元スレ憂「けいおんぶ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 119 :
・・・・・
律「いや~似てたな~!綺麗なお母さんじゃん」
憂「えへへ…」
梓「憂が大人になった感じだった」
憂「そ、そお?」
律「お母さん似なんだな~」
憂「へへ……あ、今すいか切ってきますね」
律「はいよー」
152 = 119 :
梓「あつい……」
律「暑いと思うから暑いんだ」
梓「寒い……」
律「…」
梓「…」
梓「暑い……」
律「はは……平沢さーん、冷房…とか」
憂「あっそうだ!今つけますね」ピッ
憂(お母さん冷房苦手だからなぁ)
153 = 119 :
律「いや~この冷えた部屋の中で食べるすいか」
梓「いいですね」
憂「ふふ♪」
律「そういえばさ、中野さんと平沢さんって同じクラス?」
梓「はい」
律「そっかー」
憂「律さんたちも3人とも同じクラスなんですか?」
154 = 119 :
律「私とムギは2組なんだけど、澪だけ1組」
梓「律先輩と澪先輩って中学校の時から一緒なんですか?」
律「なんで?」
梓「いや、お二人仲が良さそうなんで……」
律「ムギだって仲いいぞ!それに中野さんと平沢さんも」
憂「えへへ~…」
梓「それはそうかもですが……」
律「そうだなー、小3?小4かな?澪と初めて話したのは」
憂「ふんふん」
律「あ、聞いてくれるのね」
155 = 119 :
律「澪は昔、んまぁ今も割とそうだけど、恥ずかしがり屋でさ」
律「教室の中でも本読んでたり何か書いてたり……私とは反対の性格だったのよ」
梓「二人が仲良くなったのが不思議です」
律「だろ?で、私が澪にちょっかいだし始めて…」
憂「あはは……」
梓「やっぱり」
156 = 119 :
律「んあ?……んでまぁ紆余曲折あって、今じゃすっかりこんな仲になったわけだ」
梓「なるほど」
律「そんでもって澪の才能を発掘して開花させたのも私ってわけ!」
梓「えっ」
律「はは、うそうそ」
梓「でも、幼馴染ってなんか良いですね」
律「まぁそうだな~。付き合うの楽だし」
梓「律先輩は誰の前でも楽そうじゃないですか」
律「そんなことないって」
157 = 119 :
律「梓は幼馴染いないの?」
梓「みんな知らずしらずのうちに離れてしまって」
律「そっかぁ…」
律「平沢さんは?」
憂「和ちゃ…和さんと!」
律「ああそういえば和から聞いたな~。幼稚園の頃からだっけ?」
憂「はい!」
律「歳は一個上だけど仲良さそうだよな~」
158 = 119 :
憂「私のお姉ちゃんみたいな感じです」
律「高校決めたのも和と一緒だから?」
憂「はい、和ちゃさんと一緒で家からそんなに遠くなくて、難易度もなんとか…」
律「平沢さんだったらどこでも受かったでしょー」
憂「そんなことは……」
律「冗談冗談……にしても2人とも偉いよなー」
梓「何がですか?」
律「勉強も真面目にやってて」
159 = 119 :
律「平沢さんはなんか学年で1位2位を争ってるとか!」
憂「えへへ…」
律「頼もしいなっ!」
梓「先輩……」
律「梓はどうなの~?」
梓「私は…憂ほどではないけど」
律「ないけど?」
梓「そんな悪くもないです!」
律「良くも?」
梓「な……くないです!」
160 = 119 :
律「んも~梓はなぁ」
梓「律先輩はどうなんですか!?」
律「私?私も憂ちゃんと同じくらい…」
梓「じゃないことは知ってます」
律「えぇ!?」
梓「澪先輩に頼み込んでた…」
律「くっ…」
161 = 119 :
律「澪のやつ……なにしてやろうか」
梓「澪先輩もムギ先輩もなんだか落ち着いてて頭良さそうですよね」
律「?」
梓「律先輩……頑張って下さいね」
律「な…」
憂「あ梓ちゃん……」
梓「本当のこと言ったまでです」
律「中野…」
梓「今度は名字呼び捨てですか」
162 = 119 :
律「こーんのっ!!」ギュ
梓「うぐ……」
律「こいつめこいつめ」ギュギュ
憂「あぁぁ…」
律「もういいだろ」
梓「はぁ…」
律「平沢さんとは打って変わって生意気な後輩だ!全く」
梓「やっぱり律先輩は自分のこと見つめ直すべきです!」
163 = 119 :
律「今度はなんだよ」
梓「お茶会もやめるべきです!ムギ先輩だって毎日用意するの大変でしょうし」
律「んーそうでもなさそうだけど」
梓「それにその”伝統の”お茶の時間のせいで練習時間が減ってると思います!」
梓「律先輩は部長なのに練習したくないんですか!?」
律「うん」
梓「え!?ま、まあそうなんでしょうけど!」
梓「憂はどう思う!?」
憂「え……私はどっちでも…」
164 = 119 :
梓「憂も澪先輩もムギ先輩も甘いです!」
律「なぁ……梓」
梓「なんですか!」
律「そんなに練習だけしてたい?」
梓「だけ とまでは言ってないです!ただ練習に入るまでが長すぎだと思います!」
梓「このまま行くと練習しないで終わる日も出そうです!合宿前にこれじゃだめです!」
律「ま~そうかもなぁ」
梓「そうですよ!」
165 :
しえー
166 = 119 :
梓「このままダラダラやってるのは時間がもったいないです」
律「…」
梓「律先輩もそれは分かってるはずです」
律「…」
律「……そうだな」
憂「え…」
律「梓のいう通りかもな」
167 = 119 :
梓「分かってもらえたらそれでいいんです」
律「…うん。ごめんな梓」
梓「いいえ……なんか先輩にこんなこと言ってしまってすみません」
律「気にしないでいいよ」
憂(ほっ)
169 = 147 :
ぬん!
