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元スレハルヒ「みんな、ごめんなさい! 本当にごめんなさい!」
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~放課後 部室~
キョン(他にも謝るべき人は結構いるよな。新川さんに敬語使わなかったり、生徒会長にタメ口聞いたり)
キョン(しかし、まずはSOS団のみんなだな。最初は……)
みくる「あれ? キョンくん、パソコン使うんですか?」
キョン「え、ええ。ちょっとやることがありまして……」
キョン(今部室には俺と朝比奈さんしかいない。好都合だ)
みくる「涼宮さん、今日もバイトなんですよね?」
キョン「ええ、昨日あれだけ言いましたから、もう無茶なことはしてないと思うんですけど」
みくる「そうですね。あ、今お茶を淹れますね」
キョン(俺は朝比奈さんに謝らなければいけないことがある……それは……)カチカチ
キョン(この、mikuruフォルダ……)
キョン(この朝比奈さんの恥ずかしい写真を消さずに残していたことを謝らないと)
みくる「キョンくん、どうかしたんですか? 何だか難しい顔してるけど」
キョン「あ、い、いいえ、何でもないです!」
キョン(他にも謝るべき人は結構いるよな。新川さんに敬語使わなかったり、生徒会長にタメ口聞いたり)
キョン(しかし、まずはSOS団のみんなだな。最初は……)
みくる「あれ? キョンくん、パソコン使うんですか?」
キョン「え、ええ。ちょっとやることがありまして……」
キョン(今部室には俺と朝比奈さんしかいない。好都合だ)
みくる「涼宮さん、今日もバイトなんですよね?」
キョン「ええ、昨日あれだけ言いましたから、もう無茶なことはしてないと思うんですけど」
みくる「そうですね。あ、今お茶を淹れますね」
キョン(俺は朝比奈さんに謝らなければいけないことがある……それは……)カチカチ
キョン(この、mikuruフォルダ……)
キョン(この朝比奈さんの恥ずかしい写真を消さずに残していたことを謝らないと)
みくる「キョンくん、どうかしたんですか? 何だか難しい顔してるけど」
キョン「あ、い、いいえ、何でもないです!」
キョン(確かに俺のやったことは悪いことだ。しかし……しかし!)
キョン(果たしてこのまま正直に打ち明けるべきなのか……?)
キョン(打ち明ければ朝比奈さんは間違いなくショックを受ける……)
キョン(そりゃそうだ。とっくに消されたと思ってた自分の恥ずかしい写真が、実はまだ残ってたんだから)
キョン(それもただ単に俺の個人的な理由で……やはりこれは、むしろ知らない方がいいんじゃないか?)
キョン(打ち明けずにフォルダだけ消してしまえば、朝比奈さんはショックを受けずにすむ……)
キョン(わざわざ余計なショックを与えずに、俺の心の中だけにしまっておくべきじゃないのか?)
キョン(そもそも、ここで『謝る』という行為は本当に朝比奈さんに対する反省なのか……?)
キョン(ただ単に「俺はちゃんと謝った」ってことで自己満足したいだけじゃないのか……?)
キョン(そうだよな……世の中知らない方がいいこともある……ここはやはり黙って……)
キョン(いやいやいやいやいや!! 何を考えてるんだよ俺は!!)
キョン(何が黙ってた方がいいだ! それは単に逃げてるだけじゃねえか!)
キョン(果たしてこのまま正直に打ち明けるべきなのか……?)
キョン(打ち明ければ朝比奈さんは間違いなくショックを受ける……)
キョン(そりゃそうだ。とっくに消されたと思ってた自分の恥ずかしい写真が、実はまだ残ってたんだから)
キョン(それもただ単に俺の個人的な理由で……やはりこれは、むしろ知らない方がいいんじゃないか?)
キョン(打ち明けずにフォルダだけ消してしまえば、朝比奈さんはショックを受けずにすむ……)
キョン(わざわざ余計なショックを与えずに、俺の心の中だけにしまっておくべきじゃないのか?)
キョン(そもそも、ここで『謝る』という行為は本当に朝比奈さんに対する反省なのか……?)
キョン(ただ単に「俺はちゃんと謝った」ってことで自己満足したいだけじゃないのか……?)
