私的良スレ書庫
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ハルヒ「え……な、何で?」
コンピ研部長「それは君達が僕達とのゲーム対決で勝利して勝ち取ったモノだからね」
コンピ研部長「それに、あの時は僕達の方がインチキをしてたわけだし。文句は言わないよ」
キョン(へえ、心が広いんだな。正直見直した)
ハルヒ「で、でもでもでも……」
コンピ研部長「いいんだよ。むしろうちは助かってるんだから」
キョン「助かってる?」
コンピ研部長「長門さんだよ! 彼女はどんな不具合もバグもシステムエラーも即座に直してくれるし」
コンピ研部長「さらにはメーカーも真っ青なオリジナル新型OSの開発までしてしまった!」
コンピ研部長「僕達にとっては毎日が驚きの連続だよ。まさに貴重な人材だ! 勉強になる!」
コンピ研部長「それに長門さんがいると華やかだからね。今やコンピ研のアイドルさ!」
キョン「あのー、すみません。少し落ち着いてくれますか?」
コンピ研部長「え? ああすまない。少し興奮してしまった」
コンピ研部長「今言ったように、長門さんが来るようになって、うちとしては大いに助かってるんだ」
コンピ研部長「それは君達が僕達とのゲーム対決で勝利して勝ち取ったモノだからね」
コンピ研部長「それに、あの時は僕達の方がインチキをしてたわけだし。文句は言わないよ」
キョン(へえ、心が広いんだな。正直見直した)
ハルヒ「で、でもでもでも……」
コンピ研部長「いいんだよ。むしろうちは助かってるんだから」
キョン「助かってる?」
コンピ研部長「長門さんだよ! 彼女はどんな不具合もバグもシステムエラーも即座に直してくれるし」
コンピ研部長「さらにはメーカーも真っ青なオリジナル新型OSの開発までしてしまった!」
コンピ研部長「僕達にとっては毎日が驚きの連続だよ。まさに貴重な人材だ! 勉強になる!」
コンピ研部長「それに長門さんがいると華やかだからね。今やコンピ研のアイドルさ!」
キョン「あのー、すみません。少し落ち着いてくれますか?」
コンピ研部長「え? ああすまない。少し興奮してしまった」
コンピ研部長「今言ったように、長門さんが来るようになって、うちとしては大いに助かってるんだ」
>>71
ペッ
ペッ
コンピ研部長「ハッキリ言って、パソコン4台なんか目じゃないくらいの価値がある!」
コンピ研部長「だからパソコンは返さなくてもいい。むしろ長門さんに手伝って貰えるなら安いくらいだ」
キョン「だとさハルヒ」
ハルヒ「……分かりました。お言葉に甘えます」
コンピ研部長「うむ! ついでに長門さんが次期コンピ研の部長になってくれると助かるんだが……」
キョン「すみませんが、それは丁重にお断りさせていただきます」
コンピ研部長「やっぱり駄目かい……残念だ」
みくる「えと、それではこのパソコンは部室に持って帰りますね」
長門「……」
古泉「では、このデスクトップパソコンだけ、中に入れておきますね」
キョン「だな。ハルヒ、ちょっとそこどいてくれ。中に入れん」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「あたし、まだ部長さんに謝らないといけないことがあるの」
コンピ研部長「だからパソコンは返さなくてもいい。むしろ長門さんに手伝って貰えるなら安いくらいだ」
キョン「だとさハルヒ」
ハルヒ「……分かりました。お言葉に甘えます」
コンピ研部長「うむ! ついでに長門さんが次期コンピ研の部長になってくれると助かるんだが……」
キョン「すみませんが、それは丁重にお断りさせていただきます」
コンピ研部長「やっぱり駄目かい……残念だ」
みくる「えと、それではこのパソコンは部室に持って帰りますね」
長門「……」
古泉「では、このデスクトップパソコンだけ、中に入れておきますね」
キョン「だな。ハルヒ、ちょっとそこどいてくれ。中に入れん」
ハルヒ「……」
キョン「ハルヒ?」
ハルヒ「あたし、まだ部長さんに謝らないといけないことがあるの」
コンピ研部長「え? まだ何かあったかい?」
ハルヒ「コンピ研の皆さんがSOS団にゲーム対決を申し込んできた時……」
コンピ研部長「ふむふむ」
ハルヒ「あたし、あなたの頭におもいきりドロップキックをぶちかましてしまいました……」
コンピ研部長「あ、あー……あったねぇそんなことも……」
キョン(部長氏が「勝負! 勝負!」と連呼してたら、真横からハルヒが飛んできたっけな)
ハルヒ「あの時は本当にすみませんでした。しかもあの後さらに話も聞かずに殴りかかろうとしたり」
コンピ研部長「ま、まあ、謝ってくれればそれでいいさ。は、はは……」
キョン(せっかく忘れてたのに思い出してしまったって顔だな)
ハルヒ「さあ」グッ
コンピ研部長「どうしたんだい? 急に中腰になったりして」
ハルヒ「あたしの頭におもいきりドロップキックをぶちかましてください!」
コンピ研部長「え、ええええ!?」
キョン「やっぱりこうなるのか……」
コンピ研部長「じょ、冗談じゃない! 女の子にそんなことできるわけないじゃないか!」
ハルヒ「コンピ研の皆さんがSOS団にゲーム対決を申し込んできた時……」
コンピ研部長「ふむふむ」
ハルヒ「あたし、あなたの頭におもいきりドロップキックをぶちかましてしまいました……」
コンピ研部長「あ、あー……あったねぇそんなことも……」
キョン(部長氏が「勝負! 勝負!」と連呼してたら、真横からハルヒが飛んできたっけな)
ハルヒ「あの時は本当にすみませんでした。しかもあの後さらに話も聞かずに殴りかかろうとしたり」
コンピ研部長「ま、まあ、謝ってくれればそれでいいさ。は、はは……」
キョン(せっかく忘れてたのに思い出してしまったって顔だな)
ハルヒ「さあ」グッ
コンピ研部長「どうしたんだい? 急に中腰になったりして」
ハルヒ「あたしの頭におもいきりドロップキックをぶちかましてください!」
コンピ研部長「え、ええええ!?」
キョン「やっぱりこうなるのか……」
コンピ研部長「じょ、冗談じゃない! 女の子にそんなことできるわけないじゃないか!」
コンピ研部長と部員に謝罪
↓
簡単に許さん誠意見せろオラ
↓
りーんかん
と思ったオレのwktk返せ…
↓
簡単に許さん誠意見せろオラ
↓
りーんかん
と思ったオレのwktk返せ…
>>108
強引すぎるだろ常考
強引すぎるだろ常考
ハルヒ「遠慮しないでください! さぁさぁさぁさぁ!」
コンピ研部長「ひいいいい!!」バターン!
