私的良スレ書庫
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元スレキョン「涼宮ハルヒのちょっぴり怖い怪談」
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>>156
自重しろ
自重しろ
ハルヒ「さ、キョンの番よ!ま、私は全然恐くなかったわ!恐くなさすぎでつまらないくらいよ!
もうちょっと良い場所に決めればよかったかしら!うかつだったわ!」
キョン「行くよ、わかったから俺の腕にしがみつくのはよせ」
もうちょっと良い場所に決めればよかったかしら!うかつだったわ!」
キョン「行くよ、わかったから俺の腕にしがみつくのはよせ」
古泉「ふっ・・・その割には怯えていたような気がしますが・・・」
ハルヒ「あぁっ!古泉くん、それは勘違いというやつよ!
そうね、変なやつが出てきたらとっちめてやろうと思って
武者震いしてたの。ほんとよ!」
キョン「わかったから早く離れろ、腕が痛い。身の危険を―」
ハルヒ「何?アンタ信じてないわけ?わ、わかったわ、もう一回行くわよ
キョン、ついてきなさい!」
キョン「いや、俺最初にいったろ」
ハルヒ「そ、そうだったかしら?まあいいじゃない!減るもんじゃないし!」
キョン「わかったよ、行くよ、わかったから」
ハルヒ「いくわよー!なんか出てきてもぶっとばしてやるわ!」
キョン「歩きづらい」
ハルヒ「あぁっ!古泉くん、それは勘違いというやつよ!
そうね、変なやつが出てきたらとっちめてやろうと思って
武者震いしてたの。ほんとよ!」
キョン「わかったから早く離れろ、腕が痛い。身の危険を―」
ハルヒ「何?アンタ信じてないわけ?わ、わかったわ、もう一回行くわよ
キョン、ついてきなさい!」
キョン「いや、俺最初にいったろ」
ハルヒ「そ、そうだったかしら?まあいいじゃない!減るもんじゃないし!」
キョン「わかったよ、行くよ、わかったから」
ハルヒ「いくわよー!なんか出てきてもぶっとばしてやるわ!」
キョン「歩きづらい」
女子に腕をつかまれて肝試し――なんてのは実に学生青春ドラマ的で、俺だって
そんな生活を夢に見なかったかと言うと嘘になる。いや、実際そう思っていた。
俺は今しがたその夢をまさに実現させている最中なわけなのだが・・・・
ちぃーっとも楽しくない。どーしたことだろう。
ハルヒ「・・・ね、ねぇ、キ、キョン」
キョン「お前寒いのか?」
ハルヒ「え、ええ、ちょっとね・・・・幽霊の存在、信じる?」
キョン「さあな、居るかも知れないな(何しろ宇宙人や未来人が居るんだからな)」
ハルヒ「よ、妖怪は?」
キョン「似たようなもんじゃないか、居てもおかしくは・・・ない」
――――――――――――――――――――――――――――――――
朝比奈「二人とも大丈夫かな・・・」
古泉「彼、余計なこと言ってなければいいのですが」
長門「前科がある」
古泉「確かに」
朝比奈「もげー」
そんな生活を夢に見なかったかと言うと嘘になる。いや、実際そう思っていた。
俺は今しがたその夢をまさに実現させている最中なわけなのだが・・・・
ちぃーっとも楽しくない。どーしたことだろう。
ハルヒ「・・・ね、ねぇ、キ、キョン」
キョン「お前寒いのか?」
ハルヒ「え、ええ、ちょっとね・・・・幽霊の存在、信じる?」
キョン「さあな、居るかも知れないな(何しろ宇宙人や未来人が居るんだからな)」
ハルヒ「よ、妖怪は?」
キョン「似たようなもんじゃないか、居てもおかしくは・・・ない」
――――――――――――――――――――――――――――――――
朝比奈「二人とも大丈夫かな・・・」
古泉「彼、余計なこと言ってなければいいのですが」
長門「前科がある」
古泉「確かに」
朝比奈「もげー」
「ま~・ま~」
夏休みが終わり新学期に突入。
あっとゆーまに明日はシルバーウィークか。
親からじいちゃんのいえに顔だしにいけといわれノコノコと向かってる最中だ。
もちろん妹と一緒にな、別にイヤではないから構わない。
キョン「あ、久しぶり」
じい「おっ、来たか。」
じい「上がってていいぞ」
キョン「え? じいちゃん家そっちだろ?」
じい「借りたんだよ、うちは白アリで壊滅状態だからな」
夏休みが終わり新学期に突入。
あっとゆーまに明日はシルバーウィークか。
親からじいちゃんのいえに顔だしにいけといわれノコノコと向かってる最中だ。
もちろん妹と一緒にな、別にイヤではないから構わない。
キョン「あ、久しぶり」
じい「おっ、来たか。」
じい「上がってていいぞ」
キョン「え? じいちゃん家そっちだろ?」
じい「借りたんだよ、うちは白アリで壊滅状態だからな」
妹「へ~、新しい家~?」
ばあ「あら、いらっしゃい」
キョン「家、借りたんだ」
ばあ「こっちもボロいけどねぇ、崩れて生き埋めになるよかましだよ」
キョン「はは」
白アリってそんなに強いのか?
