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元スレハルヒ「みんな、ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」
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>>1は南部
鶴屋「へ~~、ハルにゃんの謝罪の旅か~」
キョン「別に旅してるわけじゃないんですけど」
鶴屋「でも反省して謝るのはいいことだと思うよ! ハルにゃんも成長してるのさ!」
キョン「それはいいんですけど、やり方が極端というか……」
ハルヒ「鶴屋さん……」
長門「……」
鶴屋「おっ、2人ともさっぱりしたかい?」
ハルヒ「はい。鶴屋さん、映画撮影の時にはいろいろ迷惑をかけてごめんなさい」
鶴屋「おやや? 特に迷惑だと思ったことはなかったけど? まあいいってことさ!」
ハルヒ「……」
キョン「どうしたハルヒ?」
ハルヒ「あたし、ここでもみくるさんにひどいことをしたのよね。こっそりお酒を飲ませたりして」
みくる「あ……」
キョン「別に旅してるわけじゃないんですけど」
鶴屋「でも反省して謝るのはいいことだと思うよ! ハルにゃんも成長してるのさ!」
キョン「それはいいんですけど、やり方が極端というか……」
ハルヒ「鶴屋さん……」
長門「……」
鶴屋「おっ、2人ともさっぱりしたかい?」
ハルヒ「はい。鶴屋さん、映画撮影の時にはいろいろ迷惑をかけてごめんなさい」
鶴屋「おやや? 特に迷惑だと思ったことはなかったけど? まあいいってことさ!」
ハルヒ「……」
キョン「どうしたハルヒ?」
ハルヒ「あたし、ここでもみくるさんにひどいことをしたのよね。こっそりお酒を飲ませたりして」
みくる「あ……」
高校のときにハルヒみたいなキチガイ美人がいたけど超ヤリマンだったな
ガバガバで普通に中出しOKだった
ガバガバで普通に中出しOKだった
ハルヒ「みくるさん、あの時は本当にごめんなさい!」
みくる「いいんですよ、正直酔っていたのと疲れていたのでよく覚えてないですし」
鶴屋「あれに関してはあたしも調子に乗りすぎたっさ。みくる、本当にごめんね」
みくる「鶴屋さんはあの時何度も謝ってくれたじゃないですか。もう気にしてないですよ」
キョン(それにしても、本当に朝比奈さんへの謝罪が多いな。どれだけ迷惑かけてたんだか)
ハルヒ「お詫びにコレを……」
キョン「はいストーーップ! 何だそれは!」
ハルヒ「ウォッカよ。これを一気飲みしてお詫びを……」
キョン「アホか! というかどこで手に入れたそれ!」
鶴屋「いやハルにゃん、さすがにそれは危ないよ」
ハルヒ「でも……こうしないと反省したことにならないし……」
鶴屋「飲むなら少しだけ! ちょびっとだけで我慢するにょろ!」
キョン「はあ、少しだけでも何か不安だ……」
みくる「いいんですよ、正直酔っていたのと疲れていたのでよく覚えてないですし」
鶴屋「あれに関してはあたしも調子に乗りすぎたっさ。みくる、本当にごめんね」
みくる「鶴屋さんはあの時何度も謝ってくれたじゃないですか。もう気にしてないですよ」
キョン(それにしても、本当に朝比奈さんへの謝罪が多いな。どれだけ迷惑かけてたんだか)
ハルヒ「お詫びにコレを……」
キョン「はいストーーップ! 何だそれは!」
ハルヒ「ウォッカよ。これを一気飲みしてお詫びを……」
キョン「アホか! というかどこで手に入れたそれ!」
鶴屋「いやハルにゃん、さすがにそれは危ないよ」
ハルヒ「でも……こうしないと反省したことにならないし……」
鶴屋「飲むなら少しだけ! ちょびっとだけで我慢するにょろ!」
キョン「はあ、少しだけでも何か不安だ……」
ハルヒ「きゃははははは! うひゃひゃひゃひゃひゃ!」
古泉「ものの見事に酔っ払ってしまいましたね……」
キョン「言わんこっちゃない。どうするんだよこれ」
ハルヒ「うぐ……」
みくる「ど、どうしたんですか、涼宮さん?」
ハルヒ「気持ち悪い……吐きそう……」
鶴屋「あートイレはこっちっさ。あたしも付き添ってあげるから」
ハルヒ「ううううう……」フラフラ
キョン「まったく、アイツだって酒の怖さは分かってるだろうに」
ハルヒ「……」
キョン「お、おかえりハルヒ……って、どうした? 何か様子がおかしいぞ?」
ハルヒ「吐いたら口からカエルが出てきた……」
キョン「それは報告せんでいい……」
古泉「ものの見事に酔っ払ってしまいましたね……」
キョン「言わんこっちゃない。どうするんだよこれ」
ハルヒ「うぐ……」
みくる「ど、どうしたんですか、涼宮さん?」
ハルヒ「気持ち悪い……吐きそう……」
鶴屋「あートイレはこっちっさ。あたしも付き添ってあげるから」
ハルヒ「ううううう……」フラフラ
キョン「まったく、アイツだって酒の怖さは分かってるだろうに」
ハルヒ「……」
キョン「お、おかえりハルヒ……って、どうした? 何か様子がおかしいぞ?」
ハルヒ「吐いたら口からカエルが出てきた……」
キョン「それは報告せんでいい……」
キョン「落ち着いたか?」
ハルヒ「うん。吐いたらだいぶスッキリしたし」
みくる「よかったぁ」
ハルヒ「……みくるさん、あたしまだ謝りたいことがあるの。1番謝りたいことが」
みくる「え?」
ハルヒ「あたし……ここで酔って弱ってるみくるさんに無理矢理演技をさせました」
ハルヒ「それもかなり理不尽な……頭を叩いたりもして……それに……それに……」
ハルヒ「あたし、みくるさんのことを『おもちゃ』呼ばわりしました。本当に最低なことをしました」
ハルヒ「みくるさん、すみませんでした……本当にごめんなさい……」
みくる「涼宮さん……」
ハルヒ「キョンも……キョンは真剣にあたしのことを怒ってくれたのに、あたしはただ反発するだけで結局謝りもしなかった」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「ごめんなさい……ごめんなさい……」
みくる「……いいんですよ涼宮さん。涼宮さんは本当に反省して謝ってくれました。だから許してあげます」
ハルヒ「うん。吐いたらだいぶスッキリしたし」
みくる「よかったぁ」
ハルヒ「……みくるさん、あたしまだ謝りたいことがあるの。1番謝りたいことが」
みくる「え?」
ハルヒ「あたし……ここで酔って弱ってるみくるさんに無理矢理演技をさせました」
ハルヒ「それもかなり理不尽な……頭を叩いたりもして……それに……それに……」
ハルヒ「あたし、みくるさんのことを『おもちゃ』呼ばわりしました。本当に最低なことをしました」
ハルヒ「みくるさん、すみませんでした……本当にごめんなさい……」
みくる「涼宮さん……」
ハルヒ「キョンも……キョンは真剣にあたしのことを怒ってくれたのに、あたしはただ反発するだけで結局謝りもしなかった」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「ごめんなさい……ごめんなさい……」
みくる「……いいんですよ涼宮さん。涼宮さんは本当に反省して謝ってくれました。だから許してあげます」
>>53
これが現実・・・・・!
