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元スレ遠坂「士郎、ちょっと学園都市に行ってきてくれない?」
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士郎「学園都市?筑波研究学園都市のことか?」
遠坂「そうじゃなくて、東京にあるっていう学園都市よ」
士郎「……聞いたことないぞ、そんなところ」
遠坂「私だって初めて聞いたわよ。魔術嫌いで凄く有名らしいんだけどね」
士郎「そんな魔術嫌いな街に俺が行ってどうするんだ。というか、どうしてそんな場所へ?」
遠坂「……時計塔でね。すっごく意地の悪い教官がいてさ。ほら、私遠坂の出じゃない?
その教官、昔ウチと何かあったらしくて、それで今回絡まれちゃってさ」
士郎「名家の出ってのも大変なんだな。で?何をしてからまれたって言うんだ」
遠坂「む……それは、秘密。けど、そのせいでペナルティかかっちゃってさ。下手すると来年の私の留学が
取り消されちゃうかもしれないのよ」
士郎「……マジか。頼むぞ遠坂、俺はお前についてくって決めてるんだから、入学取り消しなんてなったら
どうしようもないぞ」
遠坂「わかってるわよ。だからこうして士郎に頼みこんでるんじゃない」
遠坂「そうじゃなくて、東京にあるっていう学園都市よ」
士郎「……聞いたことないぞ、そんなところ」
遠坂「私だって初めて聞いたわよ。魔術嫌いで凄く有名らしいんだけどね」
士郎「そんな魔術嫌いな街に俺が行ってどうするんだ。というか、どうしてそんな場所へ?」
遠坂「……時計塔でね。すっごく意地の悪い教官がいてさ。ほら、私遠坂の出じゃない?
その教官、昔ウチと何かあったらしくて、それで今回絡まれちゃってさ」
士郎「名家の出ってのも大変なんだな。で?何をしてからまれたって言うんだ」
遠坂「む……それは、秘密。けど、そのせいでペナルティかかっちゃってさ。下手すると来年の私の留学が
取り消されちゃうかもしれないのよ」
士郎「……マジか。頼むぞ遠坂、俺はお前についてくって決めてるんだから、入学取り消しなんてなったら
どうしようもないぞ」
遠坂「わかってるわよ。だからこうして士郎に頼みこんでるんじゃない」
士郎「ああ、そうだそうだ、それで、何で学園都市に行かなきゃならなかったんだったか」
遠坂「その教官が属してる派閥の一人が、学園都市に興味持ったらしくて忍びこんだらしいの。
私は知らないけど、学園都市には絶対に魔術師は入り込んじゃ駄目って決まりがあるらしくて、
もしバレちゃうとその派閥がかーなーりー不味いことになるってわけね」
士郎「……なんだそれ。じゃあ、遠坂は体よく尻拭いさせられるってわけか?」
遠坂「そういうことね……くそぅ、あの時あんなミスさえしなければ……」
士郎「(またいつものおっちょこちょいか……)
士郎「……あれ?けど、それなら俺も遠坂も学園都市には入れないんじゃないのか?俺達魔術師だし」
遠坂「へーえ、衛宮くんは自分のことを魔術師って言っちゃうんだ」
士郎「……半人前です」
遠坂「その教官が属してる派閥の一人が、学園都市に興味持ったらしくて忍びこんだらしいの。
私は知らないけど、学園都市には絶対に魔術師は入り込んじゃ駄目って決まりがあるらしくて、
もしバレちゃうとその派閥がかーなーりー不味いことになるってわけね」
士郎「……なんだそれ。じゃあ、遠坂は体よく尻拭いさせられるってわけか?」
遠坂「そういうことね……くそぅ、あの時あんなミスさえしなければ……」
士郎「(またいつものおっちょこちょいか……)
士郎「……あれ?けど、それなら俺も遠坂も学園都市には入れないんじゃないのか?俺達魔術師だし」
遠坂「へーえ、衛宮くんは自分のことを魔術師って言っちゃうんだ」
士郎「……半人前です」
遠坂「そう、そこよ。私は遠坂なんていう家柄を背負ってるからそう簡単には動けない。けど、士郎なら
フリー、というか、魔術協会すら把握していないイレギュラー。半人前で、ほとんど一般人な貴方なら
観光って名目で潜り込めるはずよ」
士郎「ふぅん……そんなもんか?」
遠坂「さあ?けど、私より成功率は高そうじゃない」