キョン「あ、ドア閉められちまった……」
ハルヒ「ちょっと! 開けて! 開けてくださーい!」ドンドン!
コンピ研部長『いい嫌だ! 今の君は怖い! もういいから帰ってくれ!』
キョン「あ、そういえばまだこのデスクトップパソコン、返してないですよ?」
コンピ研部長『それももういい! さっきも言ったが、長門さんで充分元は取れてるんだ!』
キョン「はあ、だとさハルヒ。もういい加減諦めろ。ドロップキックはきついっての」
ハルヒ「それだけじゃないの! まだ謝りたいことがあるの!」
キョン「まだあるんかい。お前どれだけコンピ研に迷惑かけてるんだ?」
ハルヒ「以前喜緑さんからの依頼で、部長さんのマンションに調査に行ったことがあるでしょ?」
ハルヒ「その時に部長さんの部屋に不法侵入したことを謝りたいのよ!」
キョン「あったな、そんなのも……」
ハルヒ「どうしても謝りたいのに……何とか入れないかしら? 窓から侵入するとか?」
キョン「不法侵入したことを謝りたいのに、不法侵入してどうすんだ」
コンピ研部長「ひいいいい!!」バターン!
キョン「あ、ドア閉められちまった……」
ハルヒ「ちょっと! 開けて! 開けてくださーい!」ドンドン!
コンピ研部長『いい嫌だ! 今の君は怖い! もういいから帰ってくれ!』
キョン「あ、そういえばまだこのデスクトップパソコン、返してないですよ?」
コンピ研部長『それももういい! さっきも言ったが、長門さんで充分元は取れてるんだ!』
キョン「はあ、だとさハルヒ。もういい加減諦めろ。ドロップキックはきついっての」
ハルヒ「それだけじゃないの! まだ謝りたいことがあるの!」
キョン「まだあるんかい。お前どれだけコンピ研に迷惑かけてるんだ?」
ハルヒ「以前喜緑さんからの依頼で、部長さんのマンションに調査に行ったことがあるでしょ?」
ハルヒ「その時に部長さんの部屋に不法侵入したことを謝りたいのよ!」
キョン「あったな、そんなのも……」
ハルヒ「どうしても謝りたいのに……何とか入れないかしら? 窓から侵入するとか?」
キョン「不法侵入したことを謝りたいのに、不法侵入してどうすんだ」
キョン「諦めろハルヒ。これ以上は逆に迷惑になるぞ」
ハルヒ「う……せっかくお詫びの品も持ってきたのに……」
キョン「お詫びの品?」
ハルヒ「わらび餅よ。結構高いやつ。不法侵入した時に冷蔵庫にあったわらび餅食べちゃったから」
キョン「用意のいい奴だな」
ハルヒ「仕方ないわ。ではこれはみくるさんにあげます」
みくる「え? あたしにですか?」
ハルヒ「賞味期限が3日過ぎたわらび餅を、毒見として無理矢理食べさせたから……だからそのお詫びです」
みくる「あ、じゃあそれは皆さんで食べましょう。あたしお茶淹れますから」
キョン「そうですね。というかいい加減部室に戻ろう。パソコンも元に戻さないと」
ハルヒ「みんなはお茶を楽しんでて。あたしはまだ行く所があるから」
キョン「どこにだ?」
ハルヒ「先生達に謝りにいくのよ。いろいろ迷惑かけたから」
キョン「先生達に?」
ハルヒ「う……せっかくお詫びの品も持ってきたのに……」
キョン「お詫びの品?」
ハルヒ「わらび餅よ。結構高いやつ。不法侵入した時に冷蔵庫にあったわらび餅食べちゃったから」
キョン「用意のいい奴だな」
ハルヒ「仕方ないわ。ではこれはみくるさんにあげます」
みくる「え? あたしにですか?」
ハルヒ「賞味期限が3日過ぎたわらび餅を、毒見として無理矢理食べさせたから……だからそのお詫びです」
みくる「あ、じゃあそれは皆さんで食べましょう。あたしお茶淹れますから」
キョン「そうですね。というかいい加減部室に戻ろう。パソコンも元に戻さないと」
ハルヒ「みんなはお茶を楽しんでて。あたしはまだ行く所があるから」
キョン「どこにだ?」
ハルヒ「先生達に謝りにいくのよ。いろいろ迷惑かけたから」
キョン「先生達に?」
ハルヒ「迷惑かけたのもそうだし、怒られても反発するだけだったから……」
ハルヒ「迷惑をかけた先生全員に謝ってくるわ。みんなは来なくていいわ。これはあたしの問題だから」
キョン「……大丈夫か? 激しく不安なんだが」
ハルヒ「大丈夫よ。じゃ行ってくるわね」ダッ
キョン「あ、おい! ってあっという間に行っちまった。本当に大丈夫か?」
古泉「大丈夫だと思いますが……」
キョン「……それで、機関の調査で何か新しく分かったことはあるのか?」
古泉「こちらではいまだに原因は分かっていません。長門さんはどうですか?」
長門「調査の結果、外部からの何らかの改変の痕跡は一切見つからなかった」
キョン「ということは、ハルヒ自身が能力で自分を変えたってことか?」
古泉「あるいは能力云々一切抜きで、今までの自分の行いを反省したと言う可能性もありますが」