これが現実・・・・・!
~鶴屋邸 外~
キョン「もう夕方だな。今日はもう解散しないか?」
ハルヒ「そうね。みんな、今日はあたしの用事につき合わせて本当にごめんね」
古泉「いえいえ、SOS団の団員として当然ですよ」
キョン「明日は日曜日だが、何か予定あるのか?」
ハルヒ「あたしは明日も行く所があるの。いろいろとね」
キョン「む、だったら俺達も……」
ハルヒ「ううん、明日はいいわ。SOS団とは関係ない、あたしの個人的な理由で謝りにいくから」
キョン「しかし、目を離すと不安というかだな」
ハルヒ「大丈夫よ、もう」
キョン「頼むからもう今日みたいな無茶はしないでくれよ」
ハルヒ「分かってるわ! 今日はこれで解散! みんな明日はゆっくり休んでね! それじゃ!」ダッ
キョン「あっ、と。あっという間に行っちまいやがった」
キョン「もう夕方だな。今日はもう解散しないか?」
ハルヒ「そうね。みんな、今日はあたしの用事につき合わせて本当にごめんね」
古泉「いえいえ、SOS団の団員として当然ですよ」
キョン「明日は日曜日だが、何か予定あるのか?」
ハルヒ「あたしは明日も行く所があるの。いろいろとね」
キョン「む、だったら俺達も……」
ハルヒ「ううん、明日はいいわ。SOS団とは関係ない、あたしの個人的な理由で謝りにいくから」
キョン「しかし、目を離すと不安というかだな」
ハルヒ「大丈夫よ、もう」
キョン「頼むからもう今日みたいな無茶はしないでくれよ」
ハルヒ「分かってるわ! 今日はこれで解散! みんな明日はゆっくり休んでね! それじゃ!」ダッ
キョン「あっ、と。あっという間に行っちまいやがった」
キョン「はあ、大変だったな今日は」
みくる「皆さんお疲れ様でした」
キョン「ハルヒは本当に大丈夫か? やっぱり明日もついていった方が……」
古泉「機関の監視がついていますからご心配なく。余程のことがない限り大丈夫ですよ」
キョン「本当か? 任せていいんだな?」
古泉「ええ。涼宮さんがおっしゃったように、明日はゆっくり休んでください」
キョン「分かった。そうさせてもらう」
長門「……」
キョン「長門もお疲れさん。今日はハルヒを助けてくれてありがとな」
長門「いい」
鶴屋「おや、みんな帰るのかい?」
キョン「ええ、今日はありがとうございました」
鶴屋「気をつけて帰るっさー。また来てねー」
キョン(今日は無事に終わったか。ハルヒのあの状態はいつまで続くんだろうな)
みくる「皆さんお疲れ様でした」
キョン「ハルヒは本当に大丈夫か? やっぱり明日もついていった方が……」
古泉「機関の監視がついていますからご心配なく。余程のことがない限り大丈夫ですよ」
キョン「本当か? 任せていいんだな?」
古泉「ええ。涼宮さんがおっしゃったように、明日はゆっくり休んでください」
キョン「分かった。そうさせてもらう」
長門「……」
キョン「長門もお疲れさん。今日はハルヒを助けてくれてありがとな」
長門「いい」
鶴屋「おや、みんな帰るのかい?」
キョン「ええ、今日はありがとうございました」
鶴屋「気をつけて帰るっさー。また来てねー」
キョン(今日は無事に終わったか。ハルヒのあの状態はいつまで続くんだろうな)
~翌日 日曜日 キョン宅~
キョン「む~~」ゴロゴロ
キョン「お言葉に甘えて家でゴロゴロしてはいるが……」
キョン「やっぱりハルヒが気になるな」
キョン「アイツ今日はどこに行ってるんだ? また何かトラブル発生させたりしてないだろうな?」
キョン「……気になる」
キョン「このままじゃ気兼ねなくゴロゴロできん。電話して聞いてみるか」
キョン「さすがにハルヒ本人には掛けにくいな。ここはやっぱり」ピッ
古泉『おや、あなたからの電話とは珍しいですね』
キョン「んなことはどうでもいい。今日ハルヒはどうしてるんだ?」
古泉『やはり気になりますか?』
キョン「……まあな」
キョン「む~~」ゴロゴロ
キョン「お言葉に甘えて家でゴロゴロしてはいるが……」
キョン「やっぱりハルヒが気になるな」
キョン「アイツ今日はどこに行ってるんだ? また何かトラブル発生させたりしてないだろうな?」
キョン「……気になる」
キョン「このままじゃ気兼ねなくゴロゴロできん。電話して聞いてみるか」
キョン「さすがにハルヒ本人には掛けにくいな。ここはやっぱり」ピッ
古泉『おや、あなたからの電話とは珍しいですね』
キョン「んなことはどうでもいい。今日ハルヒはどうしてるんだ?」
古泉『やはり気になりますか?』
キョン「……まあな」
古泉『涼宮さんは今日、東中時代の知り合い達に会いに行っています』
キョン「東中時代の知り合い?」
古泉『涼宮さんの元カレ達です』
キョン「元カレだぁ? って、そういえば……」
古泉『あなたも話は聞いているはずです。涼宮さんは中学時代、たくさんの男性から告白され』
キョン「その全てを断ることなく、全員と付き合ったんだよな。で、全部即効で別れたと。おいまさか」
古泉『そうです。涼宮さんは自分がフった男性全員に謝るつもりのようです』
キョン「はあ、また何と言っていいのやら……」