キョン(そうだよな……世の中知らない方がいいこともある……ここはやはり黙って……)
キョン(いやいやいやいやいや!! 何を考えてるんだよ俺は!!)
キョン(何が黙ってた方がいいだ! それは単に逃げてるだけじゃねえか!)
キョン(くそっ! さっきからグダグダと! 自分の都合のいいように考えてるんじゃねえよ!)
みくる「あの、キョンくん? さっきから頭を抱えてるけど大丈夫ですか?」
キョン(悪いことをしたから謝る! それだけのことじゃねえか! よし、謝ろう!)
みくる「キョンくんってばぁ」
キョン(打ち明けたら、俺は確実に嫌われるだろうな。それは自業自得だ、仕方ない)
キョン(しかし、これが原因で俺と朝比奈さんだけでなく、SOS団全体までギクシャクするようになったら……)
キョン(ああああもう!! 謝るって難しい!!)
みくる「もう! キョンくん!」
キョン「はーい!! あ、え? 何でしょう?」
みくる「どうしたんです? 随分悩んでるみたいですけど?」
キョン(どうする……? ええい! いけ!!)
キョン「あ、朝比奈さん!」
みくる「ひゃ! えと、何ですか?」
キョン「俺、朝比奈さんに謝らないといけないことがあります」
みくる「あの、キョンくん? さっきから頭を抱えてるけど大丈夫ですか?」
キョン(悪いことをしたから謝る! それだけのことじゃねえか! よし、謝ろう!)
みくる「キョンくんってばぁ」
キョン(打ち明けたら、俺は確実に嫌われるだろうな。それは自業自得だ、仕方ない)
キョン(しかし、これが原因で俺と朝比奈さんだけでなく、SOS団全体までギクシャクするようになったら……)
キョン(ああああもう!! 謝るって難しい!!)
みくる「もう! キョンくん!」
キョン「はーい!! あ、え? 何でしょう?」
みくる「どうしたんです? 随分悩んでるみたいですけど?」
キョン(どうする……? ええい! いけ!!)
キョン「あ、朝比奈さん!」
みくる「ひゃ! えと、何ですか?」
キョン「俺、朝比奈さんに謝らないといけないことがあります」
みくる「え? 謝らないといけないことって……キョンくんがあたしに、ですか?」
キョン「そうです」
みくる「な、何でしょう……?」
キョン「……これです」カチッ
みくる「あ、それってmikuruフォルダですか? 以前見つけて気になってたけど、すっかり忘れてました」
みくる「でも、それがキョンくんの謝りたいこと……?」
キョン「中身は……これなんです」カチカチッ
みくる「あ! これって……以前涼宮さんが撮った……?」
キョン「そうです……消すのが惜しくてこっそり保存してました」
みくる「何で……キョンくんが……」
キョン「すみませんでした! 本当にすみませんでした!」
みくる「…………」
キョン「…………」
キョン(沈黙が……重い……)
キョン「そうです」
みくる「な、何でしょう……?」
キョン「……これです」カチッ
みくる「あ、それってmikuruフォルダですか? 以前見つけて気になってたけど、すっかり忘れてました」
みくる「でも、それがキョンくんの謝りたいこと……?」
キョン「中身は……これなんです」カチカチッ
みくる「あ! これって……以前涼宮さんが撮った……?」
キョン「そうです……消すのが惜しくてこっそり保存してました」
みくる「何で……キョンくんが……」
キョン「すみませんでした! 本当にすみませんでした!」
みくる「…………」
キョン「…………」
キョン(沈黙が……重い……)
キョン「あ、あの……」
みくる「……」スタスタ
キョン「え……?」
みくる「……」コポコポ
キョン「朝比奈さん……?」
みくる「はいキョンくん、お茶が入りましたよ。飲んでください」
キョン「え? えっと、え?」
みくる「飲んでください」
キョン「は、はい! 分かりました!? 飲みます!」
キョン「紫色のお茶……? どんな味が? ズズッ…………はぶしゅ!!」ブバッ!!
