私的良スレ書庫
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元スレヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」
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7時起きなのに…
続き気になる。バイト終わるまで持ちこたえてくれよ
続き気になる。バイト終わるまで持ちこたえてくれよ
予想やめてあげないとかわいそうだな
俺だったら予想しまくってくれたほうが裏切るの簡単だからうれしいけどね
俺だったら予想しまくってくれたほうが裏切るの簡単だからうれしいけどね
ミク「マスター……、これって……私の仲間が沢山の人を……」
ヲタ「アンドロイドが悪いわけじゃない。むしろ、犠牲者だ……」
ミク「……」
でも、怒りの矛先ってのは何処に向かうか、分からないからな……。
それから連日のように伝えられるテロのニュースと、アンドロイドの所持禁止や
廃棄処分をヒステリックに叫ぶコメンテーターや文化人たち。
ここぞとばかりに乗っかり、アンドロイドバッシングを行うフェミニスト。
世論の流れは、アンドロイドユーザーにとって悪い方に加速していった。
そして、事件から数日後のある日。
ヲタ「もしもし……ああ、高橋か。お前から掛けてくるとか珍しいな」
友「ああよかった。無事だったか……」
ヲタ「は? 無事ってなにがだ。ピンピンしてるが」
友「よく聴け。これはまだ報道規制されていて一般人の知らないことだが、
違法AIを載せたアンドロイドの所持者がどんどんしょっぴかれてる。現在進行形だ」
ヲタ「へ、へ? ちょ、待てよ。アンドロイドのAIなんて殆どが違法だろ?
そんなの大騒ぎになるってか、ありえんだろ」
友「だから、お前の言うところの『ヌルい』AIじゃなく、違法性の高いAIを載せてる
ユーザーに絞られてる。電子計算機ナントカだの、不正アクセスだのの別件で引っ張ってな。
テロ行為に繋がるような危険なAIのアンドロイドは、根こそぎやられるそうだ」
ヲタ「は? そんな事許されるのかよ! 違法逮捕じゃないのか……」
友「米国からの圧力が凄いらしい。アンドロイド自体の所有禁止法案も近日中に可決される。
これは決定済みだ」
ヲタ「マジかよおい……て、ていうかそもそも、違法AIを載せてるってわかるのか?」
友「それはな……まあ今まで言ったことも全部含めてだが、これ言うと大騒ぎになるから
間違っても2ちゃんに書いたりするなよ……。アンドロイドは、AIの種類やや位置データをメーカーに送信している。
定期メンテナンスと称して、毎日通信してるだろ? 暗号化されてる部分にそれが含まれてる
だから……捕まえる対象も位置も丸分かりだ」
ヲタ「え……そんな……俺、捕まるのか!? 捕まったらどうなるんだ? ミクは……」
友「……しょっぴいてるのは公安だが……警察に出頭すればすぐ出てこられるはずだ……確証はないがな。
アンドロイドは……。残念だが……」
ヲタ「……」
友「俺はお前が捕まるニュースなんて記事にしたくない。変な事考えるなよ……」
ヲタ「……」
友「でも、俺もヲタだからお前の気持ちはよくわかる……。俺が伝えられるのはこれだけだ」
ヲタ「ああ……ありがとよ、高橋」
友「じゃあな……」
高橋……そういう事伝えてくれるのはありがたいけどよ、もっと早く……。
いや早くても遅くても一緒か……。俺みたいな一市民、官憲に逆らえんしな……。
ミク「マスター……」
ヲタ「……聞こえちゃってたよな」
ミク「私、どうなるんです……?」
ヲタ「それは……」
ここでカッコよく、『お前は誰にも渡さない、俺が守る!』なんていうのは簡単だ。
でもさ、それができるのはお話の中のヒーローだけなんだよ……。
ミク「……」
ヲタ「……なあミク、歌ってくれ」
ミク「……はい、マスター!」
今出来る事、それはミクに歌ってもらうこと、ミクの歌を聞いてやること、
それがお別れまでの、せめてもの過ごし方だ……。
ヲタ「いいぞミク、ランクイン間違い無しだ……」
ミク「そう思います! マスター!」
その時まで、何回も何回もミクに歌ってもらおう。
何回でも……って、なんか外がドンドンうるさいぞ。
ヲタ「まさか……もう……?」
早過ぎるだろうおい……もっとミクと……時間を……。
ミク「マスター……お客さんでしょうか?」
ヲタ「……」
素直に出ていくべきか……いやしかし……でも……
逃げたってどうしようもないよな……。
ヲタ「くっ……」
「おーい。あんた、俺だ」
ヲタ「……え?」
店主「メルトのオヤジだ。おい、急いで出てこい」
窓の外を見てみると、あの時のオッサンだ。
でも、どうして……。
ヲタ「え、え、あの……?」
店主「あの子も連れて降りてこい! 話は後だ!」
ま、まさかオッサンが公安関係者ってことは……?