キョン「それはないんじゃないか? ないと思う」
古泉「おや、ひどいですね」
みくる「皆さん、お茶が入りましたよ」
キョン「どうも。とりあえず一旦休憩にするか」
ハルヒ「迷惑をかけた先生全員に謝ってくるわ。みんなは来なくていいわ。これはあたしの問題だから」
キョン「……大丈夫か? 激しく不安なんだが」
ハルヒ「大丈夫よ。じゃ行ってくるわね」ダッ
キョン「あ、おい! ってあっという間に行っちまった。本当に大丈夫か?」
古泉「大丈夫だと思いますが……」
キョン「……それで、機関の調査で何か新しく分かったことはあるのか?」
古泉「こちらではいまだに原因は分かっていません。長門さんはどうですか?」
長門「調査の結果、外部からの何らかの改変の痕跡は一切見つからなかった」
キョン「ということは、ハルヒ自身が能力で自分を変えたってことか?」
古泉「あるいは能力云々一切抜きで、今までの自分の行いを反省したと言う可能性もありますが」
キョン「それはないんじゃないか? ないと思う」
古泉「おや、ひどいですね」
みくる「皆さん、お茶が入りましたよ」
キョン「どうも。とりあえず一旦休憩にするか」
~夕方~
ハルヒ「ただいま……」
キョン「おかえり。随分遅かったな」
ハルヒ「1人1人に謝って周ってたら思ったよりもかかっちゃったわ。しかもまだ全員に謝ってないし」
みくる「涼宮さん、お疲れ様です」
ハルヒ「ありがとうございます、みくるさん。はぁ……」
キョン「どうした? 随分と元気ないな」
ハルヒ「ほとんどの先生は軽い注意で許してくれたんだけど、中には激しく説教してくる先生もいたから」
キョン(ハルヒに対する恨みが溜まってたのか……?)
ハルヒ「でも仕方ないわよ。あたしはそれだけのことをしたんだし……はぁ」
キョン(あのハルヒが叱られて落ち込むなんてな。以前はどんなに叱られても平然としてたのに)
ハルヒ「はああ……」ドヨーン…
キョン「重症だな。頼むから変な気は起こさないでくれよ」
ハルヒ「ただいま……」
キョン「おかえり。随分遅かったな」
ハルヒ「1人1人に謝って周ってたら思ったよりもかかっちゃったわ。しかもまだ全員に謝ってないし」
みくる「涼宮さん、お疲れ様です」
ハルヒ「ありがとうございます、みくるさん。はぁ……」
キョン「どうした? 随分と元気ないな」
ハルヒ「ほとんどの先生は軽い注意で許してくれたんだけど、中には激しく説教してくる先生もいたから」
キョン(ハルヒに対する恨みが溜まってたのか……?)
ハルヒ「でも仕方ないわよ。あたしはそれだけのことをしたんだし……はぁ」
キョン(あのハルヒが叱られて落ち込むなんてな。以前はどんなに叱られても平然としてたのに)
ハルヒ「はああ……」ドヨーン…
キョン「重症だな。頼むから変な気は起こさないでくれよ」
>>1
ライフライナー必死杉乙
ライフライナー必死杉乙
ハルヒ「変な気って何よ?」
キョン「あ、いや、その、今の落ち込んだお前見てるとだな……その、自殺とか?」
ハルヒ「はぁ? そんなことするわけないでしょ!」
ハルヒ「いい? あたしはまだまだ謝らないといけないの! 死んでる暇なんてないわよ!」
ハルヒ「それに、自殺というのは逃げなのよ! あたしは絶対に逃げたりしないわ!」
キョン「あ、ああ、すまん。悪かったよ、変なこと言っちまって」
ハルヒ「もう。じゃあみんな帰りましょ。下校時刻過ぎちゃってるわ」
みくる「あ、は~い」
古泉「ふふ、あの様子なら大丈夫そうですね」
キョン「ああ。いかに性格が変わって弱っているとはいえ、やっぱりハルヒはハルヒか」
長門「まだハッキリとした原因は分からない。引き続き調査を進める」
キョン「ああ、頼むぞ」
キョン(まったく。ハルヒはいつまで謝り続けるんだろうな。全ての人に謝り終わるまでか?)
キョン(普段のハルヒにも手を焼くが、こんなハルヒも調子が狂っちまうな)
キョン「あ、いや、その、今の落ち込んだお前見てるとだな……その、自殺とか?」
ハルヒ「はぁ? そんなことするわけないでしょ!」
ハルヒ「いい? あたしはまだまだ謝らないといけないの! 死んでる暇なんてないわよ!」
ハルヒ「それに、自殺というのは逃げなのよ! あたしは絶対に逃げたりしないわ!」
キョン「あ、ああ、すまん。悪かったよ、変なこと言っちまって」
ハルヒ「もう。じゃあみんな帰りましょ。下校時刻過ぎちゃってるわ」
みくる「あ、は~い」
古泉「ふふ、あの様子なら大丈夫そうですね」
キョン「ああ。いかに性格が変わって弱っているとはいえ、やっぱりハルヒはハルヒか」
長門「まだハッキリとした原因は分からない。引き続き調査を進める」
キョン「ああ、頼むぞ」
キョン(まったく。ハルヒはいつまで謝り続けるんだろうな。全ての人に謝り終わるまでか?)