士郎「……はぁ。派閥の尻拭いが遠坂に来て、遠坂の尻拭いを俺がするわけか」
遠坂「むっ……な、何よ、文句あるの?私だって悪いなーとか思ってるからこうしてちゃんと頼んでるんじゃない」
士郎「いや、そんなことないさ。むしろ、半人前の身で遠坂の役に立てて嬉しいよ」
遠坂「……!こっ、この!」
士郎「あいたっ!なんでさ」
士郎「それじゃ行ってくる」
遠坂「うん、行ってらっしゃい。魔力が必要な時は遠慮なく引っ張っていいからね」
セイバー「お気をつけて、シロウ」
士郎「ああ、俺が留守の間遠坂を頼むな。遠坂はセイバーを頼む。食事方面で」
遠坂「わかってるわよ」
セイバー「むぅ……」
遠坂「うん、行ってらっしゃい。魔力が必要な時は遠慮なく引っ張っていいからね」
セイバー「お気をつけて、シロウ」
士郎「ああ、俺が留守の間遠坂を頼むな。遠坂はセイバーを頼む。食事方面で」
遠坂「わかってるわよ」
セイバー「むぅ……」
士郎「飛行機にのってバスに乗って、ようやくつくな……けど、あんな城壁みたいな白い壁で囲まれてるほどの都市なのに、
どうして俺や遠坂は知らなかったんだ?」
士郎「……ま、考えてもしょうがない、か。さて、と。まずは第一関門だな」
警備員「部外者の方ですか?今日は何の目的で?」
士郎「観光なんですけど……事前に電話させていただいた衛宮士郎で」
警備員「えみやしろう……ええ、確かに申請が来てますね。では、ボディチェックと、荷物を調べさせていただきます」
士郎「はい」
警備員「……オッケーです。では、これが来園者用のパスポートになりますので。都市内の公共交通機関はこれがあれば無料になります。
ただし、再発行は出来ませんのでご注意ください。また、身分証明証の代わりにもなりますので。
士郎「わかりました、ありがとうございます」
警備員「期日は2週間となっていますが、この期間内でしたらいつでも退園できますので。
まずはそちらのバスで学区内までお進みください。それでは、ごゆっくりどうぞ」
どうして俺や遠坂は知らなかったんだ?」
士郎「……ま、考えてもしょうがない、か。さて、と。まずは第一関門だな」
警備員「部外者の方ですか?今日は何の目的で?」
士郎「観光なんですけど……事前に電話させていただいた衛宮士郎で」
警備員「えみやしろう……ええ、確かに申請が来てますね。では、ボディチェックと、荷物を調べさせていただきます」
士郎「はい」
警備員「……オッケーです。では、これが来園者用のパスポートになりますので。都市内の公共交通機関はこれがあれば無料になります。
ただし、再発行は出来ませんのでご注意ください。また、身分証明証の代わりにもなりますので。
士郎「わかりました、ありがとうございます」
警備員「期日は2週間となっていますが、この期間内でしたらいつでも退園できますので。
まずはそちらのバスで学区内までお進みください。それでは、ごゆっくりどうぞ」
士郎「ふぅー……なんとかなったみたいだな。遠坂みたいにいろいろ道具もってくる必要ないから助かった」
士郎「それにしても、凄いな。確かに、俺が住んでるところとは技術レベルが段違いだ」
士郎「うぉっ、あれロボットか?やばい、楽しすぎるだろ……」
士郎「(っと、はしゃぎすぎても駄目か。けど、魔術師なんてどう探せばいいんだ……?)」
遠坂『魔術師がどこにいるかって?うーん、好みは地下室とか、としか言いようがないけれど。
でも、士郎の魔力探知を使えばなんとかなると思うわよ。そういう意味でも、私より士郎の方が向いてるわね』
士郎「と言われたけど、想像してたよりずっと広いからな……二週間か。地道に歩き回って探すしかないか」
士郎「というか、遠坂のやつが来なくて正解だったと思うのは、この機械だらけなところだよな……
あいつが来たら発狂するどころじゃないぞ、コレ」
ダイサンガックーダイサンガックー
士郎「さて、バスでの見学はこの辺りにするか」
士郎「それにしても、凄いな。確かに、俺が住んでるところとは技術レベルが段違いだ」
士郎「うぉっ、あれロボットか?やばい、楽しすぎるだろ……」
士郎「(っと、はしゃぎすぎても駄目か。けど、魔術師なんてどう探せばいいんだ……?)」