家を崩すほど強ええのかよ。
ま~ ま~
キョン「ん?」
妹「あ~! 猫だ~!」
後ろについた片手に猫がじゃれてきた。
キョン「え? 猫?」
ばあ「あ、その子はもらいものでね、まーっていうんだよ」
ばあ「名前は鳴き声に由来したんだけどね」
キョン「へ~」
ばあ「あら、いらっしゃい」
キョン「家、借りたんだ」
ばあ「こっちもボロいけどねぇ、崩れて生き埋めになるよかましだよ」
キョン「はは」
白アリってそんなに強いのか?
家を崩すほど強ええのかよ。
ま~ ま~
キョン「ん?」
妹「あ~! 猫だ~!」
後ろについた片手に猫がじゃれてきた。
キョン「え? 猫?」
ばあ「あ、その子はもらいものでね、まーっていうんだよ」
ばあ「名前は鳴き声に由来したんだけどね」
キョン「へ~」
ま~、ねぇ。
キョン「……」
妹「キョン君みて~、かわい~」
猫「ま~、ま~ぁ」ゴロン
キョン「……」
なんだこの嫌悪感は。
ただの猫だろ?
バア「はい、すいか」
キョン「あ、ありがとう」
ばあ「その子はすごい寂しがり屋でね」
ばあ「寝てても布団の中に入ってきて鳴くんだよ」
キョン「なつっこい猫だな」
キョン「……」
妹「キョン君みて~、かわい~」
猫「ま~、ま~ぁ」ゴロン
キョン「……」
なんだこの嫌悪感は。
ただの猫だろ?
バア「はい、すいか」
キョン「あ、ありがとう」
ばあ「その子はすごい寂しがり屋でね」
ばあ「寝てても布団の中に入ってきて鳴くんだよ」
キョン「なつっこい猫だな」
――――――――
あれこれ話すうちにもう暗くなってきた。
キョン「前の家主はどんな人?」
じい「俺もよく知らんのだがお婆さんだったらしい」
キョン「へ~」
じい「心臓麻痺で亡くなられたそうだ」
妹「このさとうきびおいし~!」
キョン「とうもろこしだろ? 牛じゃないんだから」
ま~ ま~
じい「ま~、おいで」
猫「……」ジーッ
猫「……」プイッ
ばあ「あらら」
じい「はは、ま~はじゃれる時とプライベートを区別してるんだよ」
キョン(猫にプライベートもクソもないだろ)
キョン「……」
あれこれ話すうちにもう暗くなってきた。
キョン「前の家主はどんな人?」
じい「俺もよく知らんのだがお婆さんだったらしい」
キョン「へ~」
じい「心臓麻痺で亡くなられたそうだ」
妹「このさとうきびおいし~!」
キョン「とうもろこしだろ? 牛じゃないんだから」
ま~ ま~
じい「ま~、おいで」
猫「……」ジーッ
猫「……」プイッ
ばあ「あらら」
じい「はは、ま~はじゃれる時とプライベートを区別してるんだよ」
キョン(猫にプライベートもクソもないだろ)
キョン「……」
――――――――
ばあ「雨が強くなってきたね」
ザーッ
キョン「俺、風呂入ってきていいかな」
おば「いいよ」
妹「あたしも~」トテトテ
キョン「お前はじいちゃんかばあちゃんかどちらかと入りなさい」
妹「わかった~」
キョン「……」
キョン(こんな事を言ってくるのがあともう少しなんだと思うとなにか惜しい)
キョン「……」ギイ
キョン「お~、思っていたより綺麗だな」
カビだらけなイメージがあったんだが案外綺麗。
うちより綺麗じゃないか?