キョン「ぐええ! く、口! 口の中が爆発した!?」
みくる「うーん、ちょっと変わったお茶を買ってみたんですけど、やっぱり駄目だったみたいですね」
キョン「えっと、朝比奈さん? これはいったい……?」
みくる「うふふ。キョンくんは正直に謝ってくれましたし、これで許してあげます」
キョン「え……?」
みくる「……」スタスタ
キョン「え……?」
みくる「……」コポコポ
キョン「朝比奈さん……?」
みくる「はいキョンくん、お茶が入りましたよ。飲んでください」
キョン「え? えっと、え?」
みくる「飲んでください」
キョン「は、はい! 分かりました!? 飲みます!」
キョン「紫色のお茶……? どんな味が? ズズッ…………はぶしゅ!!」ブバッ!!
キョン「ぐええ! く、口! 口の中が爆発した!?」
みくる「うーん、ちょっと変わったお茶を買ってみたんですけど、やっぱり駄目だったみたいですね」
キョン「えっと、朝比奈さん? これはいったい……?」
みくる「うふふ。キョンくんは正直に謝ってくれましたし、これで許してあげます」
キョン「え……?」
キョン「ほ、本当ですか……」
みくる「確かにちょっとショックでした。でも、そこまで嫌でもないんです。何でかな?」
キョン(散々ハルヒの被害を受けたせいで、変な耐性がついちゃったのか……)
みくる「それに……あたしの方がキョンくんには随分と迷惑をかけていますから……」
みくる「だから……あたしの方こそごめんなさい、キョンくん」
キョン「そんな! 俺は1度だって迷惑だなんて思ったことはないですよ!」
みくる「ありがとうキョンくん。あ、画像は消しておいてくださいね。やっぱり恥ずかしいし」
キョン「はい、勿論です。今すぐに消します」
キョン(よかった……本当によかった……)
キョン(……しかしこれ、本来なら100%嫌悪されるケースだよな)
キョン(天使のような朝比奈さんだからこそ許してくれたんだ。感謝して、本当に反省しないとな)
キョン「これでよし。全部消しましたよ」
みくる「はい、確かに確認しました」
キョン「朝比奈さん、本当に本当にすみませんでした」
みくる「確かにちょっとショックでした。でも、そこまで嫌でもないんです。何でかな?」
キョン(散々ハルヒの被害を受けたせいで、変な耐性がついちゃったのか……)
みくる「それに……あたしの方がキョンくんには随分と迷惑をかけていますから……」
みくる「だから……あたしの方こそごめんなさい、キョンくん」
キョン「そんな! 俺は1度だって迷惑だなんて思ったことはないですよ!」
みくる「ありがとうキョンくん。あ、画像は消しておいてくださいね。やっぱり恥ずかしいし」
キョン「はい、勿論です。今すぐに消します」
キョン(よかった……本当によかった……)
キョン(……しかしこれ、本来なら100%嫌悪されるケースだよな)
キョン(天使のような朝比奈さんだからこそ許してくれたんだ。感謝して、本当に反省しないとな)
キョン「これでよし。全部消しましたよ」
みくる「はい、確かに確認しました」
キョン「朝比奈さん、本当に本当にすみませんでした」
古泉「どうも、こんにちは」
長門「……」
みくる「古泉くん、長門さん、こんにちは」
キョン「よう古泉。昨日の閉鎖空間はどうだったんだ?」
古泉「規模はそんなに大きくはありませんでしたので、すぐに処理できました」
古泉「もっともこれを皮切りに、閉鎖空間の発生が増えることはほぼ確実なようですが」
キョン「そう、か……やっぱり超能力者って大変なんだな」
キョン「はあ、何で俺は今まで……」
古泉「……どうかされたのですか? そういえば昨日も少し様子が変でしたが、何かあったのですか?」
キョン「ハルヒがああやって謝ってまわる姿を見て、俺もいろいろと考えたんだよ」
古泉「……」
キョン「……古泉、それから長門。俺はお前らに謝りたいことがある」
長門「……?」
古泉「謝りたいこと、ですか?」
キョン「ああ。聞いてほしい」
長門「……」
みくる「古泉くん、長門さん、こんにちは」
キョン「よう古泉。昨日の閉鎖空間はどうだったんだ?」