古泉『さすがに今日1日で全員の所へ行くのは難しそうですけどね』
キョン「それで、何かアクシデントは?」
古泉『今の所は何も。皆さん様々な反応を見せてくれていますが、大きなアクシデントは起こっていません』
キョン「そうか。分かった」
古泉『また夜に電話しますね。今日の結果報告を』
キョン「おう頼む。じゃあな」ピッ
キョン「まったく、アイツはどれだけの人に謝るつもりなんだ?」
キョン「東中時代の知り合い?」
古泉『涼宮さんの元カレ達です』
キョン「元カレだぁ? って、そういえば……」
古泉『あなたも話は聞いているはずです。涼宮さんは中学時代、たくさんの男性から告白され』
キョン「その全てを断ることなく、全員と付き合ったんだよな。で、全部即効で別れたと。おいまさか」
古泉『そうです。涼宮さんは自分がフった男性全員に謝るつもりのようです』
キョン「はあ、また何と言っていいのやら……」
古泉『さすがに今日1日で全員の所へ行くのは難しそうですけどね』
キョン「それで、何かアクシデントは?」
古泉『今の所は何も。皆さん様々な反応を見せてくれていますが、大きなアクシデントは起こっていません』
キョン「そうか。分かった」
古泉『また夜に電話しますね。今日の結果報告を』
キョン「おう頼む。じゃあな」ピッ
キョン「まったく、アイツはどれだけの人に謝るつもりなんだ?」
~その日の夜~
古泉『どうも』
キョン「おう。で、どうだった? 突然謝られた男どもの反応は?」
古泉『いろいろでしたよ。ただただポカンとしていた方、あまりのことに思わず逆に謝ってしまった方』
古泉『気持ち悪いと言って逃げていった方、涼宮さんを見ただけで悲鳴をあげて逃げていった方、等等』
キョン「そりゃいきなりハルヒが来ただけでも驚くのに、さらに謝ってくるもんなぁ」
キョン「ハルヒの本性を知っている者からしたら不気味だったろうな」
古泉『ただ、中には何を今さらと怒る方、罵詈雑言を浴びせる方もいました』
キョン「そっか……ハルヒはどうしてた?」
古泉『それでもひたすら頭を下げて謝っておられました』
キョン「本来ならそっとしとくべきだよな。今さら謝りに行く必要があったのか?」
古泉『あったのでしょう。涼宮さんにとっては』
キョン「それで、何か大きなアクシデントはあったのか?」
古泉『……ええ。実はですね』
古泉『どうも』
キョン「おう。で、どうだった? 突然謝られた男どもの反応は?」
古泉『いろいろでしたよ。ただただポカンとしていた方、あまりのことに思わず逆に謝ってしまった方』
古泉『気持ち悪いと言って逃げていった方、涼宮さんを見ただけで悲鳴をあげて逃げていった方、等等』
キョン「そりゃいきなりハルヒが来ただけでも驚くのに、さらに謝ってくるもんなぁ」
キョン「ハルヒの本性を知っている者からしたら不気味だったろうな」
古泉『ただ、中には何を今さらと怒る方、罵詈雑言を浴びせる方もいました』
キョン「そっか……ハルヒはどうしてた?」
古泉『それでもひたすら頭を下げて謝っておられました』
キョン「本来ならそっとしとくべきだよな。今さら謝りに行く必要があったのか?」
古泉『あったのでしょう。涼宮さんにとっては』
キョン「それで、何か大きなアクシデントはあったのか?」
古泉『……ええ。実はですね』
~回想~
ハルヒ「せっかく告白してくれたのに、あたしのわがままであっさり別れて本当にごめんなさい!」
男「はぁ? いきなりそんなこと言われても訳分かんねーんだけど?」
ハルヒ「だから、あたしのせいで不快な思いをさせたと思って……」
男「うーん、お前ってそんなキャラじゃなかったろ。何だってんだよ」
ハルヒ「それは……その……」
男「……分かった、許してやる」
ハルヒ「ホントに!」
男「たーだし! ヤラせろ」
ハルヒ「え?」
男「許す代わりにお前とヤラせろって言ってんだよ。しばらく行った所にホテルあるからよ」
ハルヒ「それは……その……だめよ……」
男「いいから来いっつってんだよ! 俺に悪いと思ってんだろ!」
ハルヒ「待って! 待って!」
ハルヒ「せっかく告白してくれたのに、あたしのわがままであっさり別れて本当にごめんなさい!」
男「はぁ? いきなりそんなこと言われても訳分かんねーんだけど?」
ハルヒ「だから、あたしのせいで不快な思いをさせたと思って……」
男「うーん、お前ってそんなキャラじゃなかったろ。何だってんだよ」
ハルヒ「それは……その……」
男「……分かった、許してやる」
ハルヒ「ホントに!」
男「たーだし! ヤラせろ」
ハルヒ「え?」
男「許す代わりにお前とヤラせろって言ってんだよ。しばらく行った所にホテルあるからよ」
ハルヒ「それは……その……だめよ……」
男「いいから来いっつってんだよ! 俺に悪いと思ってんだろ!」
ハルヒ「待って! 待って!」
キョン「ハルヒが下手に出るのをいいことにそんなことしようとした奴がいたのか。とんだゲス野郎だな」
古泉『涼宮さんは謝っている人に対しては極端に下手に出るみたいで』
キョン「それでその後はどうなったんだよ?」
