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    元スレキョン「涼宮ハルヒのちょっぴり怖い怪談」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - ハルヒ + - 怪談 + - 未完 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 長門 + - 霊体化 + - 魔王 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 :

    歪ミデレラ

    (With what?…My happiness  please do not deprive.)


    何もかもが 変わってしまった
    強く想いすぎた結果がコレ。
    「歪ミノ世界」にWelcome to

    貴方が好きなだけなのに 愛してるだけなのに
    何故報われない? 何故叶えられない?
    嗚呼このままじゃ完全に…(No!No!!)

    「この愛は永遠よ 誰にも邪魔なんてさせないわ」

    歪ミデレラ
    もっともっとはまってしまいそうで
    歪デレラ
    言うこと聞かないBaby ならいらない
    歪デレラ
    You are bad.  Is this a fate?
    歪デレラ

    歪ミデレラ!!

    302 = 268 :

    一応

    303 = 294 :

    打ち止め、かな?

    304 = 267 :

    まだだ、まだ終わらせはせんぞ

    305 :

    ゴジラVSビヲランテ

    306 :

    余裕のほっ

    307 :

    やあ

    308 :

    「精霊」











    帰宅途中の出来事であった。
    すべてはここから始まる。

    キョン「お、一万円……」

    キョン「……」

    一瞬だけ迷ったが、今時警察に届け出る若者はいないだろう。

    キョン(ありがたくいただきます)

    キョン「……」

    キョン「……」

    もらっていいものなのだろうか。
    俺の良心があともうちょいというところで後ろ髪をひく。

    310 = 308 :



    ――――――――
    キョン(結局頂いてしまった……)

    キョン「ただいま~」

    「おっかえり~」

    「今日はパーティだよぉ」

    キョン「は?」

    「いいからはやく~」グイグイ

    キョン「あ、ああ」




    親父が部長に昇進したそうだ。
    それではやく帰ってきてパーティーと……

    運勢のイタズラ? ま、こんな日もあるさ。

    312 = 308 :



    ――――――――
    キョン「……」ムクッ


    トイレトイレ……
    時計はちょうど二時を指していた。



    キョン「ふわ~っ……」

    階段の電気をつけようと手をのばしたその時。
    かすかではあるが下の方に人影を見つけた。

    キョン「あ?」

    こちらに背を向け、座り込んでいる。
    この時俺は、”霊”を感じた。


    キョン「……」


    不思議だ…… 怖くない……。
    むしろなにか落ち着く。


    キョン「……」

    314 = 308 :


    キョン「……」


    妙な安心感を掴んだ俺は電気をつけた。

    パチッ

    キョン「あれ……」

    消えた。
    俺の目の錯覚か?

    キョン「疲れてんのかな……」トットッ






    315 :

    待ってた

    316 = 308 :



    ――――――――
    ハルヒ「キョ~ン、ちょっと~」

    キョン「はいはい」

    ハルヒ「文化祭の話なんだけど」

    キョン「……」

    キョン(イヤな予感しかしない)

    ハルヒ「あたし達はお休みね」

    キョン「え? 休み?」

    ハルヒ「疲れてるでしょ、あんた見ててもわかるのよ」

    ハルヒ「あたしもなんか疲れたし」

    キョン「……」


    これはラッキーだ。
    ラッキーと言わざるを得ない。

    ハルヒ「でもSOS団は活動するからね」

    キョン「ああ、わかった」

    317 = 306 :

    よっしゃ、支援

    318 :

    まさか再開するとは

    支援

    319 = 308 :



    ハルヒからこんな言葉を聞けるなんて。
    明日は隕石が降ってくるな、こりゃ。



    キョン「え? なんだって?」

    古泉「閉鎖空間の危険性がなくなりました」

    キョン「というと? 永久にか?」

    古泉「残念ながらそういうわけではありません」

    古泉「これまでにない程にとても安定してます」

    キョン「へ~」

    古泉「とりあえず一息つけますね」

    キョン「そうだな」

    キョン「……」



    なにか府におちん……。

    320 :

    やっとか…長かった…支援

    321 = 308 :



