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元スレ一方通行「……情熱的な恋をしてェ」
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とあるファミレス
一方通行「……、……」
上条「……、……」
一方通行「……、オマエずるいンですよォ」
上条「えっだからさっきのマジかよ!?」
一方通行「大マジだボケ。情熱的な恋をしてェ、甘酸っぱい恋でも可」
一方通行「……、……」
上条「……、……」
一方通行「……、オマエずるいンですよォ」
上条「えっだからさっきのマジかよ!?」
一方通行「大マジだボケ。情熱的な恋をしてェ、甘酸っぱい恋でも可」
上条「えー、とりあえずこういうのは俺以外に訊くやついるだろ」
一方通行「オマエ俺にこォいう話できるやついると思ってンのか」
上条「いや全然」
一方通行「……、……」
上条(素直に即答しただけなのに)
一方通行「……数少ねェ相談相手はブチ殺しちまったしよォ、ナンパ上手な知り合いは現在冷蔵庫だしィ」
上条「お前ほんと友達いないんだな」
一方通行「いないンじゃねェ、いらねェンだァ!」
一方通行「オマエ俺にこォいう話できるやついると思ってンのか」
上条「いや全然」
一方通行「……、……」
上条(素直に即答しただけなのに)
一方通行「……数少ねェ相談相手はブチ殺しちまったしよォ、ナンパ上手な知り合いは現在冷蔵庫だしィ」
上条「お前ほんと友達いないんだな」
一方通行「いないンじゃねェ、いらねェンだァ!」
上条「で、一方通行は上条さんに何を頼みたいんでせうか」
一方通行「女寄越せ」
上条「いねえよ!」
一方通行「嘘付け。オマエフラグメイカーなンだろ? 一級建築士の資格持ってンだろ?」
上条「知らねえよ。そんなこと言ったら、お前だって打ち止めいるじゃん」
一方通行「あいつはガキだ。てェかそォいう対象になンねェだろ常識的に考えて」
上条「えっ」
一方通行「はァ?」
上条「……俺てっきり一方通行はロリコ……年下好きだと思ってたんだけどさ」
一方通行「年下どころかあのクソガキ、見た目は10歳頭脳は0歳だぞわかってンのかァ!」
上条「そういえば御坂妹も頭脳は0歳かあ」
一方通行「女寄越せ」
上条「いねえよ!」
一方通行「嘘付け。オマエフラグメイカーなンだろ? 一級建築士の資格持ってンだろ?」
上条「知らねえよ。そんなこと言ったら、お前だって打ち止めいるじゃん」
一方通行「あいつはガキだ。てェかそォいう対象になンねェだろ常識的に考えて」
上条「えっ」
一方通行「はァ?」
上条「……俺てっきり一方通行はロリコ……年下好きだと思ってたんだけどさ」
一方通行「年下どころかあのクソガキ、見た目は10歳頭脳は0歳だぞわかってンのかァ!」
上条「そういえば御坂妹も頭脳は0歳かあ」
一方通行「個人的に同年代の、マトモな女の知り合いが欲しい。ンで、なンかこォ……ときめいたりしてェ」
上条「俺もときめきてえ……」
ズビシッ
上条「いだっ」
一方通行「知ってンだぜ俺は。オマエが紳士だなンだァほざいて数々のフラグイベントをどォにか乗り越えてきやがった、ってことをなァ!」
上条「えええ知らねえ! なんだそれ知らねえ!」
一方通行「そもそもオマエの周りに女いすぎだろォが。ちょっとこっちに供給してくれませン?」
