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    元スレエルフ娘「クチュン! ……寒いよぉ……」

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    みんなの評価 : ★★★×4
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    651 = 648 :

    旅人「そうか。悪いな。みんなにも・・・・・こいつにも」

    「この子のことはどうにかするし他の仲間も探してくるから、あんまり気にしないでくださいね」

    エルフ「だな。もともと私たちの問題なんだ。お前は関係ないから深くかかわろうとするな」

    「今後の事は任せてください。短い間でしたが楽しかったですよ」

    旅人「ああ、すまない。じゃあ俺は行くな」



    旅人は未練が残らないようきっぱりと別れを告げた・・・つもりだった。

    入り口同様、外の世界・・・基現実に戻るときもまばゆい光に覆われもとの世界に戻ってくる。
    すべては夢だったのではないかと思うほどに辺りは静まり返っていた。
    言葉にできない空しさが襲ってくるが、同時にこれが現実なのだと確信を抱かせる。

    馬に積んだ食料や別れ際にみんながくれたお土産が目に入るとつい笑みが零れる


    元の町の借家に向かって馬を走らせた。


    不思議と行きよりも帰りのほうが時間経過が早く思われるのはなぜだろう。

    あっという間にもとの町に着く。

    何事も無かったかのように時は過ぎる。しかし、静かな時間は長くは続かなかった。
    翌朝の町の民に向けられた公文が事態を大きく進展させることになる。

    652 :

    鬱エンドにしたら一生恨む

    653 = 648 :

    旅人が元の町に到着して翌日の事、町が発した公文が波紋を呼ぶことになる。

    その内容は

    この町はブーヒュースレーン国として独立を表明する

    というものである。旅人を驚愕させたのは次に続く文である


    この国の建国に伴いエルフ、野獣の類の売買の禁止
    発見次第即刻処刑を命じる。半月後妖精狩りを行うものとする。
    野獣の首10ゴールド、エルフの首100ゴールド、その他獣の首100コインから

    我が国治安維持のための処置であると書かれていた。


    数日ともに過したエルフ達のことを考えると居てもたってもいられなくなる


    旅人「どうにかしないと・・・・半月後ならばあいつらに知らせにいくこともできる・・・・」

    旅人「一刻も早く知らせにいくか!」


    帰宅後、ゆっくり休む暇も無くすぐに馬を飛ばした。一睡もすることなくエルフの里に向かう


    その後ろを付けられていることも知らずに・・・・

    655 :

    戻ってきたと思ったら
    何か鬱フラグ立ちそうだとォ...

    656 :

    鬱エンドは嫌だな…せっかくここまでほのぼので来たんだからそれで最後まで…

    657 :

    おい。欝はやめてくれ・・・

    658 :

    書き手の書きたいエンドを書けばいいのよ

    659 :

    今見返したらもう1週間もかかってるのか…

    660 = 648 :

    眠気も体のダルさも忘れるほどに前へ進み続ける。約一日半飲まず食わずで里の入り口まで到着した。

    旅人「おー!誰か居ないかぁ!?俺だ。頼む、返事をしてくれ!!」


    ガサガサガサ

    旅人「・・・・なんだ・・・」

    森から差し込む木漏れ日の光が大きくさえぎられる。まるで大きな何かが空中を横切ったように。

    旅人「なんだったんだ・・・今のは・・・」

    ???「誰だ!?そこにいるのは!」

    旅人「その声は・・・・俺だ!俺」

    カサカサ・・・

    エルフ「!?お前こんなところで何をしている!帰ったはずじゃ・・・・」

    旅人「ああ。それより!大変なことになった。長に会わせてくれ!重大な話だ」

    エルフ「お前。あれほど人間は里には入れないと言ったはずだ」

    旅人「そういう問題じゃなくなってきている!重大な用件だ。お前たちの命にもかかわる。早く」

    エルフ「そんなに重大な用件なのか・・・・・・・いいだろう。・・・こい」

    旅人「助かる」

    661 = 652 :


    662 :

    がんば

    663 :

    NTRとか鬱は絶対やめてください
    おねがいします

    664 = 648 :

    「なるほど。事情はよく分かりました。ここも安全である保障がなくなったわけですね」

    旅人「そうだ。この辺りはブーヒュースレーンの支配地に入るだろうからな。それに前々回この里付近に近づいたときに
    俺も追われて逃げ切っているからこの辺りは疑われる可能性が大きい。それにあの襲われた馬車の残骸も回収されていた。
    ここにくるまで見かけなかったからな。すでに目を付けられているだろう」

    エルフ「私が始めてお前にあって追い出したときか!」

    旅人「そうだ。お前に追い出された後の事だ」


    旅人「呆然と立ち尽くしていた俺はエルフと間違われてしばらく追われたんだ。軽く20人は居ただろうが、どうやらエルフ狩りを実行していたらしく
    3,4人ほど倒して無理やり町までたどり着いたんだ。」

