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元スレヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」
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急いで山小屋の外に飛び出す、倒れているミク。
なにが、なにがあった!?
ヲタ「ミク!! ミク!! 大丈夫か!! ミク!!」
ミク「あ……マスター、だ、大丈夫です……」
ゆっくりと起き上がるミク。脇腹に、銃で撃たれたような大きな傷跡……。
「う、うわああああっ!! お、起き上がりよった!!」
「緑の妖怪さいるいうから撃ってみよったら、ひ、人やないかい!! 人撃ってしもうた!」
猟銃を構えた二人の男。何やら騒いでいるが、あいつらがミクを撃ったのか!?
「お、おい、あれ人やのうて安藤ロイドちがうのんけ!」
「そ、そうじゃ、チロリストの……!」
「大変じゃ……えらいこっちゃ……」
「ち、駐在さんにしらせんと……」
走って逃げ出す二人。不味い、不味い、警察に通報される……!
なにが、なにがあった!?
ヲタ「ミク!! ミク!! 大丈夫か!! ミク!!」
ミク「あ……マスター、だ、大丈夫です……」
ゆっくりと起き上がるミク。脇腹に、銃で撃たれたような大きな傷跡……。
「う、うわああああっ!! お、起き上がりよった!!」
「緑の妖怪さいるいうから撃ってみよったら、ひ、人やないかい!! 人撃ってしもうた!」
猟銃を構えた二人の男。何やら騒いでいるが、あいつらがミクを撃ったのか!?
「お、おい、あれ人やのうて安藤ロイドちがうのんけ!」
「そ、そうじゃ、チロリストの……!」
「大変じゃ……えらいこっちゃ……」
「ち、駐在さんにしらせんと……」
走って逃げ出す二人。不味い、不味い、警察に通報される……!
_ ヘーヘ_
/ ∧∧ ヽ
| | | | | l. ! どうも~! ロイド安藤デェース!!
| ィT ト ィTト |
|ヽト个 个イリ,!
((ゝ ○┼○ / ))
>ト ┌‐┐ / \ 「| /}
< \ .ノ/ト > | V /
≦_,/ | ´/ .| l\≧ ,.へく.久
_,,,...イ\ / / / lヽ_ ヽ { Y ノ
イ_,,,.../ Y\ /ノへ| ヽ∧. ト─.イ
ト /.7\/| .| / 彡>| |
| \ /./ | .| | / /  ̄ |
ト >.!二 /./. l .|二 ト/ | |
| | |..| \ l .| \ /
/ ∧∧ ヽ
| | | | | l. ! どうも~! ロイド安藤デェース!!
| ィT ト ィTト |
|ヽト个 个イリ,!
((ゝ ○┼○ / ))
>ト ┌‐┐ / \ 「| /}
< \ .ノ/ト > | V /
≦_,/ | ´/ .| l\≧ ,.へく.久
_,,,...イ\ / / / lヽ_ ヽ { Y ノ
イ_,,,.../ Y\ /ノへ| ヽ∧. ト─.イ
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ト >.!二 /./. l .|二 ト/ | |
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ヲタ「ミク! お前、傷、傷が……!」
ミク「駆動系に損傷はありません、マスター」
そうだ、早く逃げないと、逃げないと!
茂みからスクーターを引っ張り出し、エンジンをかけまたがる。
ヲタ「ミク! 乗って!」
山道を全速力で疾走する。だが、どこに逃げたらいい、どこに……?
ヲタ「……ヘリ?」
遠くの方から飛んでくる、ヘリのローター音、くそっ、なんて手配が早いんだよ!!
道路を走ってたら見つかってしまう! 林の中までスクーターで入り、進めそうになくなったあたりで乗り捨てた。
ヲタ「ミク、こっちだ!」
ミク「は、はい!」
山の中だと、ミクの足についているローラーも役に立たず、上手く歩けない。
途中の茂みに身を隠し、息を潜める。
ミク「駆動系に損傷はありません、マスター」
そうだ、早く逃げないと、逃げないと!