170 :
唯がいないと梓が調子に乗って仕切り出してつまらん部活になるということか
っていうか梓は唯の演奏に憧れて入部したのに、唯がいないのに梓が入部するというのはおかしい
>>1はちゃんとけいおん見てるの?
171 = 165 :
俺あんまりけいおん!しっかり見てないけど梓って唯に憧れて入ったんだっけ?
軽音部みんなの演奏に惹かれて入ったんじゃなかったっけ?
172 = 123 :
人の創作に逐一突っ込んでどうするよ
面白ければなんだって良いわ。続けてくれ
173 :
>>170
ちゃんとけいおん見てるの?
175 = 147 :
失礼した
176 = 170 :
まあ唯とか池沼だからいらんけどさ
むしろ何であんなのを主人公にしたのか全く理解出来ない
何で憂を主人公にしなかったのか、唯とかいう知的障害者を作ってしまったのか
かきふらいは唯を省いてもう一度けいおん書き直すべき
177 = 119 :
─後日、学校
律「失礼しまーす」
憂「失礼しまーす」
律「おぉいたいた」
さわ子「あぁ…」
律「夏休みなのに大変ですねー」
さわ子「研修とかいろいろあってね~……あなた達も練習?」
憂「はい」
さわ子「何か用?」
律「軽音部で合宿するんだけど」
憂「先生もいかがですか?」
178 = 173 :
>>176
やっぱり分かってないなお前
179 = 119 :
さわ子「合宿ねー……」
律「うわぁはは、めんどくさそうな顔」
憂「あはは……」
律「声かけなかったら怒るのに声かけたらこれだ~」
憂「もしよかったら……」
さわ子「は~い」
180 :
ほっ
182 :
ほしお
183 :
ほ
189 :
─合宿
律「こりゃまたでっかい別荘だなー」
澪「去年とれなかったってのは……」
紬「ううん、そこはまたとれなかったの。ごめんね…」
憂(これより大きいって一体どれくらいなんだろ)
澪「いやいや十分ですから」
190 = 189 :
・・・・・
─別荘内のスタジオ
梓「おぉ…」
澪「すごいなー」
律「見てみて!新品のスネアだぞ!」
紬「ふふ♪」
澪「始めるか、じゃあ」
律「えっ……遊ばないの!?」
梓「律先輩!」
191 = 189 :
律「……あーわりぃわりぃ、そうだったね」
梓「なんですかそれ」
澪「じゃあ始めるか」
憂「はいっ」
律「ういー」
憂「えっ」
律「え?返事だよ」
憂「あっすみません」
192 = 189 :
~♪
澪「律いいな!今日は走ってないと思う」
律「……」
澪「律?」
律「んあ?」
澪「どうしたんだよ」
律「何でもないよ。さぁ次行こうぜ次」
澪「うん」
憂(律先輩……)
193 = 189 :
─その夜、憂の部屋
憂(一人一部屋だけど少し広すぎるなぁ)
憂(梓ちゃんの部屋行こうかな)
ガチャ
律「平沢さん」
憂「あ!律さん!」
律「へへ、来ちゃった」
憂「何かあったんですか?」
律「ううん、なにも」
194 = 189 :
律「隣いい?」
憂「どうぞ~」
律「ありがと」
憂「なにか……?」
律「平沢さんは遊びたくない?」
憂「えっ…と」
律「目の前に海があって砂浜があるんだぜ~」
憂「綺麗ですよね~」
195 = 189 :
律「だろ?」
憂「はい!」
律「明日はみんなで遊べたらなぁ……なんて」
憂「あはは…」
律「このまま練習しっぱなしって何だか寂しくない?」
憂「う~ん……」
律「去年の合宿は楽しかったぞ~」
憂「なにしたんですか?」
196 = 189 :
律「海で遊んだりバーベキューしたり色々ね~」
憂「はぁ」
律「練習することももちろん大切なのは知ってるけどさ」
律「それ以上に大切なこともあるんじゃないかって思うぜ!」キリ
憂「みんなで遊ぶことですか」
律「うん!」
憂「私はいいんですけど、他の人たちがどういうか…」
律「明日の朝提案してみようかな」
憂「そうですね」
197 = 189 :
─翌朝
律「今日は遊ぼうぜ~!」
澪「遊ぶって…」
梓「遊ぶことは合宿終わったあとでもできます!それに」
律「だー!!今日くらいいいじゃん!それに海で遊ぶのはここでしかできないし」
梓「そうかもしれませんが、今一番練習すべきなのは律先輩ですよ!?分かってますか?」
憂「あ梓ちゃん……」
澪「…」
律「…ムギは?」
紬「う~ん……りっちゃんが練習しなくても大丈夫なら」
198 = 189 :
律「…私は厄介者か、そうか」
憂(律先輩がかわいそう……私がここで)
憂「私も遊びたいなぁ」
澪「うぇぇ!?」
梓「憂!?」
憂「なんて……でも、ずっと練習するのもなんですし」
梓「憂はいいかもしれないけど……律先輩は遊んでる場合じゃ」
律「…分かったよ」
憂「えっ」
199 :
梓がちょっと嫌な奴
200 = 189 :
律「平沢さんごめん、私は練習するよやっぱり」
憂「律さんがそういうなら私も…」
梓「そうだよ!憂」
憂「うん……」
律「じゃあさっさとご飯食べて始めようぜ」
紬「りっちゃん……」
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