問題ない――何も問題ないじゃないか」
幼 「………」
幼 「………」
弟 「そうだよ、俺なんかに幼馴染みは勿体なさ過ぎるくらいだ」
幼 「………」
弟 「俺がフラレる事があっても俺が振るなんてある訳ないじゃないか……」
幼 「……そう。なら問題ないね」
弟 「……問題ない、幼馴染みは俺が好きで俺は幼馴染みが好き」
幼 「………」
弟 「……何も問題ない――何も問題ないじゃないか」
幼 「………」
幼 「……そっか。なら私たちもう恋人同士、だね」
弟 「……ああ」
幼 「………」
弟 「………」
幼 「えっと、腐れ縁からランクアップかな?」
弟 「腐れ縁からジャンプアップだ」
幼 「……でも、こうしてると今までと何も変わらないのにね」
弟 「まあ、ついさっきからだから、ね」
幼 「これから少しづつ変わって行くのかな?」
弟 「うん、そうかもしれないね」
幼 「……変わっていけば良いね」
弟 「……うん、そうだと良い、ね」
弟 「……ああ」
幼 「………」
弟 「………」
幼 「えっと、腐れ縁からランクアップかな?」
弟 「腐れ縁からジャンプアップだ」
幼 「……でも、こうしてると今までと何も変わらないのにね」
弟 「まあ、ついさっきからだから、ね」
幼 「これから少しづつ変わって行くのかな?」
弟 「うん、そうかもしれないね」
幼 「……変わっていけば良いね」
弟 「……うん、そうだと良い、ね」
幼 「じゃあ、これからよろしくね、弟?」
弟 「うん。こちらこそよろしくな」
幼 「うん!」
弟 「………」
幼 「………」
弟 「……何だか照れ臭いな」
幼 「……ん、そだね」
弟 「………」
幼 「……ん? あっ、忘れてた!」
弟 「ん? どうし」
幼 「せいっ!」
弟 「痛っ!? 正拳突き!? 何なの、初っぱなからDVなの!?」
幼 「これで良し」
弟 「良くないよ!? 何でいきなり殴るんだよ!?」
幼 「……フンだっ、理由は自分で考えろバーカ」
弟 「うん。こちらこそよろしくな」
幼 「うん!」
弟 「………」
幼 「………」
弟 「……何だか照れ臭いな」
幼 「……ん、そだね」
弟 「………」
幼 「……ん? あっ、忘れてた!」
弟 「ん? どうし」
幼 「せいっ!」
弟 「痛っ!? 正拳突き!? 何なの、初っぱなからDVなの!?」
幼 「これで良し」
弟 「良くないよ!? 何でいきなり殴るんだよ!?」
幼 「……フンだっ、理由は自分で考えろバーカ」
>>179
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