古泉『警官に扮した機関員が助けに入りました。みっちりとお灸をすえておきましたよ』
キョン「そうか。ところで古泉、閉鎖空間はどうなってるんだ?」
古泉『実はここ最近、1つも発生していないのですよ』
キョン「そうなのか? 最近のハルヒは随分不安定だと思うんだが」
古泉『以前にもありましたでしょう? しょんぼりしすぎて、かえって発生させていない状態のようです」
古泉『ただ、それもいつまで続くかは分かりません。いつその均衡が崩れてもおかしくない状況ですから』
キョン「そうか、今後も注意が必要だな。いろいろ報告ありがとよ」
古泉『いえいえ、それではこの辺で。おやすみなさい』プツッ
キョン「はあ、やっぱり面倒事を起こしてたか。目を離すとやっぱり不安だ」
キョン「明日からはまた学校か。今度は誰に謝るんだろうな?」
古泉『涼宮さんは謝っている人に対しては極端に下手に出るみたいで』
キョン「それでその後はどうなったんだよ?」
古泉『警官に扮した機関員が助けに入りました。みっちりとお灸をすえておきましたよ』
キョン「そうか。ところで古泉、閉鎖空間はどうなってるんだ?」
古泉『実はここ最近、1つも発生していないのですよ』
キョン「そうなのか? 最近のハルヒは随分不安定だと思うんだが」
古泉『以前にもありましたでしょう? しょんぼりしすぎて、かえって発生させていない状態のようです」
古泉『ただ、それもいつまで続くかは分かりません。いつその均衡が崩れてもおかしくない状況ですから』
キョン「そうか、今後も注意が必要だな。いろいろ報告ありがとよ」
古泉『いえいえ、それではこの辺で。おやすみなさい』プツッ
キョン「はあ、やっぱり面倒事を起こしてたか。目を離すとやっぱり不安だ」
キョン「明日からはまた学校か。今度は誰に謝るんだろうな?」
>キョン「ハルヒが下手に出るのをいいことにそんなことしようとした奴がいたのか。とんだゲス野郎だな」
・・・・??キョンどうした?
相手の弱点を積極的に突くのは普通の戦略、当然の報いだと思うけど
・・・・??キョンどうした?
相手の弱点を積極的に突くのは普通の戦略、当然の報いだと思うけど
~翌日 月曜日 教室~
キョン「危ね、遅刻ギリギリだ」
国木田「おはようキョン」
キョン「おはよーさん。あれ? ハルヒはまだ来てないのか」
国木田「うん、そうみたい。珍しいね」
キョン「まったく。もうすぐHR始まるぞ」
キョン(まーたどっかで謝ってるのか? 謝るのはいいが、日常生活に支障が出るのはどうかと思うぞ)
岡部「よーし席に着け。HR始めるぞー」
キョン(結局来なかったな。ただの遅刻ならいいんだが……)
岡部「ん? 涼宮はいないのか? 特に連絡は受けていないぞ。またこの間みたいにズル休みか?」
キョン(もう何度目だ嫌な予感。頼むから早く来てくれよハルヒ……)
キョン「危ね、遅刻ギリギリだ」
国木田「おはようキョン」
キョン「おはよーさん。あれ? ハルヒはまだ来てないのか」
国木田「うん、そうみたい。珍しいね」
キョン「まったく。もうすぐHR始まるぞ」
キョン(まーたどっかで謝ってるのか? 謝るのはいいが、日常生活に支障が出るのはどうかと思うぞ)
岡部「よーし席に着け。HR始めるぞー」
キョン(結局来なかったな。ただの遅刻ならいいんだが……)
岡部「ん? 涼宮はいないのか? 特に連絡は受けていないぞ。またこの間みたいにズル休みか?」
キョン(もう何度目だ嫌な予感。頼むから早く来てくれよハルヒ……)
~1時限目終了 休憩時間~
キョン(まだ来ない……こりゃ電話して聞いてみたほうがいいな。心配だ)
国木田「キョン、どこか行くのかい?」
キョン「ああ、ちょっとな」スタスタ
キョン(誰もいない所……階段の踊り場あたりでいいか)
キョン「よし、ここなら誰にも見つからないな。電話電話っと」ピッ
キョン「早く出ろハルヒー……お、出た」
ハルヒ『もしもし。何よキョン?』
キョン「何よじゃないだろ、学校にも来ないで。お前今どこにいるんだよ?」
ハルヒ『空港よ』
キョン「はあ! 空港! 何でそんな所に?」
ハルヒ『ちょっとカナダまで行こうと思って』
キョン(まだ来ない……こりゃ電話して聞いてみたほうがいいな。心配だ)
国木田「キョン、どこか行くのかい?」
キョン「ああ、ちょっとな」スタスタ
キョン(誰もいない所……階段の踊り場あたりでいいか)
キョン「よし、ここなら誰にも見つからないな。電話電話っと」ピッ
キョン「早く出ろハルヒー……お、出た」
ハルヒ『もしもし。何よキョン?』
キョン「何よじゃないだろ、学校にも来ないで。お前今どこにいるんだよ?」
ハルヒ『空港よ』
キョン「はあ! 空港! 何でそんな所に?」
ハルヒ『ちょっとカナダまで行こうと思って』
キョン「カナダだとぉ! 何でそんなところに行こうとしてるんだよ!」
ハルヒ『朝倉涼子よ』
キョン「へ? あ、朝倉?」
ハルヒ『入学してからしばらく、あたしがまだ誰とも話そうとしなかった頃、朝倉だけは親身に何度も話しかけてきてくれた』
ハルヒ『それなのに、あたしったらただただうざいとしか思わなくてろくな態度を取っていなかったわ』