茂みからスクーターを引っ張り出し、エンジンをかけまたがる。
ヲタ「ミク! 乗って!」
山道を全速力で疾走する。だが、どこに逃げたらいい、どこに……?
ヲタ「……ヘリ?」
遠くの方から飛んでくる、ヘリのローター音、くそっ、なんて手配が早いんだよ!!
道路を走ってたら見つかってしまう! 林の中までスクーターで入り、進めそうになくなったあたりで乗り捨てた。
ヲタ「ミク、こっちだ!」
ミク「は、はい!」
山の中だと、ミクの足についているローラーも役に立たず、上手く歩けない。
途中の茂みに身を隠し、息を潜める。
こんな世界、俺だってテロを起こしたくなっちゃうぜ
ミクと一緒に死ぬのだ
支援
ミクと一緒に死ぬのだ
支援
ヲタ「上手くやり過ごせるといいが……」
……おそらく、無理だろう……山狩りでもされたらあっけなく見つかってしまう。
そうしたら……そうしたら……!
ミク「マスター……マスター……!」
ヲタ「大丈夫……大丈夫だ……」
遠くの方で聞こえるたくさんのエンジン音。
人間が草木を分け入って歩く音。
俺が、俺がヒーローなら、こんなピンチでも、ああ、くそっ……
『――アンドロイドとテロリストの男を発見しました』
俺は……無力だ……
……おそらく、無理だろう……山狩りでもされたらあっけなく見つかってしまう。
そうしたら……そうしたら……!
ミク「マスター……マスター……!」
ヲタ「大丈夫……大丈夫だ……」
遠くの方で聞こえるたくさんのエンジン音。
人間が草木を分け入って歩く音。
俺が、俺がヒーローなら、こんなピンチでも、ああ、くそっ……
『――アンドロイドとテロリストの男を発見しました』
俺は……無力だ……
アンドロイド自体の所有禁止法案が可決されても、購入代金返してくれないよな。
セックスできず娘の人格を持った違法なAI・・・
ちょびっつェ・・・
ちょびっつェ・・・
>>367
ちょびっツとか胸が熱くなるな
ちょびっツとか胸が熱くなるな
警官がワラワラと集まってくる。もう、もうおしまい……なのか……。
「お前は完全に包囲されている! 武器を捨てて大人しく投降しろ!」
武器なんて持ってないっての……。
……武器、か。
ヲタ「(ミク、合図したらゆっくり立つんだ)」
ミク「(は、はい……)」
ヲタ「おい、サツ共……命が惜しくなかったらそこを退け」
「何言ってるんだ! 確保だ、確保ーーーー!!」
ヲタ「おっと動くな! このアンドロイドには爆弾が仕掛けてある!(ミク、今だ)」
「な……確保やめ! ストーーーップ! おいやめろ!」
ヲタ「お前ら、ちょっとでも変な真似したら爆発させるからな!
俺は神の戦士だ、死ぬのなんてちっとも怖くない」
「く、くそ、卑劣なテロリストめ……」
よし、ブラフを見事に信じてやがる。このままどうにか逃げ延びてやる……!
ヲタ「おい、聞こえないのか! 道を開けろ! ドカンといくぞ!!」
ミク「ど、ドカンといきますよ!」
「お前ら、あ、開けろ開けろ!! 開けろ!!」
よしよし、やったぜ……って、あれ……?
