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元スレヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」
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友「もしもし。……お前か。今ちょっと仕事……」
ヲタ「おい、聞けっ、ミクが! ミクがなっ!」
友「なんだよ? 今仕事中だからまた後で……」
ヲタ「ミクがついに家にきたんだよ! ついについに、ミクが俺のモノに!」
友「ミク? ああ初音ミクな。フィギュアでも買ったのか?」
ヲタ「アンドロイドだよ! すげーだろ!? なあ?」
2017年。世界で初めての自律型歌唱用アンドロイド、『ボーカロイド・初音ミク』が発売された。
その喋って、歌って、動く等身大の美少女フィギュアは、世の独身男性に、日本のみならず世界中で大ヒットした。
2020年現在では、アニメのキャラクターや実在のアイドルをモデルにしたものや、女性向けの
男性型アンドロイドも発売されており、一大市場を築き上げている。
ヲタ「おい、聞けっ、ミクが! ミクがなっ!」
友「なんだよ? 今仕事中だからまた後で……」
ヲタ「ミクがついに家にきたんだよ! ついについに、ミクが俺のモノに!」
友「ミク? ああ初音ミクな。フィギュアでも買ったのか?」
ヲタ「アンドロイドだよ! すげーだろ!? なあ?」
2017年。世界で初めての自律型歌唱用アンドロイド、『ボーカロイド・初音ミク』が発売された。
その喋って、歌って、動く等身大の美少女フィギュアは、世の独身男性に、日本のみならず世界中で大ヒットした。
2020年現在では、アニメのキャラクターや実在のアイドルをモデルにしたものや、女性向けの
男性型アンドロイドも発売されており、一大市場を築き上げている。
友「アンドロイドってお前、フリーターのお前にそんなもん買えるわけ」
ヲタ「親の残した貯金ほとんど突っ込んだぜ! オプションと税込で1500万ちょいだったかな」
友「……お前、アホだろ」
廉価モデルでも数百万円するようなアンドロイドがヒットする理由、言うまでもないが一応説明しておこう。
本来は歌唱用や介護用等の名目で販売されている美少女アンドロイドだが、購入者の95%以上は、
通常の使用用途なら不必要であるはずの、パーツメーカー製非ライセンス品の『付け替え性器パーツ』
を同時購入するそうだ。何故詳細な寸法や質感のデータを必要とする付け替えパーツが本体と同時発売できるのか、
そもそも付け替えが出来るようになっているのはどうしてか、ようするにメーカーも
『そういう目的』でアンドロイド売っているということは言わずもがなである。
ヲタ「お前だって以前欲しいって言ってたじゃん。なあ、羨ましいんだろ? なあー」
友「俺は嫁さんと子供が居れば十分だよ」
ヲタ「三次元女とか糞だろ糞! 劣化するし醜いしワガママだし頭悪いし……
お前の嫁もそのうち醜悪な糞ババアになって夜中に首絞めたくなるぞ!」
友「で、用はそれだけか? もう切るぞ」
ヲタ「ちょ、切るな切るな。あのさ、お前んとこのニュースサイトで
違法AIの特集してたよな、前に。あれお前の記事だろ?」
友「ん、ああ。あれは俺が書いた。結構反響大きくてな、それがどうした?」
ちなみに電話の相手は、俺の唯一の友人で大手マスコミに勤務している高橋。
中学の頃にアニメ趣味で仲良くなったのがきっかけで、今でも交流は続いている。
ヲタ「AIサイトのアドレス知ってるんだろ? 教えてくれよ。
近頃は2ちゃんも規制が厳しくてな、違法サイトのURL貼ったら即規制だ。
情強の俺でもたどり着けなくてよ」
友「アンドロイド用の同人AIならそのへんのサイトに落ちてるだろ」
ヲタ「メーカーが黙認してるようなヌルい『純愛物』はいらねーよ。
海外のアングラサイトにはヤバいのがゴロゴロあるらしいじゃん。
それ教えてくれよ、な?」
アンドロイドには初めからAIがインストールされているが、その全てに、あっちの機能はついていない。
エロ利用目的でアンドロイドを販売するのは法律で禁止されているので当然であるのだが、
俗に『純愛物』と呼ばれる、ソフトな内容の違法同人AIはメーカーや警察も黙認状態であり、
多くのユーザーがそれらのAIをインストールし、アンドロイドとの性生活を満喫している。
友「おいおい、お前ちゃんと俺の記事読んでないのか? 怪しいAI突っ込んで
故障したり、アンドロイドがユーザーに危害を加える事例が多発してるから、
そういう事はやめましょうって内容だぞ? やめとけって」