ハルヒ『あたしはそのことを謝りたいの。だからカナダまで行かなきゃ駄目なのよ!』
キョン「事情は分かったがいくらなんでも無茶苦茶だ! 直接行かなくても電話すればいいだろう!」
ハルヒ『だって番号知らないんだもの。先生達も誰も知らなかったし』
キョン(そりゃそうだよな。そもそも朝倉はカナダにもどこにもいないんだから)
キョン「か、カナダに行くって言ってもお前アイツの詳しい住所知らないだろ! どうやって捜すんだよ!」
ハルヒ『自力で捜し当ててみせるわよ』
キョン「出来るか! いや、お前ならやっちまいそうな気もするが! とにかく一旦帰って来い!」
ハルヒ『だめよ。あたしは行かなきゃ行けないの。じゃあね』プツッ
キョン「あ! アイツ切りやがった!」
ハルヒ『朝倉涼子よ』
キョン「へ? あ、朝倉?」
ハルヒ『入学してからしばらく、あたしがまだ誰とも話そうとしなかった頃、朝倉だけは親身に何度も話しかけてきてくれた』
ハルヒ『それなのに、あたしったらただただうざいとしか思わなくてろくな態度を取っていなかったわ』
ハルヒ『あたしはそのことを謝りたいの。だからカナダまで行かなきゃ駄目なのよ!』
キョン「事情は分かったがいくらなんでも無茶苦茶だ! 直接行かなくても電話すればいいだろう!」
ハルヒ『だって番号知らないんだもの。先生達も誰も知らなかったし』
キョン(そりゃそうだよな。そもそも朝倉はカナダにもどこにもいないんだから)
キョン「か、カナダに行くって言ってもお前アイツの詳しい住所知らないだろ! どうやって捜すんだよ!」
ハルヒ『自力で捜し当ててみせるわよ』
キョン「出来るか! いや、お前ならやっちまいそうな気もするが! とにかく一旦帰って来い!」
ハルヒ『だめよ。あたしは行かなきゃ行けないの。じゃあね』プツッ
キョン「あ! アイツ切りやがった!」
キョン「くそっ! もう1回掛け直すか…………あーもう! アイツ出ねぇ!」
キョン「とにかくここでジッとしていてもしょうがない! 何とかしないと!」ダッ
古泉「おっと。ここにおられましたか」
キョン「うわっとぉ! って古泉か! 今ハルヒがだな!」
古泉「その様子ですと事情は知っているようですね。部室へ移動しましょう」
キョン「え? ああ、分かった」
~部室~
みくる「キョンくん!」
長門「……」
キョン「朝比奈さん! 長門も!」
古泉「これで全員揃いましたね。さて、困ったことになりました」
キョン「ああ、どうするんだ? このままだとアイツ本当にカナダまで行っちまうぞ」
キョン「とにかくここでジッとしていてもしょうがない! 何とかしないと!」ダッ
古泉「おっと。ここにおられましたか」
キョン「うわっとぉ! って古泉か! 今ハルヒがだな!」
古泉「その様子ですと事情は知っているようですね。部室へ移動しましょう」
キョン「え? ああ、分かった」
~部室~
みくる「キョンくん!」
長門「……」
キョン「朝比奈さん! 長門も!」
古泉「これで全員揃いましたね。さて、困ったことになりました」
キョン「ああ、どうするんだ? このままだとアイツ本当にカナダまで行っちまうぞ」
>>75
日本語でおk
日本語でおk
古泉「今のところは機関が飛行機の離陸を遅らせています。しかしそろそろ限界のようです」
キョン「それはハルヒの能力によるものか? 『何が何でもカナダに行きたい』と願っているからとか」
古泉「それもあるかもしれませんね。それも厄介なのですが、それ以上に厄介なことが……」
キョン「何だよ、それ以上に厄介なことって?」
長門「朝倉涼子の復活」
キョン「はい?」
長門「朝倉涼子が復活する可能性がある。涼宮ハルヒが『朝倉涼子に会いたい』と強く願うことによって」
キョン「マジか!? 嫌だー! ナイフはもう嫌だー!」
みくる「キョンくん落ち着いてぇ!」
古泉「そうならないためにも何か対策を立てないといけません。長門さん、何か案はありますか?」
長門「電話を掛ける」
キョン「今のアイツは誰の説得にも耳を貸しそうにないぞ。どうするんだよ?」
長門「こうする」ブツブツブツ……
キョン「ん? 今何をした……って、うわ! 何だこの声!?」
キョン「それはハルヒの能力によるものか? 『何が何でもカナダに行きたい』と願っているからとか」
古泉「それもあるかもしれませんね。それも厄介なのですが、それ以上に厄介なことが……」
キョン「何だよ、それ以上に厄介なことって?」
長門「朝倉涼子の復活」
キョン「はい?」
長門「朝倉涼子が復活する可能性がある。涼宮ハルヒが『朝倉涼子に会いたい』と強く願うことによって」
キョン「マジか!? 嫌だー! ナイフはもう嫌だー!」
みくる「キョンくん落ち着いてぇ!」
古泉「そうならないためにも何か対策を立てないといけません。長門さん、何か案はありますか?」
長門「電話を掛ける」
キョン「今のアイツは誰の説得にも耳を貸しそうにないぞ。どうするんだよ?」
長門「こうする」ブツブツブツ……
キョン「ん? 今何をした……って、うわ! 何だこの声!?」