    「ではそのときに・・・・」

    旅人「馬車の残骸やこの森の話や噂も広がっているはずだ」

    エルフ「こいつの言う事が本当なら一刻も早く対策をしないと」

    「事情はよく分かった。君はしばらく休んでいくといい。その様子じゃ一睡もしていないんじゃないかい?」

    旅人「まあな。だがあまりゆっくりはできない。すまないが食事をもらえるか?即然るべき所へいかなければ」

    エルフ「信用していいんだよな?」

    旅人「ああ。俺も最善を尽くす。この森どうにか守ってみせる。」

    「ではすぐに支度をさせましょう。」

    665 :

    鬱なら鬱って言ってくれ見るの止めて寝るから

    666 = 648 :

    旅人「ご馳走になった。すぐに俺は向かわなければならない場所があるから行くぞ」

    「どちらに行かれるのです?あまり無謀な事は・・・・」

    旅人「大丈夫だ。それよりも気をつけてな」

    エルフ「長、私たちも準備を整えなければ。付近の里に連絡を」

    「そうですね。私たちは私たちですべき仕事をやりましょう」

    旅人「では、幸運を」



    旅人「さて・・・・向かうべきは・・・」

    ???「そこのお前とまれ」

    旅人「え?」

    ???「お前エルフだな」

    旅人「生憎だが違う。耳も服装も違うだろ」

    ???「・・・・そうか。だが一緒に来てもらうぞ。お前を連行する」

    旅人「!」

    ???「罪状はエルフとの接触、及び国家反逆罪だ」

    667 = 648 :

    今夜はここまでな。明日の朝続き上げる
    多分明日には完結だと思う
    欝かどうかは見てのお楽しみって事にしておいてくれ

    668 = 655 :

    >>668
    むぃ、とりあえず乙
    まぁ鬱でも何でも楽しませてもらうよ
    お前らー、保守は任せたー

    669 = 649 :

    がんばれ

    670 = 654 :

    ちょうど8日目で終わりか

    誰か保守頼んだ

    671 :

    おいおい、続きが気になるじゃねーか。

    673 :

    書いてくれてありがとう

    674 :

    書き手さん応援してる

    675 :

    追いついた・・・

    676 :

    俺の最近の生きる希望が後一日で終わるのか・・・鬱だ

    678 :

    旅人「!」

    ???「どうした?驚いたかね?ああ、後ろを付けさせてもらったが気付かなかったか」

    旅人「……いつから付けていた?」

    ???「君が大急ぎで馬を走らせる少し前だから・・・・エルフ狩りの知らせを知った辺りか」

    旅人「・・・・・・何のつもりだ?」

    ???「なに。俺はお前を捕縛しにきただけさ。聞きたい事が山ほどあるんだ。」

    旅人「あの馬車の件・・・・・か。」

    ???「正確には馬車の件もだな」

    旅人「もし断ったらどうする?」

    ???「別にどうもしないがこれを機にしばらく国の奴らに終われる羽目になる。当然俺も追う側だがな」

    旅人(いま時間を食うわけにはいかないか・・・・・だがみすみす捕まって間に合う保証もない)

    ドドドドド

    ???「おっと。どうやら君の選択権はなくなってしまったようだ」

    旅人「なに?」

    ???「俺の仲間が到着したみたいだぞ?」

    679 = 641 :

    来たぁ

    680 = 678 :

    旅人(こいつ一人なら切り捨てて逃げれたが・・・・仲間がいたか・・・・・っち・・・やっかいだな」

    ???「大人しく俺達と来い。お前がどうなるかなんて知らんが俺達は金が入るんでな。黙って来てくれた方が楽でいいんだ」

    旅人「・・・・・・・」

    ???「なぁ?その手にかけた剣を捨てろ。それともこの数を相手にするか?こっちも珍しく音便に話してるんだ」

    旅人(本来ならこんな下衆など・・・・・しかし、ここは・・・・)

    カチャン

    旅人「分かった。大人しく連行されよう。道中の安全の保証はもらえるんだろうな?」

    ???「もちろんだ。お前をいたぶった所でもらえる金が増えるわけではないからな」

    旅人「そうか。もう1つ約束してくれ」

    ???「なんだ?」

    旅人「この馬とこの食糧には手を出さないでくれ。今後の俺の飯だ」

    ???「・・・・・はん!見かけによらずケチな野郎だな。いいだろう。さっさと着な」

    旅人(どうにかして状況を打開しないとな・・・・・)

    682 :

    686 = 678 :

    「しばらく大人しくしていろ」

    ガシャン

    旅人「・・・・参ったな。まさかここまでされるとは。警備も厳重だしな」

    旅人「早く戻らないとな。こんな所で油を売ってる暇はないんだ。どう早く馬を飛ばしても五日はかかるからな・・・」1

    旅人「とりあえず抜け出す手段を探さないと」

    それにしてもと旅人は考える

    この町が独立を宣言しても認めない国が幾つも出てくるはずだ。直ぐに鎮圧の兵が派遣されるだろう。
    今までの歴史で争いなく独立を達成した国はない。何らかの形でかならず隔たりが出来るものだ。