遠坂『魔術師がどこにいるかって?うーん、好みは地下室とか、としか言いようがないけれど。
でも、士郎の魔力探知を使えばなんとかなると思うわよ。そういう意味でも、私より士郎の方が向いてるわね』
士郎「と言われたけど、想像してたよりずっと広いからな……二週間か。地道に歩き回って探すしかないか」
士郎「というか、遠坂のやつが来なくて正解だったと思うのは、この機械だらけなところだよな……
あいつが来たら発狂するどころじゃないぞ、コレ」
ダイサンガックーダイサンガックー
士郎「さて、バスでの見学はこの辺りにするか」
――――――。
士郎「部屋は……ここか。ユースホステルなんてあっても、バックパッカーとか入れないだろうに」
士郎「ま、それはいいか。おかげでこうして安宿に泊まれたんだしな」
士郎「さて、と……まずは、何処へ行こうか」
①第二二学区
②第七学区
③第八学区
安価>>12
士郎「部屋は……ここか。ユースホステルなんてあっても、バックパッカーとか入れないだろうに」
士郎「ま、それはいいか。おかげでこうして安宿に泊まれたんだしな」
士郎「さて、と……まずは、何処へ行こうか」
①第二二学区
②第七学区
③第八学区
安価>>12
一応Fateは神戸をモデルにしてるから、リアル学園都市とは割と近いんだよな
①第二二学区
士郎「パンフレット見てみると第22学区が地下街らしな……って、地下街?地震とか大丈夫なのか……?」
士郎「けど、地下か……もしかしたら、何かあるかもしれないな。よし、」
―――第22学区
士郎「……凄いな。地下にこんなに施設があるなんて」
士郎「未来未来してるなー……あー、くそ、不謹慎だな。柄にもなくちょっと胸が弾んできた」
士郎「集中集中。しゃんとしろ俺。じゃないと違和感なんて見つからないぞ」
士郎「――-、よし、行こうか」
士郎「パンフレット見てみると第22学区が地下街らしな……って、地下街?地震とか大丈夫なのか……?」
士郎「けど、地下か……もしかしたら、何かあるかもしれないな。よし、」
―――第22学区
士郎「……凄いな。地下にこんなに施設があるなんて」
士郎「未来未来してるなー……あー、くそ、不謹慎だな。柄にもなくちょっと胸が弾んできた」
士郎「集中集中。しゃんとしろ俺。じゃないと違和感なんて見つからないぞ」
士郎「――-、よし、行こうか」
―――。
士郎「第一階層・第二階層とも特に以上無し、かな。つーか歩き回ってたせいでもう夕方か」
士郎「第三階層は……ようするに銭湯施設とかが充実してる場所か。丁度いい、ここで汗をながして今日はこの階層を調べて切り上げるか」
―――。
士郎「うん、いい湯だった。浴衣貸出で服を洗濯乾燥までしてくれるサービスがあるなんてなー。しかも無料」
士郎「さて、それじゃあ歩き回って探してみるか」
白井「つれませんのお姉さま。銭湯へ行くのならこの黒子に一声かけてほしかったですの」
御坂「アンタと一緒に行くと何されるかわかったもんじゃなかったから一緒に行きたくなかったのよ。くそぅ、なんで見つかったかなぁ私」
白井「……ショックですの。黒子はただ、お姉さまが秘密裏に狙っているこのゲコ太ストラップのポイント集めに協力しようと……」
御坂「なんでアンタがポイント集めしてるのしってるのよ?」
白井「お姉さまのことですもの。存じないはずがありませんの」
士郎「第一階層・第二階層とも特に以上無し、かな。つーか歩き回ってたせいでもう夕方か」
士郎「第三階層は……ようするに銭湯施設とかが充実してる場所か。丁度いい、ここで汗をながして今日はこの階層を調べて切り上げるか」
―――。
士郎「うん、いい湯だった。浴衣貸出で服を洗濯乾燥までしてくれるサービスがあるなんてなー。しかも無料」
士郎「さて、それじゃあ歩き回って探してみるか」
白井「つれませんのお姉さま。銭湯へ行くのならこの黒子に一声かけてほしかったですの」
御坂「アンタと一緒に行くと何されるかわかったもんじゃなかったから一緒に行きたくなかったのよ。くそぅ、なんで見つかったかなぁ私」
白井「……ショックですの。黒子はただ、お姉さまが秘密裏に狙っているこのゲコ太ストラップのポイント集めに協力しようと……」