古泉「規模はそんなに大きくはありませんでしたので、すぐに処理できました」
古泉「もっともこれを皮切りに、閉鎖空間の発生が増えることはほぼ確実なようですが」
キョン「そう、か……やっぱり超能力者って大変なんだな」
キョン「はあ、何で俺は今まで……」
古泉「……どうかされたのですか? そういえば昨日も少し様子が変でしたが、何かあったのですか?」
キョン「ハルヒがああやって謝ってまわる姿を見て、俺もいろいろと考えたんだよ」
古泉「……」
キョン「……古泉、それから長門。俺はお前らに謝りたいことがある」
長門「……?」
古泉「謝りたいこと、ですか?」
キョン「ああ。聞いてほしい」
キョン「古泉、俺は今までお前に対してろくな態度をとっていなかったと思ってな」
古泉「そうですか? そんなことはないと思うのですが」
キョン「いや、俺はお前を最初、すかした態度のいけ好かない奴、気持ち悪い奴だと思ってたんだ」
キョン「それにお前は顔がいいから、さぞ女にモテるんだろうなという僻みもあったのかもしれん」
古泉「……」
キョン「もちろん1年以上も一緒に過ごしてきて、そんな考えもだいぶ変わったさ」
キョン「……ただ、やっぱり心のどこかでそんな気持ちが残ってたんだろうな」
キョン「俺はお前に対して、気を使うということを一切してこなかった……」
キョン「ハルヒのご機嫌取りや閉鎖空間での仕事が忙しいお前に対し、『俺は関係ない』とばかりに冷たい対応しかしてこなかった」
キョン「今考えれば、本当に申し訳ないことをしてきたと思う。だから……すまん!」
古泉「……」
キョン「……」
古泉「……」
キョン「……何でそんな驚愕の表情をしているんだよ」
古泉「そうですか? そんなことはないと思うのですが」
キョン「いや、俺はお前を最初、すかした態度のいけ好かない奴、気持ち悪い奴だと思ってたんだ」
キョン「それにお前は顔がいいから、さぞ女にモテるんだろうなという僻みもあったのかもしれん」
古泉「……」
キョン「もちろん1年以上も一緒に過ごしてきて、そんな考えもだいぶ変わったさ」
キョン「……ただ、やっぱり心のどこかでそんな気持ちが残ってたんだろうな」
キョン「俺はお前に対して、気を使うということを一切してこなかった……」
キョン「ハルヒのご機嫌取りや閉鎖空間での仕事が忙しいお前に対し、『俺は関係ない』とばかりに冷たい対応しかしてこなかった」
キョン「今考えれば、本当に申し訳ないことをしてきたと思う。だから……すまん!」
古泉「……」
キョン「……」
古泉「……」
キョン「……何でそんな驚愕の表情をしているんだよ」
古泉「あ、いえ、すみません。少し驚いてしまいまして。まさかあなたがそのようなことを言うとは」
キョン「そうか。やっぱり俺はそういう奴だと思われてたんだな。そりゃそうだよな……」
古泉「すみません、そんなつもりではなかったのですが」
キョン「いいんだ。俺が悪かったんだよ……」
古泉「いじけないでくださいよ。ですが、そうですね……」
古泉「あなたは何も悪くありませんし、謝る必要もありません」
古泉「むしろ……謝りたいのは僕の方ですよ」
キョン「どういうことだ……?」
古泉「あなたは涼宮さんに選ばれたとはいえ、本来はただの一般人です。ごくごく平穏な人生を歩めるはずだった」
古泉「それが何度も命の危機に直面したり、世界のために奔走したり……」
古泉「そんな涼宮さん絡みの危険な世界にあなたを巻き込んでしまった。そのことは本当に申し訳ないと思っています」
キョン「……別に俺を巻き込んだのはお前ではないだろう」
キョン「そうか。やっぱり俺はそういう奴だと思われてたんだな。そりゃそうだよな……」
古泉「すみません、そんなつもりではなかったのですが」
キョン「いいんだ。俺が悪かったんだよ……」
古泉「いじけないでくださいよ。ですが、そうですね……」
古泉「あなたは何も悪くありませんし、謝る必要もありません」
古泉「むしろ……謝りたいのは僕の方ですよ」
キョン「どういうことだ……?」