キョン(普段のハルヒにも手を焼くが、こんなハルヒも調子が狂っちまうな)
~翌日 火曜日 教室~
キョン「お、今日はちゃんと来たな」
ハルヒ「おはよキョン」
キョン「しかし俺より遅いのは珍しいな」
ハルヒ「朝に野球部のみんなに謝りに行ったのよ。野球大会の練習の時に強引にグラウンド借りたから」
キョン「……何か迷惑かけなかったろうな?」
ハルヒ「かけてないわよ。ボール磨きとかグラウンド整備とか手伝ったわ」
キョン「ほう、それは偉いじゃないか」
ハルヒ「ユニフォーム洗濯するために脱がせようとしたら、みんな逃げちゃったけど」
キョン「おい」
キョン「お、今日はちゃんと来たな」
ハルヒ「おはよキョン」
キョン「しかし俺より遅いのは珍しいな」
ハルヒ「朝に野球部のみんなに謝りに行ったのよ。野球大会の練習の時に強引にグラウンド借りたから」
キョン「……何か迷惑かけなかったろうな?」
ハルヒ「かけてないわよ。ボール磨きとかグラウンド整備とか手伝ったわ」
キョン「ほう、それは偉いじゃないか」
ハルヒ「ユニフォーム洗濯するために脱がせようとしたら、みんな逃げちゃったけど」
キョン「おい」
よくわからんが
らきすたのSSはもうまったく見かけなくなったけどハルヒのSSはまだまだ見かけるんだよな
らきすたは物語作りにくかったのかな
らきすたのSSはもうまったく見かけなくなったけどハルヒのSSはまだまだ見かけるんだよな
らきすたは物語作りにくかったのかな
~昼休み 部室~
キョン「よう、長門。たまには部室で昼飯食おうと思ってな。いいか?」
長門「構わない」
キョン「よっこらしょっと。ハルヒの奴は休み時間のたびにすぐにいなくなりやがる」
キョン「少しでも時間があれば謝りに行ってる。謝りに行った先で騒ぎを起こさなければいいんだが」
長門「そう」
キョン「そういえばお前、今日は珍しく本を読んでないんだな」
長門「涼宮ハルヒが変化した原因に関するデータを解析中」
キョン「そうなのか。それで、何か進展あったか?」
長門「涼宮ハルヒが自分自身に何かしらの改変を行ったことは確実」
キョン「やっぱりそうなのか。しかし、何でハルヒは自分をあんなふうに変えたんだ?」
長門「分からない」
キョン「動機はいまだ不明、か。いくらなんでも1日であんなに変わるのはおかしいからな。何かあったと思うんだが」
長門「それを今調べている」
キョン「よう、長門。たまには部室で昼飯食おうと思ってな。いいか?」
長門「構わない」
キョン「よっこらしょっと。ハルヒの奴は休み時間のたびにすぐにいなくなりやがる」
キョン「少しでも時間があれば謝りに行ってる。謝りに行った先で騒ぎを起こさなければいいんだが」
長門「そう」
キョン「そういえばお前、今日は珍しく本を読んでないんだな」
長門「涼宮ハルヒが変化した原因に関するデータを解析中」
キョン「そうなのか。それで、何か進展あったか?」
長門「涼宮ハルヒが自分自身に何かしらの改変を行ったことは確実」
キョン「やっぱりそうなのか。しかし、何でハルヒは自分をあんなふうに変えたんだ?」
長門「分からない」
キョン「動機はいまだ不明、か。いくらなんでも1日であんなに変わるのはおかしいからな。何かあったと思うんだが」
長門「それを今調べている」
キョン「そうか……すまんな長門。お前に頼りっぱなしで」
長門「いい」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……なあ長門」
長門「何?」
キョン「その解析とやら、大変か?」
長門「……そうでもない」
キョン「そうか……」
長門「そう」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……そろそろ昼休みが終わるな。俺、教室戻るから」
長門「そう」
キョン「じゃあ、な。お前も遅れないようにな」
長門「いい」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……なあ長門」
長門「何?」
キョン「その解析とやら、大変か?」
長門「……そうでもない」
キョン「そうか……」
長門「そう」
キョン「……」
長門「……」
キョン「……そろそろ昼休みが終わるな。俺、教室戻るから」
長門「そう」
キョン「じゃあ、な。お前も遅れないようにな」
ハルヒと長門のチート能力があれば大抵の展開もアリに出来るよな
>>123
ハルヒはまだ連載してるからじゃね
ハルヒはまだ連載してるからじゃね
~放課後 部室~
みくる「ええ! 涼宮さんがバイトですか!」
キョン「何でも今日と明日の2日、放課後にバイトをするそうです」
キョン「俺に返す金とか、他にももろもろ。以前バイトしてでも返すと言ってましたからね」
キョン「俺に説明し終わるや否や、さっさと飛び出していってしまいました」
みくる「それで、何のバイトをするんですか?」
キョン「朝比奈さんも覚えてるでしょう? 着ぐるみを着てのスーパーでの風船配りです」
みくる「風船配りって、以前夏休みにあたし達がやったバイト、ですか?」
キョン「そうです。あの時は俺達だけが働いて、ハルヒはのんびり涼しい所でアイス食ってましたからね」