御坂「なんでアンタがポイント集めしてるのしってるのよ?」
白井「お姉さまのことですもの。存じないはずがありませんの」
>>13
俺もそっちかとおもた
俺もそっちかとおもた
御坂「全く。いつもながら、言動がいちいち気持ち悪いわね黒子」
白井「お褒めの言葉として受け取りますの……あら」
御坂「どうしたの―――珍しいわね、浴衣で出歩いてるなんて人」
白井「浴衣の貸出を使う方なんておおよそ観光客くらいですの。ちょっと注意してきますの」
御坂「注意?」
白井「もし、そこの殿方」
士郎「はい?俺のこと?」
白井「そうですの。風紀委員として注意しておきますが、この施設での浴衣の貸出を使用するのは決まって観光客。殿方もそうでなくて?」
士郎「ああ、はぁ、まあ。確かに、観光客ですけど(なんて面白い喋り方をする子なんだ)」
白井「でしたら、貴重品類に関しては十分注意しますの。観光客を狙ったスリやひったくりの絶好のカモにされますので」
白井「お褒めの言葉として受け取りますの……あら」
御坂「どうしたの―――珍しいわね、浴衣で出歩いてるなんて人」
白井「浴衣の貸出を使う方なんておおよそ観光客くらいですの。ちょっと注意してきますの」
御坂「注意?」
白井「もし、そこの殿方」
士郎「はい?俺のこと?」
白井「そうですの。風紀委員として注意しておきますが、この施設での浴衣の貸出を使用するのは決まって観光客。殿方もそうでなくて?」
士郎「ああ、はぁ、まあ。確かに、観光客ですけど(なんて面白い喋り方をする子なんだ)」
白井「でしたら、貴重品類に関しては十分注意しますの。観光客を狙ったスリやひったくりの絶好のカモにされますので」
士郎「なるほど。それはどうも、ご親切に」
白井「いえいえ。ではごゆっくり学園都市をお楽しみくださいませ」
ドンっ
士郎「おっと」
男「っとと、ごめんな兄ちゃん」
士郎「いや、こっちこそ。よそ見してて悪かった」
男「そうかい。じゃあな」
白井「……貴方、今サイフはどこにしまってありますの?」
士郎「俺か?ここんとこに……あ、」
白井「……はぁ。言ってる傍から何をしていますのー」
士郎「さっきの男か……くそっ、待て!」
男「へへっ、遅いぜ!こちとら身体強化レベル2―――ごふっ?!」
白井「レベル2ごときで良い気にならないことですのよ」
白井「いえいえ。ではごゆっくり学園都市をお楽しみくださいませ」
ドンっ
士郎「おっと」
男「っとと、ごめんな兄ちゃん」
士郎「いや、こっちこそ。よそ見してて悪かった」
男「そうかい。じゃあな」
白井「……貴方、今サイフはどこにしまってありますの?」
士郎「俺か?ここんとこに……あ、」
白井「……はぁ。言ってる傍から何をしていますのー」
士郎「さっきの男か……くそっ、待て!」
男「へへっ、遅いぜ!こちとら身体強化レベル2―――ごふっ?!」
白井「レベル2ごときで良い気にならないことですのよ」
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{_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、
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/: : / /: :/: : : V(. 弋ツ 心Yイ : ∧ノ: : ハ
!: : :!//i: : : : : 个i '''' , {ツ /彡く: ハ: : : :i 「風紀委員ですの!盗んだものを返しておとなしく御縄につきなさい」
}: : :ヽ / : : : i: :´{入 _ /: : : ∧: i i: : : |
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、 ` イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/ VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{ rv\j { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
