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    元スレエルフ娘「クチュン! ……寒いよぉ……」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    801 :

    おもしろいすなぁ

    802 = 755 :

    従者「アドリアン様がお帰りになりました」

    旅人「父上。ただいま戻りました。お忙しいところお目通りいただきありがとうございます」

    国王「おお!アドリアン、よく無事に戻った。元気そうで何よりだ、堅苦しい挨拶は省いてくれ」

    旅人「ありがとうございます。父上もお元気そうで何より」

    国王「まあな、息子が帰ってきて元気が無いではあまりに情けないからな。それより綺麗な女性を連れておるな。そちらは?」

    エルフ「あ、えっと・・・・」

    旅人「こちらの方はエルフ族の方です。」

    エルフ「えっとアドリアン様にはいろいろとお世話になりまして」

    旅人「」ククッ

    エルフ「」ムッ

    国王「ほう。それは・・・・・それが用件で戻ってきたのだな」

    旅人「はい。父上、帰って早々ですが重大なお話が」

    国王「うむ。話を聞こうか」


    旅人ことアドリアン王子はエルフ達の置かれている状況を説明し、お世話になったエルフ達を救いたいと進言

    国王「事情は理解した。即刻軍議を開き検討しよう。ずいぶん世話になったようだからな。いい返事ができるよう考慮しよう」

    803 :

    アドリアン様になら掘られてもイイ。

    四円

    804 = 799 :

    うーん、予想以上に長そうだな…朝まで残ってるか…

    805 :

    エルシャ娘

    806 = 760 :

    支援だ支援
    俺は女ちゃんといちゃいちゃしたい

    807 = 793 :

    旅人は読者だったのか

    気がつかなかった
    俺は王子だったのか


    ここまでエルフ(ノーマル)とのフラグが立っていないな

    期待支援

    808 :

    おはよん!

    809 = 755 :

    国王と別れひとまず旅人アドリアンの家へ向かった。会議が終わるまでしばらく時間がかかる。
    仮に許可が下りても兵の編成や準備ですぐに動けるわけではない。
    約5日分の疲れを癒すようにいわれたので現在二人は久しぶりのゆっくりとした休みを取っていた

    エルフ「まったく、何で笑うんですの?」

    旅人「さっきの話か?」

    エルフ「そうよ。せっかくちゃんと知ったあなたの本名で呼んだのに」

    旅人「いやいや悪かった。そこがまた面白くてな。よく覚えていたもんだ」

    エルフ「周囲がみんなしてアドリアン様アドリアン様言っていたら嫌でも覚えますわ」

    旅人「気を悪くしないでくれ。俺もあまり正体はばれたくないんだ。こんな扱いになるからな」

    エルフ「だからついてきたら分かるって言ってたのね」

    旅人「まあな。とりあえずあの感じでは兵は動かせるだろう。問題は手遅れになっていないかどうかだ。俺たちが到着したときには
    大量の血が流れていたというのでは意味が無いからな」

    エルフ「アドリアン様はどっちの味方なんです?」

    旅人「その言い方はやめてくれ。久々でただでさえ参ってるのに」

    エルフ「冗談よ。で?そこのところどっちなのよ?」

    旅人「両方だろうな。どっちについても人間、エルフ共にシコリが残るだろう。分かり合うことができる存在だと俺は考える。それは父上も同じ考えでな
    だからこの国ではエルフの売買は禁止にしている。双方にとっていいことなんて無いからな。

    810 = 755 :

    エルフ「へー、いろいろ考えているのね」

    旅人「まあ、だからどっちに付くなんてことなく両方を取り持つ方法を考えようと思う」

    エルフ「・・・・・間に合えばいいわね」

    旅人「そうだな」

    エルフ「」フアァ

    旅人「疲れてるだろ。寝室を準備させるからしばらく寝ておくといい。軍議か終わってもすぐに動くとは無いだろうから
    ゆっくり寝る時間ぐらいはあるぞ」

    エルフ「じゃあそうさせてもらおうかしら。一緒に寝る?」ニヤ

    旅人「・・・・・やめておこう。俺は久々に帰ってきて仕事があるんだ」

    エルフ「あら?振られちゃったわね。」

    旅人「その余裕の一割でも父上の前でもあればな」

    エルフ「むっ・・・・寝る」

    旅人「そう怒るな。何かあれば呼び鈴を鳴らせば従者がくるからそいつに頼め」

    エルフ「そうする。おやすみ」

    旅人「ああ。おやすみ」

    翌日、出兵許可が下りた。

    811 = 755 :

    準備の整ったイェータランドの軍は疾風の速さでエルフの森へ向かった。

    道中に特に問題もなく順調に進軍できてこの時間だからもし問題が起これば被害はもっと大きなものになっていたかもしれない。


    「で?」

    エルフ「ん?」

    「結局一緒に寝たんじゃないでしょうね?」

    旅人「おいおい・・・・」

    エルフ娘「えい。」バチッ

    旅人「いてて。寝てない寝てない」フルフル

    エルフ「つまり、お前はイェータランドって国の王子様だったって事か」

    旅人「まあ、その通りだ」

    エルフ「それで?なんで私たちはお前の家に来ているんだ?」

    現在、あの里に居たエルフ達を含め旅人はイェータランドの家に戻ってきている。

    「あの事件以来森の結界は消えも里の中に入ることができなくなってしまいましたし・・・・新く里を作ろうにも結界が晴れないのでは・・・」

    旅人「その森との契約ってやつなのか?」

    「おそらくは。それで行き場がなくなったので私たちは国王様の招待でこの家に来ていると。そういうことです」

    813 = 755 :