キョン「その贖罪のためにこのバイトを選んだと言ってました」
古泉「ちなみに、このバイトが終わった後、もっと別のバイトを見つけてお金を稼ぐみたいですね」
古泉「今回のバイトだけでは足りないみたいで。今回のバイトは僕達に対する贖罪がメインみたいです」
みくる「ええ! 涼宮さんがバイトですか!」
キョン「何でも今日と明日の2日、放課後にバイトをするそうです」
キョン「俺に返す金とか、他にももろもろ。以前バイトしてでも返すと言ってましたからね」
キョン「俺に説明し終わるや否や、さっさと飛び出していってしまいました」
みくる「それで、何のバイトをするんですか?」
キョン「朝比奈さんも覚えてるでしょう? 着ぐるみを着てのスーパーでの風船配りです」
みくる「風船配りって、以前夏休みにあたし達がやったバイト、ですか?」
キョン「そうです。あの時は俺達だけが働いて、ハルヒはのんびり涼しい所でアイス食ってましたからね」
キョン「その贖罪のためにこのバイトを選んだと言ってました」
古泉「ちなみに、このバイトが終わった後、もっと別のバイトを見つけてお金を稼ぐみたいですね」
古泉「今回のバイトだけでは足りないみたいで。今回のバイトは僕達に対する贖罪がメインみたいです」
キョン「……そのことを知ってるってことは、お前も噛んでるんだな?」
古泉「ええ。僕はもっと楽に稼げるバイトを紹介したのですが、どうしてもこのバイトをと仰られましたので」
キョン「そうか」
みくる「涼宮さん……」
キョン「……」
古泉「気になりますか?」
キョン「そりゃ気になるだろう。アイツ、また変なことしてなけりゃいいんだが」
みくる「じゃ、じゃあみんなで見に行きましょう! あたしも心配ですし」
古泉「そうですね。今日は結構な暑さですしね」
キョン「決まりだ、行くか。長門、準備しろ」
長門「分かった」
キョン「さて、我らが団長様はどんな感じで働いてるんだろうな?」
古泉「ええ。僕はもっと楽に稼げるバイトを紹介したのですが、どうしてもこのバイトをと仰られましたので」
キョン「そうか」
みくる「涼宮さん……」
キョン「……」
古泉「気になりますか?」
キョン「そりゃ気になるだろう。アイツ、また変なことしてなけりゃいいんだが」
みくる「じゃ、じゃあみんなで見に行きましょう! あたしも心配ですし」
古泉「そうですね。今日は結構な暑さですしね」
キョン「決まりだ、行くか。長門、準備しろ」
長門「分かった」
キョン「さて、我らが団長様はどんな感じで働いてるんだろうな?」
~スーパー~
キョン「ここだな。さて、ハルヒはどこだ?」
古泉「あのカエルの着ぐるみを着た方が恐らく涼宮さんかと」
カエル「ふ、風船どうぞ……あ、どうぞ……」
みくる「涼宮さん、何だかフラフラしてますね……」
キョン「この暑さですからね。そりゃあきついでしょう」
カエル「ちょ、蹴らないで……風船全部持っていかないで……」
キョン(思い出すな。あの真夏日のバイトのことを……)
キョン(俺達が苦労してるってのに、アイツ1人だけノンビリしてやがったんだよな……」
カエル「はぁ……はぁ……う…………ぜぇ……ぜぇ……」
キョン(……くそ、少しだけ自業自得だとか思っちまった)
キョン「ここだな。さて、ハルヒはどこだ?」
古泉「あのカエルの着ぐるみを着た方が恐らく涼宮さんかと」
カエル「ふ、風船どうぞ……あ、どうぞ……」
みくる「涼宮さん、何だかフラフラしてますね……」
キョン「この暑さですからね。そりゃあきついでしょう」
カエル「ちょ、蹴らないで……風船全部持っていかないで……」
キョン(思い出すな。あの真夏日のバイトのことを……)
キョン(俺達が苦労してるってのに、アイツ1人だけノンビリしてやがったんだよな……」
カエル「はぁ……はぁ……う…………ぜぇ……ぜぇ……」
キョン(……くそ、少しだけ自業自得だとか思っちまった)
カエル「え? 終わりですか? お、お疲れ様でした……」
みくる「あ、終わったみたいですね」
古泉「では、行きますか」
ハルヒ「ぷはっ! この着ぐるみの頭、あっつい……」
キョン「よう、ハルヒ」
ハルヒ「キョン!? みんなも!? え? 何で!」
キョン「何で、はないだろ。みんなお前を心配して見に来たんだ」
みくる「そうですよ涼宮さん」
古泉「今日はお疲れ様でした」
長門「……」
ハルヒ「みんな……ごめんね、わざわざ来てくれて」
みくる「あ、終わったみたいですね」
古泉「では、行きますか」
ハルヒ「ぷはっ! この着ぐるみの頭、あっつい……」
キョン「よう、ハルヒ」
ハルヒ「キョン!? みんなも!? え? 何で!」
キョン「何で、はないだろ。みんなお前を心配して見に来たんだ」
みくる「そうですよ涼宮さん」
古泉「今日はお疲れ様でした」
長門「……」
ハルヒ「みんな……ごめんね、わざわざ来てくれて」
キョン「しっかしこの着ぐるみ、相変わらず暑そうだな」
みくる「はい涼宮さん、お水です」
ハルヒ「あ、ありがとうございます」
キョン「早く着ぐるみ脱いで着替えて来いよ。見てるほうも暑い」
ハルヒ「そうね。ちょっと着替えて……あ、あれ……?」フラフラ
キョン「おっとっと! 気をつけろよ。何かフラフラしてるぞ」