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( ー=ミ 彡' ト、 / / 〔o〕 `トしヘ. _ \{ j ノ
r=彡' ー=ァ |\{. . -‐、‐=ァ′ ヽ \(
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男「げぇっ、お前は空間移動の風紀委員!!」
白井「あらまぁ、知っているのなら話は早いですのよ。逃げても無駄ということは理解していますわよね?」
男「ちくしょうっ」
士郎「……なんだ今の。空間転移?確か、遠坂が言うには相当高度な魔術なはずだけど……それを予備動作もなく一瞬で?」
白井「何をぼーっとしてますの」ハイサイフ
士郎「あ、ああ、ありがとう。助かった。けど、今の凄いな。どうやったんだ?」
白井「どうやったも何も、ただのテレポートですのよ?ああ、殿方は外の方ですから実際に能力を目の当たりにするのは初めてと?」
士郎「実際も何も、あんなもの初めて見たぞ」
白井「?それはおかしいですわね……毎年行われている大覇星祭は世界各国へ放送されてますの。映像越しでなら、少しくらいは見たことが
ありそうなものですのに」
士郎「ダイハセイサイ?なんだそれ」
白井「……まさか、あなた相当山奥の出身で?」
白井「あらまぁ、知っているのなら話は早いですのよ。逃げても無駄ということは理解していますわよね?」
男「ちくしょうっ」
士郎「……なんだ今の。空間転移?確か、遠坂が言うには相当高度な魔術なはずだけど……それを予備動作もなく一瞬で?」
白井「何をぼーっとしてますの」ハイサイフ
士郎「あ、ああ、ありがとう。助かった。けど、今の凄いな。どうやったんだ?」
白井「どうやったも何も、ただのテレポートですのよ?ああ、殿方は外の方ですから実際に能力を目の当たりにするのは初めてと?」
士郎「実際も何も、あんなもの初めて見たぞ」
白井「?それはおかしいですわね……毎年行われている大覇星祭は世界各国へ放送されてますの。映像越しでなら、少しくらいは見たことが
ありそうなものですのに」
士郎「ダイハセイサイ?なんだそれ」
白井「……まさか、あなた相当山奥の出身で?」
士郎「む。そういうわけじゃないぞ。けど、本当に聞いたことないな。学園都市があるなんてこともつい最近知ったし」
白井「???ますますわかりませんの……まぁ、あなたの出自がどうあろうと構いませんけれど、今後スリには注意してくださいまし。
見た目とても人が良さそうに見えますから、狙われる可能性が高いですの」
士郎「ああ、わかった。財布、ありがとな」
白井「当然のことをしたまでですのよー。それでは」
士郎「テレポート……能力、か。さっきの男も身体強化レベル2どうのって言ってたし、もしかしてこの街の人間は皆あんなことができるのか?」
士郎「遠坂が知ったら卒倒するな……特に施設や準備の必要もなくあんなことができるなんて」
白井「申し訳ありませんの、お姉さま。私今からこの男を警備員に渡してきますので、ご一緒できませんの」
御坂「別にいいわよ気にしなくて。お勤め御苦労さま」
白井「ああんっ、その言葉だけで黒子は、黒子はー!」
白井「???ますますわかりませんの……まぁ、あなたの出自がどうあろうと構いませんけれど、今後スリには注意してくださいまし。
見た目とても人が良さそうに見えますから、狙われる可能性が高いですの」
士郎「ああ、わかった。財布、ありがとな」
白井「当然のことをしたまでですのよー。それでは」
士郎「テレポート……能力、か。さっきの男も身体強化レベル2どうのって言ってたし、もしかしてこの街の人間は皆あんなことができるのか?」
士郎「遠坂が知ったら卒倒するな……特に施設や準備の必要もなくあんなことができるなんて」
白井「申し訳ありませんの、お姉さま。私今からこの男を警備員に渡してきますので、ご一緒できませんの」
御坂「別にいいわよ気にしなくて。お勤め御苦労さま」
白井「ああんっ、その言葉だけで黒子は、黒子はー!」
これは面白そうだな期待
ところで遠坂についてくって言ったからこの士郎はUBWの士郎でおk?