上条「一方通行だって一時期は黄泉川先生とか研究所のおねーさんとか打ち止めとかと四人暮らしだっただろ!」
一方通行「無駄な脂肪つきのババア、ただのニート、クソガキ。チッ、マイナーすぎる」
上条「マイナーどころかほぼすべてのラインナップそろえてないですかね」
一方通行「俺は同級生と甘酸っぱい、もしくは情熱的な恋がしてェンだよォ!」
上条「美人すぎる年上のオネエサマ、構いたくなる自堕落おねえさん、そしてロリ! これ以上何を望むっていうんだ!」
上条「俺もときめきてえ……」
ズビシッ
上条「いだっ」
一方通行「知ってンだぜ俺は。オマエが紳士だなンだァほざいて数々のフラグイベントをどォにか乗り越えてきやがった、ってことをなァ!」
上条「えええ知らねえ! なんだそれ知らねえ!」
一方通行「そもそもオマエの周りに女いすぎだろォが。ちょっとこっちに供給してくれませン?」
上条「一方通行だって一時期は黄泉川先生とか研究所のおねーさんとか打ち止めとかと四人暮らしだっただろ!」
一方通行「無駄な脂肪つきのババア、ただのニート、クソガキ。チッ、マイナーすぎる」
上条「マイナーどころかほぼすべてのラインナップそろえてないですかね」
一方通行「俺は同級生と甘酸っぱい、もしくは情熱的な恋がしてェンだよォ!」
上条「美人すぎる年上のオネエサマ、構いたくなる自堕落おねえさん、そしてロリ! これ以上何を望むっていうんだ!」
一方通行「だァかァらァ! どーきゅーせー! タメ! そォいうの!」
上条「だいたいお前最新刊ではついにヤンデレも獲得してただろ!」
一方通行「ケッ……ババアにガキふたり。つっまンねェ」
上条「高望みしすぎだと俺は思う。今からでも遅くないから家帰って寝ろよ、お前今日おかしいって」
一方通行「おかしくねェ。俺はいつだって真剣ですゥ」
上条(じゃあおかしいのは元からか、そうだよこいつ笑い方かきくけこだしな)
一方通行「おかしいで思い出したンだけどよォ。この後暇か三下ァ」
上条「へ? まあ暇だけど」
一方通行「バースデーパーリィやンぞ」
上条「唐突すぎやしませんかっ!?」
上条「だいたいお前最新刊ではついにヤンデレも獲得してただろ!」
一方通行「ケッ……ババアにガキふたり。つっまンねェ」
上条「高望みしすぎだと俺は思う。今からでも遅くないから家帰って寝ろよ、お前今日おかしいって」
一方通行「おかしくねェ。俺はいつだって真剣ですゥ」
上条(じゃあおかしいのは元からか、そうだよこいつ笑い方かきくけこだしな)
一方通行「おかしいで思い出したンだけどよォ。この後暇か三下ァ」
上条「へ? まあ暇だけど」
一方通行「バースデーパーリィやンぞ」
上条「唐突すぎやしませんかっ!?」
上条「ちょっと訊いていいか」
一方通行「どォぞォ」
上条「誰の、バースデーパーティ?」
一方通行「クソガキの、バースデーパーリィ」
上条「……打ち止め?」
一方通行「打ち止め」
上条「の?」
一方通行「お誕生日会ですよォ」
上条「すまんがまったく話の流れが読めない」
一方通行「これだから三下はァ……やれやれ」
上条(あれ? 今なんか見下された?)
一方通行「どォぞォ」
上条「誰の、バースデーパーティ?」
一方通行「クソガキの、バースデーパーリィ」
上条「……打ち止め?」
一方通行「打ち止め」
上条「の?」
一方通行「お誕生日会ですよォ」
上条「すまんがまったく話の流れが読めない」
一方通行「これだから三下はァ……やれやれ」
上条(あれ? 今なんか見下された?)