ハルヒ「ご、ごめん……」
キョン「……お前、まさかまた罪滅ぼしのためとかで重りとか付けてるんじゃないだろうな?」
ハルヒ「そんなモノ付けてないわよ」
キョン「そうか、ならいいんだが」
ハルヒ「身体中にホッカイロ貼り付けてるだけで……」
キョン「何だホッカイロかこのスーパー馬鹿!!」
みくる「はい涼宮さん、お水です」
ハルヒ「あ、ありがとうございます」
キョン「早く着ぐるみ脱いで着替えて来いよ。見てるほうも暑い」
ハルヒ「そうね。ちょっと着替えて……あ、あれ……?」フラフラ
キョン「おっとっと! 気をつけろよ。何かフラフラしてるぞ」
ハルヒ「ご、ごめん……」
キョン「……お前、まさかまた罪滅ぼしのためとかで重りとか付けてるんじゃないだろうな?」
ハルヒ「そんなモノ付けてないわよ」
キョン「そうか、ならいいんだが」
ハルヒ「身体中にホッカイロ貼り付けてるだけで……」
キョン「何だホッカイロかこのスーパー馬鹿!!」
キョン「剥がせ! 今すぐホッカイロ全部剥がせ!」グイグイ
ハルヒ「ちょちょちょっとキョン! どこ触ってるのよ!」
キョン「ああもう! 朝比奈さん! 長門!」
みくる「は、はい! 涼宮さん、剥がしますよ! 着ぐるみも脱いでください!」
長門「……」グイグイ
ハルヒ「ゆ、有希!? 脱がすのは着ぐるみだけでいいのよ!?」
古泉「僕はお店で氷を貰ってきますね」ダッ
キョン「後は涼しい所に移動させて……何か扇ぐものも……」
みくる「あつっ! 涼宮さん、身体が熱いです!?」
長門「水分補給が必要。飲んで」
ハルヒ「ごぼぼぼぼ……」
キョン「よくこんな状態でバイトやり遂げたな。って感心してる場合じゃないな。まったくこの馬鹿は」
ハルヒ「ちょちょちょっとキョン! どこ触ってるのよ!」
キョン「ああもう! 朝比奈さん! 長門!」
みくる「は、はい! 涼宮さん、剥がしますよ! 着ぐるみも脱いでください!」
長門「……」グイグイ
ハルヒ「ゆ、有希!? 脱がすのは着ぐるみだけでいいのよ!?」
古泉「僕はお店で氷を貰ってきますね」ダッ
キョン「後は涼しい所に移動させて……何か扇ぐものも……」
みくる「あつっ! 涼宮さん、身体が熱いです!?」
長門「水分補給が必要。飲んで」
ハルヒ「ごぼぼぼぼ……」
キョン「よくこんな状態でバイトやり遂げたな。って感心してる場合じゃないな。まったくこの馬鹿は」
キョン「どうだハルヒ、大丈夫か?」
ハルヒ「少しボーとするけど、もう平気よ」
キョン「……長門、どうだ?」
長門「容態は安定している。もう動いても大丈夫」
キョン「そうか。頑丈な奴だなお前は」
ハルヒ「当然よ!」
古泉「この調子なら本当に大丈夫そうですね。安心しました」
キョン「……で、何でこんなことした?」
ハルヒ「だって……あたし、みんなが必死に働いている時、自分だけ涼しい所でノンビリしてたから……」
ハルヒ「みんなの苦労を……苦しみを……あたしも味わうべきだと思ったのよ」
キョン「いい加減にしろ! 何度も言ってるだろう! そこまでする必要はないって!」
キョン「何度同じこと繰り返せば気が済む! そうやって無茶するたびに俺達に心配を掛けて……!」
ハルヒ「ご、ごめんなさい……ごめんなさい……」
キョン「ハルヒ、もう2度とこんな無茶はするな。絶対だ! 明日のバイトは普通にやれ。分かったな!」
ハルヒ「うん……ごめんなさい……本当にごめんなさい……」
ハルヒ「少しボーとするけど、もう平気よ」
キョン「……長門、どうだ?」
長門「容態は安定している。もう動いても大丈夫」
キョン「そうか。頑丈な奴だなお前は」
ハルヒ「当然よ!」
古泉「この調子なら本当に大丈夫そうですね。安心しました」
キョン「……で、何でこんなことした?」
ハルヒ「だって……あたし、みんなが必死に働いている時、自分だけ涼しい所でノンビリしてたから……」
ハルヒ「みんなの苦労を……苦しみを……あたしも味わうべきだと思ったのよ」
キョン「いい加減にしろ! 何度も言ってるだろう! そこまでする必要はないって!」
キョン「何度同じこと繰り返せば気が済む! そうやって無茶するたびに俺達に心配を掛けて……!」
ハルヒ「ご、ごめんなさい……ごめんなさい……」
キョン「ハルヒ、もう2度とこんな無茶はするな。絶対だ! 明日のバイトは普通にやれ。分かったな!」
ハルヒ「うん……ごめんなさい……本当にごめんなさい……」
キョン「はぁ、少し言い過ぎたか?」
古泉「……いえ、我々も同じ気持ちでしたから」
みくる「涼宮さん、あれで本当に無茶をやめてくれればいいんですけど」
古泉「おっと」ピッ
キョン「どうした?」
古泉「機関からです。どうやら久々に閉鎖空間が発生したみたいです」
キョン「……やっぱりさっきのあれが原因か?」
古泉「いえ、ここ数日はいつ閉鎖空間が発生してもおかしくない状態でしたので」
古泉「それがたまたま今のタイミングで発生しただけですよ」
キョン「そうか」
古泉「では、僕はこれで。行って来ます」
キョン「な、なあ古泉」
古泉「何でしょうか?」
キョン「やっぱり閉鎖空間の処理……というか神人退治って……大変か?」
古泉「……いえ、我々も同じ気持ちでしたから」