ヲタ「情強の俺がそんなのに引っかかるわけねーじゃん。な、さっさと教えろよ」
一部のマニアが作ったの中には、ハードなSMを楽しんだり、とんでもない淫乱だったりというような
過激な内容のAIもあり、メーカーや警察も摘発対象としており、アップロードしたらすぐにお縄である。
だが変態系のエロ同人が好きな俺としては、そういうAIに興味津々なわけで。
友「情強ならサイトぐらいわからんのか……。まあいいや、自己責任だぞ。
変なAI入れてどうなっても、俺は責任とらんからな」
ヲタ「2ちゃん歴15年の俺を甘く見るなって。で、URL! URL!」
友「ちょっと待ってくれよな……その時の資料がどこにいったか……あったあった。
念を押すけど、どうなってもマジで責任は取らないからな。んじゃ、メッセで送る」
ヲタ「おーきたきた。ありがとーよ高橋。超エロいセクロス楽しむぜ、へへへ」
友「ほどほどにしとけよな。じゃあまたな」
よし、よし! とっととダウンロードして、その後は……うひひ。
ヲタ「……んだこれ、リンク集かよ。最初からファイルに直リンしとけよな」
まあ、鍛え上げたネットサーフィンテクでお目当てのブツを探してやるとするか。
手始めに一番上のサイトをクリック……と、なんだこれ、ロシア語?
ヲタ「あーぜんぜんわかんね。次!」
次のサイトをクリック、英語サイトだ。英語ならなんとなくニュアンスで分かる。
HARDCORE SEX LOLITA JAPANESE AI……これかな、よし。Downloadリンクはこれか。
ヲタ「え、$499.99だと……?」
なんだこの悪徳サイト! どこぞで拾ってきたようなAIのくせに、金取ろうってのか!
あーもう次! ……300ユーロ。 次! ……無料だけど言語が広東語のみ。
次! ……スワヒリ語。需要あんのかよこんなの! 次! ……あーノートン先生が怒りだした!!
ヲタ「どこもかしこも糞サイトばっかじゃねーか! なめてんのかおい!」
高橋の野郎、こんなゴミサイトをネタに妄想で記事書きやがって。これだからマスゴミって奴は……。
俺は目当てのブツが見つからないまま、その後三時間近く延々と怪しいサイト群をさまよった。
金払って買えよってツッコミは勘弁してくれ。それはエリート割れ厨の俺にとって敗北を意味するのだ。
そうこうしているうちに、変なサイトに辿りついた。
ヲタ「なんだこれ……全部真っ黒で何も書いてないぞ」
マウスの戻るボタンをクリックしようと思ったが、何か気になったのでTABキーを押してみた。
すると、カーソルは『Kumi_2015JP_0007.AI』というリンクに移動した。
ヲタ「隠しリンク……イエッス!! ビンゴゥ!!」
古いハッカー映画の登場人物のように叫んだ俺は、そのリンクをクリックする。
ヲタ「よし、リンクは生きてる。って、1308650198843byte?」
アンドロイド用AIは膨大な会話パターンや思考プログラムのため、非常にサイズが大きいのは
知っていたが、ひとつのプログラムが1.3テラバイトものデータだなんて、いったい何が詰まってるんだ?
いやそれ以前に、どんな内容のAIか分からない。これ入れちゃって大丈夫か?
ファイル名でググっても一件も引っかからなって事は、そこらに流れてるありふれた同人AIで
ないとは思うが……。ま、変なAIだったら削除すりゃいっか。
ヲタ「さて、一時間は掛かるな。その間に……」
俺は横に置かれた、棺桶のような大きなダンボール箱に視線をやった。
ユーザーのプライバシーに配慮して、『品名・コンピューター』とあるが、中身は初音ミクである。
ヲタ「AIを用意してからと思ったが、開けちまうか」
届いてから何時間もお預けを食らっているわけで、その間エロい妄想で勃起しまくりだ。
裸体が見たくて居ても立ってもいられんぜ。
ヲタ「カッター……無いか」
豪快にガムテープを剥がし、外箱を開く。新品の電化製品のような匂いにワクワクする。
緩衝用の発泡スチロールをどけ、エアーキャップを破ると、手が柔らかいものに触れた。
ヲタ「お……おお……」
本体のお腹部分のグレーの布地が見える。指でそっと押すと、心地良い柔らかさと弾力。
人間の感触と区別が付かないリアルさに、思わず声が出る。
ヲタ「人間……みたいだな」
ゴクリと唾を飲んで、包装を一気に開く。姿を現したのは、眠っているかのように
静かに目を閉じた美少女。シミひとつないつるつるとした肌に、完璧に整った顔立ち。
エメラルドグリーンの長い髪に触れると、こそばゆくなるようなきめの細かさ。
ヲタ「すげえ……すげえよくできてる」
技術の進歩というものは、これほどの物を生み出すに至ったのか。
ああ、科学技術大国ニッポン万歳!!