一方通行「まァ恋がしてェってのは今日呼び出した本当の理由じゃねェ。したいけど」
上条「どっちだよ」
一方通行「世間では誕生日に祝うじゃねェか、盛大に」
上条「あー、まあそうだな」
一方通行「ほら、なンだっけ、イエス・キルストーカーとか。あいつ誕生日すげェよな。どンだけの人間に祝ってもらってンだよまったく」
上条「イエス・キリストな。ストーカー殺してどうすんだよ、あっちが悪いに決まってるけどさ」
一方通行「ンでェ。クソガキがなァ、誕生日ほしいンだと」
上条「そっか、打ち止め達に誕生日って概念ないんだっけ……」
一方通行「しかもォ、『ミサカが自分で考えるのは恥ずかしいからあなたに考えてほしいのってミサカはミサカはお願いしてみたり!』とか言っててさァ」
上条「で? 考えたのか」
一方通行「めンどくせェから『俺と初めて会った日が誕生日でイイだろ、はい終わり』って返したンですよォ」
上条「おお……かっこいいけどなんていうかめんどくさがりすぎじゃねえ?」
上条「どっちだよ」
一方通行「世間では誕生日に祝うじゃねェか、盛大に」
上条「あー、まあそうだな」
一方通行「ほら、なンだっけ、イエス・キルストーカーとか。あいつ誕生日すげェよな。どンだけの人間に祝ってもらってンだよまったく」
上条「イエス・キリストな。ストーカー殺してどうすんだよ、あっちが悪いに決まってるけどさ」
一方通行「ンでェ。クソガキがなァ、誕生日ほしいンだと」
上条「そっか、打ち止め達に誕生日って概念ないんだっけ……」
一方通行「しかもォ、『ミサカが自分で考えるのは恥ずかしいからあなたに考えてほしいのってミサカはミサカはお願いしてみたり!』とか言っててさァ」
上条「で? 考えたのか」
一方通行「めンどくせェから『俺と初めて会った日が誕生日でイイだろ、はい終わり』って返したンですよォ」
上条「おお……かっこいいけどなんていうかめんどくさがりすぎじゃねえ?」
一方通行「我ながらけっこォイイ線いったと思ったンだよ。俺と初めて会った日が誕生日発言」
上条「うんかっけーと思ったけど二回目はちょっとないわ」
一方通行「そしたらさァ、あのガキ何て言ったと思う」
上条「打ち止めが? んー、……『やったあ! あなたと出会えた日が誕生日なんてミサカはミサカは嬉しいってはしゃいでみる!』とか?」
一方通行「ざーンねーンでしたー!」
上条「何だよそのしてやったり、みたいな顔!」
一方通行「正解は
『そんなのつまらないんだけどってミサカはミサカはひねりのないあなたに失望してみる』
でしたァ……」
上条「……、……」
一方通行「……、ンだよォ、笑いたきゃ笑えよォ!」
上条「……、いや、なんかごめん……」
上条「うんかっけーと思ったけど二回目はちょっとないわ」
一方通行「そしたらさァ、あのガキ何て言ったと思う」
上条「打ち止めが? んー、……『やったあ! あなたと出会えた日が誕生日なんてミサカはミサカは嬉しいってはしゃいでみる!』とか?」
一方通行「ざーンねーンでしたー!」
上条「何だよそのしてやったり、みたいな顔!」
一方通行「正解は
『そんなのつまらないんだけどってミサカはミサカはひねりのないあなたに失望してみる』
でしたァ……」
上条「……、……」
一方通行「……、ンだよォ、笑いたきゃ笑えよォ!」
上条「……、いや、なんかごめん……」
一方通行「意味わかンなくねェ? 正直言ってあれ言われたときやりきれなさが俺の心も体もすっかり包ンじまったぞ」
上条「うん、まあ……同情する……」
一方通行「つうか他に返しよォがねェだろ。とっておきのストライクをホームランで打ち返されたときのさァ、ピッチャーの絶望が俺にはよォくわかった」
上条「うん、まあ……共感しちまうな……」
一方通行「そこでバースデーパーリィですよォ」
上条「そこがわかんねえ!」
一方通行「見返してやりてェンだよ。あのクソガキ、最近調子付きやがって……
俺が反応しねェだけで接続切るンだよなァ、反応しねェだけで一気に廃人コースまっしぐらなンだぜェ」