古泉「あなたは涼宮さんに選ばれたとはいえ、本来はただの一般人です。ごくごく平穏な人生を歩めるはずだった」
古泉「それが何度も命の危機に直面したり、世界のために奔走したり……」
古泉「そんな涼宮さん絡みの危険な世界にあなたを巻き込んでしまった。そのことは本当に申し訳ないと思っています」
キョン「……別に俺を巻き込んだのはお前ではないだろう」
キョン「それに、元は一般人なのに巻き込まれたという意味では、お前だってそうだろう?」
キョン「それも俺よりもずっと過酷な……」
古泉「……」
キョン「長門」
長門「……何?」
キョン「お前にも謝りたい。本当にすまなかった」
長門「……」
キョン「お前にはずっと助けられっぱなしだ。それなのに、俺はお前のストレスに気づいてやれなかった」
キョン「あの冬の事件の時、俺は誓った。お前にできるだけ負担をかけないようにしようと」
キョン「しかし、結局は今でも俺はお前に頼りっぱなしだ……」
キョン「おそらく、心のどこかで『いざとなれば長門がいる』という甘い考えを持っていたんだろうな」
長門「気にしなくていい」
キョン「いや! 俺はもっとお前の力になりたい。お前の負担を減らしてやりたい!」
キョン「それも俺よりもずっと過酷な……」
古泉「……」
キョン「長門」
長門「……何?」
キョン「お前にも謝りたい。本当にすまなかった」
長門「……」
キョン「お前にはずっと助けられっぱなしだ。それなのに、俺はお前のストレスに気づいてやれなかった」
キョン「あの冬の事件の時、俺は誓った。お前にできるだけ負担をかけないようにしようと」
キョン「しかし、結局は今でも俺はお前に頼りっぱなしだ……」
キョン「おそらく、心のどこかで『いざとなれば長門がいる』という甘い考えを持っていたんだろうな」
長門「気にしなくていい」
キョン「いや! 俺はもっとお前の力になりたい。お前の負担を減らしてやりたい!」
キョン「長門、古泉、朝比奈さん。みんな聞いてほしい」
キョン「俺は今までずっと受け身だった。傍観者だった」
キョン「ハルヒの起こした面倒ごとを解決するために奔走したこともあったが……」
キョン「それも全て『巻き込まれた』と思ってた。自分をずっと『被害者』だと思い込んできた」
キョン「あの冬の事件の時、俺は変わろうと思った。傍観者でいるのはやめようと思った」
キョン「しかしそう決心したものの、結局は変われていなかったんだろうな……」
キョン「あの冬以降の事件にしたって、俺がもっと気を配っていれば防げたものもあったかもしれない」
キョン「だから……これからは、俺は全力を尽くす!」
キョン「事件が起きないように。事件が起こってしまってからも。俺は被害者面せずに全力を尽くす!」
キョン「みんなの負担を減らすためにも。そして、ハルヒのためにも……」
長門「……」
古泉「……」
みくる「……キョンくん」
キョン「俺は今までずっと受け身だった。傍観者だった」
キョン「ハルヒの起こした面倒ごとを解決するために奔走したこともあったが……」
キョン「それも全て『巻き込まれた』と思ってた。自分をずっと『被害者』だと思い込んできた」
キョン「あの冬の事件の時、俺は変わろうと思った。傍観者でいるのはやめようと思った」
キョン「しかしそう決心したものの、結局は変われていなかったんだろうな……」
キョン「あの冬以降の事件にしたって、俺がもっと気を配っていれば防げたものもあったかもしれない」
キョン「だから……これからは、俺は全力を尽くす!」
キョン「事件が起きないように。事件が起こってしまってからも。俺は被害者面せずに全力を尽くす!」
キョン「みんなの負担を減らすためにも。そして、ハルヒのためにも……」
長門「……」
古泉「……」
みくる「……キョンくん」
互いに気を使う友人関係なんて俺には無理だな
仲良しこよしより腐れ縁の方が長く付き合える品
支援
仲良しこよしより腐れ縁の方が長く付き合える品
支援
古泉「我々は立場上、どうしても涼宮さんに強く出ることはできません」
古泉「ですから普段の涼宮さんの対策については、むしろ我々の方があなたに依存してきました」