ところで遠坂についてくって言ったからこの士郎はUBWの士郎でおk?
/ヽ
/゙∧lム i、
/./`| | "l l `、
/ミ/--| | l、 l `、
/ミ/ l゙l゙ | l ヽ
jレ,i´ ヽーコ-゙"'ー-,| |
,√|゚''ー-,,_,/ "゙l,,/\[ヽ, ゙l
/.l゙ l゙ .._,,,.人ヽ,,/゙l ゙'i、゙l
l゙ ,ド゙l'ぐ ,ニi、,,,, | .◎ ノ` ''|
l゙:::ヽ .\`,ン′ ‘ヽ /::ヽ、.l
|;;;;;;;ヽ `イ::::,,,,....,,,,::::.|、 .l:::::::::゙l.l゙
|;;;;;;;;;;ヽ .!:::::::::::::::::::,iニ二l::::::::::: | <3!
|;;;;;;;;;;;;\ .`'ー-r-''゙|'ミニニヽ::::::::i´
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ヽ;;;;、/ ,〈 \l l レ‐ア`
`┬‐trーi、 \ |_,,,i .[. /
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/ ゙゙l二',「「ニ二ニr、,,_
/゙∧lム i、
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士郎「ん……どうせなら、このまま第四階層まで調べてみるか」
―――。
士郎「ふぅー……第四階層も特に異常はなさそうだな。というか、よく考えれば魔術師がこんな人の出入りが多いところ好むのか?
そもそもこの地下街は10階層まで……てことは、地下室なんて作れるはずないよな」
士郎「……これは、一日棒に振ったかもしれないな……最初から10階層目を調べておけばよかったか」
士郎「ま、後悔してもしょうがない。さて、と。洗濯もの取りに行って今日は帰るとするか」
白井「あら」
士郎「お」
白井「まだいましたの?もうすぐ閉まりますわよ?」
士郎「ああ、ちょっとな。えっと……お前は、」
白井「白井黒子ですの。そういえばまだ名乗ってませんでしたわね」
士郎「白井黒子、な。俺は衛宮士郎―――それで、白井はなんでまだここに?」
白井「始末書の後、せっかくですからひと風呂頂戴しましたのよ。出来ればお姉さまと入りたかったのですけれど……」
―――。
士郎「ふぅー……第四階層も特に異常はなさそうだな。というか、よく考えれば魔術師がこんな人の出入りが多いところ好むのか?