上条「廃人って具体的にどんなレベルなわけ?」
一方通行「あー、言葉わかンねェし自力で立てねェし生まれたての一方通行になる」
上条「子馬か小鹿にしてくれ。一瞬想像してどうリアクション取ればいいかわかんなくなったじゃねーか」
一方通行「基本的にはすっぽンぽン」
上条「なんでそこで想像の補助にまわるのお前!?」
一方通行「困ってる人がいたら助けなさいって、クソガキがほざいてやがった」
上条「しかも諭したの打ち止めかよ!」
上条「うん、まあ……同情する……」
一方通行「つうか他に返しよォがねェだろ。とっておきのストライクをホームランで打ち返されたときのさァ、ピッチャーの絶望が俺にはよォくわかった」
上条「うん、まあ……共感しちまうな……」
一方通行「そこでバースデーパーリィですよォ」
上条「そこがわかんねえ!」
一方通行「見返してやりてェンだよ。あのクソガキ、最近調子付きやがって……
俺が反応しねェだけで接続切るンだよなァ、反応しねェだけで一気に廃人コースまっしぐらなンだぜェ」
上条「廃人って具体的にどんなレベルなわけ?」
一方通行「あー、言葉わかンねェし自力で立てねェし生まれたての一方通行になる」
上条「子馬か小鹿にしてくれ。一瞬想像してどうリアクション取ればいいかわかんなくなったじゃねーか」
一方通行「基本的にはすっぽンぽン」
上条「なんでそこで想像の補助にまわるのお前!?」
一方通行「困ってる人がいたら助けなさいって、クソガキがほざいてやがった」
上条「しかも諭したの打ち止めかよ!」
一方通行「でェ。三下、いや、ヒーロー。オマエのフラグメイカー的才能を見込んで頼みがある」
上条「そこ見込まれても嫌味としか思えねえよ……」
一方通行「妹達とオリジナル、あと適当にメンバー集めてくンねェか」
上条「何の?」
一方通行「バースデーパーリィ」
上条「本気? ほんとのほんとに本気なんだな?」
一方通行「あァ? 俺が嘘でオマエに頼みごとなンかすっかよォ。ほら、頭下げてるだろォが」ペコー
上条(なんだろう頭下げてるっていうかつむじ見せられてる気しかしねえ)
一方通行「なンならここのファミレス代は俺が奢ってもイイけど」
上条「あ、もしもし御坂? 俺、上条だけど」
一方通行(ちょろい……!)
上条「そこ見込まれても嫌味としか思えねえよ……」
一方通行「妹達とオリジナル、あと適当にメンバー集めてくンねェか」
上条「何の?」
一方通行「バースデーパーリィ」
上条「本気? ほんとのほんとに本気なんだな?」
一方通行「あァ? 俺が嘘でオマエに頼みごとなンかすっかよォ。ほら、頭下げてるだろォが」ペコー
上条(なんだろう頭下げてるっていうかつむじ見せられてる気しかしねえ)
一方通行「なンならここのファミレス代は俺が奢ってもイイけど」
上条「あ、もしもし御坂? 俺、上条だけど」
一方通行(ちょろい……!)
>生まれたての一方通行になる
ねーよwwwwwすっぽんぽんってなんだよwwww
ねーよwwwwwすっぽんぽんってなんだよwwww
一方通行(誕生日会なンざ経験したことねェけど、まァ多分椅子取りゲームとかやっときゃイイだろ)
一方通行(で、まァよくわかンねェけどプレゼントも渡せばオーケェ!)
一方通行(あとあれだよなァ、折り紙で作るわっかとか……アレどォやって作るンだか知らねェけど)
一方通行(他に必要なもンってなンだ……? あ、ケーキ)
一方通行(ケーキかァ……クソガキ的に考えてホールケーキかなァやっぱ)
上条「うん、そう誕生日会。いや打ち止めには内緒っぽいんだけど、……お、来る? 助かるぜ。……妹達もつれてく? うわ、サンキュな! うん、それじゃ」
一方通行(……ケーキ屋……前にガキと行って店員に怯えられたっけなァ)
上条「おーい」
一方通行(もういっそ俺が作るって手もあンな……)
上条「おーい」
一方通行(で、まァよくわかンねェけどプレゼントも渡せばオーケェ!)