みくる「きょ、キョンくんの声が女の子の声に!?」
キョン「何だコレ何だコレ!? って、これまさか朝倉の声か?」
長門「そう」
古泉「これはまた何と言いますか」
キョン(朝倉)「俺の声を朝倉の声に変えたってことは、これで朝倉のフリをしろってことか?」
長門「そう。この携帯を使って」スッ
キョン(朝倉)「……分かった。何とかやってみる」
みくる「ふわー、キョンくんの声可愛いー……」
キョン(朝倉)「朝比奈さん……と、とにかく掛けるぞ」ピッ
ハルヒ『もしもし。誰よあんた?』
キョン(朝倉)「あ、ハルヒ。じゃない涼宮さん。俺、じゃなくてわたしよわたし。朝倉涼子よ」
ハルヒ『え!? あ、朝倉!? 本当に!』
キョン(朝倉)「本当だ。じゃない、本当よ」
キョン「何だコレ何だコレ!? って、これまさか朝倉の声か?」
長門「そう」
古泉「これはまた何と言いますか」
キョン(朝倉)「俺の声を朝倉の声に変えたってことは、これで朝倉のフリをしろってことか?」
長門「そう。この携帯を使って」スッ
キョン(朝倉)「……分かった。何とかやってみる」
みくる「ふわー、キョンくんの声可愛いー……」
キョン(朝倉)「朝比奈さん……と、とにかく掛けるぞ」ピッ
ハルヒ『もしもし。誰よあんた?』
キョン(朝倉)「あ、ハルヒ。じゃない涼宮さん。俺、じゃなくてわたしよわたし。朝倉涼子よ」
ハルヒ『え!? あ、朝倉!? 本当に!』
キョン(朝倉)「本当だ。じゃない、本当よ」
ハルヒ『え? え? 何で? というか何であたしの番号知ってるの?』
キョン(朝倉)「あー、えーと、そう! 長門! じゃないや長門さんから聞いたの!」
ハルヒ『え? 有希から? そういえば同じマンションに住んでたんだっけ?』
キョン(朝倉)「え、ええ。今回の事情も長門さんから聞いたわ! わたしに話があるんだって?」
ハルヒ『あ! そうなの! あたしあなたに謝りたいことがあるの!』
キョン(朝倉)「謝りたいこと?」
ハルヒ『えっと、あたしがまだ誰とも打ち解けてない時期に、あなた何度も話しかけてくれたわよね』
ハルヒ『それなのにあたしったら、その好意を踏みにじるようにそっけない態度をとってたわ』
ハルヒ『だから……ごめんなさい。あの時は本当にごめんなさい』
キョン(朝倉)「あらあら。そんなこと気にしなくていいのに」
ハルヒ『ううん、あたしはどうしても謝らないといけなかったのよ』
キョン(朝倉)「分かったわ、許してあげる。気にしなくていいのよ」
ハルヒ『……やっぱり直接会って謝った方がいい?』
キョン(朝倉)「だーめ! あまりみんなに心配掛けちゃだめよ。早く帰ってあげなさい」
ハルヒ『……うん、分かった。それじゃあね』
キョン(朝倉)「あー、えーと、そう! 長門! じゃないや長門さんから聞いたの!」
ハルヒ『え? 有希から? そういえば同じマンションに住んでたんだっけ?』
キョン(朝倉)「え、ええ。今回の事情も長門さんから聞いたわ! わたしに話があるんだって?」
ハルヒ『あ! そうなの! あたしあなたに謝りたいことがあるの!』
キョン(朝倉)「謝りたいこと?」
ハルヒ『えっと、あたしがまだ誰とも打ち解けてない時期に、あなた何度も話しかけてくれたわよね』
ハルヒ『それなのにあたしったら、その好意を踏みにじるようにそっけない態度をとってたわ』
ハルヒ『だから……ごめんなさい。あの時は本当にごめんなさい』
キョン(朝倉)「あらあら。そんなこと気にしなくていいのに」
ハルヒ『ううん、あたしはどうしても謝らないといけなかったのよ』
キョン(朝倉)「分かったわ、許してあげる。気にしなくていいのよ」
ハルヒ『……やっぱり直接会って謝った方がいい?』
キョン(朝倉)「だーめ! あまりみんなに心配掛けちゃだめよ。早く帰ってあげなさい」
ハルヒ『……うん、分かった。それじゃあね』
キョン(朝倉)「はあ、何とかうまくいったな」
古泉「お疲れ様です。お見事でした」
みくる「キョンくんの声、やっぱり可愛いー……」
キョン(朝倉)「朝比奈さん……あ、長門。この声元に戻してくれるか?」
長門「無理。あなたの声は一生そのまま」
キョン(朝倉)「え”え”え”え”え”!!」
長門「……」ブツブツブツ…
キョン「嘘だろ長門! ってあれ? あーあーあー……元に戻った?」
長門「……」
キョン(……今のは長門なりのジョークだったのだろうか……?)
古泉「さて、これで涼宮さんは今頃学校に向かってきてくれているはずです」
古泉「とりあえず危機は回避しましたし、我々も授業に戻るとしましょう」
キョン「そういや2時限目さぼっちまったな。やれやれ」
古泉「お疲れ様です。お見事でした」
みくる「キョンくんの声、やっぱり可愛いー……」
キョン(朝倉)「朝比奈さん……あ、長門。この声元に戻してくれるか?」
長門「無理。あなたの声は一生そのまま」
キョン(朝倉)「え”え”え”え”え”!!」
長門「……」ブツブツブツ…
キョン「嘘だろ長門! ってあれ? あーあーあー……元に戻った?」
長門「……」
キョン(……今のは長門なりのジョークだったのだろうか……?)