そもそもこの地下街は10階層まで……てことは、地下室なんて作れるはずないよな」
士郎「……これは、一日棒に振ったかもしれないな……最初から10階層目を調べておけばよかったか」
士郎「ま、後悔してもしょうがない。さて、と。洗濯もの取りに行って今日は帰るとするか」
白井「あら」
士郎「お」
白井「まだいましたの?もうすぐ閉まりますわよ?」
士郎「ああ、ちょっとな。えっと……お前は、」
白井「白井黒子ですの。そういえばまだ名乗ってませんでしたわね」
士郎「白井黒子、な。俺は衛宮士郎―――それで、白井はなんでまだここに?」
白井「始末書の後、せっかくですからひと風呂頂戴しましたのよ。出来ればお姉さまと入りたかったのですけれど……」
士郎「始末書?……なんでさ。白井は悪いことなんてしてないじゃないか」
白井「勤務時間外の超越行為とみなされましたの。理不尽ですが、そういうものですよの」
士郎「……悪いな。俺のせいで」
白井「別に貴方のせいではありませんのよ。私は好きでやっただけですわ」
士郎「そっか。じゃあ、ありがとな、白井」
白井「礼を言われる筋合いもありませんけどね」
士郎「(ひねくれてるなぁ)」
白井「さて……宿はどちらで?」
士郎「え?」
白井「観光客で、しかもカモにされやすそうな顔をしている貴方を夜の学園都市に一人で放り出すなんてできませんの。
送ってさしあげますから、宿の場所を教えてくださいな」
士郎「いや、別にいいぞそんなの。これでも体は鍛えてるし、少しの喧嘩くらなら問題ない」
白井「……だから貴方は観光客ですのよ。この学園都市において、身体を鍛えているからといって喧嘩に勝てるわけではありませんのよ」
白井「勤務時間外の超越行為とみなされましたの。理不尽ですが、そういうものですよの」
士郎「……悪いな。俺のせいで」
白井「別に貴方のせいではありませんのよ。私は好きでやっただけですわ」
士郎「そっか。じゃあ、ありがとな、白井」
白井「礼を言われる筋合いもありませんけどね」
士郎「(ひねくれてるなぁ)」
白井「さて……宿はどちらで?」
士郎「え?」
白井「観光客で、しかもカモにされやすそうな顔をしている貴方を夜の学園都市に一人で放り出すなんてできませんの。
送ってさしあげますから、宿の場所を教えてくださいな」
士郎「いや、別にいいぞそんなの。これでも体は鍛えてるし、少しの喧嘩くらなら問題ない」
白井「……だから貴方は観光客ですのよ。この学園都市において、身体を鍛えているからといって喧嘩に勝てるわけではありませんのよ」
士郎「ああ……能力、だったか」
白井「そういうことですの。能力の種類は様々ですが、中には凶悪なものもあり、それを悪用する生徒もいますので」
士郎「ふぅん……治安悪いのか、学園都市って」
白井「……外から来た貴方の言葉に同意するのは癪ですが、否定はできませんわね。一部、スラム街のようになっている場所もありますし」
士郎「スラム街?」
白井「勿論語弊はありますのよ。簡単に言えば不良のたまり場―――道を外れてしまった無能力者たちのたまり場、とでもいいましょうか」
士郎「無能力者、って……この街の人間全員が能力者ってわけじゃないんだな」
白井「学園都市の人口は約230万。そのうち学生が180万で、その六割が無能力者ですの。その中でも、道を外れ徒党を組みむ……
まぁ簡単に言ってしまえばチンピラや不良のことを『スキルアウト』と呼んでいますの」
士郎「なるほどなぁ……」
白井「基本的に彼らは夜になると活動しますの。さ、というわけで宿の場所を教えてくださいな」
士郎「いや、けどやっぱり悪いからな」
白井「いいと言っていますの。これも風紀委員としての仕事の一部ですの」
白井「そういうことですの。能力の種類は様々ですが、中には凶悪なものもあり、それを悪用する生徒もいますので」
士郎「ふぅん……治安悪いのか、学園都市って」
白井「……外から来た貴方の言葉に同意するのは癪ですが、否定はできませんわね。一部、スラム街のようになっている場所もありますし」
士郎「スラム街?」
白井「勿論語弊はありますのよ。簡単に言えば不良のたまり場―――道を外れてしまった無能力者たちのたまり場、とでもいいましょうか」
士郎「無能力者、って……この街の人間全員が能力者ってわけじゃないんだな」