一方通行(あとあれだよなァ、折り紙で作るわっかとか……アレどォやって作るンだか知らねェけど)
一方通行(他に必要なもンってなンだ……? あ、ケーキ)
一方通行(ケーキかァ……クソガキ的に考えてホールケーキかなァやっぱ)
上条「うん、そう誕生日会。いや打ち止めには内緒っぽいんだけど、……お、来る? 助かるぜ。……妹達もつれてく? うわ、サンキュな! うん、それじゃ」
一方通行(……ケーキ屋……前にガキと行って店員に怯えられたっけなァ)
上条「おーい」
一方通行(もういっそ俺が作るって手もあンな……)
上条「おーい」
一方通行「ホールケーキ……材料なンだろォなァ……」
上条「え、お前作るの?」
一方通行「あン? 作っちゃ悪ィのかよ」
上条「いやー、そうじゃねえけど。作ったことないだろ?」
一方通行「まァねェけど、その気になりゃ出来ンだろ。俺人間捌けるし羊もイケるしィ」
上条「さらっとブラックジョーク織り交ぜないでください。洒落になんねえよ!」
一方通行「そォと決まればケーキ作りの練習でもすっかァ。ンじゃな、三下」
スタス、ピタ
一方通行「とりあえず、俺が支払っといてやンよ」
上条「え、おい、ちょっ……」
スタスタスタ
カードデ
アリアトーシター
上条「……さりげねえ……俺が女なら惚れかかってるぞ一方通行……」
上条「え、お前作るの?」
一方通行「あン? 作っちゃ悪ィのかよ」
上条「いやー、そうじゃねえけど。作ったことないだろ?」
一方通行「まァねェけど、その気になりゃ出来ンだろ。俺人間捌けるし羊もイケるしィ」
上条「さらっとブラックジョーク織り交ぜないでください。洒落になんねえよ!」
一方通行「そォと決まればケーキ作りの練習でもすっかァ。ンじゃな、三下」
スタス、ピタ
一方通行「とりあえず、俺が支払っといてやンよ」
上条「え、おい、ちょっ……」
スタスタスタ
カードデ
アリアトーシター
上条「……さりげねえ……俺が女なら惚れかかってるぞ一方通行……」
とあるホテルの一室
一方通行「しまったァ……意気揚々と戻ってきたものの、ホテルに台所はねェ」
一方通行「たしか下にレストラン入ってたなァ……厨房借りるとしてェ」
一方通行『おらおらおらァ! イイから厨房明け渡しなァ!』
従業員『ひええええええええ』
一方通行『オイコラ誰かケーキの作り方詳しく』
従業員『ひええええええええ』
一方通行「……、駄目だ。うまくいく気がまったくしねェ」
一方通行「グループ……の連中は」
結標『あら、一方通行がケーキ作り? 似合わないわね』
土御門『天変地異の前触れだな』
海原『家庭的な一方通行(笑)』
一方通行「……、俺マジで知り合い少なくねェ……?」
一方通行「しまったァ……意気揚々と戻ってきたものの、ホテルに台所はねェ」
一方通行「たしか下にレストラン入ってたなァ……厨房借りるとしてェ」
一方通行『おらおらおらァ! イイから厨房明け渡しなァ!』
従業員『ひええええええええ』
一方通行『オイコラ誰かケーキの作り方詳しく』
従業員『ひええええええええ』
一方通行「……、駄目だ。うまくいく気がまったくしねェ」
一方通行「グループ……の連中は」
結標『あら、一方通行がケーキ作り? 似合わないわね』
土御門『天変地異の前触れだな』
海原『家庭的な一方通行(笑)』
一方通行「……、俺マジで知り合い少なくねェ……?」
一方通行「あーどォしよ畜生恋もしてェのにケーキ作りで悩みたくねェ」
一方通行「いや、まァ恋は置いとく。そのうち空から降ってくる」
一方通行「問題はケーキ、cakeだァ。心を込めても不味いもンはどォしよォもねェし……三下も頼りにできねェし」
ピンポーン
一方通行「? あァ、誰だ」
?「宅配便でーす、と……」
一方通行「(頼んでねェぞ、刺客かァ?)