古泉「さて、これで涼宮さんは今頃学校に向かってきてくれているはずです」
古泉「とりあえず危機は回避しましたし、我々も授業に戻るとしましょう」
キョン「そういや2時限目さぼっちまったな。やれやれ」
>>77
日本語でおk
日本語でおk
~昼休み~
谷口「よおキョン、2時限目は何でさぼったんだ?」
キョン「黙」
谷口「喋れよ!」
国木田「そういえば最近、涼宮さんどうしたんだろうね。今日も休みだし」
谷口「そうだよな。キョン、何かあったのかよ?」
キョン「あー、まー、それはだな……」
ガラッ
ハルヒ「……」
キョン「おっ、噂をすれば。やっと来たかハルヒ」
ハルヒ「おはよ」
キョン「おはよって時間じゃないだろ。まったくまた無茶をしてみんなに心配掛けやがって」
ハルヒ「うん……ごめんね」
谷口「よおキョン、2時限目は何でさぼったんだ?」
キョン「黙」
谷口「喋れよ!」
国木田「そういえば最近、涼宮さんどうしたんだろうね。今日も休みだし」
谷口「そうだよな。キョン、何かあったのかよ?」
キョン「あー、まー、それはだな……」
ガラッ
ハルヒ「……」
キョン「おっ、噂をすれば。やっと来たかハルヒ」
ハルヒ「おはよ」
キョン「おはよって時間じゃないだろ。まったくまた無茶をしてみんなに心配掛けやがって」
ハルヒ「うん……ごめんね」
谷口「……」
国木田「……」
キョン「ん? どうしたんだお前ら?」
谷口「い、今、涼宮がお前に謝ってなかったか……?」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「謝ったわよ。それがどうかしたの?」
谷口「どうかしたのって……え、ええええぇぇぇぇええええぇぇええ!!」
キョン「そこまで驚かんでも……まあ驚くよなぁ」
ハルヒ「……」
キョン「どうしたハルヒ? 早く席に着けよ」
ハルヒ「……ねぇ2人とも聞いて。あんた達に謝りたいことがあるの」
国木田「え? 僕達に?」
谷口「謝りたいこと……だと……?」
国木田「……」
キョン「ん? どうしたんだお前ら?」
谷口「い、今、涼宮がお前に謝ってなかったか……?」
キョン「あ、ああ」
ハルヒ「謝ったわよ。それがどうかしたの?」
谷口「どうかしたのって……え、ええええぇぇぇぇええええぇぇええ!!」
キョン「そこまで驚かんでも……まあ驚くよなぁ」
ハルヒ「……」
キョン「どうしたハルヒ? 早く席に着けよ」
ハルヒ「……ねぇ2人とも聞いて。あんた達に謝りたいことがあるの」
国木田「え? 僕達に?」
谷口「謝りたいこと……だと……?」
ハルヒ「あんた達2人には野球大会とか映画撮影とかいろいろSOS団の活動を手伝ってもらったのに」
ハルヒ「あたしは1度もまともにお礼も言ったことがなかった……」
ハルヒ「しかも、あたしはあんた達を人数合わせとしか見てなくて、適当な扱いしかしてこなかった」
ハルヒ「だから謝りたいの。2人とも、今まで本当にごめんなさい!」
谷口「……」ポカーン
国木田「……」ポカーン
キョン「おーい、2人とも戻ってこーい」
国木田「あっと、ごめんつい。えっと涼宮さん、僕は全然気にしてないよ」
国木田「SOS団の活動に参加するのは何だかんだで楽しかったからね。むしろお礼を言いたいくらいさ」
国木田「だからさ、今度また誘ってよ。是非とも喜んで参加するからさ」
ハルヒ「……うん」
国木田「ね、谷口もそうだろう?」
谷口「……」
キョン「谷口?」
ハルヒ「あたしは1度もまともにお礼も言ったことがなかった……」
ハルヒ「しかも、あたしはあんた達を人数合わせとしか見てなくて、適当な扱いしかしてこなかった」
ハルヒ「だから謝りたいの。2人とも、今まで本当にごめんなさい!」
谷口「……」ポカーン
国木田「……」ポカーン
キョン「おーい、2人とも戻ってこーい」
国木田「あっと、ごめんつい。えっと涼宮さん、僕は全然気にしてないよ」
国木田「SOS団の活動に参加するのは何だかんだで楽しかったからね。むしろお礼を言いたいくらいさ」
国木田「だからさ、今度また誘ってよ。是非とも喜んで参加するからさ」
ハルヒ「……うん」
国木田「ね、谷口もそうだろう?」
谷口「……」
キョン「谷口?」
谷口「お前……本当に涼宮か……?」
ハルヒ「……」
谷口「お前とは5年連続で同じクラスだからよ。何だかんだで付き合い長いんだが……」
谷口「お前は絶対『ごめんなさい』なんて口にするような奴じゃねえ。そんな性格じゃねえ」
谷口「本当に……お前涼宮か……」
キョン「谷口よ、信じられん気持ちは分かるが……」
キョン「ハルヒは…………本気だ」
谷口「……」
ハルヒ「……」
谷口「えーあー、何て言うかだな、まあ気にすんな! 俺も楽しかったからよ! いいってことよ!」
谷口「しかし本当に驚きだ! まさかお前に謝られる日が来るなんてよ! ははははは!」
キョン「だとさ、ハルヒ」
ハルヒ「うん。本当にごめんなさい」
ハルヒ「……」
谷口「お前とは5年連続で同じクラスだからよ。何だかんだで付き合い長いんだが……」
谷口「お前は絶対『ごめんなさい』なんて口にするような奴じゃねえ。そんな性格じゃねえ」
谷口「本当に……お前涼宮か……」
キョン「谷口よ、信じられん気持ちは分かるが……」
キョン「ハルヒは…………本気だ」
谷口「……」
ハルヒ「……」
谷口「えーあー、何て言うかだな、まあ気にすんな! 俺も楽しかったからよ! いいってことよ!」
谷口「しかし本当に驚きだ! まさかお前に謝られる日が来るなんてよ! ははははは!」
キョン「だとさ、ハルヒ」
ハルヒ「うん。本当にごめんなさい」
ハルヒ「あと谷口、もう1つ謝りたいことが……」
谷口「へ? 何だ?」
ハルヒ「中学の時、あんたがあたしに告白してきて付き合うことになったわよね」
キョン「え?」
国木田「え?」
谷口「げっ!?」
ハルヒ「でも結局はわずか5分で別れた。ただのあたしの一方的なわがままで」