いやそんなはずもないよな……。
店主「おい急げ。早く早く!」
ヲタ「わ、わかりました! 今いきます! ミク、外に出るぞ!」
ミク「あ、はい!」
オッサンを信じてミクの手を引き、外に駆け出す。
店主「ほら、乗った乗った」
俺達はワンボックスの車に乗るよう促され、飛び乗る。
でも、どうして……。
ヲタ「え、え、あの……?」
店主「あの子も連れて降りてこい! 話は後だ!」
ま、まさかオッサンが公安関係者ってことは……?
いやそんなはずもないよな……。
店主「おい急げ。早く早く!」
ヲタ「わ、わかりました! 今いきます! ミク、外に出るぞ!」
ミク「あ、はい!」
オッサンを信じてミクの手を引き、外に駆け出す。
店主「ほら、乗った乗った」
俺達はワンボックスの車に乗るよう促され、飛び乗る。
店主は運転席に乗り込み、車を発進させる。
ヲタ「え、あの……どこに行くんですか」
店主「逃げるんだよ! 決まってんだろ」
ヲタ「え、いや逃げたいのは山々ですが……」
どうしてこのオッサンが事情を知ってるんだ?
店主「公安の無線を傍受してたら、お前んとこに踏み込む話が出ててな。
急いで飛んできたってわけよ。ちなみに俺の店もやられてる最中らしい」
ヲタ「え、え、もう……?」
無線を傍受とか、このオッサン何者なんだ……。
店主「嬢ちゃん、ちょっと悪いがしばらくの間電源を切ってくれねーか」
ミク「え、私のですか……?」
店主「もう今、全アンドロイドは通信しっぱなしなんだ。逃げた事もバレてる。
あとこれ、嬢ちゃんの頭にかぶせておいてくれ」
店主が布袋のようなものを放り投げる。
ヲタ「これ、なんです?」
店主「電波を遮蔽する素材で出来てる。ほら、見つかっちまうぞ。早く切るんだ」
ヲタ「は、はい。……ミク、ちょっとの間我慢しててくれよな……」
ミク「わかりました、マスター……」
ミクが両手で俺の手を握ってくる。俺はもう片方の手で、ミクの電源スイッチを押した。
ヲタ「切りました……これで、見つかりませんか?」
店主「さーわかんねーな。逃げれるだけ逃げてみるけどよ」
ヲタ「……どうして、オッサ……いえ、あなたはこんな事を……
以前もお代をタダにしてくれたり……してくれるんです?」
そう、なんで見ず知らずの人間に助けてもらえるのか。ご都合主義すぎるだろう、普通に考えて……。
店主「そりゃあよ……。あー、昔話になっちまうけど、いいか?」
ヲタ「あ、はい……」
店主「俺は、昔、とある大企業でバイオコンピュータの研究をしてたのよ」
研究者? 言われてみればそう見えるような、喫茶店のマスターにしか見えないような……。
店主「でな、研究に熱心になるあまり、家庭もほったからしでな。病気の娘の見舞いもロクにしなかった悪い父親だった」
ヲタ「病気の……娘さん……?」
店主「さーわかんねーな。逃げれるだけ逃げてみるけどよ」
ヲタ「……どうして、オッサ……いえ、あなたはこんな事を……
以前もお代をタダにしてくれたり……してくれるんです?」
そう、なんで見ず知らずの人間に助けてもらえるのか。ご都合主義すぎるだろう、普通に考えて……。
店主「そりゃあよ……。あー、昔話になっちまうけど、いいか?」
ヲタ「あ、はい……」
店主「俺は、昔、とある大企業でバイオコンピュータの研究をしてたのよ」
研究者? 言われてみればそう見えるような、喫茶店のマスターにしか見えないような……。
店主「でな、研究に熱心になるあまり、家庭もほったからしでな。病気の娘の見舞いもロクにしなかった悪い父親だった」
ヲタ「病気の……娘さん……?」
>>293
AAを準備するんだ!!
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店主「ああ、なんつったっけな、体のあちこちが動かなくなって、やがて死んぢまう奇病でな。
でまあ……研究者としての欲望だったのか、父親としての希望だったのか……今でもわかんねーが、
俺は娘が死んでしまう前に、その人格をデジタル化しようと試みたんだ」
ヲタ「人格の……デジタル化?」
まさか……その娘の名前って……。
ヲタ「クミさん……そうですよね?」
店主「ああ、その通りだ。……結果的に試みは成功した。だがな、その『擬似脳AI』の話を嗅ぎつけた
某国の軍事企業から、プロジェクトに参加させろって話が来てよ。高額の条件に、うちの企業も尻尾振って飛びついたってわけよ」
ヲタ「軍事……ですか」
店主「ああ、戦車も戦闘機も操縦できて、痛みも恐怖も感じない、頭がもげても特攻する完全無敵の兵士ロボットを作ろうって事らしくてよ。
でもよ、その元になる人格は……久美なんだぜ……そんなの、娘に人殺しなんて、させられるわけねーだろ、なあ……?」
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