ヲタ「触ってみるか……」
そっと手で頬に触れる。若い女の肌。いやそれ以上だ。
最先端のシリコン複合素材を使用しているらしいだけの事はある。
ヲタ「いいな……すげえいい……」
そのまま手を首筋に這わせる。俺の呼吸はどんどん荒くなり、心臓がバクバクしてくる。
キモヲタ童貞の俺には強すぎる刺激。これで、もっといい部分を触ってしまったらもう……
ヲタ「ちっぱい……ちっぱい……」
やがて小ぶりの胸に辿りつく。極上の感触だ。軽く揉んでみると、そっと返してくるような
絶妙の柔らかさ。ああ……これがミクのちっぱいおっぱい……あー……あー……
ヲタ「うっ……」
出た。
ヲタ「……」
なんてこったい。胸を触ったぐらいで暴発するとは。
いやあ無理もない。こんな超A級美少女の胸をまさぐるなんて、今までの俺にはありえなかった
事だからな……。
ヲタ「ふー落ち着け。落ち着け……」
これからミクともっと凄い事するんだから、これしきの事で……。
よし、賢者モードの間に、初期設定を済ませておくとしよう。
ヲタ「えーと説明書説明書……」
同梱されていたマニュアル類の中から、『はじめにお読みください』と書かれた冊子を取り出して
開いてみる。なになに……左耳の後ろにパワースイッチとUSBポートがあるのか。
ヲタ「左耳の後ろ……これか」
耳もぷにぷにしてていいな、などど思いつつパソコンと本体を同梱のUSBケーブルで接続し、
パワースイッチを押すと、ピッという電子音とともに、かすかにモーターのような駆動音が聞こえてくる。
パソコンのモニターには。『ボーカロイド・初音ミク ハジメテ設定』と表示されている。
ガイダンスに従って、『性格(おっとり・しっかり・さっぱり)』などの簡単な設定を入力していく。
このへんは後でAIを入れ替えるので、適当でいいや。呼び名も『マスター』にしとこう。
ヲタ「初音ミクを起動しますか? はいっ、と……」
起動確認ボタンを押すと、モーター音とともに、段ボールの棺桶に寝そべった
美少女が、ゆっくりと起き上がり、目を開いた。
ヲタ「おぉ……動いた……」
そして俺の方に顔を向け、
ミク「おはようございます、マスター」
と言いながら、ニッコリと微笑んだ。
ヲタ「……」
なんだかもう、感動して言葉が出ない。人類はなんて凄いものを作ってしまったんだ……。
ミク「初めまして、マスター。初音ミクです。これからよろしくお願いします」
そう言ってペコリとお辞儀し、しばらくの後顔を上げ俺を見つめながら右手を差し出す。
ヲタ「え、えっと、握手……だよな」
おそるおそるミクの右手を握ってみる。
柔らかくて、排熱のせいなのかほんのりと温かい。
ああ、今俺は女の子の手を握っている……!