ハルヒ「せっかく告白してきてくれたのに、ごめんなさい!」
谷口「わーわー! 待て待て! ストップストップ!」
キョン「やっぱり中学時代に最短5分でハルヒにフラれた男って……」
国木田「君だったんだね、谷口……」
谷口「ああそうさ! 無様にフラれたのさ! でも気にしてないヨ! あははけうghどいsんふぃ!」
国木田「あ、壊れた」
キョン「お前な、おもいきり傷口に塩を塗りこむなよ……」
ハルヒ「え? え? ご、ごめんなさい!?」
谷口「へ? 何だ?」
ハルヒ「中学の時、あんたがあたしに告白してきて付き合うことになったわよね」
キョン「え?」
国木田「え?」
谷口「げっ!?」
ハルヒ「でも結局はわずか5分で別れた。ただのあたしの一方的なわがままで」
ハルヒ「せっかく告白してきてくれたのに、ごめんなさい!」
谷口「わーわー! 待て待て! ストップストップ!」
キョン「やっぱり中学時代に最短5分でハルヒにフラれた男って……」
国木田「君だったんだね、谷口……」
谷口「ああそうさ! 無様にフラれたのさ! でも気にしてないヨ! あははけうghどいsんふぃ!」
国木田「あ、壊れた」
キョン「お前な、おもいきり傷口に塩を塗りこむなよ……」
ハルヒ「え? え? ご、ごめんなさい!?」
~放課後 部室~
キョン「すまん。掃除が長引いちまってな……って、何してるんだみんな?」
みくる「あ、キョンくん」
古泉「どうも。あなたも手伝っていただけますか?」
長門「……」
キョン「何だ何だ? パソコンを全部持ち出して何しようってんだ?」
ハルヒ「コンピ研に返すのよ」
キョン「返す?」
ハルヒ「そう、これらは全部卑怯なやり方で巻き上げたモノだから……」
ハルヒ「だからきちんと謝罪をした上で、全て返すべきなのよ」
キョン「うーん、少しもったいない気もするが、そういうことなら」
ハルヒ「それじゃ手分けして運びましょ。キョンと古泉くんは団長机のデスクトップパソコンをお願い」
キョン「あいよ、了解」
ハルヒ「じゃあコンピ研のところに行くわよ」
キョン「すまん。掃除が長引いちまってな……って、何してるんだみんな?」
みくる「あ、キョンくん」
古泉「どうも。あなたも手伝っていただけますか?」
長門「……」
キョン「何だ何だ? パソコンを全部持ち出して何しようってんだ?」
ハルヒ「コンピ研に返すのよ」
キョン「返す?」
ハルヒ「そう、これらは全部卑怯なやり方で巻き上げたモノだから……」
ハルヒ「だからきちんと謝罪をした上で、全て返すべきなのよ」
キョン「うーん、少しもったいない気もするが、そういうことなら」
ハルヒ「それじゃ手分けして運びましょ。キョンと古泉くんは団長机のデスクトップパソコンをお願い」
キョン「あいよ、了解」
ハルヒ「じゃあコンピ研のところに行くわよ」
~コンピ研 部室前~
キョン「あのー、すみませーん」
コンピ研部長「誰だい? って君達か。何の用だい?」
ハルヒ「あの、このパソコンなんですけど……」
コンピ研部長「んん? 何か君、口調がおかしくないかい?」
キョン「あーいや、そこには突っ込まないであげてください」
古泉「お宅からいただいたパソコンを返しに来ました」
コンピ研部長「はえ? パソコンを? どどどういうことだい?」
ハルヒ「このパソコン、脅迫と言う卑怯な手で強奪してしまい、本当にすみませんでした!」
ハルヒ「それにただパソコンを奪うだけでなく、精神的なダメージまで与えてしまいました」
ハルヒ「本当に本当にすみませんでした! パソコンはこの通り、全てお返しします!」
コンピ研部長「ええええええ!!」
キョン「あのー、すみませーん」
コンピ研部長「誰だい? って君達か。何の用だい?」
ハルヒ「あの、このパソコンなんですけど……」
コンピ研部長「んん? 何か君、口調がおかしくないかい?」
キョン「あーいや、そこには突っ込まないであげてください」
古泉「お宅からいただいたパソコンを返しに来ました」
コンピ研部長「はえ? パソコンを? どどどういうことだい?」
ハルヒ「このパソコン、脅迫と言う卑怯な手で強奪してしまい、本当にすみませんでした!」
ハルヒ「それにただパソコンを奪うだけでなく、精神的なダメージまで与えてしまいました」
ハルヒ「本当に本当にすみませんでした! パソコンはこの通り、全てお返しします!」
コンピ研部長「ええええええ!!」
>>97
ここに繋がるわけか…
ここに繋がるわけか…
キョン「……………………という訳でして」
コンピ研部長「そ、そういうことか。いきなり謝られたからビックリしたよ」
キョン「じゃあこのパソコン全部、中に運び込みますね。朝比奈さんと長門も」
みくる「あ、はぁい」
長門「……」
コンピ研部長「ふむ……」
古泉「すみません。このパソコンはどこに置けばよろしいでしょうか?」
コンピ研部長「あー……ちょっと待ってくれたまえ」
キョン「どうかしたんですか?」
コンピ研部長「そのデスクトップパソコン、それは返してもらおう。ひどい方法でとられたからね」
ハルヒ「ごめんなさい……」
コンピ研部長「だがその4台のノートパソコンは返す必要はないよ。それは君たちの物だ」
キョン「え?」
コンピ研部長「そ、そういうことか。いきなり謝られたからビックリしたよ」
キョン「じゃあこのパソコン全部、中に運び込みますね。朝比奈さんと長門も」
みくる「あ、はぁい」
長門「……」
コンピ研部長「ふむ……」
古泉「すみません。このパソコンはどこに置けばよろしいでしょうか?」
コンピ研部長「あー……ちょっと待ってくれたまえ」
キョン「どうかしたんですか?」
コンピ研部長「そのデスクトップパソコン、それは返してもらおう。ひどい方法でとられたからね」
ハルヒ「ごめんなさい……」
コンピ研部長「だがその4台のノートパソコンは返す必要はないよ。それは君たちの物だ」
キョン「え?」
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