あーはい、どォぞォ」
?「失礼しまーす、と……」
ガチャ
一方通行「……、……」
御坂妹「どうもこんにちはご機嫌いかがですか、とミサカは呆然と立ち尽くす一方通行に不敵な笑みで答えます」
一方通行「オマ、ちょ、は? え? なンでここがわかったァァアア!!!」
一方通行「いや、まァ恋は置いとく。そのうち空から降ってくる」
一方通行「問題はケーキ、cakeだァ。心を込めても不味いもンはどォしよォもねェし……三下も頼りにできねェし」
ピンポーン
一方通行「? あァ、誰だ」
?「宅配便でーす、と……」
一方通行「(頼んでねェぞ、刺客かァ?)
あーはい、どォぞォ」
?「失礼しまーす、と……」
ガチャ
一方通行「……、……」
御坂妹「どうもこんにちはご機嫌いかがですか、とミサカは呆然と立ち尽くす一方通行に不敵な笑みで答えます」
一方通行「オマ、ちょ、は? え? なンでここがわかったァァアア!!!」
御坂妹「うちにはひとり、優秀なものがいまして、とミサカは告げます」
一方通行「いやいやいやおかしい、おかしいだろどォ考えても。俺ここ秘密基地、じゃなかった隠れ家なンですけどォ」
御坂妹「隠れ家のうち五箇所はすでにおさえていますがとミサカは案外ガードがゆるい一方通行を批判します」
一方通行「怖ェ……妹達怖ェよ……」
御坂妹「誕生日会をやるそうで、とミサカは意外な提案に驚きつつ参上したことを伝えます。キルストーカー(笑)」
一方通行「オマエ怖い! どっから見てたンだよ!」
御坂妹「失礼な、ミサカはお前なんて興味ねーし見てねーぞ自意識過剰じゃねえの、とミサカは呟きます。見ていたのは他のミサカです」
一方通行(プライバシーねェのか、俺)
御坂妹「上位個体が喜びそうなものリストを作成してみましたが、どうです、欲しくありませんかとミサカはホレホレと用紙をこれ見よがしにひらめかせます」
一方通行「あ? いらねェよンなもン」
御坂妹「!?」
一方通行「いやいやいやおかしい、おかしいだろどォ考えても。俺ここ秘密基地、じゃなかった隠れ家なンですけどォ」
御坂妹「隠れ家のうち五箇所はすでにおさえていますがとミサカは案外ガードがゆるい一方通行を批判します」
一方通行「怖ェ……妹達怖ェよ……」
御坂妹「誕生日会をやるそうで、とミサカは意外な提案に驚きつつ参上したことを伝えます。キルストーカー(笑)」
一方通行「オマエ怖い! どっから見てたンだよ!」
御坂妹「失礼な、ミサカはお前なんて興味ねーし見てねーぞ自意識過剰じゃねえの、とミサカは呟きます。見ていたのは他のミサカです」
一方通行(プライバシーねェのか、俺)
御坂妹「上位個体が喜びそうなものリストを作成してみましたが、どうです、欲しくありませんかとミサカはホレホレと用紙をこれ見よがしにひらめかせます」
一方通行「あ? いらねェよンなもン」
御坂妹「!?」
一方通行「ガキが欲しいもンは自分で考える。オマエらの手助けはいらねェ」
御坂妹「……うわ、こいつむかつく、とミサカは露骨に金をせびれなくなって舌打ちをします」
一方通行「人を財布代わりにすンじゃねェ! 欲しいもンがあンならちゃンと言いやがれ!」
御坂妹「え、なにそれ奢ってくれんの? とミサカは新たなる可能性に目を輝かせつつ、身を乗り出します」
一方通行「今じゃねェぞ、今度だ今度。オマエは何号だよォ」
御坂妹「何度もお会いしていますが、ミサカは10032号ですと簡潔に答えます。じゃあもうこの部屋にいる必要ねーや、あばよ、とミサカは片手をあげ」
一方通行「おォ、帰……あ!」
ガシッ
御坂妹「ふぎゃ!」
一方通行「10032号、オマエ料理できっかァ? できねェとは言わせねェぞ」
御坂妹「それ答えイエスしかねーだろとミサカはこっそり反抗します」
御坂妹「……うわ、こいつむかつく、とミサカは露骨に金をせびれなくなって舌打ちをします」