ヲタ「……あ……れ」
ミク「マスター……?」
腹が……滅茶苦茶に痛い…… あー……どっからか……狙撃されたのか……
ヲタ「ぐ……ぐほっ……」
もう……ダメか……ごめん、ミク……
ミク「イヤぁああああああああああああっ!!」
「よし、男は倒れた! アンドロイドを取り押さえろ!!」
警官たちが一斉にミクに飛びかかる、だが……
ミク「あああああああああああああああああああああ!!」
身体中のモーターがフル回転するような激音、焦げ臭いような匂い、
火を付けたような熱気のミクが警官を吹き飛ばす。
ミク「マスター!! マスタァァあああ!!」
「あ、アンドロイドが暴れだしたぞ! 鎮圧しろお!!」
盾を持った警官たちが、ミクに突進する。だが、ミクが腕を振り回すと、次々と吹き飛ぶ彼ら。
ミクの腕は折れ曲がり、今にももげそうな状態でぶらさがっている。
ミク「マスターに……マスターに……うわぁああああああっ!!」
ミク……もうやめろ……もう……それ以上暴れたら、お前……お前……
「こ、こっちに来るぞ! 撃て! 撃て撃て!!」
「ば、爆弾に当たるので撃てません!!」
ミク「あああああああああああああああああああああ!!」
身体中のモーターがフル回転するような激音、焦げ臭いような匂い、
火を付けたような熱気のミクが警官を吹き飛ばす。
ミク「マスター!! マスタァァあああ!!」
「あ、アンドロイドが暴れだしたぞ! 鎮圧しろお!!」
盾を持った警官たちが、ミクに突進する。だが、ミクが腕を振り回すと、次々と吹き飛ぶ彼ら。
ミクの腕は折れ曲がり、今にももげそうな状態でぶらさがっている。
ミク「マスターに……マスターに……うわぁああああああっ!!」
ミク……もうやめろ……もう……それ以上暴れたら、お前……お前……
「こ、こっちに来るぞ! 撃て! 撃て撃て!!」
「ば、爆弾に当たるので撃てません!!」
手を、足を振り回し警官たちを蹴散らすミク。だが、あまりの負荷にミクの体は耐えきれず、
無残な姿へと変わり果てていく。
ミク「マスター……マスター……」
頭部から煙を上げ、火花を散らすミク……
もうやめてくれ……ミク……死んでしまう……やめてくれ……
ミク「ああ……マスター……マスター……」
ミクはギシギシと音を立てながらついに膝を付く。
そしてそのまま、地面へと倒れこんだ。
ヲタ「ミク……死ぬ……な……ミク」
ミク「マスター……ずっと……一緒に……」
ミクは……それっきり動かなかった。ミクは……ミクは……。
ヲタ「あ……あああ……」
「確保だあーーー!! 確保ーーーー!!」
ヲタ「うああああああああああああああああああああああ!!」
無残な姿へと変わり果てていく。
ミク「マスター……マスター……」
頭部から煙を上げ、火花を散らすミク……
もうやめてくれ……ミク……死んでしまう……やめてくれ……
ミク「ああ……マスター……マスター……」
ミクはギシギシと音を立てながらついに膝を付く。
そしてそのまま、地面へと倒れこんだ。
ヲタ「ミク……死ぬ……な……ミク」
ミク「マスター……ずっと……一緒に……」
ミクは……それっきり動かなかった。ミクは……ミクは……。
ヲタ「あ……あああ……」
「確保だあーーー!! 確保ーーーー!!」
ヲタ「うああああああああああああああああああああああ!!」
『――被告人を、懲役6年の刑に処する』
ヲタ「……」
その後、一命を取り留めた俺は、逮捕され裁判を経て、刑が確定した。
色んな罪状があったけど、よく憶えてない。
だって俺の頭の中は、ずっとミクの事しか考えられなかったから。
それは刑務所に収監されても変わらなかった。
ミクの笑顔、ミクの歌声、ミクの体温、忘れられるわけがなかった。
ある時刑務所内で読んだ新聞。
アンドロイドが処理される過程をスクープした記事だった。
その記事は大きな反響を呼んだようで、アンドロイドに対する同情論を巻き起こした。
それを書いた記者の名前は、高橋。その記事中に、に、こんな一文があった。
『私の親友に、アンドロイドを心から愛しぬいた男が居た。彼のような考えを持つ人々が増える事を願う』
ヲタ「あいつ………」
またある時読んだ新聞には仰天した。
ヲタ「ちょ……何やってんのオッサン」
喫茶店のマスター風なミクの父親が、選挙に立候補していたのだ。
掲げる目標は、アンドロイド規制法の撤廃と、アンドロイドに権利を与える事。
ヲタ「まあ、すげえ行動力のあるオッサンだから当選しそうだよな……」
いつの間にかハマってしまっていた
頼む夢オチであってくれ・・・!