白井「学園都市の人口は約230万。そのうち学生が180万で、その六割が無能力者ですの。その中でも、道を外れ徒党を組みむ……
まぁ簡単に言ってしまえばチンピラや不良のことを『スキルアウト』と呼んでいますの」
士郎「なるほどなぁ……」
白井「基本的に彼らは夜になると活動しますの。さ、というわけで宿の場所を教えてくださいな」
士郎「いや、けどやっぱり悪いからな」
白井「いいと言っていますの。これも風紀委員としての仕事の一部ですの」
士郎「その風紀委員、ってのは何なんだ?」
白井「……風紀委員というのは生徒による治安維持部隊のようなものですの」
士郎「だったら職務内容に送迎は含まれていないな」
白井「だーかーらー!治安が乱れるのを事前に防ぐことも風紀委員のお勤めですの!!」
士郎「けど、今は勤務時間外なんだろ?」
白井「……!……貴方がこの街へいらしたのはいつ頃で?」
士郎「え?今日だけど」
pllllpllll
白井「初春?今日この街へ入った観光客が予約しておいたホテルを特定しなさいな。名前は衛宮士郎ですの。
何?今は佐天さんと遊んでて手が離せない?こんな夜更けまで何してますの……いいからさっさとなさいな」
白井「……なるほど、わかりましたの。それでは」ぴっ
白井「……風紀委員というのは生徒による治安維持部隊のようなものですの」
士郎「だったら職務内容に送迎は含まれていないな」
白井「だーかーらー!治安が乱れるのを事前に防ぐことも風紀委員のお勤めですの!!」
士郎「けど、今は勤務時間外なんだろ?」
白井「……!……貴方がこの街へいらしたのはいつ頃で?」
士郎「え?今日だけど」
pllllpllll
白井「初春?今日この街へ入った観光客が予約しておいたホテルを特定しなさいな。名前は衛宮士郎ですの。
何?今は佐天さんと遊んでて手が離せない?こんな夜更けまで何してますの……いいからさっさとなさいな」
白井「……なるほど、わかりましたの。それでは」ぴっ
白井「第三学区のホテルですのね」
士郎「っ!どうしてわかった……それも能力か?」
白井「ただの情報スキルですのよ。さ、それではお送りいたしますの」
士郎「いやだから―――」しゅんっ
士郎「―――って、え?」
白井「一度に50mずつしか跳躍しませんので」しゅんっ
―――――――。
白井「ふぅ……つきましたのよ」
士郎「……あれがテレポート、か。凄いな能力」
白井「とは言っても人と自分をテレポートできるのは空間移動者の中でもそういませんのよ」
士郎「へぇ、じゃあ白井って凄い奴だったんだな」
白井「普通ですの。それでは、おやすみなさい」
士郎「ああ、おやすみ。ありがとな」
白井「礼を言われる筋合いはありませんのよー」しゅんっ
士郎「っ!どうしてわかった……それも能力か?」
白井「ただの情報スキルですのよ。さ、それではお送りいたしますの」
士郎「いやだから―――」しゅんっ
士郎「―――って、え?」
白井「一度に50mずつしか跳躍しませんので」しゅんっ
―――――――。
白井「ふぅ……つきましたのよ」
士郎「……あれがテレポート、か。凄いな能力」
白井「とは言っても人と自分をテレポートできるのは空間移動者の中でもそういませんのよ」
士郎「へぇ、じゃあ白井って凄い奴だったんだな」
白井「普通ですの。それでは、おやすみなさい」
士郎「ああ、おやすみ。ありがとな」
白井「礼を言われる筋合いはありませんのよー」しゅんっ
ズレてるぞおっさん
最近SSで絶句なんかの表現“○○「」”が流行ってるが甘えだよなアレ
最近SSで絶句なんかの表現“○○「」”が流行ってるが甘えだよなアレ
>45
スマン吊ってくるわ…
スマン吊ってくるわ…
衛宮「ふぅー……疲れたな」
衛宮「けど、能力か……あんなものがあったなんて」
衛宮「……まさか、その魔術師ってのはこの能力を手に入れようとして……?」
衛宮「可能性は十分あるな……さて、と。今日はもう休もうか」
①「ゆっくり休んで明日に備えるか」
②「鍛錬するか」
安価>>51
衛宮「けど、能力か……あんなものがあったなんて」
衛宮「……まさか、その魔術師ってのはこの能力を手に入れようとして……?」
衛宮「可能性は十分あるな……さて、と。今日はもう休もうか」
①「ゆっくり休んで明日に備えるか」
②「鍛錬するか」
安価>>51
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