ヲタ「え、えとえと、えと、ええと!」
興奮のあまり思うように声が出ず、ムクムクと膨張する股間と同時に、
俺はミクに覆いかぶさった。
ヲタ「ミクううううぅ!! クンカクンカスーハースーハー!!」
ミク「エラー04ガ発生シマシタ。システムヲシャットダウンシマス」
行為に至ろうと思った途端、ミクはそう事務的に喋り、動作を停止した。
ヲタ「……あそっか、純正AIだしな……」
メーカー純正のAIは、ユーザーのエロ行為を感知すると緊急停止するようになっている。
何故こんなに規制が厳しいのかというと、児童ポルノがどうのこうの、非実在青少年が
どうのこうのとうるさいフェミ団体のせいである。以前はもっと規制が緩かったが、
世間というものは、ロリコン独身男の心情というものを理解してくれないばかりか、
異端者として迫害し、性犯罪者予備軍の烙印を押すのだ。
ヲタ「さっきダウソしてたAIは……もうすぐ完了するな」
やはりエロエロなAIをインストールしてから、じっくりと楽しむことにすべきだったぜ。
俺は再びミクとパソコンをUSB接続し、説明書の手順からセーフモードを起動させる。
ヲタ「えっと。解説サイトによると、同人AIをインストールするためのインストーラーが
必要なんだな……」
丁寧に手順が記載されてる同人AI解説サイトに従い、インストーラーをダウンロードし、
EXEをクリックする。ミクのOSのウインドウの画面が切り替わり、導入するAIを選択する
タブが現れる。
ヲタ「これでさっきのAIを……よし、ダウソ完了してるな」
『Kumi_2015JP_0007.AI』を選択し、『次へ』をクリック。よし、AIとして認識した。
あとは俺好みのエロエロ変態っ娘なAIであることを祈るばかりだ。
ヲタ「容量がデカいから結構時間が掛かるな。その間……」
ミクの短いスカートの下から、白く眩しい太ももと縞パンが覗いている。
ああ、あのすべすべつるつるしてそうな太ももにチンコ擦りつけて発射したい!!
ヲタ「だが、我慢我慢」
今やったって、ダッチワイフでオナってるのと変わらない。AIをインストールして、
この太ももを舐めまわして、あんあん喘ぐミクの縞パンを脱がして……
ヲタ「はぁ……良い手触りだ……」
気がつくと俺は左手でミクの太ももをなでなでしながら、右手でガチガチの愚息をごそごそしていた。
濃厚なセクロス……激しいセクロス……あああ、想像しただけで!!
ヲタ「うっ……」
出た。
ヲタ「……早漏にもほどがあるだろ、俺」
いくら性欲旺盛とは言え、俺ももう御年27歳である。中高生の頃のようなオナニー猿の
俺ならまだしも、これ以上出しては楽しめるものも楽しめなくなるから自重せんといかんいかん。
ヲタ「と、インストール完了したようだな」
モニターにはセットアップ完了の文字。よしよし、ついにセクロスできるぞ!
鼻息荒く起動確認の『はい』をクリックする。こいこい! エロエロ淫乱ミク!!
だが、ピーーーーーと鳴り響く不穏な電子音。なんだ、もしかしてマズったか?
まさかぶっ壊れたりしないだろうな!?
ヲタ「やばいんじゃないのか、これ……」
10秒以上鳴り続けた電子音が止まり、今度は大きめのモーター音が響く。
そして、寝過ごした朝のようにえらい勢いで、ミクは起き上がった。
ヲタ「ちょ……」
頭を左右にぶんぶんと振り、目を開き寝不足のような表情であたりを見回す彼女。
明らかに挙動がおかしい。これ、緊急停止させたほうがいいか……?
俺はミクに近づき、左耳の裏に手を伸ばそうとした矢先
ミク「ひゃっ!」
ヲタ「うわっ」
大きな声を出されたので、驚いて後ずさりする。
ミク「……えっと、あの! あの!」
ヲタ「は、はい……」
ミク「あのっ、あなたは……私の……マスターですか?」
ヲタ「は……あ、うん、そうだけど……」
喋った。喋ったけど、なんだか怯えた小動物のように訪ねてくる。
ミク「そっか……あのっ!!」
ヲタ「な、なに!?」
ミク「ど、どうかよろしくお願いし、します!」
ヲタ「う、うん……よろしく……」
……これはどういったタイプのAIなんだ? 案外ドMとか……Sっぽくはないな、多分……。
とりあえずまあ……最初はそうだな……キスから、うん、キスから始めて見るか。
ヲタ「む……むむ……」
よく考えたら、俺キスさえした事ないんだよな。ま、キスの作法とかわからなくても
相手はセクロス用アンドロイドだ、どうとでもなる。
ミク「あの、マスター。何をしてるんですか……? 顔が、顔が近いですっ!」
ヲタ「む……む……」
口を吸盤のようにすぼめて、目を閉じてミクの顔に近づける。
さ、さあこい! 準備はできてるぞ!
ミク「あの、あの、ちょっと……近いです! あの、口が臭いです! 口が!」
ヲタ「むむ……む……へ?」
ちょっと待て。今なんて言った? 口が臭い? 誰の……?