頼む夢オチであってくれ・・・!
何回目かの夏が過ぎ、冬が過ぎ、刑務所で過ごしてから5年近く過ぎた頃、
俺は模範囚として仮出所を言い渡された。
ヲタ「シャバに出れるのか……。あー、仕事もないしどうすっかねえ……」
そう言えば、あのオッサンちゃっかりと当選してしまい、世論のアンドロイド同情論の後押しもあり、
色々と制約付きではあるが、アンドロイド規制方を廃止させたのだ。
そんなわけで、再び独身男性に夢と希望が与えられたようだ。
ヲタ「ま、俺には関係ないけどさ」
俺は、あいつじゃないとダメだしさ。あいつじゃないと……。
「もう二度と戻ってくるんじゃないぞ」
ヲタ「お世話になりました……」
刑務官に頭を下げ、刑務所の門をくぐる。さて、どこにいくかねえ。
とりあえずラーメンでも食いにいくかね。
「よう、お勤めご苦労さん」
高そうな外車の窓から顔を出したグラサンのヒゲおやじ。
……え、あんたもしや。
店主「ムショで鍛えられたのか、いい面構えになってるじゃねーか」
ヲタ「あ……あ……あなたは……」
国会議員になったオッサンは、なんともまあ金持ってそうな成金親父に早変わりしてやがる。
ヲタ「アンドロイド規制をやめさせるとか、凄いじゃないですか。やっぱ行動力あるなあ」
店主「ははは、俺はどうやら研究者なんかよりこっちの方が向いてるみたいだぜ。
で、お前よ。ムショ出て働くとこあんのか?」
ヲタ「いや……それが……はは……」
店主「おうじゃあ、うちの事務所で雇ってやるよ。給料はそんなに高くねーけどよ」
ヲタ「ほ、ほんとですか? 助かります!」
店主「まあ。娘婿がムショ帰りの無職ってのはあれだからな、せめて職についてもらわねーと
結婚式とかで色々とあれだろ! なあ?」
ヲタ「は、はい? 結婚式?」
その時外車の後部座席が勢い良く開き、飛び出して来た人物が俺の胸に飛び込んでくる。
ミク「マスター……会いたかったです……」
ヲタ「え、え、え、え??」
店主「おい、出てくるのはえーよ。もうちょっとこう感動の場面でだな」
ミク「お父さんに感動とか似合いません! ね、マスター。どっか遊びにいきます?」
ミク? ミク? なんで……? ミクはあの時……
ミク「びっくりしました? 私があの時車の中で修理を受けてる最中に、こっそりバックアップを
取ってたらしいですよ。まったく、いやらしいですよね」
店主「おいおい、そのおかげで感動の再会できたんだろうに。ったくよお」
結婚式とかで色々とあれだろ! なあ?」
ヲタ「は、はい? 結婚式?」
その時外車の後部座席が勢い良く開き、飛び出して来た人物が俺の胸に飛び込んでくる。
ミク「マスター……会いたかったです……」
ヲタ「え、え、え、え??」
店主「おい、出てくるのはえーよ。もうちょっとこう感動の場面でだな」
ミク「お父さんに感動とか似合いません! ね、マスター。どっか遊びにいきます?」
ミク? ミク? なんで……? ミクはあの時……
ミク「びっくりしました? 私があの時車の中で修理を受けてる最中に、こっそりバックアップを
取ってたらしいですよ。まったく、いやらしいですよね」
店主「おいおい、そのおかげで感動の再会できたんだろうに。ったくよお」
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