    旅人「そういうことだな。行き場が無いならこの国で暮らしてくれて構わないと許可ももらってある。」

    「この国ではエルフも人間と平等だという話ですね」

    旅人「まあ、念のため帽子はかぶっておいたほうがいいかもしれないが、見つかっても特に問題は無いはずだ」

    「じゃあ旅人さんと一緒に暮らせるというわけですね」ダキッ

    エルフ娘「!」ダキッ

    エルフ「お前らエルフとしての自覚は無いのか・・・・」

    「しかしどちらにしてもしばらくはお世話になることになるかと・・・・」

    コンコンッ

    従者「アドリアン様。国王様がお見えになっております」

    旅人「分かった。お通ししてくれ」

    国王「賑やかでにやっているようで何よりだな」

    旅人「はい。この度のご配慮ありがとうございます」

    「我々エルフ族を迎え入れていただき感謝に堪えません。なんとお礼をしたらよいか・・・」

    国王「気にしないでくだされ。実はこの度エルフの方々を迎え入れることが正式に決まって、各地で迫害を受けているエルフの受けれ
    を実行するのだ。この国はエルフと人間の交流する国になるでしょう。そのために是非ともご協力いただきたい」

    「なんと!本当ですかそれは」

    814 = 787 :

    わーお!

    815 = 755 :

    旅人「じゃあそれでは!」

    国王「一種の改革と言っていいだろう。お互いに生活し、交流を深める事で新しい共存の道が出来上がるのだ。
    その鍵を作っていただいた。こちらこそ感謝する。」


    翌日。この国はエルフ受入国としてエルフとの共存の道を決めた。

    近隣の国からの批判の声も少なくないがそれでも共存の道を求めてその姿勢を変えない。

    一年足らずでエルフの数は元々の国民の数の1/3を超える数となり国の規模が拡大。

    今までに無いエルフの薬学や文学の知識を取り入れることで国としての基盤を固めることに成功した。

    イェータランド国は一人の旅人が大きな基盤を築き上げた。

    後に彼はエルフ王、そう称えられた。



    イェータランド最後の王の記した書物にはこう書かれている。

    人の心を読むことができる故に己が身を追い込み
    錬金術を心得る故に己が身を滅ぼす武器を作り
    状況が分かる故に己が心を壊す
    魔法が使える故に己が心を怠惰させ
    慈愛の心を持つ故に己が心が耐え切れず。


    強欲な性格故に力の意味なさず。

    816 :

    あれ

    817 = 755 :

    「クチュン!・・・・・・ウゥ・・・」

    「どうした?風邪でも引いたのか?」

    「」フルフル

    「今日はは冷えるからな。早めに帰ろうか」

    「ん」コク

    「食事の準備ができましたよー」

    「お。さて。行くとするか」

    「」ギュ


    ――――――
    おわり

    818 :

    あれ、打ち切り?

    820 = 755 :

    最後は何がなにやらって感じですかね?どういう意味か考えていただければとwww

    長い間、保守、支援してくださった皆様。ありがとうございました。

    特に文才があるわけでもなく誤字脱字ばっかりでしたが・・・・・

    書くことは嫌いではないのでもう少し話を長くしたかったのですがこれ以上グダグダにはできないのでこの辺で。

    スレ建てができないので自分からスレを立てることはできませんが

    また書く機会があれば是非読んでください

    長らくのご支援ありがとうございました

    821 :

    お疲れ
    暇つぶし程度にはなった

    822 = 808 :

    おつかれさま!たのしかったよ!

    823 :

    大層乙であった

    824 :


    良かった

    825 = 760 :


    結局朝までつきあっちまったよ
    エルフを受け入れた国が滅びるのもまたファンタジーの王道だよなぁ

    826 :

    えるふかわいい乙

    828 = 788 :

    おつ

    829 :

    しまむら ユニクロ

    830 :

    さあ第三部だが

    831 :

    ただの旅人が仮の家なんて持てるわけないわなぁ

    832 :

    乙なんだよ

    833 :

    >>831
    第三部は短編になりまーす



    頼んだ

    834 = 762 :

    ここ数日楽しませてもらった
    >>1

    835 :

    おつおつ

    836 = 830 :

    第三部書くにしろ
    ここまで色々なエルフの世界が出て見えてきたから
    続きを書くなら世界観を組み込む時間が欲しいだろうな

    837 = 830 :

    筆者お疲れさん 面白かった

    839 :

    超怖いガラドリエル様思い出してしまった……

    840 = 764 :

    乙カレー
    さて、第三部は....

    841 :

    もう完結したんだから続き催促するのやめようぜ…

    842 :

    おつかれ

    844 :

    まぁ国の中でエルフの能力の取り合いが始まって、内戦になっちゃうんでしょうなぁ。

    845 :

    乙楽しかった

    846 :

    乙でした

    伏線回収忘れててすいませんした

    847 :

    おつかれでした

    848 :

    超乙でした
    エルフちゃん達マジ天使

    849 :

    次は誰が書くんだ

    850 = 760 :

    心読める女ちゃんが旅人の正体に気付かなかったのはなぜ?ってツッコミは無粋か


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