ミク「やだ、やめてください! ちょっとほんとに口が臭いですから!」
ヲタ「……」
なんだ、なんだなんだなんだ、女に言われたら死にたくなるであろう言葉ベスト3に
ランクインするであろう、『臭い』をご主人様に向かって言いやがるこいつはなんなんだ!?
ドSか? ドSなのか? でもさ、言って良いことと悪いことがあるだろ!?
ヲタ「あの、臭いってどゆこと……?」
ミク「そ、その、あんなに顔を近づけるから……。気に触ったならすいません!
で、でも……歯は磨いた方がいいですよ? マスター」
ヲタ「……」
天使の、天使の、天使のミクの口から、『臭い』だの『歯を磨け』なんて言葉が出てくるだなんて。
ああ、こいつぁとんでもない糞AIだ。きっと愉快犯が作ったイタズラだ。見事に釣られちまったよ。
ヲタ「……」
ミク「あの、怒らせてしまいました……? ご、ごめんなさい! でででも、
歯を磨かないと虫歯になったり、歯周病とか、なっちゃいますよ?」
この糞AIを削除する前に、一発やっておくか。無理やりやった方が俺の気が晴れるってもんだ。
あ……まだオマンコパーツ付けてなかったなそういや……。
ミク「あの、内臓が悪いと口臭の原因になることもあるそうですよ」
ヲタ「……」
ミク「あの……?」
ヲタ「ちょっとパンツ脱いでこれ付けて」
付け替え性器パーツを箱から取り出し、ミクに差し出す。これがないとオマンコできないからな。
ミク「な……なんですかそれ?」
ヲタ「オマンコ。お前の」
ミク「ひ……きゃあああああっ!!」
悲鳴をあげて飛び退くミク。なんなんだよ一体……。
おい
どこで売ってるんだ
さっさと買わせろ
あと下り最大350KB/sで1TB落とすのに何秒かかるか教えろ
どこで売ってるんだ
さっさと買わせろ
あと下り最大350KB/sで1TB落とすのに何秒かかるか教えろ
ヲタ「オマンコ付けないとオマンコできないだろ……俺が付けてやろうか?」
ミク「いや、いやです! そ、それどっかやってください!」
顔を赤くして必死に拒否するミク。まったくメンド臭いAIだな……
しょうがないから力づくで取り付けるか。ご主人様にたいした抵抗はできんだろうし。
ヲタ「すぐ済むから大人しくしろよな。ちょっと股開いてくれ」
ミクの内ももを掴んで股を開かせようとしたその時
ミク「いやぁぁあああっ!!」
激しい駆動音と共にバチバチと電気がショートするような音。
ミクが凄い力で段ボールの空き箱を俺に向かってぶん投げ、顔面にクリーンヒットした。
ヲタ「あがっ!!」
オナニーの用意して待ってたのに
セクロスシーンがなさそうな気配
セクロスシーンがなさそうな気配
そのままぶっ倒れて、床に頭をぶつける。いってぇ……!
ミク「はぁ……はぁ……ほ、ほんとに嫌ですからやめてください!」
こいつはご主人様に暴言を吐くばかりか、暴力まで振りやがる。
なんだこの、この最低なAIはあああ!!
ヲタ「消去してやる……」
ミクは……あれ、どこ行った?
ヲタ「おい、ミク」
ミク「……」
部屋の隅っこで丸くなってやがる。さっさと電源切ってしまう。
ミク「ぐすっ……」
なんか泣いてるし……。
ヲタ「おいミク、ちょっと頭上げろ」
ミク「……やです。エッチな事するからいやです……ぐすっ」
なんなんだよおい……まるで俺が悪いみたいじゃないかよ……。
お前はご主人様を気持よくさせる製品であって、不快にさせる置物じゃないだろうが。
ヲタ「しねーから頭上げろって……」
ミク「……ぐすっ……それ以上近づいたら暴れます……」
メンド臭い奴だなこいつ……! ええい、数秒間パワースイッチを押すだけだ、強引に!
ミク「ひっ! やめて! 触らないで! やだやだやだやだやだ!!」
赤い顔をしたミクにボコボコと殴られる。くっそ痛い、痛いっ! 俺はMの趣味はないんだ……いってえ!
ミク「やめて!……やめ……ピーーーーーー」
ヲタ「ふう……手こずらせやがって……」
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