みくる「涼宮さん、あれで本当に無茶をやめてくれればいいんですけど」
古泉「おっと」ピッ
キョン「どうした?」
古泉「機関からです。どうやら久々に閉鎖空間が発生したみたいです」
キョン「……やっぱりさっきのあれが原因か?」
古泉「いえ、ここ数日はいつ閉鎖空間が発生してもおかしくない状態でしたので」
古泉「それがたまたま今のタイミングで発生しただけですよ」
キョン「そうか」
古泉「では、僕はこれで。行って来ます」
キョン「な、なあ古泉」
古泉「何でしょうか?」
キョン「やっぱり閉鎖空間の処理……というか神人退治って……大変か?」
古泉「あなたが僕にそのようなことを聞いてくるとは珍しいですね」
キョン「……」
古泉「……そうですね。大変じゃないと言えばもちろん嘘になりますが」
古泉「これが……僕の使命ですから」
キョン「使命……か」
古泉「おっと、迎えが来たようです。では、僕はこれで」タッ
みくる「あたし達も帰ります。キョンくん、じゃあね」
長門「……」
キョン「ええ、また明日。長門も気をつけてな」
キョン「……」
キョン「なーんで俺は古泉にあんなことを聞いちまったんだ? 何かハルヒに影響されたか?」
キョン「にしてもハルヒにはきつく言い過ぎたか? 俺だって人に偉そうに言える立場じゃないだろうに」
キョン「……人に偉そうに言える立場じゃない……か」
キョン「……」
古泉「……そうですね。大変じゃないと言えばもちろん嘘になりますが」
古泉「これが……僕の使命ですから」
キョン「使命……か」
古泉「おっと、迎えが来たようです。では、僕はこれで」タッ
みくる「あたし達も帰ります。キョンくん、じゃあね」
長門「……」
キョン「ええ、また明日。長門も気をつけてな」
キョン「……」
キョン「なーんで俺は古泉にあんなことを聞いちまったんだ? 何かハルヒに影響されたか?」
キョン「にしてもハルヒにはきつく言い過ぎたか? 俺だって人に偉そうに言える立場じゃないだろうに」
キョン「……人に偉そうに言える立場じゃない……か」
~夜 キョン宅~
(キョン「その解析とやら、大変か?」)
(長門「……そうでもない」)
キョン「……」
(キョン「やっぱり閉鎖空間の処理……というか神人退治って……大変か?」)
(古泉「……そうですね。大変じゃないと言えばもちろん嘘になりますが」)
(古泉「これが……僕の使命ですから」)
キョン「……くそ、あいつらの言葉が頭から離れん」
キョン「長門、古泉、そして朝比奈さんも……みんないつもハルヒ絡みの事件を解決するために裏で苦労している」
キョン「分かってたつもりだったが……何で今になってこんなに考えちまうんだ……」
キョン「これもハルヒの影響か……?」
キョン「あ~~~~」ゴロゴロゴロゴロ…
キョン「眠れん……」
(キョン「その解析とやら、大変か?」)
(長門「……そうでもない」)
キョン「……」
(キョン「やっぱり閉鎖空間の処理……というか神人退治って……大変か?」)
(古泉「……そうですね。大変じゃないと言えばもちろん嘘になりますが」)
(古泉「これが……僕の使命ですから」)
キョン「……くそ、あいつらの言葉が頭から離れん」
キョン「長門、古泉、そして朝比奈さんも……みんないつもハルヒ絡みの事件を解決するために裏で苦労している」
キョン「分かってたつもりだったが……何で今になってこんなに考えちまうんだ……」
キョン「これもハルヒの影響か……?」
キョン「あ~~~~」ゴロゴロゴロゴロ…
キョン「眠れん……」
~翌日 水曜日 学校~
キョン(結局ほとんど眠れなかった……)
ハルヒ「3時限目終わったわね! ちょっと行ってくる!」ダッ
キョン(ハルヒは相変わらず休み時間のたびにどこかへ謝りに行ってるな)
キョン(どうやら昨日のダメージは引きずってないようだ。これで無茶もやめてくれればいいが)
キョン(……)
キョン(ハルヒはああやって自分のしてきたことを反省して、いろんな人に謝って周っている)
キョン(そんなハルヒに俺は随分と偉そうなことを言ってきたが……)
キョン(俺自身はどうなんだ? 俺は誰にも迷惑をかけずに生きてきたか?)
キョン(そんなわけないだろう。知らず知らずのうちに周りの人に不快な思いをさせてきたかもしれない)
キョン(長門、朝比奈さん、古泉……この3人には謝らないといけないことがある)
キョン(いや、この3人以外にももっと……)
キョン(ハルヒだけじゃない。俺だって反省しないと。1度自分がやってきたことを振り返ってみるか)
キョン(今までこんなこと考えたこともなかった。きっかけをくれたハルヒには感謝しないとな)
キョン(結局ほとんど眠れなかった……)
ハルヒ「3時限目終わったわね! ちょっと行ってくる!」ダッ
キョン(ハルヒは相変わらず休み時間のたびにどこかへ謝りに行ってるな)
キョン(どうやら昨日のダメージは引きずってないようだ。これで無茶もやめてくれればいいが)
キョン(……)
キョン(ハルヒはああやって自分のしてきたことを反省して、いろんな人に謝って周っている)
キョン(そんなハルヒに俺は随分と偉そうなことを言ってきたが……)
キョン(俺自身はどうなんだ? 俺は誰にも迷惑をかけずに生きてきたか?)