    旅人「俺の同士も動くだろうか・・・いや。だからこそ俺が」

    「この付近まで来てるらしいぞ?」

    兵2「勝てるのか?独立するのは勝手だが命あっての国だろ」

    「殺される前に逃げるか?」

    兵2「ハッハッハそうだな、この中のエルフ二、三人連れて逃げてもいいな。穴には困んないぜ」

    「なんだ?ご無沙汰なのか?」

    兵2「エルフといえ見た目は悪くないからな。俺の息子が暴れた後は売れば金になる。そんはないだろ」

    687 = 678 :

    「違いないなハッハッハ!」

    旅人「・・・・・」

    旅人「近隣の国は既に兵を出したか・・・・急がないと別の問題が出てくるな・・・・」

    旅人「あんな小汚ない奴の種なんてぶちまけられて堪るか。別の物をぶちまけてやるぞ」

    旅人「まあここを脱け出せてからの話だが。」

    旅人「捕まってから三日だよな・・・・エルフの里からの道中2日に今日1日で三日だ。」

    旅人「なにか打開策を・・・・・」

    ~~♪~~~♪~♪

    旅人「ん?この歌どこかで・・・・」

    旅人「お~い、今歌を歌ったのは誰だ?」

    「・・・・・・」

    旅人「警戒してるのか・・・ま、それもそうか。」

    旅人「俺はその歌の意味を知ってるぞ!仲間の意味だろ?」
    ???「あら、なんでご存知なのかしら?私の故郷の歌なのに同じ故郷出身の方?」

    688 = 678 :

    旅人「おや?あんたどこにいるんだ?」

    檻に入れられている旅人は鉄柵に頬を付けて辺りを見渡す。 薄暗くよく目を凝らさないと一メートル先も見えないほどだ

    ???「ここよ、ここ。あなたの目の前の檻よ」


    檻に入れられた時は全く気付かなかった
    よく目を凝らすと誰か檻の中にいるのがわかる

    旅人「そっちだったのか。気付かなかった。あんたもエルフなのか?」

    ???「あら?あなたもエルフ?人間かと思ったわ」

    旅人「いや人間だよ。ちょっとエルフと関わりがあったからここに入れられたんだ」

    エルフ「へぇ~苦労してるわね~」

    旅人「・・・・・それはお互い様みたいだが?」

    エルフ「全くね。なんで私がこんなところに閉じ込められないといけないのかしら」

    旅人「なんで閉じ込められてるんだ?」

    エルフ「知らないわよ!こっちが聞きたいわ!」プンスカ

    旅人「閉じ込められてどれぐらいになる?」

    689 :

    長生きなスレだな

    690 :

    きやがりやがった

    691 = 678 :

    エルフ「さあ?どれくらいかしらね~私達からすれば微々たる時間ってことは確かね」

    旅人「そうか・・・・・」

    エルフ「あなたエルフの事知ってるみたいだけど?関わりでもあるのかしら?」

    旅人「まあな。あまり大きな声では言えないが」

    エルフ「そうなの。深くは聞かないでおくわ」

    旅人「あんたこそなんで捕まったんだ?こんなく―――町にお買い物でもあるまい」

    エルフ「まあ逃げるのに失敗したって所かしらね。仲間の一人は上手く逃げられたみたいだけど」

    旅人「・・・・・・」

    エルフ「情けない話よねぇ~人間から捕まるなんて。この町の人間なんて今度エルフ狩りなんてするって話じゃない。迷惑な話よ」

    旅人「その仲間は心でも読めたのか?」

    エルフ「・・・・・ッ!」

    旅人「やっぱりか・・・・」

    エルフ「あの子の事知ってるの!?無事なんでしょうね!?まさかあなたがっ」

    旅人「落ち着け。俺が知る限りじゃ無事だ。それより声を落とせ。見張りに聞かれるぞ」

    エルフ「・・・・それで?なんであんたが知ってるのよ?」

    692 :

    続きは書いて欲しいが終わって欲しくはない

    693 = 678 :

    旅人「話せば長くなるが

    ――――――

    エルフ「なるほど・・・・そういうこと・・・・」

    旅人「だから俺は急ぎ戻らないといけないんだが、どうにも手詰まりでな」

    エルフ「そういうことだったのね。・・・・だったらもう少し早く声を掛ければよかったわね」

    旅人「どういう意味だ?」

    エルフ「あなたエルフの力の事は知ってるわよね?」

    旅人「ああ。人間にはない力を持ってるんだよな?」

    エルフ「私の力は錬金術よ?」

    旅人「あ!あの牢の柵を壊したのはあんただったのか」

    エルフ「仲間を逃がすときの事ね。そうよあれは私がやったのよ。中々に凄かったでしょ?」

    旅人「じゃあこの柵も壊して逃げれば良かったんじゃないか?」

    エルフ「逃げる手立てが無かったのよ。それなら期を待って隙を付いて逃げることを選ぶわ」

    旅人「成る程なぁ。じゃあ逃げるのを手伝ってくれないか?考えがある」

    695 :

    697 :

    698 :

    えるふ耳とかきもすぎて無理

    斬りたいわ


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