一方通行「人を財布代わりにすンじゃねェ! 欲しいもンがあンならちゃンと言いやがれ!」
御坂妹「え、なにそれ奢ってくれんの? とミサカは新たなる可能性に目を輝かせつつ、身を乗り出します」
一方通行「今じゃねェぞ、今度だ今度。オマエは何号だよォ」
御坂妹「何度もお会いしていますが、ミサカは10032号ですと簡潔に答えます。じゃあもうこの部屋にいる必要ねーや、あばよ、とミサカは片手をあげ」
一方通行「おォ、帰……あ!」
ガシッ
御坂妹「ふぎゃ!」
一方通行「10032号、オマエ料理できっかァ? できねェとは言わせねェぞ」
御坂妹「それ答えイエスしかねーだろとミサカはこっそり反抗します」
御坂妹「ところでなぜ誕生日会なのですか、とミサカは病院に向かいながら訊ねます」テクテク
一方通行「そりゃオマエ、クソガキが俺と出会った日が誕生日ってェのをつまンねェって切り捨てたからですよォ」カツカツ
御坂妹「なんでそうなるんだろうまったくわからないさすがセロリ、とミサカは結論をまとめます」テクテク
一方通行「そォいやオマエらも誕生日ねェよなァ。どォすンだ」
御坂妹「いや、べつにいらないんで、とミサカは遠慮して片手を振ります。ぱたぱた」
一方通行「ま、オリジナルあたりに言やァ適当に考えンじゃねェの? 祝ってもらったほうが楽しいかもしれねェぞ」
御坂妹「……誕生日、ですか……上位個体は否定していたはずでは、とミサカは確認します」
一方通行「あァ、ひねりがねェとか言ってやがったなァ。めンどくせェことに」
御坂妹「一方通行、あなたに誕生日はありますか、とミサカは訊いてみます」
一方通行「そォいやねェかもなァ。ま、俺の誕生日なンざ誰も祝わねェし問題もねェ」
御坂妹「いっそのこと、上位個体と同じ日に誕生日会で祝ってしまえばいいんじゃないか、とミサカは提案します」
一方通行「そりゃオマエ、クソガキが俺と出会った日が誕生日ってェのをつまンねェって切り捨てたからですよォ」カツカツ
御坂妹「なんでそうなるんだろうまったくわからないさすがセロリ、とミサカは結論をまとめます」テクテク
一方通行「そォいやオマエらも誕生日ねェよなァ。どォすンだ」
御坂妹「いや、べつにいらないんで、とミサカは遠慮して片手を振ります。ぱたぱた」
一方通行「ま、オリジナルあたりに言やァ適当に考えンじゃねェの? 祝ってもらったほうが楽しいかもしれねェぞ」
御坂妹「……誕生日、ですか……上位個体は否定していたはずでは、とミサカは確認します」
一方通行「あァ、ひねりがねェとか言ってやがったなァ。めンどくせェことに」
御坂妹「一方通行、あなたに誕生日はありますか、とミサカは訊いてみます」
一方通行「そォいやねェかもなァ。ま、俺の誕生日なンざ誰も祝わねェし問題もねェ」
御坂妹「いっそのこと、上位個体と同じ日に誕生日会で祝ってしまえばいいんじゃないか、とミサカは提案します」
一方通行「はァア? ンなかったりィこと」
御坂妹「あなたが彼女の誕生日を(勝手に決めて)祝いたいと思っているように、彼女も祝いたいと思っているかもしれませんよ、とミサカは指摘します」
一方通行「……くっだらねェ。甘ェこと言うなよォ、俺ァただあのクソガキに一泡吹かせたいだけだぜェ」
御坂妹「そのわりに熱心にプランを組んでいるようですが、とミサカは足取りが少し軽やかな一方通行を笑います」
一方通行「アーうっせェうっせェ、足取りが軽やかなのは杖ついてっから音がコツコツいってて軽ゥく聞こえンだよ」
御坂妹「そうですね、上位個体の気持ちも考えられないなんて頭の中も空っぽでいい音出るんでしょうね、とミサカは呟きます」
一方通行「オイコラ」
御坂妹「うれしかったみたいですよ、とミサカは教えます」
一方通行「あ?」
御坂妹「あなたが、自分と出会った日を誕生日にすればいいと言ったことです。ひねりはないけれど、とてもうれしいと。