キョン(そんなわけないだろう。知らず知らずのうちに周りの人に不快な思いをさせてきたかもしれない)
キョン(長門、朝比奈さん、古泉……この3人には謝らないといけないことがある)
キョン(いや、この3人以外にももっと……)
キョン(ハルヒだけじゃない。俺だって反省しないと。1度自分がやってきたことを振り返ってみるか)
キョン(今までこんなこと考えたこともなかった。きっかけをくれたハルヒには感謝しないとな)
~昼休み~
谷口「ようキョン、一緒に飯食おうぜ」
キョン「ああ、おう」
国木田「涼宮さんは?」
キョン「生徒会長のところに謝りに行ってるよ」
谷口「まーだあいつ謝罪行脚続けてるのか。にしてもアイツにいきなり謝られた時には驚いたぜ」
国木田「そうだね。本当に何があったんだろう? キョンは何か知ってるの?」
キョン「……」
国木田「キョン?」
キョン「え? あ、ああ、何だ?」
谷口「おいおい、何をボーッとしてるんだ。涼宮のせいでお前までおかしくなったのか?」
キョン「まあ、そうだな……なあ2人とも」
国木田「何だいキョン?」
キョン「その、何と言うか…………すまん」
谷口「ようキョン、一緒に飯食おうぜ」
キョン「ああ、おう」
国木田「涼宮さんは?」
キョン「生徒会長のところに謝りに行ってるよ」
谷口「まーだあいつ謝罪行脚続けてるのか。にしてもアイツにいきなり謝られた時には驚いたぜ」
国木田「そうだね。本当に何があったんだろう? キョンは何か知ってるの?」
キョン「……」
国木田「キョン?」
キョン「え? あ、ああ、何だ?」
谷口「おいおい、何をボーッとしてるんだ。涼宮のせいでお前までおかしくなったのか?」
キョン「まあ、そうだな……なあ2人とも」
国木田「何だいキョン?」
キョン「その、何と言うか…………すまん」
谷口「はあ? 何をいきなり謝ってるんだ?」
国木田「すまんって……キョン、僕達に何かしたっけ?」
キョン「今回のハルヒの件があって、俺もいろいろ考えたんだよ」
キョン「俺も謝らなければいけない人達がたくさんいる、ハルヒのおかげで気づけたんだよ」
谷口「……で、それが何で俺達に謝ることになるんだ?」
谷口「涼宮からは散々被害を受けてるが、お前に何かされた覚えはないぞ?」
キョン「俺もハルヒと同じだよ。お前ら2人をただの人数合わせとしか見てなかった」
キョン「そんな考えだから、お前らに対する扱いもいつもいつも適当だった」
国木田「そうかなぁ? そんなことないと思うんだけど」
キョン「それに……」
谷口「何だ? まだあるのか?」
キョン「映画撮影の時、俺は心の中でお前ら2人のことを『ザコ』と見下してたんだ……」
谷口「……」
国木田「……」
キョン「友達に対して『ザコ』扱いだぞ……本当にひどかったと思う。だから、すまん!!」
国木田「すまんって……キョン、僕達に何かしたっけ?」
キョン「今回のハルヒの件があって、俺もいろいろ考えたんだよ」
キョン「俺も謝らなければいけない人達がたくさんいる、ハルヒのおかげで気づけたんだよ」
谷口「……で、それが何で俺達に謝ることになるんだ?」
谷口「涼宮からは散々被害を受けてるが、お前に何かされた覚えはないぞ?」
キョン「俺もハルヒと同じだよ。お前ら2人をただの人数合わせとしか見てなかった」
キョン「そんな考えだから、お前らに対する扱いもいつもいつも適当だった」
国木田「そうかなぁ? そんなことないと思うんだけど」
キョン「それに……」
谷口「何だ? まだあるのか?」
キョン「映画撮影の時、俺は心の中でお前ら2人のことを『ザコ』と見下してたんだ……」
谷口「……」
国木田「……」
キョン「友達に対して『ザコ』扱いだぞ……本当にひどかったと思う。だから、すまん!!」
谷口「う~~~ん……」
国木田「はは、ザコ扱いはひどいなぁ」
キョン「すまん……」
国木田「でもさ、涼宮さんの時も言ったけど、何だかんだで楽しかったからね」
国木田「それに、キョンはちゃんと正直に謝ってくれた。別に言わなければ分からなかったのに」
国木田「だからいいよ。僕は全然気にしていないよ。谷口もそうだろ?」
谷口「む、まあな。お前に誘われたおかげで朝比奈さんや鶴屋さんとお近づきになれたし」
谷口「それによ、お前が気にする必要はまったくない。なぜなら……」
国木田「なぜなら……?」
谷口「俺も密かにお前のこと見下してたからよ!!」
キョン「こんの野郎!」
国木田「あはは」
国木田「はは、ザコ扱いはひどいなぁ」
キョン「すまん……」
国木田「でもさ、涼宮さんの時も言ったけど、何だかんだで楽しかったからね」
国木田「それに、キョンはちゃんと正直に謝ってくれた。別に言わなければ分からなかったのに」
国木田「だからいいよ。僕は全然気にしていないよ。谷口もそうだろ?」
谷口「む、まあな。お前に誘われたおかげで朝比奈さんや鶴屋さんとお近づきになれたし」
谷口「それによ、お前が気にする必要はまったくない。なぜなら……」
国木田「なぜなら……?」
谷口「俺も密かにお前のこと見下してたからよ!!」
キョン「こんの野郎!」
国木田「あはは」
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