古泉「そのことに我々は感謝していますし、謝罪をしたいとも思っています」
みくる「……いざと言う時の決断はキョンくんにばかり任せてきましたもんね」
古泉「あなたばかりが負い目を感じる必要はないんです。ですから少し、肩の力を抜きませんか?」
キョン「いいや! 頑張る!」
古泉「ふふ、分かりました」
みくる「あ、あたしだって! あたしだって頑張ります!」
古泉「頑張ることは素晴らしいのですが、あまり気負いすぎないようにしてくださいよ。ねえ長門さん?」
長門「わたしの中に湧き上がってくるもの……これは……何……?」
長門「うまく言語化できない。しかし…………決して悪いものではない」
古泉「ですから普段の涼宮さんの対策については、むしろ我々の方があなたに依存してきました」
古泉「そのことに我々は感謝していますし、謝罪をしたいとも思っています」
みくる「……いざと言う時の決断はキョンくんにばかり任せてきましたもんね」
古泉「あなたばかりが負い目を感じる必要はないんです。ですから少し、肩の力を抜きませんか?」
キョン「いいや! 頑張る!」
古泉「ふふ、分かりました」
みくる「あ、あたしだって! あたしだって頑張ります!」
古泉「頑張ることは素晴らしいのですが、あまり気負いすぎないようにしてくださいよ。ねえ長門さん?」
長門「わたしの中に湧き上がってくるもの……これは……何……?」
長門「うまく言語化できない。しかし…………決して悪いものではない」
古泉「さて、こうして絆が深まったことですし……」
キョン「ああ、肝心のハルヒが今どうしてるのかが気になるな」
みくる「昨日あれだけキョンくんに言われましたから、無茶はしていないと思うんですけど」
キョン「それでも気になるものは気になりますし、今日も行くとしますか」
古泉「そうですね。では準備しましょう」
長門「……」
キョン「しかし……」
古泉「どうかしましたか?」
キョン「俺たちの結束がこうして高まったのはいいが、やっぱり俺たちの中心にはハルヒがいないとな」
キョン「毎回事件が起きるたび、アイツだけが蚊帳の外だからなぁ」
古泉「それは仕方がないです。涼宮さんが世界を改変する能力を持っている以上は……」
キョン「まあ、それは分かってるんだが……何だか仲間外れにしてる気分だ」
古泉「ですから事件以外の時は、それを忘れるくらい我々5人で思い切り楽しめばいいんですよ」
みくる「そうですよ。5人揃ってこそのSOS団なんですから」
キョン「……そうですよね。今回の件が解決したら、また5人で遊びに行くとしますか」
キョン「ああ、肝心のハルヒが今どうしてるのかが気になるな」
みくる「昨日あれだけキョンくんに言われましたから、無茶はしていないと思うんですけど」
キョン「それでも気になるものは気になりますし、今日も行くとしますか」
古泉「そうですね。では準備しましょう」
長門「……」
キョン「しかし……」
古泉「どうかしましたか?」
キョン「俺たちの結束がこうして高まったのはいいが、やっぱり俺たちの中心にはハルヒがいないとな」
キョン「毎回事件が起きるたび、アイツだけが蚊帳の外だからなぁ」
古泉「それは仕方がないです。涼宮さんが世界を改変する能力を持っている以上は……」
キョン「まあ、それは分かってるんだが……何だか仲間外れにしてる気分だ」
古泉「ですから事件以外の時は、それを忘れるくらい我々5人で思い切り楽しめばいいんですよ」
みくる「そうですよ。5人揃ってこそのSOS団なんですから」
キョン「……そうですよね。今回の件が解決したら、また5人で遊びに行くとしますか」
はああああああああああああああああああああああああああああん?
この二人は普段からもう少ししおらしければと思う反面それじゃつまらんような気もするんだよなあ
良SS支援
良SS支援
追いついた
ここまでしおらしすぎると何かあるんじゃないかと疑う人もいそうな
ここまでしおらしすぎると何かあるんじゃないかと疑う人もいそうな
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