    ――――――――

    キョン「ただいま」

    「おかえり~」

    「お母さんね、宝くじ当たったって」

    キョン「は……?」

    「一等じゃないよ」

    キョン「あ… そうだよな…」

    「今日、奮発してるって。 奮発ってなに?」

    キョン「……」



    なんか気味悪いな……。

    322 :

    待ってた甲斐あった!
    >>1ありがとう

    323 = 308 :

    ――――――――
    キョン「ふーっ」チャポン

    「はい、バブ」ガチャ

    キョン「うお! ば、バカっ! 閉めろ!」バチャ

    「それっ」

    チャポン

    シュワー

    キョン「……」

    キョン「……」



    花王の抽選で炭酸ガスのバブをそうとう頂いたそうだ。

    キョン「……」

    キョン「なにか違和感が…… こんなの日常じゃない……」

    ドタドタ

    キョン「……ん」

    あいつまだ脱衣所にいるのか?

    324 = 308 :



    ドタドタ…


    キョン(ったく……)

    キョン「お前なぁ」

    ジャーー

    「くすっ」

    バタン

    キョン「お、おい! 水流しっぱなしにするなっ」

    キョン「……」






    あんのクソガキぁ……

    325 = 308 :

    ――――――――
    キョン「おい」

    「なあに?」

    キョン「なあにじゃない、水! 水を流しっぱなしにするな」

    「え? 水?」

    キョン「ぱなしはなしって話だろ?」

    「知らないよ?」

    キョン「知らないって……」

    「あたしずーっとここにいたもん」

    キョン「は、はぁ?」

    「キョン君こそあたしに謝らなくちゃいけないよ」

    キョン「俺、なんかしたっけ……」

    「あたしのプリン食べたくせにっ」

    キョン「俺じゃない」

    「キョン君しかいないもん!」

    キョン「誓って言う、食べてない」

    326 = 288 :

    内容無さすぎつまんね

    327 = 322 :

    >>326
    じゃあ見なければ?

    328 :

    おいお前、そう怒り狂ってるお前
    お前が怒っているそのレスだけど、確かに文面を読めば不愉快極まりないものだろう
    まっすぐなお前のことだ、スルー出来ないのも無理はない
    だがお前が怒っているそのレス、信じられないかもしれないが 猫 が 書 い て い る ん だ
    わかるか?耳をうにうに動かしながらぷにぷにの肉球でキーを叩いている
    「Eはどこかな?」なんて時々キーボードの隅々を見回している
    そしてようやく書き上げたレスを尻尾をピンと立てながら「書き込み」ボタンを押しているんだ
    後は自分にどんなレスがつくのか画面をじっと見ている
    そう思えばお前もそんなに厳しいレスは返せないんじゃあないか?

    331 = 308 :

    ――――――――

    おかしいな……
    あいつは本気で泣き出すし……


    演技には見えなかった……




    キョン「どうなってんだよ……」ゴロン

    キョン「……」



    じゃああれも霊の仕業か?
    どうせ霊だろ、ろくな奴いないな。
    なんでもかんでも行き詰まったら霊のせいにするか。


    キョン(今日はもう寝よう……)





    332 = 308 :












    ドスン


    キョン「……」



    物音で目が覚めた。


    ドタドタ…


    キョン「なんだ……?」

    333 = 308 :


    ドッドッ……






    バタン




    キョン「……」



    こうも運勢が良いとあの存在を意識しはじめる。



    キョン「……」スタスタ



    俺は部屋のドアをあけ、物音の正体を暴いた。

    334 = 308 :




    キョン「……」ビクッ


    キョン「はは…… やっぱりな……」


    扉をあけてすぐの所にその子が立っていた。


    ”座敷童子”



    俺のイメージとはほど遠く、バランスがおかしい。
    頭が大きくて体が小さい。



    キョン「……」


    キョン(話かけてみるか?)


    キョン「……」

    キョン「こんばんは」

    336 :

    いいね
    俺も優しい奴なら妖怪と会いたいよ
    怖くないのならね

    337 = 308 :

    座敷童子を見ると幸せになる、その一家に幸福が訪れるとか。
    イタズラをして回るらしい。

    プリンの件も水道の件もお前だったのか。




    キョン「……」


    こういう時ってどんな顔すりゃいいんだ? 