チャポンッ
キョン「ふ~っ」
まん丸の浴槽なんて初めて浸かった。
田舎独特の雰囲気が味わえるシルバーウィークになりそうだ。
キョン「……」バチャバチャ
ま~ ま~
キョン「……」
キョン(外からま~の鳴き声がするな)
ま~ ま~
キョン(雨降ってんのによく外にいれるな……)
ま~ ま~
キョン「……」
猫の鳴き声と雨音に耳を澄ましてみる。
これもまた価値あるもんだ。
今ままでの人生を振り返るいい機会かもしれん。
……
キョン「……」
キョン(鳴きやんだな……)
キョン(雨降ってんのによく外にいれるな……)
ま~ ま~
キョン「……」
猫の鳴き声と雨音に耳を澄ましてみる。
これもまた価値あるもんだ。
今ままでの人生を振り返るいい機会かもしれん。
……
キョン「……」
キョン(鳴きやんだな……)
――――――――
キョン「お先しました」スタスタ
ばあ「どうでしたか? 湯加減は」
キョン「最高だったよ」
ばあ「それはよかった」
妹「ばあちゃん~ はいろ~」グイグイ
ばあ「じゃあ入ろうかね」
妹「O・F・R~♪ ラヴラヴ~」
キョン(TVなにかやってるかな)ピッ
キョン「……」
キョン「大したのやってね~な……」
ま~ ま~
キョン「ん? ま~……」
キョン(え……?)
キョン「……」
ま~ ま~
キョン「……」
キョン「じいちゃん… ま~ってずっとここいた?」
じい「ああ、ずっと俺の隣にいたよ」
キョン「……」
キョン(じゃあ風呂場で聞いた鳴き声は別の猫……?)
キョン(いや、でもま~って鳴く奴そういないぞ……)
キョン「……」
ま~ ま~ぁ
キョン「……」
キョン(深く考えるのはやめよう……)
ま~ ま~
キョン「……」
キョン「じいちゃん… ま~ってずっとここいた?」
じい「ああ、ずっと俺の隣にいたよ」
キョン「……」
キョン(じゃあ風呂場で聞いた鳴き声は別の猫……?)
キョン(いや、でもま~って鳴く奴そういないぞ……)
キョン「……」
ま~ ま~ぁ
キョン「……」
キョン(深く考えるのはやめよう……)
>>1は俺に恨みでもあるのか? 眠れないじゃないか(;ω;`)
――――――――
キョン「布団、俺が敷いたのに」
ばあ「お客さんに敷かせるわけにはいかないよ」
キョン「ごめん……」
妹「キョン君の隣で寝る~」
キョン「この部屋は俺とこいつだけ?」
ばあ「私らは朝早いからね、多分もの音で目が覚めるよ」
キョン「ああ……」
ばあ「じゃ、おやすみ~」
妹「おやすみ~」
キョン「おやすみ~」
バタン
妹「わくわくするね~、天井が違から」
キョン「お前、天井にこだわるのか……」
キョン(今日は寝よう…… 朝、早く起きて手伝いでもするか)
――――――――
ザーッ
キョン(雨が強いな……)
妹「……すーっ」zzz
キョン(かわいい寝息と雨の音が耳に……)
キョン「うおっ…… なんだ…」
モゾモゾ
キョン「…あ… ま~か?」
キョン(ばあちゃんが言ってたな、寂しがり屋だって)
今時めずらしいよ、こんな猫。
生活が充実しすぎてんだな。
キョン「……」
ま~ ま~
キョン「……」ゾクッ
ザーッ
キョン(雨が強いな……)
妹「……すーっ」zzz
キョン(かわいい寝息と雨の音が耳に……)
キョン「うおっ…… なんだ…」
モゾモゾ
キョン「…あ… ま~か?」
キョン(ばあちゃんが言ってたな、寂しがり屋だって)
今時めずらしいよ、こんな猫。
生活が充実しすぎてんだな。
キョン「……」
ま~ ま~
キョン「……」ゾクッ
キョン(え?)