その日のMNWはBGMが結婚行進曲でしたし、その日のミサミサ動画はエコノミーになりませんでした、とミサカは感謝します」
一方通行(意味がわかンねェ)
御坂妹「あなたが彼女の誕生日を(勝手に決めて)祝いたいと思っているように、彼女も祝いたいと思っているかもしれませんよ、とミサカは指摘します」
一方通行「……くっだらねェ。甘ェこと言うなよォ、俺ァただあのクソガキに一泡吹かせたいだけだぜェ」
御坂妹「そのわりに熱心にプランを組んでいるようですが、とミサカは足取りが少し軽やかな一方通行を笑います」
一方通行「アーうっせェうっせェ、足取りが軽やかなのは杖ついてっから音がコツコツいってて軽ゥく聞こえンだよ」
御坂妹「そうですね、上位個体の気持ちも考えられないなんて頭の中も空っぽでいい音出るんでしょうね、とミサカは呟きます」
一方通行「オイコラ」
御坂妹「うれしかったみたいですよ、とミサカは教えます」
一方通行「あ?」
御坂妹「あなたが、自分と出会った日を誕生日にすればいいと言ったことです。ひねりはないけれど、とてもうれしいと。
その日のMNWはBGMが結婚行進曲でしたし、その日のミサミサ動画はエコノミーになりませんでした、とミサカは感謝します」
一方通行(意味がわかンねェ)
ミサミサ動画…
三重旅行ネタがふんだんに…
奴か、それとも同士か…
三重旅行ネタがふんだんに…
奴か、それとも同士か…
御坂妹「祝ってあげたいけど、訊くに訊けないとも言っていました、とミサカは彼女の胸のうちを明かします」
一方通行「オイあっさり明かしてンなよ」
御坂妹「あの人はミサカに闇をみせてくれないから、迂闊に変なことは訊けないの、だそうです。幼女に気を回させるなんて最悪ですね、とミサカは見下します」
一方通行「あンのクッソガキ……」
御坂妹「ですから、ここはミサカが企画したってことにしといてやるからおとなしく祝われろ、とミサカは命令します」
一方通行(なンでこいつこンなに押し強いンですかァ?)
御坂妹「一方通行と打ち止めのバースデーパーリィです。とミサカは告げ、そろそろ病院が近いことをアピールします」
一方通行「俺と、ガキの誕生日会……アクセラレータ、ラストオーダー、バースデーパーリィ……」
御坂妹「あ、ちょっと離れて歩いてください、勘違いされたくないし、とミサカは先に歩きます」
一方通行「……アクセラオーダーバースデーパーリィ……?」
御坂妹「信号青だぞ、とミサカは自分の世界に入り込んだ一方通行を仕方なく引っ張ります」
一方通行「オイあっさり明かしてンなよ」
御坂妹「あの人はミサカに闇をみせてくれないから、迂闊に変なことは訊けないの、だそうです。幼女に気を回させるなんて最悪ですね、とミサカは見下します」
一方通行「あンのクッソガキ……」
御坂妹「ですから、ここはミサカが企画したってことにしといてやるからおとなしく祝われろ、とミサカは命令します」
一方通行(なンでこいつこンなに押し強いンですかァ?)
御坂妹「一方通行と打ち止めのバースデーパーリィです。とミサカは告げ、そろそろ病院が近いことをアピールします」
一方通行「俺と、ガキの誕生日会……アクセラレータ、ラストオーダー、バースデーパーリィ……」
御坂妹「あ、ちょっと離れて歩いてください、勘違いされたくないし、とミサカは先に歩きます」
一方通行「……アクセラオーダーバースデーパーリィ……?」
御坂妹「信号青だぞ、とミサカは自分の世界に入り込んだ一方通行を仕方なく引っ張ります」
すまない眠いからビール飲んで寝る
落としてくれてもかまわない
おやすみ!
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おやすみ!
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