    ふうせん…… あか…  きな……



    キョン「えっ……?」



    気がつけば座敷童子はそこにいなかった。



    キョン「……」

    338 = 308 :







    ここはどこだ……?
    人が沢山いてよくわからん……。

    ん?

    すぐ目の前に……なんだこいつ……黒い人影……?

    ドンッ

    うおっ……

    誰かが俺を押した。

    なんだっ… 誰だ……。

    周りの大衆は見渡す限り黒い人影。
    もう強いていえばモノクロの世界。

    ん?

    そんなモノクロの世界に二色だけ、色彩が存在していた。

    俺を見上げる黒い影…… その子の手には赤と黄色の風船……。
    風船はゆらゆらと揺れている。

    339 = 328 :

    黒い人影ってまさかコナンに出てくるあれか?

    340 = 308 :

    そして突如、その世界は固まった。
    固まったとはそのままの意味である。

    時間が固まった……。
    もちろん俺も体を動かせない。

    パアン


    音?

    赤い風船が割れ、その中から赤いインクが……。



    俺を見上げる黒い影を赤く染めた。


    やめろよ気持ち悪い……。

    なんだこれは…… 妙にリアルな夢だな……。

    ん……?

    ちょっと待て――――――――

    341 = 308 :







    キョン「いってくる」

    「今日は早いね~、いってらっしゃ~い」

    キョン「……」





    深く考えない事にした。


    ――――――――
    キョン「……」

    谷口「おお、キョン」

    キョン「あ、ああ……」

    谷口「元気ないな、どうした朝っぱらから」

    キョン「そんなことない」

    342 = 268 :

    再開してるとは…
    支援

    343 = 308 :

    キョン「おはよう」

    ハルヒ「……」

    キョン「……」

    キョン「お は よ う」

    ハルヒ「えっ…… あ、キョン」

    キョン「元気ないな、朝っぱらから」

    ハルヒ「そんなことないわよ……」

    ハルヒ「ちょっと眠いだけ……」

    キョン「ちゃんと寝たのか?」

    ハルヒ「寝たはずなんだけど…… 寝た気がしない……」

    キョン「俺もだよ、リアルな夢をみてな」

    ハルヒ「奇遇ね……」

    キョン「はは、お前もか」

    345 = 308 :

    ――――――――
    朝比奈「ふわ~あ……」

    ハルヒ「……」zzz

    古泉「みなさんお疲れのようで……」

    キョン「お前もな……」

    長門「……」

    朝比奈「お茶…… いれますね……」スタスタ

    キョン「いいですよ、朝比奈さん。 相当疲れてるみたいだし」

    キョン「長門、おまえはだいじy」

    長門「問題ない」

    キョン「そうか……」

    古泉「団長はアレですし…… どうしちゃったんですかね……」

    キョン「さあな…… ふわ~っ」

    346 = 328 :

    長門こそ最強の座敷童子

    347 = 308 :

    キョン「お前も寝不足か?」

    古泉「ええ」

    古泉「ちゃんと寝たんですけど……」

    キョン「……」

    キョン「俺… 夢みたんだ」

    古泉「ほう… どんな夢を?」




    夢の内容を事細かに説明した。
    ハルヒはあの様。 原動力のない部活は活動できない。
    暇つぶしと思って隅から隅まで説明してやった。  


    キョン「黒い人影の中に、赤と黄色の風船があって…… あ~もう意味わかんね」

    349 :

    落ちる前に戻ってきてたとは
    支援

    350 = 308 :

    古泉「続けてください……」

    キョン「そんなに気になるか」

    キョン「結論から言うとその子が赤いインクに染まった、っていう話だよ」

    バリン!

    キョン「え? 朝比奈さんっ、大丈夫ですか」
    朝比奈「あ… わわ…」ブルブル

    キョン「すみません、変な話しちゃって…… 怪我は…」

    古泉「偶然か……」

    キョン「え? なんだって?」

    古泉「僕はあなたが、言った夢の話とまったく同じ内容の夢を見たんですが」

    キョン「――――――――」

    朝比奈「わ… 私もみました……」

    キョン「なに……」

    長門「私もみた」

    キョン「……」

    キョン「……は?」


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