窓の外からま~の鳴き声……?
ま~ ま~
キョン「……」
キョン(ま~はここにいる…… なんで外から……)
キョン「……」ゾクッ
ま~ ま~
キョン「……」
キョン(野良猫だろ…… 野良猫としか考えられない…)
ま~ ま~
キョン(それにしても珍しい奴が多いな……)
ま~ ま~
キョン「……」
窓の外からま~の鳴き声……?
ま~ ま~
キョン「……」
キョン(ま~はここにいる…… なんで外から……)
キョン「……」ゾクッ
ま~ ま~
キョン「……」
キョン(野良猫だろ…… 野良猫としか考えられない…)
ま~ ま~
キョン(それにしても珍しい奴が多いな……)
ま~ ま~
キョン「……」
キョン「……」
ま~ ま~
キョン「……」
待てよ…… なんか……
ま~ ま~
これ……
赤ん坊…… 赤ん坊……?
ま~ ま~
赤ん坊……に 聞こえなくもない……
キョン「そ… そうだよ…」
キョン「あ、赤ん坊なわけ…… ない……」
ま~ ま~
キョン「……」
待てよ…… なんか……
ま~ ま~
これ……
赤ん坊…… 赤ん坊……?
ま~ ま~
赤ん坊……に 聞こえなくもない……
キョン「そ… そうだよ…」
キョン「あ、赤ん坊なわけ…… ない……」
・
・
・
妹「ばぁ!」ドスッ
キョン「あ゛ぁっ!」
妹「起きて~」
キョン「うう……」
キョン「あ… 朝……?」
もう朝か……
キョン「あれ、ま~は?」
妹「え? ま~?」
妹「ま~はあっちだよ」
キョン「……」
キョン「……」
・
・
妹「ばぁ!」ドスッ
キョン「あ゛ぁっ!」
妹「起きて~」
キョン「うう……」
キョン「あ… 朝……?」
もう朝か……
キョン「あれ、ま~は?」
妹「え? ま~?」
妹「ま~はあっちだよ」
キョン「……」
キョン「……」
――――――――
親戚が集まっていた。
ガキどもが走り回る。
ドタドタ…
ガキ「わ~待て~」
キョン「……」
猫に勝てるわけないだろう。
俺も昔は追いかけたなぁ
ガキ「待て~」
ヒョイ
ガキ「あっ、逃げられたっ!」
ガキ「隙間に逃げられた~!」
キョン(隙間……?)
妹「どこ~?」
ガキ「ここ」
親戚が集まっていた。
ガキどもが走り回る。
ドタドタ…
ガキ「わ~待て~」
キョン「……」
猫に勝てるわけないだろう。
俺も昔は追いかけたなぁ
ガキ「待て~」
ヒョイ
ガキ「あっ、逃げられたっ!」
ガキ「隙間に逃げられた~!」
キョン(隙間……?)
妹「どこ~?」
ガキ「ここ」
――――――――
親戚「ここのお婆さんは惜しかったなぁ」
ばあ「どんな人だったんですか?」
親戚「近所付き合いがよくて、とても優しいお婆さんだったんよ」
ばあ「そうなんですか」
親戚「それが心臓麻痺で亡くなられて……」
ばあ「……まあ」
親戚「そういえば一時期、神隠し事件もあったね」
ばあ「神隠し?」
親戚「お婆さんがいきなり姿を消した、と思いきやひょいと現れた」
ばあ「まあ」
親戚「神のいたずらにあったお婆さんとしても有名なんよ~」
ばあ「そうなんですか~」
キョン「……」
キョン(田舎って疲れるな……)
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